ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ:場所 > 小海

小海の「星と自然のフェスタ2022」の初日の記事から続いて2日目の様子です。




朝からホテルのビュッフェで大満足

2日目は朝起きてからすぐにビュッフェ形式の朝食です。私はそもそも朝は寝ていようと思っていたのでいいのですが、妻は本当は野鳥探索イベントに参加するはずでした。結局完全に寝坊。二人とも8時頃になってやっとレストランへ行くことに。

昨晩は懇親会だったので妻には一人で食べてもらっていましたが、朝は一緒に食事を取ることができました。食事も美味しく、シャトレーゼのヨーグルトも好きなだけ食べることができ、もう朝からお腹いっぱいで大満足です。

食事後、9時くらいから早速会場内のブース巡りです。妻は何か誤解していて「10時までの1時間何しよう?」とずっと言っていました。どうもイベントは10時になったら開催だと思っていたらしく、それまではメイン会場でも何もやってないと思っていたようです。私が9時に出て行くと言ったら、ホテル内の探索を1時間くらいすると思ったようで、だから「1時間どうしようかな?」と言っていたみたいです。でも9時でもメイン会場に人が来ているとわかって、「じゃあ行く!」となりました。

でも会場に出た途端に私の方が話に夢中になってしまって、妻はいつの間にかどこかへ消えてしまっていました。申し訳なかったのですが、一人で勝手に楽しんでくれていたようです。ヨカッタ...。


フリーマーケット

今回はフリーマーケットも盛んで、かなりの件数が出ていました。早いうちにいいものを手に入れようと、まずはフリマスペースへ。フリマの場所も昨年より行きやすく近くなっていて、今回はメイン会場のすぐ脇の一段上がったところです。

D3A77CE5-9282-4A3C-BF43-9846D5ADEEF3

ホテルに近い側に、上板2丁目さんが今年もまた手作りの星座ビノを販売していました。
F17EE5D9-37AB-40A9-B86A-CF8429CAB998
以前書いたSuper Widebino36の記事のコメントで「もう星座ビノ作らないかも」と書き込みがあり、とても心配していました。今回はほぼ完売したとのことで、なかなか材料が手に入らないとのことでしたが、まだ5台くらい作ることを考えているそうです。珍しかったのは、SONYがCarl Zeissに作らせたテレコンビノで作った星座ビノです。まだ保有していたいとのことで売り物ではないとのことですが、いつか見比べをしてみたいです。

さらに上板2丁目さん、ネタでニュートン反射に見えるおかしな望遠鏡を出していました。
7A0B1E38-065E-411A-9E55-C26F6DCC48A2
某車メーカーのCMやヤフオクでもあるように、一般の人は気づかないかもしれませんが、天文マニアはすぐに何かおかしいと気づきますね。でもこの鏡筒だけはこれで正しいのです。本来の主鏡の位置にレンズが入っていて、実はこれ屈折型の望遠鏡で、本来の副鏡が正立プリズムというわけです。これを見たかんたろうさんが即決で購入していました。

あと、上板2丁目さんも最近電視観望を始めたらしいです。Keiko のSE-AT100Nを手に入れて電視観望に使っているとのことです。
4842607D-DDFE-408A-A0BD-6CD9433AB9F7
でもSE-AT100Nって普通にCMOSカメラを入れてもピントが出ないはずで、そのことを聞いたら鏡筒を縮め、接眼部を取り替え、ドローチューブを切断し、ものすごい解像をしていました。さすがです!

写真を撮り忘れてしまいましたが、山梨にある宿「スターパーティー」のオーナーご夫妻がフリーマーケットを出していました。ブログはいつも読ませていただいていて、電視観望の記事の中に私Samのことを書いてくれていることもあります。小海の会場まで車で40分くらいと、ここからだともうすぐ近くの様です。私はまだ行ったことがないのですが、いつか泊まりに行きたいです。

フリマで買い物をしたのはホテルから一番離れているブースです。C8関連のものが幾つか出ていました。ここでは鏡筒バンドとフードを購入しました。
011CFE5E-9374-4350-B37A-20299DEACEC5
本体も格安で売っていたのですが、ミラーのメッキが剥がされてしまっていてたので諦めました。でも太陽に用に光量を減らす目的で買っておくのはアリだったかもと、自宅に帰ってから思いました。

他にもフリマスペースはかなり充実していて、高橋の三脚などいくつも迷ったものがありましたが、どんどん売れていったみたいでめぼしいものは早くに無くなっていきました。

フリマスペースでは多分午後になったくらいでBlack☆Pandaさんが到着してテントを設営していました。前回の記事で書かせて頂いたNEWTONY用のヘリコイドを販売していて、私がいる時だけでもいくつか売れていました。値段がNEWTONYに比べて誤差と言えないくらいのものだったのですが、後から聞いたらそこそこの数が出たそうです。NEWTONYを持っている方にとっては、ピント合わせが圧倒的に楽になることはやはり魅力なはずで、しかもフィルターは48mmのものを鏡筒前方に取り付ければ良さそうなので、十分実用的なのかと思います。


店舗ブースなどメイン会場で

メイン会場のブースも面白いものがいくつもありました。

Pentaxブースでは150mmの屈折をMS-4に載せていました。ブースのスタッフに聞いたら1号機で、会社に最後に残っているものだそうです。これに新製品の16.5mmと23mmのアイピースのうち、23mmの方を取り付けてデモをしていました。
FBDC0B2C-13B8-4126-A5C8-CD66A026F7AB

写真を撮り忘れてしまったようなのですが、Vixenの90mmのVSDの試作機は期待したいです。日本のメーカーには厳しい時代かと思います。担当の方も部材の調達も在庫確保と値段の引き合いがすごく難しいというようなことをおっしゃていて、なかなか値付けが確定しないとのことです。そんなネガティブな状況をことを吹っ飛ばすくらい、ぜひともここはVixenさんの底力を見せつけて頂きたいです。

スワロフスキーのフィールドスコープの見え味は、昨年も味わったのですが、今年もガツンときました。ものすごく鮮やかな見え味です。私は昼間に見ている限りやはり、会場の中では今年もこの見え味にNo.1をつけたいと思います。と言っても値段も相当なもので、そうそう気軽に買えるものではありませんが...。いつか手に入れられたらと思いますが、もし鳥をやっていたのならかなり無理しても買いたい一品です。
FAC14E52-6D37-498E-9EAC-17E313F3B63E
スワロフスキーに素晴らしい見え味です。後ろ姿はTANKOさんです。
TANKOさん夫妻とウチの奥さんが、山での散歩で一緒になって(私抜きで)仲良くなったみたいです。

中央での望遠鏡で一番インパクトがあったのが、ジローさんのミューロンでの太陽Hαです。
BE714B42-A82D-4C5F-A4C5-648F8A77C756

一見DAYSTARのHαフィルターを接岸部につけているだけに思いましたが、聞いてみるとPSTエタロンをDAYSTARの手前に仕込んでいて、なんとダブルスタックだそうです。しかも長焦点のミューロンなので、200倍以上の倍率だとか。この倍率で眼視でHαでしかもダブルスタックなんて、そうそうあるものではありません。ERFもきちんと紐で万が一でも落ちないようになっていて、安全面もきちんと考えてあります。最近やっと見える様になってきたとへりくだっておっしゃていましたが、さすがのジローさんです。本当に素晴らしいです。

ここら辺でhosirokumanさんに初顔合わせすることができました。2021年のCP+の講演のことを雑誌に書いて頂いた時にやりとりして以来、やっとお礼を言うことが出来ました。その節は本当にありがとうございました。


食事関連はビュッフェでお腹いっぱいであまりレポートできませんが、毎年恒例のプリンだけはどうしても食べたいのを我慢できませんでした。
A279D77D-5178-4EE7-8199-6DB9B0663191
今年も安定の味で、毎年書くのですが小さい頃に食べた母が作ってくれたプリンの味を思い出します。「卵と砂糖だけを使っている」とのことで「日持ちはしないけれど」とおっしゃってましたが、ここでこのプリンを食べるのも小海の星フェスの目的の一つとなっています。

11時過ぎくらいになり、午後の講演のことが少し気になってきて、チケットがどれくらい出ているかを本部に確認しにいきました。
6D19F25D-473B-4ED9-BCFD-2DFFB37DFE7E
数を数えてみると、まだ20枚以上余ってたので少しTwitterで宣伝しました。大丈夫かなあ?お客さん入ってくれるかなあ?と心配していましたが、本部の方が「一番人気ですよ」とおっしゃってくれたので、少し安心しました。

ここからもう少し会場内をプラプラしていて、12時くらいになるとだんだん講演モードになってきます。2日目は描くことが多く、まだまだ長くなりそうなので、ここら辺で一旦おしまいしにて、次の記事で後半をまとめます。

今年も長野県の小海町で開催された「星と自然のフェスタ」に参加してきました。昨年はこんな感じでした。



今年は11月11日(金)から13日(日)までの3日間ですが、金曜は昼間は会場設営で、夕方から「古スコ懇親会」と呼ばれる古い望遠鏡を持ち込んでの参加者と関係者の懇親会があります。なのでメインは土日、特に土曜の夜が星を見ながらのフェスとなります。


今回の星フェスの目的

前回はコロナ明けでの久しぶりの星まつりということで、人に会うことが大きな目的でした。今回の目的は、少し前の記事でお知らせした通り、やはり電視観望の講演が大きいのかと思います。

 

今回の講演は昨年の星フェスの時から頼まれていて、夏くらいに正式に依頼されました。何の話をするか色々考えていたのですが、やはり電視観望が広まりつつあり、まだまだやり方を聞きたい人もたくさんいるだろうということで、電視観望をターゲットにしました。

当日の講演の準備のこともあるので、今回はリエックスホテルの部屋をとってもらいました。ホテル泊で、しかも大好きなシャトレーゼ系列のホテルとなると妻も興味が湧いたようで、ツインルームとのことなので、今回は妻も一緒に参加することになりました。


出発

金曜日は休暇を取り、昼前に出発することにしました。

B68AF242-AAED-4FE3-AB11-3837680A175C

土曜からでもよかったのですが、土曜午後に電視観望の講演があり、土曜午前の移動だと何かあったら時間的に厳しいそうなので、準備などに無理がないように金曜から泊まることにしました。星歴があまり長くない私としては、古スコ懇親会はせっかくなので参加させてもらおうというくらいの動機です。

富山インターから上越JCTで上信越道に入ります。途中小布施SAで昼食。小海会場には16時前くらいに到着し、すぐにホテルにチェックインしました。

35B8E38A-F602-4FDE-9A7E-3AB411C476CB

外のメイン会場では準備が着々と進んでいました。

1C4A7A91-E1B1-429E-80C2-5CB3F5C44CC3


古スコ懇親会

古スコ懇親会開始予定の17時前くらいに、ホテル内の会場にいきます。久しぶりに会う星仲間との会話がはずみますが、懇親会が全然始まりません。聞くところによると、東京方面からの高速の佐久IC手前くらいで事故があり、通行止めで一部到着していない人がいて、18時開始に変更されたとのことです。

18時になり懇親会の開始ですが、やはりまだ到着していない方もいるようです。それでも何人かの方からの挨拶があり、立食形式で懇親会が始まりました。途中、Vixenの方達がかなり遅れて到着していました。後で少し話したのですが、遅く到着てもきちんと食べることが出来たのとことです。懇親会では軽食のみと聞いていたのですが、食事がとても美味しくて余るほど量がありました。どうもホテルのブッフェのメニューと重ねているようで、そのため様子を見ながら量が調節できていたようです。

食事をしながら、参加者のうちの30人くらいに機材自慢を順にしてもらっていました。例えばutoさんは2.5cmの手作りの反射望遠鏡で、モデルのパロマー天文台のヘール望遠鏡のスケールに合わせて人間の模型が置いてあったりします。
B1BBEA2C-4779-4874-B9E5-8B076D802F43

ピンクのVixenの望遠鏡が可愛いくて、オーナー様によると知り合いの小学生の女の子に大人気だそうです。すごくきれいに塗れているなと思ったら、ラッピングだそうです。この方法はいいかもしれません。
IMG_7077

銀河鉄道の夜に出てきた(と思われる)望遠鏡が紹介されたり、
8AF0F1FD-A153-4807-9C26-1A0797C3C38F

ダウエル社の復活?記念グッズと、なんと当時の看板が披露されました。
E172BC2E-6DB4-4223-8953-7C12A9AD58F3

私はというと、スーパーチビテレと当時の物議を醸した天文ガイド1980年6月号と8月号を展示し、一部の人の強烈な興味を惹いていたようです。
9674C726-24AA-4F6E-A1EA-BB02A49BA12D


夜のメイン会場

懇親会の最後に記念写真を撮り、そのまま流れ解散で一部の人は外のメイン会場へ星見に。私も一旦部屋に戻り妻に「遅くなる」と断って、その後メイン会場に行ってみると、中央にいくつもの望遠鏡が並んでいて、多くの人が集まっていました。この日は昨年よりも全然寒くなく、かなり快適でした。ドブソニアンをいくつか覗かせてもらいましたが、木製の縞がかなりの本数見えるなど、シンチレーションが非常に良かったのが印象的でした。Nickさんのナイトスコープは相変わらず強烈です。月夜で三日月星雲がごくごく普通に見えていました。

そんな中、八王子からいらしている方が、電視観望をしていました。1分露光でライブスタックして、天体写真に仕上げるとのことです。月がかなり明るく出ていましたが、アンドロメダ銀河がきれいに出ていました。同じ場所でもう一人話している方で、長野の上田市から来ていると言っていましたが、電視観望に興味があるとのことなので、私も電視観望セットを出すことにしました。ただ、時間的に温泉に入れなくなりそうなので、「一旦温泉に行ってから始めるので、少し時間がかかるかもしれません」と伝えておきました。

部屋に戻ってそのままお風呂セットも用意して、すぐに温泉に向かいます。私は熱いお風呂が苦手なので、温泉に行ってもいつも短時間ででしまいます。この日も15分くらいのカラスの行水で、(楽しみの一つの)恒例のアイスを2本食べてます。その後部屋に戻り、すぐに機材を持って再びメイン会場に行きます。

先ほど話した方もまだ残っていて再会できたので、早速説明しながらの電視観望セットアップです。機材は最近定番のFMA135とUranus-CをAZ-GTiに載せたもの。フィルターはCBPを使いました。この日見たのは4つです。最初はM31アンドロメダ銀河。
03_M31

次はもう十分登ってきているM42: オリオン大星雲です。
05_M42

ここら辺まではまだ明るい天体なのですが、次の馬頭星雲は、口径3cmの鏡筒でこの月明かりでここまで出るのはかなり驚いていたようです。しかも月がかなり明るく、オリオン座のかなり近くにあります。
06_horse

話してみると、「ほしぞloveログ」をよく読んでいてくれているようなのですが、電視観望といってもいいところだけを見せていると思っていたようでした。「いえいえ、いつもよく見えますよ」と話して、ここまで見えるのなら「今後カメラをどうするか」とか色々話し込みました。星歴は私なんかより遥かに長く、持っている鏡筒がPentaxの75SDFHで、アイピース口をアメリカンサイズにするのが大変なようです。カメラもPentaxらしく、それが使えないかとも話していました。

最後、どこまで見えるかということでM33に挑戦してみました。流石に淡く、ライブスタックでかなり露光してやっと腕の構造がわかるくらいです。月明かりだと口径3cmの限界がここら辺なのかもしれません。あ、でもCBPはつけっぱなしだったので、外すともう少しマシになるかもしれません。
07_M33

0時近くなって、明日の講演のこともあるのでそろそろ退散することにしました。でも電視観望について色々納得できたみたいで、満足してもらえたようです。この日しかチャンスがないということでしたが、結局次の土曜の夜も来てくれて、また色々話すことになるのでした。

この日はこれでホテルの部屋で就寝です。続きは次の記事で。




この記事は前回の「星と自然のフェスタin小海2021(その2): 電視観望実演」からの続きの記事となります。




朝、車の中で目覚めて

目が覚めたらなんと8時。7時に目覚ましをかけておいたはずなのですが、全然が目覚めなかったみたいです。ホテルの朝食ビュッフェが7時から9時までと聞いていたので、すぐにレストランへ向かいました。宿泊客以外は1300円で食べることができるとのことで、フロントでお金を払いレストラン内に。昨晩がコンビニ弁当だったので、朝から豪勢にいきます。コロナ禍でビュッフェ形式もなかなか難しかったのですが、食べ物を撮りに行く時は手袋をしていくなどで対策していました。

IMG_3961

このあとさらにおかわりをして、デザートもヨーグルトを中心にお腹いっぱい頂きました。リエックスホテルはシャトレーゼ系列なので、ヨーグルトやアイスが充実しています。アイスで思い出しました。結局温泉は時間不足で入ることができませんでした。無料アイスも楽しみだったのですが。


ブース巡り

朝食後、暖かくなってきたので少し着替えをして、その後朝の会場を一回りします。

IMG_3962
朝10時頃の様子です。まだお客さんもそこまで多くはありません。

いくつかのブースで色々お話しさせていただきました。
  • Vixenさんでは昨晩の電視観望の話になりました。実はVixenブースとシュミットブースは隣り合わせで、昨晩ずいぶんご迷惑をおかけしたのではと、少し心配していました。その心配とは裏腹に、Vixenさんも電視観望に相当の興味を持っているとのお話を伺うことができました。特に、電視観望に適した短焦点鏡筒という意味で、最近始めたクラウドファンディングのSD60SSの話になりました。この新しいSD60SSは、以前の星まつりでお会いした、この「ほしぞloveログ」を読んでくれている若手の方が進めているということを聞くことができました。若い人がいろんなアイデアを出してくれるのは頼もしいことです。今回の経験を糧に、将来大きな開発をしてくれるのではと期待してしまいます。「Samも応援していますとぜひともお伝えください。」とお願いしておきました。
  • KYOEIブースではいつものMさんと話せました。Mさんは初日に電視観望の講演があり、その流れもあってKYOEIブースの電視観望のデモもかなりの人が来ていたそうです。KYOEIではずっとZoomでの電視観望の講義を続けていて、最近はわかりにくいところを動画であらかじめ撮影して当日解説をしながら進めているとのことです。これがかなりわかりやすいと好評だそうで、今回の講演会でもその手法を使ったとか。Zoomでの講義は随時申し込みが行われているので、興味がある方は調べてみるといいと思います。今回の小海の現地では、FRA400とASIAR PROを用いた電視観望セットを見せていただきました。赤と白のコントラストが見た目もかっこいい機材でした。このテーマは「頑張れ日本」とのことです。最初赤と白でなるほどと思ったのですが、意味は全然違っていて、「このセットアップには日本製品が一つも使われていない」というのです。これはある意味ショックで、ある意味確かにと納得させられました。先のVixenの話ではないですが、今は日本のメーカにとってはかなり厳しい状況かと思います。おそらく、今までと一緒のことをやっていてはなかなか状況は好転しないでしょう。クラウドファンディングを利用するのはリスクを減らす一つの秀逸なアイデアかと思います。いろいろ考えさせらたブース回りでした。唯一の救いは、CMOSカメラのセンサーだけは日本のSONYが席巻していることでしょうか。
  • 恒星社ブースで、「極・宇宙を解く」という本を手に入れました。星まつり価格なのか、かなり安く買うことができました。天文宇宙検定1級の参考書らしです。天文関連が広くうまくまとまっていて読みやすそうで、いい復習になりそうです。
  • 五藤光学ブースでは方位磁針を買いました。今時珍しいシンプルなやつです。一個10円でした。戦利品はまた次の記事でまとめます。
  • プラネタリウムソフトSUPER STAR Vの開発をなさっている方のブースに立ち寄りました。この星フェスに初回から参加していて、前回は赤道儀の導入ソフトの開発のかなりマニアックな話を講演会でされていた方です。前日隣のブースのOさんから紹介されていたのですが、夕方からの電視観望の実演の時前の方にいて、ずっと見てくれていて、たくさん質問してくれた方です。この星フェスのあり方を色々話されていました。やっぱりマニアだけを対象にしていると限界があり、一般の人、一般の星好きな人をどう取り込むかが重要だとのことで、私も大いに賛成です。

今回妻を誘ったのですが、コロナ禍でなかなか外に出れなかったこともあり、クラフトショップが50店もあるよとか話して、もう少しで来てくれるところでした。決めては車中泊で、そのことを言うとそれ以降全く興味を示してくれなくなりました...。私は晴れたら夜は星を見るので全然いいのですが、やはり普通の人はきちんとしたところで寝たいものです。でも今回はホテルを取ろうにも開催が発表されてすぐに満室になってしまっていたようです。後から聞くと、町が部屋を押さえていて、町の方に問い合わせた方によると、全て出展者向けで一般の人は予約できないとのことだったそうです。これでは星見をしたい旦那さんとホテルで寝たい奥様の両立は難しいと思うので、来年はもう少し改善していただきたいものです。

ついでに、星フェスから帰って妻と話した、どんなものがあればついていくかというのを揚げておきます。かなり妄想も入っています。カッコ()内は私の感想です。
  • 旦那さんが星を見ている間、夜とかゆったり映画観賞会とかがあるといい。
  • アウトドアグッズ販売とかあってもいい(山歩きが趣味なので、朝の散歩はかなり興味を持ってました。)
  • 何かの(星以外の)発表会もあってもいい。例えば舞台でダンス披露とか(最近趣味でフラダンスを始めたからだと思います。)
  • オーガニック(最近健康に気を使うようになってきたみたいです。)
  • ヘルシーコーナー(最近体重が...。)
  • 日常と違う癒し空間がほしい(なんのことやら...?)
  • 温泉、サウナ(これはありますね。)
  • 子供向けのワークショップ(これもありますね。家族が来やすくなるのではとのことです。)
  • 追記1: 最近流行ってるサウナフェア、テントのサウナで外に出たら星が見える。
  • 追記2: グランピング 
くだらない意見も多いですが、星以外の「自然」についても夜の行事や、講演会(今年はこちらも充実してきました)があるというのは、一般の人にとってはいいのかもしれません。とにかく強調してたのは「癒し」とか「ゆったり」とかでした。寒いなんてもってのほか、旦那を放っておいてリゾート気分を味わいたいようです。このイベントを成功させるのに、スタッフがどれだけ苦労しているか分かっているのでしょうか?なんとまあ贅沢なことを気軽に言います...。

ブースは他にもたくさんあり、紹介しきれていませんが、その場でしか聞けない話や、新しい情報など、直接話ができるリアル星まつりはやはりいいです。

そうそう、ブース回りをしている途中で声をかけてきた方がいて、星座ビノを私の星仲間の小学6年生の女の子「Mちゃんにあげて下さい」と言うのです。申し訳ないことに、最初この方が誰だかわかりませんでした。サングラスを別のメガネに掛け替えていたからかもしれないのですが、そもそも私は顔を覚えるのがすごく苦手でなのです。でも話していてすぐに、テレコンビノを売っていた上板2丁目さんとわかりました。ブログを読んでいてくれてのことかと思うのですが、Mちゃんのファンということで「仕入れ値は大したものではないので気兼ねすることなく受け取って欲しい」とのことでした。Mちゃん喜ぶと思います。今度会ったときに必ず渡しておきます。上板2丁目さん、どうもありがとうございました。私からもお礼を言わせていただきます。


そろそろ帰る準備

12時頃から抽選会が始まりました。受付時にもらえるバッヂに番号がついていて、それが抽選番号になります。抽選は前日にもあり、この日は前日外れた人と、前日の抽選以降に受付した人が対象になるそうです。残念ながら何も当たることがありませんでしたが、賞品は10万円以上のものもあったとかで、かなり豪華だったようです。

IMG_3966
抽選会の様子。

抽選会が始まってしばらくして、多分長野県は宇宙県関係の方達だと思うのですが、7−8人の方といろいろ話しました。多分Samのネームプレートを見て話しかけてきてくれたのかと思います。その中にテレコンビノを売っていた上板2丁目さんがいたのですが、今度は奥様といたせいか、またも顔を認識できず。本当に申し訳なかったです。メンバーの中にだいとしいさん夫婦がいたのですが、よくよく聞くと「だい」と「しい」で「だい」が旦那様、「しい」が奥様とのことで、二人合わせてのハンドルネームとのことです。実は以前Twitterで、星を求めてのときのあのマニア向けになってしまった配信ビデオを見てくれていて、「妻もよくわかったみたいだった」と言ってくれたのが、だいとしいさんの奥様の方だったと、このとき気づきました。


帰路につく

さて抽選会も終わり、そろそろ帰ろうと思いシュミットさんへ挨拶に行きました。その際、昨晩のお礼ということで会場で使える500円券を2枚もいただきました。単純な私はもうウハウハ状態で、何を食べようか真剣に考えはじめました。まずは昼ごはんに、もう最後でなのか特価になっていたローストビーフ丼を買います。

IMG_3973

これはかなり美味しかったです。写真で見てもわかるとおり、お肉だけでなくいろんな具が入っています。受け取るときに「わさびが入ってるから気をつけて」と注意を受けるのですが、そのワサビがアクセントになっていて、とても満足でした。

さらに、ホテルの販売ブースでお土産のバームクーヘンと、その場で食べるデザートとして「何とかアラモード(すみません、名前を忘れてしまいました)」を500円券で頂きました。

IMG_3972

このアラモードの方がかなり凝っていて、温かいりんごのシロップ煮の上に冷たいアイスがのっていて、アーモンドとマカロンでしょうか、いわゆる「熱つ冷や」でもうほっぺが落ちそうでした。二手間、三手間かけてあり、さすがホテルクオリティです。

あと、前回夜に電視観望のデモをしたときに、それを見てすごく感動したとのことで地元のジャム屋さんからジャムを頂いたのですが、お礼を言いたくてそのジャム屋さんを探していました。クラフトコーナーに一つだけジャム屋さんがあったので、前回の話をしたのですが、どうもそのジャム屋さんではないとのことです。このジャム屋の店員さんも前回の星フェスで、その時のジャム屋さんにお客さんとして行った覚えがあるので、ジャム屋さんが出ていたことは間違えないとのこと。今回は残念ながら前回のお店とは違うのは確実なようです。せっかくの機会なので一つ「ハックルベリー」というナスの仲間というジャムをお土産に買いました。ヨーグルトに入れるととてもおいしいそうです。

この後、駐車場に戻り、13時半くらいだったでしょうか、小海を後にしました。帰りは途中で少しだけ仮眠した以外は順調で、18時位には自宅に着きました。お土産を家族に披露して、疲れたのか早めにベッドに入りました。


たくさんの方にお会いして

今回の星フェスでは、数多くの方にリアルで会うことができました。久しぶりに会った方もいますし、2年前の開催以降にSNSなどで知り合いになって初めて会う方も多かったです。すでにここまでの記事で何人かの方には登場いただいていますが、メモがてらも兼ねて覚えている限り挙げていきたいと思います。

ただ、先にも書きましたが、顔を覚えるのが苦手で、顔とハンドルネームと名前がすぐにごちゃごちゃになります。もしかしたら忘れてしまっていたり、間違えて覚えているかもしれません。その際はどうかご容赦いただき、コメントやTwitterなどで教えていただけると助かります。

  • まず、けーたろさんに紹介していただいたと思うのですが、あの「天体写真の世界」で有名な吉田隆行さんにとうとうお会いすることができました。星を始めた頃、数少ない有益な情報がきちんとまとまっているページで、ずっと参考にさせて頂いていました。実は私、微動雲台のレポートを書いたことが縁で大阪迷人会の合宿に誘われていて、吉田さんも迷人会の合宿に参加されているので、コロナでなければ吉田さんとはもっと早く会えていたはずなのです。吉田さんは噂通り落ち着いた方で、あの合宿に耐えられるのが不思議なくらいです。吉田さんもほしぞloveログも読んでくれているというので、恐縮してしまいます。ずっと会いたかった方なので、とてもうれしかったです。
  • 成澤さんも、今回はじめて実際に会うことができました。本を頂いたお礼を言うことができました。配信で見るようなテンションで、とても明るい方でした。
  • 天リフ編集長にはいつもお世話になっています。今回福岡から車で来たとのことです。本当にお疲れ様でした。編集長はZoomなどでよく話すせいか、全然久し振りという気がしませんでした。
  • 同じく、遠く高知から参加のシベットさんにも2年ぶりの再会です。シベットさんもSNSのやり取りや、オンラインイベントのたびに顔を見ている気がするので、久し振りという気がしません。
  • Nickさんご夫妻も2年ぶりの再会です。夜中にナイトビジョン出していたらしいのですが、行けなかったことが悔やまれます。
  • マリーチさんも久しぶりの再会です。旦那様とお嬢さんに会えなかったのが心残りです。
  • 智さんは2019年の大晦日の名古屋の観望会以来です。今回、お礼でお土産を頂いてしまいました。私がきっかけで星に興味を持ったからとのことですが、私は多分ただのきっかけだけで、智さん自身が電視観望から撮影までどんどん進化されています。お土産家族でいただきましたが、とてもおいしかかったです。ありがとうございました。
  • アルさんとお嬢さんにも会えました。原村以来でしょうか、お嬢さん3年生と言ってましたでしょうか大きくなってました。
  • Aramisさんと、息子さんにも会えました。確か原村で会ったのが最初かと記憶しています。Aramisさんのところのお子さんももうかなり大きくなっていました。コロナ禍の2年間はやはり長かったです。
  • 上板2丁目さんにはやっと星座ビノのお礼を言うことができました。Mちゃんにプレゼントもいただきました。
  • Twitterでやりとりをしているinuさんも上板2丁目さんのところでNikonのテレコンビノを買ったらしいです。
  • M87JETさんも前回の星フェス以来です。胎内でお会いしたのが初めてですね。荷物運んでいただきありがとうございました。
  • ケニ屋さんご夫妻にもお会いすることができました。あれ、ケニ屋さんってもしかして初顔合わせでしょうか?以前どこかの星まつりであっている気もするのですが...。ブログ全読みで印象深いのですが、やり取りはブログとSNSだけ?
  • だぼさん、TOA130のファーストライトおめでとうございます。
  • ほしたろうさん、電視観望実演の時の写真撮ってくれてありがとうございます。
  • りょーじんさん、くろくまさん、RYOさん、さすらいさん、だいとしいさんご夫妻、たかしさん、M-neoさん、お会いできてうれしかったです。
  • Twitterで事前にやりとりをしていたmymyさんが、声をかけてくれなかったのがとても残念です。次回機会があったら、遠慮などすることなくぜひお声掛けください。
  • XRAさんあらため、私の滑舌の悪さでハンドルネームが変わってしまったXRAYさん。XRAYさんの方が呼びやすくてかっこいいと思います。どんどん沼にハマってきてますね!
  • spitchuさんや塚原さんら、星景勢の方達にもお会いできましたが、夜で暗くてなかなか顔が分かりませんでした。天文あるあるですね。
  • 名古屋勢もたくさんいました。いのさん、いつも星まつりでお会いするお二人、LedRilyさん。
  • 智志君とぼすけさん、SVBONYの店番お疲れ様でした。
  • ひぃひさんは来ていたと聞いていましたが、結局会えなかったと思います。残念です。
  • ヒロノさんも星まつりのたびにお会いしています。今回は噂の天文好きのお嬢様にもお会いすることができてうれしかったです。
  • 天体望遠鏡博物館のみなさんにも久しぶりにお会いできました。TANKOさんと奥様にもお会いできました。今回は夫婦でこられている方も多かったようなのですが、これはこの星フェスの方向性のおかげなのかと思います。Tさん、手作りのキーホルダーありがとうございました。
  • あと、中1で自作で何台も望遠鏡をつくっているすごい男の子に会いました。将来が楽しみです。もう一人すごい小学生の子もいると、Vixenブースで噂で聞いたのですが、その子には会うことができなくてちょっと残念でした。
  • 初出でけーたろさん忘れてました。吉田さんがTwitterに入ってきてくれましたね。さっそくフォローしました。
  • 富山勢はあまりいなくて、かんたろうさんくらいでしたでしょうか。いつも一緒にいるので当たり前すぎて初出で小海であったのを忘れてました。

覚えている限り書きましたが、忘れてしまっている方がいましたら申し訳ありません。大事な方をド忘れしてしまっている気もします。

電視観望の実演に来てくれた皆様も、寒い中本当にありがとうございました。今回は非常にやりがいのある実演で、解説している私自身も楽しむことができました。また同じような機会がありましたら、よろしくお願い致します。


目標は達成できたか

さて、最初に立てた目標が達成できたかどうかですが、、
  1. 久しぶりにあう人達との交流。 ->  ◎
  2. シュミットで電視観望の解説と実演。 ->  ◎
  3. 夜に電視観望のデモ。 ->  ×
  4. 星座ビノの制作者にお礼を言う。 ->  ◯
  5. Canon製のテレコンビノを利用した星座ビノを手に入れる。 ->  ◯
  6. ホテルの温泉に入って食べ放題のアイスを食べる。 ->  ×
  7. 朝のビュッフェを食べる。 ->  ◯
  8. 2019年の電視観望を見て感動したというジャムのお店に商品をいただいたお礼を言う。 ->  ×
といったところでしょうか。最初の2つが自分的には十分充実していたので、とりあえずはかなり満足です。惜しむらくは3ですが、これは体力的にしかたなかったです。星座ビノのお礼は3年越しのことなので実現できて良かったです。ジャム屋さんはいつか星フェスとは別に訪れてみたいです。あとはどうでもいいですね。


楽しかった〜!

 今回の「星と自然のフェスタ」、もうものすごく楽しかったです。帰ってからも、「楽しかったー」、「楽しかったー」と繰り返し言っていました。

今回「星と自然のフェスタ」のリアル開催を決行してくれた、テレスコ工房の店長さんはじめ、スタッフの方々、小海町の役場の皆様、リエックスホテルの皆様、こんな楽しいイベントにして頂いて本当にありがございました。これだけたくさんのお客さんが来ると、相当大変だったと思います。とても感謝しています。

来年もできるならまた開催していただけると、とても嬉しいです。その際はぜひまた参加させていただきたいと思います。


次回で最後、戦利品の記事です。 



2021年11月13日と14日、長野県の小海町で2年ぶりに開催される「星と自然のフェスタ」に参加してきました。

昨年10月の福島以来の久しぶりのリアル星まつりで、 本州では今年唯一ではないでしょうか。とにかく楽しかったー!!! たくさんの人にお会いでき、色々話すことができました。やっぱりリアルはいいですね。

ちなみに、前回2年前の「星と自然のフェスタ」はこんな感じでした。




準備

久しぶりのリアル星まつり。もう何日か前からソワソワ状態です。Twitterでも徐々に盛り上がりを見せつつあります。星まつりでいつも困るのは、誰が誰だかわからないことです。私自身、顔と名前を覚えるのがすごく苦手で、ただえでさえ、顔と本名とハンドルネームがグッチャグチャになります。しかも今回は2年ぶり、顔半分はマスクで隠れてます。なので今回はネームプレートを作ってみました。

IMG_3866

Twitterでも同じように考えている人がいて、プレートを見るとお互い認識できるはずです。実際、これがすごく役に立って、私のこともわかってもらえますし、他の方のネームプレートでSNSのあの人かと何度認識できたことやら。

木曜日には機材の準備もある程度終えておきました。今回のテーマは「シンプル」です。電視観望にはFMA135にASI294MCを取り付け、自由雲台とミニ三脚に載せる超コンパクト仕様。あとはノートPCにUSBケーブルを接続するだけなので、カバンからさっと出しすぐに使うことができます。

もう一つ迷ったのが、太陽電視観望です。C8とPSTを持っていくとすると、赤道儀が必要になります。大幅な荷物増なのですが、散々迷って結局持っていくことにしました。しかも赤道儀は座席から簡単に出せるようがいいやと、わざわざ重いCGEM IIを選んでしまいました。結局太陽セットは使わなかったのですが、持っていかない不安よりも、持っていって使わない方が気楽な気がしました。なんで使わなかったかと言うと、久しぶりの星まつりで人と関わる時間を大切にした方がいいと思ったからです。


今回の目標

今回、星と自然のフェスタに参加するにあたり、いくつか目標、目的を揚げました。
  1. 久しぶりにあう人達との交流。
  2. シュミットで電視観望の解説と実演。
  3. 夜に電視観望のデモ。
  4. 星座ビノの制作者にお礼を言う。
  5. Canon製のテレコンビノを利用した星座ビノを手に入れる。
  6. ホテルの温泉に入って食べ放題のアイスを食べる。
  7. 朝のビュッフェを食べる。
  8. 2019年の電視観望を見て感動したというジャムのお店に商品をいただいたお礼を言う。
いくつかは実現でき、いくつかは実現できませんでした。記事は時系列で書こうと思うので、うまく実現できたかどうか、おいおい書いていきます。


いざ小海に向けて出発

さて、直前に積み込むもの以外の準備は整ったのですが、問題はいつ出発するかです。金曜仕事が終わってからすぐに出れば、前日に集まっている人がいるはずなので夜には合流できるかも。でもそのためには徹夜体制になるのと、寒い車中泊が2泊になり、なかなか厳しそうです。迷いに迷って、やっぱり寝不足だと危ないので諦めて土曜の朝早くに出ることにしました。

でも遠足前のワクワク気分で、全然眠れなんですよね。結局寝たのは2時間くらいでしょうか。あまり寝られないので3時には起きて、シャワーを浴びて、飲み物とか、湯たんぽとか、枕とか、最後の準備をしました。

結局なんだかんだで午前4時半前くらいに出発でした。運転は4時間くらいの予定なので、うまくいくと8時半頃にはつくはずです。高速に乗る前に、コンビニに寄っておにぎりなど買い込みます。朝ごはんがわりです。途中、北陸道から上信越道に入る手前くらいで明るくなってきました。星祭に行く途中に夜明けを迎えることはよくあるのですが、撮影時の夜明けとまた違ってドライブ時の夜明けも景色が次々変わり、とても綺麗です。

途中トラブルなど何もなく、いくつかドライブインに寄っただけで、最後は佐久小諸ジャンクションで中部横断自動車道に入り、八千穂高原ICで下道におります。ここまでくれば小海里エックスホテルもすぐです。下道では帰りに入れるガソリンスタンドがあることと、会場から一番近いコンビニを確認し、無事に会場に到着。

IMG_3870
会場手前の登り坂。
この日は快晴で、途中の道から見える山がものすごく綺麗でした。


会場のホテルリエックスに到着

会場に到着したのはほぼ予定通りの8時半ころ。一般の人が止める駐車場のうち、一番会場に近い第2駐車場に止めました。この時点では、まだ駐車場はかなり余裕がありました。止めた場所が、たまたまちょうど天リフ編集長の隣でした。降りたら編集長とspitzchuさんが話していたので、早速お久しぶりですと挨拶します。天リフ編集長はリアルでは久しぶりですが、ネットでは顔込みで話しているので、なんか不思議な感触でした。

駐車場にはいくつも望遠鏡が出ています。止めたところの近くに、ドブソニアンが一つ出ていました。
IMG_3874

挨拶してお話を聞いてみると、富山のお隣の金沢からきているとのことで、富山の県天のメンバーの名前もご存知でした。このドブソニアン1993年作とのことで、もう30年近くになるとのことです。おもしろいのは、副鏡を含む頭頂部を取り換えることができる構造になっていることです。

IMG_3877
副鏡の径も結構違い、遮蔽率を変えることで惑星や星雲など対象に合わせて対応できるとのことです。

IMG_3878

ここら辺で、天体望遠鏡博物館でお世話になったT女史も合流。編集長、spitzchuさん、Tさん、私の4人で会場に移動します。ちょうど9時頃だったでしょうか、駐車場から会場に移る時には、第2駐車場の真ん中にも車が止まりまり始めていました。

IMG_3880
その後、駐車場はみるみる一杯に。会場から一旦戻ってきた時には第2駐車場は満車で、さらに奥の駐車場や、道のところに案内されていたようです。


会場の様子

会場は駐車場からすぐの距離ですが、滞在中はここを何度も歩くことになり、体力のない私は苦労しました。坂道もあるので、重い機材を運ぶのはかなり大変そうです。

キャンプ場が星空サイトという名前になっているので、最初ここに居を据えようかと思ったのですが、車の乗り入れが結構大変そうでした。多分ずっと駐車はできなさそうな様子だったので、結局一般の駐車場に止めておくことにしました。

IMG_3882

キャンプ場はこんな感じです。

IMG_3887

前日から来ている方も何人かいたようです。本番の土曜はテントでいっぱいになるかと思っていたのですが、実際にはそれほど埋まっていませんでした。もともとこの星空サイトでしか望遠鏡を出せないようなアナウンスがあったのですが、その後駐車場で望遠鏡を展開することが途中から許可されたからだと思います。

朝の会場の様子です。まだ人もまばらで、いくつかのブースはすでに空いていましたが、正式な販売は10時からのようです。

IMG_3912

10時になると開会式が始まりました。トレーラーの舞台が用意されていました。

IMG_3917


ブースめぐり

早速ブースをひとまわりします。SVBONYのブースでは、智志君とぼすけさんが店員さんとして働いていました。社員の方が来ることができないので、お手伝いというよりはお仕事としてやっているとのことです。ここでは私も持っている安価な双眼鏡と、EDタイプの双眼鏡の見比べができました。天リフ編集長は「これは圧倒的に違いますね」と言っていましたが、私の能力では違いがあまりよくわかりません。というか、安価な方でもう十分見えると思えてしまいます。確かにEDの方が収差が小さい気がします。安価の方は少しの青い収差、EDの方はもう少し小さな緑の収差に見えました。でもそこまで大きな違いには見えませんでした。双眼鏡はもう少し経験を積む必要があります。
IMG_3897

その一方、スワロフキーのフィールドスコープの解像度は私のような素人でもはっきりわかるくらいの、なんじゃこりゃ!!!というくらいのものすごい解像度でした。「ウォー!」と叫んでしまいました。でも値段を聞いたら70万とこちらも「ウォー!」でした。

IMG_3945

いくつかブースを回りながら、夜に電視観望の実演をするシュミットさんへ。一緒に実演をするWさん、H店長に挨拶をして、実演時間やどういう方法でやるかなど少し打ち合わせしました。ブースにはブラックパンダさんもいらっしゃって、2年前の胎内以来お会いすることができました。ブラックパンダさんにはTwitterで呟いたQBPのアメリカンサイズや、CP+の配信での何気ない一言でCBPのアメリカンサイズを実現していただいたり、電視観望のための機材もどんどん見つけてきてくれたりで、とても感謝しています。ブラックパンダさんには広報の方も紹介していただきました。まだ入社2年目の若い方で、また講演とかする場合はお世話になるのかと思います。この方、まだ撮影とかしたことがなく、難しいと言っていました。その通りだと思います。そのマニアでない意見を生かして、初心者にも優しい機材とかの意見を反映していただけるとありがたいと思います。

その後は、シュミットの方もお客さんも交えて、展示品の話題です。私も最近手に入れたSCA260が展示してありました。聞いたら初期ロットはかなり少なかったようで、手に入れられた私はかなりラッキーだったようです。でもこのSCA260、私も思った通りやはり大型なのは事実で、かなりの赤道儀に載せないと揺れてしまって撮影時の歩留まりがあまり伸びないようです。余裕で載せることができるように、EQ8とかの話題が出ましたが、流石にすぐには買えないので、軽量化の方向で進めるような話をしました。

IMG_3950

あとプロトタイプらしいですが、面白そうなものがありました。まだ話せる段階ではないとのことですが、少し聞いただけでも今すぐにでも欲しいと思いました。写真を見て想像してみてください。
IMG_3906

まだ日本では未発表のFRA”500”も置いてありました。実際に持たせてもらいましたが、かなりの重量で相当しっかりした作りのようです。
IMG_3911

店頭にはたくさんのフィルターが置いてありました。最初はQBPからはじまったサイトロンのフィルターですが、その後CBPやQBP II, III、IR透過フィルターや、最近のDBPなど、多種多様のフィルターを開発しています。ブースに朝早くから来ていた他のお客さんとどのフィルターがいいかの話になり、最近DBPで撮った網状星雲や、まだブログ記事にしていない胎児とハート星雲を見せたりしてました。選択肢があるので、選べるのがいいことと、値段も手頃で気軽に買えるのがいいのかと思います。見ている間にも何枚も売れていきました。

2日目シュミットブースに立ち寄った時に、ちょうどAramisさんがシュミットにいて、私が「CBPが一番使いやすいのでは」と言うと、CBPに即決でした。Aramisさんならうまく活用してくれると思います。


スコープテックブースに立ち寄ると、以前のZEROの振動解析をしたブログの記事を見てくれたスタッフの方とお話しすることができました。原村の星まつりで手に入れたSCOPETECHの望遠鏡は、いまだに観望会で毎回活躍し、稼働率No.1です。

その足で星の手帳社ブースによって、天体日めくりを買いました。ZEROの開発の時にお世話になったOさんとお話しすることができました。Oさんは前回の小海で電視観望を見てもらったのですが、そのことも覚えていてくれました。

Oさんには隣のブースのプラネタリウムソフトSUPER STARの作者の方を紹介していただきました。あとで書きますが、この方電視観望のデモでもずっと見てくれていましたし、2日目に色々話すことができました。

また、さらにOさんには誕生年と誕生日をいうと惑星の位置を教えてくれるというすごい方を紹介していただきました。どうやら頭の中で惑星を動かしながら位置を特定するらしいです。

Oさんは流石にこの業界に長くいるだけあって、顔が広く、面白い方を色々知っています。少し天文から離れているようなのですが、すごく情熱のある方なので、また戻ってきて色々開発して欲しいです。

他にも、天体望遠鏡博物館のブースでは懐かしいみなさんに会うことができました。

誠分堂ブースでは定期購読ありがとうと言われてしまいました。ブログを見てくれているとのことです。ありがたいです。

スカイバードブースでは大学の1年先輩のHBさんの近況を聞きましたが、最近お店には来ていないとのことです。コロナ禍でなかなか店舗に行くことができなかったのかもしれません。ここでは、この間手に入れた2倍のPowerMATEのTリングへのアダプターが格安で売っていたので、買っておきました。

書ききれませんが、他にも多くのブースが出ていて、立ち寄らせていただきました。


フリーマーケットコーナー


最初フリーマーケットコーナーがどこにあるかわかりませんでした。ホテルのトイレに行く際に、いくつか望遠鏡を出しているところがあったので、トイレ帰りに立ち寄ったらそこがフリーマーケットコーナーでした。

IMG_3928

ここでやっと、星座ビノの製作者の上板2丁目さんにお会いすることができました。3年前の小海でCokinのテレコンビノを使った星座ビノを購入しました。その後ヤフオクでNikonの星座ビノを落としたら、パッケージがCokinのものとよく似てます。もしやと思い連絡を取ったら同じ製作者で、いつかお礼を言いたいと思っていた方です。今回ようやくお礼を言うことができました。

IMG_3924

今回もいくつもテレコンビノがありましたが、事前情報でCanon製のものがあり、今回これを手に入れることも目的の一つでした。Canonは2つ残っているうちの一つを譲って頂きました。こちらももうなかなか出ない貴重なもので、かなりよく見えます。夜に星を見るのが楽しみです。またコレクションが一つ増えてしまいました(笑)。

別のテントでは元スターベース名古屋店の店長さんがケースを売っていました。小さめのアイピースケースを一つ購入しました。スターベース繋がりですが、今回はタカハシが参加していないので少し寂しかったです。

IMG_3925

他にも、昔のアイピースを売っている方がいたので、5mmのハイゲンスを一つ購入しました。これはLambdaさんの提唱する、抜けのいいアイピースをバローと合わせてできたらと思っています。でももっと焦点距離の長いものが必要だったのかもしれません。


アストロカー

この「星と自然のフェスタ」はテレスコ工房の店長さんが中心になって開催されているのですが、今年は自慢のアストロカーが登場しました。

IMG_3932

中には太陽望遠鏡が設置されています。GOTOの大型の望遠鏡に90mmのSolar Maxをダブルスタックで取り付けてあり、プロミネンスや太陽光球面全体のHα像がものすごい解像度ではっきりと見えました。アマチュアクラス(?)の眼視では最高峰かと思います。

IMG_3940

IMG_3941

すごいのはこの車のつくりで、観測中はジャッキアップしてあって、人が載っても全く動きません。

IMG_3937


食事事情

ブース周りの途中で、前回プリンが美味しかったことを思い出しました。

IMG_3930

一口食べて、前回と全く同じ感想になりました。昔、母に作ってもらったプリンの味を思い出すのです。聞いたら使っているのは卵と牛乳と砂糖だけだそうで、シンプルですが、なんの変な味もしなくて、物凄く美味しいです。前回Twitterで宣伝したらどんどん売れたことを覚えていてくれて、今年も同じくTwitterで宣伝したら、店の人からまるで賄賂の如くりんごを一個手渡されました(笑)。

その後、天リフ編集長も私のツイートを見て食べたそうです。しばらくしてから来てみたら、今回も見事に完売。「あれからすぐにたくさん買いに来てくれた」とのことで、宣伝のお礼を言われました。。

IMG_3947

昼食はリエックスホテルがブースで出しているカレーを食べました。500円ですが、さすがホテルのカレー、とてもおいしかったです。ちょうど愛知の智さんもカレーを買っているところで、さらには智志君も隣にいて、いっしょに話しながら食べました。

他にも多くのキッチンカーが出ています。キッチンカーの方は2日目にローストビーフ丼を食べました。基本的に食べるものには困らないと思います。

IMG_3943


電視観望の準備

その後もいくつかブースを周りながら、夜の電視観望の実演の準備がてら車と会場を何度か行き来し、シュミットブースに再び。

既に長い記事になっているので、ここからのことは次の記事に書きます。




今週末の11月13、14日に長野県の小海で開催される「星と自然のフェスタ」に行くことにしています。




前回の開催は2年前の2019年
でした。



昨年2020年はコロナで中止となっていたので、やっとのリアル開催です。本州の行ける範囲ではこれがほぼ今年唯一のリアルの星まつりになります。


なんと、シュミットブースで電視観望!

前回は電視観望についてKYOEIさんと一緒に講演をしたのですが、今回はシュミットブースで電視観望の解説と実演をすることになりました。

11月13日(土)19時から20時
シュミットブースにて
電視観望の解説と実演、質問コーナーなど

特に、質問コーナーでは初心者の方にきて頂き、色々質問して頂きたいです。今のところ機材はシュミットさんが用意してくれて、私はPCを持って接続する予定ですが、当日接続なのでうまくいくかどうか?

それとは別に、個人的には今回飛騨コスモスの観望会で試したFMA135とASI294MCをカバンの中に入れてその場で出してみようと思っています。これは電視観望の、ある意味究極のコンパクトスタイルと思っていて、今回駐車場から会場まで距離があるとのことなので、できる限り軽くしたいというのもあります。

C49BABB6-CFC1-4ACA-8436-40C8DF3738E7


星まつりでのリアル対面

星まつりでいつも困るのは、誰が誰かわからないことです。最近はSNSで知り合った人も多いのですが、顔もわからなければハンドルネームしか分からなくて、その場で会っても知り合いかどうかもわからないのです。なので私はネームプレートをつけていこうかと思っています。ちょっと恥ずかしい気もしますが、これで私Samが誰だかわかってもらえるのではと思っています。

少し日にちが空いてしまいましたが、記憶が薄れないうちに最終日の様子と戦利品を一気に書いてしまいます。


最終日、朝の様子

昨日の電視観望講演とその後の実演から一夜が明けた朝、最終日ということもあり昨日で帰られた方もいるようで少し寂しいかなと思っていましたが、地元の方が新たにたくさんきていたみたいですぐに賑わってきました。ここら辺が天体ショップだけでなく、一般のお店も出ている利点でしょうか。

IMG_8535


講演会いろいろ

この日も朝10時からいくつかの講演があります。赤道儀の開発の話はかなりマニアックで、赤道儀のプログラムを書くにはどんな計算が必要かという話でした。いろんな場合分けが必要で、開発がかなり大変だったとのこと。中には計算で判断が不可能というので、ユーザーに選択を迫る場合もあるそうです。趣味の範囲なら開発も楽しめると思いますが、製品となるとサポートなどもあるので相当大変なはずです。

次の重力波の講演は楽しみにしていたものの一つで、例によって聞くことはできませんでしたが、会場はほぼ満席だったようです。参加者からはかなり好評だったようで、研究の話だけでなく、研究者の子供の頃の話やどうして研究者になったとかの話もあり「20代の若い人に是非聞いて欲しかった」という意見を耳にしました。実は講演が終わってから何人かの人と講演内容について話したのですが、やはり自分で考えることが大切で、これは子供にとってもすごく重要ではないか。天文の趣味でも同じことで、ただ星を見るだけだとそこで終わってしまうけど、色々考えながら見えない宇宙に挑むのは研究も趣味でやるのも変わりはないのではないかとか、講演をネタに色々話していました。

この星フェスは会期中ずっと何らかの講演があるので、このように講演をネタにみんなで楽しむこともできます。こんなふうに盛り上がっている様子を講演者が知ったら、とても嬉しいのではないでしょうか。


午後の抽選会と、富山への帰路

さて、午後になりそのうちに抽選会が始まりました。でも呼ばれる番号はこの日にきた多分地元の方達の新しい番号ばかりで、懇親会からいる若い私の番号は残念ながら呼ばれることはありませんでした。次のじゃんけん大会もあえなく敗退。でも地元の人たちが喜んでくれているみたいなので、これはこれで盛り上げる意味ではいいのではないかと思いました。

まだじゃんけん大会の途中でしたが、次の日の仕事もあるので、今回の主催者の一人、地元のテレスコ工房のS店長に挨拶だけして、ここで帰路につくことにしました。Sさんには打ち合わせから講演当日まで、とてもお世話になりました。どうもありがとうございました。

IMG_8537

帰りも同じ、佐久回りで上信越自動車道経由で富山に移動。自宅に着いたのはそれでも19時頃だったでしょうか。2泊3日の行程でしたが、今回は講演もあり非常に充実していました。そして、流石に疲れて自宅に着いてからはぐったり。この日は早めに寝てしまいした。


星まつりならではの出会いと交流

今回もたくさんの方たちに会うことができました。
  • 富山勢からはいつものY君と、Aさんと、珍しく県天のOさん夫妻も参加。星まつりには県天のメンバーはあまり見ないのですが、この日は重力波の講演を楽しみに参加したとのこと。
  • Y君は残念ながら富山から離れて広島に引っ越しとのことです。昨年5月Twitterのつぶやきが元で自宅バーベキューにさそって以来、星まつりなど行く先々でしょっちゅう会っていたY君ですが、広島でも活躍してくれるでしょう。と思っていたら、すでにTwitterに広島で撮影した画像をアップしていました。新天地でも早速いい撮影場所を見つけたようです。
  • 懇親会では普段話せないような方達とも時間をかけて話すことができました。nabeさんやシベットさん、NVのAさんご夫妻など、ブログでは知っていたけど初顔合わせの方達もとても刺激的でした。
  • 名前を挙げきれないですが、多くの星仲間が講演を聞きにきてくれて、また質問してくれたり、感想を言ってくれたりしました。本当に嬉しかったです。
  • ショップの方にも色々とお話を聞くことができました。特にKYOEIのMさんとは講演をご一緒でき、これからも天文人口の裾野を広げていこうと決意を新たにしました。
  • 夜の観望会で一緒になった方達とは、すごく楽しい時間を共有することができました。AさんのNVと電視観望の比較は絶対面白かったです。またいつかご一緒したいです。


約束

今回の星フェス会場でいくつかの約束をしました。
  1. 一つはスタベのバイトのK君で、ASI294MCのセンサー面を実体顕微鏡で見たいとのこと。私は両方とも持っているので実際に見て記事にすること。
  2. もう一つは、国際光器さんに以前ちょっと面白い提案をしていて、今回3.5nmのHαフィルターをお借りすることができたので、その評価をすること。うまく行くかわからないので内容はまだ秘密です。 
  3. 電視観望の講演で使ったスライドをブログでも紹介すること。 これはすでに実現しました。
時間のある時に試して、また報告したいと思います。


戦利品

今回はあまり購入品が多くなかったので、一気に戦利品も書いていきます。

まずはミザールさんで、アリミゾとビクセンのコントローラーのジャンク品。ジャンクなので格安です。
IMG_8628


次に、アストロストリートさんで以前から欲しかったアリガタとアルカスイスの裏表プレート。これはアイデアものです。青は最後の一枚。FS-60Qに似合いそうです。あとは特化の正立プリズム。
IMG_8631


テレスコ工房さんで、ペットボトルをウェイトにできるアダプター。これも前から欲しかったものです。
IMG_8632


あとはMOREBLUEさんでアルカスイスプレート。短いのが欲しかったのですが、店頭には並んでなくて聞いたら一枚だけあるとのことで出してくれました。
IMG_8633


国際光器さんにお借りした3.5nmのHαフィルター。半値幅が小さく性能がいいので、普通に天体をあぶり出すのも楽しいですが、ちょっと他の使い道を探ってみようと思っています。

IMG_8636



最後はパンフレットなど。
IMG_8635

今回は大したことないですね。でもシュッミットさんのHD800は最後まで迷いました。やっぱり買っておけば良かったかも。でもVISACもまだ試しきれてないし...。


お土産

IMG_8542


今回何人かの方からお土産をいただきました。M87JETさん、マリーチさん、シベットさんどうもありがとうございました。どれもとても美味しかったです。

特に、観望会をやっていた時に暗い中でお話しさせてもらった、阿智村からきたという「ジャム工房」さん。その際にいただいたジャムは絶品でした。ブルーベリーとりんごのセットだったのですが、特にりんごの方。もう塊がドカンと入っていて、ジャムというより高級洋菓子のよう感じです。家族で争いのないように等分配して、一瞬でなくなりました。相当のこだわりがあるジャムのようで、無添加で、超低糖度だそうです。せっかく頂いたので宣伝しておきたいというのもありますが、それよりももう美味しさの方でが圧倒的でした。ジャム工房の場所ですが、二つ上の写真に住所とかも載っています。


楽しかった!また来年もよろしくお願いします。

最後に少し反省点ですが、パンフレットに25日の午後7時から開催と書いてあるので、懇親会に参加しない一般の人が多分遠方から何人か来てしまっていて、いつ始まるんでしょうかとか聞かれました。多くの人が目にするパンフレットには翌日からの開催時間を書いておいた方が混乱が少なくていいと思います。今回気になったのはこれくらいでした。

それどころか、良かった点の方が圧倒的で、書ききれないくらいです。 まだ3回目でこれです。規模もどんどん大きくなっています。講演も充実していて、しかもリゾートホテルということで、星まつりとしては圧倒的に快適です。来年も期待してしまいます。

主催者の一人テレスコ工房のS店長はじめ、星フェススタッフの皆様、会場を提供してくれた小海リエックス ホテルの皆様、そして星マニアを温かく受け入れてくれた小海町の地元の皆様。こんな楽しい星フェスを開催してくれて、本当にありがとうございます。

来年以降も時間の許す限り参加したいと思います。


私にとっては「星と自然のフェスタ」で一番のメインとなる、電視観望の講演と実演についてです。講演に来てくださった皆さま、どうもありがとうございました。講演では立ち見もたくさんいて、夜の実演と合わせて大盛況で、大成功だったと思います。今回の記事は、発表する側の立場でどんな思いで講演や実演に臨んだのかという内容になります。


講演前

実はこの日は朝からメイン会場を回っていてもなかなか落ち着かなくて、一番楽しみなはずの特価品あさりも思ったより進みません。フリーマーケットで何も買わなかったと前回の記事で書きましたが、理由の一つが講演のことが結構頭から離れなくて、じっくり見ることができなかったというのがあります。でも、そんなことを吹っ飛ばすくらい今回の講演は充実していて価値があったのかなと思っています。

本当はタカハシの講演を聞きたかったのですが、その頃が準備で一番テンパってて、泣く泣くあきらめました。次の野鳥の話の時にはだいたい準備も終わり、スコープテックさんの講演を聞くことができるくらいになりました。座席について話を聞きながら自分の講演の最終調整をしようとPCを取り出したら、なんと予備のPC!やはり焦っていたんでしょうか、いつすり替わったのかは定かではないですが、当然講演ファイルは(古いバージョンしか)入っていません。再び部屋までPCを取りに。そんなこんなで、スコープテックさんの公演スタートに少し遅れてしまいました。ちょうど部屋に入る時に、原村でお会いしたマリーチさんが入りにくそうにしているので「気にすることないですよ」と言って、一緒に講演部屋に入りました。


スコープテックの講演にて

スコープテックさんのお話は、フリーストップの片持ち経緯台ZEROの開発についての話で、是非とも聞いておきたい講演でした。実際ものすごく面白かったです。新製品の開発がいかに大変だということがよくわかります。まず理想があって、限られた予算の中でできるだけのことを詰め込んで、試作をして、量産品を作って、マニュアルなども整備する。なかなか一筋縄ではいかないことは容易に想像できます。ユーザーのためを考えて、かなり思いを込めて作った商品だということが十分に伝わってきました。コンパクトに折りたためて、かつ揺れないというのは非常に魅力的です。

IMG_8519

特に、振動の減衰の様子をビデオで見せていたのですが、片持ちなのに相当早く揺れが収まります。これなら見ていても不満は感じないと思います。将来的にはエンコーダーなどを取り付けることができるように、各所にネジ穴などを空けてあるそうです。息の長い製品になりそうで、経緯台の決定版になるかもしれません。

後から実際にZEROを会場で改めて見たのですが、振動特性は申し分なく、三脚を揺すった時の振動とほぼ同等レベルの印象で、とてもバランスよく作り込んでいると思います。かなり頑丈に設計してあるようで、共振周波数も高めで変な励起などはなさそうです。鏡筒を覗きながら視野を動かしたりしてみますが、ほとんど揺れが気になりません。

IMG_8513

間も無く量産に入るそうですが、こういった熱意のこもった製品を開発するメーカーには、絶対に生き残ってほしいと思います。


いよいよ電視観望の講演に

さて、スコープテックさんの講演の後はいよいよ我々の番です。開始時間は15時30分からなのですが、10分位前の時点でも既に下の写真くらいの人がいました。実際スコープテックさんの講演が終わった後もほとんど出て行く人がいなくて、さらに新たな人たちが入ってきたような状況で、立ち見の方もかなりいたようです。

IMG_8521

この人数を見るだけでも、電視観望についての関心がかなり高いことが実感できます。今回は電視観望について、KYOEIさんと合同で話すわけですが、二人で30分とそれほど長いわけではないなので、できるだけスムーズに話す必要があります。前半はKYOEIさん、後半は私です。

さて、時間になり早速KYOEIさんのお話が始まります。

IMG_8523

IMG_8524

内容は電視観望とはどんなものかということから、「楽しい」をコンセプトに、観望会で電視観望がどのように使われるのか、実際の見え具合を交えてわかりやすく話してくれました。もちろんKYOEIさんはお店なので、どんな機材が良いかという紹介もしれくれます。初心者だと機材選びも大変なので、購入に際してもいろいろ相談に乗ってもらえるのかと思います。鏡筒はRASA、RedCat、カメラはASI294MCとRevolution Imager、制御とソフトはASIAirとSharpCapなど、入門からハイエンドまで幅広いラインナップを紹介していました。電視観望だけでなく、ついでに撮影までできるという紹介の仕方は私の視点にはなかったので、こういったアプローチ方法もあるんだと参考になりました。

メイン会場のKYOEIブースの前にはRASAとASI294MC Proの組み合わせで機材を見ることができ、夜にはRASAとASIAirで電視観望の実演もしていました。

IMG_8505a


いよいよ自分の番です 

KYOEIさんの話はすごくわかりやすくて作例も多いのですが、すでに制限時間30分のうちの15分が過ぎていて、まだ終わりそうにありません。「あ、これはオーバーしそうだ」と思い、土壇場で自分のスライドの数を少し減らしました。結局ほぼ20分で前半が終了。残りの時間は約10分です。最終的に用意したスライドは16枚。時間は厳しかったですが、それでも前半で基本的な概念をわかりやすく説明してくれていたので、私は少し凝った話をすることができました。

タイトルは「なぜ小口径6cmの鏡筒で電視観望が成り立つのか?」です。いつも電視観望で使っているFS-60QをAZ-GTiに載せた機材も横に置いて話しました。丸ごと片手で持てるくらいコンパクトな機材です。

トークのはじめの方で、電視観望を実際にやっている、もしくは試したことがある方に手を挙げてもらったのですが、半分くらいは挙がったでしょうか。思ったより多い数です。星まつりで知り合った星仲間もたくさんきてくれていました。このブログを読んでくれている方や、Twitterでフォローしてくれている方もたくさんきてくれていたと思います。かなりの人が本気で電視観望に興味があるはずです。

小口径電視観望には必須のSharpCapのパラメータやコツに加え、「なぜ」小口径でも電視観望が成り立つのかという理由のところをできるだけ理解してもらえるように話を進めたつもりです。また、作例では昨晩の実演練習で見たオリオン座と馬頭星雲も早速見せて、小海の地での電視観望の実例を盛り上げるようにしてみました。

講演は10分という短い時間だったので、全部を読み上げるわけにはいかず、主要なところを説明するようにしましたが、言いたいことは十分伝わったのではないかと思います。講演が終わってからも、次の方の講演のギリギリの時間まで、かなりたくさんの方が質問で手を上げてくれました。KYOEIさんと私とで手分けしながら回答をしていましたが、質問される方や聞いている方の反応を見ていると、手応えとしては十分すぎるくらいあったのかと思います。

講演が終わって片付けをしてから外に出ても、何人もの方からさらに色々質問を受けたり、お話ししたりしました。ずっとブログを読んでくれているという方もいました。本当に嬉しい限りで、今回改めて講演やってよかったと、この時実感しました。


電視観望の実演

講演の最後の方で、この後暗くなってから会場のどこかで電視観望の実演もしますと宣伝しておきました。できるだけ操作とかを実際に見てもらって、わかりにくところなどを色々話しながら解決できたらと思ったわけです。この日は天気予報では夜から晴れるはずだったのですが、暗くなってからもなかなか雲が無くなりません。雲というか、まるで霧の中にいるような感じです。それでも19時すぎくらいからでしょうか、雲の隙間から少しづつ星が見えてきます。早速車から機材を運び、昨晩と同じような場所で電視観望のセッティングを始めました。準備の時から人が集まり始めていたのですが、空はなかなか晴れてくれません。とりあえず曇りの間に試しに見たM57が次の写真です。

IMG_8530

さすがに雲が結構ある中なので、どうしてもコントラストが悪くなってしまいます。この後また曇って見えなくなったり、少し見えたりを繰り返しているので、逆にその間に色々状況や手法を解説することができました。そのうち、空が完全に晴れてきたときのM57がこれです。

IMG_8532

やはりあからさまにコントラストが違います。このころにはかなりの人が集まってきていて、綺麗な画像が出てくると「オーッ」と声援が上がります。

IMG_8534

とにかくみんなでワイワイガヤガヤ、星雲を見ながらいろんな議論が始まります。技術的な話、コンセプト、昼間わかりにくかったところの解説とか、全然時間が足りません。

特にナイトビジョンのAさんの奥様から聞くことができた、初心者から見た電視観望の印象はとても参考になりました。マニアには常識的な星座の名前や星や星雲のことも、初心者にとっては未知のものです。観望会とかではそこに気を使う必要があるようです。例えば、惑星状星雲といっても多分何が何だかわからないので、見えている画面にテキストで名前を入れるとか、天体の解説をテキストで書いて画面に出しておくだけで、さらに興味を引くことができるはずです。そのうちに、別モニターで解説を出しておけばいいとか、いやそれだと明る過ぎて星が楽しめないとか、もう画面を見ながらいろんな話が飛び交うのです。「あー、こんなのが電視観望でやりたかったんだ!なんか幸せだなあと」と実は一人で感慨深くなっていました。

21時過ぎくらいでしょうか、雲が一面を覆ってきたので、私は一旦多機材を片付けました。でも片付け終って先ほどの場所に戻ったら、また少し星が見えてきています。Aさんのナイトビジョンも出ていて、まだまだこれから盛り上がりそうでした。もう一回出すかとも思ったのですが流石にかなり疲れてしまっていたので、とりあえずその場を後にし、温泉に行って少し休憩。露天風呂の中からかなり星が見えたので、風呂上がりにこの日はアイスを5本も食べて、再び先ほどの場所へ。

すぐに目に入ったのが、Aさんと友人で、最近このブログのコメントでやり取りをしているシベットさんが、Revolution Imagerのカメラを使ってSharpCapで電視観望をしているではないですか。アンドロメダ銀河を入れていて見ようとしていました。このカメラはアナログ出力なのですが、LiveStackの機能がカメラについているのが最大の特徴で、他にもカメラ自身に結構な画像処理の機能がついています。シベットさんと一緒にパラメータの絞り込みをしていったのですが、このカメラの画像処理機能が逆に悪さをしているところがあり、とりあえずカメラ側を出来るだけノーマルな出力にして、SharpCapに処理を任せることでかなりマシな像になりました。シベットさんも講演に来てくれて、その後いろいろ一緒にできたのもまた嬉しい経験でした。

次の日も忙しくなりそうなのと、運転のこともあるので、結局0時過ぎくらいに部屋に戻りました。かなり疲れたのですが、ものすごく充実した一日で、非常に心地よい疲れです。講演に続いてその晩に実演と、自分で考えていたことにかなり近いことができました。今回講演に来ていただいた方、実演を見ていただいた方が地元に帰って観望会などで電視観望を試してくれるなら、かなりの数の観望会で電視観望が披露される可能性があります。これは本当に嬉しいことです。

一方、nabeさんのTwitterのコメントでしたでしょうか、「あまり注目されなかった普通の望遠鏡」というような意見がありました。こういった状況はよくありません。私はアイピースでの眼視を否定する気は全くありません。あくまで電視観望も観望会などでの一手法として確立してくれればと思っているだけです。早く電視観望がごくごく一般の方法になって、アイピースでの観望も含めていろんな方法で宇宙を楽しむことができればと思っています。そして、天文人口の裾野が広がって、子供達が宇宙や科学に興味を持ってくれるきっかけになってほしいと心から願っています。


講演スライドについて

なお、今回の自分の分の講演内容については、スライド内容を別の記事で全部掲載したいと思っています。パッと見ただけだとわかりにくいこと、忘れてしまうことなどもあるかと思いますので、お役に立つのならと思っています。掲載まで今しばらくお待ちください。(2019年11月2日公開しました。)



昨日は懇親会がメインでした。今日はいよいよ本番、星まつりの初日にあたります。この日は電視観望の講演がある日ですが、今回の記事は講演までの前半の部分です。


念願のホテルでの朝食ビュッフェ

昨晩は午前1時半頃に星見も退散。朝起きて昨日のメンバーに聞いてみたら、結局3時頃まで見ていたとか。途中曇ったりもしたみたいですが、最後まで晴れていたそうです。朝食は去年行こうと思っていて、結局夜中に帰ってしまったために実現しなかった、ホテルの豪華ビュッフェです。ホテル宿泊だと朝食も付いてきます。朝からたくさん食べました。

IMG_8473

シャトレーゼのヨーグルトがありました。4種類のうち2つ食べましたが、食べ比べができます。美味しかったです。こんなのもシャトレーゼ系列の強みですね。


朝のメイン会場

その後、メイン会場に出てみるとまだ9時頃なのにすでにかなりの人がいます。ブースの準備や、もう開いているお店を見て回る人もいます。

IMG_8474

ブースは半分が天文関連で星好きの人のため、半分が雑貨やアクセサリーなどの一般の人向けのもののようです。でもきっちり分かれているわけではなくて、ギガオプトさんは恒例の青い大型の屈折を雑貨ブース側に出していて、とても目立っていました。一応朝10時からの販売ということでしたが、10時前に販売しているところもあり、私も空いている時間に少し買い物をしました。

IMG_8478


開会式

いよいよ開会式です。朝の「紅葉ウォーク」に行く人たちがたくさんいます。これより先に、朝の6時半からはバードウォッチングも開催されたとか。私は眠くて参加できませんでしたが、こんな風に星関連以外の行事やお店もあるので、星に夢中な旦那さんだけでなく、家族で奥様や子供達と来たとしても退屈しないようにいろいろ工夫されています。

IMG_8479

去年は、子供が楽しめるものが少ないとブログに書いたのですが、このブログを見てくれていた主催者の方が今年は子供でも楽しめるようにしたとおっしゃっていました。この星まつりはまだ3回目ですが、去年と比べてだけでもずいぶんいろいろなところが改善されていると思います。


出展ブース

会場を回っていると香川の天体望遠鏡のメンバーに会うことができました。なんでも昨年抽選会で当たった宿泊券を使って大人数で来たそうです。懐かしいメンバーにも会うことができました。向こうで子供がお世話になったTさんもきていて、今日はうちの子が来ていないというので、とても残念がってくれました。

今回はここのブースが一番インパクトがありました。PEANTAXの口径150mmの屈折です。日本で数本出ただけの貴重なモデルで、カタログにも載っていないものだったとのことです。客寄せだと言っていましたが、かなりの注目を浴びていました。ちなみに後ろに写っているのは、一見KAIZERかと思ったのですが、アストロ光学のR-73というモデルで、こちらも国内ではわずかに流通しただけの非常に貴重なモデルだそうです。

IMG_8485


RICHOのブースには、宇宙に飛んで行った特別仕様のTHETAと同型のモデルが置いてありました。実はこれ、昨晩の懇親会でその宇宙の映像をVRスコープで見せてくれたのです。ホントのホントに宇宙に行って撮影してきたもので、360度、上下も含めてぐるっと見渡せます。ベースとなったモデルは数年前とのことなのでTHETA Sなのかなと。筐体はもちろん、強い宇宙線から守るために基板も起こし直したそうです。

IMG_8493


シュミットさんのブースも面白いものがいっぱい並んでました。胎内星まつりで見せてもらったニュートン反射の中身が見える鏡筒に加え、マクストフカセグレン式の中身が見えるモデルも展示されていました。これは実際に望遠鏡として見ることもできて、ニュートンよりもマクカセの方がかなり良く見えました。

IMG_8503

他にも、SkyWatcher社のシンプルで安価な赤道儀がデモ製品として展示してあって、モーターなどもオプションで販売され取り付けることができるとのことです。シンプルながらも、かなり作り込んでいるところと、安価なので改造しがいのあるところが特徴で、みんなで集まってどうやって使い込むかの議論になりました。下の写真の手は熱心に説明する外山電子の方で、なぜかシュミットさんのブースで店番をしていました。AZ-GTiの固定方法にも似ているのですが、閉める時にもぶれずに止めることができる方法だと絶賛していました。

IMG_8507


他にも五藤光学さんの赤色の新型赤道儀MX-HDが二週間後に発送開始だとか。なぜか隣には青色の旧型MARK Xが置いてあって、新旧合わせてでかっこよかったです。

IMG_8516

IMG_8518

でもなぜかMX-HDに青いウェイト、MARK-Xに赤いRedCatと、色を揃えたらもっとかっこいいのにと勝手ながら思ってしまいました。


食事など

IMG_8492

昨年食べた消防団が作っていた唐揚げがものすごく美味しかったのですが、今年は商工会議所の人たちが作っていました。去年の評判からか、新しくフライヤーを導入したとのことです。去年は3人で山分けしたのですが、今年は独り占めです。

IMG_8527

写真を撮り忘れてしまいましたが、今年もまた、ホテルで作っているカレーをいただきました。500円で安くてとても美味しいです。もう一品はきのこ汁。きのこはわざわざ撮ってきたものだそうです。これも美味しい。

IMG_8529

あと地元の方のブースでしょうか、プリンが80円で売られていて、これが激ウマ。全て手作りで無添加。昔母親が作ってくれたプリンと同じ味がします。多分卵と砂糖と牛乳だけで作るとこんな味になるんですね。結構早々と売り切れてしまったようです。

他にもフードエリアがあり、キッチンカーが何台か出ています。ラーメン、カレーにデザート系もあり、去年よりバリエーションが増えているので、食事で困ることはないと思います。

IMG_8490

フードエリアの手前にもアクセサリーなどのテントが並びます。

IMG_8487


今年、自分の中であまり盛り上がらなかったのがフリーマーケット。多少欲しいかなというのはありましたが、結局何も買わずじまい。最近機材を棚に整理したのですが、稼働率が悪い機材がかなりたくさんあることがわかりました。しかも今年は忙しいのと天気が悪いのでさらに稼働率の低下に拍車をかけています。これ以上あまり古い機材に手を出しても使えそうにないので、しばらく我慢です。でも、目はどうしても欲しがってしまいます。お腹いっぱいでも目が食べたがっているような感じでしょうか。

フリーマーケットで残念だったのが、昨年いらした星座ビノの販売の方に会えなかったこと。昨年の小海でCokin、その後ヤフオクでNIKONの2倍テレコンバーターを利用した星座ビノを手に入れたのですが、作者はどちらも同じ方でした。ずいぶん楽しませていただいたので、是非ともそのお礼を言いたかったです。顔を覚えていないのですがFacebookでは繋がっているので、いつか直接あってお礼が言えるのを楽しみにしています。

今回はとりあえずここまでです。
次の記事はいよいよ電視観望の講演についてです。


昨年に引き続き、長野県の小海町で開催れた、星と自然のフェスタに参加してきました。今回は金曜日の懇親会から参加です。 なんでかというと、なんと土曜日に電視観望で講演するので関係者として参加できたからです。


出発

心配だった台風21号が東の方にそれていったので台風の心配はなくなったのですが、なぜか金曜日は朝からずっと雨。しかも台風19号の影響が今だに残っていて、いくつかの道が通行止めという情報も入っていたので、少し早めに出発しました。大きな道の方が安全だと思い、昨年と同じ上越周りの高速道路で行きました。途中かなりの土砂降りで、タイヤが何度かスリップしたほど。無理をせず、安全運転で行きました。

長野に入った頃でしょうか、ラジオを聞いていると台風19号のこの地での被害の凄まじさを理解することができました。放送はいまだに台風当時の浸水の話とか、まだ家が元に戻らず大変だとか、ボランティアのお手伝いの話がほとんどです。しかもこの日もすごい雨。ちょうど走っていた千曲川もすごい勢いで水が流れています。地元の人が大変なのに、星まつりで浮かれていいのだろうかと少し後ろめたい気持ちになりました。後に会場で地元の人から「観光の街でもあるので、災害で人が来てくれない方が悲しい。無理をしてでも星まつりを開催して、元気になりたい。」というような話を聞いて、少し気が楽になりました。私の地元の富山はほとんど被害がなかったので、他の地にくると大変だったことを実感します。一刻も早い復帰を願います。


会場の様子

さて、夕方まだ明るいうちに会場に到着しました。会場はすでにテント張りが終わっていて、スタッフさんがちょうど帰ろうとしていたところです。少しだけお話をしました。雨の中の準備は大変だったと思います。

IMG_8442

びっくりしたのはテントの数。去年の倍くらいあるのではないでしょうか?そういえば事前のTwitterで、アクセサリーなどの一般のお店の情報がたくさん流れていました。これは明日からが楽しみです。

懇親会会場ものぞいてきました。2階の部屋で、講演会場と同じところみたいです。まだ準備中でしたが、立食かと思ったら、テーブルに座席もあり結構豪華そうです。

IMG_8444



小海リエックスホテルにチェックイン、そしていよいよ懇親会

早速ホテルにチェックイン。星まつりできちんとした宿に泊まるのは初めてかもしれません。一番最初の原村はペンションに泊まりましたが、それも星まつりの前日から当日にかけてのみです。なので今回の星まつりは、一人だけの少し贅沢なものになります。というのも、懇親会が金曜のためにさすがに子供達は学校があってついてこれないので、今回は一人参加だからです。土曜から妻が車に乗せてくる手もあるのですが、車が2台になるのも大変ですし、何より子供が「絶対星まつりに行きたい」とは言わなくなってしまったのです。下の子は部活、上の子は受験なのですが、ちょっと寂しいです。

チェックイン後、すぐに天リフ編集長とCANPのとき以来で再開。さらにすぐに何人かの知った方や初めての方も交えて、いろいろ天文話で盛り上がります。そんなこんなで、懇親会感情の準備ができたと案内があり、2階へ移動します。受付を済ませ、名札に自分で名前を書いて服に貼り付けます。でも、名前だけだとなかなか誰が誰だかわかりません。顔は知らないのに、ネットでは知り合いだったということもよくあります。会ったことがあるのに、夜なので顔がわからないという方もいます。今回の懇親会の参加者は、関係者が半分、一般の参加者が半分というところだということです。全部で100人近くいたと思います。私は胎内でお会いしたM87JETさんや、天リフ編集長、ユーシートレードの店長さん、五藤光学の方々などと同じテーブルに。いよいよ開会の挨拶、乾杯と続きます。

IMG_8447

その後、さっそく料理をとろうと列に並ぶと、どこからか「Samさーん」と私を呼ぶ声が。「nabeさん、nabeさん」というので振り向くと、謎のnabeさんにとやっと会うことができました。最近ブログを始めたnabeさんですが、面白い記事を連発しています。機材系の記事も多いのですごく詳しい人だろうということはブログからわかりますが、素性は謎の人でした。わかったのはものすごく若い人だということ。nabeさんとは今回いろいろ行動を共にすることになります。M87JETさんやLambdaさんもそうですが、最近面白い記事を書いてくれるブログが多くて、そういった人たちと直接顔を合わすことができる星まつりは魅力だと思います。

懇親会は関係者の方達、知り合いの方達と大いに盛り上がりました。新しく知り合うことができた方もいます。食事も美味しくてお腹イッッパイ。この小海リエックスホテルはシャトレーゼ系列で、デザートも美味しいのです。シャトレーゼの社長さんの挨拶もありました。うちは結構シャトレーゼ依存率が高くて、富山のシャトレーゼでいつもアイスとかケーキとか買っています。特に長野方面に出かける家族旅行の時は、シャトレーゼ工場での見学とアイス食べ放題が一大イベントになっています。


電視観望とナイトビジョンの見比べ会

懇親会は22時近くまで続いたでしょうか、天気もまだ悪かったのでその後温泉に向かいます。22時半頃、露天風呂で何人かの星仲間と話していると、どうも星が出てきているみたいです。これは!と思い、早速温泉を出て、去年食べ損ねた温泉のアイス食べ放題で2本ほどいただき、機材を取りに駐車場へ。23時頃だったのですが、空もすっかり晴れ渡っています。星見にいい場所を探しながら、ぐるっと会場近辺を一回り。結局メイン会場が誰もいなかったので、テントがある所に車ごと移動し電視観望の準備です。そうこうしているうちに、ナイトビジョンをやられているAさんがやってきてセットします。実はAさん、お会いしたのは初めてなのですが、奥様と来られていてホテルに到着した時に少し話しています。ナイトビジョンの方だと聞いてやっと繋がったのですが、懇親会の最中に「晴れたらナイトビジョンと電視観望を見比べしよう!」と盛り上がっていました。ナイトビジョンは原村で一度だけ拝見させてもらいましたが、その時はたくさんの人で、パックマン星雲を短時間見ただけでした。今回はナイトビジョン2台体制!でじっくり見させていただきました。

機材を準備していると、ちょこちょこと人が集まってきます。結局20人くらいはいたでしょうか。23時を過ぎていたので、夏の星座はもう沈みかかっていて、代わりにオリオン座が上ってきています。最初低空でコントラストが悪かったのですが、高度が上がってくるとかなり綺麗に見えるようになりました。それもそのはず、かなり透明度の良い日で、秋の天の川がかなりはっきりと見えています。

IMG_8460

馬頭星雲と燃える木です。QBPが入っていますが、なくても十分だったかも。3.2秒露光ですが、それでもかなり綺麗に見えています。

IMG_8464

M42です。

IMG_8462

特に、スコープテックのOさんなんかはM42を見て「ウォー!!」と叫んでいました。明日の電視観望の講演の後も、夜に実演をしようと思っていたので、ちょうどいい練習となりました。

一方ナイトビジョンもすごいです。同じM42の写真が撮れました。スマホを手で持ちながらの撮影なので少しぶれてしまっていますが、こんなのを本当にリアルタイムで見ることができます。

IMG_8467

もちろん色はついていないのですが、やはりその場で本当に動いて見えるというのはやはり迫力があります。電視観望ではまだ実現がなかなかできない部分です。

聞いてみると、意外にナイトビジョンの扱いはそれほど大変でもないということ。太陽の光など強い光を直接入れるとダメになってしまうとか聞いていたのですが、ちゃんとプロテクターのようなものもついていて安全だそうです。寿命も10万時間で感度半分とかなので、一日数時間使っても10年以上も平気で持つので問題ないだろうとのことでした。

途中から、スターベースのアルバイトのK君がなんとAlterの15cmの屈折をセットし始めました。大きなカバンに入れてきていて、その場で鏡筒をつないで組み立てていました。それを載せる経緯台が中国製のHerculesの赤バージョンで、いろいろ改良しているような話も聞けました。午前1時頃でしょうか、ちょうどその導入の頃に曇ってきてしまっていて、私はここで退散。でも片付けるときに駐車場に行ったらまた晴れていたので、彼らはまだ続けていたと思います。

まだ懇親会のための本番前夜祭のような日のはずなのに、すでにかなり盛り上がっています。明日の講演の準備を少しして、2時頃にはベッドに。ベッドで眠れる星まつりなんて、なんて幸せなのでしょう。


次の日に続きます。




恒例の戦利品です。

小海町の星と空のフェスティバルは結局日帰りで帰ってきてしまったのですが、いろいろ手に入れてきました。と言っても品数があるわけではなく、今回はインパクトです。

まずはとにかくスリービーチのスーパーチビテレ。アマチュア天文界の過去を調べている際に知った旧御三家の存在と、天文界の一大事件。あの実物を思う存分触ることができます。


IMG_5578
見よこの勇士。電視観望も対応可能。

Vixenの31.7mmアダプターが取り付けられるので、ASIカメラもそのまま取り付けられます。焦点距離が260mmと短いのでASI224MCが良さそうです。カメラレンズでいいじゃないかという声が聞こえてきそうですが、スーパーチビテレだから面白いのです。

一つわからない部品があったので説明書(説明書も当時のものがきちんと付属です)によると地上プリズムだそうです。説明書には地上プリズムがつかないモデルもあるとのことで、これは最初からついてきているもののようです。

IMG_5579


他にも長さ8cmくらいの金属筒のみのレンズも何もない等倍ファインダー。これは現在の入門機の2つ穴ファインダーに繋がるところがあります。なんかもう涙が出てきます。

IMG_5581
中にネジが縦横についていて、十字の代わりになります。

微動経緯台は押し引きネジのコンパクトなもの。頑丈そうではありませんが、この軽さの鏡筒なら十分な気もします。これは実際に使ってみないとわからないですね。

IMG_5582




アイピースは12mmと5mmが付属。前オーナーによると、少し曇りがあるかもとのことですが問題なさそうです。それよりも5mmのアイピースのレンズ径の小さいこと小さいこと。覗くのが厳しそうですが、現在の31.7mmアイピースが使えるなら問題ないでしょう。

IMG_5583


もちろん天頂プリズムも2倍バローレンズも付属で、とても綺麗です。

IMG_5584


むしろ気になったのは、ケースの発泡スチロールにまだ2箇所の、物が入っていたような穴があることです。何だったんでしょうか。検索して画像を比べてみると、それぞれリング上の部品があったようです。一つはカメラアダプターのようなものなのでしょうか?

IMG_5567


あ、三脚もついてきましたが、これは純正のものなのかどうかはよくわかりません。ただ、今でも千円くらいで売ってそうなあまりに弱そうなものなのでこれは使わないと思います。とにかくスーパーチビテレは数少ない貴重品。見えても見えなくても大事にしたいと思います。


次のアイテムは手作りの星座Bino。cokin製のレンズを二つ使っています。枠は3Dぷりんたでつくったとのことです。ところで倍率はどうやって考えればいいのでしょうか?レンズには200-52mmと書いてあります。製作者の方は1.なん倍とか言っていたので、見た目にも多分2倍以下かと思います。これのいいとことろは接眼側のレンズの径がものすごく大きくて視野が広いこと。多少主軸をずらしても余裕で見えます。一方欠点はピントが固定なこと。うまく無限遠で焦点が出るかどうか一度試す必要があります。

IMG_5573

同じ店で実はNIKONのレンズを使った星座Binoも置いてました。こちらは他のと比べて全然歪みがないのがよくわかる素晴らしい逸品です。ただし値段も結構したので今回は見送りました。でも欲しかったかも。もうひとつCarl Zeissのレンズを使った星座Binoも置いてました。こちらは売り物ではないということ。かなり貴重なものらしいです。でも実際にはNIKONの方が見えはいいとのこと。私も両方とものぞかせていただいてそう思いました。

とにかくこれで星座Bino系は5個目。観望会で活躍してくれそうですが、流石に数が多すぎでしょうか。


もうひとつの大物はVixenのポルタです。ユーザー同士の交換会の場所で、赤道儀と鏡筒セットを買っていかれた方が、逆に引き取ってくれないかと持ちかけて来られたものでした。ポルタは丁度欲しかったのですぐさま手を上げて直接交渉と相成りました。アイピースとかの付属品も全てあるようです。微動ハンドルもフレキシブルに交換してあったのですが、一方のフレキシブルハンドルが嵌め込みのところで入り込んでしまっていて、抜き取ることができませんでした。あと、ピッチ方向のフリーストップがゆるすぎて鏡筒の自重でお辞儀してしまいます。バランス調整はもちろんですが、もう少し硬めの設定にする必要がありそうです。いずれも道具を使って調整します。

IMG_5577


あとは細かいものばかりです。ユーシートレードで格安アイピース。
IMG_5574


スリービーチと同じ方からファインダー台と1インチのアイピース用のカメラアダプター。拡大撮影用みたいです。
IMG_5575


最後は貰い物です。

IMG_5576


また今回も散財してしまいました。いずれもお小遣いの範囲内くらいのもですが、今年は星まつりが4回と数も多かったのでちょっと控えないと。

あと、皆さんとの楽しい会話はプライスレスでした。

 

このページのトップヘ