ほしぞloveログ

天体観測始めました。

タグ:天の川

オーストラリアのハミルトン島滞在の2晩目の夜早くに雲間に少しだけ写真を撮ったあとずっと二日以上雨だったのですが、4日目の晩の午前2時過ぎからやっと雲が少なくなり、星が見えるようになってきました。ただし月齢13.2日と満月にかなり近いので空が明るすぎます。時間的にもイータカリーナなど面白そうな天体は沈んでしまっていることもあり、まずは南極軸近くの空を広い範囲で撮ってみました。右に見える明るいのが月です。

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オーストラリア、ハミルトン島 2017年5月11日2時38分(現地時間)
EOS 60D(新改造, ISO1600, RAW) 露出5秒一枚撮り
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用 
ダーク補正なし、フラット補正なし、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


星座をつないでみると面白いです。普段なじみのない星座なので、線を結ぶのもちょっと苦労します。普段あまり日本では見ないもの、もしくは地平線に近くかなり見にくいものばかりです。

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さそり座の下も写るのですが、南緯度が低いのと時間が遅いので、南十字を含む面白そうな天体のいくつかが山の下に来てしまっています。

この時間は天の川がまっすぐ立っているので、同じ方向で天の川を中心に撮ってみました。満月での撮影で、周りが相当明るいなか、それでもこれだけ写るのはやはり他の光害が少なく空気が綺麗なため透明度が高いせいでしょうか。

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オーストラリア、ハミルトン島 2017年5月11日3時12分(現地時間)
EOS 60D(新改造, ISO1600, RAW) 露出6秒一枚撮り
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用 
ダーク補正なし、フラット補正なし、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


明け方前になり、山の上に小マゼラン星雲が出て来ました。この続きは画像処理の後また記事にします。


その3に続く。
 

立山室堂で写した天の川です。こと座流星群の一つが流れました。

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2017/4/23 AM2:52 立山室堂にて。Canon EOS 60D + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用。ISO3200で30秒露光。227枚撮った内の一枚です。とりあえず無加工の撮って出しjpeg画像です。時間のあるときにもう少し加工してみようと思います。


その2に続きます。 

娘のNatsuです。

夏休みの自由研究で、宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」を調べました。その中で銀河鉄道の夜に出てくる星の写真を撮りました。その中のいくつかを紹介します。写真は牛岳スキー場の上で撮りました。星雲は難しいのでパパに手伝ってもらいました。

タイトルはこんな感じです。

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まずは天の川にかかる全景です。残念ながらゴールの南十字は地平線の下なので撮ることができません。

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こと座です。このページで、銀河鉄道がどのように天の川をたどっていったかを考えてみました。こと座よりも白鳥座の方が先かと思いがちですが、こと座に関しては銀河鉄道に乗る前に出てきます。

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こと座にはM57があります。銀河鉄道の夜には直接出てきませんが、宮沢賢治はM57が好きだったようです。「シグナルとシグナレス」や「土神と狐」などの物語に出てきます。

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白鳥座です。銀河鉄道の出発点です。

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白鳥座の嘴に当たるアルビレオです。銀河鉄道の夜では「アルビレオの観測所」として出てきます。

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宮沢賢治は空想ではなく、ちゃんと科学的に物語を書いていたことがわかりました。11月に石川県小松市のサイエンスヒルズ小松で渡部先生の宮沢賢治 生誕120年 講演「賢治作品の中の宇宙」に申し込みました。とても楽しみです。





 

初遠征に続き、5月7日の土曜日、二度目の遠征です。今回は家族4人で、前回も行った楡原へ再び行ってみました。

実は最初ホタルイカ獲りに行こうと、海の方まで行ったのですが、ホタルイカは影も形もなく、ベテランっぽい人もほとんど空振りのようでした。ついでに見ようとした星も、南側は明るすぎて、北側は暗いのですが、それでも海岸での光害が酷すぎるのかほとんど何も見えない状態で、早々に諦めて、そうだ山へ行こうと思い立ち、あまり気の進まなさそうな妻と下の子を無理やり誘って楡原へと向かいました。

海から約1時間くらいでしょうか、やはり山の中は見え方が全然違います。満天の星空と天の川を見ながら、望遠鏡をセットアップしました。しかも今回は新兵器のEOS X7があります。あいにくカメラを望遠鏡に取り付けるアダプターをまだ持っていないので、望遠鏡での撮影はできないのですが、それでもいつものように眼視で木星などを見ました。やっと赤道儀の自動導入も少し使いこなせるようになってきました。

実は今回は望遠鏡よりもカメラでの撮影が楽しくて、望遠鏡そっちのけでカメラでいろいろ試しながら撮り続けていました。星景、星野撮影なのですが、星景撮影の方が景色が入って臨場感が出るので楽しいです。カメラのセッティングについてはここにまとめておきました。

とりあえず撮れた写真の中で加工まで持っていったものを載せてみます。未加工のもの一枚と、4枚をスタックしたものです。

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  • 2016/5/8, 01:49, Canon EOS X7, 18mm, F3.5, ISO1600, 30sec, rawフォーマットからJPGにしてリサイズのみしたもの


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  • 上記設定で、30秒ごとに連続4枚をDeepSkyStackerでスタック、CanonのDPP4やらGIMP2.9やらで色々試行錯誤して加工したもの

まだ見せることのできるレベルに達していないのは重々承知です。とにかく色を出してみたいという試みです。練習がてらスタックしましたが、意味はまだほとんどないと思います。これも練習と思ってなのですが、一応ダーク減算とかもしていますが、ほとんど結果に影響はありませんでした。いずれせよ、どんな加工ソフトがあるのかと、ソフトの操作に慣れるのが目的です。

それでも初めて綺麗に色がついた天の川の写真を自分で撮ったと思うと、嬉しくなってきます。


ついでにもう一枚。こちらは一枚のみからです。

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  • 2016/5/8 02:19, Canon EOS X7, 18mm, F3.5, ISO6400, 30sec

結局この日は午前3時頃までいました。でも、結局星を見ていたのは私と娘だけで、寒いのが嫌なのか妻と下の子は車の中でずっと寝ていました。

 

初めて一眼レフカメラで星を撮ってみました。

そもそもカメラを選ぶ時にNikonにするか、Canonにするかなど よくわからなかったのですが、後から色々調べて天体に限っては入門機はCanonにして正解だったと思います。

これまでiPhoneのカメラ以外いらないと本気で思っていたので、一眼レフでないと撮れない写真があると初めて実感できました。

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2016/5/5 0:59, Canon EOS X7, 18mm, f/5.6, 15sec

この日一番まともに撮れた写真です。自宅から見た北斗七星です。絞りを5.6なんかにしてしまっています。


この時はRAWで撮ることを知らなかったのでJPEGで撮っていました。未加工です。他の写真のほとんどはピンボケだったり、ぶれていたり、流れていたりで、見る影もありません。

もう一枚

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2016/5/5 0:59, Canon EOS X7, 18mm, f/3.5, 10sec

天の川がうっすら写っています。これも未加工です。やっと絞りを開くことを覚えました。この写真で、はじめてホワイトバランスを蛍光灯や白熱電球にすると青っぽくなって、夜空のイメージに近くなることがわかりました。あとで加工する場合でも楽です。(2017/10/11追記: 娘のNatsuと一緒に読み返していたら、なんと写真の左下に流れ星が写っているではありませんか。一年半経ってやっと気付きました。)

そもそも、自宅から天の川が写ることにびっくり。確かに富山なので、空気はきれいかと思っていましたが、結構周りは明るくてあまりいい場所とは言えません。ところがなんと位置がわかってしまえば、夜中になって暗くなってくるとうっすら自分の目でも天の川が見えるではないですか!以前夜中に虫取りに行った時に、何かうっすら見えたあれが天の川かなと思っていたのですが、実際に確信を持って天の川が見えたのはこの日が初めてです。


望遠鏡を持って自宅以外での撮影をしてみようと思い、いろいろ遠征の場所を考えました。5月2日、明るいうちに下見をしたのですが、近くの楡原の山の中なら、夜になれば十分に暗く、道の途中の視界が開けている場所なら撮影ができそうでした。

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その日の夜、娘のNatsuと一緒に早速下見をした場所に向かいました。幹線道路から500mくらい入ったところで、高度は400mくらいです。自宅からは車で20分くらいでしょうか。結構気楽に行くことができそうです。

実際に夜に行ってみると、北側は視界が開けているのですが、街の明かりが北側になるのであまりいい状態ではないことがわかりました。南側は山の木が多少遮るのですが、それでも空は真っ暗で、自宅で見た天の川よりもはるかにはっきり見えます。

新しい望遠鏡にウキウキしながらセットアップを頑張りましたが、やはり自動導入には至らず、半マニュアルでの導入でした。それでもやっと赤道儀に電源を入れて動かすことはできましたが、結局アラインメントで上手くいかずに断念しました。今日は何とかモーターでの動かし方がわかったくらいで、昨日に引き続き木星を今回はモーターであわせることで見て終わりにしましたが、それでもすでに赤道儀で追っているのだと思いますが、昨日と違い視野からすぐに消えることはなく、木星をある程度の時間楽しむことができました。この日に初めて土星の輪を見ることができました。生まれて初めての、自分の目で見る土星の輪でした。

子供のころ、多分ケンコーのだと思いますが、口径5-6cmくらいの屈折望遠鏡と経緯台、三脚のセットを親がなぜか突然買ってきました。その時はまずは月を見てクレーターの綺麗さには驚きました。何度か恒星を見てふーんと思い、やっとの事で木星を見て、木星の縞が見えたような気がして喜んだのですが、同時にかなりボケていたので、こんなもんなのかと子供心に少し残念だったのを思い出しました。今思えば縞と思っていたのは単なる収差だったのだと思います。土星は場所もわからずに全く見るに至りませんでした。確か小学校の4-5年生だったと思います。結局望遠鏡はそれくらいで終わってしまい、とうとう星に興味を持つことができずに大人になってしまったのですが、それから30年くらい経ってやっと土星の輪を自分の目で見ることができたのです。かなり感動的でした。

結局、この日は23時頃までいたでしょうか。山の中はトイレがないのと、クマなどの危険があることもこの時になってやっと気づいて、帰路につきました。いい場所を見つけるのはやはりなかなか大変です。

それでもとりあえずやっと暗いところに行って望遠鏡を覗くことができ、それはそれで満足できたのですが、それよりも天の川がとても綺麗だったので、やはり一眼レフのカメラを持ちたくなりました。


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