ほしぞloveログ

天体観測始めました。

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2024年に撮影した天体写真のまとめです。2023年のまとめはこちらにあります。

2025-01-02 - miyakawa2_cut


ε130D

「Sh2-308: イルカ星雲」
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  • 撮影日: 2023年12月5日0時3分-3時9分、12月9日0時2分-1時5分、12月29日22時3分-30日4時20分、2024年1月4日20時50分-22時43分、その他2夜
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: TAKAHASHI製 ε130D(f430mm、F3.3)
  • フィルター: Baader:Hα 6.5nm、OIII 10nm、R、G、B
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI6200MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、bin2、Gain 100、露光時間5分、Hα: 39枚、OIII: 59枚、R: 8枚、G: 9枚、B: 8枚、の計123枚で総露光時間10時間15分
  • Dark: Gain 100、露光時間5分、温度-10℃、117枚
  • Flat, Darkflat: Gain100、露光時間 Hα: 0.2秒、OIII: 0.2秒、R: 0.01秒、G: 0.01秒、B: 0.01秒で全て64枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC

「IC2177: かもめ星雲」
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  • 撮影日: 2024年1月4日22時59分-5日0時9分、1月14日1時48分-3時8分、3月14日20時59分-22時37分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: TAKAHASHI製 ε130D(f430mm、F3.3)
  • フィルター: Baader:Hα 6.5nm、R、G、B
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI6200MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、bin2、Gain 100、露光時間5分、Hα: 17枚、R: 8枚、G: 8枚、B: 12枚、の計45枚で総露光時間3時間45分
  • Dark: Gain 100、露光時間5分、温度-10℃、117枚
  • Flat, Darkflat: Gain100、露光時間 Hα: 0.1秒、R: 0.01秒、G: 0.01秒、B: 0.01秒で全て128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「Sh2-129: ダイオウイカ星雲」 
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  • 撮影日: 2023年12月4日19時13分-23時47分、12月8日18時53分-22時45分、12月29日17時56分-21時53分、12月30日18時5分-21時13分、2024年1月2日17時54分-20時47分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: TAKAHASHI製 ε130D(f430mm、F3.3)
  • フィルター: Baader:Hα 6.5nm、OIII 10nm
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI6200MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、bin2、Gain 100、露光時間5分、Hα: 28枚、OIII: 125枚、R: 11枚、G: 14枚、B: 11枚、の計189枚で総露光時間15時間45分
  • Dark: Gain 100、露光時間5分、温度-10℃、117枚
  • Flat, Darkflat: Gain100、露光時間 Hα: 0.2秒、OIII: 0.2秒、R: 0.01秒、G: 0.01秒、B: 0.01秒で全て64枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M31: アンドロメダ銀河」
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  • 撮影日: 2024年10月13日0時46分-4時33分 (カラー)、2024年11月25日18時24分-23時39分 (Hα)
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: William Optics RedCat51(f250mm、F4.9)  (カラー) 、ε130D (430mm、F3.3)  (Hα)
  • フィルター: UV/IR cut  (カラー)、Baader 6.5nm  (Hα)
  • 赤道儀: SWAgTi (SWAT-350V-spec Premium + AZ-GTi)  (カラー)、CGEM II  (Hα)
  • カメラ: ZWO ASI294MC Pro (-10℃) 、ZWO ASI6200MM Pro (-10℃)  (Hα)
  • ガイド: なし (カラー)、f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング (Hα)
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分 x 64枚 = 192分 = 3時間12分 (カラー)、Gain 100、露光時間5分 x 60枚 = 300分 = 5時間00分 (Hα) 
  • Dark, Flat: なし (カラー)、Gain 100、露光時間5分 x 117枚 = 585分 = 9時間45分 (Hα)
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


RedCat51

「NGC281: パックマン星雲」
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  • 撮影日: 2024年10月9日21時3分-10日2時48分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: William Optics RedCat51(f250mm、F4.9)
  • フィルター: サイトロンDBP
  • 赤道儀: SWAgTi (SWAT-350V-spec Premium + AZ-GTi)
  • カメラ: PlayerOne Uranus-C Pro (-10℃)
  • ガイド:  なし
  • 撮影: NINA、bin1、Gain 100、露光時間3分 x 94枚 = 282分 = 4時間42分
  • Dark, Flat: なし
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「IC434: 馬頭星雲と、NGC2024: 燃える木」
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  • 撮影日: 2024年10月12日2時29分-4時45分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: William Optics RedCat51(f250mm、F4.9)
  • フィルター: サイトロンDBP
  • 赤道儀: SWAgTi (SWAT-350V-spec Premium + AZ-GTi)
  • カメラ: PlayerOne Uranus-C Pro (-10℃)
  • ガイド:  なし
  • 撮影: NINA、Gain 100、露光時間3分 x 36枚 = 108分 = 1時間48分
  • Dark, Flat: なし
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M31: アンドロメダ銀河」
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  • 撮影日: 2024年10月13日0時46分-4時33分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: William Optics RedCat51(f250mm、F4.9)
  • フィルター: UV/IR cut
  • 赤道儀: SWAgTi (SWAT-350V-spec Premium + AZ-GTi)
  • カメラ: ZWO ASI294MC Pro (-10℃)
  • ガイド:  なし
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分 x 64枚 = 192分 = 3時間12分
  • Dark, Flat: なし
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M45: プレアデス星団 (和名: すばる)」
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  • 撮影日: 2024年12月2日19時56分-3時38分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: William Optics RedCat51(f250mm、F4.9)
  • フィルター: なし
  • 赤道儀: SWAgTi (SWAT-350V-spec Premium + AZ-GTi)
  • カメラ: Player One Uranus-C Pro(-10℃)
  • ガイド:  なし
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分 x 127枚 = 381分 = 6時間21分
  • Dark, Flat: なし
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


SCA260

「M104: ソンブレロ銀河」
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  • 撮影日: 2024年4月10日20時27分-4月11日3時18分、4月12日21時49分-4月13日0時46分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: 無し
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120で露光時間1分でL: 115枚、R: 59枚、G: 51枚、B: 64枚、総露光時間289分 =4時間49分
  • Dark: Gain 120で露光時間1分が204枚
  • Flat, Darkflat: Gain 120で露光時間 LRGB: 0.01秒でそれぞれ128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop


「ヘルクレス座銀河団」
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  • 撮影日: 2024年4月13日1時35分-4時8分、4月13日22時17分-14日2時32分、4月14日22時26分-15日3時27分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: ZWO社のLRGBフィルター
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120で露光時間1分でL: 274枚、R: 57枚、G: 54枚、B: 60枚、総露光時間445分 =7時間25分
  • Dark: Gain 120で露光時間1分が64枚
  • Flat, Darkflat: Gain 120でLRGB: それぞれ128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop


チリリモート

「NGC3372: イータカリーナ星雲」
300_00s_ABE4_BXTc_SPCC_BXT_GHS_back_GHS2_s
  • 撮影日: 2024年5月5日0時4分-1時35分、5月5日19時33分-5月6日0時4分
  • 撮影場所: チリ El Sauce Observatory
  • 鏡筒: Askar FRA300 Pro(焦点距離300mm、口径50mm、F5)
  • フィルター: なし
  • カメラ: ZWO ASI2600MC Pro (-10℃)
  • ガイド: ASI174MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、bin1、Gain 100、オフセット 50、露光時間5分x63枚=5時間15分
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC

「SMC: 小マゼラン星雲」
300.00s_FILTER-L_RGB_BXTc_SPCC_BXT_GHS_GHS3
  • 撮影日: 2024年5月6日1時40分-6時2分
  • 露光時間5分x50枚=4時間10分

「LMC: 大マゼラン星雲」
BNCc_SPCC_BNC_s
  • 撮影日: 2024年5月6日20時46分-23時59分
  • 露光時間5分x38枚=3時間10分


彗星

「紫金山アトラス彗星」
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  • 撮影日: 2024年10月20日18時49分-19時21分
  • 撮影場所: 富山県富山市
  • 鏡筒: William Optics RedCat51(f250mm、F4.9)
  • フィルター: UV/IRカット
  • 赤道儀: SWAgTi (SWAT-350V-spec Premium + AZ-GTi)
  • カメラ: Canon EOS 6D(天体改造)
  • ガイド:  なし
  • 撮影: BackYard EOS、ISO1600、露光時間30秒 x 47枚 = 23分30秒
  • Dark: ISO1600、露光時間30秒 x 32枚、Flat, FlatDark: ISO1600、1/50秒 x 32枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「地平線と紫金山アトラス彗星」
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「ネックライン構造」
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「紫金山アトラス彗星の核の回転」
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太陽


「2024/5/28: サージ(ジェット型プロミネンス)」
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2024/6/29: AR3727」
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まとめと反省

2024年はゴールデンウィークに体調を崩してしまい、撮影どころか、趣味としての天文自身がままならない状況でした。それでも前半に撮り溜めていたものと、しばらく間が空いて後半少し撮ったもので、自分の印象よりは枚数を稼いでいたようです。数えてみると全部で12天体と紫金山アトラス彗星で、ここに出したのは彗星の分も合わせて21枚です。チリでまとめて3天体、SWAgTiで気楽に撮影できた4天体というのが枚数を稼ぐ一要因だったかと思います。

これまで撮ったことのない新規天体が「イルカ星雲」「ダイオウイカ星雲」「パックマン星雲」「ヘルクレス座銀河団」「イータカリーナ星雲」「大マゼラン星雲」「紫金山アトラス彗星」の7天体で、過去に撮ったことのある天体のリベンジは「かもめ星雲」「アンドロメダ銀河」「馬頭星雲と燃える木」「すばる」「ソンブレロ銀河」の5つです。

「イルカ星雲」と「かもめ星雲」は構図、解像度、色バランス、階調と、いろんな意味で満足できたものです。暗い撮影地でなく、自宅でここまで出ることがわかったで、そこそこ明るい天体ならば今後も自宅で楽しんでもいいのかなと思う結果でした。そこそこ明るいといっても、イルカ星雲はある程度淡い部類に入りますし、そのイルカの中にあるHαが脳みそや心臓みたいに見えているので、かなりのところまで出たと言えると思います。

逆に、本当に淡い天体は自宅だとどうにも太刀打ちできないということも改めて実感できました。2023年のスパゲティ星雲もそうだったのですが、今年で言うと例えばダイオウイカ星雲です。一見本体は綺麗に出ているように見えますが、これは画像処理で相当無理をしていて、背景に広がるOIIIはほとんど何も表現できませんでした。最後の方で撮った、アンドロメダ銀河の背景に広がるHαなんかも、まだ全然不十分ですが、こちらはもしかしたら単に露光時間が圧倒的に足りていないだけなのかもしれません。

また、M104は銀河本体はハッブルと多少は比べてみようと思うくらいに解像度も出たのですが、恒星に関してはハッブルのバーっとばら撒くような微恒星には全く太刀打ちできませんでした。これも自宅周りの光害からくるスカイノイズに埋もれてしまっているのではと思っていて、暗いところで微恒星に挑戦してみたいと思っています。

全く逆の意味で、明るい天体に関しては自宅といえど無理をすることはないという考えから、気軽にダーク補正もフラット補正も無しで挑戦したのが、一連のSWAgTiでの撮影になります。鏡筒もRedCat51で、比較的広角でF5と明るくもなく暗くもなく、軽くて周辺減光のないものを選び、画角はカメラのセンサー面積で決めます。もちろんモノクロ撮影なんて面倒なことしないで、カラーカメラ一択です。ホットピクセルを抑えるために冷却はするようにしました。SWAgTiはSWATの追尾精度を利用して、ノーガイドで3分露光で、変な突発的な外部の揺れとかなければ採択率は100%に近いです。ガイドはしないのですが、数時間位以上の長時間露光時に出てくる縞ノイズを避けるために、ディザリングのみしています。このガイド無しディザリングはSharpCapでもNINAでもできることを確認していて、ガイド鏡がいらないのでセットアップがものすごく楽になります。画像処理も、気軽にダーク補正もフラット補正も無しという方針なので、ダークファイルもフラットファイルもバイアスファイルも撮影しなくてよく、かなり手間が省けます。これはある意味自宅の光害という悪い環境で撮影画像がスカイノイズで支配されているということを利用していて、ダークノイズもリードノイズも全体のノイズにはほとんど効いていないということが根拠になります。

最近の悩みが、SWAgTiがあまりに楽すぎて、それに比べるととにかく重すぎるSCA260+CGX-Lの稼働率が相当減っているのと、段々ε130D+CGEM IIも面倒になってきていることです。2025年は体力もある程度戻るはずなので、少しテコ入れする必要がありそうです。

このように、自宅でできることとできないことがだんだんわかってきていて、この環境でどこまで迫れるかと、この環境でどこまで手を抜けるかという、二方向で攻めているような状態です。

画像処理面はある程度手法が確立してきたように思います。以前は恒星処理がどうしようもなく苦手だったのですが、今はBXTがあり、StarNetで恒星分離ができるので、ある程度安定に仕上げることができるようになってきました。その一方、背景の分子雲モクモクの炙り出しがまだ安定していなくて、画像によっては変なくぼみができたりすることがあります。2024年の最後にPixInsightのMultiscale Gradient Correction (MGC)でとうとうMARSデータを一部ですが使うことができるようになりました。アンドロメダ銀河の背景のHαでMGCを使いたかったのですが、MGCはRGB画像でしか使えないようなので、2024年のうちは使えませんでしたが、今後はこれである程度安定に背景の勾配などを調整できるようになるのではと期待しています。

あと、私が自覚している画像処理の欠点なのですが、淡いところを出そうとする弊害だと思いますが、結果として全体が霞んだように見えるものが多いです。今後直しす方向で進めようと思います。

太陽や月はあまり盛り上がりませんでした。太陽は2024年中はわずか3回撮影しただけ。Galleryに載せでいいものかというくらいの成果しか出ていませんし、月に至っては撮影さえしていません。その中で、太陽のジェットが、これは本当に偶然ですが、撮影できたことは結構面白かったです。太陽はやりたいことがあるので、2025年はもう少し盛り上がるかもしれません。

2024年はこんなところでした。あまり活動的だったとは言い難いですが、体調が悪いと趣味自体何もできないこともよくわかったので、2025年もあまり無理をせずに粛々とこなしていきたいと思います。

全体の活動についての2024年のまとめの記事は、またいつものように1月末くらいに書くことになると思います。

2022年に撮影した月と太陽のまとめです。2021年のまとめはここにあります。 



  • 2022年1月8日
Image04_cut_s
  • 皆既月食全景
StarStaX_Blink00001-Blink00261_lighten


  • 皆既月食とその前後
ZWO ASI294MC Pro_25ms_240_2022_11_08_19_09_33__lapl5_ap2594_RS2

ZWO ASI294MC Pro_50ms__2022_11_08_20_29_59__lapl5_ap689_IP



topics02-2-l_all_cut



  • 天王星食
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太陽

  • 2022年1月8日
13_35_01_lapl6_ap2550_IP_cut

13_38_50_lapl6_ap1314_IP_cut

  • 2022年1月10日
13_44_16_lapl6_ap2568_IP_cut

10_41_00_lapl6_ap2544_IP_cut

  • 2022年3月12日
_13_00_24_lapl4_ap25561_ABE

13_01_12_lapl4_ap1492_PI

_13_07_09_lapl6_ap2568_ABE_PI

13_06_25_lapl6_ap450_IP

13_03_07_lapl6_ap245_IP

13_03_57_lapl6_ap189_IP

13_05_00_lapl6_ap288_IP

  • 2022年4月25日
11_55_30_lapl3_ap2556_IP_cut

12_04_11_lapl3_ap2490_IP_cut

12_09_29_lapl3_ap1726_HP_L

  • 2022年4月28日
13_31_34_lapl3_ap2098_IP_cut

13_28_23_lapl3_ap2556_IP



  • 2022年5月22日
64466eaa_cut

f43321f4cut

粒状班
  • 2022年6月19日
11_27_27_lapl3_ap126_PI_cut


まとめ

2022年の月は皆既月食以外では1ショットしか撮影していませんでした。それもSCA260でのRGB合成のテストを兼ねてという、ついでの撮影です。その代わり、皆既月食は相当気合が入っています。というか、最初は天気が悪い予報であまり気合が入ってなかったのですが、突如富山でも晴れてフル機材で撮影して、画像処理をしてたらが夢中になってたというのが真相です。そのおかげか、皆既月食はかなり満足しました。地球影を直に写すという課題は残りましたが、次の日本で見る事ができる皆既月食は2025年9月8日らしいので、のんびりとやります。

太陽撮影は2022年の前半はかなりアクティブでしたが、後半は心が折れてしまっていますね。でも実際には何もやってなかったかというとそうでもなくて、記録を見るだけでもここに載せていないもので

2022年2月11日、3月27日、4月30日、5月3日、5月6日、5月7日、5月14日、5月28日、7月2日、9月4日、9月11日、10月1日

に撮影しているのですが、これらはブログ記事にもしていないのがほとんどです。前半は主にプロミネンスや黒点周りのHαのタイムラプス化に、後半は粒状斑出しに夢中でした。粒状斑は上の最後に示した画像がMAXで、その後も含めてことごとくうまくいってなかったので、全てお蔵入りになっています。その粒状斑出しも、夏が終わって大気が揺れ始めた頃になるとあきらめてしまったのですが、また2023年も挑戦したいと思っています。粒状班に関してはまだ全然満足していません。とにかくキーはシンチレーションなんですよね。シーイングが悪いのか、機材がまだ問題があるのかわかりませんが、まだ課題がありそうです。

Hαのほうですが、冬に晴れの日少ないことと、さらにそれが休日に合わないとダメなので、こちらもストップしてしまっています。粒状斑の挑戦と一緒に撮影してもいいのですが、興味が出だすとそればっかりになってしまうので、少し反省です。特に黒点が常時出ているような年だったので、少しもったいなかったです。

2022年は夜の撮影でSCA260に力を注いだのですが、また月も太陽も時期が来たら再開したいです。というわけで、よろしければ夜の方もご覧ください。



2022年に撮影した画像のまとめです。まとめておくと後から見て楽なので、昨年から始めてます。ちなみに2021年の画像のまとめはここにあります。


ASI2400MC Proでの撮影

「M65、M66、NGC3628: 三つ子銀河」
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  • 撮影日: 2022年3月27日22時33分-3月28日1時56分、3月29日21時50分-3月30日2時35分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: 無し
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI2400MC Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 150、露光時間10分、34枚で総露光時間5時間40分
  • Dark: Gain 150、露光時間10分、64枚
  • Flat, Darkflat: Gain 150、露光時間 0.01秒、128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「IC1396: ケフェウス座散光星雲」
masterLight_integration_ABE_PCC_ASx5_HT_starreduction_SCNR3a_tw
  • 撮影日: 2022年5月29日0時57分-3時13分
  • 撮影場所: 岐阜県飛騨市
  • 鏡筒: TAKAHASHI FS-60CB+マルチフラットナー(f370mm)
  • フィルター: なし
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI2400MC Pro (-10℃)
  • ガイド:  f50mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイド
  • 撮影: SharpCap、Gain 150、露光時間3分x45枚で総露光時間2時間15分
  • Dark: Gain 150、露光時間3分、64枚
  • Flat, Darkflat: Gain 150、露光時間 0.1秒、64枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「IC4592: 青い馬星雲」
masterLight_180s_ABE_PCC_ASx4_SCNR_bg2_cut_s
  • 撮影日: 2022年5月6日0時10分-2時57分
  • 撮影場所: 富山県富山市牛岳
  • 鏡筒: TAKAHASHI FS-60CB+マルチフラットナー(f370mm)
  • フィルター: なし
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI2400MC Pro (-10℃)
  • ガイド:  f50mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: SharpCap、Gain 150、露光時間3分x55枚で総露光時間2時間45分
  • Dark: Gain 150、露光時間3分、64枚
  • Flat, Darkflat: Gain 150、露光時間 0.1秒、64枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


RGB合成(+Hα)

「IC434: 馬頭星雲」
Image34_PCC_AS_HT5a_cut
  • 撮影日: 2022年3月3日22時46分-23時7分、3月4日22時4分-22時14分、3月8日21時58分-23時06分、3月9日19時13分-22時25分、3月10日19時45分-22時2分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB, Hα:7nm
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分、R: 22枚、G: 30枚、B: 22枚、Hα: 23枚の計97枚で総露光時間4時間51分
  • Dark: Gain 120、露光時間3分、128枚
  • Flat, Darkflat: Gain 120、露光時間 RGB: 0.08秒、Hα: 1秒、それぞれ128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M100」
Image27_ABE_PCC_crop_DBE_decom_stredu_ABE_PCC6
  • 撮影日: 2022年3月3日23時51分-3月4日4時37分、3月10日2時54分-5時1分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分、R: 22枚、G: 22枚、B: 24枚の計68枚で総露光時間3時間24分
  • Dark: Gain 120、露光時間3分、128枚
  • Flat, Darkflat: Gain 120、露光時間 RGB: 0.08秒、RGBそれぞれ128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M101: 回転花火銀河」
Image88_ABE_PCC_DBE_decom_AS_AS_starreduction_SCNR_CT5
  • 撮影日: 2022年3月8日23時26分-3月9日3時26分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分、R: 23枚、G: 8枚、B: 11枚、Hα: 4枚の計46枚で総露光時間2時間18分
  • Dark: Gain 120、露光時間3分、128枚
  • Flat, Darkflat: Gain 120、露光時間 RGB: 0.08秒、Hα: 1秒、 RGBとHαそれぞれ128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M51:子持ち銀河」
Image199_ABE_pink_crop_DBE_Decon_HT_SR5_rot_tw
  • 撮影日: 2022年4月2日20時32分-4月3日3時50分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB、Hα
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 240、露光時間10分、R: 7枚、G: 7枚、B: 10枚、Hα: 3枚の計27枚で総露光時間4時間30分
  • Dark: Gain 240、露光時間10分、64枚
  • Flat, Darkflat: Gain 240、露光時間 RGB: 0.03秒、Hα: 0.3秒、 RGBとHαそれぞれ64枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M104: ソンブレロ銀河」
Image10_RGB_crop_ABE_ABE_PCC_DBE_AS_HT_SR2_cut
  • 撮影日: 2022年4月22日20時1分-4月23日1時18分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃), bin1
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 240、露光時間10分、R: 6枚、G: 7枚、B: 6枚の計19枚で総露光時間3時間10分
  • Dark: Gain 240、露光時間10分、64枚
  • Flat, Darkflat: Gain 240、露光時間 RGB: 0.03秒、RGBそれぞれ128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「NGC4038: アンテナ銀河」
Image196_pink_deconv4
  • 撮影日: 2022年5月4日21時14分-5日0時5分、5月5日21時14分-6日0時51分
  • 撮影場所: 富山県富山市牛岳
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間10分、R: 15枚、G: 9枚、B: 9枚の計33枚で総露光時間5時間30分
  • Dark: Gain 120、露光時間10分、29枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 RGB: 0.07秒、RGBそれぞれ64枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


ナローバンド

「NGC2359: トール兜星雲」
Image07_DBE_PCC_DBE_AS_HTx3_reducestar2_3_crop_mod
  • 撮影日: 2022年1月22日22時2分-23日2時5分、1月27日18時57分-21時00分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader Hα:7nm、OIII:7nm
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド: オフアクシスガイダー + ASI120MM mini、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分、Hα27枚、OIII36枚の計63枚で総露光時間3時間9分
  • Dark: Gain 120、露光時間3分、128枚
  • Flat, Darkflat: Gain 120、露光時間0.2秒、128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M17: オメガ星雲」
AOO_ABE_PCC_AS_AS_HT_mod

SAO_dim3_mod
  • 撮影日: 2022年5月6日1時24分-2時33分
  • 撮影場所: 富山県富山市牛岳
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader:Hα 6.5nm、OIII 6.5nm、Optlong: SII 6.5nm
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分、Hα: 5枚、OIII: 6枚、SII: 7枚の計18枚で総露光時間54分
  • Dark: Gain 120、露光時間3分、温度-10℃、128枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 Hα、OIII、SII、それぞれ20秒、16枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「NGC6888: 三日月星雲」
Image11_SPCC_BXT_HT_HT_CT_SCNR_NXT_maskB_CT_CT_CT_ok2
  • 撮影日: 2022年5月25日1時8分-2時59分、26日0時33分-2時56分、30日0時37分-3時0分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader:Hα 6.5nm、OIII 6.5nm、Optlong: SII 6.5nm
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間10分、Hα: 12枚、OIII: 13枚、SII: 13枚の計38枚で総露光時間6時間20分
  • Dark: Gain 120、露光時間10分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 Hα、OIII、SII、それぞれ20秒、16枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「VdB142象の鼻星雲」
Image05_SCNR_ASx4_HT_SR_bg4_low
  • 撮影日: 2022年6月1日0時29分-3時2分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader:Hα 6.5nm、OIII 6.5nm、Optlong: SII 6.5nm
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間5分、Hα: 10枚、OIII: 9枚、SII: 9枚の計28枚で総露光時間2時間20分
  • Dark: Gain 120、露光時間5分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 Hα、OIII、SII、それぞれ20秒、16枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


LRGB合成

「IC514: まゆ星雲」
Image360_bg2_cut_tw
  • 撮影日: 2022年9月29日22時50分-30日3時42分、9月30日21時14分-10月1日2時37分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間5分、L: 41枚、R: 19枚、G: 16枚、B: 22枚の計76枚で総露光時間6時間20分
  • Dark: Gain 120、露光時間5分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 L: 0.001秒、128枚、RGB: 0.01秒、128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「C4, NGC7023, LBN487: アイリス星雲」
Image19_ABE_ABE_crop_PCC_CT_CT_MS7_cut3
  • 撮影日: 2022年10月1日20時50分-2日0時9分、10月20日19時12分-21日0時39分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間5分、L: 38枚、R: 14枚、G: 14枚、B: 17枚の計76枚で総露光時間6時間20分
  • Dark: Gain 120、露光時間5分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 L: 0.001秒、128枚、RGB: 0.01秒、128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC

 
「sh2-136ゴースト星雲」
Image13_ABE_ABE_ABE_cut
  • 撮影日: 2022年10月25日20時2分-26日0時27分、10月26日19時17分-21日0時0分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (初日分は-10℃、2日目は+9℃から11℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間5分、L: 54枚、R: 18枚、G: 15枚、B: 12枚の計99枚で総露光時間9時間55分
  • Dark: Gain 120、露光時間5分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 L: 0.001秒、128枚、RGB: 0.01秒、128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「M81:ボーデの銀河」
Image09_LRGB_crop_ABE1_ABE2_SPCCsa_BXT_MS_SCNR6
  • 撮影日: 2023年1月21日21時19分-22日5時22分
  • 撮影場所: 長野県開田高原
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間5分、L:28枚、R:12枚、G:11枚、B:12枚、Hα:6枚の計69枚で総露光時間5時間45分
  • Dark: Gain 120、露光時間5分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 L:0.001秒、128枚、RGB:0.01秒、128枚、Hα:20秒、17枚(dark flatは32枚)
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


拡大撮影

「M45: プレアデス星団中心部」
Image06_PCC3_cut
  • 撮影日: 2022年10月1日3時28分-4時12分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間5分、R: 1枚、G: 4枚、B: 4枚の計9枚で総露光時間45分
  • Dark: Gain 120、露光時間5分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 Hα、OIII、SII、それぞれ0.01秒、128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC


「C49: ばら星雲中心部」
Image97_RGB_ABE_ABE_PCC_bg_ARGB3 _cut
  • 撮影日: 2022年10月21日1時26分-4時00分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: SHARP STAR製 SCA260(f1300mm)
  • フィルター: Baader RGB、Hα
  • 赤道儀: Celestron CGX-L
  • カメラ: ZWO ASI294MM Pro (-10℃)
  • ガイド:  f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
  • 撮影: NINA、Gain 120、露光時間5分、RGBHαそれぞれ4枚の計16枚で総露光時間1時間20分
  • Dark: Gain 120、露光時間5分、温度-10℃、32枚
  • Flat, Darkflat: Gain120、露光時間 RGB:0.05秒、Hα:1秒で、それぞれ128枚
  • 画像処理: PixInsight、Photoshop CC
記事


まとめ

2022年ですが、前半ゴールデンウィーク頃まではまだ良かったのですが、特に後半あまり天気が良くありませんでした。そのため、撮り溜めていた画像処理をのんびり進めるという体制になってしまいました。でもこれあまりよくないですね。いつかやればいいやと思うと全然進みません。まだ3枚ほど残っています。一つはM82で、M81と同じようにそのうち撮り直すので、多分昨年春に撮ったのはお蔵入りになりそうです。後の2枚は星景に近いもので、いつか処理しようとは思っていますが、いつになるやら。お蔵入りかもしれません。

振り返ってみると、昨年はほとんどSCA260での撮影でした。最初の頃はSCA260の重さによる揺れに悩まされていましたが、CGX-Lが来てからはやっと揺れから解放されました。さらに8枚のフィルターホイールにしてからはナローバンドも楽しめるようになりました。でもナローバンドが面白かったかというと、正直、三日月星雲を見てもAOだけで十分な気もして、普通のRGBの方が色も鮮やかで楽しい気がしています。それよりも、LRGB合成は、RGBだけのときとは一線を画す分解能を得られるので、今後は本機撮影ではRGBだけにすることはもうないでしょう。さらに、2022年末に出てきたBlurXTerminatorは劇的に分解能を向上するので、今後の画像処理が楽しみです。

あと、拡大撮影は余り時間で撮影したものですが、これはまた別の楽しみです。見慣れている対象でも意外な表情を見せてくれました。こちらももう少し続けたいと思います。

2022年は全部で17対象(一部2023年も入っていますが)ですが、数枚を除いてほとんどが自宅撮影です。元々はそこそこ星雲を撮れたらいいなーくらいに思っていたので、自宅でここまで出るならまあ十分かと思っています。その一方、M81の背景のIFN(Integrated Flux Nebula)でわかったように、自宅ではなかなか出ないものがあるもの事実のようです。あまり無理をしないように、遠征にも少しづつ行けたらと思います。


2020年の反省を書こうと思ってブログを読み返してましたが、あまりに記事の数が多くて、しかもむやみやたらに長いので嫌になりました。あまりにやったことの幅が広くて、全くまとまりそうにありません(笑)。

もうどうしようもないので、せめて撮った画像だけでもまとめようと思いました。

それでは今年撮った天体関連の写真一覧、よろしければみてください。

星景・星野


「田んぼに映る天の川」
IMG_5538_all6

撮影地: 富山県富山市, 2020年5月14日0時36分



「透明度のいい日の自宅からの天の川」
IMG_5946_2
撮影日: 2020年6月16日23時36分



「夏の天の川2020」
integration
撮影日: 2020年8月14日23時38分-23時42分


「北の天の川」
integration_DBE
撮影日: 2020年8月14日22時41分-22時46分


「ペルセウス座流星群2020」
IMG_7940_ABE_cut3
撮影日: 2020年8月30日0時42分


彗星

「ネオワイズ彗星」〜人生初のしっぽの見える彗星〜 
integration1_ABE_DBE2_STR_cut
石川県羽咋市, 2020年7月16日20時49分


integration_DBE_STR_SNP_all_ps4
石川県羽咋市, 2020年7月18日20時15分-21時23分


星雲、星団

「EVOSTAR 72EDで撮ったバラ星雲」
light_BINNING_1_integration_DBE_DBE_DBE_STR_all_PS5a
撮影日: 2020年3月26日20時2分-21時59分


M65 M66 NGC3628: 三つ子銀河」
light_BINNING_1_integration_DBE_ST_PCC_SNP_all_PS3
撮影日: 2020年4月14日21時4分-23時1分


「回転花火銀河M101」
light_BINNING_1_integration_ABE_DBE_STR_DBE_STR_SNP_all_PS4_cut
撮影日: 2020年4月16日21時29分-4月17日0時20分


「TSA-120で撮ったヘルクレス座球状星団M13」
light_BINNING_1_integration_ABE_PCC_STR2_cut
撮影日: 2020年4月29日0時24分-1時23分


「子持ち銀河M51」
light_BINNING_1_integration_ABE_PCC_AS_all_PS3_cut
撮影日: 2020年5月13日21時22分-23時27分


「アンタレス付近」
masterLight_EXPTIME_181_5_DBE_PCC_DBE_AS_all_PS8_cut

撮影日: 2020年5月30日0時47分-3時11分


「M20三裂星雲とM21」
integration1_PCC_ST_all_AS6
撮影日: 2020年8月14日21時4分-23時40分


「M27:亜鈴状星雲」
masterLight_ABE_PCC_STR_all3_DBE4_cut
撮影日: 2020年8月18日21時47分-8月19日3時52分


「北アメリカとペリカン星雲」
integration_ABE_STR_all8_cut
撮影日: 2020年8月19日20時26分-8月20日3時32分


「三日月星雲」
masterLight_ABE_PCC_STR_SNP10_cut
撮影日: 2020年8月20日20時30分-22時42分


「らせん星雲」
masterLight_ABE_ABE_DBE_ALL3
撮影日: 2020年8月21日午前0時2分-1時29分


「M31アンドロメダ銀河」
masterLight_DBE1_PCC_AS_all4
撮影日: 2020年10月19日21時37分-20日3時40分


「M33: さんかく座銀河」
masterLight_180_integration_DBE_AS_hakiOK_all4
撮影日: 2020年11月12日21時1分-13日22時55分


「M42 オリオン大星雲」
masterLight_integration2_ABE1_PCC_SCNR_HSV_MS_all3_cut
撮影日: 2020年12月9日20時57分-12月10日1時10分


「M45: プレアデス星団(すばる)」
masterLight_integration_DBE1_PCC_HSV_AS_PIP_all6_cut
撮影日: 2020年11月14日23時32分-4時52分


太陽

「初めての日食」
integration_Preview01

comp
撮影日: 2020年6月21日

「久しぶりの黒点」
16_44_15_lapl2_ap2465_IP_all_combined_cut
撮影時間: 2020/6/8 16:44


「10月31日の黒点」
14_32_40_lapl3_ap1765_IP3_cut
撮影時間: 2020/10/31 14:32 
記事


「11月の大きな黒点」
12_19_28_lapl5_ap2515_IP

12_24_13_lapl5_ap2545_IP
鏡筒: 国際光器マゼラン102M、口径102mm、焦点距離1000mm、F10 アクロマート
撮影時間: 2020/11/21 12:19(上)、12:24(下)


「口径20cmでの初のHα撮影」
15_02_16_lapl3_ap504_IP2_cut

15_02_16_lapl3_ap504_IP2_color_dark_cut
鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
撮影時間: 2020/11/21 15:02


「2020/11/30の大黒点」
11_51_38_lapl3_ap2313_RS

11_51_38_lapl3_ap2313_RS_color

撮影時間: 2020/11/28 11:51


「太陽プロミネンスのタイムラプス映像」
Blink
撮影時間: 2020/5/13 11:57



「TSA-120で初めて撮った月」
20_51_08_lapl5_ap2162_RS


「地球照」
18_59_37_lapl2_ap231_RS2_cut

18_59_37_lapl2_ap231_RS2_evening

19_02_07_lapl2_ap3065_evening
富山県富山市下大久, 2020年4月27日19時6分、月齢4.3
記事 


惑星

「久しぶりの火星」
Jup_201704_lapl5_ap123_RS

Sat_204251_lapl5_ap107_RS_cut

2020-10-02-1454_2-U-RGB-Mars_cut_L
撮影日: 2020年10月2日23時54分
記事

「MEADE2cmで撮った火星」
Mars_225441_lapl3_ap629_RS_cut


その他

「蛍と天の川」
integration_RGB_AS3
富山県射水市, 2020年6月9日22時3分から22時36分


「口径120mmで見るシリウスB」
Capture_00005 19_57_55_cut


「トラペジウムG星、H星、I星⁉︎」
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まとめ

どうでしょうか?コロナ禍で大変な年でしたが、こうやってみると1年間で撮影した枚数もそこそこになるのを実感します。今年はTSA-120が戦力に加わり、星雲星団が昨年までより充実しました。それでも北陸の天気の悪さはいかんともし難く、休日に天気がいいことはなかなかないので、自宅での撮影が大半です。

あと昨年末くらいからでしょうか、ここ一年で画像処理がかなり進歩した気がします。StarNetやDeNoiseなどのツールのおかげももちろんありますが、腕の方もだんだんそれらのツールを使いこなすように上がってきているようです。

今回は画像の一年のまとめですが、実はこんなことはやったことは初めてです。電視観望の一年のまとめもやってみたくなりました。あと、これとは別に毎年恒例の1年の反省と新年の目標の記事をそのうち書きたいと思います。




「AR2824」
10_18_30_lapl4_ap2271_IP_color_cut
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 4.0beta (64bit)
  • 撮影時間: 2021/5/23 10:18 gain70, 1.25ms x 5000フレーム中上位25%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、Registaxで細部出し、PhotoshopCCで後処理


「次の日のAR2822」
12_50_58_lapl4_ap2196_IP_cut

12_56_51_lapl4_ap2208_IP_cut
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 4.0beta (64bit)
  • 撮影時間: 2021/5/9 12:50 gain60, 2.5ms x 1000フレーム中上位50%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、Registaxで細部出し、PhotoshopCCで後処理

「AR2822」
12_42_38_lapl4_ap1472_IP_cut
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 4.0beta (64bit)
  • 撮影時間: 2021/5/8 12:42 gain120, 2.5ms x 1000フレーム中上位50%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、Registaxで細部出し、PhotoshopCCで後処理

「AR2818」
15_02_44_lapl4_ap2482_IP._cut_color
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 4.0beta (64bit)
  • 撮影時間: 2021/4/24 14:45-14:49 gain 100-120, 2.5ms x 500 or 1000フレーム中上位75%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、Registaxで細部出し、PhotoshopCCで後処理

「C8での太陽プロミネンスタイムラプス」

14_35_41_lapl4_ap1177_IP5_cut
  • 撮影日時: 2021/2/6 14:35
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.3beta (64bit)
  • 撮影条件: ser形式でgain 150, 1.25ms x 2000フレーム中上位60%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCとShapen AIで後処理



「2021/1/31の太陽プロミネンス」
14_35_25_lapl4_ap1540_RS_color_cut
  • 撮影日時: 2021/1/31 14:35から14時45分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.3beta (64bit)
  • 撮影条件: ser形式でgain 150-170, 1.25ms x 2000フレーム中上位50%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCとShapen AIで後処理

「2020/12/27の黒点」
_12_58_34_lapl4_ap2556_IP_DBE_cut

_12_59_24_lapl4_ap2549_IP_ABE_cut
  • 撮影日時: 2020/12/27 12:58から13時4分
  • 撮影場所: 富山県富山市自宅
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.3beta (64bit)
  • 撮影条件: ser形式でgain 150-300, 1.25ms x 2000フレーム中上位30-50%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCとShapen AIで後処理

「2020/11/30の大黒点」
11_51_38_lapl3_ap2313_RS

11_51_38_lapl3_ap2313_RS_color


  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.3beta (64bit)
  • 撮影時間: 2020/11/28 11:51 ser形式でgain 300, 10ms x 2000フレーム中上位30%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、Registaxで細部出し、PhotoshopCCで後処理


「口径20cmでの初のHα撮影」
15_02_16_lapl3_ap504_IP2_cut

15_02_16_lapl3_ap504_IP2_color_dark_cut
  • 鏡筒: Celestron C8、口径203mm、焦点距離2032mm、F10
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.3beta (64bit)
  • 撮影時間: 2020/11/21 15:02 ser形式でgain 300, 10ms x 2000フレーム中上位50%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCで後処理



12_19_28_lapl5_ap2515_IP

12_24_13_lapl5_ap2545_IP
  • 鏡筒: 国際光器マゼラン102M、口径102mm、焦点距離1000mm、F10 アクロマート
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.3beta (64bit)
  • 撮影時間: 2020/11/21 12:19(上)、12:24(下)、設定はともにser形式でgain 300, 10ms x 5000フレーム中上位50%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCで後処理

「初めての日食」

integration_Preview01

comp
  • 鏡筒: 国際光器マゼラン102M、口径102mm、焦点距離1000mm、F10 アクロマート
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.2 (64bit)
  • 撮影時間: 2020/6/8 16:44 ser形式でgain 410, 5ms x 1000フレーム中上位80%を使用
  • 画像処理: AS3にてスタック、ImPPGで細部出し、PhotoshopCCで後処理


「太陽プロミネンスのタイムラプス映像」

Blink
  • 鏡筒: 国際光器マゼラン102M、口径102mm、焦点距離1000mm、F10 アクロマート
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: FireCapture


「2019年4月13日の太陽黒点」

Capture_09_09_59__09_09_59_lapl5_ap2548_IP_mono_cut_small

Capture_09_09_59__09_09_59_lapl5_ap2548_IP_cut
  • 鏡筒: 国際光器マゼラン102M、口径102mm、焦点距離1000mm、F10 アクロマート
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.2 (64bit)
  • 撮影時間: 2019/4/13 8:45頃から10時00分頃までの15本のうちのワンショット、露光時間5ミリ秒、5000枚、うち20%を使用。
  • 画像処理: AS3にてスタック。ImPPGで細部だし、PhotoshopCCで疑似カラー化と後処理。




「太陽ジェットの噴出」

all3_amime_cut
  • 鏡筒: 国際光器マゼラン102M、口径102mm、焦点距離1000mm、F10 アクロマート
  • エタロン: Coronado P.S.T.
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • カメラ: ZWO ASI290MM
  • 撮影ソフト: SharpCap 3.2 (64bit)
  • 撮影時間: 2019/4/6 14:50頃から15時40分頃まで、モノクロ16ビットのser形式で31本、それぞれ10ms x 500フレーム x 15本, 10ms x 1000フレーム x 15本, 10ms x 5000フレーム x 1本、ゲインはそれぞれサチらない範囲で最大 
  • 画像処理: AS3にてスタック。全て上位50%使用。ImPPGおよびPhotoshopCCで後処理。
 
「プロミネンス 」

 2018-03-03-0201_4_lapl4_ap914_w
  • 富山県富山市 2018/3/3 11時1分
  • P.S.T. + ASI178MC + x5 barlow lens + Advanced VX赤道儀
  • Shutter 200ms, gain 350, 80/200 frames
  • Autostakkert3 + Registax6 + Photoshop CCで画像処理


ついに念願の自宅ギャラリーができました。といっても家の奥の方の、トイレの隣の寝室手前の廊下です。誰かお客さんが来たときに、トイレに行くついでに気づいてもらえると嬉しいです。

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最近富山市天文台で行われた県天の写真展のために提出していた4枚の写真と額がやっと返ってきました。この写真は天文台での写真展の後、富山市ガラス美術館、黒部市科学館イオンモール砺波店などでも展示されました。まだまだ満足のいくものからは程遠いので、恥ずかしいこともあるのですが、それでもこの趣味を続けていく上でとても大きな励みになりました。

昔買ったピクチャーレールを頑張って廊下の上の方に取り付けて、ピクチャーワイヤーで吊るしたので、結構というか、思った以上に様(さま)になっています。この4枚をとりあえず自宅ギャラリーに飾ってみたわけですが、こうやって飾ると写真の出来以上にかっこよく見えてしまいます。やっとできた自分のスペースですが、早速妻が自分のものも飾りたいと言い出しました。でもこの場所は死守するつもりです。
 
スペースは限られているので、写真は時々入れ替えて楽しみます。またキタムラに行って印刷してこようっと。 

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