ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:アイデア

「ほしぞloveログ」で記事にした、役に立つテクニックや面白いアイデア、小ネタなどをまとめておきます。参考になったと思ったら、コメントに感想を書いて頂けると嬉しいです。

各項目を5つの星の数 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎)で自己評価していますが、星の数は、実用性、独自性、今でも参照する価値、反響の大きさなどを総合して付けています 。あくまで自己評価です。

今後も新しいことが出てきたら、随時追加していく予定です。


見え方、ノイズ関連など

汎用0.5倍レデューサについて (⭐︎):
最初期の2016年10月頃に書いた光学機材的な話の一つで、なぜ0.5倍がいつも成り立つかについて書きました。その後、2020年1月にその適用範囲についてを記事にしています。

望遠鏡で星の数が多くなる理由 (⭐︎):
最初期の2016年11月、いろいろ考え始めた時期の記事です。なぜ望遠鏡で見ると星の数が増えるかを考えています。同じ記事内に、なぜ望遠鏡で昼間に星が見えるかの理由も書いています。

ノイズについて基本的なこと 
(⭐︎⭐︎⭐︎):
星を初めて半年ちょいの2017年1月、かなり初期の頃にノイズについて定性的に書きました。この頃はまだたいしたことは書いていないのですが、基本は押さえていると思います。その後、2017年12月に定式化した記事を書いています。この式はいまだに参照されることが多いです。ここら辺から凝った記事が多くなってきました。

カメラスペックの見方(⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
CMOSカメラの性能評価については当初から販売店のカメラの仕様のページに掲載されていましたが、読み方の説明は一切なく、販売店の方でもきちんと理解されていなかったと思います。ASI294MCを例に、2017年12月にCMOSカメラ特性グラフの読み方を解説したのは、少なくとも当時のアマチュア天文で日本語でここまで具体的に解説した例はあまり見当たらなかったと思います。その後、EOS6Dでも同様の解説をしています。




ノイズの測定方法 (⭐︎⭐︎⭐︎):
ノイズを実際に測定する方法です。普段はSharpCapでセンサーを解析する際にノイズも測定していて、メーカー値と同様の値を得ていますが、PixInsightを使って独立に読み出しノイズを測定して、一致することを確認しています。PixInsightを使わない方法を、Pyhtonか何かで書いてしまった方がいいかもしれません。いつかやります。


ノイズについての議論 (⭐︎⭐︎⭐︎):
2020年10月ノイズについて、みなさんと議論した時の記事です。この頃から結構真剣に考え始めています。今読み返しても、結構考えさせられ、いまだに参考になります。

ダークフレームは何枚必要か? (⭐︎⭐︎⭐︎):
初期の2017年11月にダークフレームが何枚必要かを議論しています。その後、かなり経って2024年3月にもう少し詳しい計算をしていて、2024年8月に更にその計算よりもう少し枚数が少なくていいことを示しています。後者はちょっとアドバンストな内容になっていますが、実用上とても大切な話です。


ノイズの定式化 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
2023年3月からの一連の記事で、各種ノイズを定式化しています。
  1. 最初の記事(その1)で、評価しにくい背景光からくるショットノイズについて定量的に見積もっているのはかなり画期的だったのかと思います。
  2. (その2)では、明るさに応じた適切な露光時間を選ぶという戦略を立てることを提案しています。
  3. ノイズだけでなく、(その3)では信号まで計算してS/Nを数値的に出しています。
  4. 具体的な例として、(その4)でいくつかの場所での明るさの違いで比較しています。
  5. (その5)でダークノイズについての定式化
  6. (その6)でバイアスノイズの定式化と、バイアスファイルの必要性について議論し、PixInsightなどでデフォルトのバイアスファイルはダークファイルに含まれるので必要ないということを、数式上で証明しています。
これらの記事は、ある意味このブログの集大成のようなものでかなり力を入れたのですが、複雑すぎるのか一部の人を除き反応がイマイチでした。でも私のライフワークみたいなものなので、今後も機会があれば続けます。







惑星撮影の分解能の限界 (⭐︎⭐︎):
2018年5月にハッブルの木星の画像を使って、ドーズ限界と、それが破れるのかどうかを議論しています。これはその後、2019年8月にカメラの分解能の議論に繋がり、2026年の太陽粒状斑画像でも議論されて、眼視で恒星という点での評価のドーズ限界やレイリー限界と、CMOSカメラで面を見た場合で違うことが議論されています。




大気分散による色ずれ(⭐︎⭐︎⭐︎):
大気分散でどれくらい赤と青がズレて見えるか計算しています。エクセルの表もアップしてあるので、使いやすいかと思います。

眼視で色つきの星雲 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
あえて明順応させることで星雲に色がつくことを実感しました。電視観望と合わせて楽しめる眼視の楽しみ方です。この記事の後、星まつりなどであえて明順応するのがはやったみたいです。

星座ビノ (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
星座ビノの見え方の評価記事(123)は、今でも人気のある記事です。


機材について

赤道儀の基本的なセッティング (⭐︎⭐︎):
赤道儀を使う時に一般的に気をつけることを書いています。自分でやっていて気づいたことのまとめです。この時期から、基本がいかに大切かを説く記事が出始めています。

カメラの回転角を夜を待たずに合わせる方法 (⭐︎⭐︎⭐︎):
2022年の比較的新しい記事です。追加機材なしで、SharpCapの画面を見てカメラの回転角を精度よく合わせる方法です。昼間でも合わせることができます。

赤道儀設置の時間短縮 (⭐︎⭐︎⭐︎):
プレートソルブを利用した省略したアラインメント方法や、SharpCapの極軸調整を使うことで赤道儀の水平を取らずにセットアップする方法です。意外に時間が短縮できて便利で、いつも使っている方法です。


極軸のズレで追尾はどれくらいズレるか? (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
2017年3月の記事で、初期の頃の傑作記事かと思っています。極軸をどのくらいの精度で合わせたら、追尾はどれくらいの時間でどれくらいズレるのかを、面倒な計算なしで簡単に見積もる方法です。

その他数値見積もりシリーズ (⭐︎⭐︎):
上記シリーズですが、他にも鏡筒の揺れの大きさと、画角でどれくらい揺れるかの変換や、覚えておくと便利な数値集などがありますが、上の見積りが最も実用的かと思います。

振動解析について (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
2019年の夏に前半後半に分けて書いた記事です。初期の頃に、かなり気合を入れて書いた記事です。その後、2020年7月のZEROや、2020年10月の迷人会の自由微動雲台の振動解析につながる、一連の重要な記事です。

たわみの見積もり (⭐︎⭐︎⭐︎):
赤道儀の赤経を90度回した時に、機材がどれくらい撓むのかを、見ているカメラのピクセル単位で何ピクセルくらいズレるかで、ラフに見積もる方法です。SharpCapの極軸調整機能を利用しています。

システマティック化三脚 (⭐︎⭐︎):
中古で買ったエレベーター式のGitzoの三脚をシステマティック化して安定度増し増しにした記事です。Gitzoは心から信頼できる三脚で、揺らしてもピクッともしません。この改造した三脚はいまだに現役で、最も稼働率が高い器材の一つです。

Advanced VXの分解 (⭐︎⭐︎):
最初の赤道儀のAVXは、妻の車にぶつけられ一度大破し、その後自分で修理するなど、分解レベルで磨いたり、ガタ取りを赤経体でしたり、赤緯体でしたり、じっくり付き合いました。


CGEM IIの発振防止 (⭐︎⭐︎⭐︎):
AVXの次に手に入れた赤道儀ですが、ガイド中に発振してしまうことがあります。制御のしくみから、どう解決すればいいかの例を示しています。

SWAgTi (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
高精度低機能赤道儀SWATと、高性能低精度赤道儀AZ-GTiを組み合わせて、両方のいいところだけを使う高精度高機能の赤道儀を組んでみました。オートガイドなしでの追尾でも十分に精度が出るのが特徴で、SWAgTiと名付けました。


ガイドの設定の煩わしさをすべて無くしたのですが、縞ノイズ対策に「ディザーだけはする」という手法です。最初はSharpCapを使って実現しました。


そのうちに、NINAでもガイドなしディザーを実現できることがわかり、システムとしてはある程度完成しました。


ケーブル一本のプレートソルブ (⭐︎⭐︎):
AZ-GTiやトラバースを電池駆動で動作させると、ケーブルはカメラとPCを繋ぐ一本だけになります。かなりシンプルで、かつプレートソルブまでできるという記事です。今でこそスマート望遠鏡もあるので当たり前かもしれませんが、当初は反響が大きかったです。


ガイド鏡の強固な固定 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
ガイド鏡の固定が甘いと長時間撮影で赤道儀が動いていくと、たわみで位置が徐々にズレていきます。どう固定したらいいかの一例を示しています。

アルカスイス互換プレートの利用例 (⭐︎⭐︎⭐︎):
ほとんど全ての鏡筒の上部に、長めのアルカスイス互換プレートをつけています。持ち手と、ファインダーやガイド鏡などの固定に使います。安価で、強固に固定でき、簡単に取り外しできるので、とても便利です。

小ネタ集 (⭐︎⭐︎):
上記2つのアイデアのほかに、揺れを起こさない考え方、暗い電球、テーブルの活用、椅子の選び方、小型PCの使用、SharpCapを利用した極軸調整、初期アラインメントでの簡略化、水平とりの重要性、ピント合わせの実操作方法など、小ネタについて書いています。

その他小ネタ (⭐︎⭐︎):
各種接続アダプターのネジ規格と整理方法についてや、一眼レフカメラを使うときに便利な小ネタ集赤道儀の小ネタも少しあります。



画像処理

縞ノイズの原因 (⭐︎⭐︎⭐︎):
縞ノイズのひとつの原因と思われるものを特定しています。フラット画像の光量が十分でない場合、フラット画像自身がノイジーで、それがスタック時ライト画像を重ねていくときの一方向のずれで、線のようなノイズが出てしまいます。3本立ての記事になっています。


BXTにDrizzleを併用する (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
BXTとDrizzleを併用するアイデアです。最近はある程度一般的になってきましたが、当時はまだ誰も試したことがなかったです。BXTはなかり強力で、BXTそのものにはまだ分解能を上げる余地があるのに、画像の縦横の画素数という意味での解像度が足りていないので、Drizzleで解像度を上げてやるとBXTの引き出しきれていない能力を使い切ってやるというアイデアです。BXT単体よりも、Drizzle単体よりも分解能が上がります。


Software binning使用の推奨 (⭐︎⭐︎) :
上と関連してですが、カメラのbinningについて検討しています。software binningはhardware binningに比べて不利になると言われていますが、それは読み出しノイズで制限されている限られた場合だけなので、そうでなければどんどんsoftware binningを使ってもいいですよというお話です。bin2で撮影して、2倍のdrizzleをかけて、BXTをかけるのが、ファイル容量、処理時の負荷などを考えると、かえって有利になったりもします。具体的に検証もしています。



Larson-Secaninaフィルターの原理 (⭐︎⭐︎⭐︎) :
彗星の画像処理でLarson-Secaninaフィルターを適用して、角の回転をよく見えるようにしてみました。このフィルターはアマチュア天文でもそれまでもよく利用されていたのですが、原理の説明とともにどう使えばいいかを載せておきました。


NINAのオーバーシュートの片側設定(⭐︎⭐︎) :
NINAのEAFのオーバーシュート設定でうまくいかなくて、散々検索してもどこにも解決策が載っていなくて、でも実はマニュアルにちゃんと書いてあったという間抜けな記事です。解決策は片側にのみオーバーシュートのバックラッシュを適用するというものでしたが、その後この解決策は普通に広まったようです。



太陽関連

PSTの分解 (⭐︎⭐︎⭐︎):
2018年2月、PSTを手に入れてわずか3日目にPSTの中身を見せていろいろ解説しています。その後すぐにBF部を分解し、最後、エタロン本体が取り出せるまで分解しています。強力な溶剤をうまく使うことで分解できることを示しています。

エタロンの解説 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
2018年4月、エタロンの原理みたいなものを簡単に解説しています。定式化はしばらくして2020年6月に記事にしています。

口径8cm鏡筒にPSTを繋ぐ (⭐︎⭐︎):
2018年3月にPST大口径化の一番最初のテストと、その後2025年4月に再び試しています。

口径20cmのC8にPSTを繋ぐ (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
ERFがわりにUV/IRフィルターを使って大口径20cmのC8にPSTを接続した記事です。以前に一度熱でフィルターを割っているので、しばらく開発が止まっていて、やっとブレークスルーとなりました。これ以降は分解能が格段に上がっていますが、まだしばらくはシーイングに悩まされます。シーイングを確実に解決することができるようになったのは下の記事からです。


いいシーイングの探し方 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
太陽撮影におけるいいシーイングの探り方を説明しています。C8+PSTヘリオスター100Hα、TSA120+Phoenixで試しています。


太陽画像でのフラット撮影の重要性 (⭐︎⭐︎⭐︎):
太陽撮影の一連の手順を説明しています。特に、フラット補正は実はかなり重要で、細かい模様を出すことにもつながります。


Phoenixエタロンの中心周波数の調整 (⭐︎⭐︎):
Phoenixでエタロンのつまみをいっぱいまで回しても、Hαの中心まで届かないことがあります。そんな時はマイナスドライバー一本で調整することができます。


Phoenixの大口径化 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
2026年からPhoenixの大口径化に挑戦しています。まとめ記事にしてあるので連続で読んでみてください。



分光:
SHG700での分光撮影の一連のまとめ記事です。あまり詳しい解説記事がないと思うので、基本から応用まで、参考になるかと思います。


その中で、いくつか重要なものをピックアップしておきます。

分光器の調整方法 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
SHG700は3つの自由度があるのですが、どこをどれくらいの精度で調整すればいいかという話は、実はほとんどどこにも解説されていません。手順とともに何度か、気付いたたびに詳細に解説しています。
  1. フラウンホーファー線でカメラレンズの位置を合わせる
  2. 購入直後はできるだけ触らない
  3. 波長を変えた時の一連の手順
  4. ミスしやすいところ、スリットの端部を見ることを忘れない

半値幅と見え方の関係 (⭐︎⭐︎⭐︎):
PSTとフェニックスの撮影画像に加え、参考で研究レベルのSMARTの画像を、それぞれの半値幅と関連づけて評価しています。

ジェットのドップラーシフト (⭐︎⭐︎⭐︎):
ジェットを波長ごとにみると吹き上がりと吹き下がりで見え方が全然違うことがわかります。


コロナを見る (⭐︎⭐︎⭐︎):
太陽表面のコロナの構造を、He D3線から推測する方法です。


太陽分光撮影の性能アップ (⭐︎⭐︎):
分光撮影の性能を数値的に評価する方法です。


波長のキャリブレーション (⭐︎⭐︎⭐︎):
エタロンの特性評価で、基準となる波長のキャリブレーションをフラウンホーファー線を使ってする話です。



分光器でエタロンの特性を測る (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
PSTとフェニックス、ヘリオスター100Hαのエタロンの特性を測定しています。絶対値はまだずれがある可能性がありますが、測定方法は全部同じなので、相対的にどれくらいの性能差があるかはかなり正確に測定できているかと思います。





いいエタロンの見分け方 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
太陽Hαの撮影画像からいい半値幅のエタロンの目安がわかることを説明しています。その際見える白いモヤモヤについて解説しています。


太陽黒点の3分間振動の撮影とその解説 (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎):
アマチュア天文ではほとんど例のない太陽黒点の振動を撮影することができました。




毎年恒例の振り返りと目標です。年末は忙しいので、たいてい1月末か2月初めに書いてます。去年のまとめ記事はここにあります。


2024年はゴールデンウィークに体調を悪くして入院してしまい、趣味の天文活動も大きく制限されてしまいました。そんな状況の中、何をどれだけできたのか、振り返ってみます。


機材

RedCat51

機材はほとんど更新してません。相変わらずSCA260とε130Dがメインです。そんな中、唯一の新機材が、所属のローカルなアマチュア天文グループの当時の会長が亡くなったときに格安で譲り受けたRedCat51でしょうか。手軽な短焦点鏡筒を狙っていた時にちょうど手に入れることができました。RedCat51は何世代か発売されていて、手に入れたのは初代のもののようなのですが、特に不満もなく、というか十分すぎるほどの星像の鋭さと、さらに手軽さもあって、SWAgTiに載せて使っていて、相当な稼働率になってきています。


SWAgTi

新しい機材というわけではないですが、2023年から着実に進化しているのがSWAgTiです。SWATにAZ-GTiを載せて、SWATの高精度追尾と、AZ-GTiの高機能のいいとこ取りをしていて、オートガイド無しで気軽に長時間撮影できるものです。2024年は、ついにオートガイドなしでディザリングを実現することができ、これで長時間撮影で出てくる縞ノイズを撃退しています。撮影ソフトの対応が鍵になっていて、最初はSharpCapでやっていました。


後にNINAでもガイドなしディザリングができることがわかり、今ではプレートソルブなどで簡単に導入し、数時間以上の長時間撮影が安定してできるようになっています。


極軸微動ユニットも装備して、シンプル構成を壊さない範囲でハード的にも少しずつ進化しています。


このセットアップ、あまりにも手軽に十分すぎる精度が出るので、最近は軽い鏡筒は全てSWAgTiに載せています。テスト撮影でM27: 亜鈴状星雲を長時間露光で羽付きで、さらにテストでM20: 三裂星雲、その後実撮影で紫金山アトラス彗星、NINAに撮影環境を移してからはパックマン星雲馬頭星雲と燃える木M31: アンドロメダ星雲M45:プレアデス星団と短期間に数をこなしています。

RedCat51とSWAgTiの簡単セットアップで撮影したものが、過去に本格的な機材で撮ったものにどこまで迫れるのか、全部撮り直したくなってきます。


2025年の目標

昨年の目標で
  1. SCA260(1300mm)+ASI294MM Pro(マイクロフォーサーズ) = 2380mm (フルサイズ換算) 
  2. ε130D(430mm)+ASI6200MM Pro(フルサイズ) = 430mm (フルサイズ換算)
の間の焦点距離を探ることを考えていましたが、結局ほとんど進展無しです。鏡筒とカメラの組み合わせを入れ替えるのが一つのアイデアですが、ホコリが入るのと、フラットの取り直しが嫌で、結局躊躇しています。SCA260については、2024年夏くらいに申し込みがあった内部のバッフル交換のアップグレードサービスでカメラを外して以来、いまだにカメラを外しっぱなしなので、この機に大口径を生かして何かできないか、一つアイデアを考えています。自宅の光害地での撮影が基本なので、できるだけ明るく撮影したいという方向なのですが、また試してうまくいったら報告したいと思います。

撮影鏡筒の数を増やすことも考えていたのですが、撮影用の鏡筒と考えるとカメラはつけっぱなしで外したくなくなるので、カメラも追加が必要になりそうです。本格的にはフィルターを使いたいので、モノクロカメラに、EWFとLRGBとナロー3種と、かなりの金額になってしまいます。それよりも今使っているRedCat51では、カメラは取り外しも変更も自由にしていて、基本カラーで楽なので、これとうまく組み合わせることで運用できたらと今は思っています。

あと、機材というよりは画像処理になるのですが、モザイク撮影も焦点距離の間を繋ぐ一つの方法です。例えば上のSCA260+ASI294MM Proで4枚モザイクをしたら焦点距離1200mm相当になります。モザイクはこれまで少しだけ試したことがるのですが、画像間の接続があまりうまくいかなくて今までのものは全部お蔵入りにしてます。PixInsightのMGCがリリースされたので、画像間の補正をうまく調整できるかもしれません。とりあえず、お蔵入り画像を引っ張り出してきて再処理してもいいかと思っています。

いずれにせよ、焦点距離のバリエーションを増やすというのが課題です。


撮影

2024年に撮影した画像に関しては、既にここにまとめておきました。


上記記事の最後に、まとめとして考えていることはある程度書いたので、ここでは彗星についてのみ書きます。紫金山アトラス彗星は短期間でここまでの大彗星になるとあまり思ってなかったので、自分的にはギリギリになって盛り上がってきました。今回は特にアンチテイルの中にネックライン構造と呼ばれる、まっすぐな鋭い輝線が見えたのが面白かったです。さらに、核の拡大撮影でLarson-Sekaninaフィルターを適用し、回転と見られる構造が浮かび上がってきたのも面白かったです。何年かの一度の大彗星自体がチャンスで、それ自身ももちろん面白いのですが、今回の彗星撮影では単に写すだけでなく、そこからこれまで見たことがなかったものが現れてくるものあるというのが分かっただけでも、得るものが多かったです。


目標

体調もある程度は戻ってきているので、2025年はもう少し撮影チャンスを増やせたらと思っています。SWAgTiでの簡単撮影と、SCA260やε130Dでのフィルターを駆使した長時間本格撮影という二極的な方向はそのまま続けるのかと思います。特に簡単撮影の方は枚数も稼げるし、画像処理も簡単だし、楽しいしで、こっちの方がメインになるのかもしれません。本格撮影は自宅撮影だとどうしても光害で限界があります。あまりに淡い天体では、明るい自宅での撮影は意味がないと思えてきたので、その場合は遠征を考えますが、これは体調と相談してになるのかと思います。自宅からも狙えるような、そこまで淡くない分子雲などは楽しそうなので、もう少し進めていこうと思います。


画像処理

2023年のスパゲッティ星雲くらいから、淡いところに関しては2024年も引き続いてかなり攻め込みました。ダイオウイカ星雲は自宅から出すにはちょっと無理がありましたが、それでも分離だけはできたので画像処理で強引に引き出しています。イルカ星雲は画像処理がかなり活きて、とても楽しかったです。イルカ本体の内部のHαの構造を、DrizzleとBXTでの分解能もあわせてどこまで出るか挑戦しました。イルカ星雲も一般的には淡い方と言われていますが、ダイオウイカ星雲に比べたら遥かに明るくて素直で、自宅の場合ここら辺までの淡さの天体をターゲットにすると幸せになりそうです。さらに明るいカモメ星雲は無理せずに出せるので、色々試すことができて、こちらもかなり楽しかったです。

M31の背景のHαを出そうとしましたが、これはまだ今後の挑戦でしょう。今回はε130Dで試しましたが、露光時間は全然足りないでしょう。暗い場所へ行ったほうがいいかどうかは要検討です。ナローバンドなので多少の光害地でも大丈夫なのか、それともナローバンドといえども明らかに光害の影響があるのか、数値で示してから判断したいと思います。必要なら3nmクラスのHαフィルターの検討をしてもいいかもしれません。今回は何か構造は出ましたが、もう少し根本的に方法を考えたいです。

この記事の直前にまとめた網状星雲も同様でしょう。RGBでしか出ない分子雲の淡いところと、Hαの淡い細かい模様を両立するのはかなり難しく、今回は何か見えるところまではいったのですが、今後もっと精度を上げていければと思います。

アンドロメダ銀河がそうだったのですが、明るい銀河本体はRedCat51とSWAgTiで気軽に撮影し、背景のように特定の出にくいところを狙って集中して撮影するなど、機材やフィルター設定が違うものを合わせることで、効率よく攻めの姿勢を貫けるのかと思っています。


も一つの挑戦は、M104で微恒星がどこまで出るかでした。銀河本体は中のモジャモジャも含めてなんとか出てきたと思っています。でも周りの微恒星はハッブル画像と比べると見るも無惨で全く追いつけていません。その問題点の一つがBXTです。BXTに恒星として認識されるかどうかで、点像に近い星として補正されるか、ボヤボヤのシミとしてしか見えないか、閾値の上下で差が広がりすぎるのです。


銀河、恒星についても暗いところに行ってノイズの影響をなくしたほうがいいのか、、単に焦点距離を伸ばしたほうがいいのか、今後の課題としたいと思います。

BXTが今後どう発展していくのか、またつい先週にリリースされたNXTの新バージョンも期待できそうです。ソフトの進歩はまだまだ進むでしょう。2025年以降も画像処理方法の進化の影響が大きくなってくると思います。その進化をリアルタイムに味わうことができる、とてもいい時代だと思います。


電視観望

電視観望ですが、観望会では普通に使っていますし、色々テストもしています。ブログの記事化をしていないものもいくつかあるので、記録を見て回数を数えたら19回でした。2023年が15回なので、2024年が体調が悪くてある時期は全く何もできなかったことも考えたら、結構増えているのかと思います。

その中で、独立した記事として書いた新しいネタとしては以下の3つでした。

一つはCP+でお会いしたMACHOさんのご好意で、チリのドームを使わさせて頂いての電視観望です。これはその後、東京で実際にMACHOにお会いしたり(これも未記事化です)、本格撮影にまで繋がりました。


もう一つは、M1 Mac上で仮想のWindows11を立ち上げて、その上で動くSharpCapで電視観望をやってみたことです。昔のIntel時代のMACはbootcampで普通にできたことが、M1以降になってできなくなったので、電視観望用に別のノートのWindows PCを用意していたのですが、Arm Windows用のカメラドライバーも徐々に整備されてきて、ある程度M1 Macでの電視観望も実用になってきたというものです。でもドライバーのインストールは相当なれた人でも大変だと思うので、まだ一般的にお勧めできるレベルとは言えませんが、それでも自分の環境でPCを一台減らせるというのは大きな利点です。


福島の星まつりで、北軽井沢観測所のアイピースを使った縮小光学系での短時間露光でのリアルタイム電視観望を紹介され、私も早速同じセットアップを購入して試したものです。

このシリーズもっと続けたいと思っています。上のセットアップでもまだまだ検証不足ですし、SkyWatcherのHAC125などの安価なF2台の鏡筒も出てきています。動画クラスの露光時間でリアルタイムで見えるDSOの電視観望というのは、ある意味究極の電視観望とも言えるので、今後のカメラの進化も期待しながら続けていきたいです。


観望会など

飛騨コスモスの観望会は記事にしたのは7月と9月の分の2回で、記事にしていないのが1回の計3回の参加です。観望会自体は夏のペルセウス座流星群の観望もあわせて7回あったのですが、体調が悪くて行けなかったのが1回と、あとは他の予定と重なってしまいました。



加えてあと1回、10月にドーム修理を完了したのですが、その時のことは記事にしていないです。多分当時は力尽きていたのだと思います。

富山市科学博物館の観望会も天気がいい時をみて、5回ほど行きました。こちらはすぐ近くなので、行こうと思ったらすぐに行けて気軽に参加できます。




特に、10月の観望会は富山県天文学会 (県天) の集まりも兼ねています。その時は電視観望の話をメンバー向けにしましたが、地元の油断でしょうか、内部で電視観望の話をするのはこの時が初めてでした。

県天関連の観望会で、今年はゲリラ観望会を2回行いました。5月は退院直後で参加できるか心配でしたが、近くで機材も軽いものなのでまあなんとかなりましたが、流石にちょっと無理しすぎたかもしれません。



他にも8月に高岡市でやった観望会があるのですが、天気が良くなくてほとんど何も見えなくて撤収でした。人はかなり集まっていたので、その場の天文トークで盛り上がったので、ブログ記事も途中まで書いたのですが、結局最後まで辿り着かずに記事はお蔵入りとなってしまいました。

飛騨コスモスの観望会もそうですが、2024年は本来書き留めておくべき記事をいくつかお蔵入りさせてしまっています。次の星まつりも、実は胎内の分は書いてなかったりします。体調不良の影響がこういうところに出てしまっています。


星まつりとかのイベント

2024年ですが、例年に比べてイベント参加の数はかなり少ないです。CP+はセミナーで話もしてもいますが、大きな天文イベントの一つだと思います。もちろん実際は天文イベントではなくカメライベントなのですが、何がいいって、横浜という関東の街中で行われることです。関東在住の天文民が集まりやすいので、下手をすると普通の星まつりよりも天文マニアの集まりがいいかもしれません。しかも、販売ではなくて基本は展示で買い物をしなくてよく、しかも星を見ることもないので自分の機材を出さないとなると、自然と会話が弾みます。サイトロンブースが大きいので結構溜まり場になっていました。



福島の星まつりは、体調を悪くして入院して、退院直後に無理して行った覚えがあります。日帰りで、朝もそこまで早く出ることなく、短時間滞在で済ませたことと、今思うとここから夏に向けてどんどん体調が悪くなっていったので、まだこの時はマシだったのかもしれません。


胎内は記事にしませんでしたが、少しだけ参加していました。ホントにわずか数時間の滞在でした。私の体調を知っている方から「無理をするな、大人しくしてろ」と怒られて反省しました。

9月の星もとは、SWAgTiの展示があるので、これだけはどうしても頑張って参加しました。ユニテックさんの、何とアウトドア用のクーラー付きのブース内に居候させてもらったので、あまり無理することなく過ごせました。それでも色々とご心配をおかけしてしまったかもしれません。やはり泊まりはきつそうだったので、日帰りでした。運転とか、座っている分には大丈夫なのですが、寝るときにかなり気を使い、環境が違うと寝られなくなってしまって疲れてしまうのです。


イベントはこれくらいでしょうか。原村はもう星まつりとは言えないようですし、後は小海くらいです。小海は直前に絶不調になってしまい参加できなかったので、とても残念でした。天気がとても良かったとのことで、悔しい思いをしていました。でも泊まりが難しいので、天気が良くても厳しかったかもしれません。


プラネタリウムとか、観光とか

観光記事っぽいのは3本です。実家の名古屋のプラネタリウムと、天文と関係ないですが東京青梅のマイコン博物館です。



コニカミノルタのプラネタリウムですが、初めて行ったのが2022年。その後、記事にしないですが何度か行っています。あまり目立たないのですが、細かく見てるとソフト的には着実に進化しているのがわかります。例えば最初は天球が回転しませんでしたが、今では普通に回転しています。LEDでは分解能的に不利なはずなのに、どうやってスムーズに星を動かしているのでしょうか?さらに、12月の富山市科学博物館で行われたプラネタリウム研修会で、コニカミノルタプラネタリウムの開発関連の方とお会いすることができました。時間が許すのなら、もっとお話ししたかったです。ターゲットのお客さんはカップルのデートコースとかがメインだと思うので、なかなか天文マニアが望むものを実現するのは難しいと思いますが、それでもコントラストを生かしてどこまで本物の空に迫れるかというプラネタリウムの本来の目的に、少しでも方向づけして頂ければと期待してしまいます。

天文ではないですが、マイコン博物館が面白かったので、ブログ記事にしました。

マイコン博物館の館長さんは元々天文少年で、天リフ編集長も以前に訪れていたというのがかろうじて天文つながりでしょうか。こんなふうに、たまには天文以外の記事も気分転換になるので、今後も増やしていこうと思います。


セミナー、講演など

2024年は、講演関連は圧倒的に少なくなりました。体調が悪くなる前半のものと、後半は一年前とかの相当以前から依頼されていたものだけです。

毎年恒例のCP+ですが、2023年に引き続き現地会場での対面でのセミナーとなりました。


CP+の連動企画として、StarAdventureを使ってどこまで撮影できるかを事前にブログ記事で示して、当日に画像処理をするという試みで、かなり大型の企画になったかと思います。

今でもこのブログ記事を見てくれている方は結構いるようで、初心者が本格撮影を目指すときの指標になればいいなと思っています。

3月は「なゆた」のある兵庫の西はりま天文台で開かれた「星仲間の集い」で電視観望についてお話しさせていただきました。とても楽しい集まりで、夜中まで話し込んでいました。


この後は体調を崩してしまい、メインの夏のシーズンはひたすら大人しくしていました。日帰りはまだいいのですが、泊まりだと全然体力がもたなかったのです。それでも11月の「長野県は宇宙県」のミーティングは1年ほど前に頼まれていて、そのころにはだいぶん体力も回復していたので泊まりで参加することにしました。

「長野県は宇宙県」は特定の集まりというよりは、それぞれのメンバーはそれぞれのローカルな天文グループなどに属している方が多く、とにかく長野は活発な方が多い!という印象でした。古民家を再生した一棟を借り切って宿泊し、夜中まで暖炉の脇で話していたのですが、とても楽しかったです。でもやはり泊まりで少し無理をしたのか、その後体調を崩してしまい、次の週にあった小海の星と自然のフェスタの参加はもう泣く泣く諦めることになりました。

富山市科学博物館で行われた全国プラネタリウム研修会での講演も、1年以上前から頼まれていたものです。自宅から近くで日帰りなので、こちらは体調に関係なく気軽に参加でき、研修会後に行われた飲み会も十分楽しむことができました。普段なかなか話す機会のない学芸員やプラネタリウム関係者とかの、一般の人に天文のことを伝えるプロの方達と、貴重な時間を過ごすことができました。


体調は良くなったり悪くなったりを繰り返しながらも、全体的には確実に良くなってきているので、2025年はまた機会があれば、私が話せる範囲でお伝えできることがあればと思います。とりあえず、2月のCP+で昨年に続きサイトロンブースでお話しさせて頂くことになり、太陽望遠鏡関連のことを話そうと思っています。今回は、太陽望遠鏡で一番謎の部分の、エタロンフィルターのことを掘り下げて話すことができたらと思っています。


技術的な記事

ハード面、ソフト面で技術的な記事も書いています。と言っても2024年はあまり多くはなく、しかもハード面は細かいことばかりです。この他にも色々役立つと思うことも書いてるのですが、多くは普段の撮影とかの記事に紛れて書いてしまっているので、一つの独立した記事にすることはあまりなく、本数としてはこれくらいになります。本当は、こうやって独立した記事にした方が読みやすいだろうし、実際アクセス数も多いので、今後はこの方向でいこうかなあと迷っています。でも撮影とかに絡む細かいテクニックは実際の撮影例で示した方がわかりやすいんですよね。やっぱりある程度大きいトピックだけ独立さるほうが楽そうです。




下の記事なんかは、あるソフトのある新機能を解説しているだけなのですが、こういった簡単な解説記事が以外に反応が大きかったりします。

これくらいシンプルにしたほうがいいということでしょうか。言い換えると、普段の記事はやはり長すぎるということでしょうか...。

ソフト面ですが、無料の画像処理というのでまとめた記事が反応が良かったです。初心者の方は、最初は有料ソフトは躊躇してしまうのかと思います。ベテランになってくると、機材の値段から見たらソフトの値段は誤差みたいになってくるので、気にならなくなるのかと思います。

無料ソフトでの画像処理でも、相当有料のものにせませれることは示しましたが、実際有料のPixInsightなどを触るとわかるように、明らかに投資に見合った画像処理結果になることも事実です。ある程度この趣味にどっぷり浸かるのなら、機材も含めて少しづつソフトにも投資していくと、より楽しくなっていくのかと思います。

下の記事みたいに、ソフト自身の解説なんかも書きますが、自分用のメモと、あとは他の人が見ても役に立つかと思った時に記事化するようにしています。

でもこの後、StarNetの方もPixInsightのレポジトリでアップデートできるようになったみたいなので、すでにもう役に立たない記事なのかもしれません。でもまだ私はレポジトリでアップデートはしていないので、自分で試してみてその時の情報が有用そうなら、またレポジトリアップデートで記事にするかもしれません。


アイデア、解析とか

こっちはもっとコテコテの計算とかです。

まずはライフワークみたいになっている、カメラのノイズ評価ですが、前半の元気な頃にそこそこ解析計算までして、その後は止まってしまっています。本当はここから具体例を出して、どんな状況の時にどんなノイズになって、どんな改善策をすればいいのかというのを、いろんな例で示していこうと思っていました。結構エグい計算量になりそうで、まだそこまで気合が入っていません。でものんびりでも進めていこうと思っています。



ダークノイズの影響ですが、SWAgTiで一つ気付かされました。ディザリングがいかに大切かということです。ディザリングでホットピクセルとかが散らされる効果はよく知られていますが、ランダムノイズであるダークノイズ自身もディザリングで軽減されることに気付かされたというわけです。1枚1枚のRAWライトフレームからマスターダークを引いてライトフレームをスタックするのも、ライトフレームをスタックしてからダーク補正をしても、ランダムなダークノイズが2乗和のルートで加算されるというのは、数学的に同じと示されます。ただしここにディザリングの効果を考えると、マスターダークフレームの重なり具合も散らされるので、実質的に得をします。これは「ダークファイルの撮影枚数を減らしてもいい」という実際の効果として現れます。

調べた限り、ダークノイズへのディザリングの効果のような話をしているページを見つけることはできなかったので、これまであまり考えられてこなかったのだと思います。こんなふうに、天文趣味ではまだまだ気づいていないことが出てくるのは、自分的にはかなり楽しいです。

太陽関連も少し考えてみました。太陽望遠鏡で最も謎の部分のエタロンについてです。性能の違うエタロンでダブルスタックした場合の改善についての、定量的な評価の例です。


エタロン関係は結局アマチュアレベルでは調整などを含めてどうこうできるレベルではなく、メーカーが提供してくれた民生クラスの安価なエタロンがどこまでの性能になるかにかかっているので、ユーザーの理解もなかなか進まないのかと思います。上にも書きましたが、今年2025年のCP+で、太陽関連について話す予定で、エタロンについてできるだけ掘り下げてみようと思っています。


ブログ

ブログについては2024年はできる範囲で書きました。上にも書きましたが、本来記事化すべきことがいくつかお蔵入りになってしまったのが残念です。記事の本数ですが、1月1日から12月31日までで73本で、なんと去年の74本に1本届かないだけでした。もっと少なくなっていたと思っていましたが、意外に書いていたようです。短い記事で本数を稼いだかとも思ったのですが、今ざっと見返してみてもクドイくらいに長い記事が多いです...。ブログ記事に関してはそこまでペースが落ちなかったようです。多分、体力が落ちて外には出れなくて、時間が余った時にちょこちょこ書いていたような気がします。あと、CP+連動の記事だとか、ソンブレロ銀河の記事だとか、連続記事で本数を稼いでいたようです。でも連続記事でも一本一本が長い長い...。

毎年記事を短くするのを目標にするとか言っていますが、全然達成できていません。


まとめ

体調不良で後半はかなり制限されましたが、それでもじっとしている事に耐えられなくて、近場とか日帰りで済むのは体調に応じて活動していました。今ここで振り返ってみても、なんだかんだ言って思ったより何かしていたようです。でもそれでまた調子が悪くなってしばらく大人しくというのを、特に夏の間は繰り返していた気がします。

体調が悪くなると、外での活動どころか、画像処理とかも全くできなくなって、休日は昼間中寝ていたり、平日も休んだり、仕事を終えてかなり早く寝るとかになってしまいます。秋から冬にかけて病院で新しい薬を出してもらって、それが結構体に合っていたみたいで、体調もだいぶん良くなってきました。2025年は、あまり無理をしない範囲で、頑張って色々活動したいと思っています。


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