2025年に撮影した天体写真のまとめです。
2023年のまとめはこちらにあります。
2025年は太陽に明け暮れた年で、夜の天体の数はとても少なかったです。でも、撮影だけして途中で太陽に興味が入ってしまい、未処理で残っているものが結構あります。今見返してみたら、撮影した記憶が全く残っていないものもありました。ちょっと勿体無いので、時間があるときに処理しなおそうと思います。


こうやってみると、やはり太陽の方が多いですね。太陽は日々の記録に近いものは同じような画像になるので載せていないのですが、それらも合わせたらさらに太陽画像の方が増えてしまいます。
夜の撮影は星雲だけでしたが、そう考えると、銀河、星団、月、星景、彗星と他の対象に全然手を出してないので、流石にこれはちょっと反省でしょうか。惑星も月もここ数年まともに撮影していないので、こちらもコンスタントに手を出すべきでしょう。
一方、太陽の方はかなりいろんなことをやりました。エタロンを使ってのHα撮影は、シーイングいいところを写す手段を見つけたので、今のC8+PSTで写すものとしてはここら辺が限界でしょうか。かなり満足できるようにはなったのですが、これ以上求めるとしたら機材を根本的に見直す必要がありそうです。6月から始めた分光はそれこそ新しいことだらけで、この記事に掲載している画像こそ数は絞ってますが、本当に多種多様な面白い結果を画像として残してくれます。
なんだかんだで自分的にはとても充実した2025年で、太陽という特徴を出せたギャラリーになったのかと思います。
2023年のまとめはこちらにあります。
星雲
「網状星雲」
- 撮影日: 2024年7月5日0時9分-2時57分、9月10日22時35分-9月11日1時24分、9月11日23時8分-9月12日2時37分、9月14日1時2分-3時9分、10月9日20時14分-21時10分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: TAKAHASHI製 ε130D(f430mm、F3.3)
- フィルター: Baader:Hα 6.5nm、OIII 6.5nm、R、G、B
- 赤道儀: Celestron CGEM II
- カメラ: ZWO ASI6200MM Pro (-10℃)
- ガイド: f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
- 撮影: NINA、bin2、Gain 100、露光時間5分、Hα: 28枚、OIII: 20枚、R: 35枚、G: 29枚、B: 10枚の計121枚で総露光時間10時間5分
- Dark: Gain 100、露光時間5分、温度-10℃、117枚
- Flat, Darkflat: Gain100、露光時間 Hα: 0.2秒、OIII: 0.2秒、R: 0.01秒、G: 0.01秒、B: 0.01秒で全て64枚
- 画像処理: PixInsight、Photoshop CC
「IC405 勾玉星雲とIC41」
- 撮影日: 2024年10月1日1時1分-3時36分、10月12日1時11分-4時42分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: TAKAHASHI製 ε130D(f430mm、F3.3)
- フィルター: Baader:Hα 6.5nm、OIII 6.5nm、R、G、B
- 赤道儀: Celestron CGEM II
- カメラ: ZWO ASI6200MM Pro (-10℃)
- ガイド: f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
- 撮影: NINA、bin1、Gain 100、露光時間5分、Hα: 17枚、OIII: 8枚、R: 10枚、G: 13枚、B: 12枚の計60枚で総露光時間5時間0分
- Dark: Gain 100、露光時間5分、温度-10℃、37枚
- Flat, Darkflat: Gain100、露光時間 Hα: 1秒、OIII: 1秒、R: 0.05秒、G: 0.05秒、B: 0.05秒で全て128枚
- 画像処理: PixInsight、Photoshop CC
「NGC2174:モンキー星雲」
- 撮影日: 2025年3月21日20時3分-22時56分、2025年3月23日19時46分-23時24分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: William Optics RedCat51(f250mm、F4.9)
- フィルター: なし
- 赤道儀: SWAgTi (SWAT-350V-spec Premium + AZ-GTi)
- カメラ: Player One Uranus-C Pro(-10℃)
- ガイド: なし
- 撮影: NINA、Gain 120、露光時間3分 x 88枚 = 264分 = 4時間24分
- Dark: なし、Flat, Flatdark: Gain 220, 露光時間0.03秒x128枚
- 画像処理: PixInsight、Photoshop CC
「サドル (Sadr) 付近」
- 撮影日: 2025年10月17日21時43分-23時51分、10月24日20時30分-23時9分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: TAKAHASHI製 ε130D (f430mm、F3.3)
- フィルター: Baader製 Hα 6.5nm、OIII 6.5nm
- 赤道儀: Celestron製 CGEM II
- カメラ: ZWO製 ASI6200MM Pro (-10℃)
- ガイド: f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
- 撮影: NINA、bin2、Gain 100、露光時間5分、R: 6枚、G: 6枚、B: 6枚、Hα: 5枚、OIII: 14枚の計37枚で、総露光時間3時間5分
- Dark: Gain 100、露光時間5分、温度-10℃、117枚
- Flat, Darkflat: Gain100、露光時間 R: 0.03秒、G: 0.03秒、B: 0.03秒、Hα: 0.5秒、OIII: 0.5秒で全て64枚
- 画像処理: PixInsight、Photoshop CC
「IC 2118: 魔女の横顔星雲」
- 撮影日: 2025年10月18日1時5分-2時8分、10月30日0時7分-1時46分、11月22日21時51分-23日1時55分、11月23日23時15分-24日3時41分、
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: TAKAHASHI製 ε130D(f430mm、F3.3)
- フィルター: ZWO製 R、G、B、L、Barrder製 Hα
- 赤道儀: Celestron製 CGEM II
- カメラ: ZWO製 ASI6200MM Pro (-10℃)
- ガイド: f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2によるマルチスターガイドでディザリング
- 撮影: NINA、bin2、Gain 100、露光時間5分、R: 12枚、G: 13枚、B: 13枚、L: 10枚、A: 36枚の計85枚で総露光時間7時間0分
- Dark: Gain 100、露光時間5分、温度-10℃、117枚
- Flat, Darkflat: Gain100、露光時間 R: 0.03秒、G: 0.03秒、B: 0.03秒、L: 0.01秒、A: 0.5秒で全て64枚
- 画像処理: PixInsight、Photoshop CC
2025年は太陽に明け暮れた年で、夜の天体の数はとても少なかったです。でも、撮影だけして途中で太陽に興味が入ってしまい、未処理で残っているものが結構あります。今見返してみたら、撮影した記憶が全く残っていないものもありました。ちょっと勿体無いので、時間があるときに処理しなおそうと思います。
太陽
「2025/3/23のプロミネンス」
8時42分
8時43分
8時44分
16時23分-16時56分
「AR4048」
- 撮影日: 2025年4月5日11時46分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Celestron C8 (f2000mm、F10) + Coronado P.S.T.
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ZWO ASI290MM
- 撮影: SharpCap Gain 100、露光時間1.25ms、10時40分から12時48分まで、30秒ごとに200フレームを120回撮影して、そのうちのベストの91/200をスタック
- 画像処理: AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight SolarTools、Photoshop CC
「2025/4/5のプロミネンス」
- 8時25分から10時34分まで、30秒ごとに200フレームを120回撮影して、そのうちのベストの180/200をスタック
「2025/4/5のプロミネンスの動き」
8時31分-9時8分
「AR4049」
2025年4月5日7時53分
「AR4046」
2025年4月5日7時55分
「AR4044」
2025年4月5日7時56分
「AR4048回りの動き」
2025年4月5日10時40分-12時48分
「2025/4/26のプロミネンスの動き」
- 撮影日: 2025年4月26日7時46分-8時54分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Celestron C8 (f2000mm、F10) + Coronado P.S.T.
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ZWO ASI290MM
- 撮影: SharpCap Gain 100、露光時間1.25ms
- 画像処理: AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight SolarTools、Photoshop CC、FIJI
「AR4062」
- 撮影日: 2025年4月26日9時31分-9時36分
- 撮影: SharpCap Gain 100、露光時間1.25ms、9時4分から10時10分まで、30秒ごとに200フレームを120回撮影して、そのうち2つのベストショット300/400をスタック
「AR4079」
- 撮影日: 2025年5月5日12時4分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Celestron C8 (f2000mm、F10) + Coronado P.S.T.
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ZWO ASI290MM
- 撮影: SharpCap Gain 100、露光時間1.25ms、11時56分から13時15分まで、30秒ごとに200フレームを129回撮影して、そのうち2つのベストショット300/400をスタック
- 画像処理: PIPP、AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight SolarTools、Photoshop CC
「口径8cm + PSTでの太陽全景」
- 撮影日時: 2025年5月11日10時57分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: iOpton R80 (f400mm、F5) + Coronado P.S.T.
- 赤道儀: Celestron CGEM II
- カメラ: Touptek G2M678M
- 撮影: SharpCap Gain 400(=12dB)、露光時間0.25ms、350/500 frames
- 画像処理: AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight SolarTools、Photoshop CC
- 撮影場所: 富山県富山市
- 撮影時間: 2025年5月18日7時51分
- 鏡筒: Celestron C8 (f2000mm、F10) + Coronado P.S.T.
- 赤道儀: Celestron CGEM II
- カメラ: Touptek G2M678M
- 撮影: SharpCap Gain 800(=18dB)、露光時間1.00ms、7時32分から8時9分まで、30秒ごとに200フレームを55回撮影して、そのうち4つのベストショット400/800をスタック
- 画像処理: PIPP、AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight SolarTools、Photoshop CC
「AR4100、4101回り」
- 撮影場所: 富山県富山市
- 撮影時間: 2025年6月5日8時56分
- 鏡筒: Celestron C8 (f2000mm、F10) + Coronado P.S.T.
- 赤道儀: Celestron CGEM II
- カメラ: Touptek G2M678M
- 撮影: SharpCap Gain 200(=6dB)、露光時間1.00ms、8時49分から9時28分まで、30秒ごとに200フレームを60回撮影して、ベストショット160/200をスタック
- 画像処理: AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight SolarTools、Photoshop CC
「粒状斑」
- 撮影日: 2025年11月23日11時0分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Takahashi TSA-120(f900mm、F7.5) + Explore Scientific x5バローレンズ
- フィルター: UV/IR cut、Baader 7nm OIII、7nm Hβ
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ZWO ASI290MM
- ガイド: f120mmガイド鏡 + ASI290MM、PHD2 solar
- 撮影: SharpCap Gain 0、平均79fps、露光時間0.75ms (10時45分から11時50分まで、30秒ごとに200フレームを120回撮影して、そのうちベストショットの20/200をスタック)
- Dark、Flat補正: 無し
- 画像処理: AutoStakkert!4、ImPPG、PixInsight、Photoshop CC
太陽分光
「分光撮影による太陽: Hα線」
- 撮影日: 2025年12月28日13時3分-13時27分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Takahashi FC-76(f600mm、F7.9)
- 分光器: SHG700
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ZWO ASI294MM Pro (bin1、常温)
- 撮影: SharpCap Gain 100、露光時間1mS、ROI: 6000x180、平均70.7fps
- 画像処理: JSol'Ex、ImPPG、PixInsight
「ドップラーシフト」
- 撮影日: 2025年12月28日13時9分
- 画像処理: JSol'Ex
「分光で見る多波長の太陽」
- 撮影日: 2025年7月4日8時24分-9時23分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Takahashi FC-76(f600mm、F7.9)
- 分光器: SHG700
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: Touptek G2M678M
- 撮影: SharpCap Gain 200 or 400 (= 6 or 12dB)、露光時間0.75 or 1.5ms、ROI: 3840x100 or 200、平均221 or 381fps
- 画像処理: JSol'Ex、ImPPG、PixInsight、Photoshop CC
「分光撮影による太陽: He-D3線」
- 撮影日: 2025年7月13日8時50分-9時1分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Takahashi FC-76(f600mm、F7.9)
- 分光器: SHG700
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ToupTek G3M678M
- 撮影: SharpCap Gain 200 (=6dB)、露光時間0.75ms、ROI: 3840x248、平均181fps
- 画像処理: JSol'Ex、PixInsight
「Hα線周りの波長スキャン」

- 撮影日: 2025年6月18日7時13分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Takahashi FC-76(f600mm、F7.9)
- 分光器: SHG700
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ToupTek G3M678M
- 撮影: SharpCap Gain 200 (=6dB)、露光時間1ms、ROI: 3840x100、平均381fps
- 画像処理: JSol'Ex
「ジェットのドップラーシフト」

- 撮影日: 2025年7月21日9時17分-9時47分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- 鏡筒: Takahashi FC-76(f600mm、F7.9)
- 分光器: SHG700
- 赤道儀: Celestrn CGEM II
- カメラ: ToupTek G3M678M
- 撮影: SharpCap Gain 200 (=6dB)、露光時間200ms、ROI: 3840x80、466fps
- 画像処理: JSol'Ex、ImPPG、自作位置合わせPythonプログラム
まとめ
こうやってみると、やはり太陽の方が多いですね。太陽は日々の記録に近いものは同じような画像になるので載せていないのですが、それらも合わせたらさらに太陽画像の方が増えてしまいます。
夜の撮影は星雲だけでしたが、そう考えると、銀河、星団、月、星景、彗星と他の対象に全然手を出してないので、流石にこれはちょっと反省でしょうか。惑星も月もここ数年まともに撮影していないので、こちらもコンスタントに手を出すべきでしょう。
一方、太陽の方はかなりいろんなことをやりました。エタロンを使ってのHα撮影は、シーイングいいところを写す手段を見つけたので、今のC8+PSTで写すものとしてはここら辺が限界でしょうか。かなり満足できるようにはなったのですが、これ以上求めるとしたら機材を根本的に見直す必要がありそうです。6月から始めた分光はそれこそ新しいことだらけで、この記事に掲載している画像こそ数は絞ってますが、本当に多種多様な面白い結果を画像として残してくれます。
なんだかんだで自分的にはとても充実した2025年で、太陽という特徴を出せたギャラリーになったのかと思います。
































































































































































