土曜に引き続き、日曜も朝から晴れているので太陽観測です。今日は昨日出ていなかった小さなプロミネンスが出ています。代わりに昨日大きかったプロミネンスは少し小さくなっています。こうやって日々変わっていくところが太陽の面白いところでしょうか。
手法は昨日までとほぼ同じです。ただし、太陽らしい色を出すために青と緑のセンサーの情報も使っています。
プロミネンスだけを取り出しても結構見栄えがします。もっと大きなプロミネンスが出た時に写してみたいです。
さて、今日もう一つ大きなことをしました。手持ちのiOptronの焦点距離400mm、口径80mmの鏡筒にP.S.T.のエタロン部、及び焦点部、フィルター部を取り付けて口径を大きくして撮影してみました。P.S.T. 大口径化計画の初期テストです。焦点距離はP.S.T.と同じですが、うまくいくと口径が2倍になるので分解能も2倍細かく見えるはずです。まだ試しなので、iOptronについていたアイピース側のフォーカサー一式を取り外し、下にプレート置いてそこにiOptronの鏡筒部とP.S.T.のエタロン部より下流側を配置しました。隙間も空いていますがまあ気にしないでおきます。
いちばんの問題は、エタロンがF10用に設計されているはずなので、エタロンへの入射光が平行光で無くなるはずで、性能が落ちるなどの無理がくるはずです。さて試して見ると、まず合焦は問題なくします。ただし、ピントを合わせていく過程で像がピントに合わせて拡大、縮小されるようになりました。ノーマルなP.S.T.の時はこんなことはなかったので、F値が変わったことの影響が出たようです。その後、バローも試しましたが、最初対物レンズからエタロンまでの距離が短かったため、合焦しませんでした。対物レンズ-エタロン間の距離を1インチほど長くしてやることで、無事に合焦するようになりました。
ノーマルP.S.T.と80mm P.S.T.でこの状態で解像度を見るために拡大して撮影してみました。昨日までの5倍とは違って、Celestronの3倍のバローレンズです。Autostakkert3でスタックして、Registax6でWavelet変換しました。Phoroshopなどは使っていません。ニュートンリングが見えているのはとりあえず気にしないでください。
まずはノーマルのP.S.T.の口径40mm。
次に魔改造後の口径80mmでの撮影結果です。
画像処理もAutoStakkert3, Registax6も全く同じパラメータで処理したので、ある程度きちんと比較できると思います。結果は黒い筋のところを見るのがいちばんわかりやすいですが、明らかに80mmで撮ったほうが分解能が高いです。これは思ったより差が出ました。撮影している最中は外で明るかったせいか、画面上ではほとんど見分けがつかなかったのですが、画像処理をするとさすがに細かい違いがわかります。これはもっとやる価値がありそうです。やはり10cmクラスで、F10付近の鏡筒に取り付けるべきでしょうか。BFの径が5mmなのが気になり出しそうです。いずれにせよこれはもう少しチャレンジしていきたいです。
夜は子供達が集まって観望会。M42をFAMILY800と、SCOPETECHの60mmと、Vixenの初代ポラリス80Lで見比べました。古くてもさすがに口径80mmの初代ポラリスが圧倒的でした。FAMILY800はアイピースがダメなのか、もしくは汚れてしまっているのか、にじんでしまい、どの星を見ても星雲に見えてしまいました。アイピースを変えるだけでもかなりマシになると思います。あと、微動機構をつけたくなります。
その時にSCOPTECH60mmに同じくSCOPETECHが販売しているスマホアダプターをつけてiPhone5で撮った月です。
鏡像になってしまっていますが、こんなんでも結構取れてしまうので、観望会で手持ちのスマホで撮影というが受けるわけです。
さて、2日連続の太陽撮影に、P.S.T.の改造、夜の観望会と今週も充実した週末でした。
富山県富山市
P.S.T. + ASI178MC+ Advanced VX赤道儀
Surface1 (2018/3/4 11時57分 ): : Shutter 10ms, gain 175, 400/500 frames
Surface2 (2018/3/4 11時56分 ): : Shutter 10ms, gain 325, 400/500 frames
Prominence (2018/3/4 11時59分 ): Shutter 20ms, gain 325, 400/500 frames
Autostakkert3 + Registax6 + Photoshop CCで画像処理
プロミネンスだけを取り出しても結構見栄えがします。もっと大きなプロミネンスが出た時に写してみたいです。
さて、今日もう一つ大きなことをしました。手持ちのiOptronの焦点距離400mm、口径80mmの鏡筒にP.S.T.のエタロン部、及び焦点部、フィルター部を取り付けて口径を大きくして撮影してみました。P.S.T. 大口径化計画の初期テストです。焦点距離はP.S.T.と同じですが、うまくいくと口径が2倍になるので分解能も2倍細かく見えるはずです。まだ試しなので、iOptronについていたアイピース側のフォーカサー一式を取り外し、下にプレート置いてそこにiOptronの鏡筒部とP.S.T.のエタロン部より下流側を配置しました。隙間も空いていますがまあ気にしないでおきます。
P.S.Tに口径80mmのiOptron製の鏡筒部分を取り付けました。
いちばんの問題は、エタロンがF10用に設計されているはずなので、エタロンへの入射光が平行光で無くなるはずで、性能が落ちるなどの無理がくるはずです。さて試して見ると、まず合焦は問題なくします。ただし、ピントを合わせていく過程で像がピントに合わせて拡大、縮小されるようになりました。ノーマルなP.S.T.の時はこんなことはなかったので、F値が変わったことの影響が出たようです。その後、バローも試しましたが、最初対物レンズからエタロンまでの距離が短かったため、合焦しませんでした。対物レンズ-エタロン間の距離を1インチほど長くしてやることで、無事に合焦するようになりました。
ノーマルP.S.T.と80mm P.S.T.でこの状態で解像度を見るために拡大して撮影してみました。昨日までの5倍とは違って、Celestronの3倍のバローレンズです。Autostakkert3でスタックして、Registax6でWavelet変換しました。Phoroshopなどは使っていません。ニュートンリングが見えているのはとりあえず気にしないでください。
まずはノーマルのP.S.T.の口径40mm。
ノーマルP.S.T.での撮影。口径40mm。
P.S.T.のエタロン部を口径80mmの鏡筒に取り付けての撮影。
拡大図: 口径40mm(左)と口径80mm(右)。
画像処理もAutoStakkert3, Registax6も全く同じパラメータで処理したので、ある程度きちんと比較できると思います。結果は黒い筋のところを見るのがいちばんわかりやすいですが、明らかに80mmで撮ったほうが分解能が高いです。これは思ったより差が出ました。撮影している最中は外で明るかったせいか、画面上ではほとんど見分けがつかなかったのですが、画像処理をするとさすがに細かい違いがわかります。これはもっとやる価値がありそうです。やはり10cmクラスで、F10付近の鏡筒に取り付けるべきでしょうか。BFの径が5mmなのが気になり出しそうです。いずれにせよこれはもう少しチャレンジしていきたいです。
夜は子供達が集まって観望会。M42をFAMILY800と、SCOPETECHの60mmと、Vixenの初代ポラリス80Lで見比べました。古くてもさすがに口径80mmの初代ポラリスが圧倒的でした。FAMILY800はアイピースがダメなのか、もしくは汚れてしまっているのか、にじんでしまい、どの星を見ても星雲に見えてしまいました。アイピースを変えるだけでもかなりマシになると思います。あと、微動機構をつけたくなります。
その時にSCOPTECH60mmに同じくSCOPETECHが販売しているスマホアダプターをつけてiPhone5で撮った月です。
鏡像になってしまっていますが、こんなんでも結構取れてしまうので、観望会で手持ちのスマホで撮影というが受けるわけです。
さて、2日連続の太陽撮影に、P.S.T.の改造、夜の観望会と今週も充実した週末でした。
続き P.S.T. (その10): 画像処理の検証をしてみます。










コメント
コメント一覧 (2)
私はアイピース部分の改造後、特に大口径にしてからもですが、アイピースで覗くことは止めています。カメラでの撮影にしか使わないと決めています。よほどでなければ大丈夫なはずですが、万が一割れる可能性が0ではないからです。
こういった記事を書くことは少し躊躇する気持ちもあります。自分は安全に気をつけても、他の人は安易に真似をすることもあり得るからです。ものは壊れただけで済みますが、その時に目に太陽の集光された光が入ったら、失明は免れません。
その一方、海外では出回っている情報の焼き直しの感もありますが、このようなことが世界中で行われているということを、自分自身で試して、その結果を日本語で公開するということに意義を感じて書いています。
自分自身にも言い聞かせていますが、この記事を読んでもし似たようなこと試そうという方がいましたら、くれぐれも自己責任で、安全には本当に気をつけてください。よろしくお願いいたします。