2週連続の太陽撮影です。七夕の日の日曜の朝の撮影です。
朝の撮影は5月18日(土)と6月29日(土)に続いて今回で3回目です。過去2回解像度もそこそこ出て、前回は粒状斑を出す手法も少しわかってきました。今回はどうだったでしょうか?
まずHα画像ですが、これを撮影して画像処理をすることでシンチレーションの指標になるようになってきました。 具体的には、ImPPGのLucy-Richardson deconvolutionのsigmaの値が小さくて済む場合はシンチレーションがいいです。細かい模様が残ると言う意味です。シンチレーションが悪いとそのsigmaをある程度大きくせざるを得ず、解像度はそれなりに悪くなっていきます。前回は1.5程度、今回は2-3程度が良かったので、シンチレーションは少し落ちたくらいかと思います。それでも十分良かった方だと思います。
撮影条件は前回とほとんど同じです。違うところは三脚にゴム板を置いたこととだけですが、風が結構強かったので、揺れは結構大きかったです。やりたかったPSTの調整は暑くて、やる気になりませんでした。この日は朝8時頃からもう30℃になっていてたので、準備も含めて、Hαも白色撮影も短時間で済ませました。
まず一番大きな黒点AR3736です。
東側のAR3738群です。プロミネンスも同じ画面に収めてみました。
西端に近いAR3733です。
この結果を見る限り、シンチレーションはやはり前回の方が良くて、それに隠れてか地面の揺れを防止したことの影響は見えていなさそうです。
今回も白色光を撮ってみました。違いは、前回初めて使ったGreenフィルターに加えて、UV/IRカットフィルターを加えたことです。後のセットアップは同じで、C8にOD5のAstroSolar Safety filmをつけ、Apollo-M MINIで撮影しています。まだOD3.8のフィルターは準備ができていません。
まずは前回撮り忘れたPowerMATEなしの画像です。黒点の数はだいぶ寂しくなっているのがわかります。1週間で結構変わるものです。
次にx4のPowerMATEを入れた画像です。前回試したように、事前にser playerで模様をある程度出しておきます。
まあ、前回と同じくらいのレベルまで出ているので、再現性もあると言えるかと思います。でももう少し出て欲しいです。何が問題なのでしょうか?
朝の撮影はやはり良さそうです。特に夏は暑くて早くから太陽も高くなるので、早いうちにパッと撮影してしまうことがいいでしょう。粒状斑はまだ一段階くらい何か謎がありそうな気がしています。実は今回PSTでHαから大きくずらして白色光に近いものを撮影したり、Photosphereも使ってみましたが、前者は解像度は出るものの粒状斑はでず、後者は解像度がでずで諦めました。次の一手が機材なのか、シンチレーションなのか、画像処理なのか、もう少し考えたいと思います。
3度目の朝の撮影
朝の撮影は5月18日(土)と6月29日(土)に続いて今回で3回目です。過去2回解像度もそこそこ出て、前回は粒状斑を出す手法も少しわかってきました。今回はどうだったでしょうか?
まずHα画像ですが、これを撮影して画像処理をすることでシンチレーションの指標になるようになってきました。 具体的には、ImPPGのLucy-Richardson deconvolutionのsigmaの値が小さくて済む場合はシンチレーションがいいです。細かい模様が残ると言う意味です。シンチレーションが悪いとそのsigmaをある程度大きくせざるを得ず、解像度はそれなりに悪くなっていきます。前回は1.5程度、今回は2-3程度が良かったので、シンチレーションは少し落ちたくらいかと思います。それでも十分良かった方だと思います。
撮影条件は前回とほとんど同じです。違うところは三脚にゴム板を置いたこととだけですが、風が結構強かったので、揺れは結構大きかったです。やりたかったPSTの調整は暑くて、やる気になりませんでした。この日は朝8時頃からもう30℃になっていてたので、準備も含めて、Hαも白色撮影も短時間で済ませました。
まず一番大きな黒点AR3736です。
東側のAR3738群です。プロミネンスも同じ画面に収めてみました。
西端に近いAR3733です。
この結果を見る限り、シンチレーションはやはり前回の方が良くて、それに隠れてか地面の揺れを防止したことの影響は見えていなさそうです。
粒状斑
今回も白色光を撮ってみました。違いは、前回初めて使ったGreenフィルターに加えて、UV/IRカットフィルターを加えたことです。後のセットアップは同じで、C8にOD5のAstroSolar Safety filmをつけ、Apollo-M MINIで撮影しています。まだOD3.8のフィルターは準備ができていません。
まずは前回撮り忘れたPowerMATEなしの画像です。黒点の数はだいぶ寂しくなっているのがわかります。1週間で結構変わるものです。
次にx4のPowerMATEを入れた画像です。前回試したように、事前にser playerで模様をある程度出しておきます。
まあ、前回と同じくらいのレベルまで出ているので、再現性もあると言えるかと思います。でももう少し出て欲しいです。何が問題なのでしょうか?
まとめ
朝の撮影はやはり良さそうです。特に夏は暑くて早くから太陽も高くなるので、早いうちにパッと撮影してしまうことがいいでしょう。粒状斑はまだ一段階くらい何か謎がありそうな気がしています。実は今回PSTでHαから大きくずらして白色光に近いものを撮影したり、Photosphereも使ってみましたが、前者は解像度は出るものの粒状斑はでず、後者は解像度がでずで諦めました。次の一手が機材なのか、シンチレーションなのか、画像処理なのか、もう少し考えたいと思います。






コメント
コメント一覧 (7)
太陽用のオートガイダーいついてですが、最近、jun1wataさんが、ラズパイとpythonによる自作のアプリで太陽の中心を点に置き換えて、その画面をカメラ出力としてPHD2に入力しガイドするという目から鱗の方法を公開しておられます。試験結果も上々のようです。また、ラズパイ導入編も掲載してくださってます。既にご存じであればご容赦ください。
画期的ですね!昔同じような考えをしたことがありますが、やはり太陽をPHD2に読み込ませる手段を思いつかなくて私は諦めてしまいました。
最近は太陽タイムラプスもご無沙汰しているので、なかなかいろんなことが試せていませんが、また復帰した際には是非とも試してみたいと思います。ju1wataさんすごいです。
PHD2の惑星、太陽対応版のβtestサイトと運用報告、ダウンロードサイトを見つけました。晴れたら試そうと思います。もしかすると、究極の理想の太陽ガイダーかと。下記にサイト等を報告します。
STARGAZERS LOUNGE
https://stargazerslounge.com/topic/419722-solar-and-lunar-autoguiding-with-phd2/
"Solar and Lunar autoguiding with PHD2."
Leo Shatz Posted March 3 (edited)
太陽での極軸合わせとガイディングの様子
youtube -> " A sample timelapse created using PHD2 Planetary Tracking "
Leo Shatz Posted March 4
日食でのガイディング(皆既、部分)の様子)
Leo Shatz Posted March 21
修正版の報告
修整版のダウンロードサイト
https://github.com/Eyeke2/phd2.planetary/releases/tag/v2.6.13-planet.dev7.rc1
"Quick Start Guide for Solar Guiding"
https://github.com/Eyeke2/phd2.planetary/wiki/Quick-Start-Guide-for-Solar-Guiding
ページ内にその他の情報も載せられています。
なんかすごいことになっていますね。
日食時でも、皆既の時でもきちんと認識できているのがすごいです。光球面のタイムラプスも全くズレてませんね。
これはすごいです。
今日のLatest版であるv2.6.13dev7-solarでテストしました。
カメラ接続や露出で少し時間がかかりましたが無事動きました。
ドリフト法で太陽の極軸合わせもできたし、Lusol-guideよりは良さそうです(なにより今は開発されている安心感)。
ただ雲が出た時の動きはLusol の方がよさげ(マニュアルベース)ですが?
経過報告はXで。
情報ありがとうございました。
講演ではふれなかったですが、もう一つJUN1WATAさんのpythonコードを挟んで太陽画像をPHD2に渡すのもありますね。
https://jun1wata.wordpress.com/2024/08/17/太陽オートガイダー自作-1%EF%B8%8F⃣-実験/
選択肢が増えるのはいいことだと思います。