ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:講演会

2025年3月30日、富山にある射水市新湊 (しんみなと) 博物館の「天空展」に行ってきました。これは私が所属するアマチュア天文グループの富山県天文学会(通称「県天」)の写真展で、私も2点ほど展示させて頂いています。

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講演会を聞きに

この日は天空展の企画の一環で、同じ県天メンバーの方の講演があって、「星空に魅せられて」というタイトルでアマチュア天文家の天文愛を一般の方にとてもわかりやすく伝えていました。

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来ていたお客さんは63人だったそうで、決して大きくない部屋に、最初立ち見で人が溢れていて、急きょ椅子を大量に出していて、ぎゅうぎゅう詰めでみんな座れたイメージです。その中で県天メンバーはせいぜい10人くらいだったので、基本的に一般の方が多くて、それに相応しい話の進め方で、とても参考になりました。


2つ目の展示室が面白い!

講演前に時間があったので、展示室を見学しました。

博物館は展示室が3つあって、1つ目がおそらく一般にある博物館のイメージの部屋で、射水市の歴史や文化などが展示されています。2つ目の部屋はテーマが測量で、和算を含めた数学的な展示が中心になっています。3つ目が天文関連です。博物館としては珍しく、何と2/3が理科系の展示になっています。

正直いうと、1つ目の部屋は私的にはあまりインパクトがなく、一番印象に残っているのはジオラマで、田んぼの間を船で移動するというような、日本昔ばなしのおとぎの国への合言葉が相応しいような風景でした。例えば射水市の内川という地区は日本のベニスと謳っているくらい、射水地域は昔から水と共に暮らし、水に悩まされてきた地域だそうです。

普通の見学のように一つ目の部屋を通り過ぎたのですが、2つ目の部屋は最初から興奮気味でした。(今回掲載した写真は、博物館のスタッフの許可をとって撮影し、ブログに載せることを了解していただいています。)

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最初は古地図だったのですが、今の富山でもよく知っている地名が所々に見られます。例えば国道41号線は富山の真ん中を突っ切っていて、今は名古屋まで通じているのですが、この道は私もよく通ります。古い地図を見ていると、今でも駅名クラスで残っているメジャーな地名と、地元の人くらいが知っている地名、消えてしまったようで私も知らない地名など、今と比べるととても面白いです。

入り口の地図のところを通り抜け、途中から本格的な測量の展示になります。
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越中の偉人として石黒信由という人がいて、江戸時代に有名な数学者の関孝和の関流に師事し、第六伝という免許皆伝に至った人の功績を紹介しています。石黒信由はこの博物館の場所からわずか何百メートルか離れたところの出身で、彼の功績を伝えるために地元に博物館を作ろうということで、この場所に建設されたとのことです。

石黒信由の人柄などを説明することもそうなのですが、むしろどんな数学やどんな測量をしてきたかという観点から展示されているのが、博物館らしくなくてとても面白いです。例えば下の写真の円と三角形の関係など、すでに三角関数を多用してきたこともわかります。この図を見てるだけでも、今の数学で残っている用語もあれば、消えてしまった用語もあります。なぜ消えてしまったのか、数学的な意味はどうあったのかなど、ここだけでもじっくり時間を過ごすことができます。
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江戸時代に正確な日本地図を作った伊能忠敬が富山に来た時には、石黒信由と実際に会っているとのことです。当時の石黒信由率いる富山の測量技術は伊能忠敬らの測量技術よりも優れたろこともあったと言われるほど高度だったようで、同じ道を目指す同士で相当語り合ったらしく、さぞかし盛り上がったのではないかと想像します。私も天文好きの人と話すとものすごく盛り上がるので、なんかよくわかる気がします。

展示物の中には、測量に使った車を再現したものが何気に展示されていたりします。話を聞くと、実際に当時使われた歯車だけを元に、現代に車型の測量器を再現してしまった人がいて、それが何と富山県天文学会の今の会長とのことです。

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歯車だけから再現した距離の測定器。手前の白い丸はカウンターです。

他にも、離れた場所の水平を測定するのに、木で作った水に浮かべる基準のようなものを再現したというのですが、残っている当時のものと同じものを作ると、木の上につけた部分が重くてそもそも水に浮かばないというのです。距離測定の車も歯車部分しか残ってなかったとのことなのですが、もしかしたらと言う時の技術が漏れないように、後に伝わっているものと当時の機器には違いがあるのかもしれません。そんな想像をするだけでも、いろいろ考えさせられます。

他にも、軸心磁石盤と呼ばれる銅でできた測定器が展示されているのですが、銅器製作が専門の方に依頼して分解したところ、中から銘が出てきて、今でも銅で有名な富山の高岡で製作されたことがわかったとのことです。

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これは展示物とは違いますが、
職員の方が別途ヤフオクで落札した軸心磁石盤とのことです。

この銅の専門家というのも、県天メンバーとのことです。富山県天文学会はすごい人達がいるグループなのだと改めて実感しました。

地元の博物館で、地元のそれぞれの専門家が携わって検証していく話なんかは、地元にいないと絶対聞けないので、もう感心するやら感動するやらで、とても充実した見学になりました。

博物館の方に、今回あまりに面白かったことを興奮交じりに伝えたら、資料をいくつか頂くことができました。この資料も読み始めているのですが、かなり面白くて、今の数学と同じようなところもあれば、全く違った発想のところもあります。この頃の測量は天文学にも相当通じるところがあり、現代の観望会で子どもたちに話すネタにも繋げることができそうです。


天体写真展の様子

そうそう、肝心な第3展示室の天体写真展のことを書くのを忘れていました。この展示室は2つに分かれていて、前半が常設展で、後半がイベント用の部屋となっているようで、今回の天空展は後半の部屋で開催されていました。県天メンバーが撮影した写真が壁にたくさん飾られています。彗星の写真に、星景写真、星雲などです。
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この中には、前会長が撮影した写真と、さらに前々会長が撮影した写真が展示されていました。お二人とも故人なのですが、ご家族の方がいらしていて少しお話しすることができました。私が星を始めてすぐのころに、地元の星見場所の牛岳というところで前会長に誘われて県天に入会しました。それがあって今ここにいるので、ご家族にも感謝とお礼を伝えることができました。前会長は晴れていれば必ず星見に出るような人で、家族にそのことを聞いたら、やはり全く同じ認識だったようです。博物館方の方に頂いた石黒信由の解説本の中に、西村太沖という天文学者が出てきて、加賀藩の天文学の講師の仕事をほったらかして故郷の城端(じょうはな)に帰って、自宅の屋上に天文台を作って毎晩天体観測をしていた人の話が出ていたのですが、江戸時代でも現代でも、好きなことにのめり込む人はいつの時代でも一緒だと、少し前会長と重ねてしまいました。

この「天空展」にはニュートリノ検出や重力波検出の展示も少しあり、近辺にある研究施設の地元で展示解説という位置付けなのかと思います。

今回の写真展のテーマは「面白い名前の天体」と聞いていたので、私は「イルカ星雲」と「スパゲティ星雲」を提供しました。写真的には他にも候補はあったのですが、今回はホントに名前だけで選びました。
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そうそう、この日は珍しく妻が一緒についてきて、普段あまり星に興味がないのに、講演も、その後の天体部屋の解説も面白そうに聞いていました。写真展では、私のスパゲティ星雲を見た時「心臓みたい」と呟いてました。なるほど、赤が動脈で青が静脈と考えると、形から言ってもスパゲティというよりはリアルな心臓に近いと私も妙に納得しました。ハート星雲の名前はこのSh2-240に譲るべきかもしれません。いや、ハートと言うとハートマークの印象の方が強いので、Heart星雲か、ズバリで心臓星雲でしょうか。

その後、妻は第2展示室の和算も面白いと言っていました。少なくとも妻が理系人間でないのは知っているので、何が面白いと思ったのかは私には理解できなかったのですが、理系に限らず文系寄りの人にも面白いと思える何かがあって、それが伝わるのかもしれません。


観光地射水・新湊

この新湊博物館は「カモンパーク新湊」という道の駅の一角にあります。ここのフードエリアの脇にあるファストフードカウンターの「白エビバーガー」が名物で、今時500円という良心的な値段です。他にも白エビを使った蕎麦や丼ものが、地元の人が普通に食べられる値段で提供されています。

博物館の見学が終わってから、この日も白エビバーガーを食べようと販売機の前に並んだのですが、何と私の一人前の人で最後で売り切れ。それ以降気分が乗らなかったので普通のカツ丼を食べたのですが、これも普通盛りでも十分な量があり、何と650円。

他にも、「かけ中」という名前で広まっている、うどんダシに中華麺(ラーメン)という組み合わせが、ここ射水・新湊地域のソウルフードらしくて、それを味わうこともできるとのことです。

道の駅からさらに足を伸ばして海の方まで行くと、海王丸バークという公園があり、帆船の中を見学することができます。帆船といってもかなり大型の船で、子供なんかは大喜びだと思います。パーク内にはラジコン用のサーキットがあり、休日などはラジコンマニアが走らせに来ていて、それを見ているのも結構面白いです。天文の前の趣味がラジコンで、私もこのサーキットにたまに走らせに来ていました。

天気のいい日なら、新湊大橋を渡ると立山が大迫力で見えるかもしれません。

惜しむらくは、車が無いといくつかの場所を回るのが辛いところでしょうか。これは富山観光の欠点の一つで、観光で来る場合はレンタカーを借りるか、富山近辺の知り合いをつかまえて車を出してもらうといいかと思います。

富山の人は是非とも新湊博物館に訪れてみてください。博物館のスタッフの方が「白エビバーガーが有名なので食べに来てくれるけど、その奥まではなかなか来てくれない」と嘆いていました。というか、富山在住で理科系が好きな方は、一度は行ってみてください。特に2部屋目の和算の部屋は、こんな人がいたから今の富山があるんだと、感動すること間違いなしです。


5月27、28日の土日に福井市で行われた、日本天文教育普及研究会中部支部会に出席してきました。今回は招待公演で、電視観望の話をしてほしいという依頼です。テーマは「天文教育普及 with COVID-19へ新展開~感染症禍から"新しい日常"への"回帰"~」ということで、コロナ禍の3年間を振り返り今後の道を模索していくとのことです。

もともと去年の3月にこの研究会のメンバーの一人に誘われて、関東支部大会というのでオンラインでトークをしたのがきっかけですが、



これがその後、島根での公開天文台協会の全国大会でのトークにつながり、



今回も直接つながりではないですが、中部支部からのオファーにつながったのかと思っています。上記二つと重なるメンバーも一部いるのかもしれませんが、電視観望を知ってもらうせっかくの機会なので、気合を入れて臨みます。


初日

土曜の朝、車で富山から福井に移動します。朝はかなり早く起きたので、午前7時過ぎには出発。9時過ぎには福井に到着しました。受付開始が12時半からなのでまだかなり時間があります。福井北インターから福井駅までの途中にコメダ珈琲があったので、そこに居着いてトークスライドの最終調整です。今回のトークは60分+質疑10分ということで、合計70分ももらっていたので、スライドも長丁場になります。

主題は電視観望なのですが、やはり研究会の名前にも入っている「教育」と「普及」について述べる必要があります。そのため、今回は観望「会」をかなり意識した内容にしました。観望会で電視観望をどう利用すればいいか、私がこれまで経験してきたことを含めて、公共の大型望遠鏡などで使う場合の提案などです。スライドは60枚程度になりました。1枚1分くらいなので、適度な量かと思います。

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今シーズン初のコメダかき氷。
富山だと6月中旬からなのに、福井ではもう食べられます。

12時前くらいになりコメダを出て、今日泊まることになっている駅前のホテルに向かいます。ホテルの駐車場がチェックイン前でも追加料金を払えば利用できるとのことです。しかも周りの駐車場よりも安かったのと、一旦車を入れて仕舞えばあとは次の日まで車の心配をしなくていいので、そのまま車庫に入れてしまうことにしました。チェックインの時間にはまだ早いので、そのまま駅前の会場に向かいます。

ホテルを出てすぐに、会場となる建物はわかりました。ハピリンという大きなビルの3階と5階が今回の会場で、外から見てもドームの形がすぐにわかります。「恐竜広場」では恐竜さんが出向かえてくれました。

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そのまま歩いていくと、ハピリンの前に大きなクラフトビールフェア会場が!流石に発表前に酔っ払う前にはいかないので、スルーします。

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ビルの中に入り、3階まで行き、受付を済ませます。今日の会場は下の写真のような感じです。かなり広いですが、これは来年同じ福井のこの場所で行われる大規模な「年会」のために、会場の使い勝手を調べる目的もあるとのことです。ちなみに今回の参加者は30人程度。支部会なので毎回これくらいの人数だそうです。

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研究会は13時からの開始で、初めの挨拶や説明などがあり、その後は早速各人のトークが始まります。この日は4本のトークと、招待講演があります。最初の愛知の公立高校のコロナ禍の3年間の天文活動の話が興味深かったです。富山の公立高校では現在では天文部などは全滅と聞いています。これはコロナと関係なく、近年は夜の活動がしにくくなってきたことが影響していると聞いています。たとえ天文部があったとしても、このコロナ禍を乗り越えるのは相当大変だったと思います。今回話をされた顧問の先生がかなり星が好きなことはよくわかりました。部活として成り立っているのはこの先生の力が大きいのかと思います。でも来年定年で退官されるとのことで、引き継ぎの先生は女性の方だそうです。その先生も星が好きなのか聞いてみたら、旦那様が星好きとのこと。だから大丈夫なのではとおっしゃっていました。今後も是非ともうまく活動を盛り上げていってもらえればと思います。

他にも、電視観望と眼視をどう併用していく話とか、観望会を企画して立ち上げた話や、出張観望会の話など、既に電視観望を活用されているたり、これから活用していきたいとのことで、電視観望がなかり浸透している様子が伺えました。


電視観望講演

さて私のトークですが、最初に電視観望を実際に見たことがあるかどうか聞いてみたところ、ちょうど半々か、見たことがない人が少し多いかくらいでした。このトークを聞きたくて参加してくれた方もいるとのことで、気合が入ります。

詳しい内容はここでは書きませんが、ちょっと詰め込みすぎたようで、これまでも何度か私の話を聞いたことがある方からは「今回はこれまでで一番盛り込んでますよね!」と言われてしまいました。このトークのセッションの後に行われた自己紹介の時の時に、あと何人かの方にも直接「うまく伝わりましたか?」と聞いてみたのですが、いずれも「よくわかって楽しかった」とのことでした。「とても参考になった」とも聞きましたし、中には「感動した」と言ってくれた方や、「これだけの人数だけ聞くにはでは勿体無い」という意見もあったので、まあうまくいったのかと思います。

皆さんそれぞれが天文の普及を本気で考えている人たちで、そんな人たちの集まりです。この講演がきっかけで電視観望が天文普及に少しでも貢献してくれれば、私としてもとても嬉しいです。


見学会

講演終了後はセーレンプラネット施設の見学です。展示施設と、プラネタリウム上映、その裏方を見ることができました。

ここの展示施設ですが、普通の科学館とかの展示とはちょっと違う気がします。かなり贅沢な配置をしていて、福井と天文というような雰囲気づくりを重点に置いているようです。例えば下の写真は、天井に見えるリングの最中心がこのドームにあたり、そこから福井エリアと広がって行って、最後は宇宙の果てまで行くとかいう感じです。

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面白いのは、天文に関する質問にかなり真面目に答えていて、たとえ字を書き始めたような小さな子の質問にも丁寧に答えているところです。

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これらは一定期間の展示の後、別途分野別に分けられて冊子になってまとまっていました。特に子供の素朴な疑問とか、答えるだけでもかなり大変なのかと思います。スタッフの皆さんの真剣さが伝わります。

あと、展示で面白かったのが地球が太陽からどれだけ離れていると青い地球になるのかという装置です。太陽に近すぎたり、遠すぎたりすると、写真にある青い地球が変化する、結構凝った装置です。ちなみに、地球の移動のスケールはリニアでなくlogでした。

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ドームの方はというと、一般の解説の後に、皆さん残って裏方を見ることができました。ここで写真を公開することはできませんが、コンソールだとか、解説の大変なところなどを聞くことができました。このドームは8Kのプロジェクターを8台使用しているとのことなのですが、その位置合わせの話だとか、プロジェクターを動作させるための8台のサーバーを見ることもできました。一番面白かったのは、グリッドと言って格子状の模様をドーム全体に映して、それぞれのプロジェクターの担当範囲、ずれの具合などを見るモードでした。こんなのを見たのは初めてで、かなり興味深かったです。

プラネタリウムとして考えると、駅前にあるのは立地的にはかなりの好条件かと思います。家族で電車で来て、そのまま歩いてすぐの距離です。恐竜が有名な福井ですが、この福井駅前の「セーレンプラネット」のドームシアターと、坂井市にあるもう一つのプラネタリウム「エンゼルランドふくい」と合わせて、天文という施設でも充実しているのかと思います。特に今回見たドームシアターはプロジェクター型のプラネタリウムとしては最高クラスの解像度とコントラストを誇るそうで、先日来館したKAGAYA氏から「一番の上映クオリティーの『銀河鉄道の夜』」との太鼓判をいただいたそうです。

また、2日目の講演でも解説があったのですが、乳幼児向けのプラネタリウム「ベビープラネタリウム」も随時開催しているとのことで、赤ちゃんが泣いても騒いでも大丈夫とのこと。お子さん連れでプラネタリウムデビューというのもいかがでしょうか?


情報交換会?飲み会?

18時半頃でしょうか、この日のオフィシャルなプログラムは全て終わりとなりました。その後、各自ホテルのチェックインなどを済ませました。

重要なのは、その後の「情報交換会」という名の飲み会です。19時半から駅前の「弥吉」という店で始まりました。17人もの参加者があり、相当盛り上がりました。皆さんと話していてわかったのは、この天文教育普及研究会のメンバーはもれなく星好きだということです。義務でやっているというよりは、星好きが高じて、どうやったら天文を広めることができるかということを考えている人達の集まりのようです。なので何を話しても盛り上がります。

ただ、天体写真の沼にどっぷり使っているとかのハイアマチュア層とはやはり少し違うみたいで、人数、回数共に一般の方と真正面に向き合っているプロの方が多いという印象です。学校の先生とかもメンバー員なので、島根での公開天文台協会であった方達よりももう少し広い層だと思いますが、一般の多数の人と天文で関わるという意味では、同じような印象を受けました。私が普段交流している層とはやはり違うので、どの方の話もとても参考になりました。

電視観望についてもいろいろ聞かれました。やっていてわからないことがある方や、これから始めたいのでぜひ参考したいという方などです。今回は天気があまり良くなかったこともあり、(一応機器は飲み会の席にも持ってきていましたが)実演というわけにはいかなかったので「もしやっていてわからないことがあれば、遠慮せずに連絡をください」と伝えました。いつものようにZoomなどで繋いでリモートで画面を見ながら解決できればと思います。

22時頃でしょうか、盛り上がりもそのままに2次会になだれ込みます。この時点でも9人が残っていて、この人数を受け入れてくれるところがあまりなかったのですが、今回は会場のスタッフの方が2次会メンバーで地元の店もよく知っていて、人数が多くて何度も断れれながらも、4-5軒の店をあたってくれました。見つかった2次会会場は駅近くのバーで、ここでも天文普及や電視観望がどう広がっていくかなど、かなり熱い議論が交わされました。0時を過ぎて日も変わった頃にやっと店を出て解散です。

よく考えたら研究会も対面で、しかも懇親会もさらには2次会まで、制限なしでできたのは本当に久しぶりのことです。オンラインはオンラインで、遠方の来れない方が参加できるとかのいいところもあるのですが、リアル対面はこれまたこれで、かなり充実します。

この日はとても楽しく過ごすことができました。ホテルに着いて、大浴場が午前2時まで入ることができるというので、お風呂でさっぱりしてから、酔いも回ってか疲れ果てていて、そのまますぐに寝てしまいました。


2日目

朝からホテルのバイキングメニューをしっかり食べ、チェックアウトを済ませて9時に会場に向かいました。昨日だけ参加の方もいたので、この日は20人程度でした。そのため会場は昨日の自己紹介などでも使った少し狭い多目的ホールでした。

この日も4つのトークがあり、特に先にも書いたベビープラネタリウムの話はアメリカ時代に子供がまだ小さくてベビーカー(向こうではストローラーと言ってましたが)に乗せていた頃のことを思い出しました。ここセーレンプラネットには普段はベビーカー置き場がないので、ベビープラネタリウムの日はドームの脇をベビーカー置き場にしたとのことです。アメリカ時代ベビーカーの置き場で困ったことは一度もなく、日本に帰国してからいろいろ不満だったのを今更ながらに思い出しました。日本はこういったイベントは得意なのかと思いますが、普段から赤ちゃんにも優しく若い両親が困ることのない社会になっていくといいなあと、もう十何年も前に思っていたことを思い返していました。

他にも、天文関連の教職課程の話や、光街の市民運動の話、このセイレーン施設の話など、この日も興味深い話をたくさん聞くことができました。その後は来年の年会の話など、事務的な話があり、12時頃に無事に解散となりました。

この後、ちょうどすぐ近くの場所で某有名歌手のコンサートがあり、うちの子が朝から富山から移動して参加しています。コンサートが終わるころに迎えにいくことにしていて、しばらく時間を潰しながらこのブログを書いています。

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2日連続コメダ。時間潰しにブログを書いてます。

今回は二日間に渡り、とても楽しく過ごすことができました。研究会を運営してくださったスタッフの方々、本当にありがとうございました。また今回招待公演に呼んでいただき、とても感謝しています。また今後ともよろしくお願いいたします。

小海の「星と自然のフェスタ2022」の2日目前半の記事から続いて、2日目の後半の様子です。



いよいよ電視観望講演

私が担当する電視観望の講演会は14時40分から。午後も最初のうち会場内を回っていましたが、いよいよ13時頃になると落ち着かなくなってきて、一旦ホテルの部屋に戻りスライドのの最終チェックをします。スライドは数えたら75ページもあります。時間は50分なのでかなり多めですが、ライブスタックで変わっていく様子を何枚かアニメみたいに切り替えていくので、そういうのをさっ引いても実質60枚切るくらいです。まだかなり多いので、実際のトークの時にはテンポよく進めていく必要があります。

14時前にもう一度本部前に行って、残り枚数の確認です。この時点でまだ10枚以上残っていましたでしょうか。ちょうどかんたろうさんがいて「お布施、お布施」とかいいながらチケットを買ってくれました(笑)。ありがとうございました。来ない人もいるだろいということでチケットは50枚刷ったと聞いたので、この時点で40人くらいで実質ほぼ満席かなと思っていました。部屋に戻って、14時には荷物を講演会場に運び込みます。

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機材は
  • NEWTONY+Ceres-C+AZ-GTi
  • FMA135+Uranus-C+AZ-GTi
  • FS-60CB+ASI294MC
  • NIKKOR 50mm, F1.4+自由雲台
  • Vespera
となります。全部で4.5セットといったところでしょうか。一部借り物もあります。

機材は会場外の廊下のところに置いたのですが、ちょうど食堂上のガラス張りのテラス状態になっていて、昼間はとにかく暑いのです。それでも前の講演の終了15分くらい前になると、徐々に人が集まってきて、早速ですが機材を囲みながらの雑談モードの質問タイムが始まります。

そうこうしているうちに、前の講演が終了予定時刻少し前に終わったので、部屋の中に入り準備を始めます。とりあえず機材を適当に前方に置いて、次に参加者の確認です。ここまでの講演ではどうもチケットの確認をあまりしていなかったようなのですが、私の講演はワンコイン500円ということで有料なので、不公平がないようにしはくてはいけません。「では一旦外に出てもらって、チケットと共に入場してもらうことにしましょう」ということになり、2つあるドアの後方だけを開けてチケットを受け取り一人づつ入場してもらうことにしました。途中、スタッフの方がチケット受け取りを引き受けてくださったので、私はPCをプロジェクターにつないで、画面のチェックに取り掛かることが出来ました。その間に、参加者の方に前の方に資料を取りに来てもらいます。

資料は2つあり、ひとつはプレゼンスライドの中でも技術的なことを書いてあるページを印刷して、後で確認できるようにしたもの。今回のトークは基本的には初心者向けにしました。やはりまだまだ初めてみたいという方の声をたくさん聞くことと、情報が拡散しているので何から始めたらいいかわからないという声もよく聞くからです。ただ、話を聞いただけではなかなか覚えていられない細かいことも多いはずなので、ページ数を限ってますが、必要と思われるページを印刷して確認できるようにしてみました。

もう一つの資料は、少しマニア向けにと考えたもので、今回特別に用意したCMOSカメラの系譜図です。現在いろいろとまとめている資料の一部で、ファーストバージョンを講演に来ていただいた方に限定公開してみました。かなり気合を入れて用意したのです。講演に参加された方のブログ記事などをみている限り、結構好評なようで少し安心しました。今後もう少し時間をかけて仕上げていくつもりです。

機材を発表順に並べて、プロジェクターにも画面を映して、準備完了となります。始まりの時間の14時40分まで5分近くあったので、その時間ももったいなくて質問時間にします。

ちょうど14時40分に開始して、講演自体はページ数の割に滞りなく進みました。できるだけわかりやすくと思いましたが、どうだったでしょうか?機材の説明が暗い中でだったので、どこまで見えたか心配でしたが、講演終了後にあかりがついてから、片付けている際にも前に来て見ていた方が多くいたので、短時間でしたがなんとか見ていただけたのかと思います。

実際にはトークが終わってからも時間が10分近く余っていたと思います。ここでも時間ギリギリまでたくさんの質問が出てきました。片付けの最中にも、特に機材を見ながらいろいろ聞かれることも多かったです。こうやって面と向かって質問をやり取りできるのは、リアル開催の最大の魅力です。コロナがこのまま収まって、星関連のイベントが以前のように普通に行われるといいのですが。

その後、会場を次の講演の方に引き継ぎ、廊下であらためて機材を台車の上に乗せてホテルの部屋に向かいます。ここでやっとホッとできました。

たくさんの方に来て頂き、質問等もとても盛り上がったので、本講演は大成功かと思います。開始の際の準備のときに机の搬入とか色々手伝ってくれた方々、片付けの際にも同じように手伝ってくれた方々、会場スタッフの方、そもそもこの講演の準備に貢献していただいた多くのスタッフの方々、そして講演に参加していただいた皆様、星仲間の知り合いの方も多く参加してくれました。本当にありがとうございました。


講演終了後

講演も無事に終え、まだ興奮も冷めやらぬまま部屋に戻りました。渡されたチケットを数えると、なんと49枚ありました。もともと40名の定員でしたが、チケットだけ取って来れない方もいるなどの考慮でしょうか、余分に発行していたと聞いています。後で本部で確認したら6枚残っていたので、だれも欠席しなかったとしたら55枚発行され、49人来てくれたことになります。用意していた資料は50部切るくらいだと思っていたのですが、それでも1部残っていたので、実際には何度か印刷テストしていたのも混じっていて、ちょうど50部くらいになっていたのかもしれません。もし参加したのに資料をもらうのを忘れていたという方がいましたら、Twitterの方でご連絡頂ければ個別に送らさせていただきます。

講演会場とその外が暑かったのでしょう、部屋で気づいたら汗だくでした。ちょうどいいやと思い、そのまま温泉に向かいます。

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さっぱりした後のアイスは格別でした。でもその間にどうやら抽選会を逃してしまったようです。

夜はシュミットブースで19時から電視観望実演をするので、18時のレストランオープンの少し前から並び、早めの夕食ビュッフェです。朝食ビュッフェよりも豪華で、嬉しかったのがケーキです。すでにたくさん食べてお腹いっぱいなのですが、やはりケーキは別腹。妻と二人で大きなケーキを3つ(と言っても2つぶん以上は私が)食べました。

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このケーキも美味しかったですが、その後に食べた柿のケーキも美味しかったです。


シュミットブースでの電視観望実演

食事を終えて、電視観望実演の準備をしていたら、もう19時ギリギリです。急いでシュミットブースに移動して、そのまますぐに実演開始となりました。今回はあらかじめ開始時間と終了時間をはっきりと決めることにしました。これは昨年の実演で夕方のうちから準備を始めたら人が集まり始めてしまって、どこが開始か全くわからなくなってしまったことの反省からです。さらに、準備するところも含めて、見る人によっては参考になるということで、本当にカメラの接続から開始です。

初めから3-40人はいましたでしょうか、たくさんの人が集まっていて、講演に参加くれた人もたくさん来てくれているようです。機材は最近いつも使っているFMA135にUranus-Cを取り付け、光害防止フィルターとしてCBPを使っています。架台も定番の手軽なAZ-GTiです。

ところが今回は接続したPCが絶不調です。まずSurface7が反応しません。キーボードもタッチパッドも、画面を触ってのクリックも動かなくなりました。こんなのは初めてのことです。でもこれ、後でホテルの部屋に帰ると普通に動いたので、ちょっと謎です。もちろん予備のPCは用意してあって、2台目のSurface8に移しました。ところが、PC単独では問題ないのになぜかHDMI出力の大型モニターに画面が出ず、こちらも諦めます。結局、最後の砦の結MacBool ProをBootCampで起動しました。こちらは大型モニターにも表示でき、なんとかその場を凌ぐことができました。ただし、このBootCamp軌道でのSharpCapですが、プレートソルブは設定していなかったので、うまく自動導入の精度が出るか、ちょっとドキドキものでした。

恥ずかしながらですが、こんなトラブル含めて、そのまま見ていただいての実演となりました(笑)。動き出してからは極めて順調です。最初はたしか北アメリカ星雲を導入したでしょうか。ライブスタックと共に徐々に出てくる形に「オーっ!」という雰囲気です。説明に夢中であまり記憶がないのですが、多分次がアンドロメダ銀河、他に亜鈴状星雲、三日月星雲とかにいったと思います。例によって講演中の写真が全然なく、サイトロンのスタッフの方がその時の様子を撮影してくれた写真を頂いたので、載せておきます。

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今回の電視観望は2台体制です。私の機材は口径わずか3cmでここまで見えるという驚きを、となりではAskarの80PHQで、こちらは口径も十分で淡いものも見えるというデモです。80PHQの画像は大型プロジェクターに映していて、網状星雲の細かい模様や、FMA135では流石に淡くて映しきれないM33: さんかく座銀河を映し出したりしていました。

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集まってくれた方からは質問がひっきりなしに出てきます。すでに自分で試している方、初心者でもかなり本気でやってみたい方と、質問からその熱気が伝わってきます。そんな中に、横浜から来たという小学3年生の女の子と、そのご両親が熱心に話しかけてくれました。なんと抽選でNEWTONYが当たったそうです。最初初心者かと思ってNEWTONYとCeres-Cとか話していたのですが、どうやら「月とか惑星の次に行きたい!」とのこと。スターセンスエクスプローラー付きの鏡筒も持っているようです。ならば話は早くて、「できるだけ面積の広いカメラに予算をかけた方がいいのでは?」という話になりました。

まだまだ盛り上がっていますが、今回は20時半で終了ということにして一旦締めます。その後もM15を見たいとかでリクエストもあったのですが、80PHQのほうで終了後少しだけ映し出していました。私の方はまだまだプライベートでやる予定だったので、終了後しばらくしても残ったていた人には、「一旦出直してきてそこの中央エリアでこじんまりやります!」などと伝えて、一旦終了となりました。

シュミットでの実演が終わり一度ホテルの部屋に戻ると、妻は完全にくつろぎモード。どうも妻も少し外に出て実演を見に来ていたみたいで、開口一番「パパのところだけ人がいっぱいだったよ!一体何やってたの?」とまるで何か悪いことでもしているようかの言われよう(笑)。「今からまた行ってくる」とだけ言い残し、再び機材を持って外に出ます。


中央エリアでの電視観望

去年はシュミットでの実演で疲れ果てていて、夕食はコンビニで弁当を車の中で食べた後、力尽きて途中の道に車を止めて寝てしまい、会場にたどり着いたら0時過ぎで何もできなかったという痛い経験をしています。でも今年は実演が終わってもまだ余裕があるので、再び中央エリアに機材を持って繰り出し、今度は個人的に電視観望実演です。

機材を持ってホテルから出たところで、先の実演中に話していた小学3年の女の子と、そのご両親がちょうどホテルの部屋に帰るところでした。「これから電視観望するのですが、良かったら一緒に見ますか?」と声をかけると、即答で「はい!」とのことで、さらに夜の部にも参加することに。3年生なので眠くないか心配でしたが、「普段も夜11時頃までは星を見ている」とのことなので、全然大丈夫そうです。

まずはセッティングをしつつ、「そういえば星座ビノとか見たことありますか?星座用の2倍くらいの低い倍率の双眼鏡です。」というと、普通の双眼鏡は持っていても星座ビノは知らない様子。とりあえず電視観望の方の用意が終わり、M42:オリオン大星雲が画面に入ったとことでライブスタックしつつ、その間に車の方へ行き星座ビノを撮りに行きます。たくさんの星座ビノの入ったプラスチックケースとともに帰ってくると、ちょうどM42もいい具合にノイズが落ちています。長くスタックすると、ランニングマンも見えてくるので、みんなでその形を確認します。

さてここから星座ビノ見比べ会の始まりです。知り合いでは、いのさんとがいましたで。あとは小海で初めて会った方達です。人数分のビノは出したつもりなので、7-8人はいましたでしょうか。上板2丁目さん作のものが
  • cokin
  • Nikon
  • Canon
市販のものが多分ですが
  • 昔の白いWidebino28
  • Supere Widebino36
  • 笠井の3倍
  • サイトロンの2倍
  • SCOPETECHの1.8倍
くらいでしょうか?それぞれに特徴があって、子供だとcokinが接眼側の径が大きいので見やすく、NikonとSupere Widebino36はやはり見え方が他とは一段上というのは伝わったみたいです。Canonも負けていません。逆に3倍は、見える範囲が狭くなり星座の形がわかりにくくなるので、初心者にはやはり2倍が良さそうです。

3年生の女の子とご家族からは、星フェス終了後に「Supere Widebino36を買うことにしました」と、メールが来ました。メールには女の子のとても可愛いお礼の手紙が添付されていました。電視観望にも興味があるので、引き続きメールで機材選定とかのやりとりしています。こういった出会いも星まつりならではで、全国に星仲間が増えていきます。

電視観望はその後も続き、0時近くになってやっと片付けです。この日はあまり画像は残していませんでしたが、数少ない残っていた画像です。

09_horse

10_M31

片付けがほぼ終わり、機材も車に積み込んで、もう少しだけメイン会場をプラプラしていると、Pentax一眼でSharpCapで電視観望がてら撮影をしている若い方がいました。話を聞いてみると、なんとこの方ペンタ用のASCOMドライバーを書いている方とのことで、それを使ってSharpCapで見ているというのことでした。昨晩お会いした、Pentax鏡筒で電視観望したいという方もその場にいて、一緒にSharpCapでPentaxカメラが動く様子を見ていました。まだまだ不安定と言っていましたが、自分でドライバーを書いて動かしているところがすごいです。帰ってからTwitterでフォローさせていただきました。

気づくと結構薄い雲が空のかなりの範囲を覆ってきています。0時半頃でしょうか、そのあとにキャンプサイトへと移ります。


夜中のキャンプサイトにて

キャンプサイトでは、XRAYさんはじめ、Masaさん、かんたろうさんなどが火を囲んで話しています。Masaさんとは初顔合わせすることが出来ました。Twitterの様子から20代くらいのかなり若い方かと思ったのですが、私とかなり近い年齢だということがわかりました。SNSだけだとなかなかわからないですね。いつもハンドルネームと顔と本名がぐっちゃになってしまい、色々申し訳ないことをしてしまっています。名前とか間違えて覚えていたら本当に申し訳ないのですが、どうかご容赦ください。

集まっている人の中で、特に昨年XRAさんと一緒に来ていたburamudさんと画像処理について突っ込んでお話しさせてもらいました。昨年の時点では「まだこれから始めます」みたいな雰囲気でしたが、最近はASI533MC Proまで買ったそうで、撮影にかなりのめり込んでいるようです。「ほしぞloveログ」もよく見て頂いているようで、最近撮ったバラ星雲の中心部の色出しとか、いろいろ聞かれました。撮影したバラ星雲に色が出ないと悩んでいるようなのですが、画像を見る限り赤一辺倒でなく、白っぽくなっている部分も残っているので、青の諧調は十分残っているようです。なので画像処理の問題で、出にくい青をきちんと引き出してやれば、色階調がきちんと出てくると思います。ノイズ処理がうまくいかなくて淡いところがモコモコしてしまうという話もしました。それでも色々話していて、若い方は1年でものすごく成長するというのを実感しました。

すこし晴れてきたので、かんたろうさんがM42を導入しようとしたのですが、ファインダーもすでに片付けてしまったとのことで導入できず断念したようです。ここで私もそろそろ眠くなってきて、明日の帰りの運転もあるので、そろそろホテルに帰ることに。時間は午前1時20分くらいでした。


2日目まとめ

2日目は講演を含めて超盛り沢山でした。書ききれていないこともたくさんあります。多くの星仲間に会っていますが、ほんの一部の方しか登場して頂いていません。新しい星仲間との出会いもたくさんありました。今回はとても充実した星フェスになりました。

さて、次の記事は3日目についてです。


 

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