ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:Vixen

CP+2024参加記です。機材についてはすでに多くの方のレポートがあるので、今回は「私のCP+」として私的なことを中心に書きたいと思います。機材レポートもしますが数はあまり多くはなく、そこで何か経験したこととか、そこでどう思ったかを中心に書きます。


CP+前の準備

CP+までにセミナーの準備をしておく必要があったのですが、CP+が始まる2月19日の週は月曜から仕事がものすごく忙しくて、ほとんど時間が取れませんでした。セミナーのための撮影は以前のブログ記事にあるように、前週までにほとんど終わっていて、ある程度の画像処理の方針までは立てていました。火曜日にこれも既にほとんど書いてあった最後のブログ記事はアップしましたが、肝心の画像処理に費やす時間が全然取れませんでした。

やっとまともな準備に入ったのが出発前日の木曜の夜のことです。パワーポイントでスライドの最後の仕上げと、あとははとにかく画像処理の練習です。スライドの方は方針は決まっていたのと、ある程度は事前に書いておいたので、ほとんど問題ありませんでした。問題は画像処理の方です。本番当日は持ち時間40分、その中に4通りか5通りの画像処理を詰め込もうと画策していたので、相当スムーズに進める必要があります。繰り返しの練習が必要です。


CP+会場へ向けて出発

移動日の金曜朝、富山からの新幹線がかなり席が埋まっていたので、朝早くの移動は諦め、ちょっとのんびりで午後の途中で会場に到着するくらいにしました。朝自宅で少し時間があったのと、新幹線の中でも時間があったので、練習を繰り返していました。

IMG_9022

IMG_9024

去年も同じことを書いてますが、北陸新幹線の東京方面行きはほとんど「ますとぶりのこばこ」を買って車内で食べています。ちょうど一人分で美味しいです。どちらかというとます(サケ)の方が好きなのですが、ますだけだと飽きてしまうので、2種類入っているのがちょうどいいです。
IMG_9026

移動はスムーズで、13時半頃にはみなとみらい駅に到着。駅は今年もサイトロンの広告で溢れていました。
IMG_9030

IMG_9034

14時前にはパシフィコ横浜に到着。去年は快晴だった覚えがありますが、今年はあいにくの小雨です。でもほとんど屋根のあるところを通ってくるので、土砂降りでなければ傘がなくても特に問題ないです。
IMG_9038


飯田ともき先生と会えた!

会場内に入るとすごい人です。去年より格段に人が多い印象でした。
IMG_9040

会場に到着して早速、昨年お会いすることができなかった漫画家の飯田ともき先生のブースへ。スタッフの方に聞いてみると「15時頃にはいらっしゃる」とのこと。3年前のコロナ禍のCP+の電視観望のオンラインセミナーの様子を「カメラバカにつける薬」に載せていただいた経緯を説明し、ぜひお礼を言いたい旨をスタッフの方にお伝えしたところ「15時少し前に来てもらえれば時間を取れるかもしれない」とのことです。とりあえず、その場にあった「カメラバカにつける薬」の1巻と2巻を買って、特典の2冊セットで買った人用のシールと患者さんシールをもらって、15時までは別のところを回ることに。あ、実は1巻持っていることを忘れていて2冊とも買ってしまいました。なので今1巻は自宅に2冊あります(笑)。

その後、しばらく会場を回って15時ちょっと前に再びブースを訪れると、スタッフの方が案内してくれて、念願の飯田ともき先生にお会いすることができました。掲載された当時の「カメラバカにつける薬」をiPhoneに出しておいてお見せすると、ちょうどCP+でのことなので、「あー、あの時の」という感じですぐに思い出してくれたようです。私はカメラはあまり詳しくはないのですが、カメラバカにつける薬が連載開始した当時からのファンで、そんなマンガのコマの中に自分の電視観望機器が描かれていて、しかも掲載されたものを見て初めて知ったので、それはもう大喜びだったのです。今回、やっとそのことのお礼を、直接お伝えすることができました。サインの整理券を持っていなかったのですが、なんと「サインしましょうか?」と言ってくださり、単行本の第2巻にサインまでしていただきました。

IMG_9063

しかもこの一連の出来事をXに投稿したら、先生からいいねをいただき、しかもフォローまでしていただきました。

今回のCP+でやっと3年越しの夢と、先生にお礼を言うという課題が達成できました。


サイロトンブース

天文関連ブースで一番元気なのは、やはりサイトロンブースでしょうか。新製品や試作品など、見るものが目白押しです。また、CP+の天文民の居場所にもなっていた感があります。ここにいれば、誰かに会えるというやつです。実際知り合いにも、初めての方にも、何人も会うことができ、機材をネタにいろいろ盛り上がりました。

IMG_9061
IMG_9062
本当に点のスポットダイアグラム。

今回のサイトロンブースでの一番の注目は、胎内工場で作るという国内生産の屈折鏡筒でしょうか。(次の日の土曜日に)開発者の方と少しお話しさせていただきましたが、元々物理出身で太陽関連の研究をされていたとか。P社、V社と研鑽を積まれ、ある意味集大作のような鏡筒と言えるのかもしれません。とにかくスポットダイアグラムがすごいです。MTF曲線と合わせて、もうやりすぎかと思うくらいです。土曜日に新製品紹介で開発者の方のセミナーがあったのですが、
後に出てきたAskarの185mm APO屈折のスポットダイアグラムが、本来これ自身は決して悪くはないのに、比べてしまうと実際よりも大きい印象で見えてしまいます(笑)。

IMG_9044
天文でないと思われるカメラ女子がこれをみながら
「これで星とか撮るんだよね!?」とかキャーキャー言ってました。

もちろん今の試作のスポットダイアグラムなどは全て設計値のはずです。実測でどれくらいになるのか期待していますとお伝えしました。あと、セミナーの中で「暗すぎず、明るすぎず」としてf5としたとのことですが、少し突っ込んでお聞きしてみました。S/Nの観点から、明るい方が有利なのはいうまでもなく、個人的には手持ちのε130とかの明るい鏡筒が好きなのですが、やはり明るくする方向は技術的に途端に難しくなるとのことです。いずれにせよ期待大で、あとは値段でしょうか。やはり試作品のVixenの70mmの小型VSDと性能、値段でどう住み分けができるのか、興味深いです。

と、こんな話を開発者の方としていると、(再びすみません、土曜のことです)たまたま大西さんがやってきて、今回のもう一つの目玉のステラグラスの話になりました。

IMG_9049

天リフさんの投稿でSNS上ですごい注目を集めているようですが、一部少し誤解をされているような記事も見られます。これはコーティングで光をどうこうするとかの、既存のクリアグラスの類のものとは全くコンセプトが違い、軽い補正レンズを、それもメガネの上からかけられるようにしたものです。暗い夜に星を見る場合、少しピントがずれるそうです。そのずれたピントを補正するのが目的で、結果星が見えやすくやすくなるというものです。メガネの上からかけることができるのもポイントで、観測中に付け替えの手間がないのがいいです。詳しいメカニズムは、日曜に行われた大西さんのセミナーを見るといいかと思います。


私は試作品を小海の星フェスで手に入れたのですが、コンセプトを聞いた時天才かと思いました。私の場合、そもそも今使っているメガネの度がだいぶ合わなくなってきているので、普段空を見上げてもあまり星が見えていないのですが、かといって度の強いレンズにすると普段の生活で目が疲れてしまいます。星を見るときだけ度を上げたいのですが、メガネを付け替えるのも結構面倒です。なので観望会の時などだけ、最初からメガネの上にかけられるこのグラスは、ものすごく便利なのです。実際に小海で見た時に、あからさまに星が見えるようになったのに驚き即買いでした。その後星を見る時は必ず使うようにしています。

さらに、実は車の座席のところにいつも置いてあり、運転中もこれを使っています。ちょっと遠くの見えにくかった看板などの文字も読めるようになるので、もう普段使いで役に立っています。
IMG_9122

値段はまだわかりませんが、眼鏡業界関連の方の情報によるとかなりいいレンズを使っているとのことで、眼鏡屋さんが作るよりも廉価な値段設定になりそうと言う話をCP+会場で聞きました。実際に商品化されるとのことで、星を見る人の必須アイテムになりそうです。

ここで、最初の方の大西さんが入ってきた時の議論に戻るのですが、大西さんによると「このグラスでは星は見えるようになるが、天の川が見えにくくなる」と言うのです。理由は「そもそも人間の目は暗いものに対しては分解能が落ち、その落ちた分解能で度のオーダーの粗い面積を積分することで天の川として見える」と言うのです。確かにこれは、星座ビノでもよく似たことがあると思っていました。星座ビノを使うと星の数はあからさまに増えるのに、天の川は実はそれほど良く見えるようにならないのです。そんなことを大西さんと話しながら、なぜ人間の目は暗いところでは分解のが落ちるか、なぜ暗いところではピントがズレるか、色々話を聞くことができました。セミナーでも同様の話がされているので、興味のある方はぜひ配信動画を見てみるといいでしょう。

なのでこのステラグラス、星が見えるようになるのにはきちんとした根拠があり、どこかの意見であったような紛い物の類ではないかという根拠のない推測は、全く間違っています。


Vixenブース

Vixenさんは今回とても元気です。定番の90mmのVSDに加えて、70mm版のVSDの試作品や、ガイド用カメラをVixenブランドで出しています。
IMG_9068

IMG_9071

Vixenブースでいろいろ説明してくれたのは、2020年の福島のスターライトフェスティバルでわざわざ私を探して会いにきてくれたIさんです。当時はVixenに入ったばかりの新入社員さんに近くて、ずいぶん若い印象でした。もちろん今でも十分に若いのですが、今回お会いしたら、なんか自信に溢れているというか、貫禄が出てきていた気がしました。試作品を含めて、ここ最近の新製品にほとんど関わっているそうです。VSDの70mm版の説明に加えて、VSDよりもう少し安価な65mmの撮影用鏡筒も紹介してくれました。これが面白いのは、焦点合わせに2種類の鏡筒を作っていて、一つは普通の接岸側のフォーカサー、もう一つは鏡筒の中の対物レンズが前後するタイプです。
IMG_9069

IMG_9070
対物部分の写真を撮るのを忘れてしまいました。
本当に筒の中の対物レンズ部分が前後します。

他にも、以前60mmでクラウドファンディングで60mmの鏡筒を販売していましたが、それの後継にあたる72mmのものも紹介してくれました。
IMG_9073

どうやらIさん、60mmの方のプロジェクトの成果で、新規開発の方にいろいろ関わるようになったとのことです。こうやって若い人をピックアップしてどんどん新製品に関わらせるというのは、Vixenなかなかやりますねという感じです。今年Vixenが元気な理由は、どうやらIさんが頑張っているからなのかもしれません。応援しいてるので、ぜひ今後もIさんには頑張ってもらって、Vixenを盛り上げていってほしいです。


電視観望

電視観望という観点からいくと、例えば同じVixenブースでCelestronのRASA6に相当する電視観望機器が展示されていました。本家RASAは8インチまでしかないのですが、6インチはこの電視観望セットのみにあります。まだ数日前にやっと日本に届いたということで早速の展示品でしたが。Celestronと、Celestronブランドを扱うVixenが電視観望に対してどういった方向性を見せていくのか、注目です。
IMG_9074
IMG_9076

そういった意味ではBORGは今年はあからさまに電視観望と謳ってきていました。
IMG_9080
去年までは「この鏡筒で電視観望もできますよ」という、口頭での説明くらいでした。実は今回説明してくれた女性のスタッフさんは去年と同じ方で、昨年は「これから私の電視観望のセミナーがあるので、もし興味があったらぜひ」と声をかけた方でした。私のことも覚えていてくれて、昨年のセミナーも聞いてくれて、さらには過去のCP+の動画も全部見てくれたとのこと。「今回もまたセミナーやりますよ。画像処理についてですよ。よかったらぜひ!」とお伝えし、セミナーの時間を知らせておきました。BORGが電視観望を推すようになっているのも、もしかしたら私のセミナーの影響が少しはあるのかもしれません。そうだとしたらとても嬉しいです。あ、せっかくのBORGブースなので、去年も「いまだに中川さんと会ったことないんです」という話をしたのですが、昨年一年間もまだ会えていなくて、今年もまた「まだ中川さんと会えてないんです」という話をしました。今回はちょうど前日に来ていらしたらしいのですが、またすれ違ってしまいました。いつかお会いしたいです。

電視観望といえば、ZWOはSeeStarが盛況で、2台展示してありました。社長のSam氏とも少しだけ話すことができました。
IMG_9058
でもここで注目したのは中判サイズのCMOSカメラです。すでに以前から販売はされていますが、実物を見たのは初めてです。やはりかなり大きいセンサーです。値段もまあそれなりにというか、なかなか個人では買えないような値段なのですが、いつか使ってみたいです。でも性能を引き出すためには鏡筒を選ぶはずなので、カメラだけではダメでトータルで考えなければダメですね。 
IMG_9057


David Shen氏のセミナー

土曜日のメインイベントは、サイトロンブースでのSkyWatcherのオーナーのDavid Shen氏のセミナーでしょうか。氏が若い頃から苦労して光学機器を作り続け、現在は観望会や教育などにも力を入れているという内容でした。光学機器製作の技術を積み上げ、SkyWatcherという自社ブランドを立ち上げ、高価だった天文機器を廉価に販売し、天文という文化を世界中に広めたいという思いを、実際に実現しているというのは並大抵の努力ではないはずです。もし自分が天文機材を作る立場になったらと想像すると、とてつもなく大変で、到底できないことだと思ってしまいます。

SkyWatcherは廉価な機器が中心と言いながらも、AZ-GTiや今回の重量級積載重量を誇るシンプルな構造の赤道儀、太陽望遠鏡など、非常に面白い機器を提案してくれる会社です。今後も我々天文マニアが泣いて喜ぶような面白いアイデアと機器をどんどん出してほしいと期待します。
IMG_9065

以前2年前のCP+で紹介したNEWTONYが今回金ピカになって展示されていました。
IMG_9047
NEWTONYは元々教育用鏡筒で、筒の中を見ることができます。残念ながら金ピカモデルは中を見ることはできないようでしたが、DIYモデルがあるように、Shen氏の教育にも力を入れたいという思いが実現したのかと思います。


明日はどうなる?

他にもいくつかのブースは回りましたし、上の記事には次の日の土曜日に回ったブースの話も一部入っています。残りのいくつかのブースの話は次の記事で、そして土曜日のセミナー本番の様子も次の記事で書きたいと思います。

この日のCP+は18時で終了です。帰り道で横浜の夜景を撮りました。富山の田舎から見ると横浜の都会っぷりが目に沁みます。この日は素直にホテルに帰って、もう少し次の日のセミナーの練習です。

IMG_9082


CP+では一昨年昨年、サイトロンさんの枠でトークをさせて頂きました。それでもコロナ禍でのイベントのためオンライン形式になってしまうのは仕方なく、逆に夜の時間に当ててもらうことで2020年はリアルタイムで電視観望の実演ができ「カメラバカにつける薬」で取り上げていただくなど大好評。2021年は収録でしたが同時に一視聴者として参加することによりリアルタイムで質問に答えることができ、こちらも良い試みでした。


きっかけ

2023年のCP+の出だしは、11月の小海の星フェスの時くらい(もしかしたら志賀高原のイベントの時だったかもしれません)に遡ります。現地でサイトロンのスタッフの方からまた今年もCP+に登壇してもらえないかというオファーを頂きました。日程的には平日は仕事で厳しいですが、休日ならOKそうだったので、移動のことも考えて土曜の午後か日曜ということで話が進みました。でも今年のCP+、コロナの判断のせいでしょうか動き出しがずいぶん遅かったようで、具体的なお話がきたのが1月半ば過ぎくらいでした。もちろんお約束通りOKの返事をしたのですが、問題はテーマです。どうやらこの時点でリアル開催は確定のようなので、多くのカメラファンの方が集まるはずです。そこで、2年くらい前から試していた一眼レフカメラを使った電視観望でカメラファンの方に天文に興味を持ってもらえないかというコンセプトで話をしようと、この時に決めてサイトロン側にタイトルと概要を連絡しました。


トークの準備、でも晴れない

この時点でCP+本番までほぼ1ヶ月くらいです。一番の問題は、全然晴れなかったことです。徐々に日にちが近づくにつれて、もう新しい撮影は諦めて過去にブログにアップした画像で誤魔化すしかないかと思い始めました。そんな日を過ごしながらもとうとう待ちに待った快晴の日が!でもなぜかそんな日に限って満月です...。でも貴重な晴れなのでしかたありません。実際の講演の中で話したようにEOS 6Dと古いNIKKORの50mmの明るいレンズ、普通の三脚と自由雲台という、ごく普通のカメラユーザーが持っているくらいの機材で電視観望を試してみますが、さすがにこれだけ月明かりだと本当に淡くしか出てきません。それでも最低限何か見えているのでよしとしました。CBPも使ってみたのですが、撮影していたオリオン座に月がかなり近くにあり、その迷光がすごいゴーストを作り、使うことが不可能でした。

14_DBP

満月で光害カットフィルターなしで撮影したのが、予告時に出した画像だったというわけです。
11_6D_50mm_nofilter_Oprion - コピー
流石に満月はちょと辛いのでどうしようかと悩んでいました。

その後、満月から何日かして2時間ほどだけは月がない日がありましたが、透明度が悪く途中雲が出てしまし、あまり成果が得らません。ちなみに下の画像はその時観た火星とスバルとカリフォルニア星雲ですが、雲が出てきた時のもので「薄雲でも見えますよ」と言いたくて用意していたのですが、結局トークの中では使いませんでした。

08_gulf_6D_50mm_CBP_F2.8

その後、一日だけ新月に近い日に晴れて、そこでやっと今回のトークで使えるくらいの画像を撮ることができました。その後はもうCP+当日までほとんど晴れることがありませんでした。なんとかなりましたが、かなりギリギリな状況でした。そのため満月の映像を先に見せて、そこから改善していくというストーリーにしました。


CP+へ向けて出発!

2月25日の土曜の当日、CP+としては3日目になりますが、自宅から朝イチのバスに乗り富山駅に向かいます。富山からは新幹線に乗り、東京に向かいます。今回CP+に行く前にスターベースに寄るかどうか迷いました。スタベの開店時間が11時なので、朝イチで出ると少し早く着きすぎます。スタベはまた行けますがCP+はもう今日明日だけなので、今回はスターベースを諦めてCP+に直接向かうことにしました。

6341AF5C-4D0A-414A-9DA5-71160138E6EE

新幹線の中で朝ごはんです。新幹線ではほぼ毎回この「ますとぶり」です。富山のますのすしは有名かと思いますが、大抵は桶に入った円形タイプで2−3人前です。これは一人前でちょうどいい量で、しかもブリのすしと半々になっています。ブリのほうは、かぶらとにんじんで押し寿司になっていてい、鱒の寿司よりもむしろさっぱりしています。
F7CF3476-A23E-4800-A74C-F3781DFFEB38

ご飯を食べてから、少しトークの準備をしていたらもう間も無く東京です。富山と東京は2時間ちょいで着いてしまいます。北陸新幹線が通る前は飛行機を使っていましたが、新幹線が来てからは随分と楽になりました。

東京について、そのまま東海道線に乗り換え横浜まで移動します。こちらもわずか25分。東京-横浜間は近いので、この日の宿は東京駅近くに取りました。横浜周りはかなり高い部屋しか残ってなかったのです。
80DA37AB-28C3-4355-85E0-2EC5024545C1

E71EA89C-C4FF-44A1-9CDC-394E5E9DA1EA

横浜からはみらい線に乗り換え、みなとみらい駅まで向かいます。
3E6AF1C9-1E98-4C52-8E03-DDC43A3C7D44

みなとみらい駅についてビックリ!サイトロンで溢れています。例えば階段や柱、
FDB2CA0C-D055-4381-8D64-184CC002F9F9

94F4ED15-CFF2-4EFF-92E4-416BA0CB6D7C

会場のパシフィコ横浜方向はサイトロンの広告が導いてくれます。カメラの祭典のはずなのに、天文ショップのこの存在感!
8857F159-2315-4ECF-8CAD-D615FE5A2C71

みなとみらい駅は地下3階にあり、ここから地上2階まで長いエスカレーターを上ります。
70D50D13-52DF-47FB-A83C-FC6391307CEA
黒い壁に書いてある、これは詩でしょうか、結構インパクトがあります。今調べたら、シラーの詩だそうです。エスカレーターに乗りながらこの詩を読むと(といってもちょっと難解で、私は乗っている間には理解しきれませんでした)CP+に行く前に色々考えさせられました。

その後は建物の中をずっと歩いていき、建物から出るともうCP+会場手前です。
7C2EB9A0-E370-449B-9A50-232C84EE4307

ホールとアウトレットコーナーは会場の手前で分かれ道があります。
59F15E8F-C86A-42A2-86FB-069009303D33


会場の様子

ホール内に入り、早速サイトロンブースに挨拶に行きます。サイトロンブースは入り口すぐの所にあるのですぐにわかります。
4D566273-66DE-4825-958F-71B8417029C0

会場には朝10時半頃に着いたのですが、スタッフの方と次の日のトークのことを少しだけお話しして、すぐに会場内を回ります。多分トークがあるとその日は落ち着いてみて回れないので、この日が勝負です。

よく考えたらCP+会場に来るのは2017年以来です。もう6年も前のことなので忘れていましたが、今回も同じ感想になってしましました。CP+の問題というよりは完全に自分のせいなのですが、結局のところ私はあくまで天文が好きなのでカメラを使っているわけであって、カメラ自身が趣味ではないということです。そもそも明るいところで一眼レフでまともに撮影した枚数はどれくらいでしょうか?多分100枚くらいだと思います。もちろんフラット撮影とかは除きますよ。暗い所では操作できるのに、明るい所だとパラメータもよくわかりませんし、そもそもBやM以外でどう撮ればいいのか?こんな自分なので、カメラメーカーのブースは遠くから眺めるだけです。
4E1FEC68-DAE3-49D8-A223-0968F7D4B72F
Nikonブースです。Nikonカメラを持っていない私は中に入っていっていいのか?
中ではサーカスっぽいことをやっているようでした。

EBD048D1-4144-4937-8BFC-2DAF849C1F08
Canonブースです。Canonのカメラは持っています。
でも天体改造とかしている私にここに入っていく資格はあるのか?
ハーフパイプの自転車を撮影するのですが、速い動きの写し方はよくわかっていません。 

加えて天文関連のブースは数が少なく、サイトロンとVixen、Kenko TokinaにBORGがあるくらいで、やはりこれは星まつりとは違い、カメラのイベントだと実感してしまいます。まあこんな私ですが、既にCP+のレポートは多くの方に書かれているとは思いますので、独断と偏見で印象に残ったものを紹介しようと思います。


島中

むしろ私には今週号の「カメラバカにつける薬」であったように島中にあるブースが面白かったです。一番インパクトがあったのが、Birodというブースの最長11.5mの一脚です。妖艶なお姉さま(?)が鳥の視点まで案内してくれます。
EF5B5069-1950-4435-A2BB-3E431315AFAA
カーボンの多段ロッドで、持ってみたのですが重さも大したことないです。流石に振り回すわけにはいきませんが、360度カメラは真下をあまり写さなくていいはずで、かなり高い視点でまるで浮かんだように見ることができるはずです。イベント会場とかでこれ持ってたら、多分注目度No.1だと思います。

次はインプレスのブースですが、「カメラバカにつける薬」が既に完売していました。
4F75AF89-E19D-4F0B-9F4E-456249718D0A
聞いたら飯田ともき先生、この日は来ていないとのこと。今週号の連載でありましたが、どうやら初日だけの来場だったようです。このマンガが大好きで、カメラファンではない私でも十分に楽しむことができます。上にも書きましたが、一昨年のCP+の電視観望講演をCanonとかNikonと並んで2コマも使って漫画の中に載せてくれたお礼をぜひ言いたかったのです。残念ながら次の日もいらしていないということで、スタッフの方にお礼だけ伝えておきました。いつか直接お会いしてお礼を伝えることができたらと思います。


Vixen

といっても島中もこれくらいで、あとは天文ブースです。まずはVixen。注目はもちろんVSDです。
1B28D56F-3212-4FAD-AD75-F9E321D2D637
でももう他の方に散々レポートされていて、私が新たに加えられるようなことはありません。それよりも話したいのは、この写真にも写っているファインダーです。

対物側は焦点距離200mm、口径50mmのレンズなのですが、接眼側がアメリカンサイズの普通のアイピースを挿せるようになっています。ということはここにCMOSカメラを取り付けることができて、なんと電視観望ができてしまうのです!しかも焦点距離と口径が、2年前に私の電視観望講演で話したEVOGUIDE50EDとかなり近く、昨年の講演で話したNEWTONYと全く同じです。EVOGUIDE50EDがなかなか在庫がないことが多いこと、NEWTONYに取り付けるカメラはCeres-Cのように中に入り込むタイプでないとピントが出ないので、もしかしたらこのファインダーがキラーアイテムになる可能性があります。今回Vixen社の社長と初めてお会いすることができ、結構長い間話をさせていただいたのですが「このファインダーは今後Vixenの全ての望遠鏡につける標準ファインダーになる予定だ」と言います。しかも、このファインダーのアイデアを出したというのが、以前福島の星まつりで話すことができた若手のI君だというのです。社長がI君と私が知り合いだということも認識されていて、そのことを教えて下さいました。I君はもちろん熱心な星マニアでもあるのですが、こういった若手の意見をきちんと取り入れて製品化するというのは素晴らしいことだと思います。なによりこのようなファインダーを標準搭載するということは、今後Vixenを購入した入門者の方に電視観望への強烈な道筋をつけてくれるということになります。国内入門機の圧倒的シェアを誇るVixenさんならではの手法で、これこそ私が長年願っていた方向性です。Vixenさんの英断、私的にはもう大絶賛です。


BORG

続いてはBORGです。ここの目玉は試作のカーボン鏡筒で、私も持たせてもらいましたが125mmでこの軽さならかなり取り回しが良いです。ついでに触らせて頂いたカーボンの円筒だけの素材も、多少押しても全く変形がわからないくらい頑丈なものでした。
B4EF51A4-A940-4737-AF69-F516294216D3

下の写真の六角形の鏡筒もおもしろいのですが、私が注目したのは口径55mmの小さな鏡筒(すみません、写真撮ったと思ったのですが漏れていました。上の写真のカーボン鏡筒の奥と、下の写真の一番下にちらっとだけ写っています。)
7999EB15-2A98-4314-82E3-DAFF67BC0B81

そこにいた女性スタッフの方と話していたら「この小さな鏡筒で電視観望もできますよ」という話が出てきました。「まだ試していないけど、自分でもやってみたい」とのことで、でも「カメラをどうするか迷っている」とのことでした。「ちょうど明日の私のトークで一眼レフカメラで電視観望する話をします!BORGに一眼レフカメラをつけることができるはずなので、すぐに試せますよ!」とお伝えしたところ、本当にトークに足を運んでくださいました。BORGでの電視観望もかなり面白いかと思います。唯一残念だったのが、中川さんにお会いできなかったことです。直前までBORGブースにいたと聞いたのですが、いまだにお会いできたことがないので、一度お話しできたら嬉しいです。あの中川少年の日記はいつも楽しみにしています。


サイトロン

さて、最後は本命サイトロンです。もう欲しいものばかりです。個人的な最注目はCMOSカメラでしょうか。
C31CEB65-26AB-4E16-B5A6-84D5DB4A943C

この中の特に冷却カメラPoseidonはPlayer One初の本格的な冷却カメラになります。冷却カメラに関してはほぼZWO一強なので、どこまで牙城を崩すことができるのか注目しています。マチナカリモート天文台のMさんがサイトロンスタッフとして既に試写画像をTwitterにアップしています。実はMさんとは2017年末の志摩の観望会や、八ヶ岳の天リフイベントでご一緒させていただいて、今回かなり久しぶりにお会いすることができ、色々マニアックな話で盛り上がりました。MさんがアップしたPoseidonの画像を見る限り、かなり期待できそうです。冷却カメラも各社で競える時代になると、お互い切磋琢磨してよりユーザーにとってもいい状況になるのではと期待しています。
DB929CEF-739A-4552-8976-9EF99501E7AA

他にも鏡筒が目白押しですが、これでもまだ展示しきれていない機種がいくつもあるとのことです。
B27CDAAE-41F2-4F94-B6FC-8B884B48A324
この中で個人的な注目は、一番手前に写っているAskarの新製品のFMA180 proでしょうか。スタッフも当日まで現物が展示されるのを知らなかったそうです。手持ちのFMA135は電視観望でフル活躍中ですが視野はAPS-Cまでです。一方FMA180はフルサイズ対応で、一度試してみたかったのですが結局試せずじまいで次バージョンになってしまいました。値段的にもそこそこ気楽に買えるものなので、短焦点撮影鏡筒という意味でも、遠くないうちに手に入れておきたいと思います。

他にも、試作のカーボン三脚が、大中小と3種類も展示されていました。
8A93E76B-B874-476C-BAEA-D78B9590303A
現在実際に販売されているのは1種類だけなのですが、今後どんな三脚が欲しいかという傾向を掴むために3種展示したとのことです。最近仲が良いRamb君がちょうどその場にいて、一緒に好き勝手にリクエストを伝えておきました。かなり無理を言っていたので、果たして実現されることやら??? Ramb君と、サイトロンのスタッフさんを交えて、3人での三脚理想論についての議論ができたのは、いつになく楽しかったです。

去年1年間使い倒してきたSCA260の新しいバージョンのものが出ていました。大きく変わった点が、副鏡のところのセンターの調節ねじがなくなってシンプルになったこと、取っ手がついたこと、フォーカサーの繰り出し長が伸びたこと、カメラ回転機構が手前になって、フォーカサーのつまみの回転位置が固定されただそうです。
AE92C487-6B70-40EF-A857-B852138DCA5E
特にフォーカサー関連は少し羨ましかったですが、光学設計は同じとのことなので、まあよしとします(ホントハチョットクヤシイデス)。

あと、私も以前試させていただいたVesperaですが間も無く販売になるということで展示されていました。アプリの方もとうとう日本語化されたそうです。さらに電視観望が簡単になるかと期待しています。
75F71A5E-75B4-498D-AF4E-0379E36F3C6F
円安と、開発元のフランスでの値上がりが痛かったとのことでした。それでも頑張ってライバルのeVscopeに負けない値段設定にしたとのことです。今後の販売に期待でしょうか。こういった一体型の電視観望機器もどんどん広まっていって欲しいです。

まだまだ書くことはたくさんありますので、今回はとりあえずここまでとします。続きは次の記事で。






小海の「星と自然のフェスタ2022」の初日の記事から続いて2日目の様子です。




朝からホテルのビュッフェで大満足

2日目は朝起きてからすぐにビュッフェ形式の朝食です。私はそもそも朝は寝ていようと思っていたのでいいのですが、妻は本当は野鳥探索イベントに参加するはずでした。結局完全に寝坊。二人とも8時頃になってやっとレストランへ行くことに。

昨晩は懇親会だったので妻には一人で食べてもらっていましたが、朝は一緒に食事を取ることができました。食事も美味しく、シャトレーゼのヨーグルトも好きなだけ食べることができ、もう朝からお腹いっぱいで大満足です。

食事後、9時くらいから早速会場内のブース巡りです。妻は何か誤解していて「10時までの1時間何しよう?」とずっと言っていました。どうもイベントは10時になったら開催だと思っていたらしく、それまではメイン会場でも何もやってないと思っていたようです。私が9時に出て行くと言ったら、ホテル内の探索を1時間くらいすると思ったようで、だから「1時間どうしようかな?」と言っていたみたいです。でも9時でもメイン会場に人が来ているとわかって、「じゃあ行く!」となりました。

でも会場に出た途端に私の方が話に夢中になってしまって、妻はいつの間にかどこかへ消えてしまっていました。申し訳なかったのですが、一人で勝手に楽しんでくれていたようです。ヨカッタ...。


フリーマーケット

今回はフリーマーケットも盛んで、かなりの件数が出ていました。早いうちにいいものを手に入れようと、まずはフリマスペースへ。フリマの場所も昨年より行きやすく近くなっていて、今回はメイン会場のすぐ脇の一段上がったところです。

D3A77CE5-9282-4A3C-BF43-9846D5ADEEF3

ホテルに近い側に、上板2丁目さんが今年もまた手作りの星座ビノを販売していました。
F17EE5D9-37AB-40A9-B86A-CF8429CAB998
以前書いたSuper Widebino36の記事のコメントで「もう星座ビノ作らないかも」と書き込みがあり、とても心配していました。今回はほぼ完売したとのことで、なかなか材料が手に入らないとのことでしたが、まだ5台くらい作ることを考えているそうです。珍しかったのは、SONYがCarl Zeissに作らせたテレコンビノで作った星座ビノです。まだ保有していたいとのことで売り物ではないとのことですが、いつか見比べをしてみたいです。

さらに上板2丁目さん、ネタでニュートン反射に見えるおかしな望遠鏡を出していました。
7A0B1E38-065E-411A-9E55-C26F6DCC48A2
某車メーカーのCMやヤフオクでもあるように、一般の人は気づかないかもしれませんが、天文マニアはすぐに何かおかしいと気づきますね。でもこの鏡筒だけはこれで正しいのです。本来の主鏡の位置にレンズが入っていて、実はこれ屈折型の望遠鏡で、本来の副鏡が正立プリズムというわけです。これを見たかんたろうさんが即決で購入していました。

あと、上板2丁目さんも最近電視観望を始めたらしいです。Keiko のSE-AT100Nを手に入れて電視観望に使っているとのことです。
4842607D-DDFE-408A-A0BD-6CD9433AB9F7
でもSE-AT100Nって普通にCMOSカメラを入れてもピントが出ないはずで、そのことを聞いたら鏡筒を縮め、接眼部を取り替え、ドローチューブを切断し、ものすごい解像をしていました。さすがです!

写真を撮り忘れてしまいましたが、山梨にある宿「スターパーティー」のオーナーご夫妻がフリーマーケットを出していました。ブログはいつも読ませていただいていて、電視観望の記事の中に私Samのことを書いてくれていることもあります。小海の会場まで車で40分くらいと、ここからだともうすぐ近くの様です。私はまだ行ったことがないのですが、いつか泊まりに行きたいです。

フリマで買い物をしたのはホテルから一番離れているブースです。C8関連のものが幾つか出ていました。ここでは鏡筒バンドとフードを購入しました。
011CFE5E-9374-4350-B37A-20299DEACEC5
本体も格安で売っていたのですが、ミラーのメッキが剥がされてしまっていてたので諦めました。でも太陽に用に光量を減らす目的で買っておくのはアリだったかもと、自宅に帰ってから思いました。

他にもフリマスペースはかなり充実していて、高橋の三脚などいくつも迷ったものがありましたが、どんどん売れていったみたいでめぼしいものは早くに無くなっていきました。

フリマスペースでは多分午後になったくらいでBlack☆Pandaさんが到着してテントを設営していました。前回の記事で書かせて頂いたNEWTONY用のヘリコイドを販売していて、私がいる時だけでもいくつか売れていました。値段がNEWTONYに比べて誤差と言えないくらいのものだったのですが、後から聞いたらそこそこの数が出たそうです。NEWTONYを持っている方にとっては、ピント合わせが圧倒的に楽になることはやはり魅力なはずで、しかもフィルターは48mmのものを鏡筒前方に取り付ければ良さそうなので、十分実用的なのかと思います。


店舗ブースなどメイン会場で

メイン会場のブースも面白いものがいくつもありました。

Pentaxブースでは150mmの屈折をMS-4に載せていました。ブースのスタッフに聞いたら1号機で、会社に最後に残っているものだそうです。これに新製品の16.5mmと23mmのアイピースのうち、23mmの方を取り付けてデモをしていました。
FBDC0B2C-13B8-4126-A5C8-CD66A026F7AB

写真を撮り忘れてしまったようなのですが、Vixenの90mmのVSDの試作機は期待したいです。日本のメーカーには厳しい時代かと思います。担当の方も部材の調達も在庫確保と値段の引き合いがすごく難しいというようなことをおっしゃていて、なかなか値付けが確定しないとのことです。そんなネガティブな状況をことを吹っ飛ばすくらい、ぜひともここはVixenさんの底力を見せつけて頂きたいです。

スワロフスキーのフィールドスコープの見え味は、昨年も味わったのですが、今年もガツンときました。ものすごく鮮やかな見え味です。私は昼間に見ている限りやはり、会場の中では今年もこの見え味にNo.1をつけたいと思います。と言っても値段も相当なもので、そうそう気軽に買えるものではありませんが...。いつか手に入れられたらと思いますが、もし鳥をやっていたのならかなり無理しても買いたい一品です。
FAC14E52-6D37-498E-9EAC-17E313F3B63E
スワロフスキーに素晴らしい見え味です。後ろ姿はTANKOさんです。
TANKOさん夫妻とウチの奥さんが、山での散歩で一緒になって(私抜きで)仲良くなったみたいです。

中央での望遠鏡で一番インパクトがあったのが、ジローさんのミューロンでの太陽Hαです。
BE714B42-A82D-4C5F-A4C5-648F8A77C756

一見DAYSTARのHαフィルターを接岸部につけているだけに思いましたが、聞いてみるとPSTエタロンをDAYSTARの手前に仕込んでいて、なんとダブルスタックだそうです。しかも長焦点のミューロンなので、200倍以上の倍率だとか。この倍率で眼視でHαでしかもダブルスタックなんて、そうそうあるものではありません。ERFもきちんと紐で万が一でも落ちないようになっていて、安全面もきちんと考えてあります。最近やっと見える様になってきたとへりくだっておっしゃていましたが、さすがのジローさんです。本当に素晴らしいです。

ここら辺でhosirokumanさんに初顔合わせすることができました。2021年のCP+の講演のことを雑誌に書いて頂いた時にやりとりして以来、やっとお礼を言うことが出来ました。その節は本当にありがとうございました。


食事関連はビュッフェでお腹いっぱいであまりレポートできませんが、毎年恒例のプリンだけはどうしても食べたいのを我慢できませんでした。
A279D77D-5178-4EE7-8199-6DB9B0663191
今年も安定の味で、毎年書くのですが小さい頃に食べた母が作ってくれたプリンの味を思い出します。「卵と砂糖だけを使っている」とのことで「日持ちはしないけれど」とおっしゃってましたが、ここでこのプリンを食べるのも小海の星フェスの目的の一つとなっています。

11時過ぎくらいになり、午後の講演のことが少し気になってきて、チケットがどれくらい出ているかを本部に確認しにいきました。
6D19F25D-473B-4ED9-BCFD-2DFFB37DFE7E
数を数えてみると、まだ20枚以上余ってたので少しTwitterで宣伝しました。大丈夫かなあ?お客さん入ってくれるかなあ?と心配していましたが、本部の方が「一番人気ですよ」とおっしゃってくれたので、少し安心しました。

ここからもう少し会場内をプラプラしていて、12時くらいになるとだんだん講演モードになってきます。2日目は描くことが多く、まだまだ長くなりそうなので、ここら辺で一旦おしまいしにて、次の記事で後半をまとめます。



この記事は前回の「星と自然のフェスタin小海2021(その2): 電視観望実演」からの続きの記事となります。




朝、車の中で目覚めて

目が覚めたらなんと8時。7時に目覚ましをかけておいたはずなのですが、全然が目覚めなかったみたいです。ホテルの朝食ビュッフェが7時から9時までと聞いていたので、すぐにレストランへ向かいました。宿泊客以外は1300円で食べることができるとのことで、フロントでお金を払いレストラン内に。昨晩がコンビニ弁当だったので、朝から豪勢にいきます。コロナ禍でビュッフェ形式もなかなか難しかったのですが、食べ物を撮りに行く時は手袋をしていくなどで対策していました。

IMG_3961

このあとさらにおかわりをして、デザートもヨーグルトを中心にお腹いっぱい頂きました。リエックスホテルはシャトレーゼ系列なので、ヨーグルトやアイスが充実しています。アイスで思い出しました。結局温泉は時間不足で入ることができませんでした。無料アイスも楽しみだったのですが。


ブース巡り

朝食後、暖かくなってきたので少し着替えをして、その後朝の会場を一回りします。

IMG_3962
朝10時頃の様子です。まだお客さんもそこまで多くはありません。

いくつかのブースで色々お話しさせていただきました。
  • Vixenさんでは昨晩の電視観望の話になりました。実はVixenブースとシュミットブースは隣り合わせで、昨晩ずいぶんご迷惑をおかけしたのではと、少し心配していました。その心配とは裏腹に、Vixenさんも電視観望に相当の興味を持っているとのお話を伺うことができました。特に、電視観望に適した短焦点鏡筒という意味で、最近始めたクラウドファンディングのSD60SSの話になりました。この新しいSD60SSは、以前の星まつりでお会いした、この「ほしぞloveログ」を読んでくれている若手の方が進めているということを聞くことができました。若い人がいろんなアイデアを出してくれるのは頼もしいことです。今回の経験を糧に、将来大きな開発をしてくれるのではと期待してしまいます。「Samも応援していますとぜひともお伝えください。」とお願いしておきました。
  • KYOEIブースではいつものMさんと話せました。Mさんは初日に電視観望の講演があり、その流れもあってKYOEIブースの電視観望のデモもかなりの人が来ていたそうです。KYOEIではずっとZoomでの電視観望の講義を続けていて、最近はわかりにくいところを動画であらかじめ撮影して当日解説をしながら進めているとのことです。これがかなりわかりやすいと好評だそうで、今回の講演会でもその手法を使ったとか。Zoomでの講義は随時申し込みが行われているので、興味がある方は調べてみるといいと思います。今回の小海の現地では、FRA400とASIAR PROを用いた電視観望セットを見せていただきました。赤と白のコントラストが見た目もかっこいい機材でした。このテーマは「頑張れ日本」とのことです。最初赤と白でなるほどと思ったのですが、意味は全然違っていて、「このセットアップには日本製品が一つも使われていない」というのです。これはある意味ショックで、ある意味確かにと納得させられました。先のVixenの話ではないですが、今は日本のメーカにとってはかなり厳しい状況かと思います。おそらく、今までと一緒のことをやっていてはなかなか状況は好転しないでしょう。クラウドファンディングを利用するのはリスクを減らす一つの秀逸なアイデアかと思います。いろいろ考えさせらたブース回りでした。唯一の救いは、CMOSカメラのセンサーだけは日本のSONYが席巻していることでしょうか。
  • 恒星社ブースで、「極・宇宙を解く」という本を手に入れました。星まつり価格なのか、かなり安く買うことができました。天文宇宙検定1級の参考書らしです。天文関連が広くうまくまとまっていて読みやすそうで、いい復習になりそうです。
  • 五藤光学ブースでは方位磁針を買いました。今時珍しいシンプルなやつです。一個10円でした。戦利品はまた次の記事でまとめます。
  • プラネタリウムソフトSUPER STAR Vの開発をなさっている方のブースに立ち寄りました。この星フェスに初回から参加していて、前回は赤道儀の導入ソフトの開発のかなりマニアックな話を講演会でされていた方です。前日隣のブースのOさんから紹介されていたのですが、夕方からの電視観望の実演の時前の方にいて、ずっと見てくれていて、たくさん質問してくれた方です。この星フェスのあり方を色々話されていました。やっぱりマニアだけを対象にしていると限界があり、一般の人、一般の星好きな人をどう取り込むかが重要だとのことで、私も大いに賛成です。

今回妻を誘ったのですが、コロナ禍でなかなか外に出れなかったこともあり、クラフトショップが50店もあるよとか話して、もう少しで来てくれるところでした。決めては車中泊で、そのことを言うとそれ以降全く興味を示してくれなくなりました...。私は晴れたら夜は星を見るので全然いいのですが、やはり普通の人はきちんとしたところで寝たいものです。でも今回はホテルを取ろうにも開催が発表されてすぐに満室になってしまっていたようです。後から聞くと、町が部屋を押さえていて、町の方に問い合わせた方によると、全て出展者向けで一般の人は予約できないとのことだったそうです。これでは星見をしたい旦那さんとホテルで寝たい奥様の両立は難しいと思うので、来年はもう少し改善していただきたいものです。

ついでに、星フェスから帰って妻と話した、どんなものがあればついていくかというのを揚げておきます。かなり妄想も入っています。カッコ()内は私の感想です。
  • 旦那さんが星を見ている間、夜とかゆったり映画観賞会とかがあるといい。
  • アウトドアグッズ販売とかあってもいい(山歩きが趣味なので、朝の散歩はかなり興味を持ってました。)
  • 何かの(星以外の)発表会もあってもいい。例えば舞台でダンス披露とか(最近趣味でフラダンスを始めたからだと思います。)
  • オーガニック(最近健康に気を使うようになってきたみたいです。)
  • ヘルシーコーナー(最近体重が...。)
  • 日常と違う癒し空間がほしい(なんのことやら...?)
  • 温泉、サウナ(これはありますね。)
  • 子供向けのワークショップ(これもありますね。家族が来やすくなるのではとのことです。)
  • 追記1: 最近流行ってるサウナフェア、テントのサウナで外に出たら星が見える。
  • 追記2: グランピング 
くだらない意見も多いですが、星以外の「自然」についても夜の行事や、講演会(今年はこちらも充実してきました)があるというのは、一般の人にとってはいいのかもしれません。とにかく強調してたのは「癒し」とか「ゆったり」とかでした。寒いなんてもってのほか、旦那を放っておいてリゾート気分を味わいたいようです。このイベントを成功させるのに、スタッフがどれだけ苦労しているか分かっているのでしょうか?なんとまあ贅沢なことを気軽に言います...。

ブースは他にもたくさんあり、紹介しきれていませんが、その場でしか聞けない話や、新しい情報など、直接話ができるリアル星まつりはやはりいいです。

そうそう、ブース回りをしている途中で声をかけてきた方がいて、星座ビノを私の星仲間の小学6年生の女の子「Mちゃんにあげて下さい」と言うのです。申し訳ないことに、最初この方が誰だかわかりませんでした。サングラスを別のメガネに掛け替えていたからかもしれないのですが、そもそも私は顔を覚えるのがすごく苦手でなのです。でも話していてすぐに、テレコンビノを売っていた上板2丁目さんとわかりました。ブログを読んでいてくれてのことかと思うのですが、Mちゃんのファンということで「仕入れ値は大したものではないので気兼ねすることなく受け取って欲しい」とのことでした。Mちゃん喜ぶと思います。今度会ったときに必ず渡しておきます。上板2丁目さん、どうもありがとうございました。私からもお礼を言わせていただきます。


そろそろ帰る準備

12時頃から抽選会が始まりました。受付時にもらえるバッヂに番号がついていて、それが抽選番号になります。抽選は前日にもあり、この日は前日外れた人と、前日の抽選以降に受付した人が対象になるそうです。残念ながら何も当たることがありませんでしたが、賞品は10万円以上のものもあったとかで、かなり豪華だったようです。

IMG_3966
抽選会の様子。

抽選会が始まってしばらくして、多分長野県は宇宙県関係の方達だと思うのですが、7−8人の方といろいろ話しました。多分Samのネームプレートを見て話しかけてきてくれたのかと思います。その中にテレコンビノを売っていた上板2丁目さんがいたのですが、今度は奥様といたせいか、またも顔を認識できず。本当に申し訳なかったです。メンバーの中にだいとしいさん夫婦がいたのですが、よくよく聞くと「だい」と「しい」で「だい」が旦那様、「しい」が奥様とのことで、二人合わせてのハンドルネームとのことです。実は以前Twitterで、星を求めてのときのあのマニア向けになってしまった配信ビデオを見てくれていて、「妻もよくわかったみたいだった」と言ってくれたのが、だいとしいさんの奥様の方だったと、このとき気づきました。


帰路につく

さて抽選会も終わり、そろそろ帰ろうと思いシュミットさんへ挨拶に行きました。その際、昨晩のお礼ということで会場で使える500円券を2枚もいただきました。単純な私はもうウハウハ状態で、何を食べようか真剣に考えはじめました。まずは昼ごはんに、もう最後でなのか特価になっていたローストビーフ丼を買います。

IMG_3973

これはかなり美味しかったです。写真で見てもわかるとおり、お肉だけでなくいろんな具が入っています。受け取るときに「わさびが入ってるから気をつけて」と注意を受けるのですが、そのワサビがアクセントになっていて、とても満足でした。

さらに、ホテルの販売ブースでお土産のバームクーヘンと、その場で食べるデザートとして「何とかアラモード(すみません、名前を忘れてしまいました)」を500円券で頂きました。

IMG_3972

このアラモードの方がかなり凝っていて、温かいりんごのシロップ煮の上に冷たいアイスがのっていて、アーモンドとマカロンでしょうか、いわゆる「熱つ冷や」でもうほっぺが落ちそうでした。二手間、三手間かけてあり、さすがホテルクオリティです。

あと、前回夜に電視観望のデモをしたときに、それを見てすごく感動したとのことで地元のジャム屋さんからジャムを頂いたのですが、お礼を言いたくてそのジャム屋さんを探していました。クラフトコーナーに一つだけジャム屋さんがあったので、前回の話をしたのですが、どうもそのジャム屋さんではないとのことです。このジャム屋の店員さんも前回の星フェスで、その時のジャム屋さんにお客さんとして行った覚えがあるので、ジャム屋さんが出ていたことは間違えないとのこと。今回は残念ながら前回のお店とは違うのは確実なようです。せっかくの機会なので一つ「ハックルベリー」というナスの仲間というジャムをお土産に買いました。ヨーグルトに入れるととてもおいしいそうです。

この後、駐車場に戻り、13時半くらいだったでしょうか、小海を後にしました。帰りは途中で少しだけ仮眠した以外は順調で、18時位には自宅に着きました。お土産を家族に披露して、疲れたのか早めにベッドに入りました。


たくさんの方にお会いして

今回の星フェスでは、数多くの方にリアルで会うことができました。久しぶりに会った方もいますし、2年前の開催以降にSNSなどで知り合いになって初めて会う方も多かったです。すでにここまでの記事で何人かの方には登場いただいていますが、メモがてらも兼ねて覚えている限り挙げていきたいと思います。

ただ、先にも書きましたが、顔を覚えるのが苦手で、顔とハンドルネームと名前がすぐにごちゃごちゃになります。もしかしたら忘れてしまっていたり、間違えて覚えているかもしれません。その際はどうかご容赦いただき、コメントやTwitterなどで教えていただけると助かります。

  • まず、けーたろさんに紹介していただいたと思うのですが、あの「天体写真の世界」で有名な吉田隆行さんにとうとうお会いすることができました。星を始めた頃、数少ない有益な情報がきちんとまとまっているページで、ずっと参考にさせて頂いていました。実は私、微動雲台のレポートを書いたことが縁で大阪迷人会の合宿に誘われていて、吉田さんも迷人会の合宿に参加されているので、コロナでなければ吉田さんとはもっと早く会えていたはずなのです。吉田さんは噂通り落ち着いた方で、あの合宿に耐えられるのが不思議なくらいです。吉田さんもほしぞloveログも読んでくれているというので、恐縮してしまいます。ずっと会いたかった方なので、とてもうれしかったです。
  • 成澤さんも、今回はじめて実際に会うことができました。本を頂いたお礼を言うことができました。配信で見るようなテンションで、とても明るい方でした。
  • 天リフ編集長にはいつもお世話になっています。今回福岡から車で来たとのことです。本当にお疲れ様でした。編集長はZoomなどでよく話すせいか、全然久し振りという気がしませんでした。
  • 同じく、遠く高知から参加のシベットさんにも2年ぶりの再会です。シベットさんもSNSのやり取りや、オンラインイベントのたびに顔を見ている気がするので、久し振りという気がしません。
  • Nickさんご夫妻も2年ぶりの再会です。夜中にナイトビジョン出していたらしいのですが、行けなかったことが悔やまれます。
  • マリーチさんも久しぶりの再会です。旦那様とお嬢さんに会えなかったのが心残りです。
  • 智さんは2019年の大晦日の名古屋の観望会以来です。今回、お礼でお土産を頂いてしまいました。私がきっかけで星に興味を持ったからとのことですが、私は多分ただのきっかけだけで、智さん自身が電視観望から撮影までどんどん進化されています。お土産家族でいただきましたが、とてもおいしかかったです。ありがとうございました。
  • アルさんとお嬢さんにも会えました。原村以来でしょうか、お嬢さん3年生と言ってましたでしょうか大きくなってました。
  • Aramisさんと、息子さんにも会えました。確か原村で会ったのが最初かと記憶しています。Aramisさんのところのお子さんももうかなり大きくなっていました。コロナ禍の2年間はやはり長かったです。
  • 上板2丁目さんにはやっと星座ビノのお礼を言うことができました。Mちゃんにプレゼントもいただきました。
  • Twitterでやりとりをしているinuさんも上板2丁目さんのところでNikonのテレコンビノを買ったらしいです。
  • M87JETさんも前回の星フェス以来です。胎内でお会いしたのが初めてですね。荷物運んでいただきありがとうございました。
  • ケニ屋さんご夫妻にもお会いすることができました。あれ、ケニ屋さんってもしかして初顔合わせでしょうか?以前どこかの星まつりであっている気もするのですが...。ブログ全読みで印象深いのですが、やり取りはブログとSNSだけ?
  • だぼさん、TOA130のファーストライトおめでとうございます。
  • ほしたろうさん、電視観望実演の時の写真撮ってくれてありがとうございます。
  • りょーじんさん、くろくまさん、RYOさん、さすらいさん、だいとしいさんご夫妻、たかしさん、M-neoさん、お会いできてうれしかったです。
  • Twitterで事前にやりとりをしていたmymyさんが、声をかけてくれなかったのがとても残念です。次回機会があったら、遠慮などすることなくぜひお声掛けください。
  • XRAさんあらため、私の滑舌の悪さでハンドルネームが変わってしまったXRAYさん。XRAYさんの方が呼びやすくてかっこいいと思います。どんどん沼にハマってきてますね!
  • spitchuさんや塚原さんら、星景勢の方達にもお会いできましたが、夜で暗くてなかなか顔が分かりませんでした。天文あるあるですね。
  • 名古屋勢もたくさんいました。いのさん、いつも星まつりでお会いするお二人、LedRilyさん。
  • 智志君とぼすけさん、SVBONYの店番お疲れ様でした。
  • ひぃひさんは来ていたと聞いていましたが、結局会えなかったと思います。残念です。
  • ヒロノさんも星まつりのたびにお会いしています。今回は噂の天文好きのお嬢様にもお会いすることができてうれしかったです。
  • 天体望遠鏡博物館のみなさんにも久しぶりにお会いできました。TANKOさんと奥様にもお会いできました。今回は夫婦でこられている方も多かったようなのですが、これはこの星フェスの方向性のおかげなのかと思います。Tさん、手作りのキーホルダーありがとうございました。
  • あと、中1で自作で何台も望遠鏡をつくっているすごい男の子に会いました。将来が楽しみです。もう一人すごい小学生の子もいると、Vixenブースで噂で聞いたのですが、その子には会うことができなくてちょっと残念でした。
  • 初出でけーたろさん忘れてました。吉田さんがTwitterに入ってきてくれましたね。さっそくフォローしました。
  • 富山勢はあまりいなくて、かんたろうさんくらいでしたでしょうか。いつも一緒にいるので当たり前すぎて初出で小海であったのを忘れてました。

覚えている限り書きましたが、忘れてしまっている方がいましたら申し訳ありません。大事な方をド忘れしてしまっている気もします。

電視観望の実演に来てくれた皆様も、寒い中本当にありがとうございました。今回は非常にやりがいのある実演で、解説している私自身も楽しむことができました。また同じような機会がありましたら、よろしくお願い致します。


目標は達成できたか

さて、最初に立てた目標が達成できたかどうかですが、、
  1. 久しぶりにあう人達との交流。 ->  ◎
  2. シュミットで電視観望の解説と実演。 ->  ◎
  3. 夜に電視観望のデモ。 ->  ×
  4. 星座ビノの制作者にお礼を言う。 ->  ◯
  5. Canon製のテレコンビノを利用した星座ビノを手に入れる。 ->  ◯
  6. ホテルの温泉に入って食べ放題のアイスを食べる。 ->  ×
  7. 朝のビュッフェを食べる。 ->  ◯
  8. 2019年の電視観望を見て感動したというジャムのお店に商品をいただいたお礼を言う。 ->  ×
といったところでしょうか。最初の2つが自分的には十分充実していたので、とりあえずはかなり満足です。惜しむらくは3ですが、これは体力的にしかたなかったです。星座ビノのお礼は3年越しのことなので実現できて良かったです。ジャム屋さんはいつか星フェスとは別に訪れてみたいです。あとはどうでもいいですね。


楽しかった〜!

 今回の「星と自然のフェスタ」、もうものすごく楽しかったです。帰ってからも、「楽しかったー」、「楽しかったー」と繰り返し言っていました。

今回「星と自然のフェスタ」のリアル開催を決行してくれた、テレスコ工房の店長さんはじめ、スタッフの方々、小海町の役場の皆様、リエックスホテルの皆様、こんな楽しいイベントにして頂いて本当にありがございました。これだけたくさんのお客さんが来ると、相当大変だったと思います。とても感謝しています。

来年もできるならまた開催していただけると、とても嬉しいです。その際はぜひまた参加させていただきたいと思います。


次回で最後、戦利品の記事です。 



このページのトップヘ