ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:こと座

今年も高岡市の「おとぎの森公園」で開催される観望会に参加しました。

昨年に続いて

といっても、この観望会は去年が初参加で、しかも去年は天気が悪く結局ほぼ何も見えないに等しい状況だったので、ブログの記事にもしていません。でもこの観望会って、すごい人数が来るんですよね。去年は星の何もないのに、もしかして見えるかもという期待で、私の周りだけで常時30人くらいいた気がします。ただ待ってもらうのも悪いので、天文に関するいろんな話や、いつもやってるクイズを出したりしてしました。高感度カメラで見る暗闇も子供達には大人気でした。

一方今年はというと、もしかしたら最悪雨かもと思っていた天気は、夕方には快晴に近くなり、多くの星が見えました。


街中での観望会

少し時間を戻します。

観望会会場のおとぎの森公園は、高岡市の街中にも近く、歩いて行ける距離に北陸新幹線の駅やイオンモールがあります。なので買い物がてらで、珍しく妻がついてきます。私もどうせどこかで夕食はとる必要があるので、早めの16時半頃にイオンモールに着いて、フードコートで妻と外食とすることにしました。その後は私も本屋とかに少し寄って、18時前には私だけイオンを出て観望会会場に向かいます。妻はそのままお買い物で、観望会が終わったらまたイオンに行き拾っていきます。観望会終わりが21時なので、それまでたっぷり余裕があり、お互いを気にせずに妻は買い物、私は観望会で、結構都合がいいのです。

実は去年も全く同じパターンでした。街中の観望会は明るいのですが、便利というメリットがあるので、それはそれでまた楽しいです。


機材設置

さて、夕方18時ぴったりくらいに会場に着くと、すでにもういくつかの望遠鏡が出ています。中には大きなドブソニアンも出ています。

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私も準備を始めます。この日の機材は先週の飛騨コスモス天文台で試した
  • メインの電視観望にFMA135+Uranus-C+トラバース
  • 広角電視観望にNIKKOR 35mm F1.4レンズ+ASI294MC+自由雲台
  • SCOPETECHの2穴ファイダーの屈折
になります。
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これらを、M1 MacのVMware上のArm WindowsでSharpCapを2つ立ち上げ、上記カメラ2台を同時接続し、1台の24インチモニターに繋げます。星座ビノをは5個出しましたが、使えたのは最初の頃と最後の頃の人が少ない時だけでした。人が多すぎると貸し出しは収拾がつかなくなってしまいます。


観望会開始

SCOPETECHの2穴ファイダーの屈折が月を見るのに大活躍でした。明るいうちから月が出ていたので、来てくれた人たちに望遠鏡を勝手に操作してもらいます。小学校の高学年ならすぐに月の導入や、低学年の子でもセンターに持ってこれるようになります。多くの方が家族で来ているので、お父さんお母さんにも触ってもらいます。今回、金沢星の会のNさんが来てくれていて、望遠鏡の操作の説明を随分と手伝っていただき、とても助かりました。どうもありがとうございました。

あえて赤道儀にせずに、簡単な二つ穴ファインダーの入門用機材にするのは、望遠鏡を自分で触ってもらいたいからです。できれば導入を自分でしてもらい、天体が入った時の喜びを感じてほしいこと、お客さん同士で操作方法の伝搬とかのコミュニケーションをとって欲しいことなどがあります。高価な機材ではないので、子供に使い倒してもらって全然大丈夫で、「壊れてもいいので思う存分使ってください」と言って安心して使ってもらうようにしています。

月は明るいうちから見えるですが、徐々に暗くなってくると星が見え始めます。一番星がベガ、二番星がアークトゥルスでしょうか。広角電視観望だと、この時点でこと座の形がはっきりとわかるので、今回は星座の話から入り、七夕の話、夏の大三角に進みました。でも流石に市街地に近いことと、上弦
の明るい月が出ていたこともあり、この場所では暗くなってからでも見える星の数を数えても20個くらいでしょうか。2等星の明るいものくらいまでしか見えません。ものすごく頑張って北斗七星が5個か6個くらいです。

もちろん広角電視観望だと、星座の形がわかるくらいの広い範囲と、数えきれないくらいの星の数が画面いっぱいに広がるので、色々楽しめます。今回は画面と実際の空を見比べて、はくちょう座の形と、さそり座の形を理解してもらいました。白鳥座は目では全く見えず、さそり座は3つの手の一つがかろうじて見えるくらいでした。


天の川がメインに

徐々に暗くなってくると、こんな街中でも広角電視観望だと天の川が見えてきます。天の川が見え始めるとモニターの周りに人だかりができ始めました。

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「天の川を見たことがある人?」と聞くと、今回は一人か二人だったでしょうか、富山といえど普段街中でほとんどの人は見たことがないようです。暗くなると天の川の形がわかるくらいに見えてくるので、みなさんびっくりしてました。

でも、子供達が夢中なのは天の川よりも人工衛星です。電視観望は感度が良いので、かなり暗い人工衛星もはっきりと見えてしまいます。ひどい時は1画面に7つの人工衛星が見えていました。子供達は人工衛星がすれ違うときにぶつからないかに興味津々で「ぶつかったら爆発するの?」とか心配しているようです。

時折とびきり明るい人工衛星が画面内に現れると、その方向の空を見上げてもらい目で人工衛星を探してもらいます。目のいい方はすぐに見つけられるようです。私は2個ほど実際の空で見つけましたが、星座ビノを使わないと見えなかったようなものも平気で簡単に見つける人がいて驚きました。


今回のトラブル

今回の一番の失敗はトラバースです。最初うまく繋がって導入まで進めていたのですが、すぐに繋がらなくなってしまいました。電池が切れたかと思い電池を変えても症状は同じで、全くつながりません。SSIDは時折見えたり、見えなかったりです。その代わりにSSIDで見えていたのは他のスマート望遠鏡のものがズラーっと。どうもトラバースの電波は弱いのか、他の機器に食われてしまうようです。

今回もMacで接続したのですが、大きな観望会でWiFiが混戦するような場合はWindows PCにしてBuletoothで繋いだ方が良さそうです。以前はトラバースのBluetooth接続はちょっと変則的な繋ぎ方でしたできなかったのですが、先日自宅でメンテナンスがてら色々試したときにちょっとだけBluetoothでの接続も試していて、現在ではなんの問題もなく接続できることがわかりました。SharpCapからASCOM経由で接続できるかはまだ不明ですが、ASCOMドライバーはSynScan Proと接続しているだけで、SynScan Proとトラバースの接続がBluetoothになろうがお構いないはずなので、うまくいくのかと思います。また機会があるときに試してみます。

結局、トラバースが使えるようになったのはスマート望遠鏡の数が減ってきた20時台の後半で、もう観望会が終了するちょっと前でした。M1 Mac上でのArm Windowsだと2台接続の時のカメラのコマ落ちの問題もあったので、バッテリーの持ちは惜しいのですが、やはり生のWindows PCににした方がいいのかもしれません。結局つながってから月とM27だけ最後に少数のお客さんに見せるにとどまりました。月の露光時間を増やして、影になって隠れているところを出すのが受けていました。

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終盤と片付け

すごくたくさんの人がいて、広角電視観望での天の川とか、星座とか、人工衛星の受けがすごく良くて、その説明をずっとしている状態だったので結構手一杯だったので、トラブルがあってもちょうどいいくらいだったのかもしれません。というか、予備という意味でも2系統用意することの重要さを実感しました。今回は多人数が対象で、画面を見ての説明が多かったので、クイズとかはあまり出すことができませんでしたが、多人数の時は多人数なりの面白さがあります。

そんな中でも、一人、小学5-6年生くらいでしょうか、男の子が屈折望遠鏡が面白いみたいで、観望会終了直前の頃には最後自分でアンタレスとか導入していました。この頃になると人も少なくなってきていて、星座ビノを再び貸し出して、その子も一緒にさそりの手とか見つけたりしていました。こんな子が一人でもいると、やっぱり触ってもらえる望遠鏡を出して良かったと思えます。

21時を過ぎた頃に観望会終了のアナウンスがありました。片付けは大したことはないので、21時半前には車を出し、妻を迎えに再びイオンモールに向かいました。自宅までは山側の道を通り30分強くらいでしょうか。外でまだまだ暑く汗をかいたので、シャワーだけ浴びて昨晩途中まで見ていた金曜ロードショーのサマーウォーズを見終えて、そのまま寝てしまいました。


まとめ

夏休みのこともあり、観望会シーズンです。来週もまた別の観望会があります。観望会で星を見せることも、趣味としての楽しさの一つでもあるので、今年も都合がつく限りいろいろ参加したいと思います。



2024年7月20日と27日、富山市科学博物館の観望会に2週連続で参加しました。


久しぶりに観望会に参加

そもそも、コロナ拡大で2020年5月には科学博物館自体が休館となり、同時に観望会も中止になりました。その後9月に観望会が復活したものの、以前のような事前予約なしの自由参加制から予約制になり、その期間はボランティアも事前に申請して参加するという形態になってしまい、その日の天気を見て参加するかどうか決めるというような判断がしにくくなってしまいました。それからもコロナの拡大状況により観望会の中止期間が何度かあったようですが、科学博物館のイベント記録を見ると、コロナ後にやっと自由参加が再開され、望遠鏡を持って観望会に参加できるようになったのが、2023年の10月7日からのようです。

私が観望会に最後に参加したのは2020年の12月26日だったので、それ以来もうかなりの期間観望会には参加していなかったことになります。それでも科学博物館とは展覧会イベントなどの際にはちょくちょく顔を出したりしていました。


「重力」展示イベント

今回観望会に参加する気になったのもやはりイベントで、7月20日から9月1日まで特別展「たのしむ重力 ~落ちる ひっぱる そして、曲げられる♪~」というのが行われているからです。モンキーハンティング実験や振り子スネークなど、実際に自分の手さまざまな実験装置を試すことができます。

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7月27日と28日だけの特別体験ですが、大型のブランコが芝生広場に設置されました。
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ポイントは紐の長さが違うというところです。高校物理で証明しますが、振り子の周期は紐の長さのみで決まります。正確には振り子の支点から重心までの距離ですね。長さが2倍近く違うブランコなので、実際に乗ってみるとその違いがはっきりとわかります。

今回は、それぞれ10回揺らした時の時間を比べていたのですが、乗っている人の重さによらず、揺らしている振幅によらず、数えてみるとほぼ毎回長いブランコが8.3回か8.4回揺れた時に、短いブランコが10回揺れ終わります。

周期は振り子の長さのルートに比例するので、10回揺れた時の時間の比から、(10/8.3)^2 = 1.45倍くらいの振り子の長さの違いになるはずです。作るときに4.5mと2.5mにしたとのことですが、結構大雑把に測ったのでずれているかもとのことでした。4.5/2.5=1.8なので、実際にはそこまでの長さの差はないのかもしれません。

面白いのはここからです。高校物理の範囲での「周期が振り子の長さのルートに比例する」という計算は、実は「振幅が十分に小さい」という近似をしているので、もし揺れ幅が大きければ結構ズレてくるはずです。近似ではなくきちんと計算すると、揺れ角が90度になると実際の周期は近似計算の1.2倍ほどになります。同じ振幅なら長さの短いブランコの方が揺れ角は大きくなるので、周期は長くなり、10回揺れ終える長さも長くなります。なので短いブランコと長いブランコの実際の周期のズレは近似計算での周期のズレより小さくなるので、上で計算した1.45倍のズレというのは小さく見積りすぎてしまっていて、実際に作った1.8倍の長さのずれにもっと近いものと考えられます。

と、こんな近似の話も議論できれば楽しいのですが、実際に乗っているのは子供が大半なので、当然無理です。でも振り子の長さで周期が変わるということを「どちらのブランコが早く10回終えましたか?」という問いかけにすると、きちんと「短い方」と答えてくれて、わかってくる子が多いです。これを「どちらが速く揺れた?」と聞いてしまうと、自分の乗った経験から周期ではなく最下点の最高速度のことをイメージしてしまうようで、この場合の答えは大抵は「長い方が速い」となるようです。

大型ブランコ体験は7月27日と28日だけですが、その他の室内展示は9月1日までやっています。室内展示の中には、この大型ブランコのモデルになった小さな長さの違う2つのブランコも展示されています。お近くの方はぜひ訪れてみてください。また、毎週土曜日は夜から星空観察会も実施されるので、夕方までプラネタリウムと常設展示、そしてこの重力関連の特別展示を見学して、夕食を近くの吉野家で食べて、そのまま星空観察会というのがゴールデンコースです。


7月20日の観望会

上記展示に少しだけ関わったので、展示見学のついでに私も夜の観望会もというような流れで、久しぶりに参加したというわけです。

7月20日(土)の観望会はかなり条件が厳しかったです。月齢15.5日と満月なので、月以外の淡い天体はそもそも見にくいのですが、かなりの時間帯で雲がかかっていました。暗くなりかける19時半スタートですが、到着したのが19時25分頃。天気を見て雲の間に多少隙間も見えるので、とりあえず35mmで広域電視観望を出してみました。画面の中に常に雲があるような状況ですが、ベガやこと座の形は認識できます。時折夏の大三角も3ついっぺんに見える時があったくらいでしょうか。本当は広角電視観望で天の川を見せたかったのですが、雲が多すぎたのと満月が結構近くにいたので、見ることはできませんでした。FMA135+Uranus-C+トラバースで普通の電視観望も試してみました。雲の合間にM57やM27を見ることができましたが、結局それくらいでした。

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隣の望遠鏡で眼視でM57を入れていたらしく、電視観望と比較をしてもらいました。でもほとんどのお客さんは眼視では認識することはできなかったようです。条件が悪かったこともありますが、やはり淡い天体を認識するのはある程度どんなものか知っていることが必要なようです。電視観望の画面を見て形を確認してから再度挑戦した人もいたようなので、その人たちはもしかしたら眼視でも見えていたのかもしれません。

途中からほとんど星も見えなくなってきたので、ASI294MCの高感度特性を利用して、夜でも景色が見えるというのを子供たちと一緒に楽しんだくらいで21時の終了時間となってしまいました。


7月27日の観望会

この日は前週よりもかなりマシです。下弦の月に近く、月の出が22時と観望会の間はまだ暗いままです。少し雲はありましたが、概ね空はひらけています。この日も結構ギリギリの19時20分くらいに到着してすぐに機材を出します。前週と同じ35mmレンズとASI294MCの広域電視観望と、FMA135+Uranus-C+トラバースで普通の電視観望です。

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準備の最中にスタッフの方から「ISSが見えますよー!」との声がかかり、みなさん建物から離れた西側の芝生広場の方へいどうします。見え始める時間がかなり正確にわかっているので「まもなく見えるはずでーす」と声がかかると、東側の科学博物館の建物の上に動く輝点が見えました。かなり明るくなって、南の空に沈むまでの数分間、その場にいる全員で楽しむことができました。

お客さんは30人くらいは来ていたでしょうか。それぞれ会場に展開されたいくつもの望遠鏡をのぞいています。私の方も大体準備ができたので「こちらで天の川が見えまーす!」と伝えると、たくさんの人が集まってきました。画面近くには子供がたくさん群がります。「ここに見えているのが天の川です」と説明したのですが、まず最初に目についたのはたくさんの動く輝点でした。子供が「これなあに?」と聞くので「人工衛星だよ、さっき見たISSと同じだよ」と答えたのですが、その時にいくつも人工衛星が映っていたので「こんなにあるの!?」と皆さんびっくりです。数えてもらうと「7個あった」との声が。この日は常に数個、7個以上映っていた時もあり、その中には実際の空で目で見えるものもあったようです。子供は目のいい子が多いですね。私はほとんどわかりませんでした。

天の川そっちのけで人工衛星でひとしきり盛り上がると、やっと天の川に話題が移ります。「おりひめ様とひこぼし様が、七夕の日に天の川を渡り合うことできるんですよね」とか話して、恒例の質問で「天の川は七夕の時にだけ見えると思う人?」と聞いてみると、何人かの子供が元気よく「はーい」と答えてくれました。子供は素直で可愛いですね。でも、画面を見ながら「ご覧の通り天の川は七夕以外でもいつも見えています。でも実際に見るためには月の出ていない夏の日に、暗いところに行くとよく見えるはずです。キャンプとか行った時に空を見上げてみてください。」と伝えると、「でもキャンプでもあんまり見えない!」との声が聞こえます。「キャンプ場でも明るいところもありますし、ライトとかを近くで使っているとなかなか見えないかもしれません。」などと、お客さんたちと会話を楽しみます。

もう一方のFMA135での電視観望ではM57を入れてみて、同時に広角電視観望でこと座付近を映し出します。さすがに街中なので、ベガは見えますがこと座の形は空を見てもなかなか分かりません。星座アプリで夏の大三角とこと座の形を見せて、大きさと位置関係を理解してもらいます。こと座の三角と平行四辺形の形が広角電視観望でもきちんと見えていることを確認してもらい、平行四辺形の端の短辺の2つの星に注目してもらいます。

FMA135とUranus-Cで見ると、ちょうどその2つの星がすっぽり画面内に収まるので、さっきの画面で見た2つの星が、こちらの画面だとちょうど見えることを確認してもらいます。この時点では、M57はすでに映っていますが、あまりに小さくて星と区別がつきません。その後、2つの星の間を拡大していくと面積を持ったM57が現れてきます。青、緑、赤とカラフルな色がきちんとついていることもわかるので、明らかに星とは違い、星雲であることがわかってもらえます。お客さんの中には、星雲が目で見えるくらいの大きさがあると思う人もいるので、実際にはかなり小さくて、しかも色がつかないので、そのまま目だけで見えることはよほどいい環境のところに行っても、まず見えないということをわかってもらいます。今回は特に大きさの比較をしたので、実際の空のかなり小さいところを見なくてはいけないということは理解してもらえたようです。

では大きな星雲を見てみましょうということで、北アメリカ星雲を見てもらいました。富山市科学博物館はかなり街の中の明るいところにあるのですが、それでも下の画像くらいにはその場で見ることができます。

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他にも網状星雲を見ましたが、さすがにこちらはさらに街中では淡すぎて、かろうじて何かあることがわかるくらいでした。

最後はお客さんのリクエストに答えて、アンタレスとM4です。低空でかなり明るい場所になります。目ではアンタレスが一つなんとか見えているくらいでしょうか。電視観望だと、この状態でもM4をきちんと認識することができます。

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ちなみに、35mmの広角電視観望でも同じ領域を見てみましたが、M4の存在は一応わかります。でもモヤっとした面積がある淡い部分くらいで、さすがに星の粒まではわからないです。

お客さんの中に中2の男の子がいました。以飛騨コスモス天文台の観望会も来てくれたことがあるということで、以前あったことがあるようです。中学が忙しくて最近観望会とかは参加できていないと言っていましたが、結構宇宙のことに詳しくて、この日もVixenのポルタを持ってきていて、アンタレスとM4に挑戦していました。

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私も覗かせてもらいましたが、アンタレスはすぐにわかるものの、M4は最後まで分かりませんでした。科学博物館のスタッフの方も同じ意見で、やはり街中だと低い空の球状星団は難しいのかもしれません。この男の子は、私の星友でこのブログにもちょくちょく出てくるMちゃんと剣道の道場が一緒とのことです。今回はこの男の子の名前を聞くのを忘れてしまいましたが、忙しくても時々は星に目を向けるのを忘れないで欲しいなと思いました。ちなみに出会った頃は小学5年生だったMちゃんも、今年もう中3になっていて、受験で道場も引退してしまったとのことです。高校に入ってまた時間ができたら、一緒に活動できたらと思います。


まとめ

富山市科学博物館はいろいろ工夫して、なかなか面白い企画をしてくれます。少し前にあった、重力波検出器の内部をプラネタリウムのドームに映すイベントなんかは完全オリジナルで、全国でも初の試みでした。今回のブランコ体験も富山ローカルなお知らせなどには掲載されていたようで、100人分の整理券が昼くらいには全部なくなってしまったとのことです。また何かあるのか、注目していきたいと思います。


娘のNatsuです。

夏休みの自由研究で、宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」を調べました。その中で銀河鉄道の夜に出てくる星の写真を撮りました。その中のいくつかを紹介します。写真は牛岳スキー場の上で撮りました。星雲は難しいのでパパに手伝ってもらいました。

タイトルはこんな感じです。

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まずは天の川にかかる全景です。残念ながらゴールの南十字は地平線の下なので撮ることができません。

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こと座です。このページで、銀河鉄道がどのように天の川をたどっていったかを考えてみました。こと座よりも白鳥座の方が先かと思いがちですが、こと座に関しては銀河鉄道に乗る前に出てきます。

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こと座にはM57があります。銀河鉄道の夜には直接出てきませんが、宮沢賢治はM57が好きだったようです。「シグナルとシグナレス」や「土神と狐」などの物語に出てきます。

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白鳥座です。銀河鉄道の出発点です。

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白鳥座の嘴に当たるアルビレオです。銀河鉄道の夜では「アルビレオの観測所」として出てきます。

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宮沢賢治は空想ではなく、ちゃんと科学的に物語を書いていたことがわかりました。11月に石川県小松市のサイエンスヒルズ小松で渡部先生の宮沢賢治 生誕120年 講演「賢治作品の中の宇宙」に申し込みました。とても楽しみです。





 

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