ほしぞloveログ

天体観測始めました。

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月曜でしたが、在宅勤務。せっかく明るいうちから自宅にいるので、夕方の月を見ます。


夕方の月と地球照

この日は月齢4日、まだそれほど太くはありません。明るい夕方だと白い月です。最大光度に近い金星も近くにいるはずですが、肉眼だとまだよくわかりません。せっかくなので3倍の星座ビノを使ってみました。これならさすがに青い空の中の金星も一発で見つけることができました。位置さえわかれば簡単です。肉眼でもすんなりと見つけることができました。 

そうだ、地球照でも撮影しようと思い、さっそくTSA-120をセットします。まだ北極もあまり見えていないので、極軸も適当です。

夕方と食後の暗くなってから、何ショットか撮影しました。

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  • 富山県富山市下大久, 2020年4月27日19時6分、月齢4.3
  • タカハシ TSA-120 + 35フラットナー + ZWO ASI294MC Pro (常温17.6℃) + Celestron CGEM II
  • SharpCapで撮影、露光時間 25ms, gain 50, RAW16で記録、800/1000フレームを使用
  • AS3でスタック, Registax6でWavelet, PhotoshopCCで画像処理 、月が画面に広がるようにトリミング
右下に赤い収差が見えているのは大気分散だと思われます。収差の方向と月の向き、高度からのずれの量も計算値とほぼ一致します。

ついでに、目で見た明るさに(感覚で適当に)近づけてみました。こちらはトリミング無しです。でもこういったのってどうやって客観的な明るさにすればいいのでしょう?難しいです。

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さらに地球照です。これもどんな色が正しいかよくわからないですが、夕方感を出してみました。

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PowerMATEを用いての分解能比較

さて、今日の課題はここからです。TSA-120に35フラットナーを付けた状態で、宮路泉さんにまだそのままお借りしている4倍のPowerMATEでどうなるかを見てみます。焦点は出るのか、分解能はどうなるか、変な収差は出ないかなどです。

接続は特に困ることもなく、35フラットナーの後ろにそのままPowerMATEを取り付けて、特に延長塔などつける必要もなく、そのまま少しフォーカス位置をずらすだけでピントが出ました。同様に月の一部を撮影しました。結果には影響ないと思いますが、ミスでRAW8で保存してしまいました。まあ、分解能をみたいだけなので多分問題ないでしょう。

とりあえずその結果です。

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  • 富山県富山市下大久, 2020年4月27日20時53分、月齢4.3
  • タカハシ TSA-120 + 35フラットナー + PowerMATE x4 + ZWO ASI294MC Pro (常温16.9℃) + Celestron CGEM II
  • SharpCapで撮影、露光時間 25ms, gain 300, RW8で記録、800/1000フレームを使用
  • AS3でスタック, Registax6でWavelet, PhotoshopCCで画像処理 

でもまあこれはどうでもよくて、見たいのはPowerMATEありなしの比較です。両方の画像を拡大して比較します。

comp2

左が4倍のPowerMATEあり、右がPowerMATE無しです。左はQBPを入れてしまったで色が違うとかは気にしないでください。

PowerMATE無しもかなり検討していますが、やはりジャギーが目立ってしまっています。わかりにくい場合は画面をクリックして拡大してみてください。また、以前の結果と同じくPowerMATEによる変な像の乱れは私が見る限り確認できません。結論としては、今のTSA-120とASI294MCの組み合わせでは、4倍のPowerMATEを入れた方が有意に解像度が高いと言うことが言えます。

ここで少し比較のための情報を。
  • レイリー限界が1秒角くらい1ピクセルが1秒角くらい。なので、1ピクセルがレイリー限界と等価くらい。
  • でもカラーCMOSカメラなので、モノクロCMOSカメラに比べて解像度は4分の1程度のはず。 
レイリー限界を超えて見える可能性についてです。
  • 他数枚をスタックしているのでレイリー限界以上に(多少)解像度が上がってもおかしくはないはず。
  • RegistaxのWavelet変換でシャープになっている
  • 強度の画像処理はしていないので、擬似的に解像度を上げるようなことにはなっていないはず
これらの条件はPowerMATEのある無しに関わらず同じです。また、今回はカラーCMOSカメラなので、PowreMATE無しだとレイリー限界に全然到達していない可能性が高いです。PowerMATEで分解能が上がりましたが、レイリー限界が見えているかどうかは、今回の結果だけでは良くわかりません。PowerMATEで4倍にしているので、一応カラーCMOSであることも考えると、1ピクセルがちょうどレイリー限界と計算上はコンパラなくらいです。

と思って、最後の最後でPowerMATEありの方を1ピクセルが見えるくらいに強拡大してみました。
PowerMATE_Extended
まずは大気分散リミットのようです。どうやら、PowerMATEのおかげで大気分散が姿をあらわにしてきました。一応ちょっと検証します。

赤から青まで約20ピクセル。4倍なので、もともと5ピクセル。ということは画面からの概算は、1.08秒/ピクセルをかけて約5.5秒角。この時の月の高度は14度で、計算によると大気分散は6.2度。読み取り誤差を考えると大気分散で確定でしょう。

どうやら次に進む前に本格的にADCが必要か。


まとめと今後の方針

さて、これらの結果をものすごく単純にまとめると、ASI294MC ProだけではまだTSA-120の分解能を引き出し切れていないということだけは確実に言えます。
  • エクステンダーやバローレンズ
  • よりピクセルピッチの小さいカメラ
  • モノクロのカメラ
などが必要になります。もちろんこれらには欠点もあり、
  • エクステンダーやバローレンズは暗くなりますし、像を歪める可能性もあるので、高性能のものが必要となります。
  • センサーの感度は1ピクセルの大きさに大体比例するので、ピクセルピッチが小さくなると当然感度が落ちます。
  • モノクロカメラはカラーにしたい場合はRGBで撮る必要があるなど、手間も時間もかかります。
など、トレードオフになります。このような対策をして、次は大気分散のことを考えてやる必要が出てきます。


さて、今回の結果をどう活用するか。もともとは焦点距離900mmで撮影できる系外銀河を考えていたのですが、系外銀河って意外に、と言うか当たり前ですが小さくて、900mmで撮影できるものは少ないのです。口径からくる分解能に達しているかどうかを見極めたかったのですが、今のシステムではまだバローとかで焦点距離を伸ばしても得しそうということはわかったわけです。でも拡大すると暗くなるんですよね。4倍のPowerMATEだと焦点距離3600mmですが、明るさ16分の1です。
  1. 2倍くらいの性能の良いバローにして、今のカラーのASI294MC Proで撮り続けるか
  2. 口径の大きいVISACに移すか
  3. それともモノクロのカメラを買うか
うーん、迷いますが、やっぱり2かなあ?夏も近いので一度M57でVISACの再テストですかね。TSA-120では小さい銀河は諦めて、もう少し広い領域を目指すことになりそうです。


今週は晴れの日が多く、月が綺麗だったので、VISACのテストの最中に何枚か撮ってみました。ものすごい分解能です。先々週末の画像処理がまだ残っているのですが、こちらはのんびりやるとして、月の方は時事ネタでもあるので早く処理することにしました。


週末のVISACテスト

先々週末にVISACを少しだけ分解して、三角だった星像が戻らなくなり丸くなってしまったのですが、何が原因で丸くなったのかわからなくて困っていました。その検証のためにM57を改めて撮影したのですが、どうしても中心星が出ません。やはりこれは光軸がずれたのかと思って、改めて月を見てみたらかなりピントがずれていました。そのせいで中心星が全く出ていなかったのでしょうか。

その時に何気なく撮影した月があまりに綺麗だったので載せておきます。VISACにASI178MCをつけて20ミリ秒露光、ゲイン50で500枚撮影serフォーマットで動画撮影し、AutoStakkert!3でそのうち250枚をスタックし、Registax6でwavelet処理、さらにPhotoshop CCで調整しました。処理してから驚きました。びっくりするほどシャープです。

2019-12-08-1044_1-Capture_19_44_09_ 19_44_09_lapl5_ap7205_RS
コペルニクスから虹の入江までです。
CMOSカメラの取り付けが甘くて、少し角度がずれしまっています。

もうキレッキレで、こんなの初めてです。どうもこの日は各地で途中からシンチレーションが特別良くなったようで、SNSでは月の投稿が目立っていました。

こんな日はチャンスなので、ピントもきっちりあっているのですが、あいにくのM57はこのころにはとっくに沈んでしまいました。


次の日

次の日も同じように、VISACのテスト。今回は前日の反省を踏まえ、まずは月でピントを合わせます。この時ティコを撮影しておきました。10ミリ秒でゲイン60、前日と同様に同様に500枚撮影し、250枚使っています。

2019-12-09-0954_6-Capture_18_54_38_ 18_54_38_lapl5_ap6312_RS

その後、そのピントのままM57を1時間ほど撮影してみます。それでもやはり中心星が全く出ません。

夕食後、そのままのピンドで改めて月を導入してみてみると、またしてもピントが大きくずれています。どうも温度順応する前に合わせたピントはまるっきり役に立たないようです。

さらにこの段階でもう一枚。アペニン山脈北部から、プラトンなどまで。露光時間は10ミリ秒、ゲインは110、500枚撮影し400枚使いました。

2019-12-09-1222_8-Capture_21_22_53_ 21_22_53_lapl5_ap6798_RS

でもこの日の画像、同じように処理しているのにイマイチ昨晩のようにムハッ !となりません。なぜでしょうか?改めて動画を見てみると、やはりこの日の方があきらかに揺れています。あと、ピントが少し甘いかも。揺れているとピント位置がわかりにくくなるようです。

この日の最初の月は鏡筒を出して30分くらいの温度順応が不十分と思われる状態。前日の月とこの日の2枚目の月は鏡筒を出してから2時間以上は経過しているので、温度順応は十分と思われます。この日の2枚を比べてみると、温度順応にかかわらずボケてしまっています。

この日のピントは温度順応前に合わせたものも、温度順応後に合わせたものもそこそこで、温度順応の時間とともにピント位置がずれていくと考えられます。実際にこの間に1時間ほど撮影したM57を見てみると、温度順のしていない最初の画像に合わせたものが、時間が経つごとにピントがずれていくのが後の方の画像で確認できました。


VISACについて、この日わかったこと

M57で二日とも中心星さえも出なかったくらいなので、VISACによほど何か悪いことが起きているのではないかと思ったのですが、前日の月がこれくらい分解能よく出ていることを考えると、そこまで光軸調整が悪いとも思えません。M57は月の明るい中、かなり低空、しかも温度順応していない状態での撮影だったので、条件としては悪いです。このせいで中心星まで出なかった可能性も否めません。今シーズンはもう低い空でしか撮影できないので、M57を使ってのVISACの検証は来シーズンまで諦めることにします。トラペジウムに関しては少なくともC8程度には分解していそうなので、こちらで検証を進めて撮影に進みたいと思います。

もう一つ、シンチレーションが撮影結果に直結するのを改めて実感することができました。動画が残っているので、月に関してはどんな状態に見えればシンチレーションがいいかの判断がつきそうです。出来上がった月の画像の違いは妻でさえもわかったみたいで、前日のシャープな方を見てからこの日のボケているのを見て「あー、違う!」と叫んでいました。シンチレーションが良くてここまでシャープに写ると相当楽しいです。


なんか先週と同じようなタイトルですが、今週は自宅での撮影です。天気も良く今週も遠征かとも思ったのですが、車のタイヤをスタッドレスに変えることができなかったので、夜中に走らなければならないことも考えて山の方へ行くのは諦めました。

今週は
  1. 地球照
  2. VISACの調整とトラペジウムの分離度
  3. 魔女の横顔
  4. 春の銀河先取り
と4つがトピックになります。


地球照撮影

まずは一つ目の地球照です。11月30日の土曜日で月齢は3.7日。三日月より少しだけ太いくらいです。撮影自身はどうってことはないです。これまでどおりCMOSカメラで動画撮影します。
  • 鏡筒: FS-60CB+旧型フラットナーで焦点距離374mm
  • カメラ: ASI178MC
  • 架台: AZ-GTi
とお気軽撮影になります。

今回、HDR撮影に挑戦しようと思い、露光時間とゲインを変えて撮りました。三日月の模様と地球照の模様が同時見えたらいいかなと単純に思っただけです。撮影した設定は
  1. 露光時間:0.01sec、gain:410
  2. 露光時間:0.025sec、gain:160
  3. 露光時間:0.2sec、gain:310
  4. 露光時間:0.2sec、gain:410
  5. 露光時間:0.4sec、gain:410 
  6. 露光時間:0.8sec、gain:410
の計6ショットになります。上から2つが三日月部分を差散らないように撮影したもの、下4つが地球照をメインに撮ったものになります。それぞれAutoStakkert!3でスタックして、Registax6で細かいところを出します。

all


HDR処理

と、ここまでは全然問題なかったのですが、その後のHDR処理で路頭に迷い今に至っています。

まず、PhotoshopやPixInsightでのHDR自動処理を試したのですが、全くうまくいきませんでした。そのため、まずはダイナミックレンジ処理を理解をするためにも手作業でやってみることにしました。難しいところは地球照が綺麗に出ている時の三日月部分が全部ホワイトに飛んでしまっている部分で、ここをどうやってごまかすかです。方針は2通りありそうです。
  1. ホワイト部分を暗くして、そこに三日月を埋め込む。
  2. ホワイトを明るく残したまま三日月を飛ばし気味で埋め込む。
共に、ホワイト部分の面積のほうが三日月部分の面積より大きくなってしまっているので、その空いてしまった隙間をどう補完するかという問題があります。前者はその隙間が黒に近くなり、後者はその隙間が白に近くなります。

前者はうまくいくと綺麗かと思っていたのですが、やってみると中途半端に飛びそうになっているところがイマイチどの色にすればいいか決まらず。さらに隙間の黒い部分と他の明るい部分に差がありすぎてあまりに不自然です。とりあえずこの方向はすぐに諦めました。

後者は明るい中に三日月を入れるので、三日月部分のディテールが潰れてしまいます。その一方隙間と他の明るい部分の差が少ないので、不自然さは減ります。6枚撮ったのですが、結局使ったのはそのうち2枚だけ。枚数が増えると継ぎ目の処理が大変になるので、枚数を減らしました。でも結局のところ三日月部分を埋め込んでみるとどうやっても合成っぽいのしかできません。あまり気は進まないのですが、載せるだけ載せておきます。

2019-11-30-0920_2-all_RS

やはり不自然ですよね。もう一つ載せておきます。

2019-11-30-0920_2-all_RS2

少し三日月部分の重ね方を見直して、見た目の印象に近いように地球署の部分を暗くして、全体に赤に少し寄せています。

いずれにせよイマイチです。HDRまだ慣れていないのでこれくらいが今の限界です。


普通の地球照

HDR処理など何もしていない、撮って出しに近いものにいろんな意味で勝つことができません。下はRegistaxで仕上げた後何もしていないのですが、こちらの方がはるかに自然に見えて好きです。

2019-11-30-0916_0-Capture_lapl5_ap2700_RS


まとめ

地球照のHDR合成は思ったより難しいです。輝度差がありすぎて、どうやっても不自然さが出てしまいます。よほどうまく処理するといいのかもしれませんが、私にはまだそこまでのテクニックはないです。

いつかまたリベンジしたいですが、今回のでノックアウトされたのでいつのことになるやら。


東京に出かける前に、北陸では珍しくたまたまその日だけ晴れているとのことなので、無理して撮影しました。

帰宅したらちょうど三日月がすごく綺麗で、西の空に沈みそうだったので急いで撮影しました。家族の「なんでご飯一緒に食べないの!」という声を振り切っての撮影です。

ちょっと時間が経ってしまいましたが、処理してみました。さすがに低空なので、地球照での月の模様はあまり綺麗に出ませんでした。少しピンボケかもしれません。

tiff_lapl5_ap414_R_PS
富山県富山市下大久保 2019/1/9 19時9分 月齢3.36日
FS-60CB + ASI178MC + AZ-GTi(経緯台モード)
露光時間8秒 x 10枚をSharpCapで撮影
PixInsightでdebayer, AS3でスタックRegistax, Photoshopで加工

この後、モンキー星雲を撮影しましたが、まだ処理中です。できあがったらまた記事にします。

Tips

SharpCapで撮影したfitsファイルを、PixInsightでDebayerしたあと、出来上がった.xisfファイルをAutoStakkert3に読み込ませることができるように、まとめてファイルフォーマットを変換する方法を探していたら、PixInsight上で「SCRIPT」->「Batch Processing」->「BatchFormatConversion」で任意のファイルフォーマットに一気に変更できることがわかりました。また一つPixInsightの機能を学ぶことができました。

 

久しぶりに月を撮影しました。富山県天のKさんにたきつけられて「ほしぞloveログ」ならぬ、最近話題の「月面love」を狙ったのですが、残念ながらLがどうしても見えず、「月面 ove」になってしまいました。でも月面Xも普通に写っているので、それはそれでいいのですが。

cut

富山県富山市 2018/11/15 21:18
FS-60CB + ZWO ASI178MC + AZ-GTi経緯台
Shutter 20ms, 17fps, gain 0, 800/1000 frames
AS3でスタック, ImPPGで画像処理 


E
Eの下くらいにLがみえるはずなのですが...。
Oはたくさんあります。ついでにミッ◯ーも。 

V
Vは見えます。

X
Xは少し形が崩れてしまっています。

いつもはAutostakkert3でスタックした後に、Registaxでwavelet処理をするのですが、なぜかクレータの縁に緑色の輝点がたくさん出る現象に見舞われました。 これまでこんなことなかったのですが、なぜなんでしょうか。原因不明です。色々やったけど解決しそうにないので、太陽でよく使っていたImPPGで細部を出しました。これ月でも結構いけます。キレッキレです。一つだけ欠点を挙げるとすると、ImPPGはモノクロしか扱えないところでしょうか。


ところで以前、今年の5月に「月面Y」というのを記事にしたのですが、今回のEは実は同じ場所でした。光の当たり具合でYにもEにも見えるようです。

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以前撮ったやつです。EよりもYに見えると思うのですがどうでしょうか?
あ、こちらには綺麗にLが写っていますね。

しかもLも写っているので、半年かけてLOVEが完成したとしておきましょう。





 

7月28日未明は、今年2回目の皆既月食。でも日本では明け方近くになってしまい、低高度になるので条件は悪く、しかも台風接近中ともう完全に諦めていました。

あいにく週末金曜は出張で夜遅くに戻ってきましたが、すぐに娘のNatsuが月食を自由研究にしたいから見に行きたいと言い出しました。前日夜中の3時くらいに起きて月が見えるかどうかの練習をしたそうです。自宅からは西の空は住宅街にあたり、他の家で遮られて、Natsuの計算によると欠け始めてから3分で屋根に沈んで行くそうです。なので車でどこかに連れていって欲しいということらしいです。

月が見える広いところを求めて、近くの大きな川の河原に陣取りました。多少街灯がありましたが、明るい月なのでまあ問題ないでしょう。自宅を出るときはまだ雲越しに月はうっすら見えていました。一面に一様な薄い雲がかかっているような状況でした。でも河原でセットアップをしていると雲がどんど厚くなってきます。途中ほとんど月が見えなくなり、もう諦めモードでNatsuは寝始めてしまいました。それでも30分もすると再び少し月が見えてきました。反映月食の時にはそこそこ見えるようになってきて、欠け始めの時には、それでも少しだけ薄い雲はかかっていましたが、奇跡的にかなりはっきり見えることができました。前回の月食はほとんど雲に隠れていてかろうじてCMOSカメラで見えただけだったのですが、今回は目で見ても遥かにマシに見ることができました。

今回のセットアップは、
  • EOS 6DにNIKKORの50mmをF4で付けて、ISO100で露光時間1/200秒で広角で20秒おきに撮ったもの
  • Advanced VXにFS-60CBにASI178MCを載せたもの、ゲインと露光時間は雲のかかり具合によって適当に変更
の2本立てです。

まずは広角の連続撮影です。あまり解像度が高くないのと、最後皆既ではなく雲に隠れてしまって消えているので、欠け始めから半分ちょっと欠けるくくらいまでです。

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富山県富山市神通川河原, 2018年7月28日3時17分から4時17分
EOS 6D(HKIR改造, ISO100, JPG), 露出1/200秒、固定撮影
NIKKOR 50mm, F1.4をF4で使用


ついでにタイムラプス映像にしてみました。



拡大したものはいつものように16bit RAW動画での撮影です。ですが、雲が移動して月の明るさが変わるので、それに合わせてゲインと露光時間を変えています。そのため明るさの基準がなくなってしまい、食の度合いがぶれて見えてしまうので、ステライメージ8でホワイトバランスをオートストレッチでとり、その後、食がない部分のクレーターの明るさが同じになるようにPhotoShop上で露光量を変えました。

その中の一枚です。

2018-07-27-1846_9_lapl6_ap237_RS
富山県富山市神通川河原, 2018年7月28日3時46分
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advance VX
Shutter 10ms, 2fps, gain 230, 50/100 frames
AS3でスタック, Registax6でWavelet, PhotoshopCCで画像処理 

欠けて行く様子を雲で隠れる直前まで動画にまとめてみました。ただし、やはり薄雲の影響が大きく、特に後半色で欠けたのと雲で一部暗くなるのが混ざってしまいました。こうなってしまうと、明るさとかホワイトバランスとか一気に大変になるので、できるならいつか天気のいい月食時に設定を固定して撮影したいです。




ところでNatsuはというと、欠け始めくらいい起きて、自由研究のネタに愛機Kiss X7のキットのズームレンズで250mmで月食を自分で撮っていたのと、暗い中頑張って色鉛筆を使ってスケッチしていました。

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こうやって見るとスケッチも味がありますね。

それでも欠けが半分を超えたくらいから雲がまたひどくなり、どんどん露光時間と感度を上げて輪郭だけでもと思いましたが、最後は夜明けで空が明るくなり皆既の頃にはCMOSカメラの感度をもってしても全く見ることができなくなりました。残念ながら、赤銅色が見えるくらいまで食が進んだ状態は今回は見ることができませんでした。次回日本で見える皆既月食は2021年05月26日とのこと。赤銅色とターコイズブルーを綺麗に撮ることもまた目標の一つになりました。



 

惑星シーズンも始まり、とうとう今年は初のモノクロCMOSカメラZWOのASI290MMを先日KYOEIで購入してしまいました。早速この間CGEM IIとともに試したMEADEの口径250mm、f1680mmシュミカセにとりつけてお庭でファーストライトです。

まず5月21日木星に挑戦したのですが、あまりのシーイングの悪さに画像処理をする気にもならないくらいでこの日は諦めました。ASI224MCとASI290MMの比較をしたかったのですが、そんな差は全く出ないくらいボケボケでした。この日はシュミカセの副鏡の調整が不十分な可能性もあったので、次の日明るいうちにきちんと調整して(実際ほとんどずれていませんでした)から挑戦してみました。でも状況は昨日と同じか、更に少し薄雲がかかっていて霞んでいるような状態。とりあえずこの日はもう惑星は諦めましたが、そういえば今日は月面Xの日かと思い、気楽に月の観望に変更しました。

月面Xは去年の10月に見て以来です。月面Xと月面Vは前回と同じですが、面白かったのは下の画像です。

2018-05-22-1126_6_lapl6_ap1127_Resample20_RS_cut
月面Y?

私には真ん中少し上あたりがどうてもYの字に見えます。しかもかなりはっきり。でも「月面Y」で検索した限り、違う場所をYと言っているページはありましたが、ここをYと言っている例はないみたいです。何かアルファベットになるのには条件が必要なのでしょうか?

あとは普通にXとVです。時間が少し遅かったのかあまり綺麗なXとVにはなりませんでした。

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 月面X、でも時間が遅かったせいか少し崩れてしまっています。

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月面V。こちらはまだ綺麗でしょうか。
 
撮影はASI290MMで行ったので、上の画像は言うまでもなく全てモノクロです。それぞれ400枚をスタックしています。フルサイズの1936x1096ピクセルで、2.5msの露光時間で、80fps程度でした。

ところが、上の画像の処理で少し問題があったのでメモしておきます。動画からのスタックはAutostakkert!3を使っていますが、これをRegistaxに移しWavelet変換をしようとすると、今回どうしても空間周波数がいいところに合わないのです。普段はDyadicでGausiaanでやることがほとんどなのですが、空間周波数が合わないとLinearにすることもあります。Defaultにすることはまずありません。理由はGausiaanの方にあるDenoiseができないからです。強調していくと細かいノイズが乗ることがあるので、Denoiseが無いと強調しきれないことがあるからです。

この時に何を見るかというと、まず各周波数のPreviewを見て、どれくらいの分解能(細かさ)が強調されるかを理解します。どれくらいの分解能になるかは読み込んだ画像のピクセル数に依るので、新しいカメラなどの場合はサイズが変わり毎回きちんと見る必要があります。ダメな時の例として、例えばLinearだと6段階のどれも細かすぎる場合があります。そんな時はInitial layerを一つ増やしたり、Step Incrementを一つ増やしたりしますが、こうすると今度は各段ごとの差がつきすぎて、6段階のうち細かすぎるのと荒すぎるのがほとんどで1つか2つの段しか使えないことが多いです。Dyadicは適度な段差になるので、これがDyadicをよく使う理由なのですが、今回はそれでもどうしても段差が合いませんでした。そこで少し発想を変えて、Autostakkert!3のスタック時の選択のResampleで2.0Xを選びました。こうすることで適度なピクセル数になり、ちょうど空間周波数がうまい範囲に収まりました。うまくいった場合はたいてい下の画面のようにスライドバーの位置が山形になることが多いです。。

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さて、その後木星を再度見ても曇り、ベガが上がっていたのでASI294MCでM57を電視しても更にどんどん曇ってきます。23時くらいで諦めて退散しました。

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天文に興味を持ち始めてから初の皆既日食でした。楽しみにして色々準備はしていたのですが、そこは冬の北陸。天気は厳しいことは予想していましたが、2018年1月31日が平日なことと、雪のため遠くに遠征するわけにも行きません。ましてやこの日は全国的に天気は下り坂。まあ見えればいいかくらいの気持ちで自宅の庭で撮影のセットアップをしました。


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富山の自宅での撮影。全て雲間の悪条件から苦労して炙り出した画像です。
上から右回りで、19時57分、20時55分、21時22分、
皆既に入って22時04分、22時35分、22時53分、
皆既から出て23時58分、0時07分です。 


夕方空を見ていると晴れ間も少しあり、満月が昇ってくるのも時々見えています。機材は広角の35mm+EOS 6Dで移動と欠け具合をみるためと、アップでFS-60Q(f=600mm)+ASI294MC(フォーサーズ)をAdvaned VXで追っかけ。雲が多かったので広角は意味がないと早々と諦め、アップのみにかけました。 キャプチャーソフトはいつもは月の時はFireCaptureなのですが、ゲイン変動が激しいので使い慣れているSharpCapをRAW16モードで使い、.serファイルで保存しました。


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最初の頃、まだ月が見えていた時分です。
これ以降雲がどんどん多くなっていきました。



この日は雲があまりに多いのでずっと外で待っている気にもならず、StickPCを利用しての自宅の中からのリモートでの撮影になりました。月や惑星の場合できるだけコマ落ちなしで撮りたいために、まともなUSB3.0が使えるノートPC(私の場合Macbook Pro)にするのですが、午後8時から午前1時と5時間にわたる長時間のためバッテリーが持たないことと、雲が多くて適度にコマ落ちした方が雲の影響が平均化されるので、むしろ転送速度の遅いStickPCの方が適していました。StickPCは外部バッテリーを使えるので、3.3V換算で20000mAの大容量バッテリーでこれくらいの時間なら余裕で持たせることができます。

時間変化も大きいのとファイルサイズが大きくなりすぎるてディスクが溢れても困るので100フレームを基本にしました。露光時間とゲインは雲のかかり具合で大きく変わるので、リモートで見ながらSharpCap上でその場合わせです。 


実際の撮影は20時少し前くらいからです。欠け始める前はうっすら雲がかかっていましたが、まだ結構見えます。ところが程なくして雲が厚くなってしまって半分諦めモードに。しばらくして雲間にちらっと見えるとCMOSカメラ越しでは欠けている様子がよくわかります。すかさず雲間の明るく写るところを狙って何ショットか撮影します。下はだいぶんかけてきた時。

2122
21時22分、雲間を狙っての撮影。動画のうちの一枚。
雲間といっても薄雲は常にかかっていてい、
たまたま少しだけ明るくなったような時です。


2018-01-31-1222_1-Capture_lapl8_ap27_w_wh_bg
上の動画をスタックして、画像処理をしたもの。
かなりマシになりますが、やはり雲の影響は大で、
どうしてもシャープさにかけてしまっています。


問題は皆既に入ってからくらいです。雲が相当厚くなってしまって、ほとんど見ることができなくなってしまいました。それでも時折カメラでは輪郭が映るので、その時を狙って何ショットか撮りました。下の撮って出し画像を見てもらってもわかりますが、かなりひどいものです。撮影の合間にちょくちょく外に出て双眼鏡や裸眼で見ようとしたのですが、部分月食は雲で暗いのか月食で暗いのかの見分けがほとんどつきません。暗くなった皆既中は雲越しにほんとにあるかないかくらいの、うっすら赤っぽく見えただけです。ほとんど見るに堪えなく、それでも何とか見えるようにしてしまう高感度カメラがいかに優秀かを改めて思い知らされました。

2204
22時04分の撮って出し画像。動画のうちの一枚です。
一応高感度カメラだと写っていますが、
実際の眼視では赤いぼんやりくらいにしか見えません。


2018-01-31-1304_8-Capture_lapl8_ap104_w_bg_brown
上を画像処理した後の皆既日食。
この日の富山でこれくらいまで出せれば上等でしょうか。
雲の厚さが刻々と変わるので、ゲインも露出時間もバラバラです。
色も基準となる色がよくわからないので、多分に想像が混じっています。 


画像処理ですが、実は今回雲が流れまくっている動画ばかりです。なんとか画像を抽出しようとAutoStakkert3をはじめ、Registax6、AviStack2、どれもうまくいかなくて最後は昔のAutoStakkert2も試しました。もともとダメな動画は、パラメーターをどういじってもどうやってもうまくスタックできず、その一方でうまくいく動画はどれでやってもうまくいきます。あえて言うならAviStack2が一番強力でしょうか。でも時間がかかりすぎます。4144x2816の画像約50枚のスタックで、4コア使って2時間近くかかりました。少し破綻したところは残りますが、AutoStakkertやRegistaxではどうしようもなかった動画もかろうじて見えるくらいまで持っていってくれました。それでもさすがにこの処理速度では実用的ではありません。結局あきらめてAutoStakkert3でがんばってみることにしました。

今回このような悪条件のために、AutoStakkert3をかなり使い込まざるを得ず、色々気づいた有用なことがいくつかあるのでメモしておきます。今回は月で試しましたが、機能を理解すれば惑星にも応用可能かと思われます。特に、私自身これまでなかなか意味が分からなったたパラメータとかも結構あったので、多分他の方にも参考になるかと思います。

  • CPUコアに余裕があるなら、真ん中の「Status」の横にある「Cores」を最大にしておくと処理速度が圧倒的に早くなります。元々の1コアと最大の8コアで5倍くらいは速度が違いました。
  • AutoStakkert3で月をスタックする場合、普通は「Surface」モードにするのですが、雲が常時流れているのと、ゲイン変動が激しくサチッたり暗すぎる部分がかなりあるので、スタックした像がぐちゃぐちゃになってしまいます。最初の方はPlanetモードを主に使いました。ただ、「Planet」モードのアラインメントはどうも明るい部分を追いかけているようで、雲が流れて明るい部分がずれていくようなもののスタックは得意でないようです。
  • 結局「Surface」と「Planet」は散々迷いましたが、最後は決定打が出て一択の方法に落ち着きました。一番良かったのは「Surface」できちんと緑枠の「image stabilization anchor」を(コントロールキーとクリックで)特徴ある点にきちんと置いた時でした。模様がきちんと出ているところや、エッジのところです。これはものすごく重要で、この位置によって出来上がりの画像が全く違ってきます。逆に、アンカーを画面の中の特徴のない適当なところに置いた「Surface」モードはボロボロで、「Planet」モードの方がましです。
  • Reference Frameの「Double Stack Reference」は雲などの悪条件の時はチェックしておいた方がいい結果が得られる場合が何度かありました。
  • 2)Analyseの結果のQualityとは明るさがメインのようです。他にも見ているところはあるかもしれませんが、少なくとも明るさはQualityの一つの指標になっているようです。なのでサチっているところが多いと、そこがクオリティーがいいと判断されることがあるようで困りました。
  • 2)Analyseが終わった時点で、画像が出ている画面の上の方の「Play」ボタンを押したときにターゲットが大きく揺れているようならその時点でダメです。逆に言うと、例えば揺れが後半に出ているなら、揺れていない範囲まではスタックしても大丈夫です。もし前半早いうちから揺れていたら、これ以降どうオプションをいじってもまともな画像になりません。
  • スタック枚数が少ないと、意外に変な凸凹が出て悪い結果になることが多いです。「Play」ボタンを押したときに揺れていさえしなければ、スタック枚数をできるだけ多くした方が滑らかになり明らかにいい結果が得られます。
  • 悪条件の時ほどAPサイズは大きい方がいいです。今回はデフォルトの4つの設定の中では「200」が一番いい結果でした。細かいとブロック状のノイズが出る時があります。また出来上がった画像の解像度を比べると、APサイズを大きくとった方が細部まで出るようです。
  • ブロックノイズを消すもう一つのテクニックが、画像の暗部分やはっきりしない部分にAPを置かないことです。Min Brightの値を大きくしてAPが置かれる面積を小さくしてやると、ブロックノイズが出にくくなります。その代わり、スタックの精度がなくなるので、画像がずれることがあります。
  • それでも消えないブロックノイズに悩まされましたが、最後はAPのサイズを300とか400とかデフォルトよりも大きくして、APの数を10点ほどにしてうまくノイズを消すことができました。

今回は雲が多く、そもそも動画自身のクオリティーが低いので、画像処理が大変で、月食の日からかなり時間がかかってしまいました。結果はこの記事の一番最初に貼った画像になります。改めて見ると、この悪状況の中、一応欠け始めから終わりまで追っていて、よくここまで画像処理で炙り出せたなというところでしょうか。もちろんスタックしているにもかかわらず、天気がいいところの一発どりにもはるかに及びませんが、それでもまあ満足です。眼視の方も、この悪天候の中かろうじて見えたと言っていいくらいのレベルですが、撮影も眼視も含めて初の皆既月食をいろいろ楽しむことができました。

次回今年の7月は条件が今回ほどいいわけではないですが、今一度リベンジしたいと思います。あとは3年後でしょうか。また楽しみです。



 

あけましておめでとうございます。昨年も星を思う存分楽しむことができ、またたくさんの方にお世話になりました。今年も電視観望を始め、色々試していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

年末実家の名古屋に移動してすぐにSCOPIOに顔を出しました。すでに天文ガイドと星ナビが入荷しているとのことなので、それが一番の目的です。富山だと1月5日になるまで買うことができません。他に特に何も買うこともなかったのですが、MEADEの25㎝のシュミカセが三脚架台込みで出ているのに少し気がひかれました。経緯台は壊れていてコントローラーも無いとのことなのですが、修理して使うのも面白いかもしれません。自宅に同じ25㎝の鏡筒が使えずじまいであるので、何とか使える架台が欲しいのです。鏡筒が2本になってもしょうがない気もしまが、いつか将来の双眼を見越して手に入れておくのもありなのかもしれません。結局決心がつかなくて今回は見送りになってしまいました。

それより印象深かったのが、店長さんが電視観望に興味を持っている人が昨日来ていたと言っていたことで、このほしぞloveログも見てくれている方がいると聞いたことです。そんなことを店長さんとしゃべっていたら、いつのまにか何人かのお客さんが来ていて、その中にそのほしぞloveログを見ている方がたまたま昨日買い忘れがあったとのことで、その日も来店していました。店長さんが紹介してくれて、少しお話しすることができました。なんとCelestronのSkyrisで電視を試しているそうです。型番を聞くことはできなかったのですが、例えばSkyris 236CはSONYのIMX236を使っているとのことで(でも、IMX236の製品情報がほとんど見つかりませんでした。少し違う系列なのでしょうか?)、電視にも十分な性能があるのかと思われます。その後Twitterでやり取りすることもでき、撮影時の写真を見たらM42が結構きれいに映っています。こうやってカメラごとの情報が集まてくるといいのですが。電視観望が思ったより広がっていることが実感できました。

さて、新年最初はスーパームーンです。富山だと冬の間は天気が悪いので、先月のスーパームーンも諦めてしまいましたが、年末年始で実家の名古屋に来ているので、さすがは冬の太平洋側、天気はバッチリです。場所はお城の近くの名城公園というところで、 スターバックスの隣のすごく明るい場所での撮影です。実際の満月は明日の朝11時なので、1日の夜か2日の夜が見頃となりますが、明日は富山への移動になるので、今日のうちの撮影としました。


「スーパームーン2018」
 
rotation
名古屋市名城公園 2018/1/1 22:22
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 5.0ms, gain 0, 200/1000 frames
SharpCapで撮影、Autostakkert2.6, Resistax6, PhotoshopCCで処理 


今回は実家での新年会が終わってから、うちの子二人と、甥っ子と姪っ子の4人を連れての月見となりました。途中少し雲もありましたが、雲がかからない時間で撮影を終えることができました。街中ですが、満月の月なので光害は特に問題なく、すごく綺麗な月を楽しむことがきました。

IMG_3406


名城公園は昔は普通の公園だったのですが、最近はスターバックスができていたり、おシャレなスポットになっているみたいです。撮影しているときはまだスタバも空いていて、子供達は寒いと言ってスタバに入っていましたが、セットアップができた頃から出て来て、月を楽しみました。せっかくのスーパームーンなので、スタバから帰る人たちにも何人かに声をかけて、一緒に月を見ることができました。



 

昨晩の富山の天気予報は、22時頃から少し晴れ、その後は曇りか雨でした。実際22時頃には時折雲の間から綺麗な満月が顔を覗かせていたので、せっかくの満月を撮影ました。でも準備して撮影しようとするとまた曇って来ます。11時過ぎにもう諦めて寝ようと思ってベットに入るとまた晴れているので、最後のチャンスと思い短時間で撮影しました。次の日は朝からハゼ釣りの予定なので、あまり夜遅くまで起きていると寝不足になってしまいます。

結局本当に隙間を狙った100フレームだけ雲のない動画が撮れたので、それを90フレーム分だけ加工しました。

2017-11-04-1426_3-RGB-DSO_lapl4_ap2884_rs

富山県富山市 2017/11/5 23:26
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Nexster経緯台
Shutter 5ms, 21fps, gain 0, 90/100 frames
AS3でスタック, Registax6でWavelet, PhotoshopCCで画像処理 


全然天文とは関係ないのですが、この日のうちに上州屋でハゼ釣りの仕掛けとえさを買っておいて、次の日の朝6時半くらいにSukeとNatsuに3人で白岩川という川の河口に行きました。最初は大きな川の方で試したのですが、ほとんど釣れず、船がある方に竿を入れると早速あたりがありました。底に引っかかるようなことはないので、ゆっくり引っ張るか、じっと待っているくらいでちょうどいいみたいです。

IMG_3098


釣果はハゼが7匹、ヒラぺったい名前のわからない魚が4匹、捨ててしまったけど棘があるオコゼのような魚が1匹です。さらに、もらったのものですが、体調40cmくらいの、ウグイではないかといっていましたが、やはり名前のわからない魚です。


IMG_3099


今晩は魚づくしです。小さな魚は唐揚げ、大きな魚は刺身と白身焼き。


天文とまったく関係ないと書きましたが、実はこの釣りのきっかけが、以前天文ガイドを大量にくれたIさんに、Suke用にと竿とリールをいただいたことです。これも天文関係の友人がいなければ今回の釣りはなかったでしょう。 Iさんどうもありがとうございました。

もう一つ、これが一番書きたかったのですが、普段行くことのない釣具屋さんにいったときのこと。大きな店舗に朝からたくさんの人。この規模の店がここだけでなく、全国にあるのかと思ったときです。天文という趣味がいかにマイナーかということを身にしみて思い知らされました。これくらいの規模の天文ショップが富山にあれば楽しくてたまらないだろうなと。





 

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