2026年5月16日(土)、この日は所属する富山県天文学会 (県天) の観望会で、牛岳に集合です。主な目的は会員同士の交流です。
前回牛岳に行ったのは、いつのことかもう忘れてしまっているくらいで、本当に久しぶりの牛岳です。牛岳は、2016年に星を始めてから最初に行った地元のメジャーな星見場所で、基本のような場所だったはずです。
このブログで記録を調べてみると、最後に牛岳に行ったのは、2022年のゴールデンウィークでした。コロナが少し落ち着いてきたところでしたが、まだその後もコロナが続いたこと、その後体調を壊したこともあったのでしょう。実は去年も同じ時期の5月24日に牛岳で観望会が計画されていたのですが、記録を見たら雨で中止になっていました。それにしても2022年以来、4年ぶりとは信じられないくらい月日が早く経ってしまっていることにびっくりです。
この土曜日は朝から太陽撮影で、次の日の日曜も晴れそうで朝から太陽撮影の予定なので、夜の星の方は相変わらずあまり気合いが入りません。一応機材は持っていきますが、前半はまだ夏の星座には早くて銀河がメインになるのに、撮影用に持っていったのはε130DとRedCat51で、短焦点鏡筒だけです。もしかしての時の電視観望のFMA135は車に積みっぱなしにしています。まあ、夜中からの後半に短時間撮影できたらラッキーというくらいでしょうか。
牛岳の山頂に近いスキー場のリフトの降り口の駐車場に到着したのは、18時半くらいでした。すでにSさんが到着していて、もう機材まで設置済みでした。
展望台もあるこの駐車場は、県天メンバーだけでなく、他の一般の人もたくさん来ます。展望台まで登ってしまえば南側の天の川がよくみえるのですが、機材が設置できる駐車場では南側が建物で塞がれていて、南の低空撮影は難しいです。かといって、北は街明かりで明るいので、天頂近くなどある程度高度がある天体を狙うのが手です。
もし南の低空を狙うなら、50mくらい下に下がったところがいいのですが、そこだと今回の目的の交流は難しいです。まあ撮影するなら夜中に移動すればいいかと思い、この駐車場では機材を出すのも躊躇していました。
到着後けっこうすぐに気づいたのですが、まだ明るいうちから北の眼下の遠くに大きな火の手が上がっています。火事です! 双眼鏡でも見てみますが、かなり遠くなのでイマイチ状況がわかりません。そうか、望遠鏡があると思い、RedCat51とカメラで見てみました。どうやら高岡の中心あたりで、高岡駅のもう少し北側でした。
駅の大きさと比べても、燃えている範囲がかなり広いのがわかります。メンバーに高岡に住んでいるという人からの写真なども届き始め、どうやらお寺が燃えているとのこと。火は全然消える様子もなく、暗くなって目では火が小さくなったようには見えても、画面ではずっと赤い火が見えていて、画面で火の手が見えなくなったのは21時近くのことでした。無事に鎮火できてよかったと思っていたのですが、あとでニュースで見たら、出火が18時45分で、実際の鎮火はそれから8時間40分も経ってからだそうです。
その後も、他のメンバーの機材を見ながら話していたくらいで、私自身は特に何をするでもなく、ものすごくまったりしていました。
肝心の天気はというと、低空はガスっていてほぼ全滅で、北極星の下に星が何も見えないとか、ちょっと変わった状況でした。それでも天頂付近はよく晴れていて、撮影しようと思えば十分でき、三つ子銀河とかは狙い目だったと思います。でも持ってきている機材が機材で、短焦点なので結局RedCat51を出しっぱなしにして、ほったらかしでした。
途中、学生のカップルが来て、メンバーのSさんのμ210で木星を見てもらっていたのですが、なんか微妙に詳しくて反応がいいので、もしかしてと思って聞いてみました。なんでも昼間は科学博物館に行ってプラネタリウムで星の解説を聞き、夜は星を見にきたそうで、今どきの若い子にしては珍しいくらいの感心のデートコースです。さらに聞いてみると、男の子の方は天文を研究している地元の富山大の院生で、銀河が専門のようです。研究だけでなく結構実際の星にも興味がありそうだったので、県天メンバーも集まってきて、星や星座のことをいろいろ話していました。
もうそのころにはベガはかなり上の方まで昇っていたので、星座ビノでこと座の形を見てもらい、Sさんがμ210ですぐにM57を入れてくれたので、見てもらいました。
さらにμ210でM13も見てもらったのですが、Y会長が「昔は裸眼でM13を見ていた」と言うので、M13を星座ビノで探してもらいました。星座アプリで「ヘルクレス座の中心の四角形の上の2つの星の、真ん中から少し左より」と位置を確認しながら探したのですが、星座ビノだけだとちょっと厳しそうでした。そこで、四角形の上の2つの星の位置を改めて確認してもらい、双眼鏡を渡しました。最初は倍率が上がったので、その2つの星の特定にてこずってましたが、やがて二人とも2つの星と四角形の位置がわかり、無事にM13も双眼鏡で見ることができていました。双眼鏡で見ることができると、改めて星座ビノで見てもわかるようになるはずで、無事に二人とも星座ビノでも認識できているようでした。
二人ともかなり反応が良かったので、私も少しやる気が出てきて、せっかくなのでCGEM IIにセットしてあったRedCat51を取っ払って、代わりに全然サイズがあっていないFMA135を載せて、電視観望でM57とM27と北アメリカ星雲を見ました。
二人とも、すごく喜んでいました。
21時台の早い時間から来ていたこのカップル、天の川が見たかったらしいのですが、「天の川が見えるのは23時頃ですよ」と言うと、「あと2時間もあるのかぁ」と残念がっていたのですが、こんな風にいろいろ見てもらっていたら、いつの間にか天の川も昇り始める時間になっていました。南が見える展望台の方に一緒に行くと、低空はまだ少しガスってましたが、うっすらと天の川の存在もわかりました。女の子の方は天の川を見たことがなかったらしくて、さらに流れ星もこの日生まれて初めて見たとのことで、とても喜んでいました。
気づくともう0時前になっています。残ってるメンバーもだんだん少なくなってきました。撮影をするか少し迷ったのですが、そこまでの空ではないせいか、皆さんももう帰るそうです。一人だとクマも怖いので、私も片付けることにし、0時過ぎに牛岳を後にしました。少し車で下ったところで改めて外に出て東から南の空を見ると、天の川がかなり濃くなってきていました。そういえば今年初の天の川だったことにこの時気づきました。
自宅には1時頃に着いて、結局寝たのは4時前くらいでした。朝は結局8時頃になってしまいましたが、この日も太陽撮影でした。太陽のことは、また別の記事で書こうかと思います。
ずっと牛岳に行っていなかった
前回牛岳に行ったのは、いつのことかもう忘れてしまっているくらいで、本当に久しぶりの牛岳です。牛岳は、2016年に星を始めてから最初に行った地元のメジャーな星見場所で、基本のような場所だったはずです。
このブログで記録を調べてみると、最後に牛岳に行ったのは、2022年のゴールデンウィークでした。コロナが少し落ち着いてきたところでしたが、まだその後もコロナが続いたこと、その後体調を壊したこともあったのでしょう。実は去年も同じ時期の5月24日に牛岳で観望会が計画されていたのですが、記録を見たら雨で中止になっていました。それにしても2022年以来、4年ぶりとは信じられないくらい月日が早く経ってしまっていることにびっくりです。
準備と到着、そして火事
この土曜日は朝から太陽撮影で、次の日の日曜も晴れそうで朝から太陽撮影の予定なので、夜の星の方は相変わらずあまり気合いが入りません。一応機材は持っていきますが、前半はまだ夏の星座には早くて銀河がメインになるのに、撮影用に持っていったのはε130DとRedCat51で、短焦点鏡筒だけです。もしかしての時の電視観望のFMA135は車に積みっぱなしにしています。まあ、夜中からの後半に短時間撮影できたらラッキーというくらいでしょうか。
牛岳の山頂に近いスキー場のリフトの降り口の駐車場に到着したのは、18時半くらいでした。すでにSさんが到着していて、もう機材まで設置済みでした。
展望台もあるこの駐車場は、県天メンバーだけでなく、他の一般の人もたくさん来ます。展望台まで登ってしまえば南側の天の川がよくみえるのですが、機材が設置できる駐車場では南側が建物で塞がれていて、南の低空撮影は難しいです。かといって、北は街明かりで明るいので、天頂近くなどある程度高度がある天体を狙うのが手です。
もし南の低空を狙うなら、50mくらい下に下がったところがいいのですが、そこだと今回の目的の交流は難しいです。まあ撮影するなら夜中に移動すればいいかと思い、この駐車場では機材を出すのも躊躇していました。
到着後けっこうすぐに気づいたのですが、まだ明るいうちから北の眼下の遠くに大きな火の手が上がっています。火事です! 双眼鏡でも見てみますが、かなり遠くなのでイマイチ状況がわかりません。そうか、望遠鏡があると思い、RedCat51とカメラで見てみました。どうやら高岡の中心あたりで、高岡駅のもう少し北側でした。
駅の大きさと比べても、燃えている範囲がかなり広いのがわかります。メンバーに高岡に住んでいるという人からの写真なども届き始め、どうやらお寺が燃えているとのこと。火は全然消える様子もなく、暗くなって目では火が小さくなったようには見えても、画面ではずっと赤い火が見えていて、画面で火の手が見えなくなったのは21時近くのことでした。無事に鎮火できてよかったと思っていたのですが、あとでニュースで見たら、出火が18時45分で、実際の鎮火はそれから8時間40分も経ってからだそうです。
まったりモードで、一組のお客さんが
その後も、他のメンバーの機材を見ながら話していたくらいで、私自身は特に何をするでもなく、ものすごくまったりしていました。
肝心の天気はというと、低空はガスっていてほぼ全滅で、北極星の下に星が何も見えないとか、ちょっと変わった状況でした。それでも天頂付近はよく晴れていて、撮影しようと思えば十分でき、三つ子銀河とかは狙い目だったと思います。でも持ってきている機材が機材で、短焦点なので結局RedCat51を出しっぱなしにして、ほったらかしでした。
途中、学生のカップルが来て、メンバーのSさんのμ210で木星を見てもらっていたのですが、なんか微妙に詳しくて反応がいいので、もしかしてと思って聞いてみました。なんでも昼間は科学博物館に行ってプラネタリウムで星の解説を聞き、夜は星を見にきたそうで、今どきの若い子にしては珍しいくらいの感心のデートコースです。さらに聞いてみると、男の子の方は天文を研究している地元の富山大の院生で、銀河が専門のようです。研究だけでなく結構実際の星にも興味がありそうだったので、県天メンバーも集まってきて、星や星座のことをいろいろ話していました。
もうそのころにはベガはかなり上の方まで昇っていたので、星座ビノでこと座の形を見てもらい、Sさんがμ210ですぐにM57を入れてくれたので、見てもらいました。
さらにμ210でM13も見てもらったのですが、Y会長が「昔は裸眼でM13を見ていた」と言うので、M13を星座ビノで探してもらいました。星座アプリで「ヘルクレス座の中心の四角形の上の2つの星の、真ん中から少し左より」と位置を確認しながら探したのですが、星座ビノだけだとちょっと厳しそうでした。そこで、四角形の上の2つの星の位置を改めて確認してもらい、双眼鏡を渡しました。最初は倍率が上がったので、その2つの星の特定にてこずってましたが、やがて二人とも2つの星と四角形の位置がわかり、無事にM13も双眼鏡で見ることができていました。双眼鏡で見ることができると、改めて星座ビノで見てもわかるようになるはずで、無事に二人とも星座ビノでも認識できているようでした。
二人ともかなり反応が良かったので、私も少しやる気が出てきて、せっかくなのでCGEM IIにセットしてあったRedCat51を取っ払って、代わりに全然サイズがあっていないFMA135を載せて、電視観望でM57とM27と北アメリカ星雲を見ました。
二人とも、すごく喜んでいました。
21時台の早い時間から来ていたこのカップル、天の川が見たかったらしいのですが、「天の川が見えるのは23時頃ですよ」と言うと、「あと2時間もあるのかぁ」と残念がっていたのですが、こんな風にいろいろ見てもらっていたら、いつの間にか天の川も昇り始める時間になっていました。南が見える展望台の方に一緒に行くと、低空はまだ少しガスってましたが、うっすらと天の川の存在もわかりました。女の子の方は天の川を見たことがなかったらしくて、さらに流れ星もこの日生まれて初めて見たとのことで、とても喜んでいました。
結局そのまま帰ることに
気づくともう0時前になっています。残ってるメンバーもだんだん少なくなってきました。撮影をするか少し迷ったのですが、そこまでの空ではないせいか、皆さんももう帰るそうです。一人だとクマも怖いので、私も片付けることにし、0時過ぎに牛岳を後にしました。少し車で下ったところで改めて外に出て東から南の空を見ると、天の川がかなり濃くなってきていました。そういえば今年初の天の川だったことにこの時気づきました。
自宅には1時頃に着いて、結局寝たのは4時前くらいでした。朝は結局8時頃になってしまいましたが、この日も太陽撮影でした。太陽のことは、また別の記事で書こうかと思います。













































