冬はなかなか遠征がいけないのとで、ゴールデンウィークで久しぶりの遠征です。といっても近征で、車で30分くらいの所です。
最近天文関連の活動が多すぎて書く暇がなく、ブログの更新が滞っているのですが、遠征はその場の雰囲気を忘れてしまうので、画像処理はまた後にするとしてとりあえず書いておきます。
GW中の5月3日、この日は朝10時からZoomで天文関連の打ち合わせ。その後は太陽撮影で忙しく、ドタバタしながらの遠征準備です。最近はずっとSCA260とCGX-Lでの撮影が多いので、今回の遠征はいい機会とばかりに、この大型セットを持ち運びできるかテストしてみます。
まずは特等席の助手席にSCA260を積みます。少し背もたれを倒して安定するように積み込みますが、最近はホコリ問題でカメラをできるだけ外さないと決めたので、カメラに変な力がかからないように気を使います。
CGX-Lの赤道儀部分は後ろの座席に、シートベルトを一旦伸ばし切って縮めることで、シートベルトが(一旦外すまで)伸びないようにします。三脚は巨大なので苦労しました。今回初めて気づいたのですが、下から押し上げる巨大な台座があるのですが、三脚を畳むときはちょうど脚が収まるように3箇所カットされています。取り付けるネジも2段階になっていて、緩めるだけだとネジが落ちないように工夫されていて、その状態で三脚をたたむことができるというわけです。ただえさえ大きくて重くてあつかいがたいへんなので、運ぶことやしまうことも考慮してあります。使って初めてわかるありがたさです。結局後ろ座席の床に横向きに倒して置きました。台座の幅が結構あるので、出し入れの時は前の座席を一旦前に移動する必要がありましたが、なんとか収めることができました。
まだスペースがあるのでCGEM IIも持っていくことに。赤道儀は後ろ座席の空いている側に、三脚は床に、今度は立てて置きました。というのはCGX-Lの三脚で床がいっぱいで、重ねておくしかなく、木津着くのが嫌だったからです。足を多少開いて立てて置いたらそこそこ安定しました。
トランクはその他機材でいっぱいです。ちょっと前に大型の防湿庫を買って、ほとんどのレンズやCMOSカメラ、小型鏡筒を入れることにしたので、遠征時はここから必要なものを毎回ピックアップする必要があります。
心配性なので、今回使わないもの(電視観望関連とか)もたくさん持っていきますが、次の日(今書いている今日)、夕方から牛岳で富山県天文学会の観望会なので、そのまま使えるのかと思います。仲のいい(4月から中学生になった)Mちゃんにも声をかけておいたので、来てくれると思います。
と、準備に戸惑って、自宅を出たのが18時過ぎ。途中の「すき家」に入って腹ごしらえ。お腹が空いていたので特盛と豚汁卵セットです。お腹も一杯になり、さらに途中ファミマによりおやつと夜食を買い込み撮影現場に向けて出発です。といっても、そこから15分くらいなのでもう近いものです。
現場に到着したのは結局19時過ぎでした。雪解けでまだほとんど人が入った形跡がなく、途中道路のど真ん中に大きな岩が落ちていて、車幅ギリギリで怖かったです。到着後すぐにセットアップを始めますが、すぐにバッテリーを一つ忘れたことに気づきました。普段バッテリーを3つ持っていくのですが、出発直前に1つを充電し始めて、「忘れないようにしよう」と気をつけてたのですが、案の定忘れました。しかも今回はめずらしく撮影の方が2台体制だったので、バッテリー2台だとギリのギリでした。天文あるあるかと思いますが、遠征の時は大抵何か忘れます(笑)。私が結構あるのがガイド鏡を忘れることです。一応予備が入れてあるのですが、予備の方は焦点距離が短くて苦労したりします。
もう一つのトラブルが、リモートデスクトップでStickPCにつながらなかったことです。外ではミニワイヤレスルータにつなぐのですが、このStickPCは以前きちんとテストしていたはずです。しかたないので、別途USBタイプの外部モニターを取り付け、メイン機で見ながら、マウスとキーボードもつないで設定など見てみますが、IPアドレスはきちんと割り当てられています。それぞれのPCからルーターにはアクセスできます。それでもpingは互いに通りません。結局ファイヤーウォールが問題だったのですが、ファイヤーウォールの設定が(プライベート、ドメイン、パブリックの)3種類あり、外部に繋がないLAN状態なのでプライベート設定かと思っていたら、最後に試したパブリック設定のファイヤーウォールが原因でした。前はきちんと繋がったのを確かめているので、アップデートとかの際に勝手にオンになってしまったのかもしれません。出発前に直前チェックをしておくべきでした。
これで全てOKで、撮影開始は21時半近く。ちょうど子午線を越えるかどうかというところだったので、自動導入で赤道儀が反転する時間まで待ってから撮影を開始しました。ところがいざ撮影を始めてみると妙にバタバタします。撮影後は車の中で暖まっていたのですが、確かに外に出ると結構な風が吹いています。この時点で元々やろうと思っていた10分露光をあきらめて、3分露光にしました。多少星像は歪むときもありますが、そこそこ円を保っています。ある程度の星像肥大は避けることができなさそうです。
撮影も軌道に乗って落ち着いてきたので、おやつタイムです。今日はファミマで買ったホイップメロンパン。遠征の楽しみの一つです。
この時に、なんとアイスを買っていて食べ忘れていたことを思い出しました。袋の中で当然クタクタに。家に帰ってまた冷やして食べます...。
ちなみにこの場所、南側はiPhoneのDark Sky Meterで測るとSQM21.31です。自宅から車で30分でこれならまあまあかと。北側は富山の町あかりで全然ダメです。北側を撮るときはもっと南まで下がります。
時計を見ると22時半頃、少し落ち着いたので、2台目のセットアップにかかります。もう一つの狙いは夜中からのアンタレス付近です。CGEM IIにEOS 6Dと借り物のSIGMAの105mmを載せます。F1.4の化け物レンズです。レンズにはアルカスイス互換の脚がついているので、そこに小判鮫状態でガイド鏡を取り付けます。
ターゲットはアンタレス全域と青い馬、天の川の一部が入る構図です。でもこの構図、その場で気づいたのですが、カメラを縦に固定する必要があるんですよね。6DにはL字のブラケットがついているのですが、縦に固定するとPCと接続するUSB端子が塞がれてしまうのです。仕方ないので、PCからの BackYardEOSとの接続は無しで、ガイド時のDitherはしない覚悟で、MagicLanternのバルブ撮影に切り替えました。ところがです、このバルブ撮影はこれまで何度もやっていてうまくいっているのですが、今回全くうまく動きませんでした。シャッターを押している時だけ露光するという、本当にごく普通のバルブ状態になってしまって、全然長時間露光になりません。改めてネット調べてみても設定は正しそうです。
すでにこれだけで30分以上ロスしてます。一度カメラを外して車に戻り、冷静になり考えてみました。そうだ!L字ブラケットを裏返せばいいのではないか!と思い、ネジを緩めて外そうとしたところ、わざわざ裏返さなくても、横にスライドすればいいのではと気づきました。
これでUSB端子に接続でき、かつ縦方向でアルカスイスクランプに固定できます。時計を見ると0時半過ぎ。
さらに、撮影し出してから星像を改めてBYE上で拡大してみてみると、コマ収差が結構出ています。ここでレンズをF1.4からF2.0に変更するとかなりましになりました。カメラレンズだとF値の変更もBYEからできるのに改めて気づきました。ISO800の30秒露光でもちょうどいい明るさなので、F2.0でもかなり明るいレンズなのがよくわかります。
ここからは順調に撮影できたので、ホッとして夜食の冷やし中華と、本日2度目のおやつタイムのクリームパンです。え、おやつタイムの「2」ですって?食べ過ぎですね。でも遠征時は何を食べても美味しいです。
あ、冷やし中華で思い出しました。この日むちゃくちゃ寒かったんですよ。念のためスキーウェアを持っていったのですが、それでちょうどいいくらいでした。でも手袋を忘れてしまっていて、寒い中アンタレスで苦労して、ブルブル震えていたところ「冷やし」中華。車で暖房をつけて、しばらくして暖まってからやっと食べる気になりました。お腹もいっぱいになり急激に眠気が。午前1時半頃でしょうか、仮眠をとります。
次に目が覚めたら3時半頃、でもまだ眠くて動き始めたのはもうかなり明るくなりかけてる4時過ぎ。すぐに片付ければいいものを、せっかく明るい時までいるのでフラットを取ろうと画策し始めました。撮影している最中に片付けもやれば時間短縮だ!と思っていたのですが、フラット撮影の最中でPCへの接続が突然止まりました。バッテリー切れです。バッテリーを一つ忘れたつけが最後にきました。
というわけで、フラット撮影も中途半端、意気消沈して片付けもダラダラやっていたら現地を出たのは5時半過ぎ。6時過ぎに自宅に戻り、やっと就寝です。でも仮眠が長かったせいか、寝付けたのが多分7時過ぎ。10時半に起きて、ブログを書きながら今に至ります。
トラブルだらけの遠征でしたが、それでも楽しいものです。うまく撮れているといいなあ。アンテナ銀河は風が強くてダメだったかも。あ、アンテナ銀河沈む頃にM57に切り替えたの今になって思い出しました。風がピューピュー言ってたので、ヤケになって10秒露光、ゲイン450の多数枚撮影。でも眠気の中セットしたのでどうなっているかよくわかりません。アンタレス付近はそこそこ撮れているとは思いますが、どうでしょうか。
程良い疲れと眠気が気持ちよく、充実した一日でした。GW中まだチャンスがあるならもう一度くらい遠征に行ってもいいかもしれません。
そんな感じで、明けて今日現在、ブログを書いています。時間があれば今日は少し太陽も見たいし、今晩は県天の集まりで牛岳です。荷物を車に乗せたままなので、準備時間は短縮できるとおもいます。牛岳は一般の人も夜景を見にたくさん来ていると思います。人がいると話してしまうので、撮影は難しいかもしれません。電視観望にするかも。しかもまだ天文ガイドの原稿を描いてる途中です。連休はやりたいことだらけで忙しいです。
最近天文関連の活動が多すぎて書く暇がなく、ブログの更新が滞っているのですが、遠征はその場の雰囲気を忘れてしまうので、画像処理はまた後にするとしてとりあえず書いておきます。
久しぶりの遠征で準備に四苦八苦
GW中の5月3日、この日は朝10時からZoomで天文関連の打ち合わせ。その後は太陽撮影で忙しく、ドタバタしながらの遠征準備です。最近はずっとSCA260とCGX-Lでの撮影が多いので、今回の遠征はいい機会とばかりに、この大型セットを持ち運びできるかテストしてみます。
まずは特等席の助手席にSCA260を積みます。少し背もたれを倒して安定するように積み込みますが、最近はホコリ問題でカメラをできるだけ外さないと決めたので、カメラに変な力がかからないように気を使います。
CGX-Lの赤道儀部分は後ろの座席に、シートベルトを一旦伸ばし切って縮めることで、シートベルトが(一旦外すまで)伸びないようにします。三脚は巨大なので苦労しました。今回初めて気づいたのですが、下から押し上げる巨大な台座があるのですが、三脚を畳むときはちょうど脚が収まるように3箇所カットされています。取り付けるネジも2段階になっていて、緩めるだけだとネジが落ちないように工夫されていて、その状態で三脚をたたむことができるというわけです。ただえさえ大きくて重くてあつかいがたいへんなので、運ぶことやしまうことも考慮してあります。使って初めてわかるありがたさです。結局後ろ座席の床に横向きに倒して置きました。台座の幅が結構あるので、出し入れの時は前の座席を一旦前に移動する必要がありましたが、なんとか収めることができました。
まだスペースがあるのでCGEM IIも持っていくことに。赤道儀は後ろ座席の空いている側に、三脚は床に、今度は立てて置きました。というのはCGX-Lの三脚で床がいっぱいで、重ねておくしかなく、木津着くのが嫌だったからです。足を多少開いて立てて置いたらそこそこ安定しました。
トランクはその他機材でいっぱいです。ちょっと前に大型の防湿庫を買って、ほとんどのレンズやCMOSカメラ、小型鏡筒を入れることにしたので、遠征時はここから必要なものを毎回ピックアップする必要があります。
心配性なので、今回使わないもの(電視観望関連とか)もたくさん持っていきますが、次の日(今書いている今日)、夕方から牛岳で富山県天文学会の観望会なので、そのまま使えるのかと思います。仲のいい(4月から中学生になった)Mちゃんにも声をかけておいたので、来てくれると思います。
と、準備に戸惑って、自宅を出たのが18時過ぎ。途中の「すき家」に入って腹ごしらえ。お腹が空いていたので特盛と豚汁卵セットです。お腹も一杯になり、さらに途中ファミマによりおやつと夜食を買い込み撮影現場に向けて出発です。といっても、そこから15分くらいなのでもう近いものです。
セットアップはトラブル続き
現場に到着したのは結局19時過ぎでした。雪解けでまだほとんど人が入った形跡がなく、途中道路のど真ん中に大きな岩が落ちていて、車幅ギリギリで怖かったです。到着後すぐにセットアップを始めますが、すぐにバッテリーを一つ忘れたことに気づきました。普段バッテリーを3つ持っていくのですが、出発直前に1つを充電し始めて、「忘れないようにしよう」と気をつけてたのですが、案の定忘れました。しかも今回はめずらしく撮影の方が2台体制だったので、バッテリー2台だとギリのギリでした。天文あるあるかと思いますが、遠征の時は大抵何か忘れます(笑)。私が結構あるのがガイド鏡を忘れることです。一応予備が入れてあるのですが、予備の方は焦点距離が短くて苦労したりします。
もう一つのトラブルが、リモートデスクトップでStickPCにつながらなかったことです。外ではミニワイヤレスルータにつなぐのですが、このStickPCは以前きちんとテストしていたはずです。しかたないので、別途USBタイプの外部モニターを取り付け、メイン機で見ながら、マウスとキーボードもつないで設定など見てみますが、IPアドレスはきちんと割り当てられています。それぞれのPCからルーターにはアクセスできます。それでもpingは互いに通りません。結局ファイヤーウォールが問題だったのですが、ファイヤーウォールの設定が(プライベート、ドメイン、パブリックの)3種類あり、外部に繋がないLAN状態なのでプライベート設定かと思っていたら、最後に試したパブリック設定のファイヤーウォールが原因でした。前はきちんと繋がったのを確かめているので、アップデートとかの際に勝手にオンになってしまったのかもしれません。出発前に直前チェックをしておくべきでした。
やっと撮影開始
これで全てOKで、撮影開始は21時半近く。ちょうど子午線を越えるかどうかというところだったので、自動導入で赤道儀が反転する時間まで待ってから撮影を開始しました。ところがいざ撮影を始めてみると妙にバタバタします。撮影後は車の中で暖まっていたのですが、確かに外に出ると結構な風が吹いています。この時点で元々やろうと思っていた10分露光をあきらめて、3分露光にしました。多少星像は歪むときもありますが、そこそこ円を保っています。ある程度の星像肥大は避けることができなさそうです。
一応アンテナも写っているみたいでます。
おやつタイム
撮影も軌道に乗って落ち着いてきたので、おやつタイムです。今日はファミマで買ったホイップメロンパン。遠征の楽しみの一つです。
この時に、なんとアイスを買っていて食べ忘れていたことを思い出しました。袋の中で当然クタクタに。家に帰ってまた冷やして食べます...。
SQM測定で空の暗さを確認
ちなみにこの場所、南側はiPhoneのDark Sky Meterで測るとSQM21.31です。自宅から車で30分でこれならまあまあかと。北側は富山の町あかりで全然ダメです。北側を撮るときはもっと南まで下がります。
SQMが測定できるといっても、専用機と違うのでどこまで精度があるかわかりません。それでも使っている限りそこそこの指標にはなるのかと思っています。値段も値段(250円)なので、趣味の範囲で使うのなら手頃でいいのかと思います。
2台目のセットアップもトラブル
時計を見ると22時半頃、少し落ち着いたので、2台目のセットアップにかかります。もう一つの狙いは夜中からのアンタレス付近です。CGEM IIにEOS 6Dと借り物のSIGMAの105mmを載せます。F1.4の化け物レンズです。レンズにはアルカスイス互換の脚がついているので、そこに小判鮫状態でガイド鏡を取り付けます。
ターゲットはアンタレス全域と青い馬、天の川の一部が入る構図です。でもこの構図、その場で気づいたのですが、カメラを縦に固定する必要があるんですよね。6DにはL字のブラケットがついているのですが、縦に固定するとPCと接続するUSB端子が塞がれてしまうのです。仕方ないので、PCからの BackYardEOSとの接続は無しで、ガイド時のDitherはしない覚悟で、MagicLanternのバルブ撮影に切り替えました。ところがです、このバルブ撮影はこれまで何度もやっていてうまくいっているのですが、今回全くうまく動きませんでした。シャッターを押している時だけ露光するという、本当にごく普通のバルブ状態になってしまって、全然長時間露光になりません。改めてネット調べてみても設定は正しそうです。
すでにこれだけで30分以上ロスしてます。一度カメラを外して車に戻り、冷静になり考えてみました。そうだ!L字ブラケットを裏返せばいいのではないか!と思い、ネジを緩めて外そうとしたところ、わざわざ裏返さなくても、横にスライドすればいいのではと気づきました。
これでUSB端子に接続でき、かつ縦方向でアルカスイスクランプに固定できます。時計を見ると0時半過ぎ。
さらに、撮影し出してから星像を改めてBYE上で拡大してみてみると、コマ収差が結構出ています。ここでレンズをF1.4からF2.0に変更するとかなりましになりました。カメラレンズだとF値の変更もBYEからできるのに改めて気づきました。ISO800の30秒露光でもちょうどいい明るさなので、F2.0でもかなり明るいレンズなのがよくわかります。
おやつタイム2
ここからは順調に撮影できたので、ホッとして夜食の冷やし中華と、本日2度目のおやつタイムのクリームパンです。え、おやつタイムの「2」ですって?食べ過ぎですね。でも遠征時は何を食べても美味しいです。
あ、冷やし中華で思い出しました。この日むちゃくちゃ寒かったんですよ。念のためスキーウェアを持っていったのですが、それでちょうどいいくらいでした。でも手袋を忘れてしまっていて、寒い中アンタレスで苦労して、ブルブル震えていたところ「冷やし」中華。車で暖房をつけて、しばらくして暖まってからやっと食べる気になりました。お腹もいっぱいになり急激に眠気が。午前1時半頃でしょうか、仮眠をとります。
後片付けとフラット撮影
次に目が覚めたら3時半頃、でもまだ眠くて動き始めたのはもうかなり明るくなりかけてる4時過ぎ。すぐに片付ければいいものを、せっかく明るい時までいるのでフラットを取ろうと画策し始めました。撮影している最中に片付けもやれば時間短縮だ!と思っていたのですが、フラット撮影の最中でPCへの接続が突然止まりました。バッテリー切れです。バッテリーを一つ忘れたつけが最後にきました。
というわけで、フラット撮影も中途半端、意気消沈して片付けもダラダラやっていたら現地を出たのは5時半過ぎ。6時過ぎに自宅に戻り、やっと就寝です。でも仮眠が長かったせいか、寝付けたのが多分7時過ぎ。10時半に起きて、ブログを書きながら今に至ります。
まとめと今日これから
トラブルだらけの遠征でしたが、それでも楽しいものです。うまく撮れているといいなあ。アンテナ銀河は風が強くてダメだったかも。あ、アンテナ銀河沈む頃にM57に切り替えたの今になって思い出しました。風がピューピュー言ってたので、ヤケになって10秒露光、ゲイン450の多数枚撮影。でも眠気の中セットしたのでどうなっているかよくわかりません。アンタレス付近はそこそこ撮れているとは思いますが、どうでしょうか。
程良い疲れと眠気が気持ちよく、充実した一日でした。GW中まだチャンスがあるならもう一度くらい遠征に行ってもいいかもしれません。
そんな感じで、明けて今日現在、ブログを書いています。時間があれば今日は少し太陽も見たいし、今晩は県天の集まりで牛岳です。荷物を車に乗せたままなので、準備時間は短縮できるとおもいます。牛岳は一般の人も夜景を見にたくさん来ていると思います。人がいると話してしまうので、撮影は難しいかもしれません。電視観望にするかも。しかもまだ天文ガイドの原稿を描いてる途中です。連休はやりたいことだらけで忙しいです。