2024年の年末、今年も実家の名古屋に帰省しています。普段なかなか帰れなくて、母が一人なので年末年始くらいは一緒に過ごそうと思っているくらいの軽い気持ちです。
31日の大晦日、家にいても大して面白くないのと、かと言って年末でどこもほとんど開いていないので、数少ない開いている名古屋駅近くのイオンモールに行きました。このイオンはノリタケインモールとかいうのですが、食器メーカーの「ノリタケ」の工場跡にできたもので、さらに会社名の「ノリタケ」も、そこの地名の「則武」からとっているもので、名古屋の人にとっては昔から馴染みもある名前です。イオンモールの敷地の中には塔のような窯の跡があったりして、訪れるだけでも楽しいところです。
イオンの開店は10時なのですが、入り口のところにあるカフェ「THE CITY BAKERY」はモーニングメニューがあり、朝かなり早くから開いています。自宅からイオンまでは市バスで一本で便利なので、あえて車で行かずにバスに乗って行きます。この日も9時前のバスに乗り、9時過ぎくらいには到着、早速モーニングの「CBブレックファスト」を注文。
朝にしてはちょっと贅沢な値段なのですが、とにかく美味しいです。トーストもサラダのドレッシングも、厚くて大きいベーコンも、何気ないメニューなのですが、普段よく食べているガストのモーニングのよく似たセットとは、値段は確かに違いますが、満足度がもう全然違います。しかも、飲み物がおかわりできます。カフェオレのみ追加100円ですが、あとは無料。これもかなり嬉しいです。イオンの開店前なので、基本あまり混んでいないのもいいです。ここでイオンが開店した後もしばらく長居してのんびり過ごしました。
その後少し買い物をして、3階のコニカミノルタのプラネタリウムへ。昼の12時半の回のチケットを取ります。
ここができた頃の3年近く前にも一度このブログでもレポートしています。
ブログ記事にはしていないですが、実はその後何度か訪れています。
プログラム開始の10分前には中に入ることができます。この10分間のデモ映像も毎回楽しみで、この時間に流れる何気ない空の風景が実は一番満足できたりします。しかもこの時間帯のみは撮影可能で、なんとSNSとかで公開も可能です!この日は期待通りの、昼間に雲が流れる風景から、夕方だんだん暗くなり、星が見えるようになってきます。
この何気ない風景が、ここコニカミノルタプラネタリウムの独自のLEDが全面に張り巡らされた高輝度高コントラストで表現できる真骨頂で、雲が流れる空の臨場感や、夕暮れの少し寂しいような雰囲気は、流石に他の投影型のプラネタリウムではどうやっても味わうことができません。前回10月に訪れたときはこのデモの時間がハロウィン映像でスペシャルなものだったので、私的には少し残念でしたが、今回は普通の空で、この時点でかなり満足していました。
スマホで写したので連続の様子を載せておきますが、これは是非ともその場に行って味わって欲しいです。現在の技術でできる空のシミュレータという意味での、プラネタリウムの最高峰を体験することができます。
さて今回選んだプログラムの「星とチルするプレイリスト」ですが、とにかく素晴らしかったです。今回でここコニカミノルタは4回目なのですが、これまで見たプログラムの中で圧倒的に良かったです。
ネタバレになるのであまり書きませんが、とにかく星をじっくり見させてくれます。個人的には、天の川を含めた目で見えるような星空を、このハイコントラストの施設を使って、どこまで自然に見えるのかを確かめたかったということです。曲の選択もよく、曲に合った空を字幕で解説してくれます。解説も秀逸で、全体の雰囲気を壊すこともなく、天文好きな人が作ったことがよくわかります。このプログラムが一般の人にどこまで受けるのかはよくわかりません。でも星好きな人、プラネタリウム好きな人は本当に一見の価値ありです。
その上で、あえてコニカミノルタプラネタリウムさんに要望です。できることならプラネタリウムのシミュレータとしての表現を追求してほしいです。例えば朝まずめの空や、夕焼け、雲が流れる星空や、雷などです。彩度を無理に盛ったりすることなく、LEDが持っている輝度の最大限の表現で、日常にある何気ない空をそのまま味わいたいです。他にも、曇天からパーっと一気に星が見えるとか、雲に隠れてた満月が出てくるとかも見てみたいですし、皆既月食とか、果ては皆既日食の雰囲気まで再現できるならと思いますし、昼間の虹やただの雨、嵐とかも表現できるのでしょうか?
実は、この間の全国プラネタリウム研修会でコニカミノルタのプラネタリウムの関係者の方とお会いできたのですが、その時も同じようなことを伝えました。でも今回のプログラムを見た後だったら、今回の感想もお伝えできたので、今となってはそれがとても残念です。いのさんがXで「まだ機能の3割も使えてない気がしてます。」と言っていましたが、私も同じように思ってしまいます。普通のプラネタリウムでは表現できないようなことに是非とも挑戦していただきたいです。
プラネタリウムを見た後は、モール内にあるフードコートにて、名古屋人のソウルフード「スガキヤ」のラーメンで昼食です。このご時世でも、大盛りで税込540円でした。
スガキヤは幼稚園に入る前から行っていたことを覚えています。名古屋の西区にあったダイヤモンドシティーというショッピングモールに通っていたことがあり、その頃からたまに親がスガキヤに連れてってくれて、小さなお椀にラーメンを分けてもらって食べてました。そのころの値段が確か160円だったはずです。このダイヤモンドシティーも2000年代に入ってからなくなってしまったので、もう記憶の中にだけにある淡い思い出です。
大学受験のために浪人した頃もスガキヤによくお世話になりました。私は予備校に通わない自宅浪人で、昼間はずっと公立の図書館の自習室で勉強していたのですが、予備校が終わったくらいに友人が図書館に来て、「じゃあスガくか!」と言ってしょっちゅう行っていました。もう動詞になっていて、「スガかない、スガきます、スガく、スガくとき、スガけば、スガけ」と、カ行五段活用というわけですね。
フードコートの奥には有料のワーキングスペースがあるのですが、この日は年末でお休みでした。その代わりなのでしょうか、近くのテーブルには勉強とかしている人がいて、私もちょうどCP+関連でやりたいことがあったので、そこで少し長居してしまいました。帰りのバスの時間を調べてからフードコートを出たのですが、イオンが広くて迷ってしまい、目の前でバスが通り過ぎていってしまい、また少し時間を潰す羽目になりました。
昨日のアンドロメダの記事で年末最後にしようと思っていましたが、今回のプラネタリウムが素晴らしすぎて、今実家で紅白を見ながら記事を書いています。結局この記事が今年最後の記事になってしまいました。
前回の記事で今年お世話になった方々へのお礼を書くのを忘れていました。今年は体調を悪くしたので、随分とご心配をかけてしまったかもしれません。
一年間このブログを読んでくれた皆様、本当にありがとうございました。直接お会いできた方も、本当にお世話になりました。
また来年も、よろしくお願いいたします。
ノリタケイオンモール
31日の大晦日、家にいても大して面白くないのと、かと言って年末でどこもほとんど開いていないので、数少ない開いている名古屋駅近くのイオンモールに行きました。このイオンはノリタケインモールとかいうのですが、食器メーカーの「ノリタケ」の工場跡にできたもので、さらに会社名の「ノリタケ」も、そこの地名の「則武」からとっているもので、名古屋の人にとっては昔から馴染みもある名前です。イオンモールの敷地の中には塔のような窯の跡があったりして、訪れるだけでも楽しいところです。
「THE CITY BAKERY」でモーニング
イオンの開店は10時なのですが、入り口のところにあるカフェ「THE CITY BAKERY」はモーニングメニューがあり、朝かなり早くから開いています。自宅からイオンまでは市バスで一本で便利なので、あえて車で行かずにバスに乗って行きます。この日も9時前のバスに乗り、9時過ぎくらいには到着、早速モーニングの「CBブレックファスト」を注文。
朝にしてはちょっと贅沢な値段なのですが、とにかく美味しいです。トーストもサラダのドレッシングも、厚くて大きいベーコンも、何気ないメニューなのですが、普段よく食べているガストのモーニングのよく似たセットとは、値段は確かに違いますが、満足度がもう全然違います。しかも、飲み物がおかわりできます。カフェオレのみ追加100円ですが、あとは無料。これもかなり嬉しいです。イオンの開店前なので、基本あまり混んでいないのもいいです。ここでイオンが開店した後もしばらく長居してのんびり過ごしました。
コニカミノルタプラネタリウム
その後少し買い物をして、3階のコニカミノルタのプラネタリウムへ。昼の12時半の回のチケットを取ります。
ここができた頃の3年近く前にも一度このブログでもレポートしています。
ブログ記事にはしていないですが、実はその後何度か訪れています。
プログラム開始の10分前には中に入ることができます。この10分間のデモ映像も毎回楽しみで、この時間に流れる何気ない空の風景が実は一番満足できたりします。しかもこの時間帯のみは撮影可能で、なんとSNSとかで公開も可能です!この日は期待通りの、昼間に雲が流れる風景から、夕方だんだん暗くなり、星が見えるようになってきます。
この何気ない風景が、ここコニカミノルタプラネタリウムの独自のLEDが全面に張り巡らされた高輝度高コントラストで表現できる真骨頂で、雲が流れる空の臨場感や、夕暮れの少し寂しいような雰囲気は、流石に他の投影型のプラネタリウムではどうやっても味わうことができません。前回10月に訪れたときはこのデモの時間がハロウィン映像でスペシャルなものだったので、私的には少し残念でしたが、今回は普通の空で、この時点でかなり満足していました。
スマホで写したので連続の様子を載せておきますが、これは是非ともその場に行って味わって欲しいです。現在の技術でできる空のシミュレータという意味での、プラネタリウムの最高峰を体験することができます。
「星とチルするプレイリスト」
さて今回選んだプログラムの「星とチルするプレイリスト」ですが、とにかく素晴らしかったです。今回でここコニカミノルタは4回目なのですが、これまで見たプログラムの中で圧倒的に良かったです。
ネタバレになるのであまり書きませんが、とにかく星をじっくり見させてくれます。個人的には、天の川を含めた目で見えるような星空を、このハイコントラストの施設を使って、どこまで自然に見えるのかを確かめたかったということです。曲の選択もよく、曲に合った空を字幕で解説してくれます。解説も秀逸で、全体の雰囲気を壊すこともなく、天文好きな人が作ったことがよくわかります。このプログラムが一般の人にどこまで受けるのかはよくわかりません。でも星好きな人、プラネタリウム好きな人は本当に一見の価値ありです。
その上で、あえてコニカミノルタプラネタリウムさんに要望です。できることならプラネタリウムのシミュレータとしての表現を追求してほしいです。例えば朝まずめの空や、夕焼け、雲が流れる星空や、雷などです。彩度を無理に盛ったりすることなく、LEDが持っている輝度の最大限の表現で、日常にある何気ない空をそのまま味わいたいです。他にも、曇天からパーっと一気に星が見えるとか、雲に隠れてた満月が出てくるとかも見てみたいですし、皆既月食とか、果ては皆既日食の雰囲気まで再現できるならと思いますし、昼間の虹やただの雨、嵐とかも表現できるのでしょうか?
実は、この間の全国プラネタリウム研修会でコニカミノルタのプラネタリウムの関係者の方とお会いできたのですが、その時も同じようなことを伝えました。でも今回のプログラムを見た後だったら、今回の感想もお伝えできたので、今となってはそれがとても残念です。いのさんがXで「まだ機能の3割も使えてない気がしてます。」と言っていましたが、私も同じように思ってしまいます。普通のプラネタリウムでは表現できないようなことに是非とも挑戦していただきたいです。
名古屋のソウルフード「スガキヤ」
プラネタリウムを見た後は、モール内にあるフードコートにて、名古屋人のソウルフード「スガキヤ」のラーメンで昼食です。このご時世でも、大盛りで税込540円でした。
スガキヤは幼稚園に入る前から行っていたことを覚えています。名古屋の西区にあったダイヤモンドシティーというショッピングモールに通っていたことがあり、その頃からたまに親がスガキヤに連れてってくれて、小さなお椀にラーメンを分けてもらって食べてました。そのころの値段が確か160円だったはずです。このダイヤモンドシティーも2000年代に入ってからなくなってしまったので、もう記憶の中にだけにある淡い思い出です。
大学受験のために浪人した頃もスガキヤによくお世話になりました。私は予備校に通わない自宅浪人で、昼間はずっと公立の図書館の自習室で勉強していたのですが、予備校が終わったくらいに友人が図書館に来て、「じゃあスガくか!」と言ってしょっちゅう行っていました。もう動詞になっていて、「スガかない、スガきます、スガく、スガくとき、スガけば、スガけ」と、カ行五段活用というわけですね。
フードコートの奥には有料のワーキングスペースがあるのですが、この日は年末でお休みでした。その代わりなのでしょうか、近くのテーブルには勉強とかしている人がいて、私もちょうどCP+関連でやりたいことがあったので、そこで少し長居してしまいました。帰りのバスの時間を調べてからフードコートを出たのですが、イオンが広くて迷ってしまい、目の前でバスが通り過ぎていってしまい、また少し時間を潰す羽目になりました。
今年もお世話になりました
昨日のアンドロメダの記事で年末最後にしようと思っていましたが、今回のプラネタリウムが素晴らしすぎて、今実家で紅白を見ながら記事を書いています。結局この記事が今年最後の記事になってしまいました。
前回の記事で今年お世話になった方々へのお礼を書くのを忘れていました。今年は体調を悪くしたので、随分とご心配をかけてしまったかもしれません。
一年間このブログを読んでくれた皆様、本当にありがとうございました。直接お会いできた方も、本当にお世話になりました。
また来年も、よろしくお願いいたします。