先月から天文ガイドを、今月から星ナビも合わせて定期購読にしました。
富山は地方なので、雑誌の発売日が1日遅れるのです。なので毎月5日発売の天文雑誌を読むことができるのは6日。でも定期購読だと4日には自宅に配達されます。実質2日早く読めるのです!これはかなり良いです。
今月号の星ナビにはあぷらなーとさんが記事を書いています。短期連載の3回目です。最初は王道かと思っていましたが、どんどん内容がマニアックになってきています。アクロマートで単色で撮影をするという、あぷらなーとさんが以前から取り組んでいた内容ですが、高級鏡筒でしかうまく撮影できないという神話を工夫によって崩していく過程は見ていてとても楽しいです。でもこれ、あぷらなーとさんはサラッと書いてますが、おそらくかなりの苦労があるかと思います。例えば複数の鏡筒を調整するのは、やってみると相当大変なのかと思います。
もう一つの注目記事は「君は放課後インソムニア」。以前、探偵ナイトスクープで取り上げられていて、コミックスで読み始めたのですが、かなりいいです。数少ない天文系マンガですが、天文ファンなら読んでおいて間違いはないでしょう。石川県七尾高校がモデルになっているとのことで、富山の隣の県ということもあり、私もちょくちょく訪れるところが舞台になっています。このマンガに刺激され、真脇遺跡に星景写真を撮影しに行きました。
先日の石川朝日放送で、高校の天文部の部室を含む現地の紹介をしていました。聖地巡礼したくなってきます。記事の中には、よく行く満天星の方の話も出ています。ここも面白くて、星型の独立したロッジに望遠鏡が置いてあったりして、宿泊すると満天星のプラネタリウムと、実際の空を両方楽しめます。8人くらいまで宿泊できるので、合宿とかやるのも楽しいかもしれません。
天文ガイドの方は、サイトロンジャパンの「天体写真コンテスト2021」の結果が掲載されていました。対象はタカsiさん、準大賞の一人はだいこもんさんです。他にもTwitterなどでやりとりしている方達も入選されていました。入選された方おめでとうございます。素晴らしい写真ばかりでした。今回は一般的なコンテストに比べて個性的な作品も多く、コメントや評を見ているだけで楽しかったです。
もう一つ注目したのが、惑星撮影の連載です。今回はフィルターに関しての内容でしたが、近赤外フィルターの話や、メタンバンドフィルターの話、珍しいUVフィルターの話なども載っていて、参考になるところが多かったです。最近惑星やっていないのですが、SCA260で金星とか撮影するのもまたたのしいかもしれません。
あと天文ガイドの105ページの「小惑星ガイド」に、いつも観望会をやっている飛騨コスモス天文台を創設された山口さんが、小惑星「Yamaguchiyuko」の名前として登録された経緯が掲載されています。惑星の命名についてはいくつかされているのですが、今回は特に山口さんのことが詳しく書かれていて、写真付きで、それもあの渋沢栄一氏一緒にに並んで掲載されています。
山口さんは飛騨の数河高原に天文台を建設し、飛騨古川地域に天文文化を広め、その一方絵馬の作者として芸術家としても活躍されていました。私は星を始めてすぐにある講演会で知り合ったのですが、観望会に誘われてそれからずっと、今でも観望会にはお手伝いをさせていただいています。
そんな山口さんですが、1昨年前の8月に残念ながら亡くなられました。山口さんが天文界隈に残した大きな功績が評価され、円館金さんと、天文ガイドでこの「小惑星ガイド」の記事を連載されている渡辺和郎さんが1996年に発見された21294に名前が登録されたとのことです。
このことは我々飛騨コスモス天文天文の会のメンバーにとっても非常にうれしことで、本当に星になられた山口さんですが、きっと天国で喜んでいてくれているのかと思います。
定期購読は早く読めるので非常に満足なのですが、その一方、定期購読にした場合の欠点がわかりました。
それは本屋に行かなくなることです。
少なくとも毎月6日には本屋に行っていたわけです。それがなくなることで、新刊のコミックをチェックする機会をなくしてしまったのです。そのため大好きな「君は放課後インソムニア」を買いそびれるところでした。星ナビの記事で新刊が出ていることを知ったのですが、結局本屋に行ったのは時間が取れた7日の日曜日。1軒目の本屋では売り切れ。近くには本屋はあと1軒しかありません。そこでなんとか最後の1冊をゲットです。ついでに 「君は放課後インソムニア」が連載されている週間ビッグコミックスピリッツも買ってきました。なんんでも天文ガイドとコラボで、巻頭カラーだそうです。しかもアニメ化?楽しみです。あと、これも好きな「チ。-地球の運動について-」と「プラタナスの実」も連載されているので、毎週買おうかなあ?でも420円はちょっと高いかなあ?
今回定期購読を頼んだのですが、雑誌は紙媒体がいまだに好きで、パラパラと読めるのが良いです。星を始めてからこの2誌はずっと買っていて、天文ガイドに至っては地元のIさんからいただいた1974年からずっとあります。
星を続けいている間は天文雑誌は購入し続けると思うので、もっと早くから定期購読にすれば良かったかもしれません。インターネット全盛で雑誌には厳しい時代かもしれませんが、この2誌には末長く頑張って欲しいと思います。
定期購読素晴らしい!
富山は地方なので、雑誌の発売日が1日遅れるのです。なので毎月5日発売の天文雑誌を読むことができるのは6日。でも定期購読だと4日には自宅に配達されます。実質2日早く読めるのです!これはかなり良いです。
注目記事
今月号の星ナビにはあぷらなーとさんが記事を書いています。短期連載の3回目です。最初は王道かと思っていましたが、どんどん内容がマニアックになってきています。アクロマートで単色で撮影をするという、あぷらなーとさんが以前から取り組んでいた内容ですが、高級鏡筒でしかうまく撮影できないという神話を工夫によって崩していく過程は見ていてとても楽しいです。でもこれ、あぷらなーとさんはサラッと書いてますが、おそらくかなりの苦労があるかと思います。例えば複数の鏡筒を調整するのは、やってみると相当大変なのかと思います。
もう一つの注目記事は「君は放課後インソムニア」。以前、探偵ナイトスクープで取り上げられていて、コミックスで読み始めたのですが、かなりいいです。数少ない天文系マンガですが、天文ファンなら読んでおいて間違いはないでしょう。石川県七尾高校がモデルになっているとのことで、富山の隣の県ということもあり、私もちょくちょく訪れるところが舞台になっています。このマンガに刺激され、真脇遺跡に星景写真を撮影しに行きました。
先日の石川朝日放送で、高校の天文部の部室を含む現地の紹介をしていました。聖地巡礼したくなってきます。記事の中には、よく行く満天星の方の話も出ています。ここも面白くて、星型の独立したロッジに望遠鏡が置いてあったりして、宿泊すると満天星のプラネタリウムと、実際の空を両方楽しめます。8人くらいまで宿泊できるので、合宿とかやるのも楽しいかもしれません。
天文ガイドの方は、サイトロンジャパンの「天体写真コンテスト2021」の結果が掲載されていました。対象はタカsiさん、準大賞の一人はだいこもんさんです。他にもTwitterなどでやりとりしている方達も入選されていました。入選された方おめでとうございます。素晴らしい写真ばかりでした。今回は一般的なコンテストに比べて個性的な作品も多く、コメントや評を見ているだけで楽しかったです。
もう一つ注目したのが、惑星撮影の連載です。今回はフィルターに関しての内容でしたが、近赤外フィルターの話や、メタンバンドフィルターの話、珍しいUVフィルターの話なども載っていて、参考になるところが多かったです。最近惑星やっていないのですが、SCA260で金星とか撮影するのもまたたのしいかもしれません。
小惑星になった山口さん
あと天文ガイドの105ページの「小惑星ガイド」に、いつも観望会をやっている飛騨コスモス天文台を創設された山口さんが、小惑星「Yamaguchiyuko」の名前として登録された経緯が掲載されています。惑星の命名についてはいくつかされているのですが、今回は特に山口さんのことが詳しく書かれていて、写真付きで、それもあの渋沢栄一氏一緒にに並んで掲載されています。
山口さんは飛騨の数河高原に天文台を建設し、飛騨古川地域に天文文化を広め、その一方絵馬の作者として芸術家としても活躍されていました。私は星を始めてすぐにある講演会で知り合ったのですが、観望会に誘われてそれからずっと、今でも観望会にはお手伝いをさせていただいています。
そんな山口さんですが、1昨年前の8月に残念ながら亡くなられました。山口さんが天文界隈に残した大きな功績が評価され、円館金さんと、天文ガイドでこの「小惑星ガイド」の記事を連載されている渡辺和郎さんが1996年に発見された21294に名前が登録されたとのことです。
このことは我々飛騨コスモス天文天文の会のメンバーにとっても非常にうれしことで、本当に星になられた山口さんですが、きっと天国で喜んでいてくれているのかと思います。
定期購読の弊害
定期購読は早く読めるので非常に満足なのですが、その一方、定期購読にした場合の欠点がわかりました。
それは本屋に行かなくなることです。
少なくとも毎月6日には本屋に行っていたわけです。それがなくなることで、新刊のコミックをチェックする機会をなくしてしまったのです。そのため大好きな「君は放課後インソムニア」を買いそびれるところでした。星ナビの記事で新刊が出ていることを知ったのですが、結局本屋に行ったのは時間が取れた7日の日曜日。1軒目の本屋では売り切れ。近くには本屋はあと1軒しかありません。そこでなんとか最後の1冊をゲットです。ついでに 「君は放課後インソムニア」が連載されている週間ビッグコミックスピリッツも買ってきました。なんんでも天文ガイドとコラボで、巻頭カラーだそうです。しかもアニメ化?楽しみです。あと、これも好きな「チ。-地球の運動について-」と「プラタナスの実」も連載されているので、毎週買おうかなあ?でも420円はちょっと高いかなあ?
まとめ
今回定期購読を頼んだのですが、雑誌は紙媒体がいまだに好きで、パラパラと読めるのが良いです。星を始めてからこの2誌はずっと買っていて、天文ガイドに至っては地元のIさんからいただいた1974年からずっとあります。
星を続けいている間は天文雑誌は購入し続けると思うので、もっと早くから定期購読にすれば良かったかもしれません。インターネット全盛で雑誌には厳しい時代かもしれませんが、この2誌には末長く頑張って欲しいと思います。