ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ:イベント > 県天

少し前に県天のOさんから電話がかかってきて、このまえ見た望遠鏡だけど引き取ってもらえないかという話をもらいました。

このまえというのは今年の4月21日のことで、元富山市天文台長のKさんの自宅へ遊びに行くのでこないかとOさんから誘われた時のことです。Kさんの自宅は街から外れた高台にあり、そこで観望会をした時にOさんが持ってきていた望遠鏡を引き取って欲しいということでした。Oさんによると、なんでも自宅がいっぱいでもう置き場所も無くなってきたのでということです。私も古い望遠鏡は大好きなので、二つ返事で引き取りますと言ってしまいました。それでも、自分で扱うことのできる望遠鏡は一度に1台か、頑張ってもせいぜい2台ということはよくわかっています。用途別ということももちろんあるのですが、古い望遠鏡であまり時間をかけてあげられないものが待機してしまっているのも事実です。今回のものは手動式の赤道儀です。できれば星好きな中高生くらいの子に譲ってあげるのでもいいでしょうかとお聞きしたら、やはり使ってもらうのが一番ということなので、一旦引き取らせていただいて、きちんと整備して、誰か熱意のある天文っ子に譲ろうと思いました。

そんなこんなで先週「週末にでもOさんのところに引き取りに行きます」と電話をしたところ、たまたま土曜日にまた元天文台長のKさんのところへ行くというので、結局引き取りついでに、私もKさん宅へお邪魔することになってしまいました。今回は昼間の訪問です。

土曜日、道に迷いながらまずはOさんの自宅にたどり着き、望遠鏡を引き取りました。手動式といっても、タカハシのTS式の65mmV-1で、焦点距離800mmと手ごろです。木製三脚ですが木箱に三脚も赤道儀も鏡筒も一箱に収まる、非常にコンパクトに収納できるものです。かなり使い込んであるのがわかりますし、綺麗に木箱にしまわれていてとても大事にされていたこともわかります。年数は経っていますが、この間見せてもらった時もミザールABを見分けるなど、まだまだ十分に見ることができます。アイピースも1インチ(25.4mm)径ですが18mmから6mmまで4本あるので、基本的に困ることはないでしょう。レンズに少し汚れがあるかもといっていたので、できるだけ綺麗にして、大事にに使ってくれそうな子に渡したいと思います。

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午後2時前くらいにそろそろとKさん宅へ向かいました。ほかのメンバーもちょうど同じ頃に到着です。奇しくもメンバーは前回と全く同じ県天のYさんと天文台のNさんです。今回は太陽望遠鏡を何台か持ってくると聞いていたので、私も10cmの改造PSTを持っていきました。天気はあいにくの雨で、太陽を見ることはできません。普通のPSTが一台あったので、私の改造版PSTのエタロン部を外して見たり、ペンタプリズムを端から覗いたりして見比べるのは興味を引いたみたいです。他にもLUNTの60mmもありましたが、「改造しちゃダメだよ」と言われてしまいました。

面白かったのはKさんの話です。昔、木辺鏡で有名な木辺成麿氏を富山に呼んで、鏡づくりをしたらしいのですが、その際は7-80人集まったとのことです。富山の人だけではないかもしれませんが、これだけの天文マニアが富山に集まったのは時代のせいなのか、木辺氏だからなのか、いずれにせよすごいことです。最初用意した材料の数が全然足りなくて、急遽ガラス屋さんに行って多少薄くても仕方ないと言って追加基材を頼んだそうです。Kさんによると、とにかく当時は大型の部類だった15cmの望遠鏡が欲しくて欲しくて、多分みんなそんな気持ちだったのかと。コーティングのことも聞いたのですが、銀コーティングで、硝酸銀を使って全部自分でやったそうです。結局望遠鏡として完成したのは3年後だったとのことです。大変そうですが、一度くらいは鏡づくりもやって見たい気がします。

他にも、富山の奥地にクレーターの形のような大きな穴があり、みんなで探検に行ったことがあると。30度くらいの斜度の坂を登り、穴の内側部分にたどりついてよく見ると、地面にいくつも穴が空いている。おそらく地殻変動からできたもので、隕石などではないだろうという結論だったとのことですが、その後もいくつかの大学も調査に来たとのことです。

今のSWATと元県天会長さんの関係の話とか、他にもいろいろ興味深い話を聞くことができました。

自宅はカナダから取り寄せた木材をふんだんに使ったログハウス風で、とてもお洒落です。奥様に出していただいた紅茶が、すごくいい香りで美味しかったです。ちょうどその日が娘のNatsuの誕生日だったので私だけ先においとましましたが、雨のなかK夫妻に見送っていただいて申し訳なかったくらいです。2時間ちょっとの短い時間でしたが、非常に楽しく優雅な時間を過ごすことができました。自宅から意外に近くなので、また遊びにいけたらと思います。

2018年9月1日、富山市天文台で天文台まつりがありました。昨年に引き続き、私も富山県県天学会のメンバーとして家族を引き連れてお手伝いに参加しました。

2部構成になっていて、14時から16時までと、19時から21時までです。お手伝い組は昼すぎの13時半前に集合。天気が良かったら電視観望で太陽観測をしようとも思っていたのですが、あいにくのドン曇り。うっすらと青いところがかろうじてあるかないかで、太陽さえも全く見えません。なので、SukeのSCOPETECHをもっていって、室内から外のパネルに貼り付けた惑星や星雲星団を望遠鏡を操作して見てもらうことくらいです。しかも今年は天文台の方でもいくつか操作してもいい望遠鏡を用意してくれていました。タカハシの経緯台タイプのTeegal60や、同じくタカハシのマニュアル赤道儀で65mmのV-1、Vixenのオレンジ色のニュートン反射のおそらくスーパーハレー SR1000です。その他、コルキットや、星の手帖社の35mmなどの組み立て望遠鏡も出ていましたが、こちらの方が三脚も貧弱なのでむしろ難易度が高いです。

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窓の外の地面にパネルが立ててあって、そこに天体の写真が貼ってあります。

他にも紙飛行機を宇宙船に見立てて惑星に見立てた輪っかを通すゲームや、土星模型の製作など、小さい子がきても楽しめるように色々工夫が凝らされていました。プラネタリウムでの上映会もありましたが、私は残念ながら時間がなくてみることができませんでした。

時間がなかった理由の一つが、去年に引き続き、2畳のゴザをひいて絵本の読み聞かせをしたことです。天文台にも星に関する絵本は何冊も置いてあります。今回持っていったのは、昨年に引き続き「ホシオ君天文台へゆく」と、今年新たに「かがくのとも」の1999年12月号の「おそらに はては あるの?」を加えた2冊です。

「おそらにはてはあるの?」ですが、一見何でもないような絵本なのですが、オルバースのパラドックのことを示唆している本で、実はものすごく深い本です。対象は幼児もしくはせいぜい小学校の1-2年生までですが、さすが天文台に来るような家族です。お父さんの中に確実に気づいていそうな人がいました。望遠鏡で拡大していくとどんどん星が見えてくるので、限りなく拡大していくと宇宙は星で埋まっているはずで、夜はもっと明るくてもいいはずなのではという疑問です。これは深い森の中で見渡すと、木で視界が遮られてしまい、外界が見えなくなるようなことからの類推です。1700年くらいからこの疑問はあったようですが、近年やっと宇宙を光で満たすには星の数が全然足りないと定量的に示されたくらいで、まだまだ研究の余地があるテーマです。こういった話を小さい頃に聞いて、おそらく全然意図は理解できなくても、もう少し大きくなって宇宙に興味が出た頃、オルバースのパラドックスの話を絵本で聞いたことを思い出す子がいたらすごいことだと思うのですが、どうでしょうか?

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結局16時半頃までお客さんがいて色々対応していましたが、それから休憩でコンビニに少し買い出しに行き、18時頃からまた準備が始まります。夕方は夕焼けも見え、うっすら青空らしきものも見えたので少し期待が持てました。AZ-GTiとFS-60CBにASI294MCでいつもの電視観望と、何も見えなかった時のためにASI294MCとSAMYANG14mmを三脚に載せるも一応用意しておきました。暗くなってきたのですが、結局はほぼどん曇り。仕方ないので14mm広角レンズで見てみるとベガがなんとか見えます。もっとよくみると、アルタイルとデネブも見えるので夏の大三角がかろうじてわかりました。あ、これはもちろん電視観望で見えたという話です。肉眼だと全くかすりもしないくらい何も見えません。逆にお客さんは、目で見えないものが超高感度カメラで見えることに驚いていました。

途中火星が肉眼でも見える時が少しだけありました。天文台の1m望遠鏡でも火星を入れていたりしたので、全く星がゼロというわけでもありませんでした。それでもこの天気のせいか、お客さんの数は昨年と比べても全然少なく、後の集計で昼の部130人、夜の部100人とのことでした。でもせいぜい50人くらいかとも予測していたので、それよりは多かったということで、この天気としては上出来だったのかもしれません。

NatsuとSukeはカメラ記録係を頼まれたらしいのですが、実際には少し撮っただけで途中からカメラを放り出して遊んでいたみたいで、ほとんど役に立っていなかったみたいです。夜の部はお弁当を届けがてら妻も来てくれて、室内で先の「おそらに はては あるの?」の読み聞かせをしてくれていたみたいです。

一人面白い女の子がいて、電視で広角で見えた星の情報をドームに知らせに行って「今〜が見えているよ」とか言って1mの反射型で導入してもらうというのを何度も往復して繰り返している子です。まだ中1とのことで、外国人ぽく見えたので聞いてみたらロシア人とのハーフで、富山生まれ富山育ちで、日本語は普通の日本人とまったく聞き分けがつかず、ロシア語も話せるとのことです。宇宙のことにすごく興味があるそうで、最後ギリギリまで粘っていて、電視で火星をバローで拡大して模様を見ようと思ったのですが、さすがに口径60mmと雲を通してなので厳しく、模様が見えたか見えないかどうかというところで時間切れでした。最後はお父さんに「みんな待ってるからいい加減にしなさい!」とか怒られて帰って行きました。面白そうな子なので、また会ってみたいです。

ちょと時間オーバーになってしまいましたが、片付けを早々にすませまた。AZ-GTiにしてから片付けの時間も短くなってずいぶん楽になっています。終了後、事務室でみんなで話している時に、科学博物館の女性の学芸員の方が持っているフィルムカメラを見せてもらいました。最近フィルムカメラに目覚めたとのことで、ミノルタ製のものだそうです。私はフィルム時代のカメラはコンパクトカメラを持っていただけで、ほとんどよくわからないのですが、父がカメラが好きでPentaxとか持っていたことが話題になりました。その頃全くカメラに興味がなかったので全て処分してしまったのですが、とっておけばよかったかなと思います。Natsuがフィルムカメラに異常に興味を示して、NatsuとSukeでシャッターを押させてもらっていました。36枚どりなので、シャッター1回ぶんの価値が全く違うことは一応理解していたみたいです。

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天気はイマイチでしたが、ほんの少しだけ星も見えて、お客さんの反応も意外にもよかったです。今年も楽しい天文台まつりとなりました。また来年も参加したいと思います。


今年もまた県天の星仲間に新年会に誘っていただきました。毎年年明けにはオフィシャルな例会と、仲のいい何人かで集まる飲み会があるようなのですが、1月21日に例会で皆さんとは顔を合わせたばかりで、しかも結局飲み会もかなり同じ顔ぶれです。

駅近くの居酒屋で、刺身がとても美味しいところでした。勝駒というとても美味しいお酒もありました。量もたくさんあり、お腹いっぱいになりました。

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もう食べ終わってほとんどごちそうさま間近の写真です。

料理ももちろんいいのですが、やはり話が盛り上がります。星ネタはもちろん、天文機材ネタ、コンピュータネタなど、趣味が同じ人たちなので、話が尽きることがありません。特に皆既月食は富山では雲が多すぎてみなさんダメだったみたいで、このブログでの写真を見てよくここまで撮れたと驚いた方が多かったようです。嬉しかったのは、ブログを見てくれている方が意外にいてくれていることです。月食の記事もそうですが、星カフェSPICAの記事を見て、行ってみたいという話でも盛り上がりました。電視観望の話も少し出て、県天でも興味を持ってくれている方がいることも嬉しかったです。

今回は遠くの席の方達とあまり話せなかったのが残念でした。2次会に行かれる方も結構いたみたいですが、土日は終バスの時間が早いので、私は1次会だけで退散しました。もう県天の方達とも2年近くの付き合いになり、何度か会うことで顔と人物像が一致するようになって打ち解けるようになってきました。何十年も所属している方も多いので、みなさん古くからの顔見知りにもかかわらず、私のような新参者を受け入れてくれるので、とても嬉しく思っています。


実は昨晩久しぶりに晴れて意気揚々と外に出て撮影の準備をしたのですが、赤道儀の赤経側がクラッチを緩めてもなぜか全く回らなくなってしまいました。回転部分の金属の円筒形の接触面に何かを噛んでしまっていたようで、潤滑剤を染み込ませてやっとの思いで外したのですが、傷がいくつか付いていました。再びはめようとしても、回転するどころか、回転部分を内側の円筒形のところにはめ込むことも困難で、さすがに仕方ないので、傷の部分をヤスリで削って、コンパウンドで仕上げました。その甲斐もあって、なんとかハマるようになって、前回壊れて折れてしまった時に買っておいたグリスをきちんとつけて、無事にスムーズに回転するようになりました。購入してから1年9ヶ月、酷使しすぎかもれません。

結局昨晩は修理のために星もほとんど見えずに不満だったのですが、今日の飲み会で楽しかったので、まあ帳消しでしょうか。

 

2017/9/2、富山市天文台のイベント「天文台まつり」に参加してきました。イベントは昼の部と夜の部に分かれていて、メインは天気が良ければやはり星の見える夜の部になります。子供二人を連れて、3人で昼の部が始まる14時30分の少し前に到着しました。すでにお客さんも来始めていて、急いで準備をしました。

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子供二人も手伝ってくれて、上の娘のNatsuはカメラ係を任命され、今回のイベントの写真を撮るという大役を任されました。今回の昼間の出し物の一つは、いつものSCOPETECHで、外に張り出した天体写真を見ることです。下の子は望遠鏡の操作の説明を担当してくれました。望遠鏡は自由に触ってもらって、操作を体験してもらいます。私の方はというと、もし小さい子が退屈していたらと持っていった絵本「ホシオくん天文台へ行く」の読み聞かせを、なんと3回もすることになってしまいました。

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昼間の部はそれでも80人くらいと、まだ大したことはなかったのですが、19時からの夜の部はなんと350人くらい来たとのことで、大盛況でした。夜の出し物は、最近やっと実戦投入できるようになってきたiOptronの400mm鏡筒とNexstar自動導入経緯台での電視による月観測と、SCOPETECHを自由に触ってもらって月や土星を見てもらうことです。ここでも導入の仕方の説明で下の子が大活躍してくれました。

天気は最初かなりよく、途中30分くらい雲が覆いましたが、最後の方でもまた雲が晴れ、まあ満足できるくらいの天候でした。月の画面をみんなで見ることができるのと、それが拡大できるので、クレーターなども細かく見ることができ、皆さん楽しんでくれているようでした。特に雲が流れると画面でも雲が見えるので臨場感が増します。

今回は説明をずっとしていて、他のところは全く回ることができなかったのですが、空が曇っている間は建物内が大混雑だったようです。天気も良かったので、非常にたくさんの人たちに来てもらい、すごく盛り上がったのではないかと思います。

天文台の方の紹介で、すごく星が好きな家族2組みと知り合うことができました。ちょうどうちの子供達と同じような年齢の子がいたので、観望会の間仲良くしていたようです。星が好きな子は話していてもすぐにわかりますね。

ところがこれだけ星が好きでも、望遠鏡を持つということはなかなか難しいみたいです。両家族とも、子供が小さい頃に買った小さな望遠鏡があるだけみたいで、ちょっといい望遠鏡は高すぎてなかなか手が出ないとのことです。星まつりにすごく興味が出たみたいで、もしかしたら福島に行くことになるかもしれないとのことで、そこで格安で状態のいい望遠鏡を手にれることができるかもしれません。

今回のお祭りは、以前ドームに遊びに行った惑星撮影のOさんとその時一緒に会った方、富山大の天文同好会の学生さんなど、久しぶりに会うことができた人もたくさんいて、私自身すごく楽しめました。来年も時間のある限り参加したいと思います。

天文台の職員の皆様、県天はじめ富山大天文同好会やボランティアの皆様、どうもお疲れ様でした。楽しいイベントを開催していただき、ありがとうございました。


2017年7月8日イオンモール砺波で県天主催で写真展と観望会を開きました。

写真展は今年春に天文台で準備したものを各所で回覧しているもので、 私が出品したものも何点か展示されていました。面白かったのは、いつものお気軽SCOPETECHが大活躍で、下の写真にあるように、片隅に天体望遠鏡覗きませんかコーナーを作り、覗くとプレアデス星団の写真を拡大したのが見えて、まるで星を見てるような気分になります。小さい子はなんで星が見えるか最初わからなくて、望遠鏡の先をずっと辿って見ていくとやっと答えがわかって、写真のところまで走っていって確認するというわけです。子供はおろか、大人の多くも面白がってくれたみたいです。

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イオンでの食事は昼はペッパーランチでステーキと、夜は銀だこ。イオンらしいメニューでしたが、こういった店が少ない富山ではまあ結構満足です。写真展の合間と観望会の準備の合間に、早めに食事を取っておくことで混雑を避け時間を節約しました。

観望会は夕方から準備を始めたのですが、朝からの快晴がいつの間にか全面曇りになっていて心配だったのですが、薄暗くなることには天頂くらいは薄雲で、なんとか星が見えるかというくらいにはなりました。望遠鏡はYSさんのタカハシのf=1400mmの60年もの鏡筒をTS赤道儀に載せたもの、FJさんの32cmドブソニアン(NINJA)、 MKさんのFS128をSHOWAのピラー型の赤道儀の載せたもの、KMさんとKGさんでC9.25が2台、KJさんのMAXVISION(私は知りませんでしたが台湾のメーカーみたいで、スカイバードで売られていたものみたいです)のEDの多分127mm鏡筒と6セットほど出ていました。MAXVISIONは以前カビが発生したそうで、全分解したとのことです。屈折も分解できるんだと驚いていたら、やはり組み立てが難しくて光軸がイマイチ合わないといっていました。

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私はC8とSCOPETECHで、SCOPETECHは下の子がいつものように経緯台で追っかけながら木星や月、なぜか土星と間違えたアンタレスなどを導入していました。なので、計8セットの望遠鏡があったことになり、かなり豪華です。

お客さんの人数は100人くらいはいたでしょうか。7時15分頃から始まった天文台の方のお話の最中、まだ明るくて一番星も出ない中、最初のドブソニアンで木星を導入したとの声をきっかけに、肉眼でも見え出したようで、次々木星が導入されていきました。あいにく私は木星を捉えることがなかなかできなくて、5分ほど遅れてそれでもなんとか木星導入。時折雲に隠れて肉眼では見えなくなったりしましたが、望遠鏡ではまだ十分に見えています。最初のお話が終わって、ドッとお客さんが集まってきたのですが、北極星が全く見えないので、極軸も取ることができなくて見切り発車です。マニュアル導入で木星、土星、月、また木星と次々に見せて、1時間があっという間に過ぎてしまい、20時30分に終了となりました。土星の輪や木星の縞や衛星を見たことのない方が多く、子供も大人も、みんなこんなに綺麗に見えるんだとびっくりしていました。確かに薄雲でしたが、シーイングは結構良かったようです。カッシーニの間隙もはっきり見えていました。月はかなりおぼろげでしたが、それでもクレーターも少し見え、皆さん喜んでくれました。

かなり曇っていた割には、望遠鏡の数もたくさんあったこともあり、お客さんの多くはとても満足されたようで、大成功だったのだと思います。


天文と全く関係ないのですが、昨日の7月7日の七夕は快晴にもかかわらず全く機材を出しませんでした。月が明るかったせいもありますが、何年も前から続けているもう一つの趣味のカブクワ取りに子供達と夜中に出かけるために、夜は早々と仮眠をとったからです。その甲斐もあり、シーズン初めとしてはカブ雄1匹、ミヤマ雄大2匹、コクワ雄1匹を含む14匹とまあまあの結果でした。夏は星と虫取りで忙しいです。


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これまでは楡原に3回いったのですが、少し他の場所も探してみようと思い、5月27日にずっと以前、昼間に行ったことのある牛岳のスキー場のリフトで上がった先に、娘のNatsuと一緒に行ってみました。車で行く道もあるのと、標高もそこそこ高いはずなのでいいかなと思ったからです。

山頂に着いた時にはすでに暗かったので、夜8時くらいだったと思います。すでに先客がいて、望遠鏡をのぞかせてもらいました。タカハシの屈折型だということはわかりました。コンピュータとかにも繋いでいるようで、ケーブルなども何本か張ってあったので、ガイド撮影のようなこともやっている、ベテランのような方でした。非常に親切で、娘ともども望遠鏡を見させていただきました。

さて、早速自分たちも赤道儀望遠鏡を出してセットし始めましたが、セットに戸惑っているその間にも続々と人が来て、あ、ここは地元の天文愛好家達が集まってくる場所なのだと、やっと理解できました。確かに場所としては、アクセスがしやすく、トイレもあって、光害は少なく、富山市街地からも近場で、申し分ない場所です。

セットアップですが、なぜか自宅だと赤道儀の極軸合わせはすぐにできるようになったはずなのに、牛岳だとなかなかうまくいきません。何度か失敗し、その度に電源を入れ直したりして、思ったより時間がかかってしまいました。理由は星が多すぎるからです。牛岳は南の空が暗く、北の空は市街地側なのでそれほど暗くはないのですが、それでも北の空も自宅よりはずっと星が多いので、極軸望遠鏡を覗くとどれが北極星なのかよくわからなくなってしまうのです。

調整もそこそこに、先ほどの方が話しかけてきてくれたので、色々聞いていると、なんと富山県天文学会の会長さんだと言います。ホームページでそういった同好会があることは知っていたのですが、まだ私の方は本当に始めたばかりで、ほとんど知識も経験もないということも話し、その上で県天(富山県天文学会のことをこう呼ぶらしいです)に入れて下さるというので、まだ早いかもと思いましたが、娘と一緒に入会させて頂くことにしました。Kさん、これからもよろしくお願いします。一緒にその場にいたYさんも一緒に入会されました。Yさんもよろしくお願いします。

Kさんはよく牛岳に来ているとのことで、この日も一般の何人かの方に望遠鏡を見せていたり、NHKの取材というのでアナウンサーの方も来ていて、今度の火星の取材の対応をしていたりと、とても親切で顔の広い方のようです。

結局この日は、Kさんといろいろと話をしていたら、だんだん曇ってきてしまい、撮影をほとんどすることなく撤収しましたが、富山県天文学会に所属するきっかけになったこの遠征は、非常に得るものが大きかったです。はじめて地元の天文愛好者にも会えたわけですし、初めて天文の同好会に所属することにもなったわけです。まだまだ色々わからないことだらけなので、こういった詳しい人からの情報が得られるというのは、とても心強いです。 だんだん世界が広がっていくようで、どんどん楽しくなっていきます。
 

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