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天体観測始めました。

タグ:月

4年生の下の子が友達や近所の子を集めて自宅でお化け屋敷をやりたいというので、ここ何週間かは家族を巻き込んでずっとその準備でした。


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準備の甲斐あって、昨晩11月5日、夕方6時からお化け屋敷を実際にやったのですが、来てくれたお客さんは24人、家族4人を入れたら28人を巻き込んでの大騒動です。2階の16畳分の部屋をまるまる使っての大掛かりなもので、お化け屋敷のアイデアから工作までほとんど下の子一人が考え、自分の手でやっていました。もちろん手伝いも必要だったので、当日は私は駐車場係、妻は受付、上の子にも脅かし役をやってもらっていました。一階の和室に来た人から順に集まって、怖い話を聞きながら2階へ行く順番を待つわけです。2階のお化け部屋自身は5分もかからないので、20人以上もいるとその間、もしくは終わった時に暇を持て余します。


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お化け屋敷自身は大成功に終わったのですが、その余った時間を使って、天体観測会をしました。

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用意したものは、一つは簡単で、子供用にSCOPETECHの口径60mm、焦点距離800mmに20mmのアイピースをつけたもの。写真の廊下の奥の窓の向こうに少しだけ写っています。最初だけ何人かに導入の仕方を教えて、あとは子供達に勝手に触らせておきます。SCOPETECHはファインダーの代わりに鏡筒に2つの穴がついているので、子供でも簡単に導入ができます。一応この間ファインダーも取り付けたのですが、見ているとやはりほとんど使っていませんでした。月やら、火星やら、ベガやら、最後はすばるなど導入してそれぞれ楽しんでいたみたいです。

もう一つは、 Advanced VXにFS-60を載せた電視です。BKP200は重いのと子供が走り回っているので無しです。でもこれだとウェイトも載せなくていいのでだいぶん軽くなって、赤道儀ごとなんとか運べる範囲の重さです。自動導入のメリットを考えると案外これはいいかもしれません。こちらはM57、M27、アルビレオ、月などリクエストに応じて導入しました。M57、M27は輝度が高いので、かなり明るいところでも見ることができます。秋の醍醐味のM31は残念ながら設置場所の関係で屋根に隠れてしまい、見せることができませんでした。その代わりに、M31は別途途中から双眼鏡を出して眼視で見てもらいました。みなさん、簡単に、特に自動導入で動いていく望遠鏡に驚いていました。みんなで画面を共有して見ることができるので、たくさんの人数に対応することができました。ただ、星雲が普通に色付きで見えることが結構すごいことだということは、あまり伝わらないみたいでした。

それよりも自分で驚いたのが、いつのまにか星の解説が色々できるようになっていることです。もちろん基本的なことだけで、夏の大三角に始まり、おり姫、ひこ星のはなし、白鳥座と天の川、秋の四辺形からアンドロメダ、カシオペアと北極星など、簡単なのですが、これだけでもみなさんわかりやすいと喜んでくれました。随時、望遠鏡で実際に見てもらいながらやったのも臨場感が出てよかったのかもしれません。次回星見会でもやったら来たいかと聞いたら、ほとんどの人がぜひ来たいと言ってくれたので、いつか自宅で観望会単独でやってみようかと思います。
 

今日はすごくいい天気です。煌々と輝く月齢13.7日の月が恨めしいです。

昨日の反省を踏まえて、強度を出すために雲台をポタセキに付属してきた迎角40度のV字金具に代え、さらにバランスをとるためにドイツ式赤道儀に変更したので、下の写真のようになりました。赤道儀のコントローラーも充電式の単三電池4本を入れ、赤道儀側に接続しました。

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この状態で、大分剛性が出たのと、バランスが悪くて空回りするようなことがかなりなくなったので、とりあえず、昨日の薄雲の月のリベンジを含めて、撮影と赤道儀での追尾を少し試してみました。


まずは月。画像はJPGで撮ったものをそのままアプしています。全く無加工です。アップするときに解像度が減らされてしまうので、元々の写真よりは小さいです。上がFS-60Q、下が比較のためのSCOPETECHの口径60mm, 焦点距離800mmで下の子が撮ったものです。

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拡大するとはっきりわかりますが、FS-60Qの方がより細かく見えています。ただし、SCOPETECHのほうは子供がピントを合わせたので、ピンボケの可能性があります。性能の差なのか、ピンボケの差なのかまたそのうちに比べてみます。
 

次に昴で、1秒露光。追尾無しなので、これでも流れています。

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次に、TG-SP(赤道儀)にTG-HG(コントローラー)をつないで、電源を入れてみて、とりあえず追尾してみました。極軸はすごく適当で、北極星の方向を(方位磁石も使わずに)適当に目分量で合わせただけです。

まずは先と同じく昴です。今度は5秒で流れ始めてしまっているので、少なくとも赤道儀は動いてはいるようです。ISO5000、5秒露光です。何枚か撮ったやつの中で一番流れていないやつです。未加工です。

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オリオン大星雲。月がまだ明るかったのですが、とりあえず撮ってみました。ISO5000、5秒露光です。一番流れていないやつで、未加工です。月の明かりに負けずに、色もとりあえずきちんと出ています。やはりもう少し露光させたいです。

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この時点で、寒いのと眠いので撤収することにしました。オリオン大星雲は電視では見ましたが、カメラでの撮影は生まれて初めてなのでとりあえずは満足です。

今回は撮りっぱなしをアップしただけで、全部まだ未加工写真なのですが、昨日のリベンジは果たせました。適当に赤道儀を置いても5秒くらいはもつみたいです。とりあえずポタ赤も何とか使えそうなことがわかりました。ただ、もう少し全体的に軽量化したいです。

次は極軸を真面目に合わせることでしょうか。CCDを使ってSharpCapで極軸合わせをしてみようと思っています。

あ、あと昼間の時間があるときに今日撮った写真のRawファイルの方を加工してもう少し見栄えを良くしてみようかと思います。




 

スターライトフェスティバルのオークションで手にいれた、タカハシのFS-60Qを少しだけ試してみました。10月13日の夜のことです。

まず手持ちの機器で組み上げて、最低限見ることができるかを考えてみました。今回、同様にオークションで手にいれた赤道儀は、どうやらTG-SPとして売られていたスカイパトロールにドイツ赤道儀にするためのTG-SEをつけたものみたいで、スカイパトロールⅡとして売られているものとは違うかもしれません。形としてはスカイパトロールⅡの形に組み上がっていたのですが、マニュアルはスカイパトロールのものが入っていました。

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TG-SEが結構重いので、まずはスカイパトロールの形にしてみました。その際、最初は赤径の回転部分にあたるパーツをひっくり返して可動範囲が広くなるように取り付けてみたのですが、結局重さのバランスが取れなくなることがわかったので、向きは説明書にあるような向きに取り付けました。固定ネジは思ったより弱くしかしめることができず、ちょっとバランスがずれて多少のモーメントがかかるだけで回転してしまったりします。

鏡筒バンドは鏡筒を落札した際に付いてきたのですが、付属のネジが長すぎて下の赤道儀側の回転機構の下の板に当たってしまい、回転が妨げられるので、ワッシャーを挟み回避しました。

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FS-60Qは重心位置がかなりフォーカサー側に来るために、本来はオフセット付きの鏡筒バンドを使うみたいなのですが、ついてきたものは普通のものでした。これは重いので、そのうちに取り替えることになると思います。

三脚をどうしようかと思っていたのですが、手持ちのManfrottoの三脚にVangurdのPH-22という原村の星まつりで特価で買った雲台をつけました。この雲台は本来Yaw方向の回転を固定することができないタイプなのですが、 回転部分にドリルでM2.5の横穴を開け、タップを切ってM3のネジで回転を固定することにしました。

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雲台の根元のキャップネジがそうです。

これで一応、最低限見るくらいのものは揃ったので、組み上げてみました。全体像がこれです。

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  • 組み上げてわかった一番の問題は剛性です。雲台は一応金属製なのですが、それでも触ると雲台のところで揺れてしまいます。機材に触わらなけば一応大丈夫みたいです。付属のV字の板に変えた方がいいかもしれません。
  • 三脚の足が短いうちはいいのですが、足を延ばすと三脚自身がたわんで揺れてしまいます。まだ全体的にまだ重いみたいです。エクステンダーを外す方向でいきます。
  • あと、可動範囲が思ったより狭いので、TG-SEをつけ直してドイツ式のスカイパトロールⅡ形式にしたほうがいいかもしれません。その代わりに軽量化からは離れていってしまいます。ポータブルと謳っているので、これはデザインとしては如何なものかと思います。

とりあえず追尾はまだなのですが、マニュアルで導入しその後もマニュアルで追っかけるという方式で、アイピースをつけて月と昴を覗いてみました。非常にシャープで、皆さんがタカハシに行き着くわけが少しわかった気がしました。

昴が綺麗だったので、写真を撮ろうとしたのですが、なかなか合焦せず、結局長い方の延長筒を外してやっと合焦しました。アダプターを全て取り外したのが以下の写真です。

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左3つが2インチ、右の5つが2インチから31.7mmへの変換です。2インチの一番長い筒を外して以下のようにしました。できるだけ軽くしたいこともあり、カメラの接続も手持ちのTリングと31.7mmへの短い変換アダプターを使っただけです。

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これで合焦します。

ところが、そうこうしているうちにすばるは雲の中へ。薄雲がかかった月だけ撮って撤収することにしました。

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明日へと続きます。


9月10日、現在海外出張中で、アメリカワシントン州に来ています。ワシントン州といってもシアトルなどではなく、そこから内陸に何百kmか入ったRichlandという小さな田舎町です。こちらでたまたま友人と日本でいう小学5年生の娘さん、そして私の上司の4人で星を見る機会がありました。

ただ、私は今回は何の機材も持ってきていなかったのですが、友人が子供用に買ったという米国ORION社製の口径70mm、焦点距離700mmくらいのF10程度のニュートン反射鏡と、Nikonの10倍の双眼鏡、Canon EOSのRebel T1i (日本ではX3に相当)にTAMRONの18mmから??mmのF3.5のレンズをもって、砂漠地帯まで足を伸ばしました。

あいにく上弦の月に近く、月がまだまだ明るかったのですが、さすがに光害も少ない場所で透明度も良く、目で見て天の川が十分に見えるようなところでした。

今回は眼視中心だったのですが、一枚だけ撮ったわし座近辺の天の川の写真をアップします。

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Canon EOS REBEL T1i, 18mm, F3.5, 30sec, JPGで保存、GIMP2.9で加工しました。月明かりはあったのですが、それでもなんとか負けずに写っていました。

望遠鏡では定番の月、土星、火星、アルビレオをみました。友人も娘さんも、土星の輪を見るのは生まれて初めてで、すごく感動したそうです。私も土星の輪を自分の目ではじめて見たのはついこの間で、すごく感動したので、その気持ちは良くわかりました。

何よりいいのはおそらく日本ではありえないシーイングで

https://www.meteoblue.com/en/weather/forecast/seeing/hanford_united-states-of-america_5796633

で見てもindex 1, index 2ともに5段階評価で5です。こんなのは日本ではまずまずありえません。そのせいでしょうか、アイピースはあいにく24mmと10mmしかなかったのですが、10mmのもの(拡大率70倍)で何と土星の縞模様が見えてしまいます。火星も、私は見えなかったのですが、友人は黒い点が見えると言っていたので、模様も見えているようです。土星も火星もかなり地平線に近かったのですが、きらめくことも全くなく、シーイングでここまで違うのかというのが正直な感想です。是非きちんとした機材で撮影をしてみたいと強く思いました。ただしここは海外なので、よほど軽い機材を準備しなくてはなりません。これは今後の課題だと思います。

他にも双眼鏡で月や天の川付近、M31のアンドロメダ銀河も見ることができました。友人は天の川を見たのも初めてということなので、今回は短時間でしたが、盛りだくさんの内容になったのかと思います。当然アンドロメダ銀河も初めてですが、こちらはやはりボヤッとしか見えないので、インパクトは薄かったみたいです。

カメラでは月、天の川近辺を撮影しました。友人の機材なので、写真が手に入れらたら後で掲載します。

あいにく月が沈むのが0時頃なのですが、 娘さんがやはり早々に寝てしまったので、あまり遅くなるわけにはいかず、22時で撤退しました。

今回は初の海外での天体観測でしたが、機材も何も持って行かなかったのですが、ひょんなことから望遠鏡、双眼鏡、カメラを使うチャンスができました。友人のSさんありがとうございました。せっかくいい環境にいるので、また自分でも楽しんでみてください。機会があれば、今度は機材も少し持ってくるので、また一緒に見ましょう。




 

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