ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ: 見学、訪問


名古屋市科学館から満天NAGOYAへ



名古屋市科学館で2回のプラネタリムを堪能した後、常設展示に後ろ髪を引かれつつも時間も勿体無いので移動します。最寄りえきは矢場町ですが、時間稼ぎで栄まで歩き、そのまま地下鉄東山戦に乗り、名古屋駅の次の亀島駅まで移動しました。

その頃家族はというと、バンクシー展を見てからすでにイオン近くに来ていて、あらかじめ調べてあったラーメン屋に行っているとのことです。私は時間的にはきびしかったので、イオンの中で食べればいいやと、とにかく移動します。

亀島駅からイオンモールに行くのは苦労しました。広すぎてGoogleマップを見てもどちらから回っていけば入り口側に行くかわからなかったのです。結局裏の駐車場入り口側に回ってしまいましたが、店内に入ることはできました。その中からさらにプラネタリウムに行くのに人に聞きながら、3階にあるということがわかり、やっとのことで辿り着きました。

プラネタリウム近くに行くと何故か息子が椅子に座って休憩しています。「プラネタリウム一緒に見るか?」と聞いてみると、開口一番「ラーメン美味しかった!これまで食べた中で一番美味しかった」とのこと。食べることができない私にとってはそんなことはどうでもよく、「プラネタリウム見る?」と再び聞くと、珍しく「うん」とのこと。

一番早いプログラムは高校生が主人公のアニメ。次の回がポケモン、その次が宇宙ステーションから見た映像がメインのものでした。そこまでは待てなかったので、結局一番早い15時からのチケットを2枚取ります。高校生がどう星に絡むのか楽しみです。

開演まで30分くらい時間があったので、急いで昼食を取ります。すると、通りがけのフラダンスショップには妻の姿が。ちょっと前にフラダンスを趣味で始めたので、都会のフラダンスショップに一度来てみたかったとのことです。声をかけたのですが、趣味なので自分と同じで説明が長くなりそうだったので、何とかふっ切ってフードコートに。早く出てきそうなカルビ丼を頼んで、急いでお腹にかきこみます。気づくとすでに入場開始の14時50分、エントランスへ移動です。


いよいよドームの中へ

エントランスで客層を見てみると、友達同士の若い女性がかなり多く、他はカップルのみです。我々のように男複数というのは全くいません。しかもアニメといっても子供向けではないので家族連れの姿も全くなく、すでに浮いているかもしれません。

すぐに案内があり、中に入ります。

中ではすでにプログラム前のデモ映像が流れています。指定された席に座って上を見上げてしばらく見ていましたが、この時点でもう完全に圧倒されました。壁から天井全体に一面に直接配置された高輝度LEDでこれまでのプラネタリウムでは表現できなかった映像を次々と映し出します。オーロラが出たり、メテオストライクみたいな映像がありましたが、感動したのはたまに流れる極々普通の空の風景。例えば雲が流れる星空、普通のプラネタリウムでは絶対にありえない映像です。昼間の青空が綺麗に表現できるのもLEDのコントラストのおかげかと思います。夕方の星が出始める黄昏時の雰囲気も十分に出ています。これはすごい!

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技術的なところを見るために、席を立って壁際のLEDの写真を撮ってみました。LEDのピッチは数mm位でしょうか、間近で見たら一つ一つのLEDが認識できますが、少し離れたところではもう個々のLEDは全くわからなくなります。LEDはおそらく数10cm x 数10cm程度のシート単位になっていて、よく見ると境目がわかりますが、これも将来は解決されていくでしょう。これだけの数のLEDをムラなく表示させるのはかなりの技術なのかと思います。

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男二人組で、しかも壁際に行って写真を撮ったりしているので、ちょっと変な人と思われたかもしれません。プログラムが始まる前に写真を撮ること自体は問題ないみたいで、他のお客さんも空の写真をたくさんとっていました。でもこの極々普通の空の風景、これがどれだけ普通のことではないのか、できるならこの場で見ている人全員に理解して欲しいです。エンターテインメントはこういった最先端の技術を贅沢に消費していくのですが、それでお客さんが入り、星好きな人が増えてくれるとすごく嬉しいです。満天NAGOYAを見た方は、是非とも名古屋市科学館をはじめ全国にあるプラネタリウムにも訪れてくれればいいなあと思います。

さて、実際のプログムラムについてはネタバレになるので詳しくは書きませんが、普通のプラネタリウムレベルの正確な空を何度も映し出してくれます。ここら辺はさすがコニカミノルタです。不思議な感覚だったのは、主人公が見ている方向によって座っている観客の空の方角が一瞬で変わること。南向きの空、西向きの空、あともう一方向と三方向がセットされていました。普通の投影型のプラネタリウムでは方角が変わることは絶対にありません。おそらく今後見ている方向がさらに増えていったり、リアルタイムで方向が変化していくような映像も用意されるのではと思います。一つだけネタバレ、最後の方に出てきた街中の夜明けの空は、まるで本当に外に出ているような、ものすごくリアリティーのある風景でした。

振り返ってみると、やはりものすごいです。これまでもプラネタリウムの印象を完全に覆します。将来的にはこの形式がかなり増えるのではないかと思います。今後はもっと他の状況も再現してくれるのかと期待します。例えば皆既月食、さらには皆既日食も再現できるのではと思えるくらいです。雲越しの月とか、冬の満月の静けさとか、そんな雰囲気まで再現してくれたらと思います。あ、一つどうしても表現できないものを思いつきました。さすがに雨は再現できないと思います。

その一方、星空に関しては普通の投影型プラネタリウムも負けてはいません。満天NAGOYAのようなLEDを壁面に埋めるタイプでは、暗い空と星のコントラストは出ますが、星雲、銀河など、細かい表現は限界があるはずです。今回失敗したのは双眼鏡や星座ビノの類を持っていくのを忘れてしまったことです。最近の高性能プラネタリウム映像を双眼鏡で見ると、例えばアンドロメダ銀河などもきちんと見ることができます。LEDタイプのプラネタリウムで双眼鏡などの倍率を上げた時の映像は果たしてどうなるのでしょうか?ここら辺の追求はまだこれからの課題なのかもしれません。もしかしたらLEDと投影のハイブリッドとかも出てくるのかも。

満天NAGOYAは、LED埋め込み方式を採用した日本で初のプラネタリウムです。そして本日3月24日、横浜にも2つ目の同じ方式のプラネタリウムがオープンしました。名古屋の方でまだ見てない方はもちろん、関東の方もぜひ見に行ってください。天文ファンでこれまでのプラネタリウムに詳しいなら、全く新しいプラネタリウムの表現を思う存分楽しめるかと思います。


その後、SCOPIOと三基光学館へ

さてさてその後ですが、地下鉄東山線をさらに乗って天文ショップSCOPIOに顔を出しました。店長さんと満天NAOGYAの凄さを確認しあいました。

店内に来年中学に上がるという男の子と、その子のお父さんとお母さんがいました。お母さんの方から話しかけてくれて、どんな望遠鏡がいいのか聞かれました。ちょうど店長さんからCelestronのStarSense Exprolorerの説明を受けていたので、これいいですよと勧めておきました。子供が中学入学祝いでどうしても望遠鏡が欲しいので、子供にせかされて遠くから来たとのことです。その子とも少し話して、本当に興味がありそうだったので本を勧めておきました。店の中でも熱心に読んでいたので、結局この日は本だけ買っていましたが、すぐに望遠鏡も買うことになるのかと思います。こういった子を育てていける、リアル店舗がある都市部はちょっと羨ましいです。

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その後、実家への帰り途中に地下鉄を栄で降りてトップカメラを覗きました。特に何も買わなかったですが、科学館から数えて4箇所も天文関連で周り、大満足の一日でした。

次の日は朝早くから妻の実家の神奈川県の相模原に移動です。昼頃には着いて少し時間があったので、相模原市の田名にある三基光学館に立ち寄りました。秋葉原から移転してきたのですが、妻の実家から2キロくらいで無理すれば歩いてもいけるような距離にあったりします。

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でも残念ながらこの日はお休みなようでした。店長さん、ずっと体調を悪くしていたようですが、最近のブログで元気になってきたとの書き込みがあったので、お会いしたかったのですが。

時間が余ったので、子供と一緒に同じく田名にある淡水の水族館「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」に行きました。ここはタナゴ専用水槽や、タガメやゲンゴロウ、ミズカマキリなどの珍しい水生昆虫もいて、意外なほど楽しめます。

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この日の宿泊は「相模川自然の村清流の里」です。妻の実家の常宿だそうです。安くて食事も豪華で、久しぶりの宿泊での料理を堪能できました。でも運転疲れか体調を崩してしまい、夜も天気が悪かったので、電視観望セットも持っていたのですが結局披露もできず。

次の月曜日には、南大沢に向かいアウトレットモールへ。こんな人が集まるイベントは本当にひさしぶりです。ついでに近くにある学部時代のサークルの部室を覗いたりしました。昼過ぎには高速に乗り、富山に戻ります。

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3連休で富山から名古屋、相模原、富山実家巡りという、久しぶりの家族大旅行でした。私は天文関連で十分楽しめましたが、家族もそれぞれ楽しんだようです。何が一番良かったかと聞いたら「ラーメン!」とのこと。なんだかなぁ...。



3月の連休、名古屋の実家に帰る機会があり、名古屋市科学博物館と昨年末にイオンモールのノリタケ店にできたLEDタイプの全く新しいプラネタリウムに行ってきました。


久しぶりの家族での遠出

3月18日の夜遅く、名古屋の実家へ向かって走ります。家族で実家に行くのも2年ぶりです。次の土曜に朝からフルで遊ぶため、夜中移動です。到着したのは午前1時頃。その日は寝るだけですが、もう母親もいい年なのと、昨年の足の骨折で無理を言えないので、布団などは到着してから自分たちで敷いてそのまますぐに寝ます。

朝は早くから起きて、早速科学館に向けて出発。私以外はプラネタリウムなんか興味がないと、名古屋駅あたりでやってるというバンクシー展へ。午後にイオンで合流することにしました。


名古屋市科学館

前回名古屋市科学館に来たのはもう2年半前になります。



その際は午後遅くに到着したために、プラネタリウムを見ることができませんでした。その鬱憤を晴らすべく今回は2回連続で見ることにしました。

科学館は外観だけで相変わらずインパクトがあります。

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この日は隣で木下大サーカスのテントが出てました。そう言えば昔名古屋で子供を連れてサーカスを見たことを思い出しました。ちょっと見たい気もしましたが、今回は時間が取れそうも無いので、天文に集中です。

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スケジュールを見ると、11時20分のファミリー向けの回と、12時40分の一般向けの回があります。ちょっと迷ったのですが、とりあえず両方見ればいいかと思い、400円追加で2回分の席を取りました。その後、知り合いの学芸員さんに挨拶してきました。研究会などでちょくちょくお会いしている方です。突然の来訪にも関わらず、お忙しいところ丁寧に対応して頂いて恐縮でした。この日のこの方の解説は5回目の公演とかで、残念ながら直接聞くことができなくて残念ですが、とにかくここのプラネタリウムの解説はすごくレベルが高いので他の方の解説も楽しみです。

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プラネタリウム開始時刻まで少し時間があったので、常設展をちょっとだけ見ました。

実は名古屋市科学館は常設展の充実具合が尋常ではなく、冗談抜きで丸一日いても全く飽きることがありません。私が小学生の頃やはり一人で来て、お弁当持参で朝から晩までいました。今は私が通っていた頃に比べて建物が倍増されて常設展エリアは倍増していますので、さらに楽しめるはずです。この間、富山のスーパー宙ガールの小6のMちゃんに会って話した時も、名古屋に来ると「必ず科学館に行き、始まりから終わりまで8時間たっぷり滞在する」と言ってました。まあ、科学好きな子にとっては当たり前のことなのかもしれません。もうこれくらい楽しいところなので、もし余裕があるなら十分な時間をとっていくといいかと思います。

プラネタリウム開始直前に実験のパフォーマンスがありました。時間ギリギリでしたが途中で抜けてもいいというので10分程ですが見ていきました。博士と助手という役で、小さい子にも受けるようにかなり考えられています。空気砲やピンポン球をドライヤーで浮かすとか、短い間に次々とネタを披露していきます。深皿もドライヤーで浮かすことができるのは結構面白かったです。これが浮くと思った人は観客の中でわずか3人だけでした。ここら辺のやりとりは、子供たちどう話せばいいかなど、とても参考になります。


いよいよプラネタリウム

時間になりプラネタリウムへ。まだこの日の初回だからなのか、まだガラガラで指定席と知らずに空いてる席に座ってしまいました。

この回はファミリー向けというので、最初アニメか何かでもやるのかとあまり期待していなかったのですが、全くそんなことはなく全編生解説です。次の日の春分の日の説明があり、前の日の満月の説明と月の満ち欠けの説明があり、冬の大三角とダイアモンドなど、子供がいようがいまいが手抜きの様子がこれっぽっちも見られません。私が一番好きな、街中の星空から光害のない星空へ移る時の、真っ暗になって星がバーっと見えてくる様子もたっぷりと堪能できます。テープ解説や出来合いの映像を流すプラネタリウムとは明らかに一線を画した名古屋市科学館。ファミリーコースという名に惑わされてはいけません。充実のプログラムです。

終わってからプラネタリウム機材を見ながら解説席の方に目を向けると、先ほど挨拶に伺った学芸員の方がいました。実はこの方とは以前観望会について電視観望のことを少し話したことがあり、今回観望会のための機材などを紹介していただきました。


科学館での観望会

まずは口径80cmの三鷹光器製の望遠鏡。この日は一般に公開されていてドーム内に入ってみることができ、昼間のアークトゥルスに向けてありました。残念ながら曇りで、過去映像が出ているのみでした。

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大型の赤道儀に鏡筒が設置されていますが、これはわざと鏡筒側を下に、ウェイト側を上に置き、覗きやすくしたそうです。メートル競争には参加せず、80cmは都会ならこれが最大と根拠を持って決めたそうです。

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80cm望遠鏡に入る手前の屋上の開けた所が夜の観望エリアで、多い時には200人が入るそうです。

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ポイントは退避エリアがあること。雨などの機材の退避や、雷時の人の退避エリアの役割もあるそうです。こういったことは以前からの経験がとても効いているとのことで、2011年のリニューアルになってようやく長年の不満や必要だと思っていたことが実現できたそうです。例えば望遠鏡を出し入れするのに、以前は重い機材を階下から出してくる必要があったのですが、今は待避所の奥の倉庫からすぐ出すことができるそうです。

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倉庫の中を少し見せていただきましたが、その機材の運搬機が秀逸です。EM400にTOA150を載せてあるセットが5台程あったでしょうか。

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これにぴったり合うような専用の運搬機を用意しています。この運搬機、一見特注のようですが、よく見ると市販のキャリー台に一部のみ特注のアダプターをつけて、大型の望遠鏡を簡単に持ち上げて安定に移動し設置できるように設計されています。昔から科学館の企画展示を請け負ってくれていた会社と一緒に考えたとのことで、数百人規模の観望会を定期的に頻繁に、いかにスムーズに実行するために、各所に相当の工夫がされていることがわかります。

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他にも電源を取るためのコンセントが屋外なのに何箇所も設置されているとか、栄、名古屋駅方面の明るい方向を目隠しする壁とか、南側を確保する屋上設計とか、非常によく考えられています。

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屋外コンセントが多数あります。


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街明かりを防ぐ壁と、そこに観望会に役に立つ図が書かれています。

ちなみに以前の観望会の屋上の場所を教えてもらいましたが、エアコン室外機が観望方向にあったなど、反省点が多くあり、そういったことから今の形が出来上がったとのことでした。

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以前の観望会の場所。
ちょうど南側に室外機があって空気はゆらゆらだったそうです。


2回目のプラネタリウム一般コースへ

色々説明していただいている間に、次の一般向けのプラネタリウムの時間が迫ってきました。プラネタリウムドーム内に戻り、機材の説明までしていただきました。

メインの投影機が真ん中の大きな球体ですが、左に見える低い装置が太陽を投影するもの、右に見える小さい装置が天の川を投影するものだそうです。
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このCarl Zeissの機材、600という番号が示す様に600番目のプラネタリウムとのことです。もう見ているだけでその機能美に惚れ惚れします。

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クリックして拡大すると、シリアル番号が見えます。
プラネタリウムを見た際はぜひ自分の目で確認してみてください。

今回お忙しい中、学芸員の方に観望装置、プラネタリウム機材など色々解説していただきましたが、いつか名古屋市科学館で私が持っている技術の電視観望で観望会を実現してみたいです。地元名古屋に貢献できればと思うのと、都市部での観望会がどれくらい大変なのか、一度経験しておきたいという思いがあります。

一般コースのプラネタリウムも十分満足です。この日二度目でも全く飽きることのない、隙のない生解説。未来の空というテーマも面白かったです。単に何万年か先の空を見せるだけではなく、どの星が今の位置からどれくらい動くか、近い星はよく動き遠い星はあまり動かないなど、理由と共に線で結んで表示してくれます。「科学館」の名に相応しく科学的なアプローチで、天文マニアでも十分に満足できる内容でしょう。

一般コースが終わってから、再び学芸員の方と話す機会がありました。その際の会話中で、昨年新しくオープンしたイオンの名古屋ノリタケ店の中にある、コニカミノルタのLEDタイプのプラネタリム「満天NAOGYA」の話になりました。コンテンツの内容を事前に調べていたのですが、正直言うとあまり興味のある内容ではなかったので迷っていたのですが、学芸員の方から絶対見たほうがいいというアドバイスをいただきました。なんでも名古屋市科学館もリニューアルの時にLED壁面設置をやりたかったとのことですが、当時の技術ではLEDの詳細化ができなかったことと、重みで壁が耐えられなかったとのことです。イオンの方はエンターテイメント、科学館は教育ときちんとユーザーの棲み分けができてお互い共存できているとのこと。これは見に行かないわけにはいきません。


常設展の見学から、次の満天NAGOYAへ

その後、少しだけ常設展を見学しました。現在のプラネタリウムの先代の機材が展示されています。解説によると、1962年11月3日から、2010年8月31日まで使われていたそうです。こちらもカッコいいです。

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下の写真は愛知県東栄町の御園にあったプラネタリウムだそうです。私は行ったことがないですが、御園は双望会の開催場所だったことで有名ですね。

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さて時間があまりないので、この時点で移動します。次は満天NAOGYA編です。




週末に実家の名古屋に行きました。いくつか用事もあったのですが、やっとコロナが落ち着いたことと、ワクチンを2回打って2週間が過ぎ、正月過ぎに骨折した親の様子を見ておきたかったからというのが一番の理由です。天文関連で大きなことは、名古屋在住のywkwさんと会ったことです。


ykwkさんと知り合いに

ykwkさんから連絡があったのは今年の3月8日のことでした。TwitterのDMで連絡してくれて、30年ぶりに天体趣味を復活させて1年ほどになり、「ほしぞloveログ」を見て一念発起して電視観望を始め、ドップリとハマってしまったとのことです。ykwkさん自身もちょうどブログを始められたとのことで、記事を読んでみると既にかなりきちんと撮影とかしているようで、さすが昔やられていた復帰組だと感心したのを覚えています。

 

その後メールなどでやりとりさせてもらいましたが、某メーカーでかなり専門的なことをされているようで、勘所がかなりしっかりしていて、私の方がむしろ参考にさせて頂いたりしていました。

実はゴールデンウィークの時に富山に来れないかという話もしていたのですが、まだコロナが大変な状況で結局実現せずになってしまっていました。今回、名古屋に帰る用事があったので、せっかくなのでと声をかけさせて頂きお会いすることになりました。


ちょっと脱線、名古屋までの食事事情

ykwkさんと会うのは土曜日ですが、私自身は金曜の午後には移動して夜には名古屋に着いていました。道中、高山市から下道で少し走って五平餅の名店「助さ」へ。
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ここにくるのはもう何年ぶりでしょうか、店内で食べることはできなくなってしまっていましたが、店頭で持ち帰り販売のみしていました。ここは数少ない飛騨の名産の「えごま」のたれで五平餅を作っているところです。えごまの五平餅は私が高校生の頃、観光で高山に行った時にバスガイドさんに教えてもらって、冗談抜きでほっぺたが落ちるほど美味しかったものです。既にその当時からえごまで五平餅を作っているところは数少なかったのですが、その何軒かあったところもどんどん閉店になってしまいました。富山に住み出してから、えごま五平餅を作っているところはないか一時期ずっと探していました。「助さ」は数少ないその中の一軒です。現在の価格は一本350円と、多分かなり高くなってしまっていますが、相変わらずその味は格別でした。

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2本買ってぺろっと食べてしまいました。ほんとに美味しかったー。実はえごまを手に入れることができれば自宅でタレを作ることができます。一時期は自分で実際に作って、五平餅とか、焼き餅に塗って食べてました。高山の朝市や、ネットでも手に入れることはできると思います。レシピも調べるとすぐに出てきます。興味がある方はぜひ。ホントにホントに美味しいです。

名古屋に着いてからの晩ご飯は1人だったので、まだ富山に上陸していない「やっぱりステーキ」へ。「いきなり」の方は富山にもあるのですが、「やっぱり」の方はまだなのです。赤身のレアが好きなので、1000円のセットを注文。ご飯、スープ、サラダが食べ放題です。店員さんに聞いてみると、レアでテーブルまで出てきてあとはお好みで焼くのだとか。でも私は表面だけ焼いたレアレアが好きなのですが、残念ながら既に結構中まで火が通ってしまっていました。量的にはちょっと物足りなかったので、100gで500円の追加のお肉でも頼もうかと思いましたが、少しお腹を空かせておいて、そのあと「スガキヤ」のラーメンを食べてしまいました。名古屋に帰ると必ず一度はすがきやに行きたくなります。名古屋の人はすがきやに行くことを「すがく」という動詞で表現するのですが、もう高校の頃から30年以上この動詞を使っています。

さらに名古屋の食事事情が続きます。ykwkさんとお会いする土曜は朝から喫茶店に。このブログでもたまに名古屋人の心の故郷「コメダ珈琲」については書くのですが、今回行ったのは「金シャチ珈琲」。名古屋らしい名前です。モーニングではコーヒーを頼むだけでなんと8種類のセットから選べるとのこと。

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迷いましたが、コメダでは頼めないミニカレーにしました。そこそこお腹は膨れたのですが、せっかくなので追加でピザトースト。

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金シャチ珈琲はパンが自慢らしいのですが、これもかなりのボリュームでおいしかったです。

天文ブログから脱線がすぎますね。元に戻します。


SCORPIOにて

金シャチ珈琲で朝昼ごはんでお腹を膨らませて、午後からやっとykwkさんと会うことに。待ち合わせ場所はSCORPIO。天文マニアならここで何時間も時間をつぶすことができます。あ、もちろんお店に迷惑にならないようにですが。午後3時の待ち合わせでしたが、私は2時半頃には到着していつものように店長さんと話していました。実はちょうど先週に新鏡筒SCA260!!を発注していたので、そのことを話していたのですが、やはりかなり重いので赤道儀はCGEM IIだと厳しいのではというのが店長さんの見方でした。ここら辺のことはまた別記事で詳しく書きますね。

そんなことを話していると、3時前に来店者が一人。そういえばykwkさんからは顔写真を送ってもらっていたので、すぐにわかりました。これまた「ネットで知り合った人とは気軽にあってはいけません」状態なのですが、もう何度もメールのやりとりをしているので、初めてと言うよりは既に友人状態な気分でした。同じ趣味だとすぐに打ち解けられるので、ネット繋がりだけでも心配ないです。

ykwkさんはSCORPIOに限らず、リアル店舗は初めてとのこと。せっかくなのでなかなかHPとかにも載らない中古品を中心にして一緒に見て回ります。口径20cmクラスが何種類かあり、後で聞いたらその中でもC8に興味を惹かれたようです。今の架台がAZ-ZTiなので、本当にギリギリか、もしくは次は赤道儀もとかになるのでしょうか?

奥の展示スペースも見たりしましたが、今回私は鏡筒発注直後で節約モードのため買い物もできず、あまり長居しても店長さんに申し訳ないので、車で名城公園のスターバックスに移動することに。


スターバックスで天文談義

スタバでは結局午後6時過ぎまで話していました。しかもykwkさん、プレゼン資料まで用意してきてくれて、至れり尽くせりでした。そのプレゼンの中で、天文を再開したきっかけのところで

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約30年振りに天体趣味を復活させられたのは、間違いなくSamさんブログのお陰です!
  • 30年前「星雲とか見たいけど自分には縁が無いな」
  • 今「電視観望で簡単に星雲を観測できる!」←気づけたキッカケを与えていただけたことに感謝致します!
明らかに再開前後で人生が豊かになりました^^
  • 天気、月齢に一喜一憂する楽しさ。
  • 天文少年だった昔の自分と今の自分が同じ方向を向いているという事。
  • 天文好き~カメラ⇒その2つが繋がった事。
ブログも天リフさん登録を勧めていただいたお陰で、
  • そこから色んな人との繋がりが一気にできました! ←これが一番の財産
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というページがあり、嬉しいのと、ちょっと気恥ずかしいのと、ありがたいのとで、ブログ書いててよかったーと思うことができました。ノイズのことやセンサーのことなど、かなり突っ込んだ話もできました。ykwkさんは天文界隈にかなりの戦力になってくれるはずです。

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午後6時を回った頃でしょうか、もうすっかり外は暗くなっています。この日は私も家族と夕食をする予定だったので、ここで解散です。本当は夕食後にスターバックスの隣の踊り場で電視観望でもしようと思っていたのですが、結局外食で結構遅くなってしまって力尽きてこの日は寝てしまいました。と言うか、正直に言うとSCA260が富山の自宅に届いたとの電話がこの時点であったので、次の日早く帰りたくて、寝不足にならないように寝てしまったというのが本当の理由です。


富山へ帰宅

またまた脱線ですが、日曜の名古屋からの帰りはひるがのインターで「けいちゃん唐揚げ定食」。「けいちゃん」は岐阜地方の名物で、鶏肉をタレに漬け込んだものです。この唐揚げ版で、出てくるまでに時間はかかったのですが、揚げたてでボリューム満点、おいしかったです。

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富山についてからのSCA260の開封からファーストライトのことは、次回以降の記事で。


まとめ

こうやって星仲間が増えていくのは嬉しいことです。ykwkさんには今度の小海の星と自然のフェスタにも参加して欲しいのですが、お子さんもまだ小さく家族のこともあるので無理強いはできません。もし会えたら、またよろしくお願いしますというようなやりとりを後日しました。旅行がてら富山に来てもらってもいいです。あ、ykwkさん「まだ天の川見たことない」と言っていました。ぜひとも月のない時に暗い空でいつか撮影などご一緒したいです。



突然の名古屋行き

天リフ中継の次の日、なんと実家の母親が足を2ヶ所も骨折したとの連絡が入り、急遽緊急事態制限下の名古屋に行くことに。母親の世話をしたり、病院に付き添ったり、家の片付けをしたり、結構大変だったのですが、それはそれでなんとかしました。少しだけ時間があり、せっかくなのでSCORPIOに顔を出しました。

夕方16時半頃に店に到着。店長さんと近況を話して、最近のC8での太陽撮影や、先日の天リフの広域電視観望でバーナードループが見えることなど一通り盛り上がります。昨年夏に導入をお手伝いした日本空調さんの様子も聞くことができました。最後に日本空調さんから連絡があったのが「電視観望の最中にASI294MCが突然画面が暗くなった」というので、「SCORPIOさんに相談した方がいい」と答えていたので、その後の様子を聞くことができました。カメラはそのまま交換したとのことで、後で確認したら電視観望の最中にUSBケーブルを何度も抜き差ししていたとのことです。見えなくなったのはそれが原因だったのではということでした。カメラ自体は特に問題なかったそうです。動作中のUSBケーブルの抜き差しは、電源も供給されていることを考えると、確かにあまり良くないかもしれないですね。私も覚えておくことにします。


購入品

この日SCORPIOでいくつか細かいものを購入しました。一つはSVbonyのヘリコイドです。

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今使っているサイトロンのガイド鏡ですが、不安定そうな一本足を取り除いて、出てきたT2ネジにASI290MMを直接取り付けてます。

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でもASI290MMは太陽撮影と兼用なので、いちいち取り外す必要がありちょっと面倒でした。代替機種として福島のスターライトフェスティバルでASI120MM miniを特価で購入しました。miniなので差し込み口の径がアメリカンサイズのアイピースと同じなのですが、T2ネジには直接つけることができません。そこで、T2からアメリカンサイズの変換アダプターのようなものが欲しかったのです。ZWOのヘリコイドがちょうどそのサイズだったのは知っていたのですが、その場ではZWO社のものはなく、代わりにもう少し安いSVbonyのものがあると出してきてくれました。ネジ径に問題もなさそうなことと、更にコンパクトなことと、少しだけ安いので、SVbonyのものにすることに決めました。

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実際にガイド鏡に取り付けてみましたが、上のようにASI120MM miniをうまく組み込むことができました。

カメラがヘリコイド内部の段差に当たってしまって、最後まで押し込めないのは誤算でした。カメラは圧倒的に小さくなって良かったのですが、ヘリコイドの分は当然体積が大きくなるので、そこはマイナス。ヘリコイドでピント調整がしやすくなったのはプラスです。前部の対物レンズでももちろんピント調整できますが、赤いネジを締め込むと少しズレしまうのが不満でした。でもまあ、一度合わせたらほとんどいじることはないので、どちらでもいいと言えばどちらでもいいです。

ASI120MM miniには、2mほどの長さのUSB Type A - USB Type Cケーブルが付属されていて、これまで使っていたUSB3.0のType Bケーブルより細くコンパクトになりました。さらに、もっと短いUSB Type A - USB Type Cケーブルも付属されているので、ASI294MC ProなどのUSB2.0出力があるカメラで撮影する際には、そこからガイドカメラのASI120MM miniに接続できるようになります。そのため長いケーブルが一本丸々省略できるためにこれは大きな利点です。

でもよく考えたら、最近ASI290MMも安いのでそちらを追加した方が良かったかもしれません。いや、太陽用だと290のセンサー面積が小さいのが少し不満なので、グローバルシャッターのASI174MMを買って、290をそのままガイドに使っても良かったかも。いや、ASI294MMだとアップデートで分解能倍くらいになるしいっそのこと...。


あともう一つちょっとした買い物は、サイトロン製の3倍の星ビノです。笠井製の3倍の星座ビノは持っていますが



サイトロン製のものは似て非なるなるもののようです。前回10月にSCORPIOに行った時にその場で直に比べさせてもらいましたが、明らかに周辺の歪み具合が違います。前回はまだ見本があっただけで在庫がなかったので、今回やっと手に入れることができました。値段も1万円台前半なのでおすすめです。

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まあ、夜に見ると笠井のものとの違いがどこまでわかるかは、実際に試してみないとわからないと思いますが、2倍のものはたくさん持っていても3倍のものは一つしかなかったので、ちょうど良かったです。

あとは細かいものだけです。中古のフレキシブルハンドル。ハンドルの持ち手が小さいのが気に入りました。

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Vixenの5mmのジャンクのアイピース。中にカビがあるかもとのことですが、みた限りは大丈夫そうでした。安かったので誰かにあげようと思ってます。

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天文年間。買い忘れてたのでちょうど良かったです。

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やくもふさんと

そんなおり、以前SCORPIOでお会いして、PSTの分解にも参加してくれたやくもふさんが入店してきて、Advance VX用の三脚にサイトロン製のカーボン三脚を実物と合わせていました。合わせてみるとピン位置が合わないので、そこは3Dプリンタで自作するかもとのことです。カーボン三脚実物は軽くて石突きも頑丈そうで、結構良さそうでした。お店にあるのは古いバージョンで、新しいバージョンは足を伸ばしたり短くしたりする時の空気抜けの穴が空いているとか。

やくもふさんが気づいたのですが、お店にGINJIが150mm、250mm、300mmとそろっています。

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わかりにくいかもしれませんが、写真の真ん中に3本並んで写っています。特に30cm、二人とも欲しがってたのですが、重さ約20kgとやはり赤道儀を選びます。タカハシならEM400クラス、VixenならAXDくらいが欲しいとのこと。CelestronでもCGXクラスとのことなので、少し考えてしまいます。ちょうど天リフのリレーでも玄さんが30cmを振り回してたのですが、個人でドーム無し持ち運んで運用するには多分30cmは限界近くの大きさでしょう。C14とかは35.5cmありますが、シュミカセなので短く、重さも20kg程度で同じくらい。EQ6Rなら20kgでギリギリ。まあいつかドームでEQ8とかで30cm以上というのを夢見ることにします。たまにお店に行くと、どんどん夢が膨らんでいきます。怖い怖い。

あともう一つ面白かったのは、15cmのシュミット補正版が2枚入っていてEDという名で売り出していたという珍しい反射型のオレンジ色の鏡筒がありました。メーカー名は聞いたけど忘れてしまいましたが、口径の小さいものも発売されていたそうです。一般的にシュミカセは周辺に行くほどコマ収差が気になるのですが、補正版2枚だと星像がどれくらいになるのか気になります。最近機材が多すぎるので我慢しているのですが、それでもかなり魅力的でした。でもここはぐっと我慢です。今の手持ちの本数から考えると、買っても絶対活用できなさそうです。以前どこかでも書きましたが、一度に操作できるのは(私は)せいぜい2本です。

最後に出てきたのが、Unistellar社のeVcope。お手軽電視観望を実現している新しいタイプの望遠鏡です。実物は初めてみました。思ったより細長いのと、実際に持たせてもらいましたが、見た目より軽くて運搬もそれほど苦ではなさそうです。

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初心者がなかなかパッと変える値段ではないですが、こういったパッケージ物の活路は必ずあるのかと思います。ソフトも独自開発みたいなので、もう少し値段もこなれて一般的になれば一気に広まって、望遠鏡の一ジャンルを絞めるようになるのかもしれません。


いろいろ終えて、やっと富山へ

仕事も休んで(と言っても一部はリモート会議)3日間名古屋に滞在しました。緊急事態宣言の中、結局外食は帰るときに高速手前で入ったすがきやだけでした。あとは全部コンビニかスーパーの弁当など。まあ、贅沢は言ってられません。 

名古屋からの途中の道も結構雪に降られ、富山についたらまた2-30cm雪が積もっていました。でも、次の日は朝から夜までものすごい快晴。

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月が夜中ころまで出てましたが、少しだけ撮影しました。あまりうまく行ったかどうか自信がありません。うまく撮影できていたら、また画像処理して記事にします。
 

9月の3週目は土日も合わせてなんと4連休。本当は初日からかんたろうさんのお誘いで乗鞍に遠征の予定でしたが、ギリギリまで待っても天気がどうしようもないので残念ながら中止に。その代わりに正月以来帰っていなかった名古屋の実家へ急遽帰省することにしました。


久しぶりのSCORPIO

名古屋で色々やることはあったのですが、とりあえずは目的の一つSCORPIOへ直行することにしました。Twitterでいのさんと連絡を取り、開店の13時にお店で待ち合わせるすことに。最初は余裕で間に合うと思ってましたが、名古屋の渋滞をなめていて結局13時10分くらいの到着でした。

店の前にはいのさんと、他にお知り合いの方が何人かいました。ちょっと長居しそうだったので、駅方向の少し離れた有料駐車場をいのさんに案内してもらいました。店舗では店長さんとこの間の日本空調のその後を少し話し、店舗内と展示場をみてました。

展示場はSkyWatcherのAZ-GTeと屈折、反射の機器群がズラーっと並んでいて圧巻でした。店長さん曰く「そこまで数は出ていない」とのこと。値段から考えたら圧倒的なパフォーマンスだと思うのですが、多分初心者はここまでたどり着かないのではないでしょうか。やはり最初に行くのはホームセンターや家電量販店などで、なんだかんだで入門機では全国に販売網を持つVixenが一番目につくのかと思います。AZ-GTeだと自動導入までついているので、より長い期間楽しめると思うのですが、初心者だとその判断にたどり着くのも大変なのかもしれません。

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SharpStarの製品も少し展示してあり、実物を見ることができました。Askarブランドのものはまだ並んでいませんでしたが、こちらも期待できそうです。SkyWatcherといい、SharpStarといい、中国メーカーの台頭が本当にすごいです。しかも四隅の星像まできちんと出してくる機種も普通に存在します。今後10年でどうシェアが変わっていくのか、楽しみなような、怖いようなです。もちろんユーザーとしてはいい機材が安価で帰るようになるのは嬉しいことですが、あまり疲弊して潰し合うようなことはユーザーとしては悲しいことになります。

店舗に戻ると、注目のCelestronのスターセンスエクスプローラーを載せた102mmの屈折が置いてあり、やっと実物を見ることができました。これ、リアルタイムでプレートソルブをやっているのですが、よく考えてあると思います。実際に滞在中もお客さんが購入していったので、かなり出ているのかと思います。この部分だけ欲しいのですが、ここだけ外して使うのはメーカーとしては推奨しないような情報が流れていました。私はPCを使って導入するのでそこまで必要性を感じませんが、眼視中心の特にドブソニアンの人とかはPCなしで淡いターゲットを入れることができると、本当に便利なのかと思います。

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その後来た、いのさんのお知り合いの方とも話しながらで、午後4時くらいまで居ついてしまいました。しかもこの日は結局何も買わずで申し訳なかったです。

本当は一つ欲しいものがあったのです。それはサイトロンから出た3倍の星座ビノです。3倍の星座ビノは笠井からも出ていて以前レポートしていますが、サイトロンから出たものはそれとはまた違っていて、まず48mmのフィルターを取り付けることができること、もう一つは光学的にも違っていて、周辺の歪みがなくなっているとのことです。

店長さんは「酔うことがなくなった」と表現していましたが、確かにその通りです。お店にはちょうど笠井の3倍のものも置いてあったので、直接ビルのタイルなどを見比べてみると、笠井の方で見られたビルの輪郭部の大きな歪みがサイトロンのものではかなり抑えられています。実際には暗いところで星を見るだけだと違いがわかりにくいかもしれませんが、3倍の笠井のものがすごく好評なのでもう一つ3倍のものが欲しいのと、フィルターをつけてみて違いを見るとかもできそうなので、手に入れておきたいです。ところが在庫はまだこの見本だけ。というかまだ販売体制が整っていないようで、残念ながら今回は諦めました。

他にもEAFやASI462MCと買いたいものもあったのですが、10月の福島のスターライトフェスティバルが間もなくなので、ちょっと我慢しました。


トップカメラ

その後実家に到着。電灯がつかないとか、ドアの鍵が調子悪いとか、一通り母の要求を満たし、食事はいつもの近くの「まる重」へ。基本的に飲み屋なのですが、定食っぽいのもやっていて、あまり飲まない私にはありがたいです。刺身系がものすごくお値打ちで、普段美味しい魚を食べている富山人の私でもおいしいと思います。写真の上寿司、なんと千二百円です。ウニの美味しいこと。

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もし晴れていたら電視観望でもやろうと思いましたが、この日も曇り。そのまま実家に戻り一泊して、次の日の午前はトップカメラの栄本店へ。ここでは特価のフィルターやらフィルターケース、レンズケースなどを大量に購入しました。

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ここは中部圏でも、多分全国的にもトップクラスの中古カメラの在庫。集めているPENTAXの6x7レンズも見ましたが、在庫は何種類もあったもののとりあえず食指が動くものはなく、今回はせっかく名古屋に行ったにもかかわらず、大したものは買えませんでした。午後は母親のスマホの買い替えにつきあい、結局夕方に実家を出て自宅に戻ったのは22時前くらい。この日は疲れていて、天気も悪かったので寝てしまいました。


あんとんシュガーさん

連休3日目の月曜は、最近Twitterでやりとりを始めたあんとんシュガーさんが午後から来るので、朝から部屋の片付けと、機材の準備です。晴れていたので太陽でも見るかと思って赤道儀を出しておきましたが、午後曇っていて使うことはありませんでした。午後1時半頃だったでしょうか、まだ窓の掃除をしている時にあんとんシュガーさんが到着しました。同年代で、明るくて、とても話しやすそうな方です。でも家族からは相変わらず「ネットで知り合った人とはあってはいけません」と言われています(笑)。

早速部屋にあがってもらい、少し機材を見てもらった後、目的の微動雲台を受け取りました。

あ、そもそもなんで知り合ったのだろうかと二人で話してたのですが、やはりきっかけはあんとんシュガーさんがFS-60CBをユーシートレードで購入したことでしょう。みんなで「購入おめでとう」とか言っているときに、私もFS-60Qユーザーなので「わーい仲間だ!」と思ってコメントした覚えがあります。

聞いてみると金沢に住んでいるとのことで、いつか富山に遊びに来ませんかとか言っていました。そのうちあんとんシュガーさんが、大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会の方とつながりができ、迷人会の井戸端秀樹さん製作のポタ赤用の微動雲台を試すことに。そこに私が反応したところ、同じく迷人会のこたろうさんからその微動雲台を私のところに持っていくようにと命が下ったというわけです。

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無事に微動雲台を受け取りましたが、かなりしっかり作ってあるようで、評価するのが楽しみです。詳しい評価は後日別途またするとして、せっかくあんとんシュガーさんに自宅に来てもらうので、その場で画像処理特訓でもとか思っていました。でもでも最近ずっと天気が悪くて、あんとんシュガーさんの方がなかなか撮影できなかったみたいです。色々聞いてみると、今年3月に初めて星景写真で天の川を撮り、そこからハマり始めて色々揃え出したとのこと。まだまだ機材を揃えているところで、なかなか撮影まで辿り着けないとのことです。目的はまずはアンドロメダ銀河、その後オリオン大星雲を撮影してみたいとのこと。

面白かったのは「FS-60CBを買って良かったー。」としみじみ言っていたことです。最初からきちんとした機材を買うのは一つの手なのですが、確かに今回他の機材を買っていたらもしかしたら私は連絡をとっていなかった可能性もあります。私もFS-60Qには惚れ込んでいるので、同じ機材のユーザーというのはなんだかんだ言ってつながりを感じてしまいます。

結局19時近くまでいたと思うのですが、こんな長い時間何をしてたかというと、ホント何をしてたんだろうというくらい時間があっという間に経ってしまいました。最初の頃はあんとんシュガーさんがマンガを書いていたというくらいマンガ好きなので、私のマンガ本棚を見てもらったり、天文雑誌本棚を見てもらったり、おすすめの本を紹介したりです。

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紹介した本は、望遠鏡とか撮影の理解に、リンク先にもある「デジタル点写真のための天体望遠鏡ガイド」、吉田正太郎著「天文アマチュアのための望遠鏡光学・反射編」と「「天文アマチュアのための望遠鏡光学・屈折編」」、撮影対象を選ぶのに「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」と「星座の事典」、さらに画像処理の入門として「天体写真のレタッチテクニック」です。でも最初の3冊は「式があるー」と言って拒否反応を示していました。自然科学が好きなのですが、理系を諦めた文系人間とのことですが、多分謙遜で、話を聞いている限りかなりいろんなこと調べているので、ここらへんのことはすぐに理解していくのかと思います。

画像処理のソフトの話にも当然なりました。問題はPCと英語が得意でないとのこと。でもソフトについてもかなり調べていて、DSSとSIとPIのどれがいいかとかの話にもなりました。私は回り道するくらいなら最初からPIでいいと思うのですが、英語ができないとすると確かに辛いので、その場合はSIかと思います。最初はとりあえずフリーで試してみたいというならDSSでしょうか。でも最近の最初からPIで始めた人たちの画像処理の伸び具合を見ると、PIから始めるというのが解の一つなのかとも思ってしまいます。あんとんシュガーさんはまだ迷っているようですが、結局は自分で楽しめる物を選ぶのが一番いいのかと思います。あ、でも「PIにお金払ってしまって背水の陣で臨むのもいいかも」とか言っていたので、なんとかしてしまうでしょう。

そのうち機材を出したり、どうやって撮影したりとかいう話になっていきました。あんとんシュガーさんの機材はFS-60CBとレデューサー、さらにエクステンダーをやはり迷人会の方から頂いた(!)そうです。フラットナーはまだ持っていなくて、いまいちフラットナーの価値が分かりにくいようでした。エクステンダーとフラットナーとレデューサーの役割と利点、欠点を説明し、アンドロメダ銀河を撮影するにはという話になりました。

赤道儀はポラリエUなので1軸です。オートガイドをしたいとのことなのですが、PCが苦手なのでできればPC無しでやりたいと言います。色々聞いていると、オートガイドの前に極軸をきちんと取る方がいいというアドバイスになってきました。

少し焦点距離は短くなるかもしれませんが、まずはFS-60CBにレデューサーをつけて焦点距離255mmとして、ノータッチガイド、60秒露光でズレが出なくなるくらいまで目的とし、極軸を精度良く合わせることをチャレンジした方がいいのかと思いました。ある程度極軸を合わせておかないと、一軸のガイドをしても結局ずれていってしまいます。赤径のピリオディックモーションが支配的になるくらいまで極軸を合わせ込むと、やっとオートガイドが生きてきます。

SharpCapのPole Align機能が便利なこと、微動雲台を利用してうまくすると1分くらいまでは合わせることができること、微動雲台なしでも三脚アジャスターで頑張るとそこそこ精度が出ること、微動雲台がどれくらい効くかは私の方できちんと評価することなど、ずっと話してました。

でも実際には天体の話よりも、他の話の方が多かったかもしれません。家族の話とか、仕事の話とか、2011年の震災の時の話とか、その他くだらないことも含めていろいろです。晴れていたら早めの夕食をとって、その後撮影とかでもと思っていましたが、結局天気が回復することもなく、あんとんシュガーさんは次の日仕事ということで、また再開を約束して帰宅されました。

ずっと話してましたが、どれだけアドバイスとかできたかはちょっと微妙です。でもTwitterでたくさん得るものがあったと言ってくれたので、ちょっとほっとしています。この日は私も疲れて早く寝てしまい、夜中一度起きてもまだ曇ってたので、諦めてそのまま朝まで寝てしまいました。

今ブログを書いている連休最終日の今晩も曇りみたいです。この連休、昼間は青空も見えたりして雨も降ってないので天気がそこまで悪かった印象はないのですが、全然星は見えませんでした。最初はこの記事のタイトルを「4連休の星活」としてたのですが、ほとんど星活してないのでタイトルを上のものに変更したくらいです。

星的には冴えない連休でしたが、あんとんシュガーさんがきてくれてとても楽しかったです。コロナ禍で自宅にあまりお客さんも来てなかったので、部屋をきれいにするいい機会にもなりました。いつか一緒に撮影とかしたいです。あんとんシュガーさん、今後ともよろしくお願いいたします。



きっかけは一通のメールから

先日、名古屋の天文ショップスコーピオの店長さんから突如連絡が。なんでも富山のある会社に望遠鏡一式を納品するのだが、初心者なので地元でサポートしてもらえるような富山の天文同好会はないかという質問です。

スコーピオは私が4年前に星を始めた時に、機材を揃えたお店です。実家が名古屋なので帰省の旅に寄っていたのですが、最近はコロナ禍で全然お店に寄れていません。今回、お客さんに一連の操作を説明するために富山に来くるというので「せっかくだから納品が終わったら食事でもどうです?」とか言っていたら、なぜかとんとん拍子に私もその説明会に参加することに。なんでも初めて天体望遠鏡を使うので、富山で誰かサポートしてくれる人がいると心強いというのです。私もこんな話は大好きなので、二つ返事で「行きます!」と。


説明会当日

で、先日行ってきました。スコーピオさんが休日の水曜日です。平日なので、私も仕事を終えてからの参加です。出かける際に妻が聞いてきました。

妻: 「え、何しに行くの?」
私: 「なんか会社で望遠鏡を買ったとかで、それ見に行く。」
妻: 「え、なんで?」
私: 「店側は富山でサポートしてくれる人がいると安心だから、会社側は初めての望遠鏡で近くに教えてくれる人がいると助かるから。両方からメリットがあるから。」
妻: 「え、パパのメリットは?」
私: 「無い。でも新しい仲間ができるかも。」

と答えたところ、もう呆れ顔で「ハイハイ、勝手に行ってらっしゃい!」と言った感じで送り出されました。なんでこのワクワク感を分かってくれないのでしょうか?


日本空調さんにて

18時頃にその会社に到着しました。今回会社を挙げて天体望遠鏡を導入したのは株式会社日本空調さん。富山駅からすぐのところです。駐車場で「着きました」と電話して、スコーピオの店長さんと日本空調の社長さんにお会いして、挨拶もそこそこに社内の会議室のようなところに連れて行かれました。なんとそこには社員さんがズラーっと机に座っています。20人位はいたと思います。

実は事情を全く聞いていなかったのですが、話を聞くと超面白いです。なんでも社長さんがもともと星に興味があって、ボランティア社員を募って、社長自ら作った作った天文テストで90点以上とった社員が参加しているとのこと。90点以上にならないと追試もあるとかで、この場に集まった方はそのテストをパスしてきた精鋭さん達だということです。

ここからが重要で、今回望遠鏡を会社に導入して、小学校や中学校で観望会を開いて子供たちに見てもらいたいというのです。コロナ禍でイベントとかなかなかできないので、少しでも地域の人に楽しんでもらえたらとのことです。9月には教育関係の方の視察もあるとかで、ちょっと気が早い気もしますが、そのやる気と実行力は素晴らしいと思います。


なぜか突然講義の始まり

しかも、スコーピオの店長さんも当日こんなふうに会議室に集まって話をするとは何も聞いていなかったらしく、急遽話を作ったそうです。18時過ぎから暗くなり始める19時前くらいまで、ズラーっと並んだ社員の皆さんの前で赤道儀の説明から、設置の仕方、観望会の様子まで一通り話が進みます。おそらく皆さん、実際の望遠鏡を触った人はほとんどいなくて、基本的なことからの説明です。聞いてみると、事前に送られてきた赤道儀と鏡筒を2度ほど組んでみたとのこと。でも実際に組み立てた人は限らていて、鏡筒を覗いた人もまだ半分くらいとのこと。しかも一部の機材しか触っていないので、今回一からの設置と、極軸調整の練習をして、これまで使っていない機材も試してみるとのことです。なんと、電視観望用にASI294MCもつけたセットで、街中でも相当のことまでできそうです。

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講義が終わると、外に移動して実際の機材の設置になります。場所は歩いて数分の会社の駐車場です。


実際の設置

今回納品した機材はというと、赤道儀がVixenのSXD2、鏡筒が同じくVixenのSD103Sで焦点距離が795mm。初めての機器にしてはもう十分過ぎるくらいの性能です。さらに惑星用にバローレンズ、さらにさらに電視観望用にASI294MCとレデューサーも揃えています。よく見るとASI292MCを取り付けるためのCanonマウントアダプターもあるので、そのうち広域電視観望とかもできるかもしれません。

駐車場では何人かの人が中心となって、赤道儀の設置と水平出しを始めてます。

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  • 木星が駐車場横の家屋で隠れてしまうので「赤道儀の場所、もう少し家から離れた方がいいですよ」と言って移動してもらいます。聞いたら前回とは違う場所に置こうとしてしまったようです。まだやはり目の前の機器に手一杯で、なかなか全体に目が行かないのは無理もないことです。
  • 赤道儀の設置のときも「ウェイトが重すぎでバランスが取れない、もうこれ以上内側にいかない」と迷っていたのですが、これもアイピースがついてなくて鏡筒側の重さが足りなかったためで、スコーピオ店長さんからアドバイスがありました。
  • やはり最初のうちは何度も練習が必要で、その都度その都度トラブルや気づいたことを解決していくことがそのまま経験になるのかと思います。

街中の星観察には星座ビノ

設置している最中に、手持ち無沙汰な方もいたので、星座ビノを出して星座観察をしてもらいました。ここは駅の近くでかなり街の中心部なので、富山と言っても相当明るいです。それでも星座ビノだと、目で見るよにはるかに星の数が増えるのにびっくりされたていたようです。星座ビノは結局合計6つ出して、交代でかなりの方にみてもらいました。将来観望会をやる時にもこういった星座ビノを用意しておくといいと思います。
  • 星座ビノを使って、月のすぐ近くにアンタレスがあり、その右の3つの星も見えてさそり座の形を認識してもらいました。
  • ベガの周りの三角形と平行四辺形でこと座の形を認識してもらったりします。
  • 星座アプリ(最近は星座早見版よりこちらの方がメジャーのようです)と照らし合わせて形が分かったりするので、街中でも充分星空を楽しめて楽しいと思います。

みんなで観望

望遠鏡の設置もうまくいき、自動導入も店長さんのアドバイスのもと何度か試していたようです。参加していた社員さん全員に覗いてもらっていました。設置で苦労したせいか社長さんが「全然働いてなくて見るだけか!」と(冗談で)文句を言っていました。でも社長さんすごく楽しそうで、うまく見えているのでちょっと得意げでした。
  • 最初の月ですが、今回初めて望遠鏡を覗いた半分の社員さんには相当インパクトがあったようです。
  • さらに木星は、社長さん特製テストで4つの衛星の名前を覚えていたので、皆さんそれを確認していました。縞も十分見えたようです。
  • 土星は形が綺麗で初めて見るとインパクトがあります。こちらもテストで出ていたらしく「タイタンが見えるか?」とか言っていたのですが、流石に難しかったようです。

他にももう一台、スコーピオの方でVixenの同クラスの赤道儀と鏡筒を持ってきていて、手が空いている社員さんが何人か導入の練習をしていました。ファインダーを覗きながら入れようとしているのですが、鏡筒は全然あさっての方向を向いています。でもやはりファインダーだけを覗いていると、それがわからないんですよね。外からそれを見てる人はわかるので「もっと全然左!」とか言っていましたが、本人もファインダーから目を離して改めて気づいたようです。ここら辺も経験を積んでいくのが大切だと思います。


なんと電視観望も

最後は大トリで電視観望の練習です。アイピースからCMOSカメラのASI294MCに取り替えて、まずは惑星から。
  • ソフトはSharpCapを使いました。もしかしたらASIStudioの方が楽かもしれません。今度一緒にやる時に紹介しようと思います。
  • 惑星は導入後、カメラで見ると明るすぎるので露光時間やゲインを下げる説明をしてました。
  • 電視観望だと、木星の縞とかもみんなで同時に見えるのにインパクトを受けていたみたいで、今後の観望会への発展の感触を得ていたようです。
  • その後、改めて惑星を中心に持っていきバローレンズで拡大し、ピントを合わせ直してさらにはっきり見てました。

星雲にも挑戦です。
  • 星雲はまずは輝度の高い、こと座の惑星状星雲M57です。導入後LiveStackでノイズが少なくなっていきます。ここは私も少し活躍して、ホワイトバランスと炙り出しでどんどん見えるようになってくると「おおっ!」という感じでした。明るい街中でもきちんと色がついていて、青から赤のクラデーションが見えるのは驚きだったようです。
  • 次はこぎつね座の亜鈴状星雲M27です。ダンベルの形がわかるので「英語ではダンベル星雲というんですよ」と話すと「ほーっ!」とうなずいてくれていました。
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でも社長さんが「これは操作が難しい!覚えられなさそう。」と叫んで、「〇〇君、きちんと覚えて!頼りにしてるよ。」とか言っていました。頼まれた若い社員の方も「大丈夫かなあ?」という感じでしたが、すかさずスコーピオの店長さんが「これはベテランがやるような結構難しいことをやってるんです。」とフォローを入れていました。もちろんこれから経験が必要ですが、私も近くに住んでいるので、できるだけ一緒にサポートしていければと思っています。


説明会に参加してみて

でもこの日本空調さん、さすがに技術系の会社なので理系の方も多くて、特に宇宙に興味を持った若い社員の方が何人かいました。当然モーターとかの制御専門の方もいて、結構私も話が合ったりします。モーター制御はオートガイドとかにも通じるところがあるはずです。カメラが趣味の方ももしかしたらいるかもしれないので、撮影とかまで進むかもしれません。会社の入り口とかオフィスに撮影した写真を飾っておけばかっこいいと思うのですが、どうでしょうか?この中から、星が本当に好きになって、せっかくある会社の望遠鏡を自由に使って進めてくれる方が出てくると嬉しいです。

スコーピオさんがこの日のうちに名古屋に帰る必要があったので、21時頃でスコーピオさんと私は退散しました。「またわからないことがあれば、遠慮なくご連絡下さい」と伝えておきました。すいていれば車で30分かからないくらいです。今後うまく観望会までたどり着いて欲しいです。

社長さんと何人かの社員の方には少し話したのですが、観望会を開催するのもなかなか大変だと思います。多分最初はトラブルだらけで、うまく見せてあげられないかもしれません。だんだん暗くなって木星とか見え始めると、極軸をとる時間もなく見せ始めて、全然導入できないとか、導入しても極軸があってなくてすぐに逃げてしまうとかもよくある話です。でもそこでめげずに、何度か経験を積んでもらえば、きっとそのうちうまくいくと思います。私もそのために手助けできるなら喜んで参加します。

また経験という意味で「富山私科学博物館で毎週土曜日星空観察会をやっているので、そこに参加したらいいですよ」とアドバイスしておきました。おそらく自分たちで始める前に、観望会の雰囲気を知っておく方がいいのかと思います。


終了後、少しだけ食事に

日本空調の皆さんはもう少し続けていくようでしたが、我々はここで移動し、せっかくの機会なので少しだけ食事でもしようという話になりました。スコーピオ店長夫妻と私の3人です。でも問題は、コロナ禍で21時だと店が全然空いてないのです。これから運転して帰るので、居酒屋もいまいちです。本当はおいしい回転寿司(富山は回転寿司でも本当に美味しいです)とかがよかったのですが全然あいてません。豪華なものでなくていいというので、この時間で空いている数少ないお店で、近くの駅前の富山ローカルの「まるたかやラーメン」に行きました。富山のラーメン屋はなぜかメニューにおでんが普通にあります。あんばやし(こんにゃく)や巻かまぼこは珍しかったみたいです。名古屋の赤味噌でない、生姜風味の白味噌でおでんを食べることや、おでんにとろろ昆布がかかっているのも確かに富山だけですね。普通の一般富山人の店なので申し訳なかったのですが、一応喜んでくれたみたいでほっとしました。

私も最近全然名古屋に帰れないので、店長とは久しぶりの会話になります。聞いたら、やはり会社を挙げて望遠鏡を導入するのは珍しいケースで、スコーピオさんでも初めてのことだそうです。名古屋から富山はなかなか遠くて、電話でもなかなかサポートが難しいので、私みたいなのでも近くにいてくれるとありがたいとのことでした。


天文機器の扱いのサポート

富山の同好会は富山県天文学会(略して県天)があるのですが、最近のコロナ禍で活動が停滞しているのと、観望会はまだやるのですが初心者のサポートみたいなものはあまりしていないのが現状です。実は現会員の中にもサポートを期待して入会してくれている方もいるので、もしかしたらそういった方向もきちんと考えた方がいいのかもしれません。基本的に県天は好きな人が集まっているので、勝手に技術は習得していくもんだとという感じなのですが、ボランティアを募れば世話好きな人もきっといるはずです。そういった教えて欲しいという需要は実はかなりあるのかと思います。

観望会で自分の望遠鏡を持ってきてもらって、その時に操作を教えてもらうということもあるかもしれません。でも現実には観望会では他のお客さんに見てもらうのがメインで、なかなかそういったサポートはできていません。富山市科学博物館の観望会で、一部職員さんが面倒を見てくれている時もありますが、これもその職員さんの好意でやってくれていることだと思います。

こういったサポートは天文人口の裾野を広げることにもつながるので進めていきたいですが、まだまだこれからの課題かと思います。地域でサポートを欲しているなら、ローカルに周りに住んでいる近くの詳しい人で、なんとかサポートできるのがいいなと思います。


お疲れ様でした

コロナ禍でのスコーピオさんの店舗の状況だとか、最近の新製品の話題だとか、話はつきません。奥様はあまり星には興味はないみたいですが、こういった遠くの出張にはついていくそうです。本来水曜はお店が休みなのですが、大体こういったサポートでなかなか休みにならないそうです。大変だと思いますが、好きなことでもあるのであまり気にならないとか。いや、それでも大変だと思います。

というわけで、22時過ぎくらいだったでしょうか、この日は解散となりました。天文ショップのサポートがどのようなものかも興味があったので、私にとってもいい経験となりました。日本空調さんの志と実行力は素晴らしいです。うまく観望会までたどり着いて欲しいと心から願います。私もせっかくお知り合いになれたので、今後もできるだけ協力できたらと思います。

この日はなんとも数奇な運命を感じる一日でした。


12月半ば、スターベース東京にて

少し時間をさかのぼり、12月半ばに戻ります。この日も東京出張で秋葉原に寄る機会があり、スターベースに顔を出しました。スターベースのWebページで得た情報によるとアウトレットページにいくつか魅力的な機材があり、TSA-120Nの展示品が販売されていることを知りました。店に入って見てみるとμ180などかなりお値打ちな機材がいくつか置いてあります。でもTSA-120Nの姿はなく、もう売れてしまったのかなとも思ったのですが、一応聞いてみると実際の物が奥においてあるといいます。見ることもできるというのでわざわざ出して見せてもらいました。展示品で鏡筒バンドもついているので通常よりはお値打ちです。ものすごく欲しかったのですが、その場は一旦冷静になってその日は帰宅。

TSA-120は悪い噂をほとんど聞くことがないくらい、ものすごく評判の良い鏡筒です。躊躇した理由は限定の廉価版のNモデルなので、フードが固定なこと。フード固定自身は別にいいのですが、フードが縮まない分全長が長くなってしまい、収納や持ち運びが大変そうです。アウトレットに出ていたものは鏡筒バンドがついていてその分お得なのですが、実は鏡筒バンドはK-ASTEC製のものを使いたかったので、鏡筒バンド無しでいいのであと少しで値段を追加して、Nでない通常のTSA-120にした方がいいのかなと思っていたりしました。

それでも屈折の眼視に関しては最強に近いTSA-120Nを割安で手に入れるチャンスです。家族とも相談し、散々迷いながら、その後しばらくは毎日webページをチェックしていました。でもでも意外に売れないのです。売れてしまったら縁がなかったとあきらめがつきます。なぜか1月に入ってもずっと残っていて、毎日TSA-120Nのことを考える日々が続きました。「これだけ残っているのならまだしばらくありそうだ、もし、もし次回東京出張まで残っていたら買おう」と決心。でもありがちなことに、そう思った矢先、1月半ばにとうとう在庫切れになってしまいました。

人間勝手な物で、在庫切れになると「あー、やっぱり迷ったりせず買っておけばよかった」と思ってしまうものなのです。でも同時に、少しホッとしている自分もいて「あー、なんとかやり過ごせた。やっと諦めがついた」と思っている自分もいます。


1月半ば、つい先日のスターベース東京にて

そして今回1月の出張で訪れたスターベース。その日会ったIさんも交えて、店長とS君と「TSA-120Nをやっとの思いで、幸か不幸か買い逃した」というこの一ヶ月の思いを語り、「FS-128がヤフオクで出てるみたいでそれも考えてる」とか言っていたら「たまたま今日中古のTSA-120が入ってきましたよ」とのこと。「見ます?」というので即答で「ハイ!」。しかも今回のものはラッキーなことに、最後にNが付かない通常モデルのフードが短くできる方のTSA-120です。2011年のモデルでしたが、とてもきれいで状態も全然悪くなく、もうほとんど迷いはありません。あとは値段のみです。

と思って値段を聞いたら、まだついさっき工場から送られてきたばかりで値段がついていないとのこと。ああ、スターベースでタカハシの中古を購入することの強みはここだなあと。中古といえどもしっかりメンテナンスしてから販売してくれます。値段がわかったら連絡してくれるとのことなので、ここでIさんとスターベースを退散して近くの居酒屋に移ることにしました。ここからの話は前半部分に書いています。


なぜTSA-120?

ちなみに、スターベースを出る直前にTSA-120を欲しいと思った理由をK君に聞かれました。実はこれ、かなりずっと考えていて、いくつかはその場で話したのですが、改めて列挙しておきます。
  • もともと、周辺像を気にしなくていいくらいの撮影レベルで使える、口径の大きい焦点距離の少し長めな素性のいい鏡筒を欲しいと思うようになっていた。
  • 屈折か反射にこだわりはなかったが、光状線があまり好きでないので屈折か、反射なら少し制限されてシュミット系などのスパイダーが無いものが良かった。
  • きっかけは12月のTSA-120Nのアウトレットで、これを見てTSA-120について色々調べて真剣に考え始めた。
  • これまで眼視をほとんどやってこなかったので、少し眼視での観測を真剣にやってみたかった。眼視ならTSA-120はもうほぼベストの選択。
  • 撮影ならTOAの方が有利そうだが、重くなるのと温度順応に時間がかかるかも。何より予算が...。
  • TSA-120はTOAに比べて相当軽い。気軽に使うにはこれくらいの軽さでも限界か。
  • 星像の鋭さの限界が、シンチレーションのせいなのか鏡筒のせいなのかをはっきりさせるために、しっかりした基準が欲しい。VISACの周辺までの点像は設計は素晴らしいが、やはり製造と調整の過程で不確定要素が入り込む可能性がある。
  • かなり調べてもTSA-120の悪い噂がほとんど出てこない。この鏡筒はタカハシの良心だとの意見も。
  • FS-60Qは星を始めて結構すぐに、その価値もわからずに手に入れてしまった。TOAの価値はまだ理解できないかもしれないが、今ならTSA-120の価値を一番享受できるのではないか。
  • 900mmの焦点距離は持っていないので楽しめそう。レデューサーをつけて670mmにしたら、FS-60QやFC-76+マルチフラットナーと比較できて楽しそう。
  • TSA-120で満足できなかったら、現行機ではもうあとはTOAくらいしか残っていない。かなり長い間、多分一生ものとして使うことができそう。
  • 稼働率まで考えたら今の時点ではベストの選択ではないか。
などです。やはり中古といえども高価な鏡筒。これくらいは考えてしまいます。

逆に心配だった点は
  • TSA-120Nだとフードが固定で全長が1メートル超え。ケースを探すのが大変なのと、トランクのスペースが厳しい。
  • TSA-120は撮影の作例があまりないこと。
  • レデューサーとエクステンダーのスポットダイアグラムがフラットナーと比較して少し周辺で崩れること。
くらいです。

  • 今回はTSA-120なので、フードが縮み約15cm短くなるので解決。
  • 撮影に関しては、スターベースブログにフラットナーと組み合わせたM31の作例が載っていました。実際にスターベース の店頭で印刷されたものも見せてもらいましたが、全く不満はありませんでした。撮影にも十分すぎるくらい使えると判断しました。
  • レデューサーとエクステンダーはフラットナーに比べて高価なので、将来少し余裕が出た時に試すことにするつもりです。
と、レデューサーとエクステンダー以外はすでに解決。最初にフラットナーを買ってみれば撮影は相当楽しめそうですし、眼視でまた違った世界がひらけそうです。


今回のTSA-120との不思議な縁

居酒屋での話は前半を見ていただくとして、20時半頃にお店を出てIさんと別れた後に乗った帰りの山手線、なぜか隣の席にKYOEIのMさんが。私は最初気づかなくてMさんから声をかけてくれたのですが、むしろMさんの方が何でこんなところにいるんですか!と驚いているようでした。しかもその日の午前に、たまたまスターベースのS君とも電話していたとか。「スターベースでTSA-120の中古がたまたま出ていてS君に見せてもらった、もしかしたら買うかも」というような相談をしたらもう大絶賛。とにかく全く悪いところのない、非常にいい鏡筒とのことです。KYOEIの方も同じように言うのですから、やはり評判は間違いなさそうです。

  • もし、12月の時点でNモデルの方に決めてしまっていたら、今回の話は全てなかったでしょう。
  • もし、Iさんがブログにコメントしてくれなかったら、多分この日のことはなかったでしょう。
  • もし、スターベースを待ち合わせ場所にしなかったら、たまたまこの日に入荷したばかりの中古TSA-120に出会わなかったでしょう。
  • もし、たまたま乗り込んだ山手線でMさんと会わなかったら購入相談もできなかったでしょう。
なんか色々運命的なことを感じてしまい、Mさんと話した時点でTSA-120の購入を決めました。

そうしてMさんと東京駅で別れ、富山への新幹線の切符を買って「はぁなんとか最終便に間に合った」とやっと落ち着いたところでメールを見てみたら、ちょうどスターベースのS君から「値段が出たので連絡が欲しい」とのこと。中古ということもあり、前回のNモデルの展示品よりも安くなっていました。

もうこのTSA-120は私に買ってもらうために
現れてくれたんだとしか思えず

即決で購入の連絡をしました。連絡のメールを入れたのは新幹線に乗り込んですぐのことでした。


とうとう到着!

翌日金曜日に支払いを済ませて、土曜日発送。そして今日、日曜日の夕方、とうとうタカハシから大きな箱が届きました。

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蓋を開けてみると、緑の文字が見えます。これだけでもう大興奮。すでにチラッとTSAの文字が。

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箱から出してみました。比較でEOS 6Dと並べてみます。

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6Dが小さく見えるくらいなので、相当太いです。でも長さはフードがたたまれているせいか、非常にコンパクトに感じます。

ファインダーもついているモデルで、タカハシ純正の鏡筒バンドも前オーナーのものが付いてきています。手持ちの赤道儀がCelestronのCGEM IIなので、VixenかLosmandy規格のアリガタに変換してやらなくてはいけません。とりあえず手持ちの機材で工夫して取り付けてみようと思います。

残念ながら今夜はどんどん曇ってきました。ファーストライトを試す様子は次回また書きます。乞うご期待。


フリマでの初めての天文道具の販売

多分売る方としては初めてのフリーマーケットになります。妻の友人がフリマスペースを申し込んでいて、場所が少しあるので妻も絵本を売ると言っています。いい機会なので、ついでに私もあまり使わない天文機材などを売ることにしました。値段的には星まつりで購入したものをさらに安くしているので、相当格安だと思います。それでも妻の扱う絵本とかに比べたら結構高いので、妻は「そんなの売れるわけない」と言います。

妻が先に家を出て、友人と一緒にすでに販売を始めます。私とNatsuは会場の様子を聞いて、1時間ほど後から到着したのですが、着いた途端にすごい雨。大きめの望遠鏡カバーをすぐに出して、絵本とかが濡れるのを防ぎ、珍しく妻に感謝されました。雨が上がると、私も商品を出すことにしました。

fleamarket
もういくつか売れてしまった後の写真です。

今回出したものは入門用の望遠鏡セットが一つ、三脚が5つ、雲台が4つ、双眼鏡が2台、雑誌が4年分48冊です。とにかく今回学んだのは、やはりわかりやすいのでしょうか、双眼鏡が大人気。なんでか聞いてみたのですが、買った人はそろって鳥を見たいそうです。出したのは7倍と12倍なのですが、まずは倍率を聞かれます。低倍率の方が使いやすいと力説したのですが、やはりなかなか理解してくれません。低倍率の方は一緒にいた友人家族が買ってくれました。後から妻が聞いたら、よく見えると喜んでいるとのことです。

望遠鏡ももう一組の別の友人家族(友人同士は親戚)が買ってくれました。子供と一緒に見たいそうです。本当は「一緒に星を見る券」をつけて興味のありそうな人に売ろうと思っていました。どうせなら説明しながら一緒に見て興味を持ってもらおうと思っていたのです。でも結局売れたのが知り合いなので、今度自宅に遊びにきてもらうことにしました。

三脚も意外に人気があります。ほとんど9割5分位の人が興味を示しませんが、それでもカメラやビデオを持っている人が少なからず興味を持って購入してくれます。結局5本中3本が売れました。一方雲台は更に興味がある人が少なくなります。結局売れたのは一つだけでした。

まったくの誤算は天文雑誌です。1年分そろっているものを持ってきたのに、売れるどころか、誰一人として興味を持ってくれませんでした。重かったのに結局全部持って帰りました。でも冷静に考えたら当たり前ですね。富山の天文好きの人なんて知り合いの人ばかりだし、他に昔の天文雑誌に興味があるなんて、多分数えれるくらいの人数なのかと思います。

でも単価はそれなりなので、数は少なくても思ったより売上にはなったんです。妻が値段を聞いたら信じられないというような顔をしていました。最初「絶対売れない」とか馬鹿にされていたので、ちょっと見返してやった気分です。多分なんですが、こういった地元のフリーマーケットに出るのは女の人向けの商品が多いので、男性対象の商品が珍しくて目立ったのではないかと思います。実際に興味を持ってくれたのは男の人ばかりで、女の人で興味を持ってくれたのは母娘の親子二人組だけで、しかも弟がカメラをやっているからという理由だそうです。


お通夜で星見

次は多分珍しい、なぜかお通夜での星見会です。

平日に母から珍しく電話がかかってきました。北陸にいる母の兄、私から見て叔父が亡くなったと。母は叔父から見たら妹にあたるので、小さい頃から可愛がられていて、ずっと仲がいいのです。母は長時間の移動が大変なので、もう葬儀に出るのも諦めていたらしいのですが、平日私も忌引きを取って付き合うからと、無理やり母に富山まで来てもらい、車で母を乗せて石川の端の方まで移動しました。

叔父はずっと密葬でいいと言っていたらしく、今時流行りの家族葬で、3人の子供とその家族、別れた奥さんとその妹さん、うちの母と私だけの、本当に身内だけの葬儀です。私から見たら、十何年ぶりかに会えた従兄弟もいて、悲しいどころか昔話と今何やってるかとかで大盛り上がり。もともと叔父は超自由人で、人生好き勝手に楽しんできて、商売も古道具屋と、かなり面白い人です。みんなに迷惑をかけまくったり、でも人がいいのでなかなか憎めなくて、私も性格とかは全然違うのになぜか気があいます。みんな同じような印象なのでしょう、本人の前で平気で悪口も言いますし、小さい頃みんなで能登半島を一周した話とか、学生時代に叔父に古物商の仕入れの席に連れて行ってもらった話とか、全然悲しい雰囲気になりません。

17時からのお通夜は30分くらいで終わっって、着替えるために車のところに戻ってみると、月がすごく綺麗です。これは意外にいい機会だと、ぱっとFS-60CBとAZ-GTiを出し、私としては珍しく8-24mmのセレストロンのズームアイピースをつけて眼視で月を見ました。

すると従兄弟と、その子供たちもでてきて、さらに大人も全員参加で月見です。みんな望遠鏡なんかほとんどを覗いたことがないらしく、セレモニー会場の駐車場でキャーキャーいいながら月を見ていました。月の模様自体もあまりじっくり見たことがないので、ウサギの頭の部分が出ているよとか、親子ですごく楽しそうに話しています。倍率は低いのですが、ついでに土星も木星も見えて大満足。小さくても土星の輪もはっきり見えますし、木星の衛星とかもみんな初めて見るものばかりです。最後は星座ビノを出して星座教室にまでなりました。宇宙の話になったり、宇宙人はいるかいないかとか、身内ならではの全く遠慮もなにもない星見会で、私にとっても新鮮でした。1時間も見ていたでしょうか、その後、仕出しでそのままみんなで夕食となったのですが、その流れのせいか本当にあっという間に時間が経ったほど、話に花が咲きました。母も無理してでも来てよかったと言っていました。私は次の日仕事なので名残惜しくもその晩で帰りましたが、母はそのまま泊まって葬儀にも参加したとのことです。

でも何でこんなことをしたかというと、家族葬だったことと、他の葬儀が入っていなくて我々だけだったことなどいろいろ理由はありましたが、一番の理由は多分10年とか経って、会うたびにそういえばあの時星見たよねという話になると思ったからです。久しぶりに集まって、湿った話だけでなく、兄弟同士、従兄弟同士仲良く時間を過ごせたなら、叔父も天国から喜んでいることでしょう。


東京天文ショップ巡り、初ケンコートキナーサービスショップ

最後は東京でショップ巡り。まずは秋葉ヨドバシで最近恒例となってきた双眼鏡見比べ。フリーマーケットで売った機種も現役でおいてあったのと、自宅にある別の機種もたまたまあったので、ともに安いものですが比べてみます。

ここで少し後悔。フリーマーケットで売ったやつのほうがかなり見やすいです。もちろん高級機には太刀打ちできませんが、収差もそれほど悪くないですし、視野も広いですし、ひずみもほとんど感じられません。星まつりでの価格しか知らなかったのですが、定価は意外に高かったと知りました。

次は道路を渡ったすぐのキタムラで物色。NIKKOR-Qの135mm、F2.8のオールドレンズを購入しました。ジャンクなので格安です。隣に同じ135mmのSIGMAのF1.8 artが置いてありました。でも値段は30倍以上、まずは安い方で楽しみむことにします。

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次にスターベース に移動。特に購入するものはなかったですが、いつものように邪魔にならない程度に店員さんとおしゃべり。この日はS君と、アルバイトのK君もいました。S君は福島のスターライトフェステバルはお店でお留守番になるそうですが、スターベース は台風の中頑張って土曜から行くそうです。たくさん掘り出し物があるそうなので、楽しみです。

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最後は中野に移動して、ケンコートキナーのサービスショップに行ってきました。ここを訪れるのは初めてです。中野駅北口からブロードウェイを抜けて、すぐ左の角にあるビルの2Fです。

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ビルに入ってエレベーターで2Fにいくと、さっそくMEADE製品がずらり。

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もっと驚いたのが、奥にあるSolarMaxの90mmです。ぼかしておきましたが、値段もすごいです。

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ここの隣にはこれまで販売されてきたレンズの資料室のようなところがありましたが、レンズの価値が全然わかっていない私は結局スルーしてしまいました。昔のことを知っている方ならすごく面白いのかと思います。ショップに入ると、まず特価品のコーナーに目がいきました。SAMYANGのレンズが格安でしたが、オリンパス用とEF-Mマウントに気づき断念。気を取り直して、お目当のACクローズアップレンズのコーナーへ。さすがに品揃え抜群です。

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隣にMCももっとたくさんずらっと並んでましたが、おめあてはあくまでACです。

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これを見たら何をしたいか、多分わかる人はわかりますね。あ、あぷらなーとさんみたいに変なことではないですよ(笑)。もう一つの別の目的です。

店内には望遠鏡コーナーもあります。こちらは主にケンコーブランドの望遠鏡のようです。

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今回は駆け足でしたが、ここ一週間の間にあった星関連のことです。でも全然撮影できてません。
週末の福島は、台風の後に晴れてくれると嬉しいのですが。

 

休日に名古屋に行く用事がありました。


まずはショップ訪問

せっかくの名古屋なので、SCORPIOによって店長さんと少し話しました。話題は「最近若い人来ますか?」というもの。

店長さん曰く「結構来ますよ」とのこと。天文部の学生や、若い社会人のマニアの方も多いみたいです。スターベース名古屋店が閉店になってしまったので、名古屋の天文ショップは本当にここだけになってしまいました。そのせいもあってか、近辺のマニアはもちろん、一般の方も結構来るみたいです。夏が始まる前から秋くらいまでは小・中学生を連れた親子もたくさん来るとか。まだまだ期待が持てそうです。流石に冬はマニアがメインとのこと。

そんな話をしていると、ちょうど「テレビで見たから来ました。」と、小学4年生くらいの男の子を連れた親子が店に入ってきました。名古屋ではSCORPIOは結構テレビで取材されていて、それを見てくる人も多いみたいです。と思っていたら、さらに小学生くらいの子を連れた親子連れと、さらにさらに中学生くらいの子を連れたお母さんが「駐車場ここだけですか?」と言いながら入ってきました。車は3台しか駐めることができません。もう少し居たかったのですが、せっかくきてくれた子を逃すのは惜しいので「あ、私もう出ますよ」と言って空いたスペースに車を置いてもらいました。

滞在時間15分くらいでしょうか。珍しく短かったですが、フレキシブルハンドルのジャンク品を2つ手に入れて満足でした。店長曰く、「あ、いいもの見つけましたね」とのことでした。


名古屋市科学館が面白い

その後、寄ったのが名古屋市科学館です。以前は名古屋に来るたびに子供と来ていたのですが、最近はご無沙汰でした。星を始めてからは2年前に来た以来、多分2度目でしょうか。今回は到着が午後3時半頃と遅かったので、プラネタリウムの券はすべて売り切れでした。プラネタリウムでアンドロメダ銀河とか見ようと思って、星座ビノとさらに双眼鏡もカバンの中に用意してきたので、ちょっと残念でした。

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それでも見所はたくさんあります。今回の注目は5Fの「宇宙のすがた」コーナーにある望遠鏡の内部構造です。まずはタカハシの屈折。上が口径10cm、下が7.6cmと書いてあるので、FC-100とFC76でしょうか。レンズの位置がよくわかります。特に下の方は、レーザーを使ってどうやって光線が焦点に向かっていくかがわかるようになっています。

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上の写真にも少し写っていますが、タカハシの反射とMEADEのシュミカセも同じように丸裸にされています。

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こういった工夫は科学館ならではだと思います。写真だけでは面白さが全然伝わらないので、是非とも名古屋市科学館で実際に見てもらいたいと思います。

もう一つ面白かったのが、トリウムレンズです。昔のレンズで放射性物質を含んでいて、その崩壊過程をγ線センサーで検出しています。他のものと比べて結構頻繁にセンサーが鳴ります。安全性については問題ない距離においてあるはずなので、ここでは議論はしませんが、科学的には目に見えないものを測定するという観点から、非常に面白い展示なのかと思います。ちなみに私も2つ持っています。

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もう一つの目的、科学館で知り合いの方に会うことができました。なんでも毎月観望会を開催しているらしくて、その中で電視観望も試しているとか。最近はASI294MCも手に入れて、名古屋のど真ん中で色々見ているようです。そうか!名古屋でもどれくらい見ることができるのか、早速この日の夜に自分でも試してみようと思いました。


名古屋のヨドバシカメラ

科学館は結局閉館時までいたのですが、その後、せっかく矢場町らへんに来たついでに名古屋のヨドバシカメラに寄っていきました。なんとヨドバシが松坂屋の中にあるんですよ。しかも3フロア占めています。時代も変わったものです。望遠鏡を見ていきましたが、VixenとMEADEが置いてありました。びっくりしたのはミニポルタがまだ置いてあること。残念ながら展示してあるのは可動部が壊れていましたが、まだ在庫あるのでしょうか、普通に買えるみたいでした。

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ただやはり、周辺パーツはほとんど置いていないので、これなら富山のケーズデンキの方が遥かにマシな気がしました。東京のヨドバシはまだ色々置いてあるので流石です。

でもホントに、天体望遠鏡ってどこで買えばいいのでしょうか?一般の人にとっては専門のショップは敷居が高い気もしますし、やはりネット?できれば初心者ほど、きちんと見て、アドバイスを聞いて買った方がいいと思います。


初めてのカメラ雑誌

せっかく都会に来たので、栄方面まで歩いて、ついでにMARUZEN(名古屋有数の大型の本屋)に寄りました。ここでやっと話題のアサヒカメラの9月号を手に入れることができました。富山の本屋では軒並み売り切れでした。例の自然画のレタッチしすぎの件です。ちなみにカメラ雑誌を買ったのはこれが初めてです。

私はそもそも、一眼レフカメラで自然どころか、明るいところでほとんど撮ったことがない、初心者にも入門者にもならないようなズブの素人です。記事をただ読むことくらいしかできません。それでもあえて一言だけ言うなら「手に入る技術は目一杯試すべき」なのかと思います。そこで不満が出てきたときに全く新しい技術を生み出すようなすごい人が出てくるはずです。自然を自然らしくと言うのは理解できますが、そのために技術の進化ををさえぎるような、技術を使わないことを記事の中で推奨するのはどうかと思います。ハードウェアというカメラを作る努力と、撮影時に工夫したり苦労したりすることと、画像処理アルゴリズムを独自で組むような姿勢に、なんら変わりはないと思います。星なんかレタッチの究極みたいなもんですからね。


やっと電視観望

というわけでここまでが前書きで、やっと今回の記事のメインに入ります。今回のテーマは「都会の光害下で、QBPをつかった場合に電視観望は実用になるのか?」です。前回の記事で、満月のときに富山でQBPを使って電視観望試したのですが、明るい時と言ってもそれでも田舎の富山。都会の光害には遠く及びません。富山駅前でも同様のことをQBPで試したので、感触がもてそうなことはわかりますが、やはり実際に都会で試してみたくなります。場所はだんだん定番になってきた、名城公園のスターバックの横の、階段の上の踊り場です。

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今年の初めにここで同じように電視観望を試したのですが、その時はQBPを途中から入れたのですが、画面半分にカブリがあるとか、あまりうまくいっていませんでした。今回はそのリベンジも兼ねています。現場では向こうに名古屋城が見えています。

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名古屋での電視観望の見え方 with QBP

さて、まずは手始めにM57。QBPの威力でしょう、全く問題なく見えています。
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次にM27。こちらも都会の光害地とは思えないくらい綺麗に見えています。輝度のある星雲は全く問題ないですね。

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と、ここで曇ってきてしまったのでちょっと休憩。スターバックスに大好きな抹茶クリームフラペチーノを買いに行きました。スターバックスにすぐに行ける観望会なんて、結構すごいと思うのですがどうでしょうか?そんな便利なところで星雲まで見えるのです。

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ちょっと脱線、月と雲

月も上ってきました。雲がかかっていますが、その雲と月とのコントラストがすごく綺麗で、これを全部表現するのにはダイナミックレンジが全然足りないのかと。

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名古屋でもここまで見える

しばらく待っていると、天頂部分が晴れてきました。さすがに富山と比べると多少厳しいですが、比較のために北アメリカ星雲です。

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まあ、名古屋の繁華街の近くの公園でこれだけ見えれば十分ではないかと思います。

あとこれらも比較のための網状星雲と三日月星雲です。とりあえず形がわかるくらいは十分に見えています。

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Twitterで呼びかけしていた22時すぎ、明日の仕事があるのでここで終わりにし、片付けの後22時半頃に実家へと向かいました。


まとめと感想

もう十分満足しました。確かに富山と名古屋では差があることはわかりましたが、QBPの威力はすごいです。名古屋でこれだけ見えれば、あとは東京でどれくらい見えるかですね。東京の本当の繁華街でどれくらい見えるかとか、一度試してみたいです。

ちなみにこの日の一人観望会、直前にTwitterで声をかけて反応は上々だったのですが、さすがに平日前の休日だったので現場には誰も現れてくれませんでした。それはまだいいのですが、普通の人もだーれもいません。せっかく綺麗に見えたので、少しくらい見て欲したったです。残念。


このあいだの日曜にCANP帰りにスターベースに寄ったばかりなのですが、今週平日に関東に用事があり、時間があったので少しだけスターベース に寄っていきました。この日はいつも親身に相談に乗ってくれる店員のS君の姿もあり、CANPの話をして盛り上がりました。今回の記事はそんな店頭でのやり取りのお話です。

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前回も少し聞いたのですが、FC-76の白濁レンズの交換の話を改めて詳しく聞いてみました。(2019/6現在)レンズ交換サービスは正式なものとして存在していて、調整費用も含めて4-5諭吉さん程度。白濁を清掃、調整するだけのサービスが2-3諭吉さん程度なので、やはり倍近くのコストです。私の場合鏡筒本体を購入した値段が値段だったので、これだけのコストをかけるのにやはりまだ躊躇してしまいますが、手のでない値段でもないので、撮影をしてその像に不満が出るようなら他のものかなと思っています。このページによるとFC-76がシングルコートからマルチコートになったのが1986~1987年と言うので、シングルコートの手持ちのものはおそらく35年くらい前のものです。こんな昔のものもきちんと修理まで請け負ってくれるのは流石にタカハシです。S君も気が向いたらぜひとのことなので、焦らずに検証してから考えることにします。

S君と話している時にFSQ-130EDの製造中止の話になりました。前回訪れた時に店長さんとも同様の話をしたのですが、今回は販売店方でもあまり聞いていなかったようで、突然の発表のようになってしまって申し訳なかったとのことです。色々聞いてみると、やはり調整が難しいのと、レンズなどの部品の調達が難しいのが主な理由だそうです。店頭に置いてあるものは未調整品のガワだけのものなので販売はできないというのは前回店長さんに聞いたこと。そもそも値段が値段なので私には到底購入することはできませんが、素晴らしい鏡筒の選択肢がなくなるのは悲しいことです。

光学的に最高のものを設計するだけならちょっと勉強すればできてしまう。組み立て、調整のみならず、量産化、販売、メンテナンスまで考えて設計するのは大変なんだろうなと言うような話をしました。例えば、ある4枚玉の鏡筒はレンズの両側ある曲率の一方ができるだけ同じになるように設計するそうです。コストの面でもそうですし、品質のばらつきを抑えると言う点からも性能アップにつながるのでとてもいいアイデアだと感心しました。こういったことまで考えて、ユーザーに責任を持って引き渡すのができるメーカーには絶対に生き残ってほしいものです。タカハシ高いですけど、エクステンダー、フラットナー、レデューサーまでそろえてしまえば、何種類かの焦点距離の高性能の鏡筒を一度に手に入れるのと同じになるので、実はコストパフォーマンスが意外なほどよくなります。しかも鏡筒は同じなので、鏡筒バンドやその他の付属機器が変わらなくてセットアップの変更が少ないと言うのも大きなポイントです。

とまあ、前置きはこれくらいで、今回いくつかの買い物をしました。と言ってもお小遣いで買える安いものばかりです。

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まずは真ん中のタカハシ純正の鏡筒のアイピース側のキャップです。アルミ製でしっかり作られています。FC-76用に買いましたです。店頭に普通のアイテムとして並んでいて、単体で買うことができます。FC-76は1インチアイピース時代のものなので、今はVixenの安い31.7mmアイピース口への変換アダプターを使っていますが、本当はFS-60Qにも付いているような純正のものが欲しかったのです。でも取り付けたいFC-76の買い値の3分の1くらいという値段を聞いて断念。でも大事なことは、こんなパーツでも35年前に販売した鏡筒にしっかり対応していて、いまだに単体で購入できると言うことです。S君が言っていましたが、ホームページだけでは掲載しきれないパーツもあるので、ぜひ店頭で訪ねて欲しいとのことです。そういえばFS-60Qに付いてきたエクステンダーのキャップがなくて相談したら、同サイズのキャップを単体で販売してくれました。多分汎用品なので値段も安かったです。

他に購入したものが、左端の防振パッド。ネットでもすぐに見つかるやつです。MEADEのLX-200-25用に自作防振パッドを100円ショップの有り合わせで作ったのですが、それと少し比較してみたくなりました。自作のものと比べると10倍くらいと割高なのですが、それでもこれもお小遣い程度の値段。ゴムの部分を触ると100円ショップで売っている防振マットより随分硬いので、おそらくこちらの方が防振効果は薄いと思われます。たまたまその場にあったのと見つけたのと、比較対象としては防振ゴムの基準になりそうなので持っておくことにしました。

もう一つはアイピースの鏡筒側へのキャップです。値段は書きませんが、星まつりで買うのに毛が生えたような値段だったので格安かと思います。こんな一般的なアイテムも意外に手に入るのがスターベース の魅力なのですが、今回は珍しくEM11とかGPとか少し中古品の大物も出ていました。細かいものも少し中古品がありました。最近CMOSカメラの展示コーナーが大きくなったとか、少しづつですが訪れる度に変わっています。あまり高価なものを買えないので申し訳ないのですが、販売の邪魔にならない程度にまたちょくちょく訪れたいと思います。



そうそう、このブログのCANPの記事を見ていただいた方が多かったのか、livedoorの「写真・カメラ」カテゴリ7391ブログの中で4位でした。こんな順位は初めてです。天リフなどから来ていただいた方も多かったようです。いつもピックアップなど取り上げていただいてありがたい限りです。でも最近更新頻度が少ないせいか、ランクはすぐにまた10位以下に戻ってしまいました。

あまり順位などにこだわってはいないのですが、多くの方が読んでくれているのかと思うと、嬉しいなあと思う反面、あまり適当なことは書けないなあとか、色々考えるきっかけになります。普段このブログを見てくれている皆様、最近忙しさにかまけて更新頻度が落ちていて申し訳ありません。いつも本当にありがとうございます。

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