ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:M13

9月3日の夕方から、下の息子(Suke)を連れて、数河高原にある天文台に行きました。たまたま仕事の時に知り合った方が星が好きだというので、いろいろ話していたらなんと天文台を個人で作って運営していて、天文同好会を主催している方と聞いて、早速観望会の日に参加させて頂きました。

富山を出た頃はまだ晴れていて、細い月と木星が沈んでいくところが綺麗に見えたのですが、途中から曇りで雨もぱらつき出し、今日はダメかなと思っていました。天文台のある場所は国道から少し山側に入った駐車場の横で、ほとんど何も見えないような真っ暗なところです。写真は真っ暗なところで撮った天文台の全景ですが、ピンボケになってしまいました。

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入り口のドアを開けるとお誘いいただいたYさんと他にも5人のお客さんがいらっしゃいました。その中のお二方は天文同好会の仲間とのことで、この辺りの星の見え具合や望遠鏡の機材のことなどお話しさせて頂きました。この辺りはお盆くらいまではいいのですが、お盆を超えるとずーっとすっきりしない空が続くそうです。また家族連れなのでしょうか、小学3年生の女の子もいて、この子は毎回観望会に参加しているそうで、うちの子ともいろいろ喋っていたみたいで、いい友達になれそうです。

天文台は個人運営とは思えないほど立派なもので、「コスモス天文台」というのの他にもう一つ「ビーナス天文台」というのもあるとのことです。以前お会いした時に聞いたのですが、星はご主人の趣味とかではなく、それどころか家族はあまり興味を示さずに、Yさん一人でこれだけのものを作ったとのことなので、相当星が好きでないとここまではできないと感心しました。

小一時間の間いろいろ話しながら、途中雨が天文台に当たる音が響いたりして天気がどうにもならないなと思い、このブログのことも見て頂いたりして、まったり過ごしていたのですが、いつしか子供の望遠鏡の話になって、どうせだから車から持ってこようと外に出ました。雨はまだ少し降っていたのですが、なんと一部星が見え始めています。皆さんに声をかけ、喜び勇んでとりあえず双眼鏡だけ準備していると、間もなくどんどん晴れ渡り、すぐに雲ひとつないとても澄んだ空になりました。とりわけ光害が少ないのか、天の川はペルセウス座流星群の時に満天星で見たものをはるかに超える濃さで、Yさんも周りの方も観望会の時にこれだけの空が見えるのは珍しいと言っていました。

私もさっそくついこの間試したばかりのリアルタイム星雲観望システムをフルで出してみることにしました。家族以外の人に見せるのは初めてなので、どんな反応があるのかとても楽しみでした。ただ、雨上がりで次の日の予定もあるので、結構焦ってセットしてしまい、極軸もろくろく取らずに見はじめてしまって、自動導入の精度が散々でした。時間がなくても、特に人に見せる時にはきちんとセットアップはしたほうがいいというのは、今回の痛い反省項目です。行く前に組み立てたモーターフォーカサーはトラブルもなく無事に動いてくれました。

それでもM57のリング星雲とM17の鉄亜鈴(アレイ)星雲はすぐに綺麗に見ることができました。やはり色が付いた星雲を見ることができるのはインパクトがあったようで、技術の進歩でこんなことまでできるようになったのかと言われた時は少し嬉しかったです。

他のものは導入のトラブルのせいもあり、かなり散々でM27、C12、M31(アンドロメダ銀河、大きすぎて中心しか見えない)、M33はトライしたのですが、全く入らないか、見えても色も形もわからないなど、全滅でした。その中でM13は色は付かないものの、球状星団の特徴が画面ではっきり見えてよかったです。この時に気づいたことは、このシステムは一つの天体をみんなで共有して同時に見ることができるということです。これはあまり想定していなかったのですが、みんなで同時に見るということは思ったより楽しいことでした。

どうやらこのシステムは得意なものと不得意なものがはっきり分かれる気がします。何度か試して得意なものを知っておくのは必須だと思いました。輝度が高くて、直径が10分くらいまでのあまり大きくないものが得意なようです。

ところで子供はというと、最初寝袋やシートを広げて、地面に寝っ転がって他の方たちと星を見ながらいろいろ話をしていたみたいのですが、もう一人の来ていた子が22時過ぎに帰ってしまってからは、程なくして寝袋にくるまって眠ってしまいました。私はそれからもしばらく空を見ていたのですが、23時半頃には撤収して子供を車に乗せてから帰路に向かい、家に帰り着いたら0時半頃でした。帰りにYさんからシールや本などお土産をいただきました。次の日起きて子供がとても喜んでいました。いろいろ気を使って頂き、どうもありがとうございました。とても楽しい時間を過ごすことができました。

惜しむらくは、カメラのレンズを持っていくのを忘れてしまったことです。綺麗な天の川をぜひ撮っておきたかったです。

次回の観望会は10月8日(追記: 大雨で中止)、その次は11月6日とのことです。子供もとても面白かったと言っているので、ぜひまた参加させて頂きたいと思います。


 

しばらく眼視でBKP200を楽しんでいたのですが、やはり撮影をしたくなりました。

望遠鏡側にカメラを取り付けるにはTリングというものが必要なのですが、安いものなのでVixen製のCanon用の「カメラアダプター Tリング キヤノンEOS用(N) 37306-2」をアマゾンでを発注してカメラボディーに取り付け試してみました。BKP200に付属の変換リングを適当につければそのまま鏡筒の接眼部に取り付けることができます。

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5月17日満を持してのBKP200での初撮影です。撮影場所は自宅の庭です。それで撮った土星がこれです。

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笑ってやってください。加工なんてする気にもなりません。

なんでこんなに小さいんだと驚いて、ここで初めて焦点距離800mmでは足りないと気付いたのです。その後色々調べると惑星だと直焦点撮影ではだめで、拡大撮影というのをしないとダメだということがわかりました。次は拡大撮影に挑戦です。こうやって一歩一歩学んでいくんですね。

ちなみにこの時撮ったM57とM13です。

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自動導入の練習がてら撮ってみたものです。小さくてしかも未加工なので見苦しいですが、実はこれが人生初のメシエ天体になります。眼視でもうっすら見えました。

M13の方をよく見ると流れてしまっていますが、これはシャッターを指押ししているからです。レリーズの必要性を実感しました。


 

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