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天体観測始めました。

キーワード:飛騨コスモスを含む記事

2018年11月10日の土曜日、今年最後の飛騨コスモス天文台の観望会へNatsuとSukeをつれて3人で参加しました。9月、10月の観望会は雨やらなんやらで行けなかったので、ペルセウス座流星群の8月11日以来になり、約3ヶ月ぶりです。

数河高原はスキー場が近くにあるくらいなので、11月終わりには例年雪が降り、12月なかばには雪が積もってしまうために、今月で最後になります。実際11月半ばの昨晩でもすでに寒くて寒くて、この日はお客さんもあまりいなかったのと、きてもらっても結構早くに帰ってしまうくらいでした。

ちょっと時間を戻して、夕方5時前、 いつまでたっても遊びに行ったSukeが戻ってきません。「遅くても5時には出るよ」と散々言っておいたのになんの連絡もありません。座席を作るのか、機材を運ぶのかで荷物の詰め込み方がだいぶん違います。やきもきしながら、夕方5時の時点で戻ってこないので諦めて、座席を潰して機材を入れ出発しました。

途中夕ご飯がわりにちょうどいい機会なので、100円でパティが倍になるという夜マックへ初めて立ち寄ろうと駐車場へ入ったところで、電話がかかってきました。なんでもSukeが絶対行きたいと泣き叫んでいるらしいのです。どうやら遊びに夢中ですっかり忘れていたとのこと。忘れていたのは自分の責任なので諦めればいいものを、やはりそこは諦めきれないらしく、まだまだ子供です。まあ仕方ないので自宅に一旦戻り、大型機材を諦めて外に出し座席を作って、半分べそをかいているSukeを乗せて再出発です。

夕食を食べる時間がなくなってしまったので、楽しみだった夜マックを諦めてコンビニでお弁当やおにぎりを買い、飛騨コスモス天文台へと向かいます。もうこの時点で18時前くらい。Natsuが「もー、暗いよー」と文句を言うので、私も「もう真っ暗だよ、だから早く出たかったのに」と言ったら、どうも雰囲気が暗いのが嫌だと言う意味だったらしく、みんなで大笑いです。

結局現地へ到着したのは19時くらいでしょうか。すでにいつものメンバーは揃っていて、その後続けざまに何人かのお客さんも到着しました。名古屋からこのために来てくれた方もいました。とりあえず双眼鏡で簡単にスバルとアンドロメダ銀河をみて、その間に電視観望の準備をしました。最近の電視観望はすっかりSki-WatcherのAZ-GTiの経緯台モードが定番です。これにタカハシのFS-60CBを載せてZWOのASI294MCをつけるのが、大きなアンドロメダ銀河から小さなM57まで機材を変えずに見ることができるので、楽でいいです。操作はiPhoneでAZ-GTiのアクセスポイントモードに接続です。導入はほとんどが1スターアラインメント、水平があまりあっていないときは2スターアラインメントにする時もあります。

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最初に導入したのは双眼鏡で見ていたM31アンドロメダ銀河です。双眼鏡ではほんのボワーット見えているだけなのですが、電視観望では腕の構造まではっきり分かるので、その比較が楽しいです。

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電視観望でのM31アンドロメダ銀河。
電視観望の時に自動保存で残っていたファイルから再生。
STFでオートストレッチ後、STFで少しだけ調整。
観望会中の実際の画面で見えているくらいです。 

その後、M45スバルも双眼鏡と比較しました。すばるは双眼鏡でも十分迫力はあるのですが、電視観望だと、これくらい空のいい環境だと青い星間ガスも十分見えてしまいます。今見ているものが、機器を変えると色々な表情で見えてくると言うのも、天体観測の魅力かと思います。


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電視観望でのM45すばる(プレアデス星団)。
星間ガスも見えています。
空が暗いと、電視観望でも実際の画面でこれくらいは余裕で見えます。

他にもいつものM57惑星状星雲やM27亜鈴状星雲をみてみました。(画像が残っていませんでした。)後は、北アメリカ星雲ですが、暗い空でもこれくらいなので、電視観望の限界くらいと言えるでしょうか。もっと一回の露光時間を伸ばせばいいのかもしれませんが、流石にそれだとリアルタイムとはだんだんいい難くなってきます。

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北アメリカ星雲。残っていたファイルを多少加工しています。
電視観望でその場で見ると多分ここまでは見えません。もう少し粗いです。
短時間露光ではこれくらいが限界でしょうか。


今まで電視ではあまりみたことのないM33も見てみました。ただしこの時に失敗したのが、天頂付近を見ようとしてカメラのケーブルが三脚に引っかかってスリップしてしまい、アラインメントがずれてしまったことでした。でもこれ、暗いとずれたのに気付きませんね。導入に失敗し、マニュアルで合わせようとして周囲を探っても全く導入できなくて、そこで初めてライトで鏡筒周りをよくみてやっと気付きました。初期アラインメントを再度取り直しようやく導入することができました。

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電視観望中の画面をiPhoneで撮影したもの。
M33を見ています。
結構形がはっきり分かるのでその場で見ても迫力があります。


この日のお客さんですが、まずは名古屋からの方が一人。この方は近くに宿をとったのですが、宿の確認をしに行ってからは、もう退散ということでした。まだまだ夜は長いので、ちょっと残念だったのですが、普段名古屋からは絶対見えない空です。秋の天の川に、目でもはっきり見えるすばる、アンドロメダ銀河など、十分満足されたようです。他にも、近くの古川からのグループが1組、親子連れの3人が1組と、何組かきていましたが、やはり寒さでみなさん早々と退散です。結局残ったのはいつものメンバーだけでした。その後、遅くから今日の観望会のことをすっかり忘れていたという、近所のS君とYちゃんがきました。

途中、ドームの中で高1のS君と中2のNatsuと小6のSukeとS君の妹の小3のYちゃんの4人で望遠鏡を操作しようとしていたみたいなのですが、たまたまそこに覗きに行ったら現場は大騒ぎ。どうやら飲もうとしていたココアをこぼしてしまったらしいです。最初に一杯床にこぼして、さらに片付けている間にテーブルのところにもう一杯。テーブルにはPCもあって、結構浸ってしまったらしいです。そもそも電気系とかあるところに置いておくのがダメなのですが、子供どうして誰が置いただの誰がこぼしただの、醜い責任のなすりつけ合いをしていました。ああ情けない。トイレットペーバー一個でも拭き足りなかった、丸々コップ2杯分のココアの掃除は大変でした。靴下を濡らしてしまったYちゃんはこの時点でお母さんに連れられて帰宅。S君は最後後片付けまで残っていました。

そんなことをしている間に、その後、時間がたってきてから上ってきたオリオン座。オリオン座は何度見ても迫力があります。明るいので電視観望でもとても受けがいい星雲の一つです。オリオン座が見えるのは冬だけなのですが、冬に観望会があまりないのがとても残念です。M42を電視観望で見てその日は終了となりました。

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片付けの間、会話をしながらYさんはカメラと三脚ででオリオン座付近を撮影していたみたいです。私もその後撮影しようかどうか迷ったのですが、あまりに寒いのと、PCのバッテリーが心もとなかったので、少し後ろ髪を引かれましたが、23時半頃退散しました。

自宅に着いてからも冬の星座がすごく綺麗でしたが、ちょっと疲れていたので気力が持たずに、この日は寝ることにしてしまいました。

金曜日に続いて土曜も天気が良かったので、数河高原の飛騨コスモス天文台に行ってきました。「撮影だからつまんないかもよ」といったのですが、それでもNatsuの方はついてきました。Sukeは最近一人でやりたいことが多すぎるみたいで、あまり付いてきてくれません。Natsuはもう中2で女の子なのに、まだよく付いてきます。と言っても、実はこの日午後8時過ぎには車でぐっすりで、なんのためについてきたのかよくわからないのですが、後で聞いたらそれでも楽しかったそうです。

「M57とIC1296」
integration_DBE_DBE2_PCC_st_6_cut
岐阜県飛騨市数河高原 2018/11/3 19:24-21:00
LX200-25 + CGEM II + ASI294MC
f=1600mm, F6.3, gain 370/570, 20sec x 204frames、総露出時間1時間8分
PixInsight , Photoshop CCで画像処理後、中心部をトリミング 

昼に少し仮眠をとって夕方5時ころに自宅を出ました。途中コンビニで弁当を買っていって、その時点でもまだどこにいくか迷っていました。昨日と同じ楡原か、いつもの牛岳か、ちょっと足を伸ばしてコスモスかです。M57狙いだったので、西側が暗いのと、沈むのが早いので時間との勝負です。スマホアプリのAPT DCによると18時20分頃から十分暗くなるとのことなので、まだ少し時間があることがわかり、空の条件のいいコスモスに決定です。

到着は18時ちょうどくらい。この日はなんと鏡筒2本だし。PCも2台です。

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この日の目的の一つはMEADE LX200-250でコマコレクターをつけて撮影を試みることです。ターゲットはM57とできればM27。もう電視観望では両方とも何度となく見ていますが、 撮影となるとM57の自宅でのテスト撮影くらいが一回きりだけです。牛岳で再挑戦しようとしたのですが、補正板が曇ってしまい、数枚撮ったところでギブアップでした。今回は国際光器から250mmシュミカセ用のフードを購入したので、迷光、曇り対策もバッチリです。もしこれでダメならヒーターを考えます。

撮影はASI294MCでダーク補正だけリアルタイムでしました。フラット補正もしたかったのですが、白いビニル袋の大きなものが無くて諦めました。後でわかるのですが、フラット補正もやっておいたほうが良かったです。露光時間は20秒と短め。ガイドはとりあえず無しなので、流れないように短時間露光としました。枚数は282枚撮って204枚使いました。この時の選定方法は先の記事に書いておきましたが、枚数が多いとだんだん大変になってきます。

画像処理は、PixInsightとPhotoshop CCです。

CCをするとうまくDebayerできないです。Debayerしても白黒のままなので、CCは飛ばすことにしましたがfitsファイルはそうなのでしょうか?理由は不明です。

フラット補正の代わりにDBEを使いましたが、ここでなぜか中心に大きなリング状の明るい部分が入っていることがわかりました。

integration


これを画像処理の過程で取り除くのは結構苦労したので、フラット補正はやっておいたほうが良かったと反省しました。でも一体これなんなんでしょうか?

マスクなども使いましたが、M57とIC1296の輝度差が激しいのが大変だったところでしょうか。あとはごくごく一般的な画像処理かと思います。結果は一番上に載せてあるものになります。

今回はIC1296も腕がはっきりと見えています。これは目標の一つだったので、とりあえずやっと実現できました。今回はそれだけではなくて、M57周りのガスもかろうじてですが見えています。中心の白色矮星が放出する紫外線により、周囲のガスが電離して輝いているとのことです。さらに外側にもう一重あるみたいなので、それが見えるのはいつになることやら。まだコマ収差が残っているのと、星像がどうしても真円でないのですが、今回は少し満足です。

今この記事をM27の画像処理をしながら書いています。次はM27です。


週末土曜日に飛騨コスモス天文台に行って、M57とM27を撮影しました。それぞれの撮影枚数は、露光時間が20秒と短いこともあり、かなりの枚数になります。具体的にはM57が282枚、M27が244枚をなり、処理の前に簡単に閲覧するだけでも大変になります。しかもSharpCapで撮影したRAWファイルなので、拡張子が.fitsファイルとなり、開けるソフトも限られています。

最初の頃はfitsファイルもステライメージで確認していたのですが、これだけ数が多いと大変になります。PixInsightでも開くことができますが、一枚一枚が結構重いので、全部を気楽に開くわけにいかなくて、選別するのが結構大変です。

そんなときはPixInsightの「ImageInspection」->「Blink」が便利です。

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  1. 下のフォルダマーク「Add Image Files」から複数ファイルを選択して読み込みます。
  2. 読み込みは数百枚だど数分かかるので、50枚くらいずつにしたほうがいいと思います。
  3. RAW画像でも、Debayerした画像などでも読み込むことができます。
  4. 画像が暗くて見にくい場合でもSTFがかけられた状態で表示されるので、見やすくなっているはずです。これは真ん中に3つ縦に並んでいるアイコンの、真ん中を押すと確認することができます。
  5. 読み込んだ後は、左右の矢印を押すか、画像のファイル名を一つ選択してあとはカーソルの上下で、すごい勢いで画像を連続で切り替えることができます。
  6. 左の三角ボタンを押せばアニメーション表示することもできます。
  7. ただし、ソート順はファイル名のみのようなのがちょっと残念なところです。
  8. 弾きたい画像は、マウスでファイル名を選択(複数も可能)してから、下のアイコン群の左から5つ目の小さい矢印がついているアイコンを押すと、移動したいフォルダが選択できるので、そこに移動されます。
  9. 終わった後は、下の左から3番目のアイコンを押して、すべてのファイルを閉じます。
  10. これを次の50枚とか繰り返すと、かなり効率よく見た目で明らかに悪い画像ファイルを弾くことができます。


もう一つ便利なのが、「Script」->「Batch Processing」->「SubframeSelector」になります。各画像の星像のFWHM(半値全幅)やEccentricity(偏心度)を測定してくれます。自動でだめな画像を別ディレクトリに移動することなどもできます。

詳しいことはマニュアルを読むといいのですが、英語で結構大変なので簡単な説明を書いておきます。

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  1. いつものようにAdd Filesで解析したいファイルを複数選択します。
  2. 最低限解析するだけなら、そのまま一番下の「Measure」を押します。
  3. CPUや解像度にも依りますが、一枚解析するのに7-8秒程度なので、数百枚でもなんとか耐えられる時間の範囲です。結構かかりますが、それでも一枚一枚やるよりははるかに楽です。最初は少数枚でテストするといいでしょう。
  4. 「Plots」を開くと結果が出ています。「FWHM」や「Eccentricity」で飛び抜けている画像を判断することができます。
  5. 飛び抜けているところをクリックするとx印がつくので、Outputで弾きたいファイルをMoveなどする設定をすると、移動してくれます。
  6. 式で評価して、自動で弾くこともできますが、そのためには下に示すようなパラメータを入れたほうがいいですし、式の入力にはいろいろやり方があるようなので、詳しくはマニュアルなどを参照してください。「星見庵日記」さんのこのページが日本語で比較的詳しく説明しています。
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もう少しきちんとしようとすると、最低限入力する値は、「System Parameters」の中の「Subframe scale」になります。ざっくりした見積もりの「1ピクセルあたりの画角は焦点距離600mm、ピクセルサイズ4umで約1.5秒」とかから考えてもいいですし、こんなサイトから焦点距離と自分の持っているセンサーのサイズを選択して、センサーのピクセル数で割ってやっても簡単に求めることができます。

「Camera gain」も入れるべきでしょう。でもこれは結構難しいです。メーカーのページに行ってもいいですが、例えばASI294MC場合ここの「GAIN」というグラフの横軸「Gain」の実際に撮影した時の値のところを見ればいいのですが、グラフから読み取ろうと思っても0近くになり正確な値は読み取れません。SharpCapがあれば自分で測定することもできます。結果の表からある程度の値は読み取ることができます。それでも誤差があるので、ある程度の値でかまわないでしょう。

ここまで入れると、結果もある程度(絶対値に近いという意味で)正しい値になってくるので、センサーやカメラが変わっても比較することができるようになりますし、式を使った評価でも正確性が出てきます。が、とりあえず面倒なら何も考えずに「Measure」ボタンを押してしまったほうが幸せかもしれません。


10月の3連休、当初は3つのイベントが重なっていました。あまりに大変でどうしようかと思っていたですが、台風の予報のためにまず土曜日からの福島スターライトフェスティバルが中止というニュースが飛び込んできました。残念ですが、写真を見ると前回の台風の影響で舞台の上部が吹っ飛んでいるような状態みたいです。残念でしたが安全第一ですね。

続いて、同じく土曜日に富山県天で計画していた飛騨コスモス天文台の見学会も中止。もともとこれは立山のスターウォッチングのお手伝いが泊りがけであったので行けない予定だったのですが、普段お世話になっているのでとても残念でした。

結局、台風が結構北にそれてくれて天気予報が晴れになったために、最後に残った立山弥陀ヶ原でのスターウォッチングのお手伝いは予定通り行うとのこと。土曜日の昼過ぎからロープウェイとバスで弥陀ヶ原まで県天のOさんと一緒に登りました。バスで登っている間は曇りでしたが、昼間に周りを散策してみるとだんだん晴れてきました。山の上から見ると、能登半島の先の方が見えるくらい透明度は良かったので夜に期待していました。

それでも夕食前まで天気は良かったんです。夕食後も天気だけはよく、星は綺麗に見えていました。でもあまりに風が強くて、望遠鏡を出したらパタンと倒れそうな勢い、砂利の砂つぶが顔に当たって痛いくらいです。流石に観望会は中止になってしまい、室内でのスライドとお話だけとなってしまいました。お話は70人くらい集まりそれなりに盛り上がりました。お客さんも途中や解説が終わってから外に出る人もいましたが、やはり暴風クラスですぐに戻ってきます。それでもめげずに、片付けが終わって誰もいなくなってから、私一人でカメラの三脚を開ききって地べたにへばりつかせるようにして何枚か撮影しました。

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目で見たときはほとんどわからなかったのですが、撮影した画像をモニターで見ると雲がかかっていたのと、カメラも飛んできそうなあまりの風で心が折れて、ここで諦めてしまいまいました。上はともにSAMYANG 14mm F2.8を改造6DにつけてISO3200、30秒露光の撮影です。雲の向こうに天の川が見えているのがわかると思います。ところが意外や意外、この雲越しの天の川というのはこれはこれで結構雰囲気が出ていて気に入ってしまいました。

その後、時間はたっぷりあったので、お風呂に入って、一緒に対応したOさんと部屋で夜遅くまで話していました。Oさんも撮影に凝っている方で、撮影方法や機材のことなどいろいろ興味深い話を聞くことができました。AZ-GTiの赤道儀モードも試したみたいで、ホームセンターで買ってきたボルトと、Vixen
のウェイトをつけてうまくいっているとのことです。


最後に、昼間の散歩で撮った弥陀ヶ原エリアの写真を何枚か載せておきます。紅葉がとても綺麗でした。実は一眼レフカメラでは昼間の写真をほとんど撮ったことがないのですが、明るい写真の画像処理はなんか新鮮で楽しいですね。

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でもいまいち加減がわからずまだまだ適当です。

次の日に続きます。 

ペルセウス座流星群も星を始めてはや3回目。最初は能登の満天星でキャンプの最中に。二度目は飛騨コスモス天文台のお祭りでした。今回も子供達が喜ぶので飛騨コスモス天文台のお祭りに参加予定です。

月は新月期で最高の条件。でも天気予報は最悪でした。予報は夕方くらいからずっと雨、夜遅くにやっと曇りくらいです。

飛騨コスモス天文台はとても相性が良く、参加した回は最初雲って言いようがたとえ雨が降っていようが、必ず素晴らし空に会え今の所勝率100%なのですが、さすがに今回はダメだろうと思っていました。それでもお祭りなので会場にだけは行こうと思い、早めの夕食をとり17時半頃に富山を出発。富山を出たときにはまだほんの一部青い空も見えていましたが、近づくにつれどんどん曇りだし、途中雨がひどくなりしかも気がものすごく揺れていて嵐のようです。この時点でさすがに今日はダメだと諦めました。19時ころ、まだ明るい中会場についてもポツポツ雨が降っていて、鏡筒や赤道儀にはカバーがかかっていて、荷物も全てテントの下。

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外には誰の姿も見えないのでドームに顔を出すと、いつものメンバーよりも多くの人がひしめき合っていました。6ー7人でしょうか。さらに我々3人が入ったらもう一杯です。しかも雨脚がどんどん激しくなり、ドームの丸天井を叩く音がうるさいくらいに響きます。途中代表のYさんの息子さんや、前回愛知の一宮から来てくれた方とそのつれのかたあわせて3人も入って来てすし詰め状態。

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ドームの中の赤道儀の周りにすし詰め状態ですわって
みんなで話し込んでいました。

20時すぎ頃でしょうか、 雨音がだいぶん静かになって来て外に出れそうだと言うので、出て見ましたが。まだポツリポツリと雨は降っていて、厚い雲がかかっています。この時点で中止の判断をしたようで、というかお客さんが誰も来ていなかったので、片付け始めました。でもせっかく一宮からきたお客さんもいるのでと思い、ASI294MCにSAMYANGの14mmをつけて高感度で見てみると、南東くらいでしょうか、ごく一部の領域で星が見え始めています。そのうちにアークトゥルスも目で見え始めました。木星も見え、火星もおぼろげながら見え、天頂方向もだんだん晴れて来ています。もしかしたらまた曇るかもと思い、電視で白鳥座付近の天の川を見てもらおうと少しだけ披露したのですが、その間にもどんどん晴れて来ていて目で見ても天の川が見えるようになって来ました。

こうなったらカメラなんかよりも直接目で見た方が楽しいに決まっています。早速大きなゴザと銀マットがが引かれて、皆でねっ転びながらペルセウス座流星群の観察です。みんな口々に「今日は残っていた人の勝ちだね」とか「来た人へのご褒美だね」とか嬉しさが隠しきれない様子で、もう満天の星空を満喫しています。さすがに今日の天気じゃダメだと思っていましたが、晴れ男の面目が奇跡的に保たれ、少しホッとしていました。星空はさっきまでの雨が信じられないくらい素晴らしいものでした。天の川がくっきりと2本見えます。

一宮から来ていた方は、前回の7月の観望会の時にYさんのお誘いで来てくれた方だそうです。私はその回は参加できなかったのですが、妻に連れて来てもらったSukeがその時にその一宮の方にずいぶん仲良くなったようです。その時の空が忘れられずに、今回のペルセウス座流星群の観察にもわざわざ遠くから来てくれたとのことでした。しかも会社の同僚を誘って来てくれたようで、3人での参加です。Sukeは今回もその3人にべったりで、間に挟まれて寝っ転びながら流星を数えていました。

ところどころ一部下の方が曇っていた時もありましたが、天頂付近はほぼ全ての時間帯晴れ。22時頃に一旦全面が薄曇りになり、「あーもうダメか」と言っていたのですがこれも15分くらいですぐにまた全面晴れ。その後も解散する23時半頃までほぼ全面晴れが続きました。

途中、地元のメンバーの一人が叫んだ「はんちくたい」というのが、飛騨弁で「くやしい」とかいう意味らしく、他の人が流れ星を見えたのに自分だけ見えないと「はんちくたい」と言うのが流行っりました。どこかしこで「はんちくたい」が聞こえて来ます。Sukeは30個見たそうで、一番数が多かったそうです。Natsuが20個、私が21個。他の方もそれくらいだったみたいです。2時間半くらいでそれくらいの数だったので、流れた数は少し少ないかもしれませんが、時折大きな長い流星もいくつか見えて、その度に大きな歓声が湧き、もう期待していなかったこともあり大満足のペルセウス座流星群でした。

下の写真はなんとか一枚だけ写っていた流星。前後の写真をみると、残念ながらレンズが少し曇っていたようで、画像処理はめちゃくちゃで変な色がついてしまっています。ヒーターを持っていかなかったことが敗因でした。

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探していたらもう一枚ありました。でもはじの方で途切れています。

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ついでに、タイムラプス映像です。残念ながら流星は上にあげたもの一つだけだったようです。



お祭り行事は残念ながら中止でしたが、一番肝心な流星群はこれまででベストの環境でした。子供達も今回もものすごく楽しかったみたいで、また来年も参加することになりそうです。自宅に着いたら0時半過ぎ、富山は星が一つか二つ見えるか見えないかのドン曇りでした。疲れ果てて寝てしまい、朝誰も起きることができなくて、朝早くから行こうとしていたプールは明日に延期となってしまいました。


前回の記事と少し前後しますが、先週11月12日の話です。

今回の飛騨コスモス天文台の観望会はめずらしく日曜日開催でした。子供達はこの観望会をすごく楽しみにしているみたいで、いつものように3人で数河高原を目指しました。明るいうちに着きたかったのですが、途中食事をとったりで、結局到着したのは18時過ぎ。車から出るととても寒かったですが、天の川がものすごく綺麗で、南西から北の方までかなりくっきりとかかっていました。

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この日の目的の一つは修理した赤道儀のテストでしたが、セットアップしている途中で電視に移ってしまい、最後まで試すことができませんでした。電視の方はというと、高山の方から来ている方が何人かいるということで、いつものM57とM27をみんなで見ました。ちょうどドームの中で写真をみせてもらったらしく、それが実際に空にあるものを見ることができたので、喜んでくれたようです。数河高原はさすがに光害も少なく暗い空です。星雲もとても色鮮やかに見ることができました。他にももう少し見ようとしたのですが、Nexstarの導入精度があまり取れていなかったので、あきらめてしまいました。それよりも天の川が綺麗なのと、おうし座北流星群が極大日だったので、普通に空を見上げて星を見るのが楽しかったです。

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今回子供メンバーはというと、4年生のKちゃんに、5年のSuke、中1のNatsu、中3のS君と、いつものメンバーで、走り回って大騒ぎをしていました。S君がSukeにとってちょうどお兄さんみたいで、いつも相手をしてくれています。途中Yさんが出してくれたコーヒーが暖かくてとても美味しかったです。子供達はお菓子をパクパク食べていました。Yさん曰く、修理したドームも夜に温度が低くなってもきちんと動いているということで一安心です。

実は今年度は今回で最後の観望会です。間も無く雪が降って来るので、来年の春、4月か5月くらいまでは車で入ることもできなくなってしまいます。みんな名残惜しそうに、「よいお年を」と声をかけ、22時頃にコスモス天文台を後にしました。代表のYさん、いつも双眼鏡や望遠鏡を出してくれるSさん、今回会えなかったですがコスモス天文台の皆さん、今年も楽しい観望会をありがとうございました。また来年春の観望会を楽しみにしています。



娘のNatsuです。今回の飛騨コスモス天文台の観望会は9月29日の、珍しく金曜日にありました。この日はパパが出張でいなかったので、弟のSukeと一緒に、ママに連れていってもらいました。中学で合唱コンクールの練習があったのですが、観望会の方が大事なのでサボってしまいました。

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夕食を流葉温泉のMプラザですませてから、19時くらいに現地に到着しました。着いたら私たちが一番で、まだ誰もいませんでした。代表のYさんはちょうど案内の看板を立てていました。

しばらくしたら何人か来て、子供はこの間原村の星まつりに一緒に行ったS君と、S君の妹のYちゃん、私と弟のSukeの4人でした。ママは寒いと言って、私たちを置いてすぐに温泉に行ってしまいました。なんでママは星を見ないのか不思議でたまりません。

最初晴れていて月も結構明るかったのですが、それでも天の川が見えました。一部にすごくはっきり見える天の川があるなあと思っていたら、ちょうどうっすらかかっている雲で、それがまるで天の川に見えるのが面白かったです。途中雲がかかったりしましたが、さそり座が見えたり、持っていったSCOPETECH望遠鏡で月や土星を見たりできちんと天体観測もしていました。S君も望遠鏡を出していました。いつも見ている星座用の双眼鏡があると良かったです。

すごく寒くて、ご馳走になったスープが温かくてとても美味しかったです。弟のSukeはなぜか半袖半ズボンで、風邪をひいてしまいました。パパが直したドームの天井も無事に開きました。でも後半は子供組は将棋とか輪ゴムで遊んでいて、あまり星に夢中にはなれませんでした。Yさんの話してくれた幽霊の話がすごく怖かったです。

S君が「マンガで読む星座物語」という本を貸してくれました。星座の話だけでなく、観測の話や、結構くだらない話もあるので、面白いです。パパもこの本は知らなかったそうです。

21時頃にママが温泉から帰って来て、しばらくYさんと話していました。個人でこの天体ドームを持っている経緯を聞いていたそうです。

帰ってからSukeが幽霊が怖くて一人で眠れないと言って、私の布団に入って来ました。追い出したら、ママの布団に入ってきたそうで、朝起きたらママが全然寝れなかったと文句を言っていました。

 

飛騨コスモス天文台のドームの修理をするという機会がありました。もちろん初心者の私はドームなど持っている訳がないので、ドームの仕組み自体よくわかっていないのですが、今回の修理を通じてとてもいい勉強になりました。考えたこと、やったことをメモがわりに書いておきます。他の人にはなんの参考にもならないです。多分。

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事の発端は、前々回の観望会でドームの屋根が開かなかったと、代表のYさんから聞いたことです。この時の観望会は胎内星まつり最終日と同じ日に開かれ、さすがに疲れ果てていた私は参加できなかったのですが、故障の様子は次の週に行った原村の星祭りで、一緒に行った飛騨コスモス天文台の常連の中3のS君から聞いていました。遠方の業者に頼むのも大変だということで、先月のペルセウス流星群の観察の時に中を一度見せてもらって、必要そうな道具を揃え、娘のNatsuと一緒に昨日2017/9/10の午後から飛騨コスモス天文台に向かい、13時半頃に到着し、早速作業に取り掛かりました。

まず前回確かめたことは、

  1. 2つのモーターと2本のチェーンを使って、屋根の可動部分を両側から引っ張って、開けたり閉めたりしていること。
  2. 開きすぎたり閉じすぎたりしないように、屋根がある位置まで来ると電気的にスイッチを切るストッパーが付いていること。
  3. そのストッパーを解除すると、開く方向には屋根もモーターも全く動かないのに、閉じる方向にはモーターも屋根もきちんと動くこと。
  4. さらにチェーンを緩めてモータに負荷をかけない状態でスイッチを入れても、開く方向にモーターが全く回らないので、モーター自身が動かないということが確認できました。この時点で、何かつっかえていて動かないという可能性が消えたということになります。
  5. 夜遅く暗いため、見通しも悪いので、これ以上はモーターが壊れているのか、電気的に何かおかしいのかの切り分けができませんでした。

2台のモーターが同時に一方向のみ壊れる可能性は少ないです。それでも一方向だけにすごい負荷がかかって何かおかしなことが起きる可能性もゼロではないです。

今回は、まずモーターの故障がないか確かめるために、モーターを台座から外してチェックしてみることにしました。やはり閉じる方向にはモーターは動きますし、開く方向には動きません。モーターのところに電圧が来ているか調べるために、結線を外そうとしましたが、再度繋ぐ接続用の金具とそれをかしめる工具を持っていないので、モーター付近での電圧チェックは諦めます。その代わりに、もっと電源近くで電気的に色々確かめてみました。

まず、モーターを駆動しているのはSW-03という、電磁開閉器でした。これを二つ使って、開く方向と閉じる方向でコントロールしているようです。ここでモーターはAC100Vでそのまま動くものと理解できました。SW-03に外部スイッチをつないで電流を供給するかどうか制御しているようです。

SW-03の右下2つのネジはAC100V電源をつなぎます。左下2つは外部スイッチにつないで、ここで制御するみたいです。右上2つはモーターにつなげます。左上2つと、下の奥に2つ接続できるネジがありますが不明です。あと、2つ並んだSW-03の右に二つ何か繋げそうなところがありますが、これも不明です。

電磁スイッチ自身は開く方向にも閉じる方向にも、二つともきちんと働いていました。これは外から見てスイッチ部分がパチンと押し込まれるのですぐにわかります。でも、モーターにつながっている線のところの電圧を測ると、明らかに閉じる方向と開く方向で違いがあります。ここでこのSW-03の出力側が何か悪さをしているのか、つないでいるモーターの先に何かおかしなことが起きているかに限られてきました。

そこで次に試したのが、動かない開く方のモーターへつながるケーブルを、動いている閉じる方向のスイッチにつなぐことでした。ここで動けば確実にSW-03の問題と確定します。結果は見事開く方向にモーターが回りました。モーターに問題がないこともわかりました。

さてここからが問題です。SW-03を交換すればいいのかどうか。でもよくあることなのですが、一度外してまたつなぐとなぜか動くということもあります。そんなことをみんなと話しながら、試しにやってみたら今回これが見事に当たって、これまで動かなかった開く方向のSW-03に開く方向のケーブルを再度つなぐと、きちんと開く方向にモーターが回るのです。スイッチがたまたま故障気味でたまたま一旦直ったのか、まだ謎でした。

とりあえずモーターに問題がないことは確定しているので、モーターを再度定位置に取り付けました。この時チェーンの張りがきつくて、ネジが穴になかなか到達せず、実はこのモーターの再取り付けが一番大変でした。

モーター取り付け後、屋根を試しに開いていくと、また開く方向に止まってしまって、全く動かなくなります。同じようにケーブルを外し、スイッチを一度入り切りをし、再度ケーブルを取り付けると、再びモーターが回るようになります。これを数度繰り返して、やっとこのSW-03には電流リミッターのようなものが入っているのだと理解ができました。一旦リミッターが入ると、リセットするためには負荷のない状態で一度スイッチを入れてやる必要があるようです。SW-03の説明書などを見ればわかるのかもしれませんが、その場でぱっとはみつからず推測に頼らざるを得ませんでした。

なぜ負荷がここまで大きいのかは謎でしたが、とりあえず最低限動くようにはなった訳です。ここで開閉のテストをしました。まず、途中でガタンガタンと言いながら、動きが鈍く、同じようにモーターが動かなくなってしまう時があります。チェーンを見ると、左右で張りの具合が全然違うことに気づき、きつい方のチェーンのギヤを緩めてみました。ギヤのところでチェーンを外に多いく外してやると、2、3段づづジャンプしてきつかった方向が緩んでいきます。これを何度か繰り返し左右のバランスが取れて来ると、もう不可でモーターが止まるようなことはなくなりました。

ところがまだ完全には開かずに、途中で止まってしまいます。モーターが止まっているわけではなく、屋根がどこかに当たって止まっているようです。チェーン部分がよく見えるように、カバーになっているところを外して何度かくりかえると理由がわかりました。チェーンがたるみ過ぎていて、ある段差を越えるところでチェーンが折り重なってしまって、そこを越えることができないのです。ここは、モーター位置をずらして、よりチェーンを張ってやることで、ほぼそのようなことはなくなりました。

3度ほど開閉テストをして、まだ多少の緩みや、ガタゴトはあるものの、最初に比べたらはるかにマシで、開閉もスムーズにいったので、これで良しとしました。

今回のをまとめると、
  1. 長年の経年劣化か何かで左右のチェーンのバランスが崩れて、開く方向の負荷が常時大きい状態になってしまった。
  2. 電磁開閉器のリミッターを超えた電流が流れるために、リミッターが働いてしまった。
  3. 負荷を取り除くことができなかったので、リセットしようにもできない。
  4. 負荷を取り除きリセットしても、左右バランスが悪いままだと再びリミッターが入ってしまう。
  5. 左右バランスをチェーンの張り具合の調整で整えてやることで、スムーズに動くようになり、モーターの負荷もへった。

ということです。

昼13時半頃から初めて、ちょうど17時の放送くらいで終わりました。娘は最初の頃は手伝ってくれてましたが、途中からは飽きたのかギターで大声で歌っていました。とにかくドームが無事に直ってよかったです。帰りにぶどうや梨などいただきました。家族でいただきましたが、とても美味しかったです。

疲れて昨晩はすぐに寝てしまったのですが、こういうことは大好きなので、とても楽しかったです。だいぶん仕組みがわかったので、次回問題が起きてもなんとか対処できそうです。何かあったらまた遠慮なく言ってください。


昨日のお寺観望会に引き続き、連日の観望会です。今年もペルセウス座流星群の極大日になりました。去年は柳田の満天星で見たのですが、今年はどこで見ようかずっと悩んでいたのですが、天気予報ではどこも厳しどうですが、特に富山は完全に曇りっぽいです。南へ行く程多少いいみたいなので、子供達にもどこで見たいか聞いてみて、今年は飛騨コスモス天文台の観望会に参加することにしました。18時半過ぎに自宅を出て、実際に到着したのは19時半過ぎくらいだったでしょうか。辺りはすでに暗くなっていました。途中富山の完全な曇り空に加え、少し雨もぱらついていたのですが、神岡を過ぎたあたらりから多少雲の隙間が見え始め、木星など少し星てきました。

普通の観望会かと思っていたのですが、会場では予想に反してたくさんの人がいて、お祭りのような雰囲気でした。輪投げあり、抽選会あり、クイズ大会ありです。子供達もたくさん来ていましたし、若い大人だけのグループも来ているようでした。天気はというと、最初は雲が多かったのですが、途中一部の空がかなり晴れて、天の川も見え始めました。曇るとクイズ大会になって、晴れてまた空を見て、また曇ると次は抽選会と、天気に左右されましたが、それでも一時7、8割の空が完全に開けて、カシオペアから南に向かって大きく天の川がかかった時には皆さんさすがに感嘆の声を上げていました。

写真はクイズ大会の様子です。たくさんの子供が来ているのがわかります。

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肝心の流星ですが、うちの下の子は30個ほど見えたそうです。私も7、8個は余裕で見えました。雲に隠れていた時間も多かったので、明るく長いのが多く見えた印象です。途中写真も撮りましたが、カメラを用意してからはだんだん晴れ間が少なくなって来て、たいしたものは取れませんでした。唯一流れ星らしきものが写っていたのが、下の写真です。クリックして拡大して見ると、真ん中より少し下に二本の線が見えますが、前後の写真を見比べると下の線は人工衛星ですが、上の線は流星と思われます。北の空はあまり流星が出なかったようで、もう少し早い時間から、天頂方向を狙ったほうがよかったかもしれません。

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21時半頃で一旦観望会としてしては解散して、後片付けが始まりました。今回はたくさんの人が来ていて、この間一緒に原村に行ったS君と、その妹のYちゃん、他にも普段と違った方もたくさんいて、暴れまくっているうちの子二人の相手をしてくれました。途中天の川を見ながら、どなたかがスマホから流してくれた「君の名は。」の主題歌から始まったのか、片付けの最中もリクエスト曲に合わせて、みんなで大声で歌っていて、さながら昭和の歌声喫茶のような様相を呈していました。空がすっかり雲で覆われてしまった頃には、後片付けもほぼ終わり、結局22時半頃に完全終了となりました。

そのあと、前回の観望会の時にドームが動かなかったとのことだったので、少し見て見ました。ざっと見て、電気系統、ドームの開閉部分はそれほどおかしくなさそうです。窓が開き過ぎたり締まり過ぎたりするのを防ぐように、センサーでチェックしているのですが、センサーも問題なさそうでした。センサーがオンになるのを一旦強制解除して動かしてみると、窓が閉まる方向にはモーターも回りますが、窓が開く方向にはモーターが回りません。チェーンで窓を動かしているのですが、たとえチェーンにたるみがあってもモーターが回らないようです。どうもモータのトラブルと見込んだのですが、今回は脚立などもなくモーターまで手が届かないのと、道具もないため、次回の観望会までに一度道具を持って来て、一度モーターを外して動作チェックしてみようと思います。

結局23時半頃に天文台を出ました。天気予報を見ている限り、最初ほとんど期待はできなかったのですが、それにもかかわらず流星群と言えるくらいは満足に流れ星を見ることができました。相変わらずここでは私は晴れ男扱いのようで嬉しい限りです。代表のYさん始め、スタッフの皆様、今回もとても楽しい時間をありがとうございました。今回はあまり手伝うこともせずにほとんどお客さん気分で参加してしまいましたが、また懲りずに子供共々参加させてください。

帰り道、少しだけカブトとクワガタを捕まえに寄り道をしました。今回の成果はミヤマクワガタ雄特大を筆頭に、欲しかったカブトのメス2匹、クワガタのメス6匹の計9匹でした。ぱっと寄っただけにしては上出来です。



 

名古屋の実家に用事があったので、週末7月21日の金曜日、仕事が終わってから娘のNatsuと二人で車で富山から移動しました。移動の途中数河高原の飛騨コスモス天文台に立ち寄りました。薄雲が出ていたのですが、ところどころ星が見えているのでWideBino28で星見をし、少し晴れている間にドームと一緒に天の川を写しました。JPEG撮って出しに、Macのプレビューで少しだけ画像処理をしたものですが、天の川も十分見えています。

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途中ISSが綺麗に見えました。20時18分で、マイナス1.4等星だったそうです。

結局2時間ほどいたのですが、途中真っ暗闇なので娘がクマが怖いと言い出し、最近始めたギターを弾き始めました。私も一緒に歌いながら天気が良くなるのを待っていたのですが、だんだん雲が多くなり、22時頃には諦めて名古屋に向かいました。

今回の用事の一つは、CANPで知り合った紅一点のYさんのお誘いで、次の土曜日朝早くから名古屋市科学館に見学に行きました。

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科学館公認の天文クラブのメンバーと一緒に回ったので、メンバーのロケット関係の方の外の展示ロケット説明などとても充実していました。荷物は周期表のロッカーに入れます。

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すでにニホニウム(Nh)がありました。私はノーベリウム(No)を選びました。

朝早く行ったせいかフーコー振り子のスタートするところを見ることができました。ここのフーコー振り子は外部エネルギーなしで、2時間に一回ほど振り直すそうです。生の振り子を実演したいからだそうです。

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外のH-ⅡBロケット見学は暑かったですが、さすが開発に関わった方の話でとても面白いです。そもそそも外にあるロケットはパカっと二つに別れるための実験で使ったものだそうで、色々開発時の面白い話を聞くことができました。

プラネタリウムは名古屋科学館名物の生解説です。照明を一番暗くしての星の投影は、まるで山奥の光害のないところでの星空みたいで、とても迫力があります。プラネタリウムでは私は昔からこれが一番好きで、ある意味都会で唯一見える満天の星空です。今回はプラネタリウム内にWideBino28を持ち込みました。初めての試みでしたが、思ったより面白いです。ほんとの空みたいに星が増えます。実際にはコントラストが上がって増えて見えるわけではなく、拡大されるのと、裸眼もしくはあっていないメガネよりピントが合わせられるからなのですが、それでも星座観察もできるしアンドロメダ銀河なども見えて面白いです。

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プラネタリウムが終わってから生解説してくれた学芸員さんが天文関連の展示物の解説もしてくれました。5階フロアの天井にある白い六角形の枠はTMTの30mの大きさを表しているそうです。座席に同じ音を届けるために位相差をつけて音を届かせる工夫だとか、色々な裏話を聞くことができました。

科学館のお土産は星座が内側に印刷してある折り畳み傘と、宇宙食(たこ焼き)、星座表のバンダナなどです。たこ焼きは4個入りで家族で分けて食べたました。一応たこ焼きの味がして、タコも入っていました。結構美味しかったです。

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その日のお昼は名古屋名物のあんかけスパゲティです。娘はあんかけの方を頼みましたが、私は名古屋人には懐かしい鉄板に卵を引いたナポリタンを食べました。久しぶりに食べて美味しかったです。でも昔ナポリタンなんて言わずにイタリアンスパゲッティーと言っていた気がします。

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その日は娘のギター関連で楽器屋さん巡りに付き合いおしまい。昨晩実家に着いたのが遅かったので、この日はぐっすり眠りました。


次の日は天文ショップ巡りで、スターベースの名古屋店とスコーピオをはしごしました。写真はスターベースで、ちょうど留守にしている時に着いてしまい、開いていないかなあと娘が外から覗いている時です。

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スターベースは去年星を始める時に実は一番最初に一度寄ったのですが、その時はあまりに高くて何も手が出なくて、結局スコーピで最初の望遠鏡を購入しました。今回も手が出なかったのは同じなのですが、一年経って多少は経験したせいか、やっと店員さんと小一時間話すことができました。ここは高橋製作所のアンテナショップで、店員さんは実はタカハシの社員さんとのことです。途中お客さんが何人か来ていました。名古屋においても今では2つしかない天文ショップの一つなので、とても貴重です。掘り出し物はちょくちょく出るらしいので、また寄ってみたいと思います。

スコーピオでは店長さんはもちろん、お店に来ていたお客さんとも色々天文ネタで話が弾みました。こういった出会いは天文ショップならではです。こちらでは掘り出し物が一つあって、Vixenの古い手動タイプで赤道儀と経緯台が切り替えられる1200mmの屈折(多分、ポラリス80Lという型番)が格安で出ていました。少しさびがありましたが、レンズはすごく綺麗です。掃除して、また誰か星好きな子供に譲ればいいと思って購入しました。そうしたら一緒に行った娘が興味を持ってしまって、帰りの車の中で色々話が盛り上がって、自由研究で手動赤道儀のモーター化を試したらどうかという話になってきました。ただ、娘はまだ中1。設計に必要な三角関数とかわかるのか?ここら辺はまた記事(追記: 自動追尾化をまとめました。)にします。


もう一つ、実家で掘り出し物を発掘してきました。近頃ライト版が出た雑誌の「Newton」ですが、それの1981年7月号の創刊号と、会員特別配布版と書かれている創刊準備号が見つかりました。実はこれ私が高校生か大学生の頃古本屋で何冊かまとめて買っておいたものの2冊なのですが、他のものは処分してしまったみたいで、最初の2冊だけ残っていたものです。

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当時はそれほどとは思いませんでしたが、今見るとかなり面白いです。創刊にかける編集長の思いとか、中に乗っている記事もすごいです。例えば江崎ダイオードの話を江崎玲央名氏が直接寄稿していますし、ニュートリに質量があるかどうかがこの頃議論され始め、それから35年くらい経ってやっと昨年ノーベル賞です。星の記事もたくさんあります。銀河の特集の中には今見ても綺麗なメシエ天体の写真が使われています。今でこそGoogle mapで見えますが、その当時の衛星から撮った日本列島の写真を12ページにわたって紹介しています。今となっては貴重な2冊なので、大事にとっておこうと思います。

 

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