ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ:場所 > 自宅

QBPを使った宅撮りシリーズ、今回はオリオン座の三つ星付近です。FS-60CBにレデューサーをつけて広範囲を狙い、燃える木、馬頭星雲、M42と、派手やかなエリアです。

連休最終日で次の日仕事でしたが、せっかくの晴れ。今週またずっと雨か雪みたいなので、ちょっと無理して撮影しました。無理してと言っても、最近自宅で撮影することが多いので、セットアップもルーチン化してきていて結構楽です。

今回も最初に結果を出しておきます。

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左の三つ星が印象的です。


機材セットアップ

先日購入したレデューサーを早速使ってみました。
  • 鏡筒: タカハシ FS-60CB (口径60mm, 焦点距離355mm) + 0.72倍レデューサーで255mm
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • センサー: Canon EOS 6D(HKIR改造)、ISO800、露光時間5分x18枚 + HDR合成のためISO800、3秒 x 20枚を追加、計1時間31分
  • ガイド: ASI178MC + 50mm Cマウントレンズ、PHD2 + BackyardEOSでガイド+ディザー撮影
  • フィルターサイトロン Quad BP フィルター(クアッド バンドパス フィルター、 以下QBP)
  • 撮影場所: 富山県富山市下大久保
  • 日時: 2019年1月14日、22時31分から
  • 月齢: 8.5(上弦)
一つ大変だったことが、レデューサーをつけると最初全くピントが合わなかったことです。私が持っているのはFS-60Qなのですが、シリアル番号にDEMOと書いてある試作機のようなので、もしかしたらFS-60CB状態にしてもピントがでないのではと一瞬疑ってしまいました。

結局原因は下の写真の手前に写っている、2cmくらいの幅の延長アダプターです。FS-60Qを手に入れた当初、上下でガイドカメラとか赤道儀の固定を楽にしたいので、K-ASTECの鏡筒バンドを取り付けて、以来ずっとそのまま使っていました。鏡筒バンドの内径がちょうど先の延長アダプターの外径でぴったり止まります。それ以降外したこともなく、すでに一体化していたこのアダプターの存在を完全に忘れていて、そのままレデューサーをつけると、鏡筒の長さが長くなりすぎることがピントがでない原因でした。

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でも単純にこの延長アダプターを外すだけかというとそうでもなくて、撮影には必須のカメラ回転アダプターをつけると、そのネジが鏡筒バンドに当たってしまい、簡単にカメラを回転できないのです。接地面積を下げてしまいますが、鏡筒バンドを固定する位置を少しずらして、さらに一回一回鏡筒バンドのネジを緩めることで、やっと回転させることが可能になりました。

それでもこれまでみたいにあまり気楽に回転できないことは大きな痛手です。最初に0度か90度かに固定してそのままその日は使うとかになるかと思います。


初レデューサー撮影

今回の主役はFS-60CB専用のレデューサーでしょう。範囲が相当広くなるためどこを写そうかずいぶん悩みました。最初、赤以外のものも写してみたくて、画角がピッタリ合いそうな魔女の横顔を写そうとしたのですが、一枚写してやはりほとんど出ないことがわかったので、諦めてまともに写りそうで、見栄えのいいオリオン座の三つ星エリアにしました。

一枚試しに写してびっくりしたのが、ずいぶん明るくなることです。F値が4.25と低くなるので当たり前といえば当たり前なのですが、そのためにISOを800まで落としました。ちょうど上弦の月で半月だったのですが、QBPのおかげでそれにも負けずに十分出てきます。


画像処理

前回のモンキー星雲の時と同じPixInsightが中心です。今回大きく変えたところが、ArcsinhStretchを使わなかったところです。ArcsinhStretchは彩度を落とさずにストレッチできる便利なツールですが、どうもこのArcsinhStretchが赤飛びを引き起こしていたみたいです。ScreenTransferFunctionとHistgram Transformationであえてオーソドックス?な方法で彩度を特に出さずにストレッチしました。PixInsightの時点ではとにかく赤飛びを出さずにPhotoshopに渡して、Photoshop上で彩度を含めて仕上げをしています。結果は最初に示した通りになります。

はっきり言って自宅でとったと思えば、私くらいのレベルではもう十分満足です。ぱっと見は全然気にならないレベルですが、やはりスターベースで教えてもらった通りレデューサーの影響なのでしょう、四隅を拡大してみると点像にはならないようです。ここら辺がどこまで修正できるかが次の課題でしょうか。


今回のまとめ

レデューサーでやっと広角で撮影できるようになりました。強拡大して四隅とかの粗探しさえなければ十分満足です。半月でさえもここまで撮れるのはQBPのおかげでしょう。QBPはかなりいいです。だんだんテスト撮影というよりは、量産期に入ってきたような感じです。

分子雲もなんとか出るようですが、もっと淡いものはどこまで出るのでしょうか?自宅で撮影可能なのでしょうか?ここら辺も試してみたいところです。
 


東京に出かける前に、北陸では珍しくたまたまその日だけ晴れているとのことなので、無理して撮影しました。

帰宅したらちょうど三日月がすごく綺麗で、西の空に沈みそうだったので急いで撮影しました。家族の「なんでご飯一緒に食べないの!」という声を振り切っての撮影です。

ちょっと時間が経ってしまいましたが、処理してみました。さすがに低空なので、地球照での月の模様はあまり綺麗に出ませんでした。少しピンボケかもしれません。

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富山県富山市下大久保 2019/1/9 19時9分 月齢3.36日
FS-60CB + ASI178MC + AZ-GTi(経緯台モード)
露光時間8秒 x 10枚をSharpCapで撮影
PixInsightでdebayer, AS3でスタックRegistax, Photoshopで加工

この後、モンキー星雲を撮影しましたが、まだ処理中です。できあがったらまた記事にします。

Tips

SharpCapで撮影したfitsファイルを、PixInsightでDebayerしたあと、出来上がった.xisfファイルをAutoStakkert3に読み込ませることができるように、まとめてファイルフォーマットを変換する方法を探していたら、PixInsight上で「SCRIPT」->「Batch Processing」->「BatchFormatConversion」で任意のファイルフォーマットに一気に変更できることがわかりました。また一つPixInsightの機能を学ぶことができました。

 

毎年恒例の近所のお寺での観望会も、はや3回目になります。近所の県天メンバーのKさんと一緒に、お寺の境内で望遠鏡を出し、近所の人たちに観望してもらいます。

ただ今日はずっと天気が悪く、小雨やら厚い雲やらでもう中止だろうと思っていて、夕方油断して少し昼寝をしていていました。18時過ぎに目をさますと結構な範囲で空が開けています。こりゃまずいと思いすぐに準備をします。歩いて1分くらいのところなのですが荷物もあるので車で移動し、境内に車を止めるとすでにKさんは赤道儀2台体制でセットアップ完了済みです。Kさんは25センチのニュートン反射と、C9.25。一方私はCGEMIIの上にC8で惑星、AZ-GTiの上にFS-60CB+ASI294MCで電視です。

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今日一番のヘマは、赤道儀のアリミゾの固定が悪くて、C8を転げ落としたことです。地面に落ちる寸前に足を出して蹴飛ばしたのでショックは少しは和らぎ、鏡筒はなんとか無事なのが救いでしたが、マイクロフォーカサーの軸が折れ曲がって回転しなくなってしまいました。後で分解して見てみますが、軸が折れてしまっているっぽいので多分ダメでしょう(2018/8/18 追記: 一応無理やりですが、なんとか直りました。)。ファインダーもなぜかピントが合わなくなってしまいましたが、まあこれは別のものと交換すればいいだけです。

トラブルもあったので、C8の接眼部をフォーカサーからノーマルへと変更したりして手間取っていて、結局惑星で初期アラインメントを取っている最中に19時半になってしまいました。呼び出されて、お堂の中で観望会の説明が始まります。Kさんがプロジェクターでスライドを用意して来ています。ただ昼間天気が悪かったせいか、お客さんが15人もいないくらいで、例年よりかなり少ないです。まあ、私も今日は中止だと思っていたくらいなので仕方ありません。

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それにしても今年の私の観望会の晴天率はものすごいです。昼中曇っていても、雨が降っていても観望会の時間になると必ず何か見ることができます。実は原村の二日目の夜は天気が悪かったそうですが、移った先の木曽観測所ではスコールの後なぜか晴れ。運を使いすぎているかもしれません。

せっかく星が出ているので、説明会のスライドも途中で打ち切り早めに外に出ます。Kさんはすでに木星と土星を導入済み。私の方はC8の準備がイマイチだったので、先に電視観望でM57とM13、M27を披露しました。星雲よりも球状星団の反応が良かったです。もしかしたら一般の人には色付き星雲よりも星団の方が見栄えがいいのかもしれません。

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その後C8のアラインメントをやっと終え、土星と火星を見ました。火星はやはり眼視では模様が見えなかったので、CMOSカメラ(ASI294C)をC8に取り付け、電視観望で模様を見ました。それでも火星方向はシンチレーションがあまり良くなく、かろうじて黒い部分がわかる程度でした。一方、C8に13mmのアイピースで見た土星は、カッシーニの間隙もはっきりと見えて、シンチレーションがかなりいい印象でした。中心星の縞も見えたくらいです。

最後にアルビレオをC8で入れて、普通にアイピースで残った何人かで見て終了となりました。21時くらいだったでしょうか。アルビレオは何度見ても心が洗われます。人数もあまりいなかったので、ゆったりと見ることができました。雲が心配だったのですが、結局見たかった天体は惑星も含めてほとんど見ることができました。夕食を食べる暇もなかったので、終わってから食べた残りの焼きそばがとても美味しかったです。

観望会終了後、娘のNatsuに付き合って自由研究のお手伝いで光害測定ですが、これは次の記事で。


夏至の次の日でとても日が長いです。梅雨なのに空は晴れ渡り週末の金曜ということもあり絶好の星見日和なのですが、夕暮れ時に金星と月と木星だけが見えていてあまりに空が綺麗なので、椅子に座って何の機材も出さずに暗くなるまで庭でずっと空を見ていました。たまにはあくせくせずに星を見るのも、何とも贅沢でいいものです。

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全く気合が入っていないのでスマホで一枚どりです。


何でこんなことを書くかというと、CGEM IIが重いのです。玄関に三脚と赤道儀本体を組んであって、頑張れば何とか一体でそのまま運べる重さ。これ以上重ければ三脚と本体を外して持ち歩くのですが、何とか持ててしまうのが問題です。歩く距離はたかだか10mも無いくらいですが、ここ最近しょっちゅう出し入れしてると色々無理が出て来ます。腕が痛くて腰が痛い。そんなわけで今日はなぜか赤道儀を見て疲れてしまったというわけです。

暗くなって家に戻る頃には薄曇り。このブログを書いている途中にさっき見たらかなりの雲で、ああ今日は撮影できないから仕方ないやと、なぜかホッとしている自分がいます。とても微妙な罪悪感です。


さて、昨晩撮影した木星です。224MCでのRGBと290MMのLを1ショットづつだけ撮って雲で撤収。なぜかLは未だにうまく出ません。今日もRGBだけでの処理です。

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これも途中雲で暗くなったので、2400フレームから半分の1200フレームくらいを処理しただけです。光軸も再度いじりました。まだ多少変わるかもしれませんが、これ以上劇的に良くなることはなさそうです。それでも大赤斑が写っているものでは、これまでではベストかもしれません。

だめだ、なぜか気合が入らないので今日はもう寝ます。

今年のゴールデンウィークは忙しかったり天気が悪かったりで、あまりアクティブな星活動はできなかったのですが、最終日の5月6日にこのブログが縁で知り合ったY君を自宅に招き、いつものM家の子3人とご両親、うちの家族4人の総勢10人で、庭にタープを張り半分キャンプ気分で集まりました。最初観望会をと思っていたのですが、準備の時から雲がかかって途中で雨も降ってきたので、何も見えなかったのですが、星仲間の楽しい集まりとなりました。


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今回の集まりは元々はY君がTwitterで「ほしぞloveログの管理人さん富山在住であることを今知った」とつぶやいたのが始まりでした。「もしかして近くの方ですか?」と返したあと、Twitterの過去投稿を見てよくよく聞いてみると、今年から社会人一年生でなんと富山に赴任とのこと。せっかくなので天文談義でもと思い誘ったのですが、ちょうど子供達から見たらお兄さんのような年齢なので、色々親の世代だと(星関係に限らず)話せないことも盛り上がってくれるかなとかいう思惑もありました。Y君は来てそうそう、M家のK君の初代ポラリスの赤道儀の不具合を一緒に直すなど、どちらかというと機材屋さんとのことでとても頼もしいです。さらには子供達のカレー作りの総監督など、面倒見もよくとても助かりました。

Y君はSKY90+90S使いで、なんでも90S赤道儀はお父さんが使っていたものを譲り受けたそうです。天文機材は長生きで、親子で機材を引き継ぐことができるというのは、趣味としては珍しいのではないかと思います。前日まで実家の関東に戻っていて、大学の観望会にもOBとして参加していたそうで、学生の中でも非常に熱心な天文マニアだったのかと思います。車がまだないということで、あまり富山の星空はまだ見ていないみたいですが、新しい仕事に慣れて車を手に入れたらぜひ富山の空を楽しんでもらいたいと思います。車で数十分走るだけで、かなりの空に出会うことができるはずです。

さて夜のメニューですが、Y君始め子供達で作ったカレーを中心に、M家で作ってきてくれたサラダ、Costcoで買って来たチキンの丸焼きやピザです。最初子供達はござを引いてそこで食べていたのですが、途中からの雨でみんなタープの中に入って来ました。うちはCostco大好きで、これも以前Costcoで買った大きめのタープなので、10人でも余裕で入ることができます。みんなお腹いっぱになると、焚いてあった火のそばに行き恒例のマシュマロ焼きです。雨で火が消えないか心配でしたが、結構長い時間燃やしていたので大丈夫だったみたいです。花火も少しやりました。残念ながらこの日は空は冴えなかったですが、楽しい1日となりました。


子供達は学校ではネットで知り合った人と実際に会ってはいけませんと教えられているそうですが、またもや親がそれを破ってしまいました。でも星好きに悪い人はいません。変な人はたくさんいますが。

Y君、これからも富山で星を楽しみましょう。


志摩でご一緒したAさんが自宅に遊びに来ました。これまで観望会で星が好きな子供がくることはよくあったのですが、よく考えたら星で知り合った仲間が自宅に遊びにくるのは初めてかもしれません。

写真も好きだという長野のAさんは、撮影旅行で今福井なのですがという連絡が金曜にありました。福井、能登半島と回って、富山に寄ってくれたみたいです。大雪の中心配だったのですが、土曜日夕方に無事に富山に到着しました。 

自宅では機材を見たり、お決まりの星談義で盛り上がって、時間はあっという間に過ぎます。外はまだ雪で道路も厳しそうなので、外食は諦めて夕食は家でキムチ鍋。もともとうちではキムチを食べる習慣はあまりなかったのですが、志摩でAさんにチゲ鍋を作ってもらってからキムチの美味しさに目覚めて、ちょくちょくキムチ鍋を食べるようになりました。特に娘のNatsuはキムチ大好きっ子なのですが、下のSukeは辛くて食べれないため、今回はキムチはお好みで後入れです。でも後半からSukeもちょっと食べれるようになり、キムチを鍋に入れて煮込んで食べることができましたが、意外や意外、後入れの方がキムチが冷たくてシャリシャリして美味しかったりしました。

外は雪は止んでいたのですが、一面曇り空で撮影とかは流石に無理です。なので夜は画像処理で星マスクの練習でもやろうとか喋っていたのですが、Aさんが子供に付き合ってくれてトランプやらオセロやらで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。もともと五箇山か白川郷に夜からライトアップが終わった合掌造りの撮影に行こうと考えていたみたいなのですが、結局夜遅くなってしまい泊まって行くことに。ただ、冬場で自宅に布団が余っていないので、結局持参した寝袋で寝てもらってしうことになってしまい申し訳なかったです。 

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かまくら作りに精を出すAさんと子供二人。私はサボってブログ書きに。

昨日の晩のゲームに続き、朝起きても子供二人のかまくら作りに付き合ってもらい、逆にすっかりお世話になってしまいました。今朝は富山にしては珍しく気温がかなり低くて、雪が固まらないのでバケツで水をかけていました。出来上がったかまくらは5人は入れる大きなもの。Aさんお疲れ様でした。

目的の画像処理もできなかったのですが、来月に八ヶ岳でまたお会いする予定なのでまあいいかと。初めての星仲間のお泊まりでしたが、改めて考えると星を始めてから1年半くらいで新しい知り合いが物凄く増えました。この歳になると仕事を変わるでもしない限りなかなか知り合いは増えないのですが、同じ趣味だと盛り上がってすぐに友人になれるので、新しい趣味というのもいいものだと実感しています。


 

やっと秋らしくなってきて天気がいいので、もう先週になりますが、2017/9/24に撮影を敢行しました。

この日は外でバーベキューをしていて、実は途中結構雲があったので、次の日が仕事なこともあり、雲の間に電視でも気楽に思っていたのですが、どんどん雲がなくなってきてあわてて21時頃から準備を始めました。ターゲットもあまり決めていなかったのですが、ギャラリーに飾りたいこともあり、もう少し星雲の種類を増やしたくて、これまで撮ったことのない白鳥座の三日月星雲に決めました。


今回の反省です。
  • ガイド用のカメラを普段使っているASI224MCからピクセルサイズが小さいASI178MCに変えてみました。224MCの方を電視に使いたかったのもあるのですが、もちろん精度が良くなると思ってピクセルサイズが小さい方にしてみたのです。ですが、やはりパラメーターの合わせこみが十分でなく、おそらく感度不足によるターゲット星の位置精度が悪いこと、フィードバックゲインの調整が不十分で、ややオーバーダンピング気味になっていたことなどで、結局精度は悪化しました。次の極軸も原因ですが、丁寧な合わせこみが必須と実感しました。
  • ガイドがあるからいいやと思って、極軸は極軸望遠鏡のみで結構適当に撮ったのですが、これが原因で赤経の一方向のみにずっと星が移動し続けていて、ピリオディックモーションと相まって、ちょうど同位相で動くときにすごく動き、ガイドが追いつけなくて星像が流れるということが起きました。逆位相の時はうまく打ち消しあってまともな星像になります。結局半分くらいが流れて使えなかったので、極軸はやはりきちんと取るべきだと反省しました。普段Sharpcapで1分くらいまで合わせ込むのが結構重要だったようです。
  • 時間がなかったので、構図が少し甘かったです。三日月星雲が少し左に寄ってしまいました。

いかに準備を手際よく済ませて、かつ精度を出すというのが今後の課題になってくる気がしました。この観点から考えて、今回良かった点は、
  • FS-60Qに変更してEOS 60Dを取り付けてピントを合わせてから、一度も外していないためピントが固定されていていちいち合わせ直す必要がないことです。これは時間短縮に大きく繋がるので、カメラを装着したまましまえて、なおかつ車のトランクにもコンパクトに入るケースが欲しくなってきました。
  • 撮影中に眠っておいて、目が覚めた際にその都度切り替えたので、ダークやフラットもフルで撮ることができ、かつ十分な睡眠時間が確保できました。フラットは今回も
  • 自宅の庭の場合、FS-60QだとISO3200で120秒でヒストグラムのピークがほぼ半分くらいまできます。ここを標準にするとダークフレームや上手く行くとフラットフレームも溜め込んで使い回すことができるかもしれません。自宅撮影の場合は撮影場所もマーカーを置いて固定してしまう方がいいのかもしれません。

実際に画像処理をしてみると、2分間露光をわずか19枚しか使うことができず、細部も出ずにノイジーと厳しい結果となりました。ほとんど価値なしです。一応反省の意味を込めて載せておきます。

「NGC6888 三日月星雲」

NGC6888_120s_3200iso_+23c_20170924-22h11m_x20_di_ps_a

富山県富山市, 2017年9月24日22時14分
FS-60Q + Advanced VX赤道儀
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出2分x20枚 総露出40分, dark, flat処理
f50mm+ASI224MC +PHD2による自動ガイド
Steller Image 8、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


やはりこのような淡い天体は、自宅のような光害の酷いところでは難しいようです。少なくとももっと時間をかける必要がありそうです。この日のいろいろな反省点もあり、次の日はもう少し撮影に時間をかけることができました。これは次の記事に書きます。

バーベキューの時の写真と、電視でのM27の画像をそのまま撮影したものも載せておきます。

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台風一過の2017/9/18、透明度に期待して撮影を始めました。次の日仕事なので、遠出はせずに自宅での撮影です。途中までは良かったのですが、結局雲が出て来てあえなく断念。撮影時間は2分x12枚のわずか24分。そのため頑張って処理をしてもさすがにこれくらいが限界です。


「網状星雲」

VELI_120s_3200iso_+25c_20170918203232_x12_digi_ps_level_photo

富山県富山市, 2017年9月18日20時34分
FS-60Q + Advanced VX赤道儀
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出2分x12枚 総露出24分
f50mm+ASI224MC +PHD2による自動ガイド
Steller Image 8、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


輝度の高いところは出ていますが、淡いところはほとんど出ていません。またノイジーなのも否めません。

先日の北アメリカ星雲はFS-60CBにフラットナーをつけてf=370mmの広角で撮ったのですが、どうしても周辺が流れてしまいました。そのため今回はFS-60Qに戻してf=600mmの多少狭い範囲で撮影しているのですが、やはり周辺は流れません。やはりFS-60Qにするためのエクステンダーの性能がいいのでしょう。実質3枚玉になるようなものです。この結果は「デジタル点写真のための天体望遠鏡ガイド」のスポットダイヤグラムで見比べたとおりなのかと思います。

でも網状星雲は全体像を見るためにも、もう少し広角で撮りたいというのもまた事実です。FacebookでHUQさんからモザイクを勧められました。もう少しいろんなものを撮ってからと思っていますが、少しモザイクにも手を出したくなってきました。

さすがに今回の写真は撮影時間が足りていないので、そのうちにリベンジしたいと思います。
 

ついに念願の自宅ギャラリーができました。といっても家の奥の方の、トイレの隣の寝室手前の廊下です。誰かお客さんが来たときに、トイレに行くついでに気づいてもらえると嬉しいです。

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最近富山市天文台で行われた県天の写真展のために提出していた4枚の写真と額がやっと返ってきました。この写真は天文台での写真展の後、富山市ガラス美術館、黒部市科学館イオンモール砺波店などでも展示されました。まだまだ満足のいくものからは程遠いので、恥ずかしいこともあるのですが、それでもこの趣味を続けていく上でとても大きな励みになりました。

昔買ったピクチャーレールを頑張って廊下の上の方に取り付けて、ピクチャーワイヤーで吊るしたので、結構というか、思った以上に様(さま)になっています。この4枚をとりあえず自宅ギャラリーに飾ってみたわけですが、こうやって飾ると写真の出来以上にかっこよく見えてしまいます。やっとできた自分のスペースですが、早速妻が自分のものも飾りたいと言い出しました。でもこの場所は死守するつもりです。
 
スペースは限られているので、写真は時々入れ替えて楽しみます。またキタムラに行って印刷してこようっと。 

CANPから帰って、いろいろ忙しくて画像処理が追いついていませんでした。やっとCANP前の2016年6月14日、実はこの日は誕生日だったのですが、かなりシーイングがよさそうなのと、大赤班が21時ころから現れるので、前回と同じくC8での撮影となりました。

前回からの進展ですが、これまで撮影時にDebayerをしていたのでSERファイルを8bitでしか保存していなかったのを、Debayerを解いて16bitのオプションにきちんとチェックを入れたとです。これが結果にどのくらい影響があるかは後日検証するとして、とりあえず今回まずは16bitで撮影することができました。

実際の撮影は3倍バローで5000フレームを4本、その後5倍バローで4本撮りました。まだHDDの容量が余っていたので、大赤班の移動を見るために5分くらいおきにあと7本撮ったのですが、徐々にシーイングが悪くなっていったように思います。

シーイングに関しては、最初はピント合わせで衛星を使っていたのですが、その衛星も徐々に見えにくくなっていったのと、大赤班もそれに伴って動画で確認しにくくなってきたので、1時間くらいの間にシーイングは結構変わっていったことになります。

画像処理を試したのですが、結局後半の方が5倍バローで画素が細かいだろうことと、大赤斑がより真ん中に来ていたので、こちらを処理することにしました。しかしながらかなりノイジーだったので、後半の11枚をWiJUPOSで全て使って一枚の画像にしました。そのため端のほうのクオリティーが落ちてがしまっています。


2017-06-14-1249_0-RGB3_cut


富山県富山市 2017/6/14 21:33:09

C8 + Explore Scientific x5 barlow lense + ASI224MC + Advanced VX


F50, f=10000mm, Shutter 5ms, fps79, gain 480, 3000/10000frames x 11sets


やっと念願の大赤班を取ることができました。シーイングはよかったのですが、処理をするとあまり大したことはなかったのが少し残念です。

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