ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ:見学、訪問 > 天文関連ショップ


久しぶりの新鏡筒、タカハシのε130です!!!

今回は短焦点で明るい高性能鏡筒。なんでこの鏡筒なのか?これからどう使うのか?ブログ記事にしておきます。


動機

大元の動機は、自宅庭撮りでどこまで淡い大きな天体が出るかという試みでした。広角はこれまで焦点距離の短いFS-60CBとフルサイズのEOS 6D一択でした。例えば約2年前に、Sh2-240をこのセットアップで挑戦しています。



でも赤を無理矢理出した感じで、しかも青がほとんど出ずにかなり不満が残りました。実はその後、北空のダイオウイカSh2-129にFS-60CBで10時間挑戦したのですが、結果はカスリもしなかったので、ブログ記事にすることもなくお蔵入りになりました。フルサイズのカメラは手持ちではカラーの6Dしかないため、フィルターもせいぜいワンショットナローと限られてしまい、モノクロカメラと個別のナローバンドフィルターにはおそらく全く敵いません。

約1年半前にSCA260を買ってからは大口径がとても楽しくて、過去1年半はほとんどSCA260一本での撮影でした。多くは自宅庭撮りで、M81の背景など極々淡い所以外はかなり満足しています。でもそろそろ他の焦点距離も撮りたくなってきて、まだ挑戦しきれていない自宅広角ナローバンドを試したくなってきたというわけです。


機材が思ったより大変

このように考えた結果、機材に対する課題を並べてみます。
  • 広角
  • 明るい
  • モノクロ
  • フルサイズ
  • ナローバンド
くらいでしょうか。でもこれ、一見簡単そうで実は物凄く大変です。鏡筒もそうですが、フィルターも2インチサイズが必要ですし、大きなセンサーのモノクロカメラも必要です。

今回、まずは鏡筒です。今年の目標でも書いたのですが、短焦点で明るい鏡筒として
  1. タカハシ ε130: 13cm f430mm F3.3 27万円
  2. Celestron RASA8: 20cm f400mm F2.0 35万円
  3. SHARPSTAR 15028HNT: 15cm f420mm F2.8 カーボン鏡筒 33万円
の3つを候補として考えていました。

いずれも FS-60CBに比べて口径で2倍以上、面積でも約4倍以上なので、露光時間も4分の1以下で済みます。FS-60CBで10時間くらいなら撮る気にはなりますが、40時間となると流石に躊躇します。これが口径12cmで同じ焦点距離なら、40時間が10時間で済むのでと実用的な時間となり得るのです。

ただしε130は納品まで1年半くらいかかるらしいこと。RASA8はF値が2台でナローバンドだと大変そうだという話があるのと、やはりじゃじゃ馬として名高いことがあります。15028HNTは入手しやすそうで、口径13cmの13028HNTでもいいのかと思います。スポットダイアグラムの緑の分離が少し気になります。といってもε130とそこまで変わるわけではないので十分な気もします。

でもこうやって具体的な鏡筒名まで書くことで、事が進み始めました。CP+のサイトロンブースでブラックパンダさんにお会いした際に、ブログで読んでくれたのか、もしかしたら年末の周参見での天リフさんの中継(39分ごろに出演しています)を見てくれたのか、私がε130を欲しがっているというのを気にしてくれていて、シュミットで展示のε130を譲ってくれるというのです。納期の問題さえ無ければε130が第一候補だったので、すぐにこの話に飛びついてしまいました。その後しばらくしてから、見積もりと現状の写真を送って頂きましたが、値段的にも納得です。そのまま折り返して発注でもよかったのですが、ちょうど3月末に関東に行く機会があったので、実際にシュミット店頭で見せて頂くことになりました。


シュミットにて

13B22CD7-94A0-4BC3-B019-5524ED35DC46

シュミットではε130とSHARPSTAR 15028HNTを並べて比較が始まります。シュミットスタッフさんを交えての熱い議論です。おそらく撮影しようとするとユーザーも多いε130の方が楽はなずで、その一方15028HNTを手に入れて自分なりに仕上げていくというのもそれはそれで楽しそうだというのも思っていました。

まず確認したことが、展示品を売ってもらうのは本当に大丈夫かということです。でも店長さんが「欲しい人に使ってもらうのが一番なので」と言って下さったので、少し安心しました。あと、シュミットとしては当然SHARPSTARの方をお薦めしたいはずです。それでもきちんと客観的に議論して頂けました。とてもありがたかったです。

色々話は出ましたが、今回の議論の最大のポイントは、フルサイズと四隅の星像。もっと広角で撮りたいために、モザイク撮影も考えていることを伝えたのですが、これが決め手になりました。もちろん決して15028HNTの星像も悪いわけではありません。それでもスポットダイアグラムを見てもε130と差はあることはおそらく事実で、APS-Cまでならほとんど差はないが、フルサイズだと差が出るのではという話になりました。

他の比較項目は付属品です。15028HNTには鏡筒バンドにアリガタ、フォーカサーには減速機が標準装備、ケースまで付いてきます。一方ε130はほぼ鏡筒そのものだけで、一緒に展示してあった鏡筒バンドやプレートは別会計です。口径は13cmと15cmですが、私もあまり気にしてなかったのでほとんど議論にはなりませんでした。金額的にはほとんど同じ。ただし付属品と口径を考えると15028HNTの方がトータルでは安くなりそうです。

迷いましたが、今回の目的では四隅のフルサイズの星像を最優先し、更に普通だと納期がかかるε130が手に入るということで、当初の話の通りε130に決定としました。ブラックパンダさん初め、サイトロンのスタッフの皆さん、店舗での議論も含めて色々お気遣い頂き本当にありがとうございました。

ついでに、CP+の展示品で出ていたAskerの幅広サイズのドブテールバー(アリガタ)がまだ残っているということで、それも購入することに。ε130の鏡筒バンドは直接付きませんが、他の鏡筒についているものと入れ替えで使えそうです。早速カードで支払いを済ませ(この時点ではまだ妻には今回の事は言ってません、カード明細が来るまでには話しておかないと修羅場になります)、その後少しだけ店内を見て、まだ少し時間があったので次はスターベースに移動です。


スターベースにて

既に買い物は終わったというのに、何でスターベースに行ったのかです。実はスタッフのS君がプライベートでCP+の会場に来ていて、そこでε130について相談していたので、シュミットの展示品を手に入れた事を報告しに行きたかったのです。タカハシ製品をスターベースで購入することができなくてちょっと申し訳なかったのですが、それでも新規鏡筒購入を一緒に喜んでくれました。

その日のスターベースはお客さんが結構いて、スタッフの方たちは皆忙しそうでした。そんな中、S君が若手のスタッフのM君を紹介してくれました。なんとM君、私の大学の後輩で更に学科まで同じです。大学の天文サークルに所属していて、その中で数少ないマニア組として頑張っているとのこと。天文サークルなんて当時あったかなと思いましたが、妻が大学の学祭でプラネタリウムを作ってた所を見た覚えがあると言うので、おそらく当時もあったのでしょう。学生時代は全く星に興味がなかったので私の方はほとんど記憶がありません。4月から院に進むとかで、そういえば三基光学の店長も同じ大学院だったことを話して盛り上がりました。その後、忙しいにもかかわらずFC100の双眼を覗かせてくれました。またスタベに行く楽しみが増えました。

あと思いがけなかったことが、私の顔を見てSamと知っている方が二人もいて、それぞれ「Samさんでしょうか?」と別々に声をかけられたことです。講演の動画とかで顔が出てしまっているので、天文ショップではもう悪いこととか出来ないですね(笑)。しかもそのうちの一人は、CP+の展示品のSCA260のバージョン2を手に入れられたとかで、同じSCA260仲間です。そういえばシュミットにいるときにCP+の展示品の話になり、FRA300 Proは某Hさんがすぐに購入されたことが皆さん周知のこととなっていて、「SCA260もすぐに売れてしまった」とか話していました。なんとそのSCA260を買った方だったとは。

他にも店長さんとずっと話されていたお客さんがいて、少し聞き耳を立ててみると電視観望で中継のようなことをやってみたいようです。先に声をかけてくれた二人の方とも電視観望について少し話しましたが、スターベースでも電視観望に興味を持ってくれている人が普通に来ているのだなと実感できて、なんか嬉しかったです。その後、電視観望関連で少し用事があったのでスターベースを後にしたのですが、この話はまたいつか。


自宅にて

さてさて、自宅で待つこと数日、とうとうサイトロンから荷物が届きました!

BAD3ACEA-8736-4640-8BE6-273C3B1FAE2C

中身はというと、
0154D347-7F5A-4399-81D8-9FE1C1CBDEB3

念願の黄色い鏡筒のε130です。ヤッター!!!

実際の撮影までは必要なものがあるのでもう少し時間がかかるかと思いますが、焦らずに進めていこうかと思います。あ、でもその前に電視観望でファーストライトをするかもしれません。

ちなみに、東京から自宅に帰ってすぐに妻には望遠鏡を買ったことを告白しました。こういったことは早ければ早いほどいいのです。今回は事後報告でしたが、何とか事なきを得ました。



過去記事

もし今回の記事が面白かったらですが、よかったら過去の新鏡筒購入時の記事もいかがでしょうか?






3月末、茨城県石岡市にある「カフェぽうざ」に行ってきました。おそらく日本では唯一の、食事やコーヒーを楽しみながら、電視観望を実演してくれるカフェです。



事の発端は、半年ほど前に天リフ超会議の電視スペシャルで基調講演で話した際に、YouTube 経由でとても丁寧なコメントを頂いたことです。天リフ編集長がこんなコメントがありましたと、わざわざ知らせてくれました。内容はというと、細かいことはYouTubeのコメント欄を直接読んで頂いた方がいいと思いますが、大雑把には

....この夏からカフェ店内で電子観望を楽しんでもらう「星空カフェ」を開くまでになりました。食事や飲み物メニューとならんで写真付きの星空メニューをテーブル上に用意し、星を注文してもらうサービスです。
....様々なノウハウを公開してくださったSamさんをはじめ天リフチャンネルのオーナーさんや多くの方々のおかげと感謝しています。

とのことです。このコメントには返信することもできたので、私の方も「いつか立ち寄らせて下さい」と返事をさせて頂きました。今回関東の方に行く用事があり、やっとその約束が実現したというわけです。

カフェは住宅街の中にあり、青い壁と煙突が目印になっています。駅から離れているために車で来ることになるかと思いますが、店の前が駐車スペースになっています。

351D80E6-843D-498D-9D06-7441F2254FB9

カフェは現在は週1回の営業で、基本は日曜のランチから夕方くらいまでとのこと。電視観望の実演では夜の営業があり、今のところ2ヶ月に1回程度の頻度だそうです。お客さんは主に、地元の方と遠方から車で来る方が多く、星空実演の日は予約ですぐに埋まってしまうそうです。

玄関を入ります。
C960C48D-23C7-40C0-922E-4B806CF42468

中はとてもおしゃれな空間になっていて、暖炉もあります。
2A205310-DD1D-4DC0-B60D-9E89D59AA076

反対側を見ると早速、目の前には望遠鏡が!
DE2B6CD7-5957-49F5-9C5B-603124F69A3D

「カフェぽうざ」のマスターですが、電視観望を始めたというので初心者の方と思っていたら、子供の頃から星が好きで、高校のころは天文部、銀塩で撮影もされていた大ベテランの方でした。震災で天文から遠ざかってしまったのですが、少し前にカフェを始められて、天文復帰された際にちょうどいいというので、カフェで電視観望を始めたとのことです。

復帰直後は浦島状態で、断念した時の天体写真撮影を念頭に再開したとのことですが、CMOSカメラが凄いことになっていて、天文の世界全体が大きく進化していてびっくりしたそうです。ASI385MCからはじめて、電視観望が面白いと本格的にASI294MC Proを購入し、今はこちらをε160に取りつけてメインに使っているそうです。

カフェのオペレーションをしながらの電視観望操作なので、オートフォーカスのEAFは必須。星雲と銀河でフィルターを切り分けるためにもホイールでの自動切り替えも必須。カフェの中にいながら外に置いた機器をいじるので、これらの機器を使い全てリモート操作だそうです。一人で簡単に操作するためASIAirを使っていて、安定動作させるために接続はカフェの中から庭先まであえて有線LANにするなど、かなり独自に工夫されています。お客さんが居ながらの操作なので、実際には相当大変かと思います。最初の頃はトラブル続きで、やっとこの形で安定になってきたそうです。

晴れていればその日、その場で見えている天体を、上の写真にも少し写っている大きなスクリーンに映し出すそうです。晴れていればいいのですが、天気が悪い時に備えてこんな星空メニューを作ってあります。
5175FE14-6EEA-4C97-B56A-D7DB00708ABC

電視観望で見えない時はこのメニューに載っている天体を、料理を注文するかのように選んでもらい、スクリーンに映し出すそうなのです。その映し出す写真は事前に撮っておくことになるので、その準備が大変で今のところは2ヶ月に1度程度の開催にしているそうです。電視観望での星空実演は昨年夏からで、まだ1年に満たないくらい、一回りしたら写真のストックもできてメニュー作りも楽になるので、もう少し回数を増やせるかもとのことでした。

立ち寄ったのは平日で営業日ではなかったのですが、ランチで出しているというメニューをご馳走になりました。
B71D0A03-4BEA-43FA-8B23-0A84A422503C
鶏肉は麹に漬け込んだものということで、柔らかくてとてもおいしかったです。

パスタはペペロンチーノで、ニンニクを焦がさないように作った本格的なもので、地ビールとよく合い絶品でした。
4CEF8F85-A5C0-4957-8709-045486018102

マスターはコーヒーにもかなりこだわっているとのことです。この日出して頂いたのはエチオピア産の豆を使ったもの。カップも好みのものを選ばせてもらえました。
1B68161F-D565-4949-A1CD-64105017F78D

35C2D2CB-C56D-4AF6-86DD-7C661D068FE6
奥様が焼いた手作りケーキと合わせて、とても美味しくいただけました。

食事が終わる頃には日も沈み、星空観望の時間になります。マスターも私も電視観望の準備です。
7EA8A0A6-1BD2-4338-AF3D-0759362DEE54

私はすぐ隣でいつものFMA135とUranus-Cです。
1B835F47-A508-42FC-8318-FBF50A4522BD

この日は少し雲があり、上弦を過ぎた月も出ていて明るかったので大したものは見えませんでしたが、それでも雲間からオリオン大星雲、バラ星雲、しし座の三つ子銀河など、いくつか見ることができました。
EAA_
EAA02_
01_triplet

実際の電視観望もよかったのですが、それよりもマスターと色々お話しできたことがとても楽しかったです。お互いの星歴や機材のこと、カフェで電視観望に行き着くまでの話、家族のこと、かなり話し込んでしまいました。

実はマスターが機材を準備している間、奥様ともかなりお話しさせて頂いたのですが、マスターはとても寡黙な人であまり感情を出さないタイプだったそうです。でも私の印象だととても気さくに話してくれるので「え?、今日はお会いした時からずっと話してくれてますよ」と言ったら、カフェで星の解説をし出したらとても饒舌に話すのでビックリしたと言うのです。しかも今日私がくると聞いてからここ何日かずっと嬉しそうで、もう社会人になっている娘さんたちにも喜んで話していたとのこと。わざわざ遠くから来てくれた訪問客へのお世辞なのかもしれませんが、私もとても嬉しくなりました。

雲が出てきて電視観望も終わりにしたあと、日本酒をご馳走になりました。石岡市の地酒とのことですが「渡舟」というお酒でとにかくフルーティー。物凄く上品なジュースのようで、アルコールにあまり強くない私ですが、全く抵抗なく飲むことができます。なんでも地元茨城の酒米を使っていて、天候などの影響を受けやすく昭和初期に一度絶てしまった品種を、研究所に残っていた種籾から復活させたということです。まるで「夏子の酒」の中で復活させた酒米と同じような話です。

このお酒を飲みながらもずっとマスターと話していたのですが、そもそも地元での星仲間もほとんどいないとのことで、星のことで話す相手がこれまであまりいなかったそうです。同じ趣味で話すのは、それはもう楽しくないはずはないですよね。星まつりもまだ参加したことがないというので、いつか星まつりで、奥様とも一緒にお会いできたらと約束しました。

夜もかなりふけてしまい、ありがたいことに石岡駅まで送っていただきました。新しい星仲間とのとても楽しかった時間、この趣味を続けていればこれからも必ず関わり続けることができるはずです。星まつりでの再開を近い、この日はお別れとなりました。

帰り際にマスター手作りのガラス板にエッチングしてLEDをはめ込んだという「ぽうざ」の看板が青く綺麗にかがやいていました。

9D5BBE98-E91D-4E23-ACB6-894395B0318A

もし近場で電視観望に興味がある方は、ぜひとも「カフェぽうざ」を訪れてみてください。とても楽しい時間になるはずです。

その際は「開催日が限られてもいますので、あらかじめご予約して下さい」とのことです。

予約はこのページからできるようです。


久しぶりに関東に行く機会があり、天文ショップ巡りをしてきました。コロナもだいぶん落ち着いてきたこともあり、ショップも曜日を選べば空いています。


スターベース

最初は秋葉原のスターベースです。今年3月1日に行った時はコロナで店舗が閉まっているの気づかず、店の前で立ち尽くしていました。店の中に入ったのは調べてみる限り2020年の1月にTSA120を購入した時以来2年8ヶ月ぶりかと思います。いつもお世話になっている店員のS君とも久しぶりに会うことができました。

814EC37E-00A7-4805-B37C-5B09D3362016

久しぶりに店内に入って第一の印象は「随分変わっている」です。店員さんも言っていましたが、展示鏡筒の数が減ったとのことです。ウェブ販売を見ていてもある程度わかっていましたが、納品まで半年とか1年以上とか、受注停止中のものも沢山あります。部材がなかなか入手しにくいのかと思いますが、早めにまた元の状態に戻ってもらえればと思います。

その際、スターベースで相談したいことがあったので少し話し込みました。自宅からのイカ釣り狙いで口径が大きくて短焦点のf値の低い鏡筒を探していているのですが、残念ながらイプシロンは納期1年半以上とか。ヤフオクとかで鏡筒自身は出るのですが補正レンズが曇っているものが多く、やはり新規の補正レンズはもう出る予定は無いそうです。あとはRASAかなあとか話していたのですが、短焦点でのナローバンドは難しいという話があると、面白い情報を紹介してもらいました。ここになるのですが、ものすごくざっくり言うと、f2クラスの明るい鏡筒では、例えば一般的な7nmのナローバンドフィルターだと、口径100mm以上の鏡筒も口径100mmの鏡筒と同じくらいの性能しか出ないというものです。リンク先に、詳しく条件などをまとめたドキュメントへのリンクがあります。特にRASAについてはより影響があると書かれていて、もしこれが正しいとするとRASAはなかなか難しいということになります。じゃじゃ馬のと言われる理由の一端なのかもしれません。

せっかく店舗に来たので、掘り出し物を狙います。中古で入荷したばかりの2インチのフィルターホイール、Vixen規格のアリガタの部材2本、ジャンクのキャップを30個くらいと、いくつか欲しかった物を手に入れることができました。しかも送料無料の金額に達していたので、自宅に送ってもらうことにしました。まだ他のショップも回る予定だったので、重い荷物を持たずにすんでとても助かりました。

13360C73-5DE5-4954-A338-2B2B6E58BC23
  • キャップはいろんな種類を選びました。ジャンクで買った機材だとキャップが付いていないこともよくあるのですが、これくらい種類があれば合うサイズもあるのではと思います。
  • 2インチのフィルターホイールは色々考えるところもあり、今後フィルターも手に入れていきたいと思います。長期でじっくり取り掛かるきっかけの機材です。
  • 細かいものでマルチフラットナーの長さ調節用に調整リングを一つ買いました。これはタカハシが作った物では無いのですが、使えるとのことです。
  • あと、カタログを何冊か頂きました。周りで欲しい人がいれば配って下さいとのことです。


トキワ荘ミュージアム

次に回る予定は中野にあるシュミットなのですが、その前に同じ落合南長崎駅が最寄りのトキワ荘ミュージアムに立ち寄りました。私はドラえもんの初の長編映画「のび太の恐竜」をコロコロコミックの連載で読んでいた世代で、その頃からの藤子ファンです。マンガ道やハムサラダくん(こちらは知らない人も多いか?)も当然読んでいて、当時のトキワ荘の様子を見ることができるというのはとても感慨深いです。

4DD57830-9FE7-42D1-9FCE-B531A4C31975
22E4FCA3-FD1D-411C-B0AD-DAA4EFED2790
794EB254-2894-4DE4-B26F-AE200B42037D

この日は開館2周年記念で漫少の特集展示がありました。

D06102DF-1EA9-4486-80AC-40ABC42AFDE5

常設展示でも記念展示でも、これまで知らなかったことが沢山ありました。今は藤子不二雄の出身である富山に住んでいるんだなあと改めて思いました。

シュミットへ歩いて移動する途中で、まんが道に出てくる「松葉」の前を通りました。シュミットの帰りに食べようと思いましたが、時間が無く今回はあきらめました。また機会はあると思うので「ンマーイ」をやってみたいと思います。
B50F3AFD-9A2E-4932-8A0A-2F0EEDEC7544


シュミット

トキワ荘ミュージアムからは駅の反対側になるのですが、シュミットまで歩いて移動します。店舗自体は3月のCP+の収録の時に訪れていますが、その時は撮影のために入らせて頂いただけで、ショップとして空いていたわけではありません。なのでショップとしては2019年か2020年以来となるはずです。

突然来訪したにもかかわらず、店長さんやブラックパンダさんとお話することができました。実は多くのスタッフの方とは志賀高原でお会いしているので全然久しぶりという気はしないのですが、ブラックパンダさんは志賀高原ではお会いできなかったのでCP+以来になります。

ブラックパンダさんは、このほしぞloveログのVesperaの紹介ページも見て頂いていて、紹介のお礼を言っていただきました。こちらのわがままでお借りしたにも関わらず、とてもありがたいです。そのかいわのなかで、Vesperaの12月発売を目指していること、アプリも日本語化を目指していることを聞けました。期待したいと思います。ただ、本国フランスでの元の値段が上がってしまったことと円安で、当初よりも高くなってしまうらしいので、そこが少し残念だというお話でした。

そのブラックパンダさんから一つプレゼントを頂きました。なんとNEWTONY用のヘリコイドを作ったというのです。NEWTONYをお持ちの方はご存知かと思いますが、アイピースの固定が結構グラグラで、私は揺れないように輪ゴムを巻いたりして回避していました。この問題を回避するためにヘリコイドを作ったので、使ってみてくださいとのことです。ただし、フィルターがうまく付くかわからないとのこと。一度天気がいいときに試してみて、またレポートしたいと思います。

385A6A43-CA1B-45DB-A8C1-FCBF3E01D6C2

あと、せっかくのリアル店舗なので、ショップも見ていきました。すると志賀高原の露天風呂で一緒になったスタッフさんが面白い物を見せてくれました。FMA180で拡大撮影をして惑星を見えるようにするシステムです。FMA135でもそうなのですが、電視観望で惑星を見ても焦点距離が短すぎてほとんど点で、あまりに見応えがありません。それを20mm程度のアイピースとNorthernCrossの拡大撮影アダプターを巧妙に使うことで、実質的に焦点距離を伸ばす方法です。

13B5D55A-2A17-4785-9429-804C5A651540
ガラスの下の機材がややこしいですが無視してもらって、ガラスの上に乗っている機材で構成されています。ピントは少し甘くなるそうですが、まだ改良の余地があるとのこと。手持ちのFMA135でも同様のことができそうなので、同じNorthernCrossの拡大撮影アダプターを買うことにしました。

D0E63412-F0D0-4387-B7FC-B1EC23A97D51
電視観望で鏡筒を取り替えることなく簡単にとりつけることができるなら、実践投入もアリかと考えています。

今回は、昨年の小海や志賀高原で一緒に電視観望のデモをした、仲の良いWさんがお休みで会えなかったのは残念でしたが、また来月の小海で会えるかと思います。


品川にあるニコンミュージアムへ

さて、次の目的地は品川駅にある「ニコンミュージアム」です。駅から歩いて10分くらいでしょうか、大きなビルの中の1フロアーにあります。

F3E90A77-9DBB-4D99-A3EA-B416F32722DB

ここはニコンの本社にあたり、写真手前は会社の方の受付。そのすぐ奥がミュージアムで一般の人でも自由に入ることができます。

F77F9513-8496-480F-AD8A-F82C76F6962C

歴代のカメラを展示してある棚は圧巻です。
A8FBD370-543E-42F0-B397-36C3871F2361

歴代レンズの陳列もあります。
48B183D8-AAF2-4516-970A-A9AA137C4A57

私も持っているNIKKOR時代のレンズも展示してありました。
B6026D3C-7FA3-4662-BC4F-5E1612E67351

望遠鏡も一部飾ってあります。下の写真は20cmの屈折望遠鏡。なんと徳島の高校で使われていたらしいです。羨ましい限りです。
EBF682A2-8B81-4EAF-9E97-6933BCCC69E0

この日は企画展で「光学ガラスの軌跡」というのをやっていました。過去には望遠鏡を展示する企画展もあったようです。

帰りにアンケートに答えると、マグカップかボールペンが貰えます。わたしはマグカップを選びました。

9348791B-A75A-46AD-8EC2-88407390CBB5

ニコンファンの方だけでなく、天体マニアも十分に楽しめる内容です。近くに寄った際は是非とも一度言ってみることをお勧めします。


再び秋葉原のKYOEIへ

再び秋葉原に移動し、遅めの昼食をヨドバシカメラの上のレストラン階でとりました。ビックリしたのは店舗数が半分くらいになっていて、空いた場所はイートインスペースになっていたことです。こういったのをみるとコロナの影響はやはりかなり大きかったと実感します。

0A49692D-627C-4C31-AC8C-4305EE6C6F4D

そういえば、キタムラに寄るのを忘れてしまいました。KYOEIが17時閉店で時間があまりなかったので、間に合うように到着することをずっと考えていたからだと思います。夕方になる手前くらいにKYOEIさんに着きました。

2655AADC-2878-4D06-8406-3892819113F5

こちらもまだ店舗営業を再開して1ヶ月も経っていないとのこと。コロナでずっと通販の方がメインになっていたからでしょうか、残念ながら掘り出し物の類はあまりありませんでした。いつもお世話になっているMさんと少し話しました。Mさんとはこの間の星もとでお会いしたばかりなので、全然久しぶりという気がしません。それでもKYOEIの店舗は記録を見てみると2019年6月に行って以来になります。何と約3年3ヶ月ぶりです!記録に書いてないだけで、コロナ前にもしかしたら立ち寄ってるかもしれないですが、それでも3年位になるわけです。こんなに長いこと行ってなかったんですね。コロナでどれだけの時間が過ぎていったのか少し実感してしまいました。

その後、秋葉原から上野に向かい、17時20分の新幹線に乗り、富山まで帰りました。


まとめ

久しぶりに都内で少し時間を過ごし、やっとリアルの天文ショップに立ち寄ることができました。印象に残ったのは、少なからずコロナの影響で長らくお客さんが店舗に寄れなかった状況からやっと復帰しようとしている様子でした。これは天文ショップに限らず、このブログに書いた店、寄ったけど書かなかった店、電車なども含めた公共の場所でもそのような雰囲気を感じました。

コロナ中はネット販売が盛んになるなど、コロナが終わっても全部の状況が完全に戻ることはないのかもしれません。それでも天文ショップにはコロナ前の活気を取り戻していただいて、また気軽に立ち寄って実物を見ながら相談できる場所になってほしいと思います。でももうすでにこの考え方自体が、古いのでしょうか?

週末に実家の名古屋に行きました。いくつか用事もあったのですが、やっとコロナが落ち着いたことと、ワクチンを2回打って2週間が過ぎ、正月過ぎに骨折した親の様子を見ておきたかったからというのが一番の理由です。天文関連で大きなことは、名古屋在住のywkwさんと会ったことです。


ykwkさんと知り合いに

ykwkさんから連絡があったのは今年の3月8日のことでした。TwitterのDMで連絡してくれて、30年ぶりに天体趣味を復活させて1年ほどになり、「ほしぞloveログ」を見て一念発起して電視観望を始め、ドップリとハマってしまったとのことです。ykwkさん自身もちょうどブログを始められたとのことで、記事を読んでみると既にかなりきちんと撮影とかしているようで、さすが昔やられていた復帰組だと感心したのを覚えています。

 

その後メールなどでやりとりさせてもらいましたが、某メーカーでかなり専門的なことをされているようで、勘所がかなりしっかりしていて、私の方がむしろ参考にさせて頂いたりしていました。

実はゴールデンウィークの時に富山に来れないかという話もしていたのですが、まだコロナが大変な状況で結局実現せずになってしまっていました。今回、名古屋に帰る用事があったので、せっかくなのでと声をかけさせて頂きお会いすることになりました。


ちょっと脱線、名古屋までの食事事情

ykwkさんと会うのは土曜日ですが、私自身は金曜の午後には移動して夜には名古屋に着いていました。道中、高山市から下道で少し走って五平餅の名店「助さ」へ。
IMG_3747

ここにくるのはもう何年ぶりでしょうか、店内で食べることはできなくなってしまっていましたが、店頭で持ち帰り販売のみしていました。ここは数少ない飛騨の名産の「えごま」のたれで五平餅を作っているところです。えごまの五平餅は私が高校生の頃、観光で高山に行った時にバスガイドさんに教えてもらって、冗談抜きでほっぺたが落ちるほど美味しかったものです。既にその当時からえごまで五平餅を作っているところは数少なかったのですが、その何軒かあったところもどんどん閉店になってしまいました。富山に住み出してから、えごま五平餅を作っているところはないか一時期ずっと探していました。「助さ」は数少ないその中の一軒です。現在の価格は一本350円と、多分かなり高くなってしまっていますが、相変わらずその味は格別でした。

IMG_3749
2本買ってぺろっと食べてしまいました。ほんとに美味しかったー。実はえごまを手に入れることができれば自宅でタレを作ることができます。一時期は自分で実際に作って、五平餅とか、焼き餅に塗って食べてました。高山の朝市や、ネットでも手に入れることはできると思います。レシピも調べるとすぐに出てきます。興味がある方はぜひ。ホントにホントに美味しいです。

名古屋に着いてからの晩ご飯は1人だったので、まだ富山に上陸していない「やっぱりステーキ」へ。「いきなり」の方は富山にもあるのですが、「やっぱり」の方はまだなのです。赤身のレアが好きなので、1000円のセットを注文。ご飯、スープ、サラダが食べ放題です。店員さんに聞いてみると、レアでテーブルまで出てきてあとはお好みで焼くのだとか。でも私は表面だけ焼いたレアレアが好きなのですが、残念ながら既に結構中まで火が通ってしまっていました。量的にはちょっと物足りなかったので、100gで500円の追加のお肉でも頼もうかと思いましたが、少しお腹を空かせておいて、そのあと「スガキヤ」のラーメンを食べてしまいました。名古屋に帰ると必ず一度はすがきやに行きたくなります。名古屋の人はすがきやに行くことを「すがく」という動詞で表現するのですが、もう高校の頃から30年以上この動詞を使っています。

さらに名古屋の食事事情が続きます。ykwkさんとお会いする土曜は朝から喫茶店に。このブログでもたまに名古屋人の心の故郷「コメダ珈琲」については書くのですが、今回行ったのは「金シャチ珈琲」。名古屋らしい名前です。モーニングではコーヒーを頼むだけでなんと8種類のセットから選べるとのこと。

IMG_3754

迷いましたが、コメダでは頼めないミニカレーにしました。そこそこお腹は膨れたのですが、せっかくなので追加でピザトースト。

IMG_3756

金シャチ珈琲はパンが自慢らしいのですが、これもかなりのボリュームでおいしかったです。

天文ブログから脱線がすぎますね。元に戻します。


SCORPIOにて

金シャチ珈琲で朝昼ごはんでお腹を膨らませて、午後からやっとykwkさんと会うことに。待ち合わせ場所はSCORPIO。天文マニアならここで何時間も時間をつぶすことができます。あ、もちろんお店に迷惑にならないようにですが。午後3時の待ち合わせでしたが、私は2時半頃には到着していつものように店長さんと話していました。実はちょうど先週に新鏡筒SCA260!!を発注していたので、そのことを話していたのですが、やはりかなり重いので赤道儀はCGEM IIだと厳しいのではというのが店長さんの見方でした。ここら辺のことはまた別記事で詳しく書きますね。

そんなことを話していると、3時前に来店者が一人。そういえばykwkさんからは顔写真を送ってもらっていたので、すぐにわかりました。これまた「ネットで知り合った人とは気軽にあってはいけません」状態なのですが、もう何度もメールのやりとりをしているので、初めてと言うよりは既に友人状態な気分でした。同じ趣味だとすぐに打ち解けられるので、ネット繋がりだけでも心配ないです。

ykwkさんはSCORPIOに限らず、リアル店舗は初めてとのこと。せっかくなのでなかなかHPとかにも載らない中古品を中心にして一緒に見て回ります。口径20cmクラスが何種類かあり、後で聞いたらその中でもC8に興味を惹かれたようです。今の架台がAZ-ZTiなので、本当にギリギリか、もしくは次は赤道儀もとかになるのでしょうか?

奥の展示スペースも見たりしましたが、今回私は鏡筒発注直後で節約モードのため買い物もできず、あまり長居しても店長さんに申し訳ないので、車で名城公園のスターバックスに移動することに。


スターバックスで天文談義

スタバでは結局午後6時過ぎまで話していました。しかもykwkさん、プレゼン資料まで用意してきてくれて、至れり尽くせりでした。そのプレゼンの中で、天文を再開したきっかけのところで

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
約30年振りに天体趣味を復活させられたのは、間違いなくSamさんブログのお陰です!
  • 30年前「星雲とか見たいけど自分には縁が無いな」
  • 今「電視観望で簡単に星雲を観測できる!」←気づけたキッカケを与えていただけたことに感謝致します!
明らかに再開前後で人生が豊かになりました^^
  • 天気、月齢に一喜一憂する楽しさ。
  • 天文少年だった昔の自分と今の自分が同じ方向を向いているという事。
  • 天文好き~カメラ⇒その2つが繋がった事。
ブログも天リフさん登録を勧めていただいたお陰で、
  • そこから色んな人との繋がりが一気にできました! ←これが一番の財産
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

というページがあり、嬉しいのと、ちょっと気恥ずかしいのと、ありがたいのとで、ブログ書いててよかったーと思うことができました。ノイズのことやセンサーのことなど、かなり突っ込んだ話もできました。ykwkさんは天文界隈にかなりの戦力になってくれるはずです。

IMG_3757

午後6時を回った頃でしょうか、もうすっかり外は暗くなっています。この日は私も家族と夕食をする予定だったので、ここで解散です。本当は夕食後にスターバックスの隣の踊り場で電視観望でもしようと思っていたのですが、結局外食で結構遅くなってしまって力尽きてこの日は寝てしまいました。と言うか、正直に言うとSCA260が富山の自宅に届いたとの電話がこの時点であったので、次の日早く帰りたくて、寝不足にならないように寝てしまったというのが本当の理由です。


富山へ帰宅

またまた脱線ですが、日曜の名古屋からの帰りはひるがのインターで「けいちゃん唐揚げ定食」。「けいちゃん」は岐阜地方の名物で、鶏肉をタレに漬け込んだものです。この唐揚げ版で、出てくるまでに時間はかかったのですが、揚げたてでボリューム満点、おいしかったです。

IMG_3758


富山についてからのSCA260の開封からファーストライトのことは、次回以降の記事で。


まとめ

こうやって星仲間が増えていくのは嬉しいことです。ykwkさんには今度の小海の星と自然のフェスタにも参加して欲しいのですが、お子さんもまだ小さく家族のこともあるので無理強いはできません。もし会えたら、またよろしくお願いしますというようなやりとりを後日しました。旅行がてら富山に来てもらってもいいです。あ、ykwkさん「まだ天の川見たことない」と言っていました。ぜひとも月のない時に暗い空でいつか撮影などご一緒したいです。



突然の名古屋行き

天リフ中継の次の日、なんと実家の母親が足を2ヶ所も骨折したとの連絡が入り、急遽緊急事態制限下の名古屋に行くことに。母親の世話をしたり、病院に付き添ったり、家の片付けをしたり、結構大変だったのですが、それはそれでなんとかしました。少しだけ時間があり、せっかくなのでSCORPIOに顔を出しました。

夕方16時半頃に店に到着。店長さんと近況を話して、最近のC8での太陽撮影や、先日の天リフの広域電視観望でバーナードループが見えることなど一通り盛り上がります。昨年夏に導入をお手伝いした日本空調さんの様子も聞くことができました。最後に日本空調さんから連絡があったのが「電視観望の最中にASI294MCが突然画面が暗くなった」というので、「SCORPIOさんに相談した方がいい」と答えていたので、その後の様子を聞くことができました。カメラはそのまま交換したとのことで、後で確認したら電視観望の最中にUSBケーブルを何度も抜き差ししていたとのことです。見えなくなったのはそれが原因だったのではということでした。カメラ自体は特に問題なかったそうです。動作中のUSBケーブルの抜き差しは、電源も供給されていることを考えると、確かにあまり良くないかもしれないですね。私も覚えておくことにします。


購入品

この日SCORPIOでいくつか細かいものを購入しました。一つはSVbonyのヘリコイドです。

IMG_1509

今使っているサイトロンのガイド鏡ですが、不安定そうな一本足を取り除いて、出てきたT2ネジにASI290MMを直接取り付けてます。

IMG_9848

でもASI290MMは太陽撮影と兼用なので、いちいち取り外す必要がありちょっと面倒でした。代替機種として福島のスターライトフェスティバルでASI120MM miniを特価で購入しました。miniなので差し込み口の径がアメリカンサイズのアイピースと同じなのですが、T2ネジには直接つけることができません。そこで、T2からアメリカンサイズの変換アダプターのようなものが欲しかったのです。ZWOのヘリコイドがちょうどそのサイズだったのは知っていたのですが、その場ではZWO社のものはなく、代わりにもう少し安いSVbonyのものがあると出してきてくれました。ネジ径に問題もなさそうなことと、更にコンパクトなことと、少しだけ安いので、SVbonyのものにすることに決めました。

IMG_1513

実際にガイド鏡に取り付けてみましたが、上のようにASI120MM miniをうまく組み込むことができました。

カメラがヘリコイド内部の段差に当たってしまって、最後まで押し込めないのは誤算でした。カメラは圧倒的に小さくなって良かったのですが、ヘリコイドの分は当然体積が大きくなるので、そこはマイナス。ヘリコイドでピント調整がしやすくなったのはプラスです。前部の対物レンズでももちろんピント調整できますが、赤いネジを締め込むと少しズレしまうのが不満でした。でもまあ、一度合わせたらほとんどいじることはないので、どちらでもいいと言えばどちらでもいいです。

ASI120MM miniには、2mほどの長さのUSB Type A - USB Type Cケーブルが付属されていて、これまで使っていたUSB3.0のType Bケーブルより細くコンパクトになりました。さらに、もっと短いUSB Type A - USB Type Cケーブルも付属されているので、ASI294MC ProなどのUSB2.0出力があるカメラで撮影する際には、そこからガイドカメラのASI120MM miniに接続できるようになります。そのため長いケーブルが一本丸々省略できるためにこれは大きな利点です。

でもよく考えたら、最近ASI290MMも安いのでそちらを追加した方が良かったかもしれません。いや、太陽用だと290のセンサー面積が小さいのが少し不満なので、グローバルシャッターのASI174MMを買って、290をそのままガイドに使っても良かったかも。いや、ASI294MMだとアップデートで分解能倍くらいになるしいっそのこと...。


あともう一つちょっとした買い物は、サイトロン製の3倍の星ビノです。笠井製の3倍の星座ビノは持っていますが



サイトロン製のものは似て非なるなるもののようです。前回10月にSCORPIOに行った時にその場で直に比べさせてもらいましたが、明らかに周辺の歪み具合が違います。前回はまだ見本があっただけで在庫がなかったので、今回やっと手に入れることができました。値段も1万円台前半なのでおすすめです。

IMG_1518

まあ、夜に見ると笠井のものとの違いがどこまでわかるかは、実際に試してみないとわからないと思いますが、2倍のものはたくさん持っていても3倍のものは一つしかなかったので、ちょうど良かったです。

あとは細かいものだけです。中古のフレキシブルハンドル。ハンドルの持ち手が小さいのが気に入りました。

IMG_1519

Vixenの5mmのジャンクのアイピース。中にカビがあるかもとのことですが、みた限りは大丈夫そうでした。安かったので誰かにあげようと思ってます。

IMG_1520

天文年間。買い忘れてたのでちょうど良かったです。

IMG_1523


やくもふさんと

そんなおり、以前SCORPIOでお会いして、PSTの分解にも参加してくれたやくもふさんが入店してきて、Advance VX用の三脚にサイトロン製のカーボン三脚を実物と合わせていました。合わせてみるとピン位置が合わないので、そこは3Dプリンタで自作するかもとのことです。カーボン三脚実物は軽くて石突きも頑丈そうで、結構良さそうでした。お店にあるのは古いバージョンで、新しいバージョンは足を伸ばしたり短くしたりする時の空気抜けの穴が空いているとか。

やくもふさんが気づいたのですが、お店にGINJIが150mm、250mm、300mmとそろっています。

IMG_1504

わかりにくいかもしれませんが、写真の真ん中に3本並んで写っています。特に30cm、二人とも欲しがってたのですが、重さ約20kgとやはり赤道儀を選びます。タカハシならEM400クラス、VixenならAXDくらいが欲しいとのこと。CelestronでもCGXクラスとのことなので、少し考えてしまいます。ちょうど天リフのリレーでも玄さんが30cmを振り回してたのですが、個人でドーム無し持ち運んで運用するには多分30cmは限界近くの大きさでしょう。C14とかは35.5cmありますが、シュミカセなので短く、重さも20kg程度で同じくらい。EQ6Rなら20kgでギリギリ。まあいつかドームでEQ8とかで30cm以上というのを夢見ることにします。たまにお店に行くと、どんどん夢が膨らんでいきます。怖い怖い。

あともう一つ面白かったのは、15cmのシュミット補正版が2枚入っていてEDという名で売り出していたという珍しい反射型のオレンジ色の鏡筒がありました。メーカー名は聞いたけど忘れてしまいましたが、口径の小さいものも発売されていたそうです。一般的にシュミカセは周辺に行くほどコマ収差が気になるのですが、補正版2枚だと星像がどれくらいになるのか気になります。最近機材が多すぎるので我慢しているのですが、それでもかなり魅力的でした。でもここはぐっと我慢です。今の手持ちの本数から考えると、買っても絶対活用できなさそうです。以前どこかでも書きましたが、一度に操作できるのは(私は)せいぜい2本です。

最後に出てきたのが、Unistellar社のeVcope。お手軽電視観望を実現している新しいタイプの望遠鏡です。実物は初めてみました。思ったより細長いのと、実際に持たせてもらいましたが、見た目より軽くて運搬もそれほど苦ではなさそうです。

IMG_1501

初心者がなかなかパッと変える値段ではないですが、こういったパッケージ物の活路は必ずあるのかと思います。ソフトも独自開発みたいなので、もう少し値段もこなれて一般的になれば一気に広まって、望遠鏡の一ジャンルを絞めるようになるのかもしれません。


いろいろ終えて、やっと富山へ

仕事も休んで(と言っても一部はリモート会議)3日間名古屋に滞在しました。緊急事態宣言の中、結局外食は帰るときに高速手前で入ったすがきやだけでした。あとは全部コンビニかスーパーの弁当など。まあ、贅沢は言ってられません。 

名古屋からの途中の道も結構雪に降られ、富山についたらまた2-30cm雪が積もっていました。でも、次の日は朝から夜までものすごい快晴。

IMG_1508

月が夜中ころまで出てましたが、少しだけ撮影しました。あまりうまく行ったかどうか自信がありません。うまく撮影できていたら、また画像処理して記事にします。
 

9月の3週目は土日も合わせてなんと4連休。本当は初日からかんたろうさんのお誘いで乗鞍に遠征の予定でしたが、ギリギリまで待っても天気がどうしようもないので残念ながら中止に。その代わりに正月以来帰っていなかった名古屋の実家へ急遽帰省することにしました。


久しぶりのSCORPIO

名古屋で色々やることはあったのですが、とりあえずは目的の一つSCORPIOへ直行することにしました。Twitterでいのさんと連絡を取り、開店の13時にお店で待ち合わせるすことに。最初は余裕で間に合うと思ってましたが、名古屋の渋滞をなめていて結局13時10分くらいの到着でした。

店の前にはいのさんと、他にお知り合いの方が何人かいました。ちょっと長居しそうだったので、駅方向の少し離れた有料駐車場をいのさんに案内してもらいました。店舗では店長さんとこの間の日本空調のその後を少し話し、店舗内と展示場をみてました。

展示場はSkyWatcherのAZ-GTeと屈折、反射の機器群がズラーっと並んでいて圧巻でした。店長さん曰く「そこまで数は出ていない」とのこと。値段から考えたら圧倒的なパフォーマンスだと思うのですが、多分初心者はここまでたどり着かないのではないでしょうか。やはり最初に行くのはホームセンターや家電量販店などで、なんだかんだで入門機では全国に販売網を持つVixenが一番目につくのかと思います。AZ-GTeだと自動導入までついているので、より長い期間楽しめると思うのですが、初心者だとその判断にたどり着くのも大変なのかもしれません。

769229BB-BF1C-4AA5-8FF1-1C117B8F27D1

SharpStarの製品も少し展示してあり、実物を見ることができました。Askarブランドのものはまだ並んでいませんでしたが、こちらも期待できそうです。SkyWatcherといい、SharpStarといい、中国メーカーの台頭が本当にすごいです。しかも四隅の星像まできちんと出してくる機種も普通に存在します。今後10年でどうシェアが変わっていくのか、楽しみなような、怖いようなです。もちろんユーザーとしてはいい機材が安価で帰るようになるのは嬉しいことですが、あまり疲弊して潰し合うようなことはユーザーとしては悲しいことになります。

店舗に戻ると、注目のCelestronのスターセンスエクスプローラーを載せた102mmの屈折が置いてあり、やっと実物を見ることができました。これ、リアルタイムでプレートソルブをやっているのですが、よく考えてあると思います。実際に滞在中もお客さんが購入していったので、かなり出ているのかと思います。この部分だけ欲しいのですが、ここだけ外して使うのはメーカーとしては推奨しないような情報が流れていました。私はPCを使って導入するのでそこまで必要性を感じませんが、眼視中心の特にドブソニアンの人とかはPCなしで淡いターゲットを入れることができると、本当に便利なのかと思います。

82cdf8ca


その後来た、いのさんのお知り合いの方とも話しながらで、午後4時くらいまで居ついてしまいました。しかもこの日は結局何も買わずで申し訳なかったです。

本当は一つ欲しいものがあったのです。それはサイトロンから出た3倍の星座ビノです。3倍の星座ビノは笠井からも出ていて以前レポートしていますが、サイトロンから出たものはそれとはまた違っていて、まず48mmのフィルターを取り付けることができること、もう一つは光学的にも違っていて、周辺の歪みがなくなっているとのことです。

店長さんは「酔うことがなくなった」と表現していましたが、確かにその通りです。お店にはちょうど笠井の3倍のものも置いてあったので、直接ビルのタイルなどを見比べてみると、笠井の方で見られたビルの輪郭部の大きな歪みがサイトロンのものではかなり抑えられています。実際には暗いところで星を見るだけだと違いがわかりにくいかもしれませんが、3倍の笠井のものがすごく好評なのでもう一つ3倍のものが欲しいのと、フィルターをつけてみて違いを見るとかもできそうなので、手に入れておきたいです。ところが在庫はまだこの見本だけ。というかまだ販売体制が整っていないようで、残念ながら今回は諦めました。

他にもEAFやASI462MCと買いたいものもあったのですが、10月の福島のスターライトフェスティバルが間もなくなので、ちょっと我慢しました。


トップカメラ

その後実家に到着。電灯がつかないとか、ドアの鍵が調子悪いとか、一通り母の要求を満たし、食事はいつもの近くの「まる重」へ。基本的に飲み屋なのですが、定食っぽいのもやっていて、あまり飲まない私にはありがたいです。刺身系がものすごくお値打ちで、普段美味しい魚を食べている富山人の私でもおいしいと思います。写真の上寿司、なんと千二百円です。ウニの美味しいこと。

b82ada11


もし晴れていたら電視観望でもやろうと思いましたが、この日も曇り。そのまま実家に戻り一泊して、次の日の午前はトップカメラの栄本店へ。ここでは特価のフィルターやらフィルターケース、レンズケースなどを大量に購入しました。

e9a56363


ここは中部圏でも、多分全国的にもトップクラスの中古カメラの在庫。集めているPENTAXの6x7レンズも見ましたが、在庫は何種類もあったもののとりあえず食指が動くものはなく、今回はせっかく名古屋に行ったにもかかわらず、大したものは買えませんでした。午後は母親のスマホの買い替えにつきあい、結局夕方に実家を出て自宅に戻ったのは22時前くらい。この日は疲れていて、天気も悪かったので寝てしまいました。


あんとんシュガーさん

連休3日目の月曜は、最近Twitterでやりとりを始めたあんとんシュガーさんが午後から来るので、朝から部屋の片付けと、機材の準備です。晴れていたので太陽でも見るかと思って赤道儀を出しておきましたが、午後曇っていて使うことはありませんでした。午後1時半頃だったでしょうか、まだ窓の掃除をしている時にあんとんシュガーさんが到着しました。同年代で、明るくて、とても話しやすそうな方です。でも家族からは相変わらず「ネットで知り合った人とはあってはいけません」と言われています(笑)。

早速部屋にあがってもらい、少し機材を見てもらった後、目的の微動雲台を受け取りました。

あ、そもそもなんで知り合ったのだろうかと二人で話してたのですが、やはりきっかけはあんとんシュガーさんがFS-60CBをユーシートレードで購入したことでしょう。みんなで「購入おめでとう」とか言っているときに、私もFS-60Qユーザーなので「わーい仲間だ!」と思ってコメントした覚えがあります。

聞いてみると金沢に住んでいるとのことで、いつか富山に遊びに来ませんかとか言っていました。そのうちあんとんシュガーさんが、大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会の方とつながりができ、迷人会の井戸端秀樹さん製作のポタ赤用の微動雲台を試すことに。そこに私が反応したところ、同じく迷人会のこたろうさんからその微動雲台を私のところに持っていくようにと命が下ったというわけです。

e47d47b3


無事に微動雲台を受け取りましたが、かなりしっかり作ってあるようで、評価するのが楽しみです。詳しい評価は後日別途またするとして、せっかくあんとんシュガーさんに自宅に来てもらうので、その場で画像処理特訓でもとか思っていました。でもでも最近ずっと天気が悪くて、あんとんシュガーさんの方がなかなか撮影できなかったみたいです。色々聞いてみると、今年3月に初めて星景写真で天の川を撮り、そこからハマり始めて色々揃え出したとのこと。まだまだ機材を揃えているところで、なかなか撮影まで辿り着けないとのことです。目的はまずはアンドロメダ銀河、その後オリオン大星雲を撮影してみたいとのこと。

面白かったのは「FS-60CBを買って良かったー。」としみじみ言っていたことです。最初からきちんとした機材を買うのは一つの手なのですが、確かに今回他の機材を買っていたらもしかしたら私は連絡をとっていなかった可能性もあります。私もFS-60Qには惚れ込んでいるので、同じ機材のユーザーというのはなんだかんだ言ってつながりを感じてしまいます。

結局19時近くまでいたと思うのですが、こんな長い時間何をしてたかというと、ホント何をしてたんだろうというくらい時間があっという間に経ってしまいました。最初の頃はあんとんシュガーさんがマンガを書いていたというくらいマンガ好きなので、私のマンガ本棚を見てもらったり、天文雑誌本棚を見てもらったり、おすすめの本を紹介したりです。

2842C73E-5379-4849-8B93-2E61B01AF470

4BCD1D7F-16CC-4ECC-89D7-8D2E620A9ABE

紹介した本は、望遠鏡とか撮影の理解に、リンク先にもある「デジタル点写真のための天体望遠鏡ガイド」、吉田正太郎著「天文アマチュアのための望遠鏡光学・反射編」と「「天文アマチュアのための望遠鏡光学・屈折編」」、撮影対象を選ぶのに「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」と「星座の事典」、さらに画像処理の入門として「天体写真のレタッチテクニック」です。でも最初の3冊は「式があるー」と言って拒否反応を示していました。自然科学が好きなのですが、理系を諦めた文系人間とのことですが、多分謙遜で、話を聞いている限りかなりいろんなこと調べているので、ここらへんのことはすぐに理解していくのかと思います。

画像処理のソフトの話にも当然なりました。問題はPCと英語が得意でないとのこと。でもソフトについてもかなり調べていて、DSSとSIとPIのどれがいいかとかの話にもなりました。私は回り道するくらいなら最初からPIでいいと思うのですが、英語ができないとすると確かに辛いので、その場合はSIかと思います。最初はとりあえずフリーで試してみたいというならDSSでしょうか。でも最近の最初からPIで始めた人たちの画像処理の伸び具合を見ると、PIから始めるというのが解の一つなのかとも思ってしまいます。あんとんシュガーさんはまだ迷っているようですが、結局は自分で楽しめる物を選ぶのが一番いいのかと思います。あ、でも「PIにお金払ってしまって背水の陣で臨むのもいいかも」とか言っていたので、なんとかしてしまうでしょう。

そのうち機材を出したり、どうやって撮影したりとかいう話になっていきました。あんとんシュガーさんの機材はFS-60CBとレデューサー、さらにエクステンダーをやはり迷人会の方から頂いた(!)そうです。フラットナーはまだ持っていなくて、いまいちフラットナーの価値が分かりにくいようでした。エクステンダーとフラットナーとレデューサーの役割と利点、欠点を説明し、アンドロメダ銀河を撮影するにはという話になりました。

赤道儀はポラリエUなので1軸です。オートガイドをしたいとのことなのですが、PCが苦手なのでできればPC無しでやりたいと言います。色々聞いていると、オートガイドの前に極軸をきちんと取る方がいいというアドバイスになってきました。

少し焦点距離は短くなるかもしれませんが、まずはFS-60CBにレデューサーをつけて焦点距離255mmとして、ノータッチガイド、60秒露光でズレが出なくなるくらいまで目的とし、極軸を精度良く合わせることをチャレンジした方がいいのかと思いました。ある程度極軸を合わせておかないと、一軸のガイドをしても結局ずれていってしまいます。赤径のピリオディックモーションが支配的になるくらいまで極軸を合わせ込むと、やっとオートガイドが生きてきます。

SharpCapのPole Align機能が便利なこと、微動雲台を利用してうまくすると1分くらいまでは合わせることができること、微動雲台なしでも三脚アジャスターで頑張るとそこそこ精度が出ること、微動雲台がどれくらい効くかは私の方できちんと評価することなど、ずっと話してました。

でも実際には天体の話よりも、他の話の方が多かったかもしれません。家族の話とか、仕事の話とか、2011年の震災の時の話とか、その他くだらないことも含めていろいろです。晴れていたら早めの夕食をとって、その後撮影とかでもと思っていましたが、結局天気が回復することもなく、あんとんシュガーさんは次の日仕事ということで、また再開を約束して帰宅されました。

ずっと話してましたが、どれだけアドバイスとかできたかはちょっと微妙です。でもTwitterでたくさん得るものがあったと言ってくれたので、ちょっとほっとしています。この日は私も疲れて早く寝てしまい、夜中一度起きてもまだ曇ってたので、諦めてそのまま朝まで寝てしまいました。

今ブログを書いている連休最終日の今晩も曇りみたいです。この連休、昼間は青空も見えたりして雨も降ってないので天気がそこまで悪かった印象はないのですが、全然星は見えませんでした。最初はこの記事のタイトルを「4連休の星活」としてたのですが、ほとんど星活してないのでタイトルを上のものに変更したくらいです。

星的には冴えない連休でしたが、あんとんシュガーさんがきてくれてとても楽しかったです。コロナ禍で自宅にあまりお客さんも来てなかったので、部屋をきれいにするいい機会にもなりました。いつか一緒に撮影とかしたいです。あんとんシュガーさん、今後ともよろしくお願いいたします。


このページのトップヘ