ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:星と自然のフェスタ

小海の「星と自然のフェスタ2022」の2日目前半の記事から続いて、2日目の後半の様子です。



いよいよ電視観望講演

私が担当する電視観望の講演会は14時40分から。午後も最初のうち会場内を回っていましたが、いよいよ13時頃になると落ち着かなくなってきて、一旦ホテルの部屋に戻りスライドのの最終チェックをします。スライドは数えたら75ページもあります。時間は50分なのでかなり多めですが、ライブスタックで変わっていく様子を何枚かアニメみたいに切り替えていくので、そういうのをさっ引いても実質60枚切るくらいです。まだかなり多いので、実際のトークの時にはテンポよく進めていく必要があります。

14時前にもう一度本部前に行って、残り枚数の確認です。この時点でまだ10枚以上残っていましたでしょうか。ちょうどかんたろうさんがいて「お布施、お布施」とかいいながらチケットを買ってくれました(笑)。ありがとうございました。来ない人もいるだろいということでチケットは50枚刷ったと聞いたので、この時点で40人くらいで実質ほぼ満席かなと思っていました。部屋に戻って、14時には荷物を講演会場に運び込みます。

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機材は
  • NEWTONY+Ceres-C+AZ-GTi
  • FMA135+Uranus-C+AZ-GTi
  • FS-60CB+ASI294MC
  • NIKKOR 50mm, F1.4+自由雲台
  • Vespera
となります。全部で4.5セットといったところでしょうか。一部借り物もあります。

機材は会場外の廊下のところに置いたのですが、ちょうど食堂上のガラス張りのテラス状態になっていて、昼間はとにかく暑いのです。それでも前の講演の終了15分くらい前になると、徐々に人が集まってきて、早速ですが機材を囲みながらの雑談モードの質問タイムが始まります。

そうこうしているうちに、前の講演が終了予定時刻少し前に終わったので、部屋の中に入り準備を始めます。とりあえず機材を適当に前方に置いて、次に参加者の確認です。ここまでの講演ではどうもチケットの確認をあまりしていなかったようなのですが、私の講演はワンコイン500円ということで有料なので、不公平がないようにしはくてはいけません。「では一旦外に出てもらって、チケットと共に入場してもらうことにしましょう」ということになり、2つあるドアの後方だけを開けてチケットを受け取り一人づつ入場してもらうことにしました。途中、スタッフの方がチケット受け取りを引き受けてくださったので、私はPCをプロジェクターにつないで、画面のチェックに取り掛かることが出来ました。その間に、参加者の方に前の方に資料を取りに来てもらいます。

資料は2つあり、ひとつはプレゼンスライドの中でも技術的なことを書いてあるページを印刷して、後で確認できるようにしたもの。今回のトークは基本的には初心者向けにしました。やはりまだまだ初めてみたいという方の声をたくさん聞くことと、情報が拡散しているので何から始めたらいいかわからないという声もよく聞くからです。ただ、話を聞いただけではなかなか覚えていられない細かいことも多いはずなので、ページ数を限ってますが、必要と思われるページを印刷して確認できるようにしてみました。

もう一つの資料は、少しマニア向けにと考えたもので、今回特別に用意したCMOSカメラの系譜図です。現在いろいろとまとめている資料の一部で、ファーストバージョンを講演に来ていただいた方に限定公開してみました。かなり気合を入れて用意したのです。講演に参加された方のブログ記事などをみている限り、結構好評なようで少し安心しました。今後もう少し時間をかけて仕上げていくつもりです。

機材を発表順に並べて、プロジェクターにも画面を映して、準備完了となります。始まりの時間の14時40分まで5分近くあったので、その時間ももったいなくて質問時間にします。

ちょうど14時40分に開始して、講演自体はページ数の割に滞りなく進みました。できるだけわかりやすくと思いましたが、どうだったでしょうか?機材の説明が暗い中でだったので、どこまで見えたか心配でしたが、講演終了後にあかりがついてから、片付けている際にも前に来て見ていた方が多くいたので、短時間でしたがなんとか見ていただけたのかと思います。

実際にはトークが終わってからも時間が10分近く余っていたと思います。ここでも時間ギリギリまでたくさんの質問が出てきました。片付けの最中にも、特に機材を見ながらいろいろ聞かれることも多かったです。こうやって面と向かって質問をやり取りできるのは、リアル開催の最大の魅力です。コロナがこのまま収まって、星関連のイベントが以前のように普通に行われるといいのですが。

その後、会場を次の講演の方に引き継ぎ、廊下であらためて機材を台車の上に乗せてホテルの部屋に向かいます。ここでやっとホッとできました。

たくさんの方に来て頂き、質問等もとても盛り上がったので、本講演は大成功かと思います。開始の際の準備のときに机の搬入とか色々手伝ってくれた方々、片付けの際にも同じように手伝ってくれた方々、会場スタッフの方、そもそもこの講演の準備に貢献していただいた多くのスタッフの方々、そして講演に参加していただいた皆様、星仲間の知り合いの方も多く参加してくれました。本当にありがとうございました。


講演終了後

講演も無事に終え、まだ興奮も冷めやらぬまま部屋に戻りました。渡されたチケットを数えると、なんと49枚ありました。もともと40名の定員でしたが、チケットだけ取って来れない方もいるなどの考慮でしょうか、余分に発行していたと聞いています。後で本部で確認したら6枚残っていたので、だれも欠席しなかったとしたら55枚発行され、49人来てくれたことになります。用意していた資料は50部切るくらいだと思っていたのですが、それでも1部残っていたので、実際には何度か印刷テストしていたのも混じっていて、ちょうど50部くらいになっていたのかもしれません。もし参加したのに資料をもらうのを忘れていたという方がいましたら、Twitterの方でご連絡頂ければ個別に送らさせていただきます。

講演会場とその外が暑かったのでしょう、部屋で気づいたら汗だくでした。ちょうどいいやと思い、そのまま温泉に向かいます。

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さっぱりした後のアイスは格別でした。でもその間にどうやら抽選会を逃してしまったようです。

夜はシュミットブースで19時から電視観望実演をするので、18時のレストランオープンの少し前から並び、早めの夕食ビュッフェです。朝食ビュッフェよりも豪華で、嬉しかったのがケーキです。すでにたくさん食べてお腹いっぱいなのですが、やはりケーキは別腹。妻と二人で大きなケーキを3つ(と言っても2つぶん以上は私が)食べました。

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このケーキも美味しかったですが、その後に食べた柿のケーキも美味しかったです。


シュミットブースでの電視観望実演

食事を終えて、電視観望実演の準備をしていたら、もう19時ギリギリです。急いでシュミットブースに移動して、そのまますぐに実演開始となりました。今回はあらかじめ開始時間と終了時間をはっきりと決めることにしました。これは昨年の実演で夕方のうちから準備を始めたら人が集まり始めてしまって、どこが開始か全くわからなくなってしまったことの反省からです。さらに、準備するところも含めて、見る人によっては参考になるということで、本当にカメラの接続から開始です。

初めから3-40人はいましたでしょうか、たくさんの人が集まっていて、講演に参加くれた人もたくさん来てくれているようです。機材は最近いつも使っているFMA135にUranus-Cを取り付け、光害防止フィルターとしてCBPを使っています。架台も定番の手軽なAZ-GTiです。

ところが今回は接続したPCが絶不調です。まずSurface7が反応しません。キーボードもタッチパッドも、画面を触ってのクリックも動かなくなりました。こんなのは初めてのことです。でもこれ、後でホテルの部屋に帰ると普通に動いたので、ちょっと謎です。もちろん予備のPCは用意してあって、2台目のSurface8に移しました。ところが、PC単独では問題ないのになぜかHDMI出力の大型モニターに画面が出ず、こちらも諦めます。結局、最後の砦の結MacBool ProをBootCampで起動しました。こちらは大型モニターにも表示でき、なんとかその場を凌ぐことができました。ただし、このBootCamp軌道でのSharpCapですが、プレートソルブは設定していなかったので、うまく自動導入の精度が出るか、ちょっとドキドキものでした。

恥ずかしながらですが、こんなトラブル含めて、そのまま見ていただいての実演となりました(笑)。動き出してからは極めて順調です。最初はたしか北アメリカ星雲を導入したでしょうか。ライブスタックと共に徐々に出てくる形に「オーっ!」という雰囲気です。説明に夢中であまり記憶がないのですが、多分次がアンドロメダ銀河、他に亜鈴状星雲、三日月星雲とかにいったと思います。例によって講演中の写真が全然なく、サイトロンのスタッフの方がその時の様子を撮影してくれた写真を頂いたので、載せておきます。

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今回の電視観望は2台体制です。私の機材は口径わずか3cmでここまで見えるという驚きを、となりではAskarの80PHQで、こちらは口径も十分で淡いものも見えるというデモです。80PHQの画像は大型プロジェクターに映していて、網状星雲の細かい模様や、FMA135では流石に淡くて映しきれないM33: さんかく座銀河を映し出したりしていました。

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集まってくれた方からは質問がひっきりなしに出てきます。すでに自分で試している方、初心者でもかなり本気でやってみたい方と、質問からその熱気が伝わってきます。そんな中に、横浜から来たという小学3年生の女の子と、そのご両親が熱心に話しかけてくれました。なんと抽選でNEWTONYが当たったそうです。最初初心者かと思ってNEWTONYとCeres-Cとか話していたのですが、どうやら「月とか惑星の次に行きたい!」とのこと。スターセンスエクスプローラー付きの鏡筒も持っているようです。ならば話は早くて、「できるだけ面積の広いカメラに予算をかけた方がいいのでは?」という話になりました。

まだまだ盛り上がっていますが、今回は20時半で終了ということにして一旦締めます。その後もM15を見たいとかでリクエストもあったのですが、80PHQのほうで終了後少しだけ映し出していました。私の方はまだまだプライベートでやる予定だったので、終了後しばらくしても残ったていた人には、「一旦出直してきてそこの中央エリアでこじんまりやります!」などと伝えて、一旦終了となりました。

シュミットでの実演が終わり一度ホテルの部屋に戻ると、妻は完全にくつろぎモード。どうも妻も少し外に出て実演を見に来ていたみたいで、開口一番「パパのところだけ人がいっぱいだったよ!一体何やってたの?」とまるで何か悪いことでもしているようかの言われよう(笑)。「今からまた行ってくる」とだけ言い残し、再び機材を持って外に出ます。


中央エリアでの電視観望

去年はシュミットでの実演で疲れ果てていて、夕食はコンビニで弁当を車の中で食べた後、力尽きて途中の道に車を止めて寝てしまい、会場にたどり着いたら0時過ぎで何もできなかったという痛い経験をしています。でも今年は実演が終わってもまだ余裕があるので、再び中央エリアに機材を持って繰り出し、今度は個人的に電視観望実演です。

機材を持ってホテルから出たところで、先の実演中に話していた小学3年の女の子と、そのご両親がちょうどホテルの部屋に帰るところでした。「これから電視観望するのですが、良かったら一緒に見ますか?」と声をかけると、即答で「はい!」とのことで、さらに夜の部にも参加することに。3年生なので眠くないか心配でしたが、「普段も夜11時頃までは星を見ている」とのことなので、全然大丈夫そうです。

まずはセッティングをしつつ、「そういえば星座ビノとか見たことありますか?星座用の2倍くらいの低い倍率の双眼鏡です。」というと、普通の双眼鏡は持っていても星座ビノは知らない様子。とりあえず電視観望の方の用意が終わり、M42:オリオン大星雲が画面に入ったとことでライブスタックしつつ、その間に車の方へ行き星座ビノを撮りに行きます。たくさんの星座ビノの入ったプラスチックケースとともに帰ってくると、ちょうどM42もいい具合にノイズが落ちています。長くスタックすると、ランニングマンも見えてくるので、みんなでその形を確認します。

さてここから星座ビノ見比べ会の始まりです。知り合いでは、いのさんとがいましたで。あとは小海で初めて会った方達です。人数分のビノは出したつもりなので、7-8人はいましたでしょうか。上板2丁目さん作のものが
  • cokin
  • Nikon
  • Canon
市販のものが多分ですが
  • 昔の白いWidebino28
  • Supere Widebino36
  • 笠井の3倍
  • サイトロンの2倍
  • SCOPETECHの1.8倍
くらいでしょうか?それぞれに特徴があって、子供だとcokinが接眼側の径が大きいので見やすく、NikonとSupere Widebino36はやはり見え方が他とは一段上というのは伝わったみたいです。Canonも負けていません。逆に3倍は、見える範囲が狭くなり星座の形がわかりにくくなるので、初心者にはやはり2倍が良さそうです。

3年生の女の子とご家族からは、星フェス終了後に「Supere Widebino36を買うことにしました」と、メールが来ました。メールには女の子のとても可愛いお礼の手紙が添付されていました。電視観望にも興味があるので、引き続きメールで機材選定とかのやりとりしています。こういった出会いも星まつりならではで、全国に星仲間が増えていきます。

電視観望はその後も続き、0時近くになってやっと片付けです。この日はあまり画像は残していませんでしたが、数少ない残っていた画像です。

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片付けがほぼ終わり、機材も車に積み込んで、もう少しだけメイン会場をプラプラしていると、Pentax一眼でSharpCapで電視観望がてら撮影をしている若い方がいました。話を聞いてみると、なんとこの方ペンタ用のASCOMドライバーを書いている方とのことで、それを使ってSharpCapで見ているというのことでした。昨晩お会いした、Pentax鏡筒で電視観望したいという方もその場にいて、一緒にSharpCapでPentaxカメラが動く様子を見ていました。まだまだ不安定と言っていましたが、自分でドライバーを書いて動かしているところがすごいです。帰ってからTwitterでフォローさせていただきました。

気づくと結構薄い雲が空のかなりの範囲を覆ってきています。0時半頃でしょうか、そのあとにキャンプサイトへと移ります。


夜中のキャンプサイトにて

キャンプサイトでは、XRAYさんはじめ、Masaさん、かんたろうさんなどが火を囲んで話しています。Masaさんとは初顔合わせすることが出来ました。Twitterの様子から20代くらいのかなり若い方かと思ったのですが、私とかなり近い年齢だということがわかりました。SNSだけだとなかなかわからないですね。いつもハンドルネームと顔と本名がぐっちゃになってしまい、色々申し訳ないことをしてしまっています。名前とか間違えて覚えていたら本当に申し訳ないのですが、どうかご容赦ください。

集まっている人の中で、特に昨年XRAさんと一緒に来ていたburamudさんと画像処理について突っ込んでお話しさせてもらいました。昨年の時点では「まだこれから始めます」みたいな雰囲気でしたが、最近はASI533MC Proまで買ったそうで、撮影にかなりのめり込んでいるようです。「ほしぞloveログ」もよく見て頂いているようで、最近撮ったバラ星雲の中心部の色出しとか、いろいろ聞かれました。撮影したバラ星雲に色が出ないと悩んでいるようなのですが、画像を見る限り赤一辺倒でなく、白っぽくなっている部分も残っているので、青の諧調は十分残っているようです。なので画像処理の問題で、出にくい青をきちんと引き出してやれば、色階調がきちんと出てくると思います。ノイズ処理がうまくいかなくて淡いところがモコモコしてしまうという話もしました。それでも色々話していて、若い方は1年でものすごく成長するというのを実感しました。

すこし晴れてきたので、かんたろうさんがM42を導入しようとしたのですが、ファインダーもすでに片付けてしまったとのことで導入できず断念したようです。ここで私もそろそろ眠くなってきて、明日の帰りの運転もあるので、そろそろホテルに帰ることに。時間は午前1時20分くらいでした。


2日目まとめ

2日目は講演を含めて超盛り沢山でした。書ききれていないこともたくさんあります。多くの星仲間に会っていますが、ほんの一部の方しか登場して頂いていません。新しい星仲間との出会いもたくさんありました。今回はとても充実した星フェスになりました。

さて、次の記事は3日目についてです。



小海の「星と自然のフェスタ2022」の初日の記事から続いて2日目の様子です。




朝からホテルのビュッフェで大満足

2日目は朝起きてからすぐにビュッフェ形式の朝食です。私はそもそも朝は寝ていようと思っていたのでいいのですが、妻は本当は野鳥探索イベントに参加するはずでした。結局完全に寝坊。二人とも8時頃になってやっとレストランへ行くことに。

昨晩は懇親会だったので妻には一人で食べてもらっていましたが、朝は一緒に食事を取ることができました。食事も美味しく、シャトレーゼのヨーグルトも好きなだけ食べることができ、もう朝からお腹いっぱいで大満足です。

食事後、9時くらいから早速会場内のブース巡りです。妻は何か誤解していて「10時までの1時間何しよう?」とずっと言っていました。どうもイベントは10時になったら開催だと思っていたらしく、それまではメイン会場でも何もやってないと思っていたようです。私が9時に出て行くと言ったら、ホテル内の探索を1時間くらいすると思ったようで、だから「1時間どうしようかな?」と言っていたみたいです。でも9時でもメイン会場に人が来ているとわかって、「じゃあ行く!」となりました。

でも会場に出た途端に私の方が話に夢中になってしまって、妻はいつの間にかどこかへ消えてしまっていました。申し訳なかったのですが、一人で勝手に楽しんでくれていたようです。ヨカッタ...。


フリーマーケット

今回はフリーマーケットも盛んで、かなりの件数が出ていました。早いうちにいいものを手に入れようと、まずはフリマスペースへ。フリマの場所も昨年より行きやすく近くなっていて、今回はメイン会場のすぐ脇の一段上がったところです。

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ホテルに近い側に、上板2丁目さんが今年もまた手作りの星座ビノを販売していました。
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以前書いたSuper Widebino36の記事のコメントで「もう星座ビノ作らないかも」と書き込みがあり、とても心配していました。今回はほぼ完売したとのことで、なかなか材料が手に入らないとのことでしたが、まだ5台くらい作ることを考えているそうです。珍しかったのは、SONYがCarl Zeissに作らせたテレコンビノで作った星座ビノです。まだ保有していたいとのことで売り物ではないとのことですが、いつか見比べをしてみたいです。

さらに上板2丁目さん、ネタでニュートン反射に見えるおかしな望遠鏡を出していました。
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某車メーカーのCMやヤフオクでもあるように、一般の人は気づかないかもしれませんが、天文マニアはすぐに何かおかしいと気づきますね。でもこの鏡筒だけはこれで正しいのです。本来の主鏡の位置にレンズが入っていて、実はこれ屈折型の望遠鏡で、本来の副鏡が正立プリズムというわけです。これを見たかんたろうさんが即決で購入していました。

あと、上板2丁目さんも最近電視観望を始めたらしいです。Keiko のSE-AT100Nを手に入れて電視観望に使っているとのことです。
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でもSE-AT100Nって普通にCMOSカメラを入れてもピントが出ないはずで、そのことを聞いたら鏡筒を縮め、接眼部を取り替え、ドローチューブを切断し、ものすごい解像をしていました。さすがです!

写真を撮り忘れてしまいましたが、山梨にある宿「スターパーティー」のオーナーご夫妻がフリーマーケットを出していました。ブログはいつも読ませていただいていて、電視観望の記事の中に私Samのことを書いてくれていることもあります。小海の会場まで車で40分くらいと、ここからだともうすぐ近くの様です。私はまだ行ったことがないのですが、いつか泊まりに行きたいです。

フリマで買い物をしたのはホテルから一番離れているブースです。C8関連のものが幾つか出ていました。ここでは鏡筒バンドとフードを購入しました。
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本体も格安で売っていたのですが、ミラーのメッキが剥がされてしまっていてたので諦めました。でも太陽に用に光量を減らす目的で買っておくのはアリだったかもと、自宅に帰ってから思いました。

他にもフリマスペースはかなり充実していて、高橋の三脚などいくつも迷ったものがありましたが、どんどん売れていったみたいでめぼしいものは早くに無くなっていきました。

フリマスペースでは多分午後になったくらいでBlack☆Pandaさんが到着してテントを設営していました。前回の記事で書かせて頂いたNEWTONY用のヘリコイドを販売していて、私がいる時だけでもいくつか売れていました。値段がNEWTONYに比べて誤差と言えないくらいのものだったのですが、後から聞いたらそこそこの数が出たそうです。NEWTONYを持っている方にとっては、ピント合わせが圧倒的に楽になることはやはり魅力なはずで、しかもフィルターは48mmのものを鏡筒前方に取り付ければ良さそうなので、十分実用的なのかと思います。


店舗ブースなどメイン会場で

メイン会場のブースも面白いものがいくつもありました。

Pentaxブースでは150mmの屈折をMS-4に載せていました。ブースのスタッフに聞いたら1号機で、会社に最後に残っているものだそうです。これに新製品の16.5mmと23mmのアイピースのうち、23mmの方を取り付けてデモをしていました。
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写真を撮り忘れてしまったようなのですが、Vixenの90mmのVSDの試作機は期待したいです。日本のメーカーには厳しい時代かと思います。担当の方も部材の調達も在庫確保と値段の引き合いがすごく難しいというようなことをおっしゃていて、なかなか値付けが確定しないとのことです。そんなネガティブな状況をことを吹っ飛ばすくらい、ぜひともここはVixenさんの底力を見せつけて頂きたいです。

スワロフスキーのフィールドスコープの見え味は、昨年も味わったのですが、今年もガツンときました。ものすごく鮮やかな見え味です。私は昼間に見ている限りやはり、会場の中では今年もこの見え味にNo.1をつけたいと思います。と言っても値段も相当なもので、そうそう気軽に買えるものではありませんが...。いつか手に入れられたらと思いますが、もし鳥をやっていたのならかなり無理しても買いたい一品です。
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スワロフスキーに素晴らしい見え味です。後ろ姿はTANKOさんです。
TANKOさん夫妻とウチの奥さんが、山での散歩で一緒になって(私抜きで)仲良くなったみたいです。

中央での望遠鏡で一番インパクトがあったのが、ジローさんのミューロンでの太陽Hαです。
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一見DAYSTARのHαフィルターを接岸部につけているだけに思いましたが、聞いてみるとPSTエタロンをDAYSTARの手前に仕込んでいて、なんとダブルスタックだそうです。しかも長焦点のミューロンなので、200倍以上の倍率だとか。この倍率で眼視でHαでしかもダブルスタックなんて、そうそうあるものではありません。ERFもきちんと紐で万が一でも落ちないようになっていて、安全面もきちんと考えてあります。最近やっと見える様になってきたとへりくだっておっしゃていましたが、さすがのジローさんです。本当に素晴らしいです。

ここら辺でhosirokumanさんに初顔合わせすることができました。2021年のCP+の講演のことを雑誌に書いて頂いた時にやりとりして以来、やっとお礼を言うことが出来ました。その節は本当にありがとうございました。


食事関連はビュッフェでお腹いっぱいであまりレポートできませんが、毎年恒例のプリンだけはどうしても食べたいのを我慢できませんでした。
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今年も安定の味で、毎年書くのですが小さい頃に食べた母が作ってくれたプリンの味を思い出します。「卵と砂糖だけを使っている」とのことで「日持ちはしないけれど」とおっしゃってましたが、ここでこのプリンを食べるのも小海の星フェスの目的の一つとなっています。

11時過ぎくらいになり、午後の講演のことが少し気になってきて、チケットがどれくらい出ているかを本部に確認しにいきました。
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数を数えてみると、まだ20枚以上余ってたので少しTwitterで宣伝しました。大丈夫かなあ?お客さん入ってくれるかなあ?と心配していましたが、本部の方が「一番人気ですよ」とおっしゃってくれたので、少し安心しました。

ここからもう少し会場内をプラプラしていて、12時くらいになるとだんだん講演モードになってきます。2日目は描くことが多く、まだまだ長くなりそうなので、ここら辺で一旦おしまいしにて、次の記事で後半をまとめます。

今年も長野県の小海町で開催された「星と自然のフェスタ」に参加してきました。昨年はこんな感じでした。



今年は11月11日(金)から13日(日)までの3日間ですが、金曜は昼間は会場設営で、夕方から「古スコ懇親会」と呼ばれる古い望遠鏡を持ち込んでの参加者と関係者の懇親会があります。なのでメインは土日、特に土曜の夜が星を見ながらのフェスとなります。


今回の星フェスの目的

前回はコロナ明けでの久しぶりの星まつりということで、人に会うことが大きな目的でした。今回の目的は、少し前の記事でお知らせした通り、やはり電視観望の講演が大きいのかと思います。

 

今回の講演は昨年の星フェスの時から頼まれていて、夏くらいに正式に依頼されました。何の話をするか色々考えていたのですが、やはり電視観望が広まりつつあり、まだまだやり方を聞きたい人もたくさんいるだろうということで、電視観望をターゲットにしました。

当日の講演の準備のこともあるので、今回はリエックスホテルの部屋をとってもらいました。ホテル泊で、しかも大好きなシャトレーゼ系列のホテルとなると妻も興味が湧いたようで、ツインルームとのことなので、今回は妻も一緒に参加することになりました。


出発

金曜日は休暇を取り、昼前に出発することにしました。

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土曜からでもよかったのですが、土曜午後に電視観望の講演があり、土曜午前の移動だと何かあったら時間的に厳しいそうなので、準備などに無理がないように金曜から泊まることにしました。星歴があまり長くない私としては、古スコ懇親会はせっかくなので参加させてもらおうというくらいの動機です。

富山インターから上越JCTで上信越道に入ります。途中小布施SAで昼食。小海会場には16時前くらいに到着し、すぐにホテルにチェックインしました。

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外のメイン会場では準備が着々と進んでいました。

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古スコ懇親会

古スコ懇親会開始予定の17時前くらいに、ホテル内の会場にいきます。久しぶりに会う星仲間との会話がはずみますが、懇親会が全然始まりません。聞くところによると、東京方面からの高速の佐久IC手前くらいで事故があり、通行止めで一部到着していない人がいて、18時開始に変更されたとのことです。

18時になり懇親会の開始ですが、やはりまだ到着していない方もいるようです。それでも何人かの方からの挨拶があり、立食形式で懇親会が始まりました。途中、Vixenの方達がかなり遅れて到着していました。後で少し話したのですが、遅く到着てもきちんと食べることが出来たのとことです。懇親会では軽食のみと聞いていたのですが、食事がとても美味しくて余るほど量がありました。どうもホテルのブッフェのメニューと重ねているようで、そのため様子を見ながら量が調節できていたようです。

食事をしながら、参加者のうちの30人くらいに機材自慢を順にしてもらっていました。例えばutoさんは2.5cmの手作りの反射望遠鏡で、モデルのパロマー天文台のヘール望遠鏡のスケールに合わせて人間の模型が置いてあったりします。
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ピンクのVixenの望遠鏡が可愛いくて、オーナー様によると知り合いの小学生の女の子に大人気だそうです。すごくきれいに塗れているなと思ったら、ラッピングだそうです。この方法はいいかもしれません。
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銀河鉄道の夜に出てきた(と思われる)望遠鏡が紹介されたり、
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ダウエル社の復活?記念グッズと、なんと当時の看板が披露されました。
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私はというと、スーパーチビテレと当時の物議を醸した天文ガイド1980年6月号と8月号を展示し、一部の人の強烈な興味を惹いていたようです。
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夜のメイン会場

懇親会の最後に記念写真を撮り、そのまま流れ解散で一部の人は外のメイン会場へ星見に。私も一旦部屋に戻り妻に「遅くなる」と断って、その後メイン会場に行ってみると、中央にいくつもの望遠鏡が並んでいて、多くの人が集まっていました。この日は昨年よりも全然寒くなく、かなり快適でした。ドブソニアンをいくつか覗かせてもらいましたが、木製の縞がかなりの本数見えるなど、シンチレーションが非常に良かったのが印象的でした。Nickさんのナイトスコープは相変わらず強烈です。月夜で三日月星雲がごくごく普通に見えていました。

そんな中、八王子からいらしている方が、電視観望をしていました。1分露光でライブスタックして、天体写真に仕上げるとのことです。月がかなり明るく出ていましたが、アンドロメダ銀河がきれいに出ていました。同じ場所でもう一人話している方で、長野の上田市から来ていると言っていましたが、電視観望に興味があるとのことなので、私も電視観望セットを出すことにしました。ただ、時間的に温泉に入れなくなりそうなので、「一旦温泉に行ってから始めるので、少し時間がかかるかもしれません」と伝えておきました。

部屋に戻ってそのままお風呂セットも用意して、すぐに温泉に向かいます。私は熱いお風呂が苦手なので、温泉に行ってもいつも短時間ででしまいます。この日も15分くらいのカラスの行水で、(楽しみの一つの)恒例のアイスを2本食べてます。その後部屋に戻り、すぐに機材を持って再びメイン会場に行きます。

先ほど話した方もまだ残っていて再会できたので、早速説明しながらの電視観望セットアップです。機材は最近定番のFMA135とUranus-CをAZ-GTiに載せたもの。フィルターはCBPを使いました。この日見たのは4つです。最初はM31アンドロメダ銀河。
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次はもう十分登ってきているM42: オリオン大星雲です。
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ここら辺まではまだ明るい天体なのですが、次の馬頭星雲は、口径3cmの鏡筒でこの月明かりでここまで出るのはかなり驚いていたようです。しかも月がかなり明るく、オリオン座のかなり近くにあります。
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話してみると、「ほしぞloveログ」をよく読んでいてくれているようなのですが、電視観望といってもいいところだけを見せていると思っていたようでした。「いえいえ、いつもよく見えますよ」と話して、ここまで見えるのなら「今後カメラをどうするか」とか色々話し込みました。星歴は私なんかより遥かに長く、持っている鏡筒がPentaxの75SDFHで、アイピース口をアメリカンサイズにするのが大変なようです。カメラもPentaxらしく、それが使えないかとも話していました。

最後、どこまで見えるかということでM33に挑戦してみました。流石に淡く、ライブスタックでかなり露光してやっと腕の構造がわかるくらいです。月明かりだと口径3cmの限界がここら辺なのかもしれません。あ、でもCBPはつけっぱなしだったので、外すともう少しマシになるかもしれません。
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0時近くなって、明日の講演のこともあるのでそろそろ退散することにしました。でも電視観望について色々納得できたみたいで、満足してもらえたようです。この日しかチャンスがないということでしたが、結局次の土曜の夜も来てくれて、また色々話すことになるのでした。

この日はこれでホテルの部屋で就寝です。続きは次の記事で。




この記事は「星と自然のフェスタ in 小海 2021: 2日目」からの続きになります。




戦利品コーナー

最後は、星まつり恒例の戦利品コーナーです。

まずは大物。上板2丁目さん手作りのCanonのテレコンを利用したビノです。

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Cokin、Nikonと続いて、上板さんのところでは3つ目のテレコンビノになります。もう一つオレンジ色のビノは、上板さんからMちゃんへのプレゼントです。Kenko製のテレコンを使ってあります。

フリマスペースで買ったケースが一つと、同じくフリマスペースで1インチのハイゲンス5mmのアイピース、スカイバードブースで2倍PoweMATEのカメラアダプターです。
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ケースのなかには1インチアイピース用の紙製の枠がいくつも入っていて、きれいにしまえそうです。ちょうどアイピースを買った直後だったので、元スターベース名古屋のIさんのおすすめということもあり、手が伸びました。PowerMATEようのアダプターですが、ちょうど最近これを取り付けることができる2倍PowerMATEを購入したばかりです。アダプターも同時購入するか迷っていたのですが、結構するので諦めていましたが、今回たまたま特価で手に入れることができてラッキーでした。


星の手帳社ブースで日めくりの「星空ごよみ」と、その他サービス品も含むです。

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日めくりはすごく便利で、星図とともにかなり細かい情報が載っていて、最下段にはミニ情報が書いてあります。我が家ではトイレに置いてあって、1日一枚めくっています。

次は、書籍で「極・宇宙を解く」です。定価と星まつり特価の差を見てびっくりして買ってしまいました。

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本当はもう一冊、小惑星の絵本で、天体をキャラクター化したものがおすすめであったのですが、もう子供も大きくなってしまったので諦めました。子供が小さかったら迷わず買っていたと思います。

頂き物です。
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特筆すべきはシベットさんの漫画をコピーしたものでしょうか。シベットさんのブログに掲載されているものですが、超面白いです。私はプアマンズ天文ショップ「庶民人(ショミット)」の黒いパンダ店長(ちなみに本家シュミットの店長さんと、Twitterを賑わしているブラックパンダさんとは別人です)が好きです。あと、天体望遠鏡博物館のキーホルダーです。すみません、結局一つ手渡せませんでした。

最後は食べ物関連です。
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智さんからいただいた栗きんとんどら焼き、とてもおいしかったです。家族で取り合いになりあっという間になくなってしまいました。バームクーヘンはホテルの特価品です。5個入りで200円、ただし賞味期限が次の日までというやつで、一つは冷凍にし、もう一つはすぐに食べました。手作りのハックルベリージャムはまだ空けてませんが、ヨーグルトに入れて食べるのが楽しみです。りんごはプリンを宣伝した時にこっそり賄賂でもらったものです(笑)。

追記: その後ハックルベリージャムをヨーグルトにたっぷり入れて食べてみました。色だけ見たらブルーベリーを想像するのですが、ナス科の植物というのがわかる気がしました。細かく刻んでいるからだと思いますがブルーベリ色の「ブドウ」の感触です。ヨーグルトに入れたら色がとても綺麗で、すごくおいしかったです。

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まとめ

最近SCA260という大物鏡筒を購入したばかりで節約モードだったために、大したものは購入していません。あと、格安アイピースとか、ジャンクの超特価品があまりなかったのも買い物があまり進まなかった要因なのかもしれません。というか、細かいものは過去の星まつりでもうかなり揃っているので、そこまで欲しいと思っていないからかもしれません。あれ?過去にも同じようなことを言って、そのあとの星まつりで買いまくっていた気もしますが、まあ気のせいでしょう。

これで今年の小海の「星と自然のフェスタ」の記事はおしまいです。長い記事にお付き合いくださいまして、どうもありがとうございました。久しぶりのリアル星まつりで、本当に楽しかったです。実行に関わられた皆様、会場でお会いした皆様、本当にありがとうございました。来年度もリアルで星まつりが開催できるといいなあと思います。


この記事は前回の「星と自然のフェスタin小海2021(その2): 電視観望実演」からの続きの記事となります。




朝、車の中で目覚めて

目が覚めたらなんと8時。7時に目覚ましをかけておいたはずなのですが、全然が目覚めなかったみたいです。ホテルの朝食ビュッフェが7時から9時までと聞いていたので、すぐにレストランへ向かいました。宿泊客以外は1300円で食べることができるとのことで、フロントでお金を払いレストラン内に。昨晩がコンビニ弁当だったので、朝から豪勢にいきます。コロナ禍でビュッフェ形式もなかなか難しかったのですが、食べ物を撮りに行く時は手袋をしていくなどで対策していました。

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このあとさらにおかわりをして、デザートもヨーグルトを中心にお腹いっぱい頂きました。リエックスホテルはシャトレーゼ系列なので、ヨーグルトやアイスが充実しています。アイスで思い出しました。結局温泉は時間不足で入ることができませんでした。無料アイスも楽しみだったのですが。


ブース巡り

朝食後、暖かくなってきたので少し着替えをして、その後朝の会場を一回りします。

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朝10時頃の様子です。まだお客さんもそこまで多くはありません。

いくつかのブースで色々お話しさせていただきました。
  • Vixenさんでは昨晩の電視観望の話になりました。実はVixenブースとシュミットブースは隣り合わせで、昨晩ずいぶんご迷惑をおかけしたのではと、少し心配していました。その心配とは裏腹に、Vixenさんも電視観望に相当の興味を持っているとのお話を伺うことができました。特に、電視観望に適した短焦点鏡筒という意味で、最近始めたクラウドファンディングのSD60SSの話になりました。この新しいSD60SSは、以前の星まつりでお会いした、この「ほしぞloveログ」を読んでくれている若手の方が進めているということを聞くことができました。若い人がいろんなアイデアを出してくれるのは頼もしいことです。今回の経験を糧に、将来大きな開発をしてくれるのではと期待してしまいます。「Samも応援していますとぜひともお伝えください。」とお願いしておきました。
  • KYOEIブースではいつものMさんと話せました。Mさんは初日に電視観望の講演があり、その流れもあってKYOEIブースの電視観望のデモもかなりの人が来ていたそうです。KYOEIではずっとZoomでの電視観望の講義を続けていて、最近はわかりにくいところを動画であらかじめ撮影して当日解説をしながら進めているとのことです。これがかなりわかりやすいと好評だそうで、今回の講演会でもその手法を使ったとか。Zoomでの講義は随時申し込みが行われているので、興味がある方は調べてみるといいと思います。今回の小海の現地では、FRA400とASIAR PROを用いた電視観望セットを見せていただきました。赤と白のコントラストが見た目もかっこいい機材でした。このテーマは「頑張れ日本」とのことです。最初赤と白でなるほどと思ったのですが、意味は全然違っていて、「このセットアップには日本製品が一つも使われていない」というのです。これはある意味ショックで、ある意味確かにと納得させられました。先のVixenの話ではないですが、今は日本のメーカにとってはかなり厳しい状況かと思います。おそらく、今までと一緒のことをやっていてはなかなか状況は好転しないでしょう。クラウドファンディングを利用するのはリスクを減らす一つの秀逸なアイデアかと思います。いろいろ考えさせらたブース回りでした。唯一の救いは、CMOSカメラのセンサーだけは日本のSONYが席巻していることでしょうか。
  • 恒星社ブースで、「極・宇宙を解く」という本を手に入れました。星まつり価格なのか、かなり安く買うことができました。天文宇宙検定1級の参考書らしです。天文関連が広くうまくまとまっていて読みやすそうで、いい復習になりそうです。
  • 五藤光学ブースでは方位磁針を買いました。今時珍しいシンプルなやつです。一個10円でした。戦利品はまた次の記事でまとめます。
  • プラネタリウムソフトSUPER STAR Vの開発をなさっている方のブースに立ち寄りました。この星フェスに初回から参加していて、前回は赤道儀の導入ソフトの開発のかなりマニアックな話を講演会でされていた方です。前日隣のブースのOさんから紹介されていたのですが、夕方からの電視観望の実演の時前の方にいて、ずっと見てくれていて、たくさん質問してくれた方です。この星フェスのあり方を色々話されていました。やっぱりマニアだけを対象にしていると限界があり、一般の人、一般の星好きな人をどう取り込むかが重要だとのことで、私も大いに賛成です。

今回妻を誘ったのですが、コロナ禍でなかなか外に出れなかったこともあり、クラフトショップが50店もあるよとか話して、もう少しで来てくれるところでした。決めては車中泊で、そのことを言うとそれ以降全く興味を示してくれなくなりました...。私は晴れたら夜は星を見るので全然いいのですが、やはり普通の人はきちんとしたところで寝たいものです。でも今回はホテルを取ろうにも開催が発表されてすぐに満室になってしまっていたようです。後から聞くと、町が部屋を押さえていて、町の方に問い合わせた方によると、全て出展者向けで一般の人は予約できないとのことだったそうです。これでは星見をしたい旦那さんとホテルで寝たい奥様の両立は難しいと思うので、来年はもう少し改善していただきたいものです。

ついでに、星フェスから帰って妻と話した、どんなものがあればついていくかというのを揚げておきます。かなり妄想も入っています。カッコ()内は私の感想です。
  • 旦那さんが星を見ている間、夜とかゆったり映画観賞会とかがあるといい。
  • アウトドアグッズ販売とかあってもいい(山歩きが趣味なので、朝の散歩はかなり興味を持ってました。)
  • 何かの(星以外の)発表会もあってもいい。例えば舞台でダンス披露とか(最近趣味でフラダンスを始めたからだと思います。)
  • オーガニック(最近健康に気を使うようになってきたみたいです。)
  • ヘルシーコーナー(最近体重が...。)
  • 日常と違う癒し空間がほしい(なんのことやら...?)
  • 温泉、サウナ(これはありますね。)
  • 子供向けのワークショップ(これもありますね。家族が来やすくなるのではとのことです。)
  • 追記1: 最近流行ってるサウナフェア、テントのサウナで外に出たら星が見える。
  • 追記2: グランピング 
くだらない意見も多いですが、星以外の「自然」についても夜の行事や、講演会(今年はこちらも充実してきました)があるというのは、一般の人にとってはいいのかもしれません。とにかく強調してたのは「癒し」とか「ゆったり」とかでした。寒いなんてもってのほか、旦那を放っておいてリゾート気分を味わいたいようです。このイベントを成功させるのに、スタッフがどれだけ苦労しているか分かっているのでしょうか?なんとまあ贅沢なことを気軽に言います...。

ブースは他にもたくさんあり、紹介しきれていませんが、その場でしか聞けない話や、新しい情報など、直接話ができるリアル星まつりはやはりいいです。

そうそう、ブース回りをしている途中で声をかけてきた方がいて、星座ビノを私の星仲間の小学6年生の女の子「Mちゃんにあげて下さい」と言うのです。申し訳ないことに、最初この方が誰だかわかりませんでした。サングラスを別のメガネに掛け替えていたからかもしれないのですが、そもそも私は顔を覚えるのがすごく苦手でなのです。でも話していてすぐに、テレコンビノを売っていた上板2丁目さんとわかりました。ブログを読んでいてくれてのことかと思うのですが、Mちゃんのファンということで「仕入れ値は大したものではないので気兼ねすることなく受け取って欲しい」とのことでした。Mちゃん喜ぶと思います。今度会ったときに必ず渡しておきます。上板2丁目さん、どうもありがとうございました。私からもお礼を言わせていただきます。


そろそろ帰る準備

12時頃から抽選会が始まりました。受付時にもらえるバッヂに番号がついていて、それが抽選番号になります。抽選は前日にもあり、この日は前日外れた人と、前日の抽選以降に受付した人が対象になるそうです。残念ながら何も当たることがありませんでしたが、賞品は10万円以上のものもあったとかで、かなり豪華だったようです。

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抽選会の様子。

抽選会が始まってしばらくして、多分長野県は宇宙県関係の方達だと思うのですが、7−8人の方といろいろ話しました。多分Samのネームプレートを見て話しかけてきてくれたのかと思います。その中にテレコンビノを売っていた上板2丁目さんがいたのですが、今度は奥様といたせいか、またも顔を認識できず。本当に申し訳なかったです。メンバーの中にだいとしいさん夫婦がいたのですが、よくよく聞くと「だい」と「しい」で「だい」が旦那様、「しい」が奥様とのことで、二人合わせてのハンドルネームとのことです。実は以前Twitterで、星を求めてのときのあのマニア向けになってしまった配信ビデオを見てくれていて、「妻もよくわかったみたいだった」と言ってくれたのが、だいとしいさんの奥様の方だったと、このとき気づきました。


帰路につく

さて抽選会も終わり、そろそろ帰ろうと思いシュミットさんへ挨拶に行きました。その際、昨晩のお礼ということで会場で使える500円券を2枚もいただきました。単純な私はもうウハウハ状態で、何を食べようか真剣に考えはじめました。まずは昼ごはんに、もう最後でなのか特価になっていたローストビーフ丼を買います。

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これはかなり美味しかったです。写真で見てもわかるとおり、お肉だけでなくいろんな具が入っています。受け取るときに「わさびが入ってるから気をつけて」と注意を受けるのですが、そのワサビがアクセントになっていて、とても満足でした。

さらに、ホテルの販売ブースでお土産のバームクーヘンと、その場で食べるデザートとして「何とかアラモード(すみません、名前を忘れてしまいました)」を500円券で頂きました。

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このアラモードの方がかなり凝っていて、温かいりんごのシロップ煮の上に冷たいアイスがのっていて、アーモンドとマカロンでしょうか、いわゆる「熱つ冷や」でもうほっぺが落ちそうでした。二手間、三手間かけてあり、さすがホテルクオリティです。

あと、前回夜に電視観望のデモをしたときに、それを見てすごく感動したとのことで地元のジャム屋さんからジャムを頂いたのですが、お礼を言いたくてそのジャム屋さんを探していました。クラフトコーナーに一つだけジャム屋さんがあったので、前回の話をしたのですが、どうもそのジャム屋さんではないとのことです。このジャム屋の店員さんも前回の星フェスで、その時のジャム屋さんにお客さんとして行った覚えがあるので、ジャム屋さんが出ていたことは間違えないとのこと。今回は残念ながら前回のお店とは違うのは確実なようです。せっかくの機会なので一つ「ハックルベリー」というナスの仲間というジャムをお土産に買いました。ヨーグルトに入れるととてもおいしいそうです。

この後、駐車場に戻り、13時半くらいだったでしょうか、小海を後にしました。帰りは途中で少しだけ仮眠した以外は順調で、18時位には自宅に着きました。お土産を家族に披露して、疲れたのか早めにベッドに入りました。


たくさんの方にお会いして

今回の星フェスでは、数多くの方にリアルで会うことができました。久しぶりに会った方もいますし、2年前の開催以降にSNSなどで知り合いになって初めて会う方も多かったです。すでにここまでの記事で何人かの方には登場いただいていますが、メモがてらも兼ねて覚えている限り挙げていきたいと思います。

ただ、先にも書きましたが、顔を覚えるのが苦手で、顔とハンドルネームと名前がすぐにごちゃごちゃになります。もしかしたら忘れてしまっていたり、間違えて覚えているかもしれません。その際はどうかご容赦いただき、コメントやTwitterなどで教えていただけると助かります。

  • まず、けーたろさんに紹介していただいたと思うのですが、あの「天体写真の世界」で有名な吉田隆行さんにとうとうお会いすることができました。星を始めた頃、数少ない有益な情報がきちんとまとまっているページで、ずっと参考にさせて頂いていました。実は私、微動雲台のレポートを書いたことが縁で大阪迷人会の合宿に誘われていて、吉田さんも迷人会の合宿に参加されているので、コロナでなければ吉田さんとはもっと早く会えていたはずなのです。吉田さんは噂通り落ち着いた方で、あの合宿に耐えられるのが不思議なくらいです。吉田さんもほしぞloveログも読んでくれているというので、恐縮してしまいます。ずっと会いたかった方なので、とてもうれしかったです。
  • 成澤さんも、今回はじめて実際に会うことができました。本を頂いたお礼を言うことができました。配信で見るようなテンションで、とても明るい方でした。
  • 天リフ編集長にはいつもお世話になっています。今回福岡から車で来たとのことです。本当にお疲れ様でした。編集長はZoomなどでよく話すせいか、全然久し振りという気がしませんでした。
  • 同じく、遠く高知から参加のシベットさんにも2年ぶりの再会です。シベットさんもSNSのやり取りや、オンラインイベントのたびに顔を見ている気がするので、久し振りという気がしません。
  • Nickさんご夫妻も2年ぶりの再会です。夜中にナイトビジョン出していたらしいのですが、行けなかったことが悔やまれます。
  • マリーチさんも久しぶりの再会です。旦那様とお嬢さんに会えなかったのが心残りです。
  • 智さんは2019年の大晦日の名古屋の観望会以来です。今回、お礼でお土産を頂いてしまいました。私がきっかけで星に興味を持ったからとのことですが、私は多分ただのきっかけだけで、智さん自身が電視観望から撮影までどんどん進化されています。お土産家族でいただきましたが、とてもおいしかかったです。ありがとうございました。
  • アルさんとお嬢さんにも会えました。原村以来でしょうか、お嬢さん3年生と言ってましたでしょうか大きくなってました。
  • Aramisさんと、息子さんにも会えました。確か原村で会ったのが最初かと記憶しています。Aramisさんのところのお子さんももうかなり大きくなっていました。コロナ禍の2年間はやはり長かったです。
  • 上板2丁目さんにはやっと星座ビノのお礼を言うことができました。Mちゃんにプレゼントもいただきました。
  • Twitterでやりとりをしているinuさんも上板2丁目さんのところでNikonのテレコンビノを買ったらしいです。
  • M87JETさんも前回の星フェス以来です。胎内でお会いしたのが初めてですね。荷物運んでいただきありがとうございました。
  • ケニ屋さんご夫妻にもお会いすることができました。あれ、ケニ屋さんってもしかして初顔合わせでしょうか?以前どこかの星まつりであっている気もするのですが...。ブログ全読みで印象深いのですが、やり取りはブログとSNSだけ?
  • だぼさん、TOA130のファーストライトおめでとうございます。
  • ほしたろうさん、電視観望実演の時の写真撮ってくれてありがとうございます。
  • りょーじんさん、くろくまさん、RYOさん、さすらいさん、だいとしいさんご夫妻、たかしさん、M-neoさん、お会いできてうれしかったです。
  • Twitterで事前にやりとりをしていたmymyさんが、声をかけてくれなかったのがとても残念です。次回機会があったら、遠慮などすることなくぜひお声掛けください。
  • XRAさんあらため、私の滑舌の悪さでハンドルネームが変わってしまったXRAYさん。XRAYさんの方が呼びやすくてかっこいいと思います。どんどん沼にハマってきてますね!
  • spitchuさんや塚原さんら、星景勢の方達にもお会いできましたが、夜で暗くてなかなか顔が分かりませんでした。天文あるあるですね。
  • 名古屋勢もたくさんいました。いのさん、いつも星まつりでお会いするお二人、LedRilyさん。
  • 智志君とぼすけさん、SVBONYの店番お疲れ様でした。
  • ひぃひさんは来ていたと聞いていましたが、結局会えなかったと思います。残念です。
  • ヒロノさんも星まつりのたびにお会いしています。今回は噂の天文好きのお嬢様にもお会いすることができてうれしかったです。
  • 天体望遠鏡博物館のみなさんにも久しぶりにお会いできました。TANKOさんと奥様にもお会いできました。今回は夫婦でこられている方も多かったようなのですが、これはこの星フェスの方向性のおかげなのかと思います。Tさん、手作りのキーホルダーありがとうございました。
  • あと、中1で自作で何台も望遠鏡をつくっているすごい男の子に会いました。将来が楽しみです。もう一人すごい小学生の子もいると、Vixenブースで噂で聞いたのですが、その子には会うことができなくてちょっと残念でした。
  • 初出でけーたろさん忘れてました。吉田さんがTwitterに入ってきてくれましたね。さっそくフォローしました。
  • 富山勢はあまりいなくて、かんたろうさんくらいでしたでしょうか。いつも一緒にいるので当たり前すぎて初出で小海であったのを忘れてました。

覚えている限り書きましたが、忘れてしまっている方がいましたら申し訳ありません。大事な方をド忘れしてしまっている気もします。

電視観望の実演に来てくれた皆様も、寒い中本当にありがとうございました。今回は非常にやりがいのある実演で、解説している私自身も楽しむことができました。また同じような機会がありましたら、よろしくお願い致します。


目標は達成できたか

さて、最初に立てた目標が達成できたかどうかですが、、
  1. 久しぶりにあう人達との交流。 ->  ◎
  2. シュミットで電視観望の解説と実演。 ->  ◎
  3. 夜に電視観望のデモ。 ->  ×
  4. 星座ビノの制作者にお礼を言う。 ->  ◯
  5. Canon製のテレコンビノを利用した星座ビノを手に入れる。 ->  ◯
  6. ホテルの温泉に入って食べ放題のアイスを食べる。 ->  ×
  7. 朝のビュッフェを食べる。 ->  ◯
  8. 2019年の電視観望を見て感動したというジャムのお店に商品をいただいたお礼を言う。 ->  ×
といったところでしょうか。最初の2つが自分的には十分充実していたので、とりあえずはかなり満足です。惜しむらくは3ですが、これは体力的にしかたなかったです。星座ビノのお礼は3年越しのことなので実現できて良かったです。ジャム屋さんはいつか星フェスとは別に訪れてみたいです。あとはどうでもいいですね。


楽しかった〜!

 今回の「星と自然のフェスタ」、もうものすごく楽しかったです。帰ってからも、「楽しかったー」、「楽しかったー」と繰り返し言っていました。

今回「星と自然のフェスタ」のリアル開催を決行してくれた、テレスコ工房の店長さんはじめ、スタッフの方々、小海町の役場の皆様、リエックスホテルの皆様、こんな楽しいイベントにして頂いて本当にありがございました。これだけたくさんのお客さんが来ると、相当大変だったと思います。とても感謝しています。

来年もできるならまた開催していただけると、とても嬉しいです。その際はぜひまた参加させていただきたいと思います。


次回で最後、戦利品の記事です。 



この記事は、星と自然のフェスタの1日目の続きの記事となります。



今回の「星と自然のフェスタ」の目的の一つが、電視観望のデモをすることでした。最初は個人的に披露すること考えていたのですが、ちょっと前にシュミットさんの方から提案があり、店頭で解説と実演をしてもらえないかということでした。CP+で講演の機会を与えてくれたこともあるので、二つ返事でOKしました。

当初は電視観望の「解説」と、晴れれば「実演」、あとは「質問コーナー」など、結構きっちり考えていたのですが、実際はもうめちゃくちゃでした。解説でどんなことを話すかとかも考えていたのですが、全部吹っ飛んでしまったのです。


実際の準備

「星と自然のフェスタ」の初日、午後3時頃からでしょうか、駐車場とシュミットブースをちょくちょく行き来し、機材などを持ち込み、一緒に実演をするスタッフのWさんと夜の電視観望実演の準備を始めました。大雑把な担当として、WさんがSCA260、私SamがFMA135です。カメラは最近注目のCeres-CとNeptune-C II。しかも面積の狭い1/3インチのCeresをSCA260に使い、1/1.8インチの広い方のNeptuneをFMA135に使います。より狭い範囲を見ること、より広い範囲を見ることに特化します。

この設定は共に両極端ですよね。片や口径260mmの大望遠鏡、片や口径わずか30mmの赤ちゃんのような望遠鏡です。元々は大口径長焦点は惑星とか月を見て、小口径単焦点は星雲を見ようとか言っていたのですが、実際には同じ星雲や銀河を極端なセットアップで見たときの比較が、思ったより楽しかったのです。両極端は元々Wさんのアイデアなのですが、こう言った比較ができるのもリアル星まつりの魅力の一つかと思います。


テスト?本番?

私はFMA135を担当なので、まずは自分の使い慣れたFMA135とノートPCを用意します。カメラと架台のAZ-GTiはシュミットさんのものをお借りしました。接続しようとしていた大型モニターにHDMI端子が無かったなど、色々トラブルはありましたが、結局2台のノートPCをテーブルの上の大きな箱の上に乗せることで高さを確保し、見やすくしようということになりました。

カメラもAZ-GTiも自分のではないので、かなり明るいうちからテストを始めます。16時過ぎくらいだったと思います。月は見えていますが、まだ木星も見えていないくらいの明るさでした。

地面が土なので水平の安定性があまりよくありません。月の導入でさえうまくいかないので、三脚を少し地面に押し込むようにして固定し、水平をきちんと出します。何度か導入を試すと、やっと月も一発で入り、その頃には木星も目ではまだ見えませんが、カメラでは確認できるようになってきました。この頃から少しづつお客さんが集まってきました。

木星が目で辛うじて見えるようになってくると、続いて土星も入れてみますが、なんとか視野に入ってきます。もう一度、一から月、木星、土星とアラインメントを取り直し、だいたい準備完了です。空を見上げると、1等星が少しづつ見え始めていました。西の空はまだ明るく、オレンジから青のコントラストがとても綺麗でした。

少し遠くの天体を試したくて、見えたらラッキーくらいでM31アンドロメダ銀河を導入します。まだ空は一部明るくて、月も煌々と出ているのに、淡いながらも、なんとアンドロメダ銀河が見えてしまったのです!しかも口径わずか30mm。目では数えるほどしか見えない星も、カメラ上では散りばめるように写っています!誰かが「うぉ!こんなに明るいのにアンドロメダが見える」とか叫んだからでしょうか、一気に空気が変わり、ここからどっと人が集まってきます。

この時点では光害防止としてCBP(Comet BandPass)フィルターを付けていたのですが、銀河の場合は白色光に近いのでかなりの情報を欠落してしまいます。そのため銀河を見るときはCBPを外すようにしました。するとまだ明るい中でもさらにM31の形がハッキリします。これ以降、星雲を見るときはCBPと取り付け、銀河を見るときはCBPを外すということをしました。

この日の小海の空は透明度が良かったのかもしれません。時間とともに徐々に暗くなってくると、アンドロメダもどんどんはっきりしてきて、腕の構造までかなりはっきり見えてきます。電視観望で口径わずか30mmでここまで見えるというのは、初めて見た人には相当なインパクトなのかと思います。機材の実物も目の前にあるわけで、そのコンパクトさにさぞ驚かれたことでしょう。

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PCの画面が飽和してますが、FMA135でアンドロメダを映している時です。
写真はあまり撮れなくてこれくらいしか残っていませんでした。 

「19時まではテストです。19時から本番です。」と何度言ったことか。ごめんなさい、全く守れませんでした。そのまま本番の時間になだれ込んでしまって、テストと本番の境なんて全くなかったです。考えておいた「解説」は全て吹っ飛びました。実際のものを見せる「実演」の方が遥かに説得力が大きかったのです。「質問コーナー」も計画していましたが、準備している最初の時からほぼ質問攻めで、ずーっと質問コーナーが続いているような状態でした。

結果として、設置から初期アラインメント、導入、SharpCapでどう炙り出すかを一連で繰り返し示していたことになります。細かい操作も、一連の実演の中でごくごく自然に見せることができたのかと思います。


数多くの質問

実演している間じゅう、質問がひっきりなしに飛んできました。
  • 「なにで見てるの?」という質問には、機材を指差し「高性能カメラと小さいけれども高性能な望遠鏡で見ています。」、皆さんコンパクトさにビックリします。
  • 「どこを見てるの?」では、「この望遠鏡が差している方向で、カシオペアとペガスス座の間くらいです。」
  • 「初期アラインメントで天体が全然入らない」 -> 「北の方向はある程度適当でもいいが、水平をとるのが大事。AZ-GTiの水準器はあまり精度がないので、付属三脚の水準器を見るのがいい。あと鏡筒の水平を水準器を使って撮るのも忘れないように。こうすると、少なくとも最初に入れた天体の『高度』はかなりあっているはずなので、あとは左右に振ってやれば画面に入ってくるはず。」
  • 「自動導入がうまくいかない」-> 「まずは目的の天体の近くの明るい恒星を入れて『ポイント&トラック』すると、精度が上がる。」
  • SharpCapの使い方では「自分でやったけどあまり綺麗に見えない」というので、「まずはライブスタックよりもヒストグラムでのあぶり出しが重要です。」と見えない最初の設定と、あぶり出して見やすくなった設定を実際に見せて、比較しました。
  • 「ライブスタックでうまくスタックされていかない」という方もいて、「検出した星を四角でマークして見えるので、まずはその機能をオンにしてうまく星が検出できているか確認するといいですよ」とアドバイス。
などなど、星が少し好きな一般の人から、電視観望に興味を持っている初心者、果ては明らかにベテランと思われるような方まで、ほぼずーっと質問攻めでした。できる限りわかりやすく答えたつもりでしが、どうでしたでしょうか?


実演で見たもの

実演の際、その場で見たものを列挙しておきます。
  • 月、木星、土星、M31、M27、M57、M45、M33、M15(球状星団)、網状星雲、北アメリカ星雲、ステファンの5つ子、エッジオン銀河
などです。

操作と話すのに必死で写真がほとんど残ってないのですが、長時間LiveStackしていたためにSharpCapのフォルダに自動保存されていたものを簡易的に画像処理をして載せておきます。

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M31 アンドロメダ銀河

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M33 さんかく座銀河

M31は露光時間4秒でゲイン350。M33は少し淡いので8秒露光でゲイン350。このときは共にCBPは外しています。LiveStackでのトータル露光時間は両方とも10分になります。もっと短くてもそれほど出来上がりに差はないのですが、自動保存の設定が10分だったというだけです。これで少し画像処理をすると、上のようになります。電視観望の途中で記録的に残したファイルから処理したものとしては、そこそこ見えるのではないでしょうか?

その一方、電視観望特有の問題もあって、例えばよく見るとホットピクセルと呼ばれる明るい点がミミズのように這いずり回ってしまっています。これはリアルタイムダーク補正をしてやるか、もしくはSCA260で使っていたCeres-Cなどに搭載されているDPSテクノロジーと呼ばれるホットピクセルやコールドピクセルをハードレベルで取り除くような技術があると目立たなくなります。


カメラごとの比較

FMA135:
こんな小さいのに、アンドロメダ銀河の腕まで見えるのは流石にインパクトがあったようです。また、M33の形がわかるのも、みなさん驚いていました。比較的大きなアンドロメダの全景や、北アメリカ星雲の全景を見えるためには、これくらいの短い焦点距離と広いセンサー面積が必要です。

今回見た中で、FMA135で見やすいもの、見にくいものを揚げておきます。
  • FMA135が適しているもの: 月の全景、M31、M27、M45、M33、北アメリカ星雲
  • FMA135でなんとか楽しめるもの: M57、M15(球状星団)、網状星雲の全景(もう少し広く見たい)
  • FMA135だと厳しいもの: 月の詳細、木星、土星、ステファンの5つ子、エッジオン銀河

SCA260:
大口径と長焦点(カメラのセンサー面積が小さいことも含め)を生かして、小さいものを分解能よくみることができます。M57やM27もかなり細かいところまで炙り出せます。また、M33などは中心部に近いところのみ見えますが、中心付近の腕の細かい構造や、赤ポチと呼ばれるHα領域も電視観望で見えてしまいます。
  • SCA260が適しているもの: 月の詳細、木星、土星、M57、M27、M15(球状星団)、ステファンの5つ子、エッジオン銀河
  • SCA260でなんとか楽しめるもの: M33
  • SCA260だと厳しいもの: 月の全景、M31、M45、網状星雲、北アメリカ星雲

二つを比較すると、まず口径差が約10倍、値段差も約10倍と、圧倒的な違いがあるにもかかわらず、インパクトではFMA135が全然負けていなくて、意外なほど見える対象が多いことがわかります。口径の小ささが逆にインパクトを増しているような状態です。その一方、SCA260の細かい分解能を見ていると、FMA135では絶対に辿り着けない大きな壁があることもわかります。結局は見たい天体に対して適材適所というわけですが、見える天体がかなりオーバーラップしているということも特筆すべきかと思います。この二つの極端な比較は、リアル星まつりならではと思います。

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数少ない写真の一つで、比較で撮っていたものです。
M15を見てるときです。上がSCA260で、下がFMA135。
ともに球状星団として見えていますが、
この画面で見てもSCA260の分解能がすごいことがわかります。 

実際の操作を見ながらの解説で、お客さんもかなり楽しんでくれていたようです。あるお客さんが帰り際に「今日は本当にここに来てよかったー。」としみじみとつぶやいて去っていったのが聞こえてきました。ここまで喜んでくれたのなら、実演を引き受けた甲斐が本当にあったというものです。


知らなかったお客さんの多さ

説明をしていて、そこそこお客さんが来ているのはわかっていました。でも後ろの方の様子はあまりわからないので、実際どれくらいの人が来てくれていたのか実はよくわかっていませんでした。後で知り合いのTwitter投稿写真を見てちょっとびっくりしました。





なんかすごいことになっていたみたいです。後ろの人がきちんと画面など見えていたかちょっと心配になってしまいました。

終了予定時間の20時をすぎて、やっと少し周りを見渡す余裕が出ました。この頃、WさんがSCA260でエッジオン銀河を見せていたのですが、私の方は実は寒くて寒くて凍えてました。指先も冷えていて、だんだんPCの操作もやりにくくなってきていました。さすがに疲れてきたのかと思います。時間的にもちょうどいいころなので、ここで終了となりました。


疲れ果ててしまって...

その後、片付けをWさんと、その場にいたM87JETさんに手伝っていただき、車に機材を戻しました。そこで少し服を重ねて、靴下も厚いものにしたのですが、それでも寒くてホテルに移動してずっと行けなかったトイレに行き、ロビーで暖をとっていました。食事を取ろうと思ったのですが、すでに全てのキッチンカーは閉まっていて、ホテルのカレーもちょうど片付けているとこでした。

後から考えると、ここら辺の判断が色々間違ってたんですよね。まず終わったら機材を片付けずに、そのまましばらく待っていて個人で電視観望を始めたりすれば良かったのです。ですが実際には前日の睡眠不足もあったのでしょう、一仕事やり切った感じで、そんなことを考える余裕もないくらい疲れてしまっていました。

ホテルで暖をとっていると、かんたろうさんから呼び出しの電話が。天リフ編集長とか、皆さんキャンプ場のところで集まっているとのことです。暖かくなってやっと少し落ち着いていたので、重い腰を上げホテルから移動。

キャンプ場では、先日出版された「星空撮影塾」を送っていただいた成澤さんや、星景写真で有名な塚原さんなど、主に星景関係の方々が集まっていました。嬉しいことにspitzchuさんが電視観望用にNeptune-C IIを買ってくれたとのことでした。でもお腹も空いていて皆さんとあまり話す余裕もなく、朝に買ってポケットに入れていたおにぎりを食べても全然足りずに、申し訳なかったのですが私は早々と退散。

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車に戻ってから、夕ご飯の調達にコンビニまで買い出しに行くことにしました。コンビニで少し多めに食事と飲み物を買って、そのままコンビニの駐車場の車の中で食べます。よほどお腹が空いていたのか、ぺろっと平らげてしまいました。この時点で22時頃だったでしょうか、そのまま会場へ戻るのですが、お腹も膨れたせいか耐えられないほど眠くなってしまい、途中の道の脇のスペースに車を止め寝てしまいました。

目が覚めたらなんともう0時半頃。あせって会場へ戻って、歩いて一回りしてみるのですが、少し雲も出ていたせいかほとんど人もまばらです。キャンプ場のあたりに何人か話している人がいるので声をかけたら、たまたま成澤さんでした。この頃には私もやっと元気になっていて、初めて成澤さんと少しまともに話すことができました。同じ場所にいた成澤さんの友人で最近撮影とか始めたIさんも交えて、一緒にしばらくのんびり話しました。

その頃にはそこそこ曇っていたのですが、成澤さんは曇りを利用して朝焼けを撮影しに行くというのです。もうほとんどの人が撮影は諦めているような状態なのに、さすがプロのカメラマンです。プロ根性と言っていいのかわかりませんが、もう考え方から全然違います。一番いい時間帯に寝落ちしてしまって完全にあきらめモードの私とは雲泥の差です。

午前2時頃だったでしょうか、成澤さんが出発し、残ったIさんと話していました。聞いたら元々成澤さんのファンだということで、色々コンタクトを取っているうちに一緒に行動などするようになったとのことです。まだ若い方で結婚したばかりとのこと、奥様を連れてきているらしいのですが、既に車の中でお休みだそうです。ついてきてくれるのがそもそも素晴らしいです。今回うちの奥さんもかなり誘ったのですが、車中泊ということを言った途端全く相手にされなくなりました。Iさんは本格的な撮影機材を揃え出したのもまだ最近で、家族が増える前の買えるうちに機材を揃えておいた方がいいとかいう話で盛り上がりました。

朝は目標のホテルのビュッフェに行くと決めていたので、2時半頃でしょうか、私も退散して寝ることに。寝る前のトイレに行く途中で、ちょうどオリオン方面だけ晴れていて空を見ていたら、いのさんと、朝にお会いした金沢のドブソニアンを出している方と会って少しだけ会話しました。その後戻って駐車場を一回りしたのですが、もうほとんど誰も外に出ていなかったです。

後から聞いたら、最初の頃は空も快晴で、駐車場ではヒロノさんはじめ、ドブソニアンで見ている人も結構いたらしく、またメイン会場ではXRAYさんや智志君らが電視観望していたらしいです。ちょっと羨ましかったですが、今回はシュミットさんに実演でとてもいい経験をさせてもらったので、十分満足でした。

車で戻ってすぐにまたぐっすり寝てしまったのですが、明け方はかなり寒くなり、さらに服を着込んだりしました。7時に起きる予定が、目が覚めたら既に8時。2日目の様子は次の記事で書くことにします。



2021年11月13日と14日、長野県の小海町で2年ぶりに開催される「星と自然のフェスタ」に参加してきました。

昨年10月の福島以来の久しぶりのリアル星まつりで、 本州では今年唯一ではないでしょうか。とにかく楽しかったー!!! たくさんの人にお会いでき、色々話すことができました。やっぱりリアルはいいですね。

ちなみに、前回2年前の「星と自然のフェスタ」はこんな感じでした。




準備

久しぶりのリアル星まつり。もう何日か前からソワソワ状態です。Twitterでも徐々に盛り上がりを見せつつあります。星まつりでいつも困るのは、誰が誰だかわからないことです。私自身、顔と名前を覚えるのがすごく苦手で、ただえでさえ、顔と本名とハンドルネームがグッチャグチャになります。しかも今回は2年ぶり、顔半分はマスクで隠れてます。なので今回はネームプレートを作ってみました。

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Twitterでも同じように考えている人がいて、プレートを見るとお互い認識できるはずです。実際、これがすごく役に立って、私のこともわかってもらえますし、他の方のネームプレートでSNSのあの人かと何度認識できたことやら。

木曜日には機材の準備もある程度終えておきました。今回のテーマは「シンプル」です。電視観望にはFMA135にASI294MCを取り付け、自由雲台とミニ三脚に載せる超コンパクト仕様。あとはノートPCにUSBケーブルを接続するだけなので、カバンからさっと出しすぐに使うことができます。

もう一つ迷ったのが、太陽電視観望です。C8とPSTを持っていくとすると、赤道儀が必要になります。大幅な荷物増なのですが、散々迷って結局持っていくことにしました。しかも赤道儀は座席から簡単に出せるようがいいやと、わざわざ重いCGEM IIを選んでしまいました。結局太陽セットは使わなかったのですが、持っていかない不安よりも、持っていって使わない方が気楽な気がしました。なんで使わなかったかと言うと、久しぶりの星まつりで人と関わる時間を大切にした方がいいと思ったからです。


今回の目標

今回、星と自然のフェスタに参加するにあたり、いくつか目標、目的を揚げました。
  1. 久しぶりにあう人達との交流。
  2. シュミットで電視観望の解説と実演。
  3. 夜に電視観望のデモ。
  4. 星座ビノの制作者にお礼を言う。
  5. Canon製のテレコンビノを利用した星座ビノを手に入れる。
  6. ホテルの温泉に入って食べ放題のアイスを食べる。
  7. 朝のビュッフェを食べる。
  8. 2019年の電視観望を見て感動したというジャムのお店に商品をいただいたお礼を言う。
いくつかは実現でき、いくつかは実現できませんでした。記事は時系列で書こうと思うので、うまく実現できたかどうか、おいおい書いていきます。


いざ小海に向けて出発

さて、直前に積み込むもの以外の準備は整ったのですが、問題はいつ出発するかです。金曜仕事が終わってからすぐに出れば、前日に集まっている人がいるはずなので夜には合流できるかも。でもそのためには徹夜体制になるのと、寒い車中泊が2泊になり、なかなか厳しそうです。迷いに迷って、やっぱり寝不足だと危ないので諦めて土曜の朝早くに出ることにしました。

でも遠足前のワクワク気分で、全然眠れなんですよね。結局寝たのは2時間くらいでしょうか。あまり寝られないので3時には起きて、シャワーを浴びて、飲み物とか、湯たんぽとか、枕とか、最後の準備をしました。

結局なんだかんだで午前4時半前くらいに出発でした。運転は4時間くらいの予定なので、うまくいくと8時半頃にはつくはずです。高速に乗る前に、コンビニに寄っておにぎりなど買い込みます。朝ごはんがわりです。途中、北陸道から上信越道に入る手前くらいで明るくなってきました。星祭に行く途中に夜明けを迎えることはよくあるのですが、撮影時の夜明けとまた違ってドライブ時の夜明けも景色が次々変わり、とても綺麗です。

途中トラブルなど何もなく、いくつかドライブインに寄っただけで、最後は佐久小諸ジャンクションで中部横断自動車道に入り、八千穂高原ICで下道におります。ここまでくれば小海里エックスホテルもすぐです。下道では帰りに入れるガソリンスタンドがあることと、会場から一番近いコンビニを確認し、無事に会場に到着。

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会場手前の登り坂。
この日は快晴で、途中の道から見える山がものすごく綺麗でした。


会場のホテルリエックスに到着

会場に到着したのはほぼ予定通りの8時半ころ。一般の人が止める駐車場のうち、一番会場に近い第2駐車場に止めました。この時点では、まだ駐車場はかなり余裕がありました。止めた場所が、たまたまちょうど天リフ編集長の隣でした。降りたら編集長とspitzchuさんが話していたので、早速お久しぶりですと挨拶します。天リフ編集長はリアルでは久しぶりですが、ネットでは顔込みで話しているので、なんか不思議な感触でした。

駐車場にはいくつも望遠鏡が出ています。止めたところの近くに、ドブソニアンが一つ出ていました。
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挨拶してお話を聞いてみると、富山のお隣の金沢からきているとのことで、富山の県天のメンバーの名前もご存知でした。このドブソニアン1993年作とのことで、もう30年近くになるとのことです。おもしろいのは、副鏡を含む頭頂部を取り換えることができる構造になっていることです。

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副鏡の径も結構違い、遮蔽率を変えることで惑星や星雲など対象に合わせて対応できるとのことです。

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ここら辺で、天体望遠鏡博物館でお世話になったT女史も合流。編集長、spitzchuさん、Tさん、私の4人で会場に移動します。ちょうど9時頃だったでしょうか、駐車場から会場に移る時には、第2駐車場の真ん中にも車が止まりまり始めていました。

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その後、駐車場はみるみる一杯に。会場から一旦戻ってきた時には第2駐車場は満車で、さらに奥の駐車場や、道のところに案内されていたようです。


会場の様子

会場は駐車場からすぐの距離ですが、滞在中はここを何度も歩くことになり、体力のない私は苦労しました。坂道もあるので、重い機材を運ぶのはかなり大変そうです。

キャンプ場が星空サイトという名前になっているので、最初ここに居を据えようかと思ったのですが、車の乗り入れが結構大変そうでした。多分ずっと駐車はできなさそうな様子だったので、結局一般の駐車場に止めておくことにしました。

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キャンプ場はこんな感じです。

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前日から来ている方も何人かいたようです。本番の土曜はテントでいっぱいになるかと思っていたのですが、実際にはそれほど埋まっていませんでした。もともとこの星空サイトでしか望遠鏡を出せないようなアナウンスがあったのですが、その後駐車場で望遠鏡を展開することが途中から許可されたからだと思います。

朝の会場の様子です。まだ人もまばらで、いくつかのブースはすでに空いていましたが、正式な販売は10時からのようです。

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10時になると開会式が始まりました。トレーラーの舞台が用意されていました。

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ブースめぐり

早速ブースをひとまわりします。SVBONYのブースでは、智志君とぼすけさんが店員さんとして働いていました。社員の方が来ることができないので、お手伝いというよりはお仕事としてやっているとのことです。ここでは私も持っている安価な双眼鏡と、EDタイプの双眼鏡の見比べができました。天リフ編集長は「これは圧倒的に違いますね」と言っていましたが、私の能力では違いがあまりよくわかりません。というか、安価な方でもう十分見えると思えてしまいます。確かにEDの方が収差が小さい気がします。安価の方は少しの青い収差、EDの方はもう少し小さな緑の収差に見えました。でもそこまで大きな違いには見えませんでした。双眼鏡はもう少し経験を積む必要があります。
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その一方、スワロフキーのフィールドスコープの解像度は私のような素人でもはっきりわかるくらいの、なんじゃこりゃ!!!というくらいのものすごい解像度でした。「ウォー!」と叫んでしまいました。でも値段を聞いたら70万とこちらも「ウォー!」でした。

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いくつかブースを回りながら、夜に電視観望の実演をするシュミットさんへ。一緒に実演をするWさん、H店長に挨拶をして、実演時間やどういう方法でやるかなど少し打ち合わせしました。ブースにはブラックパンダさんもいらっしゃって、2年前の胎内以来お会いすることができました。ブラックパンダさんにはTwitterで呟いたQBPのアメリカンサイズや、CP+の配信での何気ない一言でCBPのアメリカンサイズを実現していただいたり、電視観望のための機材もどんどん見つけてきてくれたりで、とても感謝しています。ブラックパンダさんには広報の方も紹介していただきました。まだ入社2年目の若い方で、また講演とかする場合はお世話になるのかと思います。この方、まだ撮影とかしたことがなく、難しいと言っていました。その通りだと思います。そのマニアでない意見を生かして、初心者にも優しい機材とかの意見を反映していただけるとありがたいと思います。

その後は、シュミットの方もお客さんも交えて、展示品の話題です。私も最近手に入れたSCA260が展示してありました。聞いたら初期ロットはかなり少なかったようで、手に入れられた私はかなりラッキーだったようです。でもこのSCA260、私も思った通りやはり大型なのは事実で、かなりの赤道儀に載せないと揺れてしまって撮影時の歩留まりがあまり伸びないようです。余裕で載せることができるように、EQ8とかの話題が出ましたが、流石にすぐには買えないので、軽量化の方向で進めるような話をしました。

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あとプロトタイプらしいですが、面白そうなものがありました。まだ話せる段階ではないとのことですが、少し聞いただけでも今すぐにでも欲しいと思いました。写真を見て想像してみてください。
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まだ日本では未発表のFRA”500”も置いてありました。実際に持たせてもらいましたが、かなりの重量で相当しっかりした作りのようです。
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店頭にはたくさんのフィルターが置いてありました。最初はQBPからはじまったサイトロンのフィルターですが、その後CBPやQBP II, III、IR透過フィルターや、最近のDBPなど、多種多様のフィルターを開発しています。ブースに朝早くから来ていた他のお客さんとどのフィルターがいいかの話になり、最近DBPで撮った網状星雲や、まだブログ記事にしていない胎児とハート星雲を見せたりしてました。選択肢があるので、選べるのがいいことと、値段も手頃で気軽に買えるのがいいのかと思います。見ている間にも何枚も売れていきました。

2日目シュミットブースに立ち寄った時に、ちょうどAramisさんがシュミットにいて、私が「CBPが一番使いやすいのでは」と言うと、CBPに即決でした。Aramisさんならうまく活用してくれると思います。


スコープテックブースに立ち寄ると、以前のZEROの振動解析をしたブログの記事を見てくれたスタッフの方とお話しすることができました。原村の星まつりで手に入れたSCOPETECHの望遠鏡は、いまだに観望会で毎回活躍し、稼働率No.1です。

その足で星の手帳社ブースによって、天体日めくりを買いました。ZEROの開発の時にお世話になったOさんとお話しすることができました。Oさんは前回の小海で電視観望を見てもらったのですが、そのことも覚えていてくれました。

Oさんには隣のブースのプラネタリウムソフトSUPER STARの作者の方を紹介していただきました。あとで書きますが、この方電視観望のデモでもずっと見てくれていましたし、2日目に色々話すことができました。

また、さらにOさんには誕生年と誕生日をいうと惑星の位置を教えてくれるというすごい方を紹介していただきました。どうやら頭の中で惑星を動かしながら位置を特定するらしいです。

Oさんは流石にこの業界に長くいるだけあって、顔が広く、面白い方を色々知っています。少し天文から離れているようなのですが、すごく情熱のある方なので、また戻ってきて色々開発して欲しいです。

他にも、天体望遠鏡博物館のブースでは懐かしいみなさんに会うことができました。

誠分堂ブースでは定期購読ありがとうと言われてしまいました。ブログを見てくれているとのことです。ありがたいです。

スカイバードブースでは大学の1年先輩のHBさんの近況を聞きましたが、最近お店には来ていないとのことです。コロナ禍でなかなか店舗に行くことができなかったのかもしれません。ここでは、この間手に入れた2倍のPowerMATEのTリングへのアダプターが格安で売っていたので、買っておきました。

書ききれませんが、他にも多くのブースが出ていて、立ち寄らせていただきました。


フリーマーケットコーナー


最初フリーマーケットコーナーがどこにあるかわかりませんでした。ホテルのトイレに行く際に、いくつか望遠鏡を出しているところがあったので、トイレ帰りに立ち寄ったらそこがフリーマーケットコーナーでした。

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ここでやっと、星座ビノの製作者の上板2丁目さんにお会いすることができました。3年前の小海でCokinのテレコンビノを使った星座ビノを購入しました。その後ヤフオクでNikonの星座ビノを落としたら、パッケージがCokinのものとよく似てます。もしやと思い連絡を取ったら同じ製作者で、いつかお礼を言いたいと思っていた方です。今回ようやくお礼を言うことができました。

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今回もいくつもテレコンビノがありましたが、事前情報でCanon製のものがあり、今回これを手に入れることも目的の一つでした。Canonは2つ残っているうちの一つを譲って頂きました。こちらももうなかなか出ない貴重なもので、かなりよく見えます。夜に星を見るのが楽しみです。またコレクションが一つ増えてしまいました(笑)。

別のテントでは元スターベース名古屋店の店長さんがケースを売っていました。小さめのアイピースケースを一つ購入しました。スターベース繋がりですが、今回はタカハシが参加していないので少し寂しかったです。

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他にも、昔のアイピースを売っている方がいたので、5mmのハイゲンスを一つ購入しました。これはLambdaさんの提唱する、抜けのいいアイピースをバローと合わせてできたらと思っています。でももっと焦点距離の長いものが必要だったのかもしれません。


アストロカー

この「星と自然のフェスタ」はテレスコ工房の店長さんが中心になって開催されているのですが、今年は自慢のアストロカーが登場しました。

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中には太陽望遠鏡が設置されています。GOTOの大型の望遠鏡に90mmのSolar Maxをダブルスタックで取り付けてあり、プロミネンスや太陽光球面全体のHα像がものすごい解像度ではっきりと見えました。アマチュアクラス(?)の眼視では最高峰かと思います。

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すごいのはこの車のつくりで、観測中はジャッキアップしてあって、人が載っても全く動きません。

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食事事情

ブース周りの途中で、前回プリンが美味しかったことを思い出しました。

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一口食べて、前回と全く同じ感想になりました。昔、母に作ってもらったプリンの味を思い出すのです。聞いたら使っているのは卵と牛乳と砂糖だけだそうで、シンプルですが、なんの変な味もしなくて、物凄く美味しいです。前回Twitterで宣伝したらどんどん売れたことを覚えていてくれて、今年も同じくTwitterで宣伝したら、店の人からまるで賄賂の如くりんごを一個手渡されました(笑)。

その後、天リフ編集長も私のツイートを見て食べたそうです。しばらくしてから来てみたら、今回も見事に完売。「あれからすぐにたくさん買いに来てくれた」とのことで、宣伝のお礼を言われました。。

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昼食はリエックスホテルがブースで出しているカレーを食べました。500円ですが、さすがホテルのカレー、とてもおいしかったです。ちょうど愛知の智さんもカレーを買っているところで、さらには智志君も隣にいて、いっしょに話しながら食べました。

他にも多くのキッチンカーが出ています。キッチンカーの方は2日目にローストビーフ丼を食べました。基本的に食べるものには困らないと思います。

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電視観望の準備

その後もいくつかブースを周りながら、夜の電視観望の実演の準備がてら車と会場を何度か行き来し、シュミットブースに再び。

既に長い記事になっているので、ここからのことは次の記事に書きます。




今週末の11月13、14日に長野県の小海で開催される「星と自然のフェスタ」に行くことにしています。




前回の開催は2年前の2019年
でした。



昨年2020年はコロナで中止となっていたので、やっとのリアル開催です。本州の行ける範囲ではこれがほぼ今年唯一のリアルの星まつりになります。


なんと、シュミットブースで電視観望!

前回は電視観望についてKYOEIさんと一緒に講演をしたのですが、今回はシュミットブースで電視観望の解説と実演をすることになりました。

11月13日(土)19時から20時
シュミットブースにて
電視観望の解説と実演、質問コーナーなど

特に、質問コーナーでは初心者の方にきて頂き、色々質問して頂きたいです。今のところ機材はシュミットさんが用意してくれて、私はPCを持って接続する予定ですが、当日接続なのでうまくいくかどうか?

それとは別に、個人的には今回飛騨コスモスの観望会で試したFMA135とASI294MCをカバンの中に入れてその場で出してみようと思っています。これは電視観望の、ある意味究極のコンパクトスタイルと思っていて、今回駐車場から会場まで距離があるとのことなので、できる限り軽くしたいというのもあります。

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星まつりでのリアル対面

星まつりでいつも困るのは、誰が誰かわからないことです。最近はSNSで知り合った人も多いのですが、顔もわからなければハンドルネームしか分からなくて、その場で会っても知り合いかどうかもわからないのです。なので私はネームプレートをつけていこうかと思っています。ちょっと恥ずかしい気もしますが、これで私Samが誰だかわかってもらえるのではと思っています。

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