ほしぞloveログ

天体観測始めました。

キーワード:buffaloを含む記事

赤道儀の遠隔操作のためにStick PCを使うことがあります。Stick PCはモニターを持っていないので、いずれにせよなんらかの遠隔の画面表示が必要になります。特に、冬場の遠征ではとてつもなく寒いので、暖かい車の中から遠隔操作するというスタイルを一度経験すると、ずっと外で待っているというスタイルには戻ることができません。

そのための接続としてこれまで、
  1. Stick PCの無線LANを無理やりルーター化する
  2. 超小型の安価な簡易ルーターを使ってみる
  3. BUFFALO製のポータブル無線LANルーターで接続する
と試してきました。1.はUSB3.0カメラの雑音で接続が不安定になり、5GHzに逃げようとするもできないことがわかり断念。2.は付属ソフトがこなれていなくてバグだらけで設定が大変なのと、Windowsが動いているPCのUSBに挿さなければならず、USBポートを無駄に使用してしまうのでイマイチ使用頻度が下がってお蔵入り。3.は接続がどうも安定でなく、時々Remote Desktopでの接続が切れてしまうのが悩みでした。

IMG_2997


ELECOM製は変な切断はないと聞いていたので、ちょと前に5GHzのポータブルの無線LANルーターWRH-583GN2-Sを購入してみました。色をグリーンにしたのは単に安かったからです。ブラックはなぜか倍近くの値段がしました。パッと使ってみた限りでは変な切断などはなさそうです。

実際にテストして良かったと思ったのは、BUFFALO製に比べてはるかに高機能で、普通の家庭用無線LANルーター程度のことができてしまいます。例えば
  • SSIDの名前の変更
  • パスワードの変更
  • 管理者の名前の変更
  • LAN側のIPアドレスの範囲を任意に変更することができる
など結構基本的なことが普通にできます。BUFFALO製はこれらのことがことごとくできなくて、本当に簡易使用を前提としているようで不満だったのですが、ここら辺のことが見事に解決されました。特に、
  • MACアドレスを見てDHCPの割り当てIPアドレスを固定できる
のが便利で、やっとこれでその場でIPをDHCPの範囲内でやみくもに打って、Remote DesktopでStick PCを探し出す必要がなくなりました。

逆にできると思っていたのにできなかったことが、
  • 無線でWAN側につないで、LAN側からもインターネットに接続する
という、BUFFALOではできていたことができません。WAN側は有線使用が前提みたいです。これは結構痛くて、遠征時にiPhoneのテザリングなどで外につなぐことができなくなります。遠隔地では基本Stick PCに接続できればいいだけなので、外につなぐ場合は操作する側のPCを直接テザリングでiPhoneにつないでしまえば問題ないので、ほとんど大丈夫なのですが、Stick PCにアプリを入れたい時だけは困ってしまいます。それでも遠征するような光害がないところは、携帯の電波も貧弱なので同じかもしれません。まあ、痛し痒しです。

こういったことは買ってみて自分で試さないと、事前に調べただけだとなかなかわからないんですよね。それでもELECOMの方は、実際に使うときのために事前に柔軟に設定できるので、使用時に無駄な時間を取ることなく、何より安定性は優れていそうなので、すぐに実践投入できそうです。アマゾンのレビューで熱暴走の心配が報告されていましたが、これはBUFFALO製も同じような評価でした。夏場は外に出て星を見ていた方が楽しいのでそれほど遠隔操作で使う機会がなく、むしろ冬場の使用が多いのでそれほど問題ないと思います。


相変わらず富山の天気が全くさえないので、Stick PCネタです。

前回までの記事で、天体撮影時のStick PC DG-STK4Dのリモート操作を確立するために、AUKEYというメーカーのWF-R3というUSBに直接挿して使うWi-Fiルータのセットアップを試すなどしていたのですが、万が一遠征などの外で使えなくなるのも不安なので、予備のネットワークとしてBuffalo製のホテル用Wi-FiルータWMR-433-BKを試してみました。ホテル用の小さいサイズのWi-Fiルータとしては数少ない11ac対応で、5GHzで使えるものです。意外なことにアマゾンだとBuffaloの方が安いです。

IMG_1460


上の写真の手前に写っているものがBuffaloで、Stick PCのUSBのところに挿さっている小さなのがAUKEYなのですが、Buffaloの方も思ったより小さくて、USB「バッテリー」からケーブルを介して給電します。なのでAUKEYと違ってPCが無くてもネットワークが確立できます。これは大きな違いで、AUKEYはWindowsが立ち上がって、アプリケーションがきちんと動いていないと、そもそも何も動かないので、緊急時の安定性はBuffaloの方が完全に上です。

セットアップはとても簡単で、マニュアルの通りにやっていけばStick PCと別のPCをそのままDHCPで接続でき、ホストネームでRemote desktop経由でStick PCを操作することができます。

もともと家庭用無線LANルータくらいのことができると期待していたのですが、思ったよりというか、相当低機能でした。期待していたのにできなかったことが
  • SSID名を変えることができない。
  • パスワードも変えることができない。
  • LAN側のIPアドレスの範囲を変更することができなくて、192.168.13.XXXで固定。
と言った具合に、ある意味ほとんど設定できるところがありません。できることは
  1. ルーターモードでWAN側が有線か
  2. ルーターモードでWAN側が無線か
  3. 中継機モードか
  4. インターネットなしのローカルネットワークモードか
のほぼ4つだけです。この数少ないできることの中で、いいなと思ったことは、WAN側を有線でも無線でも選択できることです。なので自宅などでは、無線のみの全く有線なしの状態でStick PCと他のPC間のリモート操作と、インターネットが同時に使えます。これは、これまでのAUKEYでも無理すればできそうな感じでしたが、AUKEYに付属のユーティリティソフトがあまりにいまいちで、無理な挑戦はやめたという経緯があるので、ここは利点です。それでもSSIDはおろか、パスワードさえも変えることができないというのはAUKEYに比べてもあまりにも低機能であることは否めません。

AUKEYに比べて、利点はというと
  • PC側に面倒なセットアップが何もいらない。
  • マニュアルがまともな日本語。
といったところでしょうか。特にPC側にソフトを何も入れなくていいというのはかなり大きな利点です。PC側を下手に不安定にする恐れもありません。温度上昇に弱いという報告が随所で上がっていますが、今のところは冬でしかも夜の使用なので問題ではありません。それでも結構温かくなります。夏になった時にトラブルが出るかもしれません。

まあ、バックアップとして持っておくぶんには及第点としておきます。 (2017/10/26 追記: 結局接続が結構な頻度で切断されることがわかり、ELECOM製のポータブルルーターを購入しました。)
 

Stick PCのセットアップ (その3): 接続が不安定な原因」でUSB3.0での接続が2.4GHz帯にノイズを出し、無線LANを不安定にしていた件ですが、 アマゾンで超小型の無線LANの子機にも親機にもなるものを買い、5GHzでのアクセスポイントでの接続を目指しました。

「無線LAN 子機 親機」で検索するといくつか見つかるのですが、注意することは必ず11ac対応のものにすることです。11n/a/b/gは2.4GHzなので意味がありません。あと、必ず親機と書いてあるものでないとアクセスポイントでの接続ができません。たまたまタイムセールだったAUKEYというところのWF-R3というものですが、リチウムイオンバッテリーのANKERとよく似た名前のメーカーです。ANKERも問題なく使えていますが、AUKEYの方が古くからある会社とのことで、日本語のホームページなどもあり、サポートもある程度なんとかなりそうです。

IMG_1094


設定ソフトは一応日本語ですが、日本語が少しおかしいのと、インストール時に結構癖があるので、ネットワークやPCに慣れていない人は戸惑うかもしれません。まず付属の説明書は英語や、その他外国語で、日本語はありませんが、大したことは書いていないので、設定ソフトそのものを見た方が早いです。ドライバーは小さいサイズの8cm CDに入っているので、対応ドライブがない場合はWebから落とした方が早いです。「aukey driver」などで検索すれば出て来ますが、見つかりにくい場合はここからWF-R3というドライバーを落としてきます。(2017/2/11追記: すごくたどり着くのに苦労したので書いておきますが、オフィシャルウェブサイトはhttps://www.aukey.com/らしく、ここから辿れるhttps://www.aukey.com/downloads/にあるWF-R3 & WF-R5 Wi-Fi Adapter Driver for Windowsの方が若干新しいようです。)ドライバーは普通にインストールすればいいですが、最初にWindowns PCのUSB端子に機器を接続してもLEDが光らず、OSを再起動したりしてやっと認識できたりしました。

この機器はclient, client+AP, APのみと3つのモードがあるのですが、今回欲しいのはアクセスポイントなのでAPの方を使います。clientは子機専用。client+Aは子機と親機の併用ですが、この場合のアクセスポイントはSoftAPとほぼ同等で、試したところ5GHzにはなりませんでした。今回の目的のためにはハードウェアでアクセスポイントを構成するAPのみのモードにします。モードの変更は、Windowsタスクバーの右下のアイコンの中から、今回インストールした設定ソフトを右クリックし、APモードにします。(ここでも、モードが変わらないなど何度かトラブルがありましたので、OSを再起動したり、ドライバーを入れ直したりもしました。いったん動き出したら安定になりました。)

IMG_1086


先ほどのアイコンをダブルクリックをするか、右クリックから設定を選び、設定ユーティリティーを開きます。SSIDを設定しますが、名前を適当なものにし、同じ画面に出てくるアダプターをVirtualなものから下の写真のようにハードウェアに変更し、上の右矢印を押しパスワードなどを設定します。これをやらないと、結局SoftAPと同等になってしまい、5GHzで接続できません。

IMG_1085

その後、タスクバー右のWiFiのアイコンをクリックして出てくる「ネットワーク設定」を押すなどしてネットワークの設定画面を開き、左の「状態」を押して、「アダプターのオプションを変更する」を選択するなどして、ネットワークアダプターの画面まで行きます。今回出来たWi-Fi2を右クリックし、「プロパティ」から「構成」を押してアダプターのドライバーを設定できる画面を開き、「詳細設定」のタブを開き、「Channel Mode」を選び、ここで「5G Only」を選び、5GHz専用にします。OK押してアダプターがいったん消え、再度作成されます。これでクライアントから接続する準備ができました。(5GHzs専用にすると、エラーダイアログが何度か出たりしますが、適当に消してしまえば問題なく動くようです。)

IMG_1147


その後クライアントから、先ほど設定したSSID名のアクセスポイントを選びますが、この際DHCPで接続するとIPが192.168.123.xxxになってしまいます。接続する機器のIPは192.168.123.xxxのどれかに固定してしまった方がリモートデスクトップのIPを固定できるのでいいと思います。
 
いったん設定すると、PCを再起動しても自動的にAPモードで立ち上がりますが、最初の頃トラブルでログインしてあらわにAPモードにしないとSSIDが現れないということがありました。こんな場合はドライバーを再インストールした方が早いと思います。


ここから2017/2/11 追記:
----------------------------------------
どうもこのAPモードで立ち上げるのが、立ち上がったり立ち上がらなくなったりで、うまく切り替わらないことが多いので、最後は結局

C:\Program Files (x86)\MediatekWiFi\Common>ApUI.exe

をスタートアップに登録してしまいました。その際タスクマネージャーのスタートアップでRaUI.exeを無効にすることを忘れないでください。これで圧倒的に安定になりました。

また、途中ドライバーのインストールとか、アンインストールとか色々やっていると、いざアンインストールしたいときに0x80040707とかいうエラーコードとともに、アンインストールもインストールも何もできなくなることがあります。

IMG_1146

そんな時は

C:\Program Files(x86)\InstallShield Installtion Information

の中にある、フォルダを消してみてください。ただし上のディレクトリは隠しファイルになっていることがあるので、エクスプローラーの「表示」メニューの「隠しファイル」をチェックする必要があります。
-------------------------------------------
追記ここまで。


さて、この状態で安定して動くようになったのですが、もともとStick PCにUSBポートが2つしかなく、CCDと撮影用カメラを繋ぐので二つとも使ってしまっていたので、USBの拡張アダプターを追加して、そこに今回のLAN親機を挿しました。最初他のPCにこの親機をつけて、Stick PCとiPad双方から繋ごうと思ったのですが、一台増えるとトラブルの可能性も増えますし、計算機自身のバッテリーの心配もしなくてはならなくなるので、結局USBアダプターの追加を選びました。本当は一般の家庭内無線LANルーターみたいに、PCに接続しなくても単独で動くことを期待して、バッテリーのUSB給電だけで動くといいなと思っていたのですが、この機器はPCにつながない限りは親機にはなれないことがわかりました。

とりあえず多少の不満はありますが、いったん設定さえできてしまえば5GHzの接続はやはり圧倒的に安定です。

2017/3/23 追記: 予備のネットワークとしてBuffalo製のホテル用Wi-Fiルータを試しました。こちらはPCに繋がなくても、USBバッテリーにつなぐだけでネットワークが確立するところが利点です。

 

このページのトップヘ