2026年7月25日、富山県高岡市のおとぎの森公園で毎年恒例になっている、星空観察会に参加してきました。
昨年の記事はこちらになります。
この観望会への参加は、今回で3回目になるみたいです。過去記事によると、一昨年は天気が悪く記事にせず、昨年は天気が良く見えたと書いてますが、この時期は夏の観望会が多すぎてどれがどれだったか、こんがらがってしまいます。やっぱり記録にとっておくのは大事ですね。
このおとぎの森観望会のときは、毎回早めに自宅を出て、たいてい会場すぐ近くのイオンモールに行くのが恒例です。こんなふうに、観望会以外に何か時間を過ごせそうなことがある場合は、なんだかんだ言って妻も一緒についてきます。この日も自宅を14時前には出て、イオンモールには14時半頃に到着しました。少し早すぎる到着です。
というのも、今回は観望会前に講演を頼まれているのです。ターゲットは主に小学生の子供たちとのこと。あらかた準備は済ませてましたが、モールのフードコートでPCを出してスライドの最後の仕上げです。もちろんその間、妻はショッピングです。
講演が18時半からということで、逆算していくと、遅くても18時には会場入りして接続チェック、実際には観望会の機材の準備もあるので、17時過ぎくらいには公園に着きたいです。その前に夕食をとっておくとすると、逆算すると16時くらいには食べることを考えておいた方が良さそうです。
あらかじめ時間は確認してあったので、16時過ぎに妻がフードコートに戻ってきました。私は牛角のカルビ丼に盛岡冷麺の小さいのを追加、妻はそこまでお腹が空いていないということで、フレッシュネスバーガーを注文してました。富山市内にはイオンモールがないので、隣の高岡市のイオンモールには、こうやってフードコートに来るだけで楽しいので、いい機会です。
食べてる間に、今日の講演のスライドを妻にチェックしてもらいました。小学生がメインなので、あまり星に詳しくない妻でさえわからないというなら、子供相手だと全然無理なはずです。でも、聞いている限り結構面白そうにしている反応だったので、とりあえずよしとします。
17時前になって、イオンを出発して、おとぎの森公園へ。妻は観望会には興味がなく、そのままモールでショッピングを続けます。終わったら迎えにきてくれればいいそうです。
17時頃には会場に着きました。さすがに早すぎると思ったら、すでに一人メンバーが到着していて、早速観望会の準備を始めてました。私はまずは講演会場になる「こどもの家」に行くと、ちょうど世話役の方が到着して2階の会場を確認できました。あまり広くないと聞いていたのですが、そこそこの広さはあり、子供には床に座って聞いてもらえば数十人は十分入れそうです。接続テストは会場のセッティングができてからということで、そちらはスタッフさんがまた来てやってくれるとのことなので、私は一旦外に出て、観望会の準備をします。
といっても、雲が結構あるので、機材を出しっぱなしではちょっと怖いです。もし講演の最中に雨が降ってきても、機材を片付けるために講演を中断して抜けるわけにはいきません。最悪雨に濡れてもいい、テーブルと椅子だけ出しておくことにしました。
18時頃になり、再び講演会場に行きます。スタッフの方たちと一通り挨拶して、接続テストです。スタートが18時半なのですがちょうど食事の時間くらいなので、人が集まるか少し心配していました。18時半直前になってぼちぼち人が入り始め、18時半の時点ではまだ大人子供合わせて20人くらいだったでしょうか。講演終了予定が19時15分で、観望会が21時までなのですが、まだ日が長く講演が終わってもまだ明るいはずなので、時間の余裕はあるということで、もう少し待ちました。18時半を過ぎるとどんどん人が増えてきます。18時35分くらいだったでしょうか、ではそろそろ始めましょうとスタートしたのですが、それでもまだ人は入ってきます。
最終的には、スタッフの人が来ている人の靴を数えてくれていて、およそ100足あったらしいです。さすがにこの人数だと、会場はかなりキツキツで、人が部屋いっぱいに広がっていました。用意していた椅子は全然足りずに、大人の方もかなり床に座ってもらいました。
一番難しいのは、対象が子供ということです。聞いてみると、小学生未満は一人だけ、小学3年生と4年生が同じくらいで一番多かったです。4年生の理科で星のことを学ぶのと、近所の小学校で4年生を対象にチラシを配布したとのことです。
子供はとても正直で、飽きてくるとじっと話を聞かずに歩き回ったりする子も少なくないです。実際、講演前はプロジェクターの光を使って、スクリーンに手や体を使って影を作って遊んでいます。普通の北極星を探そうとか、夏の大三角を探そうというお話だけだと、星が好きな子はいいのですが、興味がない子だと多分飽きてしまうでしょう。そこで今回は、クイズを多用することにしました。クイズと言っても、単純な3択クイズとかではありません。
子供といえども、一生懸命に考えて欲しいと思っています。そう、いつもやっている太陽はどちらから昇るかから始まって、月はどちらから昇ってどちらに沈むかを聞いていきます。太陽は小学生でもさすがにすぐにわかります。太陽が動く理由も、地球が回転しているからと理解してくれます。あ、「違うよ、地球は太陽の周りを回ってるんだよ!」と、公転と自転を区別できない子供がいましたが、こういったことを大きな声で言ってくれるのはうれしいですね。月がどちらから昇るかは、子供だけでなく、大人もわかっている人の方が少なそうです。
夏の大三角の話に持っていって、星がどちらから昇るか、水平に見えたベガが天頂に昇るまで何時間かかるかも考えてもらいました。太陽も月も星も地球が動くので昇り方は同じで、1日に星がどれだけ回転するかを考えたら半日でどれだけ動くかわかり、最後には90度動くのにかかる時間も子供でも十分に理解してくれます。
夏の大三角は七夕伝説に持っていきます。高岡は面白くて、富山県最大の七夕まつりが高岡市内の戸出というところで7月初めに開催され、それとは別に、これもかなり大きな規模の高岡七夕まつりというのが旧暦にならって8月初めに開催されます。そう、ここ高岡市は新暦の七夕と旧暦の七夕まつりを両方とも味わうことができる、珍しい場所なのです。富山県は比較的旧暦の七夕を祝うところが残っています。田畑が広がるので、月の満ち欠けで暦を判断する風習が残りやすかったのかもしれません。
七夕から、天の川の話に持っていき、南の天の川は銀河中心を見ていること、反対に北の天の川は銀河の端を見ているという話まで持っていきます。会場には明らかに星に詳しそうな子が二人いました。その子達も銀河のことくらいまでは知っていたようです。
そこから更に、天の川が見えない方向は何が見えるかというクイズを出して、春のおとめ座銀河団を撮った画像を見せました。その画像の中にどれくらいの数の銀河があるかという画面を見せると、星に詳しい二人もこんな密度だとは知らなかったようで、その子達を含めてみんなびっくりしていました。天の川の星が邪魔しないので遠くの銀河がよく見えるということも、反応を見ている限り、大人だけでなく、子供たちもよく理解してくれていたと思います。
更にここから、スケールを広げ、秋の銀河が少ない理由を話し、宇宙の泡構造まで持っていき、ブラックホールや重力波、ニュートリノなど、比較的近くにあるカミオカラボの紹介をして、宇宙にはまだ謎がいっぱいというところまで行きました。
最後にはまた近くに戻って、普段の生活が宇宙にどれだけ関わっているかを考えてもらいました。一日、二日と日を数える「日」は太陽のこと、一月、二月と月を数える「月」はお月様のこと、夏と冬など季節は地球の公転です。植物の成長、睡眠、水の循環、潮の満ち引きなど、生き物が生き物として生きるのに、宇宙は実はものすごく絡んでいるんですよね。基本的には太陽や月の影響ですが、太陽より遠い天体は生活に影響があるのか?という話も用意してました。でも時間も押していたのと、ちょっと難しそうなのでスキップとしました。
今回は、ずーっと子供達と会話しながらの講演になり、とても楽しかったです。終始子供達がひっきりなしに答えを言いまくるのでなかなか大変でしたが、これだけ反応があると、講演を引き受けた甲斐があったというものです。19時20分くらいだったでしょうか、ほぼ予定通り45分で終了し、次はいよいよスターウォッチングです。よほど星が見たくなったのでしょうか、子供たちは部屋から飛び出していきました。
大人の方の反応も上々だったようで、終わってから世話役の方やスタッフの方達からも、ものすごく面白かったとの感想をたくさんいただきました。私の話は、できるだけ知識は必要とせず、なぜそうなるかを考えてもらうので、子供でも大人でもあまり年齢に関わらず楽しんでもらえるようにしているつもりです。観望会の時に、若い社会人の女の子の二人組と話す機会があったのですが、講演も聞いてくれていたとのことで、これまでほとんど聞いたことがない話が多くて、相当面白かったとのことです。また来年も来てみたいと言ってくれました。実は今週金曜日も、富山駅近くの環水公園というところで観望会があるので、誘っておきました。
さて、観望会の方ですが、そこそこ晴れていましたが、常にどこかに雲があり、月が見えたり見えなかったり、夏の大三角も見えたり見えなかったりで、ちょっと微妙でした。それでもたくさんの望遠鏡が出ていて、月や金星、アルビレオなど、見どころは幾つもあったので、子供も大人も楽しめたのかと思います。
私はというと、今回実はTSA-120を用意していたのですが、ポータブルバッテリーを忘れるというポカをやらかして赤道儀が使えなかったので、泣く泣く電池駆動のトラバースにFMA135を載せたいつもの電視観望で、月とM57とM27を見せました。観望会ではいつも用意しておく外部モニターも使えずじまいでした。
雲が多かったことと、多分空の状況はあまりよくなかったので、星雲は数多くは見えず、20時半頃にはもうお客さんもすっかり少なくなってきました。子供だと21時くらいには寝てしまうことも多いので、日が長いうちの夏の観望会はどうしても時間が限られてしまいます。観望会には250人くらいきていたということで、各望遠鏡には長い列ができていることもありました。電視観望は比較的人数も捌けるので、ある程度多くの方に見て頂けたと思います。
お客さんもほとんどいなくなった21時前にはもう終了宣言が出て、21時過ぎには片付けも終え、イオンに妻を迎えにいきました。帰りの車で、講演がかうまくいったことを話し、帰路につきました。
少し前の7月11日、天気が悪かったのでブログ記事にはしませんでしたが、飛騨コスモス天文台で観望会がありました。天気予報では絶望的だったのですが、かんたろうさんも来るというので、他のスタッフの方とも顔だけでも合わせられればということで、ほぼ何の機材も持たずに、ガソリン代の節約のため妻の小さい車を借りて、現地へ向かいました。途中、神岡町でいつも行く「もりのや」で唐揚げ定食を食べました。唐揚げの量にちょっとびっくりしました。
その後、18時半頃にコスモス天文台に到着。
天気はドン曇りで、たまにパラパラと雨っぽかったりもしたので、機材は何も出さずに、すでに来ていたメンバーとまったりモードです。途中からお客さんも何人かきていましたが、基本的に何もできず...
と思っていたのですが、暗くなってきてから、天気予報に反して少しずつですが、一部で雲ごしに星が見え始めました。下は手持ちのカメラで、手ぶれ防止で5秒露光で撮ったものですが、雲越しに多少なりとも星が出ているのがわかります。
かんたろうさんが双眼鏡を出していたので、コートハンガーとか、いくつか見せてもらいました。私はというと、最低限の機材はもってきたつもりだったのですが、いつもと車が違ったせいか、広域電視観望のためのカメラ三脚がない、普通の電視観望でトラバースはあったのに、FMA135を忘れたとかで、もう散々で全くやる気が出ず、何もできないまま終わりました。雲が途切れることはなかったですが、かんたろうさんのおかげもあり、それでも一部見ることができたので、今のところ「飛騨コスモスに行ったのに見えなかった日はない記録」はかろうじて更新されました。
夏は観望会や、星まつりが多いです。今年は最初涼しかったので、このまま続くかと思っていたのですが、結局例年通りまたものすごく暑くなっています。あまり無理せず、体調を壊さない程度に、今年も行事に参加していこうと思います。
昨年の記事はこちらになります。
今年も開催
この観望会への参加は、今回で3回目になるみたいです。過去記事によると、一昨年は天気が悪く記事にせず、昨年は天気が良く見えたと書いてますが、この時期は夏の観望会が多すぎてどれがどれだったか、こんがらがってしまいます。やっぱり記録にとっておくのは大事ですね。
今回は準備が大変
このおとぎの森観望会のときは、毎回早めに自宅を出て、たいてい会場すぐ近くのイオンモールに行くのが恒例です。こんなふうに、観望会以外に何か時間を過ごせそうなことがある場合は、なんだかんだ言って妻も一緒についてきます。この日も自宅を14時前には出て、イオンモールには14時半頃に到着しました。少し早すぎる到着です。
というのも、今回は観望会前に講演を頼まれているのです。ターゲットは主に小学生の子供たちとのこと。あらかた準備は済ませてましたが、モールのフードコートでPCを出してスライドの最後の仕上げです。もちろんその間、妻はショッピングです。
講演が18時半からということで、逆算していくと、遅くても18時には会場入りして接続チェック、実際には観望会の機材の準備もあるので、17時過ぎくらいには公園に着きたいです。その前に夕食をとっておくとすると、逆算すると16時くらいには食べることを考えておいた方が良さそうです。
あらかじめ時間は確認してあったので、16時過ぎに妻がフードコートに戻ってきました。私は牛角のカルビ丼に盛岡冷麺の小さいのを追加、妻はそこまでお腹が空いていないということで、フレッシュネスバーガーを注文してました。富山市内にはイオンモールがないので、隣の高岡市のイオンモールには、こうやってフードコートに来るだけで楽しいので、いい機会です。
食べてる間に、今日の講演のスライドを妻にチェックしてもらいました。小学生がメインなので、あまり星に詳しくない妻でさえわからないというなら、子供相手だと全然無理なはずです。でも、聞いている限り結構面白そうにしている反応だったので、とりあえずよしとします。
17時前になって、イオンを出発して、おとぎの森公園へ。妻は観望会には興味がなく、そのままモールでショッピングを続けます。終わったら迎えにきてくれればいいそうです。
17時頃には会場に着きました。さすがに早すぎると思ったら、すでに一人メンバーが到着していて、早速観望会の準備を始めてました。私はまずは講演会場になる「こどもの家」に行くと、ちょうど世話役の方が到着して2階の会場を確認できました。あまり広くないと聞いていたのですが、そこそこの広さはあり、子供には床に座って聞いてもらえば数十人は十分入れそうです。接続テストは会場のセッティングができてからということで、そちらはスタッフさんがまた来てやってくれるとのことなので、私は一旦外に出て、観望会の準備をします。
といっても、雲が結構あるので、機材を出しっぱなしではちょっと怖いです。もし講演の最中に雨が降ってきても、機材を片付けるために講演を中断して抜けるわけにはいきません。最悪雨に濡れてもいい、テーブルと椅子だけ出しておくことにしました。
星空を見るのが楽しくなるお話
18時頃になり、再び講演会場に行きます。スタッフの方たちと一通り挨拶して、接続テストです。スタートが18時半なのですがちょうど食事の時間くらいなので、人が集まるか少し心配していました。18時半直前になってぼちぼち人が入り始め、18時半の時点ではまだ大人子供合わせて20人くらいだったでしょうか。講演終了予定が19時15分で、観望会が21時までなのですが、まだ日が長く講演が終わってもまだ明るいはずなので、時間の余裕はあるということで、もう少し待ちました。18時半を過ぎるとどんどん人が増えてきます。18時35分くらいだったでしょうか、ではそろそろ始めましょうとスタートしたのですが、それでもまだ人は入ってきます。
最終的には、スタッフの人が来ている人の靴を数えてくれていて、およそ100足あったらしいです。さすがにこの人数だと、会場はかなりキツキツで、人が部屋いっぱいに広がっていました。用意していた椅子は全然足りずに、大人の方もかなり床に座ってもらいました。
一番難しいのは、対象が子供ということです。聞いてみると、小学生未満は一人だけ、小学3年生と4年生が同じくらいで一番多かったです。4年生の理科で星のことを学ぶのと、近所の小学校で4年生を対象にチラシを配布したとのことです。
子供はとても正直で、飽きてくるとじっと話を聞かずに歩き回ったりする子も少なくないです。実際、講演前はプロジェクターの光を使って、スクリーンに手や体を使って影を作って遊んでいます。普通の北極星を探そうとか、夏の大三角を探そうというお話だけだと、星が好きな子はいいのですが、興味がない子だと多分飽きてしまうでしょう。そこで今回は、クイズを多用することにしました。クイズと言っても、単純な3択クイズとかではありません。
子供といえども、一生懸命に考えて欲しいと思っています。そう、いつもやっている太陽はどちらから昇るかから始まって、月はどちらから昇ってどちらに沈むかを聞いていきます。太陽は小学生でもさすがにすぐにわかります。太陽が動く理由も、地球が回転しているからと理解してくれます。あ、「違うよ、地球は太陽の周りを回ってるんだよ!」と、公転と自転を区別できない子供がいましたが、こういったことを大きな声で言ってくれるのはうれしいですね。月がどちらから昇るかは、子供だけでなく、大人もわかっている人の方が少なそうです。
夏の大三角の話に持っていって、星がどちらから昇るか、水平に見えたベガが天頂に昇るまで何時間かかるかも考えてもらいました。太陽も月も星も地球が動くので昇り方は同じで、1日に星がどれだけ回転するかを考えたら半日でどれだけ動くかわかり、最後には90度動くのにかかる時間も子供でも十分に理解してくれます。
夏の大三角は七夕伝説に持っていきます。高岡は面白くて、富山県最大の七夕まつりが高岡市内の戸出というところで7月初めに開催され、それとは別に、これもかなり大きな規模の高岡七夕まつりというのが旧暦にならって8月初めに開催されます。そう、ここ高岡市は新暦の七夕と旧暦の七夕まつりを両方とも味わうことができる、珍しい場所なのです。富山県は比較的旧暦の七夕を祝うところが残っています。田畑が広がるので、月の満ち欠けで暦を判断する風習が残りやすかったのかもしれません。
七夕から、天の川の話に持っていき、南の天の川は銀河中心を見ていること、反対に北の天の川は銀河の端を見ているという話まで持っていきます。会場には明らかに星に詳しそうな子が二人いました。その子達も銀河のことくらいまでは知っていたようです。
そこから更に、天の川が見えない方向は何が見えるかというクイズを出して、春のおとめ座銀河団を撮った画像を見せました。その画像の中にどれくらいの数の銀河があるかという画面を見せると、星に詳しい二人もこんな密度だとは知らなかったようで、その子達を含めてみんなびっくりしていました。天の川の星が邪魔しないので遠くの銀河がよく見えるということも、反応を見ている限り、大人だけでなく、子供たちもよく理解してくれていたと思います。
更にここから、スケールを広げ、秋の銀河が少ない理由を話し、宇宙の泡構造まで持っていき、ブラックホールや重力波、ニュートリノなど、比較的近くにあるカミオカラボの紹介をして、宇宙にはまだ謎がいっぱいというところまで行きました。
最後にはまた近くに戻って、普段の生活が宇宙にどれだけ関わっているかを考えてもらいました。一日、二日と日を数える「日」は太陽のこと、一月、二月と月を数える「月」はお月様のこと、夏と冬など季節は地球の公転です。植物の成長、睡眠、水の循環、潮の満ち引きなど、生き物が生き物として生きるのに、宇宙は実はものすごく絡んでいるんですよね。基本的には太陽や月の影響ですが、太陽より遠い天体は生活に影響があるのか?という話も用意してました。でも時間も押していたのと、ちょっと難しそうなのでスキップとしました。
今回は、ずーっと子供達と会話しながらの講演になり、とても楽しかったです。終始子供達がひっきりなしに答えを言いまくるのでなかなか大変でしたが、これだけ反応があると、講演を引き受けた甲斐があったというものです。19時20分くらいだったでしょうか、ほぼ予定通り45分で終了し、次はいよいよスターウォッチングです。よほど星が見たくなったのでしょうか、子供たちは部屋から飛び出していきました。
その後の観望会
大人の方の反応も上々だったようで、終わってから世話役の方やスタッフの方達からも、ものすごく面白かったとの感想をたくさんいただきました。私の話は、できるだけ知識は必要とせず、なぜそうなるかを考えてもらうので、子供でも大人でもあまり年齢に関わらず楽しんでもらえるようにしているつもりです。観望会の時に、若い社会人の女の子の二人組と話す機会があったのですが、講演も聞いてくれていたとのことで、これまでほとんど聞いたことがない話が多くて、相当面白かったとのことです。また来年も来てみたいと言ってくれました。実は今週金曜日も、富山駅近くの環水公園というところで観望会があるので、誘っておきました。
さて、観望会の方ですが、そこそこ晴れていましたが、常にどこかに雲があり、月が見えたり見えなかったり、夏の大三角も見えたり見えなかったりで、ちょっと微妙でした。それでもたくさんの望遠鏡が出ていて、月や金星、アルビレオなど、見どころは幾つもあったので、子供も大人も楽しめたのかと思います。
私はというと、今回実はTSA-120を用意していたのですが、ポータブルバッテリーを忘れるというポカをやらかして赤道儀が使えなかったので、泣く泣く電池駆動のトラバースにFMA135を載せたいつもの電視観望で、月とM57とM27を見せました。観望会ではいつも用意しておく外部モニターも使えずじまいでした。
雲が多かったことと、多分空の状況はあまりよくなかったので、星雲は数多くは見えず、20時半頃にはもうお客さんもすっかり少なくなってきました。子供だと21時くらいには寝てしまうことも多いので、日が長いうちの夏の観望会はどうしても時間が限られてしまいます。観望会には250人くらいきていたということで、各望遠鏡には長い列ができていることもありました。電視観望は比較的人数も捌けるので、ある程度多くの方に見て頂けたと思います。
お客さんもほとんどいなくなった21時前にはもう終了宣言が出て、21時過ぎには片付けも終え、イオンに妻を迎えにいきました。帰りの車で、講演がかうまくいったことを話し、帰路につきました。
おまけの観望会の記録
少し前の7月11日、天気が悪かったのでブログ記事にはしませんでしたが、飛騨コスモス天文台で観望会がありました。天気予報では絶望的だったのですが、かんたろうさんも来るというので、他のスタッフの方とも顔だけでも合わせられればということで、ほぼ何の機材も持たずに、ガソリン代の節約のため妻の小さい車を借りて、現地へ向かいました。途中、神岡町でいつも行く「もりのや」で唐揚げ定食を食べました。唐揚げの量にちょっとびっくりしました。
唐揚げの数を数えたら7個ありました。お腹いっぱいになります。
その後、18時半頃にコスモス天文台に到着。
天気はドン曇りで、たまにパラパラと雨っぽかったりもしたので、機材は何も出さずに、すでに来ていたメンバーとまったりモードです。途中からお客さんも何人かきていましたが、基本的に何もできず...
と思っていたのですが、暗くなってきてから、天気予報に反して少しずつですが、一部で雲ごしに星が見え始めました。下は手持ちのカメラで、手ぶれ防止で5秒露光で撮ったものですが、雲越しに多少なりとも星が出ているのがわかります。
かんたろうさんが双眼鏡を出していたので、コートハンガーとか、いくつか見せてもらいました。私はというと、最低限の機材はもってきたつもりだったのですが、いつもと車が違ったせいか、広域電視観望のためのカメラ三脚がない、普通の電視観望でトラバースはあったのに、FMA135を忘れたとかで、もう散々で全くやる気が出ず、何もできないまま終わりました。雲が途切れることはなかったですが、かんたろうさんのおかげもあり、それでも一部見ることができたので、今のところ「飛騨コスモスに行ったのに見えなかった日はない記録」はかろうじて更新されました。
夏は観望会や、星まつりが多いです。今年は最初涼しかったので、このまま続くかと思っていたのですが、結局例年通りまたものすごく暑くなっています。あまり無理せず、体調を壊さない程度に、今年も行事に参加していこうと思います。








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