ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ:調整・改造 > 自動導入

新しく導入したASI178MCですが、電視に関してはASI224に一歩譲ることが判明したので、早速その日のうちに電子ファインダーとして使ってみることにしました。

M57_system


レンズは最初ノーブランドのCマウントの安い16mmを使ったのですが、星像がリング状になったり、レンズ中心を基準に同心円状に引き延ばされたりして、せっかくのASI178MCの高解像度が全く無意味になってしまう状況でした。そこで、CanonレンズをCマウントに変換するアダプターを持っているのを思い出し、先ごろ買ったシグマの10mmの超広角レンズの出番がまだあまりなかったので、ASI178MCに直付けしてみました。これは大正解で、星像が綺麗な点になり、かなりの範囲にわたって画面に表示ができるようになりました。40度x30度の範囲を示すので、ほぼ全ての星座をそれぞれ画角に収めることができ、これは画面を見ながら星座を探すのだけでも面白いです。

もう一つのCMOSカメラASI224MCはこれまで通りFS-60CBに取り付けて電視です。2つのカメラがそれぞれ違った範囲を同時に見せてくれるので、とても楽しいです。しかも、風が強くて寒かったので、自宅からリモートで色々導入して画面上で見えるわけですから、楽しくないわけがありません。

その様子をビデオに撮ったので紹介します。 実際にはStick PC中の仮想画面で3つの画面を行き来するのですが、ビデオ撮影のためにちょっと狭いですが、一つの画面にまとめてあります。ビデオの中で解説もしているので、基本的には見てもらえればいいのですが、左下がCartes du Cielで今赤道儀がどこを向いているか、これからどこを見たいか自動導入先を指定したりします。左上が、ASI178MCの画面で、かなり広い範囲を見ることがでkます。今回はその中の一部を表示しています。右側がASI224MCで、星雲、星団が色付きで映ります。


夜中を回って、すでに夏の星座も出始めていたので、M27亜鈴状星雲からM57惑星状星雲、最後はM13と行きました。月齢18日なので、まだまだ明るいですが、輝度の高いM27やM57はこんな状態でも綺麗に見ることができます。しかも今回はビデオに撮るためにスタック無しで撮影したのですが、スタックすればもっと色鮮やかに綺麗に見ることができます。

他にも色々導入して遊んでいたのですが、一つだけ。タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星です。実は自分で導入して彗星を見たのはこれが生まれて初めてです。さすがに尾っぽまでは見えません。

Comet_41PTGK



昨年のうちはAdvanced VXの自動導入で電視をしていました。結構完成したと思っていたのですが、PC上で自動導入ができるようになり、さらに今回新たなCOMSカメラで広い範囲をみる電視ファインダーも併設しましたが、たったこれだこのことで、楽しさが3倍くらいになって気がしています。できるなら豪華に外でモニターを3台並べて、みんなでワイワイ言いながらここら辺を見ようとか言えたら本当に楽しいだろうなあと思います。

ASI178MCは電視にあまり向かないとわかったので残念だったのですが、そのセンサーの大きさと高解像度は電視ファインダーには結構向いていると思いました。怪我の功名です。 

4月13日の夜、まだ平日なのですが、晴れ渡っていたので色々試しました。ただし満月直後なので、23時頃までです。ASCOMの便利さがわかってきました。


BackYard EOS単体で:
BackYard EOSでもASCOM経由で赤道儀と接続できるので、ライブ映像を見ながら位置を調整できます。今回初めて気づきました。特に自宅などからリモートデスクトップで操作している時に便利です。その場に行ってAdvanced VXのコントローラーにさわる必要がなくなります。写真を見るとわかりますが、BackYard EOS上に赤道儀の方向指示コントローラーが表示されます。

IMG_1672



Stellarium単体で:
これは以前書いたことですが、ASCOM経由で赤道儀をコントロールして、Stellariumで見たい天体を指定すると自動導入してくれます。位置の微調整はできますが、遅いです。


Cartes du Ciel単体で:
これも以前書きましたが、こちらでもASCOM経由で赤道儀をコントロールして、天体を指定すると自動導入してくれます。位置の微調整ができ、速度も変更できるので、Cartes du Cielの位置と実際の撮影した画像の位置がズレていても素早く直すことができます。


AstroTortilaとBackYard EOSとCartes du Cielを組み合わせて:
今回これが書きたかったのです。AstroTortilalでASCOM経由で赤道儀とつなぎ、さらにCartes du CielでもASCOM経由で赤道儀とつないでおきます。AstroTortilalで画像の入力先をBackYard EOSにしておいて、解析をスタートすると、ものの1分くらいで解析が終了し、その時の撮影した画像から特定した位置をCartes du Ciel上に表示し、さらにAVXの位置情報とのズレをAVX側にフィードバックして、ズレを無くしてくれますこれは結構すごい!その際BackYard EOSのsettingでserverにセットするのを忘れないでください(設定を変えると一度BackYard EOSを再起動しないとAstroTortillaから認識されません)。 

screen_ASCOM


特にリモートデスクトップで遠隔操作しているとそのありがたみがわかります。離れたところから細かい調整までできるような感覚です。位置決めで何度も何度も試し撮りする必要がなくなるので、すごく楽です。


上の操作ができるようになった理由の一つが、新たに導入したサンワサプライ製のUSBハブUSB-HAC402BKにあります。現在リモート接続用に使っているStick PCにはUSBポートが2つしかついていないので、USBハブを使う必要があります。このハブはUSB3.0とUSB2.0を同時に繋いでも、USB3.0の速度が落ちないことを保証してくれているハブです。AS224MCをUSB3.0でEOS 60DとASCOM経由のAdvanced VXをUSB2.0で繋いで、何の問題もなく動かすことができました。簡単そうなことなのですが、これができないハブの方が多いと思います。少なくとも私が試した中では唯一このハブが実戦レベルで使うことができました。


2017/11/24 追記: Windows 10 Creator updateでアップデートしたらAstoroTortillaが使えなくなりました。症状と対処法はこちら。 

休日で天気が悪いのを利用して、いくつかソフトをあさっています。今回試したのはCartes du Cielというちょっと変わった名前のプラネタリウムソフトです。SkyChartという名前も付いているようです。結構昔からあるソフトみたいで、ある意味定番ソフトの一つです。

実はすでにプラネタリウムソフトはSteralliumというMacでもWindowsでも使える、かなりこなれたソフトを使っていて、実際に自動導入までできているので、それほど不満があるわけではないのですが、赤道儀自身での自動導入とStellariumでの自動導入に少しだけ誤差があるらしいことがわかったので、それの解決の糸口になればというのと、随分前にStellariumをインストールしたときにCartes du Cielも候補に挙がっていたのですが、インストール方法が少しややこしかったので放っておいた再チャレンジという意味合いもあります。

インストールですが、ダウンロードはここになります。このページから辿って行くのですが、0-betaだとフォルダとかの指定がうまくいかなかったので、安定版にしました。そのためまずは1-softwareのversion4.0の中の自分のシステムにあったものをダウンロードします。Stick PCはWindows10の64bit版のHome editionなので、skychart-4.0-3575-windows-x64.exeをダウンロードし、実行してインストールします。次に2-catalogsに行き、まずNeburaに行ってskychart-data-dso-4.0-3431-windows.exeとskychart-data-pictures-4.0-3421-windows.exeをダウンロードしてインストールします。

さらに2-catalogsのStarsに行き、skychart-data-stars-4.0-3421-windows.exeをダウンロードしてインストールします。バージョンはそれぞれ多少違いますが、3.0とか4.0とか大元のバージョンが一緒ならいいみたいです。

次に2-catalogsのStarsのUCAC4に行き、ucac4-index-v2.zip、ucac4-catalog-v2-equator.zip、ucac4-catalog-v2-north.zip、ucac4-catalog-v2-south.zipの4つのファイルをダウンロードし、展開します。それぞれのフォルダにucac4とucac4-streakというフォルダが入っているので、4つの中身をまとめてしまって、一つづつのucac4とucac4-streakというフォルダにします。途中4uc.hdrがそれぞれのフォルダに入っているので、上書きするかとか聞かれると思いますが、全部同じもののようなのでそのまま上書きしてしまってもいいみたいです。一つにまとめたucac4とucac4-streakというフォルダをCielのインストールフォルダの中のcatというフォルダの中に移動します。

日本語化についてはくわなのほしぞら日記のこのページを参考にさせていただきました。

Carte du Cielを立ち上げ、メニューの「設定」「カタログ」から「カタログ」タブを選び、「追加ボタン」を押して、先ほどのucac4とucac4-streakフォルダの中にある4uc.hdrをそれぞれ選択し、赤い丸をクリックして緑になるのを確認してからOKボタンを押します。これで準備完了です。

とりあえずは色々と触ればわかりますが、いくつか面白いところをピックアップしておきます。
  • アイピースやカメラの視野を登録しておくことができ、しかもそれを複数同時に表示することができる。
  • 横に並んでいるアイコンの2段目の左から4つ目を押すと、星雲や星団の画像が表示される。
  • Steralliumで見ることができなかったシリウスの二重星のシリウスBを見ることができます。メニューの「設定」「カタログ」から「CdC stars」タブのDoubleの四角をチェクしてください。ただし、シリウスAが二つ表示されてしまいます。少しデータにズレがあるのでしょうか?
逆に、イマイチなところは
  • デザインが一昔前でこなれていない。
  • 星座の絵を表示することができない。
  • Stellariumより重い。
くらいでしょうか。自分一人で使うぶんにはCartes du Cielの方が高機能でいいでしょう。観望会で一般の人がいて、見やすい画面を優先するならSteralliumの方が全画面表示もできることもあり、いいかもしれません。


ASCOM経由でAdvanced VXを接続し、自動導入することもできそうです。COMポートにRS-232Cケーブルが接続されていることが前提です。最近はシリアルポートがないPCも多いので、USB-シリアル変換アダプタなどを使うといいでしょう。私は手持ちのアダプタが古いものだったので、以前Stellariumの設定の時にちょっと苦労して認識させました。RS-232CとAVXはAVXに付属のケーブルを使って、ハンディコントローラのお尻のところに接続します。赤道儀の電源もこの時点でオンにしておきます。必要ならばアラインメントもこの時点でやっておきます。

まずはASCOM Platformのインストールです。ここからダウンロードしてインストールしてください。次に自分の赤道儀に合わせてドライバーをここからインストールします。私の場合はAdvanced VXなのでCelestron Unifiedというドライバーを使いました。

インストール後、ASCOM Diagnosticsを立ち上げ、メニューの「Choose Device」から「Choose and Connect to Device」を選びます。「Select Device Type」で「Telecsope」を選び、横の「Choose」を押して、出てきた小さなダイアログから「Celestron Telescope Driver」を選びます。横の「Properties」を押し、出てきたダイアログの「COM Port」で実際に赤道儀がつながっているポートを選びます。Siteのところに現在地を入れておいてください。多分これでCartes du Cielのメインメニューの「望遠鏡」「望遠鏡設定」から「ASCOM」を選択、メインメニューの「望遠鏡」「接続-望遠鏡」で「Ascom.Celestron.Telescope」が表示され、接続ボタンを押すことができるようになります。うまく接続できると写真の左下のようにインジケーターが赤から緑色になります。うまくいかない場合はProfileExplorerを立ち上げてきちんとCOMポートやドライバーが認識されているか確認してみてください。

IMG_1644

写真では小熊座のあたりに丸と四角が表示されています。赤道儀がその方向を向いていることを示しています。適当な星を選び、メインメニューの「望遠鏡」「導入」を選ぶと自動導入が開始されます。

ここでもう一ついいことがありました。
  • 写真の左上のように、方向ボタンが出てきて赤道儀をコントロールしての鏡筒の向きをリモートで変えることができる。しかもスピードも変えることができます。 
さて、肝心のAVXと精度は晴れたときに試したいと思います。


 

いつの頃からか、夜空の視野確定の目的のためにStellariumというフリーのプラネタリウムソフトを使っていました。Windowsだけでなく、Mac、Linuxでも動くみたいです。

自分が持っているカメラやCCDなどの「センサー」、望遠鏡や望遠レンズなどの「望遠鏡」、「アイピース」、バローやレデューサなどの「レンズ」の4種類が登録でき、それぞれの組み合わせでの視野を画面内に表示してくれるので、非常に便利です。これは一番右上のスパナマークのアイコンをクリックすることで設定画面が出て、上の4つの項目がタブになっていて、そこに自分で登録します。登録の仕方はあらかじめ登録されている例を参考にすれば迷うことなく進められると思います。

表示する星や星雲/星団などの設定も画面左下のアイコン群の中かから「空と表示の設定」から細かく設定できます。

また、どこまで暗い星をデータとしても使うなども設定でき、画面左下のアイコン群の中かから「設定画面」を押します。出て来た環境設定の「ツール」タブから、ダウンロードすれば、最大で 18等星!まで表示できるそうです。等級ごとに段階を踏んでデータをダウンロードできるのですが、全部で9段階あるみたいで、細かい星に行くほどデータファイルのサイズがどんどん大きくなってくるので注意が必要です。

やっとここで今回のタイトルについてですが、2016/11/9にオートガイド(追記: オートガイド自身は2016/11/24にやっと試すことができました。)の準備段階として、計算機から何かソフトを利用して赤道儀の自動導入をしてみようと思い、ぱっと調べたところCartes du Cielというソフトが出て来ました。あと、いつも使っているStellariumでも自動導入できるとの記事がいくつかありましたが、ASCOM経由でしかもStellariumScopeという外部ソフトが必要とのことなので、どうしようかと迷いました。結局、Stellariumが普段使いのソフトですごく使い勝手がいいので、多少面倒でも一本のソフトで視野決定と自動導入がまとまればいいと思い、 ASCOMとStellariumScopeをインストールまでして頑張ってみました。

セットアップは、Advanced VXに付属(最初付属されていることを完全に忘れていて、自作しようとしていました。)のD-SUB9ピンのシリアルコネクタから電話の4芯線に変換するケーブルを赤道儀のコントローラーのお尻に指し、計算機側はUSB-RS232C変換ケーブルを使ってCOMポートを作ります。

手持ちのUSB-RS232CがELOCOMのUS-SGTの、さらにシリアルがEで終わるかなり古いもので、オフィシャルにはWindows7までしか対応していないため、Windows10での認識に苦労しましたが、なんとかCOMポートを開くことができました。

以下の一節は最悪Windowsを破壊することや、Windowsの再インストールが必要になることもありますので、あくまで自己責任でお願いします。

認識には色々試しましたが、結局私の場合は64bit版のWindows10でしたので、Windownそのものを書き換えるというこのページが役に立ち(注: ただし64ビット版のWindwosのみに有効な書き換えで、32ビット版のWindowsには使えません)、US-SGTのROMを書き換えることもせず、最後はELECOMでもProlific(苦労した人にはおなじみのドライバーです)でもなくMicrosoftのWindows10標準のドライバーで動かすことができました。コツは、上記アップデートをした後、デバイスマネージャーなどから「Elecom USB-Serial Converter」にビックリマークがついているなど、まだうまく認識されていないのを確認して、プロパティーの「ドライバー」タブの「ドライバーの更新」とすすんで、下の「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選び、再び下の「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」を選び、ここで「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックを「外し」、製造元に「Microsoft」、モデルに「USBシリアルデバイス」を選択し、「次へ」を押します。多少文句が出ますが無視して、「ドライバーウェアが正常に認識されました」と出れば成功です。


IMG_0599


無事にCOMポートがひらけたら、次はStellariumの設定です。

まず私が一番驚いたことは、StellariumScopeを動かそうとしてStellariumの設定を触っていると、なんとStellarium単体で自動導入ができることがわかってしまったことです。結局ASCOMもStellariumScopeも必要ありません。少なくともGoogleで「Stellarium 自動導入」で検索してもASCOM経由やStellariumScopeの情報ばかりで、単体で自動導入ができるなんていう記事はほとんど見つけることができませんでした。

さて、その方法ですが
  1. 準備したRS-232Cケーブルと必要ならばUSB-シリアル変換ケーブルを赤道儀と繋いでから、Stellariumを立ち上げ、画面左下のアイコン群の中かからスパナの形の「設定画面」を押し、出て来た環境設定の一番右のタブの「プラグイン」を押し、出て来た左側のメニューの下をスクロールして「望遠鏡のガイド」を選びます。
  2. もしここで「起動時に実行」にチェックが入っていなかったらチェックをして、一度「メイン」タブに行って「設定を保存」してからもう一度Stellariumを再起動します。
    IMG_0601
  3. 再起動後また同じ「望遠鏡のガイド」までいったら、「設定」を押し、「Add」で赤道儀を追加します。
  4. 「Stellarium, directly through a serial port」を選び、作ったCOMポートを選び、あとはDeviceモデルを自分のに合わせて選ぶくらいでしょうか。私の場合はAdvanced VXなので、「Celestron NextSar (Compaible)」になります。
    IMG_0605
  5. うまくいくと先の画面で「Start」を押すと「Connected」となります。
    IMG_0603
  6. 画面下の「Move a telescope...」というアイコンから移動の画面が出て、適当な天体を選んでから「現在の天体」を押して「Slew」を押すと、目的の天体まで赤道儀が移動します。茶色のマーカー(アルタイル)が現在指している位置で、白いマーカー(デネブ)が目的の天体です。
    IMG_0606
  7. Stellarium上で赤道儀の位置までリアルタイムで表示されます。これは赤道儀の方のコントローラーで移動しても、その結果が画面上に現れるので、見失うこともありません。

この機能を理解してからGoogleで「Stellarium 望遠鏡のガイド」と検索すると、私の説明よりも遥かにマシなページが出て来ました。皆さんはそちらのページを参考にされた方がわかりやすいと思います。

とにかく、フリーのプラネタリウムソフト単体で、赤道儀との接続ケーブルさえあれば計算機から赤道儀の自動導入までできるので、お得感たっぷりです。今日は雨なので、晴れたら早速実践投入してみます。
 


2016/11/12 追記: 早速実践導入して見ました。非常に快適です。PCの画面上で選択できるのはとてもわかりやすくて楽です。赤道儀の回転も、遠い天体は速い速度で移動し、最後に直前でスピードを落とし、ゆっくり天体に近づくなど、非常にスムーズで、Advanced VX自身の自動導入と同じような動きをしています。おそらく、SharpCapの自動導入の制御部分はAdvanced VXの制御をそのまま使っているのだと思います。また、Advanced VXのコントローラーを同時に併用することもできるので、Stellariumに繋ぎながらもコントローラーの方向キー微調整できたり、コントローラーの自動導入を利用することもできます。

最初は気をつかって赤道儀本体でホームポジションにしてからSteralliumを立ち上げるとかしていたのですが、不思議なことにいつ何時Stellariumを立ち上げても、きちんと赤道儀が実際に指している位置にマーカーが来ています。どうやら、赤道儀自身が今どこを指しているかの情報を持っていて、その情報を計算機側に送ってStellariumで表示しているみたいです。ただ、赤道儀の自動導入を使って出した指した位置と、Stellarium場での表示位置が少しだけずれることがあります。ほとんどずれないこともあります。キャリブレーションなどの細かい補正情報が入っていないのでしょうか?今の所不明ですが、実用上はほとんど問題になりません。

あと、COMポートの認識に一度戸惑うことがありましたが、ドライバーをあらわに指定し直した後はそのような認識の失敗は出ていません。

ステラナビゲーターを買おうと思っていたのですが、今のところStellariumの自動導入で不満はありません。その代わりと言ってはなんですが、画像処理に備えてステラナビゲーターを購入しました。
 

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