先日EOS X5にマジックランタンを入れて、ライブビューで長時間露光でどこまで見えるかを試しましたが、結局のところ時間積分して露光していないので、電視観望には使えないという結論を出しました。
しかしHUQさんのコメントを見てハッと思ったのは、そう言えばこの日はマニュアルモードしか試していなかったなあと、もし動画モードで試したらどうなるかと思い、改めて試してみました。
条件は前回と同じく、EOS X5に55-250mm F4-5.6のレンズをつけ、Magic lanternをインストールし長時間露光に挑戦しています。
動画モードにした場合にまず違ったところは、ダイアルを回すなどで変えることができるシャッタースピードは無効になり、露光時間がそのままでは1/29.9秒に固定されてしまうことです。これを変えるためには「Movie」の「FPS override」をオンにし、さらにQボタンを押して「Desired FPS」を小さな値にします。そこで設定した値に近い値が実際の「Actual FPS」というところに出て、例えばDesired FPSを2とかにするとActual FPSは2.002とかになり、約0.5秒間分積分露光して、画面も0.5秒ごとの更新となります。でも、0.5秒更新くらいまでは順当に明るくなっていくのですが、それを超えたあたりから逆に暗くなってしまうみたいです。メカニズムは今の所良くわかっていません。
それでもこれで、とりあえずの不満だった長時間積分した露光は、一応はある程度解決しました。ライブビューモニター上の画面は以下のようになります。
露光時間分だけ積分してくれる分、暗いものまで映るようにはなるのですが、結局ノイズも増えてしまい、ライブビューモニターの解像度があまり良くないことも相まって、かろうじて星が見えると言ったくらいでしょうか。それでも長時間露光している分だけあって、先日のマニュアルモードでの画像よりは大分マシです。
これがPC上だと解像度は大分マシになります。
上と同じ画面をEOS Utilityを使いUSB経由でPCに表示した場合です。PC上でも長時間露光積分は有効です。
さらに拡大機能はPC上でも確認できますが、ボタンに対する反応が相当遅いです。
写真に映っている明るいのは、こと座のベガです。
長時間露光積分は可能ということはわかりましたが、ここでの結論はやはり電視観望に使うにはセンサー感度が足りなく、ノイズの多い画面になってしまうということです。EOS X5の場合はノイズが多いのですが、もう一つ手持ちのEOS 60DはX5よりもはるかにノイズはマシという報告があるので、もしかしたら60Dにしたらうまくいくのではと思い、まだほとんど使っていない60Dを試してみました。
ライブビューモニターの解像度もX5よりいいので、ずいぶんマシになります。長時間積分露光も問題なくできます。写真は白鳥座のデネブ付近を映していますが、IR改造をしてあるにもかかわらず、それでも今の段階ではやはり天の川や星雲に色がつくレベルにはならなさそうです。
ただし、今回試したレンズはF4からF5.6と決して明るくないということは書いておくべきだと思います。実際ASI224で同レンズで見たのはオリオン大星雲だけなので、同じ対象で同じレンズを使って比較するか、もしくは60DをBKP200に直接つけて直焦点で動画モードでこれまで見た天体と比べる必要があります。
というわけで、今回の結論としては
センサーの感度そのものを、数値の上だけでもいいのでSonyとCanonで直接比較してみたいのですが、どこかにデータはないのでしょうか?
しかしHUQさんのコメントを見てハッと思ったのは、そう言えばこの日はマニュアルモードしか試していなかったなあと、もし動画モードで試したらどうなるかと思い、改めて試してみました。
条件は前回と同じく、EOS X5に55-250mm F4-5.6のレンズをつけ、Magic lanternをインストールし長時間露光に挑戦しています。
動画モードにした場合にまず違ったところは、ダイアルを回すなどで変えることができるシャッタースピードは無効になり、露光時間がそのままでは1/29.9秒に固定されてしまうことです。これを変えるためには「Movie」の「FPS override」をオンにし、さらにQボタンを押して「Desired FPS」を小さな値にします。そこで設定した値に近い値が実際の「Actual FPS」というところに出て、例えばDesired FPSを2とかにするとActual FPSは2.002とかになり、約0.5秒間分積分露光して、画面も0.5秒ごとの更新となります。でも、0.5秒更新くらいまでは順当に明るくなっていくのですが、それを超えたあたりから逆に暗くなってしまうみたいです。メカニズムは今の所良くわかっていません。
それでもこれで、とりあえずの不満だった長時間積分した露光は、一応はある程度解決しました。ライブビューモニター上の画面は以下のようになります。
露光時間分だけ積分してくれる分、暗いものまで映るようにはなるのですが、結局ノイズも増えてしまい、ライブビューモニターの解像度があまり良くないことも相まって、かろうじて星が見えると言ったくらいでしょうか。それでも長時間露光している分だけあって、先日のマニュアルモードでの画像よりは大分マシです。
これがPC上だと解像度は大分マシになります。
上と同じ画面をEOS Utilityを使いUSB経由でPCに表示した場合です。PC上でも長時間露光積分は有効です。
さらに拡大機能はPC上でも確認できますが、ボタンに対する反応が相当遅いです。
写真に映っている明るいのは、こと座のベガです。
長時間露光積分は可能ということはわかりましたが、ここでの結論はやはり電視観望に使うにはセンサー感度が足りなく、ノイズの多い画面になってしまうということです。EOS X5の場合はノイズが多いのですが、もう一つ手持ちのEOS 60DはX5よりもはるかにノイズはマシという報告があるので、もしかしたら60Dにしたらうまくいくのではと思い、まだほとんど使っていない60Dを試してみました。
ライブビューモニターの解像度もX5よりいいので、ずいぶんマシになります。長時間積分露光も問題なくできます。写真は白鳥座のデネブ付近を映していますが、IR改造をしてあるにもかかわらず、それでも今の段階ではやはり天の川や星雲に色がつくレベルにはならなさそうです。
ただし、今回試したレンズはF4からF5.6と決して明るくないということは書いておくべきだと思います。実際ASI224で同レンズで見たのはオリオン大星雲だけなので、同じ対象で同じレンズを使って比較するか、もしくは60DをBKP200に直接つけて直焦点で動画モードでこれまで見た天体と比べる必要があります。
というわけで、今回の結論としては
- 動画モードを使えば長時間積分露光は可能であり、
- EOS Utilityを使えばPC上の大きな画面でも同様の長時間積分露光で見ることができる
- 本当に電視観望として使えるかどうかはもう少し(レンズの種類や直焦点撮影など)検討する必要がある
センサーの感度そのものを、数値の上だけでもいいのでSonyとCanonで直接比較してみたいのですが、どこかにデータはないのでしょうか?





コメント
コメント一覧 (1)
α7Sでも、F3.6のBorg55FL+レデューサーを付けると、ISO40万を出す必要があり、「観察」するには耐えない画像となります。
α7SではISO10万~無理して20万(×コマ露出0.4sec)が限度であり、このためF1.4、暗くてもF2のレンズが必須です。
昔のフィルムレンズを安く手に入れてマウントアダプタで繋いで遣う、等の手はあります。
SB工房Taさんによれば、後期型マルチコート(といっても2層のみ)ロッコール50mmF1.7などは良かったそうです。
センサの比較サイトは…長時間露出時特性のサイトは無いに等しいですね。
せいぜい短時間露出での結果が、DxO Mark にあるぐらいだと思います。