ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:記録

フェニックスで撮影した2026年4月26日14時25分の太陽です。記録記事になります。

午後の撮影で、シーイングはかなり悪かったと思います。この日は午前もシーイングが悪く、晴れてはいましたが、風も強くてあまり撮影向きの日ではありませんでした。午前は先の記事で書いた粒状斑を撮影していましたが、きちんと粒状斑が出た画像はなかったために全部没にしたくらいでした。午後は、フェニックスを口径10cmのアクロマート鏡筒に取り付けて大口径化するようなことを試していましたが、これは別途記事にしたいと思っています。

これと比較のために、フェニックス単体でも撮影したので、その太陽全景画像を記録がてら載せておこうと思います。いつもの、モノクロ、反転、カラー、カラー反転画像になります。

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  • 撮影日時: 2026年4月26日14時25分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒:  ACUTER OPTICS Phoenix (f400mm、F5)
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: Touptek G2M678M
  • 撮影: SharpCap Gain 200 (= 6dB)、露光時間4ms、800/1000 frames
  • 画像処理: AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight SolarTools

年末年始休暇に入りました。晴れの日は少なそうですが、できる限りのことをしたいと思います。


4種の撮影

初日の27日(土)は天気が悪いため、のんびりしながら次の日からの晴れに備えて、色々準備です。2日目の28日(日)は朝9時頃まではまだ曇ってましたが、10時にはかなり晴れ渡ったので、早速太陽撮影です。

この日だけでも結構いろんなことを試しました。具体的には
  • TSA120+ASI294MMPro
  • FC76+ASI294MMPro
  • FC76+G3M678M
の3パターンと
  • Phoenix+G3M678M
の計4種で撮影しました。とりあえず大変そうな比較は後にして、簡単なその日の太陽記録だけまとめて記事にしてしまいます。


太陽記録画像

今回掲載するのは、上記4種のうち、なぜか一番よく撮れたFC76+ASI294MMProで撮影したものです。口径の大きいTSA-120ではなく、これまでのFC-76で、しかもカメラは解像度の悪いはずのASI294MMProです。なぜこうなったかはまだ謎なところもありますが、詳しくは次回記事で書くとして、とにかく今回はFC76+ASI294MMProの結果です。

いつも通りモノクロ画像から順に、ドップラーシフト画像まで載せておきます。これらの画像は、13時3分から13時27分までに分光撮影した10本の動画をJSol'Exで処理し画像化しています。 画像処理はAS!4で10枚をスタック、 ImPPGで解像度と炙り出しをしました。解像度が思ったより出たので、一部切り出して掲載しています。

モノクロ画像と反転画像、カラー画像とカラーの反転画像はスタックしたものを示し、その他は10枚撮った内の一番よさそうな4枚目をJSol’Exで直接出力した画像をそのまま載せます。


スタック画像

まずはモノクロです。今回口径76mmながらこれまでにないくらいの解像度が出ました。理由はまだ確定していないので、もう少し考えてから記事にするつもりです。76mmの分光で全景を入れてここまで出るなら、もう十分な気がしてきました。
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  • 撮影日: 2025年12月28日13時3分-13時27分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: Takahashi FC-76(f600mm、F7.9) 
  • 分光器: SHG700
  • 赤道儀: Celestrn CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (bin1、常温)
  • 撮影: SharpCap Gain 100 (=0dB)、露光時間1mS、ROI: 6000x180、平均70.7fps
  • 画像処理: JSol'Ex、ImPPG、PixInsight
続いて反転画像です。上のスタック画像からPixInsightのSolarToolsを使って反転させました。
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カラー化画像とその反転です。10枚スタックのモノクロ画像からPixInsightのSolarToolsを使って疑似カラー化しています。
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IP_aligned_lapl2_ap8066_IP_PS_PI_color_inv


切り出し画像

解像度が高かったので、一部を切り出してみました。このように楽しむこともできるかと思います。

黒点部分の拡大です。
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プロミネンスも拡大してみます。
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東端の活動領域です。
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ダークフィラメントも大きく広がっています。
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活動領域を広域で。
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東の活動領域を縦構図で広域で。
IP_aligned_lapl2_ap8066_IP_PS_PI_mono_06

どうでしょうか?切り出しでもそこそこ見栄えがするかと思います。


1ショット画像

連続光です。1枚画像なので粗く見えます。まだコンスタントに黒点は出ているようです。東端から出てくる黒点もまだ期待ができそうです。
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活動領域と黒点のAR番号です。まだにぎやかですね。
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緯度経度情報です。地球からの見かけの軸の傾きを示すP角はだいぶ小さくなっています。
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高さ情報です。
height

ドップラーシフト画像です。
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まとめ画像

最後に、JSol’Ex上でパネル画像を作ってみたので載せておきます。パネルの数や解像度、好きな画像を選択することができ、まとめたものを一発で作ってくれるので楽です。
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とりあえず記録記事だけ書きましたが、まだネタがたくさんあるので、休暇のうちにのんびり記事にします。どうせ天気は良くないので...。





週末天文活動の2つ目の記事です。太陽分光撮影の記録です。

11月15日は朝から快晴で、絶好の太陽日和でした。定例のFC-76でHαの分光撮影をしました。いつも通りモノクロ画像から順に、ドップラーシフト画像まで載せておきます。

表面の模様が変わらないうちに短時間で撮影した、午前9時1分から9時9分までの11本の動画をJSol'Exで処理し画像化しています。 画像処理はAS!4で11枚をスタック、 ImPPGで解像度と炙り出しをしました。今回はモノクロ画像と反転画像、カラー画像とカラーの反転画像はスタックしたものを示し、その他は11枚撮った内の一番よさそうな3枚目をJSol’Exで直接出力した画像をそのまま載せます。

まずはモノクロです。SHG700での分光撮影では波長分解能が0.091Åと優れているので、ダークフィラメントがコントラスト良く見え、背景の白いモヤモヤもうまく出てきます。太陽活動はだいぶおとなしくなってきましたが、ダークフィラメントをみている限りまだまだ元気そうです。ImPPGの段階でプロミネンスも目立たせてみました。
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続いて反転画像です。上のスタック画像から反転させました。反転画像の利点は、反転する前に明るかったところの構造が見やすくなることでしょうか。
IP_aligned_lapl2_ap5370_IP_histgram_inv

カラー化画像とその反転です。10枚スタックのモノクロ画像からPhotoshopで疑似カラー化しています。
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IP_aligned_lapl2_ap5370_IP_histgram_inv_color_inv_small


連続光です。1枚画像なので粗く見えます。右上の黒点が目立ちます。まもなく消えてしまうので、また寂しくなります。
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活動領域と黒点のAR番号です。細かい黒点はまだいくつもあることがわかります。
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緯度経度情報です。地球からの見かけの軸の傾きを示すP角は21.33度とまだ大きいです。
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ドップラーシフト画像です。
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この日は太陽分光用の鏡筒としてTSA-120をテストしたりしましたが、それだけで一つのネタになりそうなので、また次の記事で書きます。



11月17日からの週末の5連続の記事です。









3連休ですが、富山は3日とも天気は駄目の予報。初日の今日、朝起きても雨が降っていて太陽は駄目そうでした。でも昼近くになってきて徐々に青空の範囲が広がってきました。北と東の方はかなり曇っているのに、南側から天頂向けてかなり晴れてきています。ガストでモーニングを食べてのんびりしていたのですが、天気を見て急遽帰宅して、機材の準備を始めました。


2時間くらいの昼間の晴れ

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前回の撮影が10月12日だったので、3週間ぶりくらいになり、結構久しぶりです。Hαでまずは調子を見ます。コリメーターレンズもカメラレンズも少しずれていたので調整します。鏡筒の焦点はかなりズレていました。SharpCapのバージョンを上げたら、起動時に立ち上がるはずの連続撮影のためのSHGスクリプトが認識されなくなってしまいました。SHGスクリプトの新バージョンも出ていたのでそれも試したのですがダメ、SharpCapのバージョンを戻してもダメで、結局SharpCapもSHGスクリプトも旧バージョンに戻してやっと認識されました。時間が惜しいのでとりあえず撮影を開始しました。スクリプトが認識されない問題は後から検証します。

赤道儀の極軸があまり合っていなかったようで、繰り返し撮影の間に結構な速さで太陽位置が左にずれていきます。確かに赤道儀が少し西向きになっている様子なので、赤道儀の水平回転ねじで合計3回転ほど回して東方向に回転し、その後は10ショット撮るくらいではズレがわからなくなるくらいになりました。

Hαを18ショット撮って安定に撮影できることを確認してから、次の波長に移ったのですが、その後すぐに曇ってきてしまい、機材を片付けた直後に雨が降り出しました。正午を中心に2時間くらい晴れていましたが、撮影にかけることができた時間は1時間弱位だったでしょうか。


Hα画像

今日の撮影結果はHαだけです。いつも通りモノクロ画像から順に、ドップラーシフト画像まで載せておきます。

撮影時間に間が空いてしまうと表面の模様が変わってしまい平均化されて分解能が出にくくなるののは分かっているのですが、今回は短時間のうちに枚数を撮ったので、スタックした方が解像度が出ました。撮影した18枚のうち、雲が流れていないなど使い物になる9枚をスタックしてみました。

今回、画像処理は
  1. JSol'ex1の1枚撮りのオートストレッチ
  2. AS!4でスタック、Registax6で解像度出し
  3. AS!4でスタック、 ImPPGで解像度と炙り出し
  4. AS!4でスタック、 ImPPGで解像度出し、PixInsightのSolarToolsで炙り出し、
の4つを比較してみました。1枚撮りよりは、スタックした方がいずれも分解能が出ます。2のRegistaxは分解能は出るのですが、ダークフィラメントの階調が消えてしまうようなので諦めました。3と4はどちらも良かったですが、カラー化することも考えるとSolarToolsのカラー化機能が使える4の方が良さそうです。その後、4をPixInsightのMultiscale Linear Transformでノイズを少し落として、今回のモノクロ画像の仕上げとしました。結局カラー画像は使わなかったので、3を使っても良かったのかもしれません。

1枚目のモノクロのみスタックしたものを示します。

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2枚目以降はスタックなしの1枚画像です。
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今回ちょっとだけ面白かったのは、P角が25度近くとかなり大きく、軸が相当傾いていたことです。一般的な太陽観測サイトは、例えばよく参照する「宇宙天気ニュース」でもP角補正をしていないので、黒点の位置がかなりズレて見てしまい、最初間違えて上下フリップをしてしまったのではないかと勘違いしたくらいでした。黒点位置があっているかどうかはJSol’Exの「active regeon」画像を見るとわかります。普段出さない画像ですが、向きなど間違えて撮影していないかの確認に使っています。

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他にも普段出していない画像があって、プロミネンス画像と、そのドップラーシフトというのがあります。いい機会なので、今回載せておきます。
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12_25_29-trimmed_0000_12_25_29-trimmed_doppler-eclipse

毎回示すカラー画像は、JSol'Exでモノクロ画像を単にカラー化した「colorized」というものではなく、実は「mix」という出力ファイルで、カラー化された太陽表面に、上のあぶりだされたプロミネンスも合成して疑似カラー化したものを載せるようにしています。なので、ブログに載せてあるカラー画像だけはプロミネンスがよく見えています。他の画像はプロミネンスがほとんど見えていません。ただし、今回のようにモノクロをスタックした場合は、その過程でプロミネンスもあぶりだしているので、その場合はプロミネンスもよく見えるようになっています。

うーん、記録の記事だとあまり書くことがないですね。もう少し天気がいい時間が確保できれば、また劇的に進む予定です。それまではおとなしくいい天気になるのをゆっくり待つことにします。


昨日の撮影に引き続いて、日曜の今日も朝から晴れていたので記録撮影です。

IMG_1986

でも、特に新しいことをするわけでもないので、だんだん飽きてきています。この日は、昨日のセッティングが残っていたCaKを最初に撮影し、その後Hαで撮影しました。午前8時半くらいから始めたのですが、Hα撮影の途中で雲が徐々に濃くなってきたので、午前9時15分くらいには早々と撤収しました。暑くないので晴れたらまた再開しようと思いますが、どうなるでしょうか?

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Hα線

いつものようにHα線です。15ショット撮影して、その中で一番きれいなものを選びました。

09_01_29-trimmed_0000_09_01_29-trimmed_autostretch_0_00

09_01_29-trimmed_0000_09_01_29-trimmed_negative_0_00

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09_01_29-trimmed_0000_09_01_29-trimmed_mix_0_00

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09_01_29-trimmed_0000_09_01_29-trimmed_doppler


CaK線

CaKですが、少し色を変えました。ちょっと見やすくなったと思います。こちらは12ショット撮影して、午前8時40分の1ショットを選んでいます。

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Xにはすでに投稿しましたが、2025年7月26日(土)の太陽です。Xだとどうしても残りにくいので、一応ブログの記事にしておこうと思います。


条件など

この記事は太陽観察記録になります。
  • 機材はいつものFC-76+SHG700+G3M678M+CGEM IIで、Hα線での分光撮影になります。
  • 10ショット撮影したうちの、一番ジャギーの少ない7時52分42秒のワンショットです。
  • パラメータは1ms、ゲイン200(=2倍 =6dB = ZWO換算で60)、3840x80ピクセルで16倍速12秒間、RAW16で465fpsでの撮影です。
  • JSol'Exのフルモードで処理しました。その際、ジャギーを軽減する実験的なオプションをオンにしています。
  • ドップラーシフト画像と高度情報画像だけは、別途ImageMathを使っています。
  • 出力された画像はそのまま使っていて、その後の処理などはしていません。

記録画像

出力された画像のうち、特徴的なものを載せておきます。

モノクロ:
07_52_42_0000_07_52_42_autostretch_0_00
 
モノクロ反転:
07_52_42_0000_07_52_42_negative_0_00

プロミネンス:
07_52_42_0000_07_52_42_protus_0_00

カラー:
07_52_42_0000_07_52_42_mix_0_00

活動領域:
07_52_42_0000_07_52_42_activeregions_0_00

緯度経度情報:
07_52_42_0000_07_52_42_card_0_00

高度情報:
07_52_42_0000_07_52_42_mix_0_00

ドップラーシフト:
07_52_42_0000_07_52_42_doppler


検討

実は、10枚撮影してからスタックしたものも作ったのですが、かなり苦労した割にうえのがぞうとほとんど変わりません。正確にいうと、ジャギー関してはスタックした方が少ないです。でも解像度は10枚程度ではあまり改善しませんでした。というのも、太陽表面でのジャギーが残ってしまい、解像度を出そうとするとそのジャギーが目立ってきてしまい、本来出したい模様をそこまできちんと出せないのです。なので苦労する割に、上の画像とそう違いがないという結果です。

できるだけ手間をかけないということで、今後は観察記録に関しては、画像処理が簡単な1枚撮りのみにしようと思います。上の画像はまだ多すぎるかもしれませんが、これくらいがぱっと出る精一杯なので、とりあえず今回は掲載しておきます。他にも連続波長のアニメもできますが、ちょっと手間なのでやめておこうと思います。あと(無理かもしれませんが)ブログ記事も簡潔にしようと思います。


まとめ

さてこの観察、どれだけ続くのか? 実際もうすでに少し飽きています。でももう何回かは続けようと思います。

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