ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:プロミネンス

休日が晴れた時は太陽撮影をできるだけしようと思っています。やっと秋らしくなり、昼間の撮影でも暑くなくて快適です。

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最初準備している時は曇りがちだったので、C8の補正板の清掃をしたり、カメラのチルターを新しいものに交換したりなど、少し機材メンテナンスをしました。補正版はここしばらく触ってなかったのでほこりだらけでした。

あと、新しいPCで太陽撮影ができるようにアプリをいくつかインストールしました。といってもすでに電視観望で使っているPCなので、新たにインストールしたものはCelestronのASCOMドライバーとImPPGだけです。あとはSharpCapを最新版にしたくらいでしょうか。

まずはPSTでのHα画像です。鏡筒はC8でカメラはASI290MMなので、そこそこ拡大しています。曇りの間を狙っての撮影となりましたが、シーイングも良くないので、ボケボケです。大きな黒点は見当たらず、細かいものがいくつか出ていました。下の画像は一つ一つは小さいですが、少し密になっている黒点で、上半分がAR3451群で、下半分がAR3452群になります。

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プロミネンスもでていますが、その中で一番大きいものを。
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次に、白色画像です。あ、カメラをASI290MMそのまま使ってしまったので、いつも入れているPlayer OneのPhotosphereフィルター入れるの忘れてました。なので、白色光です。上で見せた黒点AR3451群とAR3452群になります。シンチレーションは良くないのに、さらにPhotosphereフィルター入れてないのに、意外に粒状斑が見えています。前回のApollo-M MINIからカメラのピクセルサイズが半分程度になったのが効いているのかと思います。

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その後、4倍のPowerMATEを入れて、シーイングが良くならないか少し期待して30分ほど粒状斑撮影をしてましたが、全然ダメでした。上の等倍のと解像度がほとんど変わらないくらいです。カメラの分解能は上がっているので、逆に倍率が高すぎたのでしょうか?明日と明後日、昼間晴れたらもう少し試してみます。

いずれにせよ、シーイングはとにかく見てみないと分からないので、今後もうしばらくは続けたいと思います。でももう秋だから北陸だとそもそもシーイングはダメなのかもしれません。

休日で晴れているので太陽撮影です。大きな目的は粒状斑ですが、まずはHα画像から。


セットアップ

取り掛かったのは、がストのモーニングでのんびりして帰ってきてからの、ちょうど正午12時くらいからでしょうか。

まずはいつものC8とPSTです。まずPCの画面に写した段階で、そこまでシンチレーションは酷くはないですが、前回の9月10日の時よりも明らかに揺れています。もうこの時点で粒状斑は諦めました。Hα画像も処理をしてみると分解能が明らかに劣っています。なのでこの日の画像は記録程度の意味しかありません。


Hα画像

結果だけ示します。真ん中ら辺に目立つ黒点が2つ出ていました。宇宙天気ニュースによると、大きい方からAR3435とAR3440だそうです。番号が小さいほうが先に出ていたもので、先に裏側に回り込みます。

AR3435
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AR3440
12_31_29_lapl4_ap530_IP

シンチレーションがいいとImPPGのSigmaが小さい値でかなり細かい模様が残り、分解のがいいことがよくわかります。9月10日の画像は1.5とかせいぜい2でした。シンチレーションが悪くなると、Sigmaの値を大きくしてごまかすような形になります。今回は3とか4でしたので、やはり分解能がでないです。

プロミネンスもいくつか出ていましたが、一つだけ撮影しました。

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撮影データです。
  • 撮影場所: 富山県富山市
  • 撮影時間: 2023年9月24日12時15分-12時44分
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 4.1 (64bit)
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCで後処理


VISACでの粒状斑撮影

シンチレーションが悪いので多分ダメなのはわかっているのですが、一応粒状斑を撮影してみました。前回PowerMATEの2倍では拡大率が不十分だったので、今回はPowerMATEの4倍を使いました。

今回はC8だけでなく、VISACでも撮ってみました。もしかしたらC8に固有の問題があるかもしれないとも思ったからです。でも見た限りだと、C8もVISACもどちらも同様で劇的な違いはなく、どちらも全然ダメでした。

IMG_8604

撮影したものですが、結局画像処理をするとC8でとったものの方が少しだけよかったので、こちらを載せておきます。

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でもまだ分解能が全然足りていません。また休日に晴れていたら撮影してみます。


今年の夏は殺人的な暑さでした。9月に入ってやっと少しだけ暑さが和らいだのと、休日と晴れが重なったので、久しぶりに太陽撮影を試みました。2023/9/10の撮影分になります。前回の太陽撮影はゴールデンウィークの頃なので、もう4ヶ月も前のことになります。


今回の主な目的は2台のPSTを比較して2台目の方が良像範囲が広いと判断した5月の検証を再度確かめることです。




黒点

黒点群AR3423です。この日はシンチレーションも悪くなく、そこそこ細部まで出たのかと思います。

10_02_58_lapl4_ap530_cut
  • 撮影場所: 富山県富山市
  • 撮影時間: 2023年9月10日10時2分
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 4.1 (64bit)
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCで後処理

元のモノクロのカット前の画像が下になります。

10_02_58_lapl4_ap530_mono

左側がのっぺりしているのがわかると思います。これを見る限り良像範囲は8割程度でしょうか。前のPSTが3-4割といったところだったので、かなり使える範囲が増えたのかと思います。 細部もそこそこでているので、今後も2台目PSTでそのまま継続できるかと思います。

一つ心配なのが、真ん中から右にかけてなぜかピントがずれたように見えます。もっと右に行くと大丈夫そうなのですが、少し謎です。再発するようなら原因を探ってみます。


プロミネンス

この日はプロミネンスもたくさん出ていました。目立つものをいくつか載せておきます。画像処理はあまり気合が入っていません。

まずは、かなり広い範囲に渡ったプロミネンスですが、手前側の光球面上に広がっている様子もわかります。プロミネンス越しでは光球面の細部が出にくくなっているのがわかると思います。
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こちらも下部からプロミネンスが伸びて繋がっているのがわかります。やっとここら辺を出せるようになってきました。
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スピキュールがピンピンしてますね。こんなときはシーイングがいい日だということがわかります。
10_07_50_lapl4_ap539_cut


粒状斑

前回C8にアルミシートを巻いて、少し熱流対策をしました。その効果かわかりませんが、2倍のPowerMATEで少し粒状斑が出ました。

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でもまだ動画の時点ではっきり出ているとは言い難いので、まだシーイングがかなりいいとは言えないでしょう。太陽撮影は休日に限られてしまうのでタイミングが難しいのですが、できるだけシーイングがいい日を探して継続していきたいと思っています。


まとめ

やっと昼間に太陽を見る気になるような気温になってきました。忙しくてブログをまとめてなかったのですが、明日から日曜、月曜と連休を利用しての京都の「星をもとめて」なので、それまでにまとめておこうと画像処理も含めて記事を書き上げました。

今日の夜は飛騨コスモス天文台で観望会、でも天気は微妙です。明日は朝から京都「星もと」へ移動です。星もとでは胎内に引き続いて、ユニテックブースでSWAT+AZ-GTI=SWAgTiの展示とデモをする予定です。関西の星仲間に会えるのを楽しみにしています。


久しぶりの太陽撮影です。

去年の秋ごろ、太陽の粒状斑を出したくてちょくちょく撮影していたのですがなかなかうまくいかず、しかも冬に入ると大気の揺れが激しくて全然だめだったので、太陽撮影からしばらく離れていました。春になって再開しようと思っていたのですが、休日と晴れがなかなか合わず、連休に入ってやっと少し時間をとることができました。

今日は復帰程度なので、簡単に何ショットか撮っただけです。撮影時間は5月3日の昼の12時くらいです。まずはC8+PSTでHα撮影です。最近は太陽活動がかなり活発なようで、今日も特大サイズとかは出てませんでたが、中位の黒点が多数見えました。その中の最も密な所です。

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Hαが見えている部分がやはり少ない気がします。もっと縞々な範囲が増えてもいいのかと思うのですが、PSTのエタロンの限界でしょうか。

他にプロミネンスが2枚です。
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擬似カラー化したのですが、ちょっと色が濃すぎかもしれません。イマイチ画像処理の勘が取り戻せてない気がします。

次はBaaderのND5フィルターに、Player OneのPhotosphereフィルターを付けたものです。鏡筒はC8、カメラは借り物のPlayer OneのApollo M-MINIを使っています。

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粒状斑らしきものがそこそこ出ています。Photosphereフィルターとグローバルシャッターのおかげでしょうか。春なのでシンチレーションがいいことも大きいかと思います。

気を良くしてTeleVueの2倍のPower MATEを入れてみました。位置は上の画像のすぐ下くらいになります。
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それでもイマイチ解像度が上がりません。

その後試しに、このセットアップで遠くの家の屋根とかを見てみました。初めは光軸があってないのかなと思って調整してたのですが、そこまで悪くはないようです。調整をしているときに瓦屋根の一部が太陽の光を点状に反射して、星のようになっているところがあったので、その内外像を見てみました。まるで温度順応がされていない時のようにひどく瞬いています。黒い鏡筒なので太陽に当たるとかなり熱くなります。これは流石にダメな気がしてきました。次は鏡筒にアルミ箔を巻いて試してみることにします。


2022年に撮影した月と太陽のまとめです。2021年のまとめはここにあります。 



  • 2022年1月8日
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  • 皆既月食全景
StarStaX_Blink00001-Blink00261_lighten


  • 皆既月食とその前後
ZWO ASI294MC Pro_25ms_240_2022_11_08_19_09_33__lapl5_ap2594_RS2

ZWO ASI294MC Pro_50ms__2022_11_08_20_29_59__lapl5_ap689_IP



topics02-2-l_all_cut



  • 天王星食
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太陽

  • 2022年1月8日
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13_38_50_lapl6_ap1314_IP_cut

  • 2022年1月10日
13_44_16_lapl6_ap2568_IP_cut

10_41_00_lapl6_ap2544_IP_cut

  • 2022年3月12日
_13_00_24_lapl4_ap25561_ABE

13_01_12_lapl4_ap1492_PI

_13_07_09_lapl6_ap2568_ABE_PI

13_06_25_lapl6_ap450_IP

13_03_07_lapl6_ap245_IP

13_03_57_lapl6_ap189_IP

13_05_00_lapl6_ap288_IP

  • 2022年4月25日
11_55_30_lapl3_ap2556_IP_cut

12_04_11_lapl3_ap2490_IP_cut

12_09_29_lapl3_ap1726_HP_L

  • 2022年4月28日
13_31_34_lapl3_ap2098_IP_cut

13_28_23_lapl3_ap2556_IP



  • 2022年5月22日
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粒状斑
  • 2022年6月19日
11_27_27_lapl3_ap126_PI_cut


まとめ

2022年の月は皆既月食以外では1ショットしか撮影していませんでした。それもSCA260でのRGB合成のテストを兼ねてという、ついでの撮影です。その代わり、皆既月食は相当気合が入っています。というか、最初は天気が悪い予報であまり気合が入ってなかったのですが、突如富山でも晴れてフル機材で撮影して、画像処理をしてたらが夢中になってたというのが真相です。そのおかげか、皆既月食はかなり満足しました。地球影を直に写すという課題は残りましたが、次の日本で見る事ができる皆既月食は2025年9月8日らしいので、のんびりとやります。

太陽撮影は2022年の前半はかなりアクティブでしたが、後半は心が折れてしまっていますね。でも実際には何もやってなかったかというとそうでもなくて、記録を見るだけでもここに載せていないもので

2022年2月11日、3月27日、4月30日、5月3日、5月6日、5月7日、5月14日、5月28日、7月2日、9月4日、9月11日、10月1日

に撮影しているのですが、これらはブログ記事にもしていないのがほとんどです。前半は主にプロミネンスや黒点周りのHαのタイムラプス化に、後半は粒状斑出しに夢中でした。粒状斑は上の最後に示した画像がMAXで、その後も含めてことごとくうまくいってなかったので、全てお蔵入りになっています。その粒状斑出しも、夏が終わって大気が揺れ始めた頃になるとあきらめてしまったのですが、また2023年も挑戦したいと思っています。粒状斑に関してはまだ全然満足していません。とにかくキーはシンチレーションなんですよね。シーイングが悪いのか、機材がまだ問題があるのかわかりませんが、まだ課題がありそうです。

Hαのほうですが、冬に晴れの日少ないことと、さらにそれが休日に合わないとダメなので、こちらもストップしてしまっています。粒状斑の挑戦と一緒に撮影してもいいのですが、興味が出だすとそればっかりになってしまうので、少し反省です。特に黒点が常時出ているような年だったので、少しもったいなかったです。

2022年は夜の撮影でSCA260に力を注いだのですが、また月も太陽も時期が来たら再開したいです。というわけで、よろしければ夜の方もご覧ください。



4月25日に引き続き、今日も在宅勤務。天気もいいのでこの日も太陽撮影です。

粒状斑をみるべくNDフィルターをつけて見てみます。これまでの黒点の粒状斑はそこそこ分解できています。黒点外周にある瞳孔の線のようなところの太さよりも、粒状斑の方がまだ大きいはずなので、見えないことはないはずだと思うのですが、今のところはっきりとは全く見える様子がありません。この日は波長依存性などあるかと思い、いくつかフィルターを試しました。試したものは
  • Baaderのダークブルー
  • Baaderの黄色から赤外にかけて
  • Baaderのオレンジから赤外にかけて
  • サイトロンの800nm以上
  • CelestronのMars filter
です。でもいずれもフィルター無しの場合に比べて、どれかが特に見えるということもなく、粒状斑というには程遠い写りです。もしかしたらOrion製のNDフィルターが悪いのか、C8の200mmの口径がまだ足りないのか、やはりシンチレーションがまだまだ良くないのか、いまのところは不明です。GW中、天気が良ければ引き続き何度か試したいと思います。

その一方、Hαは色々面白いことがありました。まずは、ものすごく大きなプロミネンスが出ていました。撮影中には気づかなかったのですが、実はこれの倍くらいの高さでプロミネンスがさらに左側に広がっていたようです。残念ながら撮影できなかったですが、これだけでもかなり迫力があります。せっかく黒点(AR3001)が近くにあるので、一緒に収めてみました。

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  • 撮影時間: 2022/4/28 13時31分
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 4.0 (64bit)
  • gain150, 0.5ms x 1000フレーム中上位80%を使用 
  • 画像処理: AS3にてスタック、Registaxで細部出し、PhotoshopCCで後処理
今回やっと光球面も同時にうまく広い範囲で出せるようになったのかと思います。理由は撮影時にリアルタイムフラット補正をしてみたことです。Twitterで知り合いのKym さんがPlayer Oneの太陽撮影解説サイトがいいとつぶやいていたので、ちょっとみてみました。ほとんどは自分でもやっていることですが、その中でリアルタイムフラット補正がいいと書いてありました。とりあえず試してみたら、より広い範囲にわたって均一な明るさになり、画像処理が格段しやすくなったのかと思います。これまでPSTだとHα領域があまり広範囲で出ないと思っていましたが、これまで明るさの違いで見えにくかったエリアの情報をより引き出せるようになったと思います。

それでももちろん制限はあり、下の画像を見るとわかりますが、特に左右で言うと、画面右側は比較的Hαに合いやすいですが、画面左側はズレるようです。
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AR2993、 2994はもう消えかけですね。AR2995はまだ少し楽しめそうです。

他にも何枚か撮影したのですが、見せることができるのはギリギリでこれくらいです。明日からゴールデンウィークで、おおっぴらに昼間に連続して太陽撮影ができます。せっかくなので、普段できないことをしたいと思います。晴れるといいなあ。


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