ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ: 記録

週末天文活動の2つ目の記事です。太陽分光撮影の記録です。

11月15日は朝から快晴で、絶好の太陽日和でした。定例のFC-76でHαの分光撮影をしました。いつも通りモノクロ画像から順に、ドップラーシフト画像まで載せておきます。

表面の模様が変わらないうちに短時間で撮影した、午前9時1分から9時9分までの11本の動画をJSol'Exで処理し画像化しています。 画像処理はAS!4で11枚をスタック、 ImPPGで解像度と炙り出しをしました。今回はモノクロ画像と反転画像、カラー画像とカラーの反転画像はスタックしたものを示し、その他は11枚撮った内の一番よさそうな3枚目をJSol’Exで直接出力した画像をそのまま載せます。

まずはモノクロです。SHG700での分光撮影では波長分解能が0.091Åと優れているので、ダークフィラメントがコントラスト良く見え、背景の白いモヤモヤもうまく出てきます。太陽活動はだいぶおとなしくなってきましたが、ダークフィラメントをみている限りまだまだ元気そうです。ImPPGの段階でプロミネンスも目立たせてみました。
IP_aligned_lapl2_ap5370_IP_histgram

続いて反転画像です。上のスタック画像から反転させました。反転画像の利点は、反転する前に明るかったところの構造が見やすくなることでしょうか。
IP_aligned_lapl2_ap5370_IP_histgram_inv

カラー化画像とその反転です。10枚スタックのモノクロ画像からPhotoshopで疑似カラー化しています。
IP_aligned_lapl2_ap5370_IP_histgram_inv_color_inv_small

IP_aligned_lapl2_ap5370_IP_histgram_inv_color_inv_small


連続光です。1枚画像なので粗く見えます。右上の黒点が目立ちます。まもなく消えてしまうので、また寂しくなります。
09_03_03-trimmed_0000_09_03_03-trimmed_autostretch_15_00

活動領域と黒点のAR番号です。細かい黒点はまだいくつもあることがわかります。
09_03_03-trimmed_0000_09_03_03-trimmed_activeregions_15_00

緯度経度情報です。地球からの見かけの軸の傾きを示すP角は21.33度とまだ大きいです。
09_03_03-trimmed_0000_09_03_03-trimmed_card_0_00

ドップラーシフト画像です。
09_03_03-trimmed_0000_09_03_03-trimmed_doppler

この日は太陽分光用の鏡筒としてTSA-120をテストしたりしましたが、それだけで一つのネタになりそうなので、また次の記事で書きます。



11月17日からの週末の5連続の記事です。









Xにはすでに投稿しましたが、2025年7月26日(土)の太陽です。Xだとどうしても残りにくいので、一応ブログの記事にしておこうと思います。


条件など

この記事は太陽観察記録になります。
  • 機材はいつものFC-76+SHG700+G3M678M+CGEM IIで、Hα線での分光撮影になります。
  • 10ショット撮影したうちの、一番ジャギーの少ない7時52分42秒のワンショットです。
  • パラメータは1ms、ゲイン200(=2倍 =6dB = ZWO換算で60)、3840x80ピクセルで16倍速12秒間、RAW16で465fpsでの撮影です。
  • JSol'Exのフルモードで処理しました。その際、ジャギーを軽減する実験的なオプションをオンにしています。
  • ドップラーシフト画像と高度情報画像だけは、別途ImageMathを使っています。
  • 出力された画像はそのまま使っていて、その後の処理などはしていません。

記録画像

出力された画像のうち、特徴的なものを載せておきます。

モノクロ:
07_52_42_0000_07_52_42_autostretch_0_00
 
モノクロ反転:
07_52_42_0000_07_52_42_negative_0_00

プロミネンス:
07_52_42_0000_07_52_42_protus_0_00

カラー:
07_52_42_0000_07_52_42_mix_0_00

活動領域:
07_52_42_0000_07_52_42_activeregions_0_00

緯度経度情報:
07_52_42_0000_07_52_42_card_0_00

高度情報:
07_52_42_0000_07_52_42_mix_0_00

ドップラーシフト:
07_52_42_0000_07_52_42_doppler


検討

実は、10枚撮影してからスタックしたものも作ったのですが、かなり苦労した割にうえのがぞうとほとんど変わりません。正確にいうと、ジャギー関してはスタックした方が少ないです。でも解像度は10枚程度ではあまり改善しませんでした。というのも、太陽表面でのジャギーが残ってしまい、解像度を出そうとするとそのジャギーが目立ってきてしまい、本来出したい模様をそこまできちんと出せないのです。なので苦労する割に、上の画像とそう違いがないという結果です。

できるだけ手間をかけないということで、今後は観察記録に関しては、画像処理が簡単な1枚撮りのみにしようと思います。上の画像はまだ多すぎるかもしれませんが、これくらいがぱっと出る精一杯なので、とりあえず今回は掲載しておきます。他にも連続波長のアニメもできますが、ちょっと手間なのでやめておこうと思います。あと(無理かもしれませんが)ブログ記事も簡潔にしようと思います。


まとめ

さてこの観察、どれだけ続くのか? 実際もうすでに少し飽きています。でももう何回かは続けようと思います。

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