ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:月

お盆休みの月曜日、昼からずっと空全体にかかっている薄雲が恨めしく、夕方以降何度外に出ても月がボヤーッと朧(おぼろ)状態です。ペルセウス座流星群が最盛期だとしてもこの月の明るさと、さらに雲なので何もやる気が起きず、もう寝ようかと思って22時頃外に出ると、雲がだいぶ無くなっていて月もキリッとしています。ここは気を取り直してVISAC君ことVC200Lのテスト再開です。

アペニン山脈の分解能

最初に試したかったことは、前回のファーストライトの時に撮影したアペニン山脈が、なぜ過去に撮影したC8で撮影した時の分解能にはるか及ばないかを調べることです。

comp_C8_VISAC
左のC8で撮った方がはるかに解像度が良いです。

口径は同じ200mm、C8の焦点距離は2000mmでVISACが1800mmなので高々1割の違い。それで解像度が大きく違うとは全然思えません。ましてやスポットダイアグラムの優れているはずのVISACが大きく劣るとは、なかなか不思議な結果です。一番大きな違いはカメラで、C8はASI178MCで1素子のサイズが2.4um、VISACがASI294MC Proで1素子のサイズが4.6um。2倍近く178の方が細かく撮れるはずですが、それだけで上の比較写真くらいまでの違いが出るものなのでしょうか?他にもピントがどれくらいあっているか、シンチレーションが違うのかなどもあるかと思います。

このナゾを解くため、今回はVISACにASI178MCを取り付けて、同様な画角で写してみます。撮影条件は12.5msec露光で、ゲイン120。1000コマ撮影して25%、上位250コマをスタックしました。その結果が以下になります。

Capture_ 23_34_49_23_34_49_lapl3_ap2661_RS_cut
VISACにASI178MCを載せて撮り直し。きちんと分解能が出ています。

月齢11.5日で満月に近く、陰影はあまりないですが、解像度は相当上がったように見えていて、C8で撮影したものにほぼ差し迫っていると思います。ということは少なくともASI178MCで同条件で撮影したら、以前C8でとったかなりの解像度までは迫ることができるということがわかりました。ただし、(これは最後の解析までしてやっと気付いたのですが)まだ少なくとも同じくらいのものが撮れたというだけで、この時点では他の条件の違いの可能性もあるので、カメラの違いかどうかの確証はありません。

と、ここでふと思いました。VISACでM57をASI178MCで撮ったらもう少し分解能が上がるのではないかと。


M57の中心星を出す

やることは単純です。VISACでカメラをASI178MCにして撮影するだけ。ただしセンサーサイズが1/1.8インチと小さいので見ている範囲がせまく、導入に少し苦労します。露光時間は10秒にして、ゲインは470と高めです。これはASI178MCの感度がいつも使っているASI294MC Proなどに比べて約4分の1と低いため、ある程度の露光時間をかけて、かつゲインも上げてやらなければ、そもそも満足に写りもしないからです。

とりあえず、10秒一枚の撮って出しを見せます。オートストレッチをかけてあるだけです。

Capture 00_59_11_Stack_16bits_7frames_70s
中心星がこんなに点で出るのは初めてです、

一枚なのでノイジーなのは仕方ないとして、驚くべきことにM57の中心星と隣の星がほぼ完全に点になっています。これまでこんなに点になるとは、考えることさえできなかったレベルです。

この時点でも、おむすび型の星像はまだ残っています。でも前回のテストは1秒露光で鏡筒が持っている星像がかなりそのまま出ていたはずですが、今回は10秒露光なので機材の揺れやシンチレーションで積分され、オリジナルな星像は鈍って多少真円に近くなっています。

これをスタックして画像処理をしてみます。Live Stackで6枚の60秒分の画像をSharpCap上でスタックし1枚の画像としそれを45枚、すなわちトータル45分の露光時間となります。ダーク補正は撮影中にリアルタイムでしてありますが、フラット補正とバイアス補正は今回省略しています。その結果が以下になります。

integration_DBE_PS2
中心星はOK、でも星の形がやはりいびつ。

M57の中心星と隣の星に関してはかなり満足なレベル。M57の12時方向の2つの距離の近い星も、何の苦労もなくはっきり分かれています。

フラット補正をしていないので、背景はグチャグチャで適当にごまかしています。こうなってくると星像のアラがどうしても目立ちます。次はおにぎりさんの改善を目指すことにします。今情報を集めてますが、少なくとも改善の方法はありそうなことがわかってきました。こちらはもう少し実践してからまた記事にします。


考察

さて今回の疑問は、1素子のサイズが高々2分の1もいかないくらいになっただけで、こうもいろいろ変わるのかということです?

いろいろ考えたのですが、なかなかこの差を説明することができなかったので、頭を切り替えて、C8で撮った画像をどれくらい解像度を落とすとVISACで撮ったのと同程度になるのか試してみました。

1素子のサイズ比 = 46./2.4 = 1.93なので、まずはC8の画像の解像度を1.93分の1にしてやってみました。でも結果はまだ全然、あからさまにC8のほうがいいです。やはり高々2倍くらいの素子のサイズ違いでは全く説明できないです。

そこそこ合うなと思ったレベルはC8の画像の画素数を一辺で8分の1にしたとき、すなわち3128 bx 2014 pixelの画像を、Photoshopで一旦391 x 263 pixelにまで落として、それをバイキュービック法で再び3128 x 2014 pixelに戻したくらいの相当荒い画像でやっと一致するということです。以下がその画像になります。

comp_C8_VISAC_x8
最初の画像の左のC8の方の分解能を8分の一くらいに悪くして、
やっと前回とったVISACと同等です。

これくらいまで落として、やっとVISACの画像と同程度か、下手をしたらまだいいかもしれません。流石にこれだけの違いをカメラの解像度だけで説明するのは無理なので、今回はおそらくVISACで最初に撮った画像がピンボケだったと言うくらいしかないです。ただし、VISACの方は視野の端で撮ったからという影響も無いとは言い切れていません。

ピンボケだったとするとまあ間抜けな話なのですが、でもこれはある意味怪我の功名で、少なくともカメラを代えたりしたり手間をかけての検証でしたが、M57の解像度を上げることにはつながったことになります。

じゃあM57の画像もピンボケだったのかと言うと、どうやら多分そうだったみたいです。今回VISACとASI178MCで撮った画像の解像度を半分くらいに落としましたが、まだまだ中心星も全然点像で十分な解像度があります。こちらも解像度を6分の1くらいに落としてやっと前回撮影したM57と同レベルになりました。

comp_camera
こちらも前回のASI294に一致させるためには、
解像度を6分の1くらい悪くする必要があると言う結果です。

こちらもこれだけの違いを、カメラの1素子のサイズの違いだけで説明することはやはり困難かと思います。前回はファーストライトでまだ慣れてなくてピンボケで、今回は気を使ったと言うことになるかと思います。


まとめ

でもまだ本当にピンボケだったのか、100%そうかと言われるとイマイチ自信がありません。今回のASI178MCの点像の出方が良すぎるからです。もしピント問題だったとすると、ピント位置は結構シビアな可能性が出てきます。今一度VISACにASI294MC Proをのせて、M57できちんとピントを合わせて見てみるなどすると、単にピント問題だったのかがより確定すると思います。

また、C8やMEADEでも例えばASI178MCを使えば同じように解像度よく出るのか、それともやはりVISACだけがすごいのか、まだもう少し検証してみたいです。

うーん、でもかなり楽しくなってきました。いままでC8とMEADEで全く無理だったこの点像。少なくともこの点像を出せるだけでもVISAC侮れないです。


4年生の下の子が友達や近所の子を集めて自宅でお化け屋敷をやりたいというので、ここ何週間かは家族を巻き込んでずっとその準備でした。


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準備の甲斐あって、昨晩11月5日、夕方6時からお化け屋敷を実際にやったのですが、来てくれたお客さんは24人、家族4人を入れたら28人を巻き込んでの大騒動です。2階の16畳分の部屋をまるまる使っての大掛かりなもので、お化け屋敷のアイデアから工作までほとんど下の子一人が考え、自分の手でやっていました。もちろん手伝いも必要だったので、当日は私は駐車場係、妻は受付、上の子にも脅かし役をやってもらっていました。一階の和室に来た人から順に集まって、怖い話を聞きながら2階へ行く順番を待つわけです。2階のお化け部屋自身は5分もかからないので、20人以上もいるとその間、もしくは終わった時に暇を持て余します。


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お化け屋敷自身は大成功に終わったのですが、その余った時間を使って、天体観測会をしました。

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用意したものは、一つは簡単で、子供用にSCOPETECHの口径60mm、焦点距離800mmに20mmのアイピースをつけたもの。写真の廊下の奥の窓の向こうに少しだけ写っています。最初だけ何人かに導入の仕方を教えて、あとは子供達に勝手に触らせておきます。SCOPETECHはファインダーの代わりに鏡筒に2つの穴がついているので、子供でも簡単に導入ができます。一応この間ファインダーも取り付けたのですが、見ているとやはりほとんど使っていませんでした。月やら、火星やら、ベガやら、最後はすばるなど導入してそれぞれ楽しんでいたみたいです。

もう一つは、 Advanced VXにFS-60を載せた電視です。BKP200は重いのと子供が走り回っているので無しです。でもこれだとウェイトも載せなくていいのでだいぶん軽くなって、赤道儀ごとなんとか運べる範囲の重さです。自動導入のメリットを考えると案外これはいいかもしれません。こちらはM57、M27、アルビレオ、月などリクエストに応じて導入しました。M57、M27は輝度が高いので、かなり明るいところでも見ることができます。秋の醍醐味のM31は残念ながら設置場所の関係で屋根に隠れてしまい、見せることができませんでした。その代わりに、M31は別途途中から双眼鏡を出して眼視で見てもらいました。みなさん、簡単に、特に自動導入で動いていく望遠鏡に驚いていました。みんなで画面を共有して見ることができるので、たくさんの人数に対応することができました。ただ、星雲が普通に色付きで見えることが結構すごいことだということは、あまり伝わらないみたいでした。

それよりも自分で驚いたのが、いつのまにか星の解説が色々できるようになっていることです。もちろん基本的なことだけで、夏の大三角に始まり、おり姫、ひこ星のはなし、白鳥座と天の川、秋の四辺形からアンドロメダ、カシオペアと北極星など、簡単なのですが、これだけでもみなさんわかりやすいと喜んでくれました。随時、望遠鏡で実際に見てもらいながらやったのも臨場感が出てよかったのかもしれません。次回星見会でもやったら来たいかと聞いたら、ほとんどの人がぜひ来たいと言ってくれたので、いつか自宅で観望会単独でやってみようかと思います。
 

今日はすごくいい天気です。煌々と輝く月齢13.7日の月が恨めしいです。

昨日の反省を踏まえて、強度を出すために雲台をポタセキに付属してきた迎角40度のV字金具に代え、さらにバランスをとるためにドイツ式赤道儀に変更したので、下の写真のようになりました。赤道儀のコントローラーも充電式の単三電池4本を入れ、赤道儀側に接続しました。

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この状態で、大分剛性が出たのと、バランスが悪くて空回りするようなことがかなりなくなったので、とりあえず、昨日の薄雲の月のリベンジを含めて、撮影と赤道儀での追尾を少し試してみました。


まずは月。画像はJPGで撮ったものをそのままアプしています。全く無加工です。アップするときに解像度が減らされてしまうので、元々の写真よりは小さいです。上がFS-60Q、下が比較のためのSCOPETECHの口径60mm, 焦点距離800mmで下の子が撮ったものです。

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拡大するとはっきりわかりますが、FS-60Qの方がより細かく見えています。ただし、SCOPETECHのほうは子供がピントを合わせたので、ピンボケの可能性があります。性能の差なのか、ピンボケの差なのかまたそのうちに比べてみます。
 

次に昴で、1秒露光。追尾無しなので、これでも流れています。

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次に、TG-SP(赤道儀)にTG-HG(コントローラー)をつないで、電源を入れてみて、とりあえず追尾してみました。極軸はすごく適当で、北極星の方向を(方位磁石も使わずに)適当に目分量で合わせただけです。

まずは先と同じく昴です。今度は5秒で流れ始めてしまっているので、少なくとも赤道儀は動いてはいるようです。ISO5000、5秒露光です。何枚か撮ったやつの中で一番流れていないやつです。未加工です。

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オリオン大星雲。月がまだ明るかったのですが、とりあえず撮ってみました。ISO5000、5秒露光です。一番流れていないやつで、未加工です。月の明かりに負けずに、色もとりあえずきちんと出ています。やはりもう少し露光させたいです。

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この時点で、寒いのと眠いので撤収することにしました。オリオン大星雲は電視では見ましたが、カメラでの撮影は生まれて初めてなのでとりあえずは満足です。

今回は撮りっぱなしをアップしただけで、全部まだ未加工写真なのですが、昨日のリベンジは果たせました。適当に赤道儀を置いても5秒くらいはもつみたいです。とりあえずポタ赤も何とか使えそうなことがわかりました。ただ、もう少し全体的に軽量化したいです。

次は極軸を真面目に合わせることでしょうか。CCDを使ってSharpCapで極軸合わせをしてみようと思っています。

あ、あと昼間の時間があるときに今日撮った写真のRawファイルの方を加工してもう少し見栄えを良くしてみようかと思います。




 

スターライトフェスティバルのオークションで手にいれた、タカハシのFS-60Qを少しだけ試してみました。10月13日の夜のことです。

まず手持ちの機器で組み上げて、最低限見ることができるかを考えてみました。今回、同様にオークションで手にいれた赤道儀は、どうやらTG-SPとして売られていたスカイパトロールにドイツ赤道儀にするためのTG-SEをつけたものみたいで、スカイパトロールⅡとして売られているものとは違うかもしれません。形としてはスカイパトロールⅡの形に組み上がっていたのですが、マニュアルはスカイパトロールのものが入っていました。

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TG-SEが結構重いので、まずはスカイパトロールの形にしてみました。その際、最初は赤径の回転部分にあたるパーツをひっくり返して可動範囲が広くなるように取り付けてみたのですが、結局重さのバランスが取れなくなることがわかったので、向きは説明書にあるような向きに取り付けました。固定ネジは思ったより弱くしかしめることができず、ちょっとバランスがずれて多少のモーメントがかかるだけで回転してしまったりします。

鏡筒バンドは鏡筒を落札した際に付いてきたのですが、付属のネジが長すぎて下の赤道儀側の回転機構の下の板に当たってしまい、回転が妨げられるので、ワッシャーを挟み回避しました。

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FS-60Qは重心位置がかなりフォーカサー側に来るために、本来はオフセット付きの鏡筒バンドを使うみたいなのですが、ついてきたものは普通のものでした。これは重いので、そのうちに取り替えることになると思います。

三脚をどうしようかと思っていたのですが、手持ちのManfrottoの三脚にVangurdのPH-22という原村の星まつりで特価で買った雲台をつけました。この雲台は本来Yaw方向の回転を固定することができないタイプなのですが、 回転部分にドリルでM2.5の横穴を開け、タップを切ってM3のネジで回転を固定することにしました。

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雲台の根元のキャップネジがそうです。

これで一応、最低限見るくらいのものは揃ったので、組み上げてみました。全体像がこれです。

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  • 組み上げてわかった一番の問題は剛性です。雲台は一応金属製なのですが、それでも触ると雲台のところで揺れてしまいます。機材に触わらなけば一応大丈夫みたいです。付属のV字の板に変えた方がいいかもしれません。
  • 三脚の足が短いうちはいいのですが、足を延ばすと三脚自身がたわんで揺れてしまいます。まだ全体的にまだ重いみたいです。エクステンダーを外す方向でいきます。
  • あと、可動範囲が思ったより狭いので、TG-SEをつけ直してドイツ式のスカイパトロールⅡ形式にしたほうがいいかもしれません。その代わりに軽量化からは離れていってしまいます。ポータブルと謳っているので、これはデザインとしては如何なものかと思います。

とりあえず追尾はまだなのですが、マニュアルで導入しその後もマニュアルで追っかけるという方式で、アイピースをつけて月と昴を覗いてみました。非常にシャープで、皆さんがタカハシに行き着くわけが少しわかった気がしました。

昴が綺麗だったので、写真を撮ろうとしたのですが、なかなか合焦せず、結局長い方の延長筒を外してやっと合焦しました。アダプターを全て取り外したのが以下の写真です。

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左3つが2インチ、右の5つが2インチから31.7mmへの変換です。2インチの一番長い筒を外して以下のようにしました。できるだけ軽くしたいこともあり、カメラの接続も手持ちのTリングと31.7mmへの短い変換アダプターを使っただけです。

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これで合焦します。

ところが、そうこうしているうちにすばるは雲の中へ。薄雲がかかった月だけ撮って撤収することにしました。

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明日へと続きます。


9月10日、現在海外出張中で、アメリカワシントン州に来ています。ワシントン州といってもシアトルなどではなく、そこから内陸に何百kmか入ったRichlandという小さな田舎町です。こちらでたまたま友人と日本でいう小学5年生の娘さん、そして私の上司の4人で星を見る機会がありました。

ただ、私は今回は何の機材も持ってきていなかったのですが、友人が子供用に買ったという米国ORION社製の口径70mm、焦点距離700mmくらいのF10程度のニュートン反射鏡と、Nikonの10倍の双眼鏡、Canon EOSのRebel T1i (日本ではX3に相当)にTAMRONの18mmから??mmのF3.5のレンズをもって、砂漠地帯まで足を伸ばしました。

あいにく上弦の月に近く、月がまだまだ明るかったのですが、さすがに光害も少ない場所で透明度も良く、目で見て天の川が十分に見えるようなところでした。

今回は眼視中心だったのですが、一枚だけ撮ったわし座近辺の天の川の写真をアップします。

IMG_4762d2


Canon EOS REBEL T1i, 18mm, F3.5, 30sec, JPGで保存、GIMP2.9で加工しました。月明かりはあったのですが、それでもなんとか負けずに写っていました。

望遠鏡では定番の月、土星、火星、アルビレオをみました。友人も娘さんも、土星の輪を見るのは生まれて初めてで、すごく感動したそうです。私も土星の輪を自分の目ではじめて見たのはついこの間で、すごく感動したので、その気持ちは良くわかりました。

何よりいいのはおそらく日本ではありえないシーイングで

https://www.meteoblue.com/en/weather/forecast/seeing/hanford_united-states-of-america_5796633

で見てもindex 1, index 2ともに5段階評価で5です。こんなのは日本ではまずまずありえません。そのせいでしょうか、アイピースはあいにく24mmと10mmしかなかったのですが、10mmのもの(拡大率70倍)で何と土星の縞模様が見えてしまいます。火星も、私は見えなかったのですが、友人は黒い点が見えると言っていたので、模様も見えているようです。土星も火星もかなり地平線に近かったのですが、きらめくことも全くなく、シーイングでここまで違うのかというのが正直な感想です。是非きちんとした機材で撮影をしてみたいと強く思いました。ただしここは海外なので、よほど軽い機材を準備しなくてはなりません。これは今後の課題だと思います。

他にも双眼鏡で月や天の川付近、M31のアンドロメダ銀河も見ることができました。友人は天の川を見たのも初めてということなので、今回は短時間でしたが、盛りだくさんの内容になったのかと思います。当然アンドロメダ銀河も初めてですが、こちらはやはりボヤッとしか見えないので、インパクトは薄かったみたいです。

カメラでは月、天の川近辺を撮影しました。友人の機材なので、写真が手に入れらたら後で掲載します。

あいにく月が沈むのが0時頃なのですが、 娘さんがやはり早々に寝てしまったので、あまり遅くなるわけにはいかず、22時で撤退しました。

今回は初の海外での天体観測でしたが、機材も何も持って行かなかったのですが、ひょんなことから望遠鏡、双眼鏡、カメラを使うチャンスができました。友人のSさんありがとうございました。せっかくいい環境にいるので、また自分でも楽しんでみてください。機会があれば、今度は機材も少し持ってくるので、また一緒に見ましょう。




 

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