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天体観測始めました。

カテゴリ:イベント > 星祭り

恒例の戦利品です。

小海町の星と空のフェスティバルは結局日帰りで帰ってきてしまったのですが、いろいろ手に入れてきました。と言っても品数があるわけではなく、今回はインパクトです。

まずはとにかくスリービーチのスーパーチビテレ。アマチュア天文界の過去を調べている際に知った旧御三家の存在と、天文界の一大事件。あの実物を思う存分触ることができます。


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見よこの勇士。電視観望も対応可能。

Vixenの31.7mmアダプターが取り付けられるので、ASIカメラもそのまま取り付けられます。焦点距離が260mmと短いのでASI224MCが良さそうです。カメラレンズでいいじゃないかという声が聞こえてきそうですが、スーパーチビテレだから面白いのです。

一つわからない部品があったので説明書(説明書も当時のものがきちんと付属です)によると地上プリズムだそうです。説明書には地上プリズムがつかないモデルもあるとのことで、これは最初からついてきているもののようです。

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他にも長さ8cmくらいの金属筒のみのレンズも何もない等倍ファインダー。これは現在の入門機の2つ穴ファインダーに繋がるところがあります。なんかもう涙が出てきます。

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中にネジが縦横についていて、十字の代わりになります。

微動経緯台は押し引きネジのコンパクトなもの。頑丈そうではありませんが、この軽さの鏡筒なら十分な気もします。これは実際に使ってみないとわからないですね。

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アイピースは12mmと5mmが付属。前オーナーによると、少し曇りがあるかもとのことですが問題なさそうです。それよりも5mmのアイピースのレンズ径の小さいこと小さいこと。覗くのが厳しそうですが、現在の31.7mmアイピースが使えるなら問題ないでしょう。

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もちろん天頂プリズムも2倍バローレンズも付属で、とても綺麗です。

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むしろ気になったのは、ケースの発泡スチロールにまだ2箇所の、物が入っていたような穴があることです。何だったんでしょうか。検索して画像を比べてみると、それぞれリング上の部品があったようです。一つはカメラアダプターのようなものなのでしょうか?

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あ、三脚もついてきましたが、これは純正のものなのかどうかはよくわかりません。ただ、今でも千円くらいで売ってそうなあまりに弱そうなものなのでこれは使わないと思います。とにかくスーパーチビテレは数少ない貴重品。見えても見えなくても大事にしたいと思います。


次のアイテムは手作りの星座Bino。cokin製のレンズを二つ使っています。枠は3Dぷりんたでつくったとのことです。ところで倍率はどうやって考えればいいのでしょうか?レンズには200-52mmと書いてあります。製作者の方は1.なん倍とか言っていたので、見た目にも多分2倍以下かと思います。これのいいとことろは接眼側のレンズの径がものすごく大きくて視野が広いこと。多少主軸をずらしても余裕で見えます。一方欠点はピントが固定なこと。うまく無限遠で焦点が出るかどうか一度試す必要があります。

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同じ店で実はNIKONのレンズを使った星座Binoも置いてました。こちらは他のと比べて全然歪みがないのがよくわかる素晴らしい逸品です。ただし値段も結構したので今回は見送りました。でも欲しかったかも。もうひとつCarl Zeissのレンズを使った星座Binoも置いてました。こちらは売り物ではないということ。かなり貴重なものらしいです。でも実際にはNIKONの方が見えはいいとのこと。私も両方とものぞかせていただいてそう思いました。

とにかくこれで星座Bino系は5個目。観望会で活躍してくれそうですが、流石に数が多すぎでしょうか。


もうひとつの大物はVixenのポルタです。ユーザー同士の交換会の場所で、赤道儀と共闘セットを買っていかれた方が、逆に引き取ってくれないかと持ちかけて来られたものでした。ポルタは丁度欲しかったのですぐさま手を上げて直接交渉と相成りました。アイピースとかの付属品も全てあるようです。微動ハンドルもフレキシブルに交換してあったのですが、一方のフレキシブルハンドルが嵌め込みのところで入り込んでしまっていて、抜き取ることができませんでした。あと、ピッチ方向のフリーストップがゆるすぎて鏡筒の自重でお辞儀してしまいます。バランス調整はもちろんですが、もう少し硬めの設定にする必要がありそうです。いずれも道具を使って調整します。

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あとは細かいものばかりです。ユーシートレードで格安アイピース。
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スリービーチと同じ方からファインダー台と1インチのアイピース用のカメラアダプター。拡大撮影用みたいです。
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最後は貰い物です。

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また今回も散財してしまいました。いずれもお小遣いの範囲内くらいのもですが、今年は星まつりが4回と数も多かったのでちょっと控えないと。

あと、皆さんとの楽しい会話はプライスレスでした。

 

小海の「星と空のフェスティバル」に参加してきました。色々迷った末、結局日帰りになったのですが、とても充実していました。

今回のメンバーは私Samと中2の娘Natsu、小6の息子Sukeの3人。妻も誘ったのですが、寒い、暗い、眠いと言ってついてきませんでした。でも場所は小海リエックスホテルというリゾート。一応妻も調べたみたいで、どんなところかは聞いてみたらいつの間にか知っていて、どうやら今回も我々に偵察をさせて、よかったら来年行くかもということみたいです。

金曜の夕方に無理して出発しようかどうか迷っていました。現地の天気予報を見ると晴れと出ています。でもNatsuの帰りが思ったより遅くて到着が夜中近くになりそうなので、結局その日の出発は諦め、土曜日の朝早くに出ることにしました(後で聞いたら金曜夜は現地は結局霧雨だったようです)。朝4時過ぎに起き、最後の積み込みをして、5時過ぎには出発です。富山からだと上信越道を使う上周りと、下道で松本に抜ける下回りがありますが、会場近くの道が上周りだと佐久ジャンクションからさらに無料の中部縦貫道が下に伸びていて、下道は20分くらいで済みますが、下回りだと最後のメルヘン街道が地図で見ると山越えのような感じで、ぐねぐね道が長く続きます。上周りの方が20分くらい早いとのことなので、高速代がかかりますが疲れない方を選んで上周りを選択しました。でも会場であった富山勢に聞くと、下回りできた人がほとんどで、道も問題なかったとか。それでもなぜか皆さん帰りは上周りで行くと言っていたので、やはりちょっと大変な道なのかもしれません。

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会場到着は丁度午前9時頃。今回のイベントの一つ、紅葉ツアーの方達がたくさんいましたが、会場はまだ人も少なく、出展しているお店もほとんど空いていません。開店の準備をしているのがミザールさんとケンコートキナーさん、今回星まつり自体に初参加というユーシートレードさんくらいだったでしょうか。ユーシートレードには丁度先週顔を出したので、挨拶だけしておきました。どうも開店は10時からと決まっているようです。9時半近くになるとほとんどの店が開き出して、一部では販売も始めていたみたいです。

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9時半からは開会式でしょうか、舞台の上で中学生の演奏など始まっています。この頃には人もたくさん集まってくるようになりました。

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会場は小海リエックス ホテルというシャトレーゼ系列のリゾートホテルで、屋外の会場と、ホテルの一室が講演会場になっています。屋外は、天文関連のお店や地元の食材や軽食などのブースがあるメイン会場と、その上のユーザー同士の交換会のエリアがあります。他に観望エリアがあったらしいのですが、天気が良くなかったのと、どうやら車で移動しなければならないようで、徒歩で途中まで行ってみたのですが場所がわからなくて結局諦めてしまいました。施設としてはこのあいだの京都の星をもとめて同様、リゾート地なので、星まつりとしてはかなり豪華な部類に入ると思います。特筆すべきは温泉で、ホテル宿泊者以外でも普通の日帰り温泉くらいの値段で利用することができます。入浴可能時間が朝6時から23時までと長いのもありがたいです。さらにシャトレーゼ系列の特典で、入浴するとなんとシャトレーゼのアイスが無料で食べられるということらしいです。らしいというのは、結局私は温泉に入らずに済ませてしまって、子供二人が入ったのですが、下のSukeが何本もアイスを食べてお腹を壊したとか。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。


食事の状況ですが、消防団など地元の方達が力を入れてくれています。まずは振舞いそば。なんと一人一杯無料でいただけます。この日は結構気温が低かったので、暖かくてとても美味しかったです。

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同じブースで天然きのこ汁が一杯200円でした。本当に採ってきたきのことのことで、信州味噌と合わさって絶品でした。

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チキンカレーはホテルの調理場で作っているもので味は抜群。野菜ごろごろで一杯500円、夕食でいただきました。実は3人が一致して意外なほど美味しいと言ったのが消防団の唐揚げ。見かけは普通の唐揚げです。値段も300円と特に安いわけでもありません。でも味はコンビニなんかで売っているものとは雲泥の差です。モモ肉がいいのでしょうか、あまりの美味しさにおかわりを重ねて結局4回も買ってしまいました。夜にはラーメン屋さんが来たのですが、開店の時点でお腹がいっぱいだったのと、21時頃にまだやってるかと思って行ってみたらもう終わってしまっていました。残念でしたが、来年も来るなら寒い中でのラーメンをぜひ味わってみたいです。

ホテル内のレストランは利用しませんでしたが、夕食のバフェがあったようです。ただ家族3人だと少し値が張るので今回は見送り、本当は泊まって贅沢に朝のバフェに行こうと計画していたのですが、結局朝までいなかったのでこれも見送り。来年は妻も来るなら予算を見込んでホテル泊でもいいかもしれません。

他にも地元のお店なのでしょうか、カフェや雑貨、アクセサリーなどのテント会場もあり、うちの子も木にハンダコテのような物を使って絵を描いていました。Sukeはタカハシの望遠鏡の絵を描いていて、あとでタカハシの方に絵を見せてどの機種か聞いてみると、少し迷っていましたが、「鏡筒が長すぎて入らなかったので少し短くした」というSukeのセリフでスターベースの80とすぐに判明してしまいました。経緯台なのが決め手だったようです。

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ただ、Sukeがぼやいていて思ったのですが、子供向けのイベントが少し少ない気がしました。地元の家族で来る方もいらっしゃると思うので、もう少しそういったイベントがあると良かったかもしれません。このことは不思議と京都の星をもとめてでは感じなかったのですが、Sukeがいなかったせいもあるのかもしれませんが、前回は学生スタッフが多かったからかもしれません。星をもとめてでは若い学生が子供たちの相手になっていたのでは、というのを改めて気づかされました。


今回の星フェスでの新しい試みの一つが、ユーザー同士の交換会です。品物を広げていた方の数は4-5組ほどとそれほど多くはなかったですが、かなりのお買い得品と、そしてかなりのコアアイテムがありました。その中で今回ゲットした一番の大物が、なんとあのスリービーチの「スーバーチビテレ」です。天文マニアの間では有名なあの事件のものです。スリービーチのものは機材は見たことはありますが夜に実際に鏡筒を覗いたことはまだないのでものすごく楽しみです。しかも、ほぼ新品に近いような状態の良さ!これはユーザー同士の交換会ならではのアイテムでしょう。1980年の天ガの評価記事に出ていた内容と比べて、じっくり確かめたいと思います。

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前回の胎内ではファミスコを手に入れたので、そのうちにフルスコ電視観望会でもやりたくなってきました。電視観望なら撮影ほどの精度を求めることはないので、意外に使えそうな気がしています。

あとで戦利品のページに詳しく書きますが、この交換会ではcokinのレンズを使った星座Binoとか、お買い得な品を手に入れました。買えなかったですがミザールのカイザーやCX150など、お金と車のトランクに余裕があれば、手に入れておきたいものが目白押しでした。

15時頃から車の中で少し昼寝をして、16時からはいよいよ大抽選大会。天文ショップからの提供品や、地元の野菜などの特産品など、ものすごい数の景品が用意されていました。3人いるので期待大です。すでに会場を後にした方も多かったようで、確率で言ったらその場にいた半分近くの人には何か行き渡っていた印象です。でもなぜでしょう、日頃の行いが悪いのでしょうか、我が家は3人ともカスリもせず。最後に何も当たらなかった人に配っていたタカハシのクリアファイルだけいただきました。

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大抽選会の様子。


会場ではたくさんの方たちと会うことができました。
  • 天リフ編集長のYさんはご無沙汰していましたが、天リフをいつもみているので全然久しぶりという気がしません。いつもブログを載せていただいてありがとうございます。
  • 天体望遠鏡博物館のブースもあって、遠く香川からHさんとTさんが来られていました。以前、望遠鏡博物館で子供達がさんざんお世話になったTさんと会えて、子供達も大喜びでした。
  • 富山勢では以前大量の天文ガイドをいただいたIさん、最近イベントごとに会うY君、県天のKさんにも会うことができました。特にIさんは今年も星まつりで会えると思っていたのですが、原村も胎内もお会いできなかったのでちょっと心配していました。お借りしていたVixenのギヤを返し、また天文ガイドをいただく話をしました。Iさんはものすごい古スココレクターかつ機材屋さんなので、一緒に回っていると色々教えてもらえて嬉しいです。
  • 「ネットよ今夜もありがとう」でお世話になったAstro Artsの編集のFさんには結局今年会うことができませんでした。本当は福島でお会いできると思っていたのですが、福島が流れてしまい、もしかして小海でと思っていたのですが、残念です。
  • 改造PSTの元になったジャンクPSTを購入さていただいた、テレスコ工房の店長さんにもお会いすることができました。会場すぐ近くに店舗がオープンしつつあって、今回の星フェスの開催にずいぶんご尽力されたと、他の何人もの方からお聞きしました。どうもありがとうございました。びっくりしたのは、全然天文マニアらしくない、長髪とメキシカンハットがバッチリ似合っている、とてもかっこいい方だったことです。
  • 夕食時にカレーを食べる時、一緒のテーブルにお邪魔させてもらったら、何と今回講師も務められたあの田中千秋さんとお仲間の方達でした。ご挨拶して少しお話しさせていただいたのですが、車中泊だという話になって夜寝るときのために3人分のカイロをいただいてしまいました。結局日帰りになってしまったので今回使うことができなくて申し訳なかったのですが、これから寒くなる夜の星見で使わせていただきます。いろいろ気を使っていただきありがとうございました。
  • 書ききれませんが他にもたくさんの方にお会いしました。顔なじみのショップの方たちや、新たにお会いした方ともたくさん話をすることができました。同じ趣味で色々話せたり、情報交換できるのは星まつりの醍醐味の一つだと思います。

この星フェスの特徴の一つが、ホテル内の会場で土曜日の朝から晩までずーっと講演会があることです。本当は全部聞きたいくらいなのですが、お店も回りたいし、人とも話したいしで、結局聞けたのはタカハシの講演と回折格子のお話でした。タカハシの講演が18時過ぎくらいからで、外がかなり冷えてきたのでホテル内の暖かさが嬉しかったです。

タカハシの講演はショップのS君が担当です。比較的焦点距離の短い鏡筒で新発売のフラットナーなどを使って四隅までどれくらい星像が出るかという話です。S君の友人でもあるY君と、うちの子供も一緒に最前列を陣取ってしまったのですが、とてもわかりやすくかったです。Sukeもほんとかどうかはわかりませんが「よくわかった」と言っていました。下の写真にあるように、講演後実際の鏡筒を触れることができるので、購入を考えている方にとっては非常に参考になったのではと思います。

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興味深かったのは、最後にCMOSカメラなどでの短時間撮影でラッキーイメージを使った撮影方法に言及していたことと、なんと電視観望にも言及していたことでした。タカハシというと、やはり眼視と、撮影にも耐えうる造り込みの素晴らしさがイメージなのですが、電視観望にも触れてもらえるような時代になったというのは驚きとともに、とてもうれしく頼もしい気がしました。かくいう私も、電視観望ではFS-60CBが主役です。

もう一つ、今回の星と空のフェスティバルのなかで、予想に反して一番面白かったのが、五島光学さんの回折格子の分光測定講演でした。その直前まで講演の終わったタカハシのS君と天リフ編集長のYさんと話していたのですが、Yさんが分光の講演に行くというので、私もご一緒させていただきました。半分ついていくような状態で、最初はそこまで期待していたわけではないのですが、話を聞いているうちに分光測定はアマチュア天文家でも手に入れられる一つの強力な武器だと思うようになりました。海王星がなぜ青いかという説明をメタンガスの吸収線の実測とともに示したり、ドップラーシフトの効果をグラフとともに示して、ハッブル定数の話まで絡めてくるなど、写真撮影だけにとどまらない、本格的な天文学みたいなことが自宅でできてしまうことになります。太陽のフラウンフォーファー線なんかと、PSTで撮っている画像なんかが比べられたら面白いかもしれません。

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最近、高校生向けの泊まり込みでの研究室レベルでの天文学体験がいくつかの大学で行われています。先日も娘のNatsuと一緒に「もし天」のまとめ映像を見ていたのですが、あれに近いことが自宅でもできそうです。これは楽しそうだと思ったのですが、惜しむらくはキットがパッとは手の出る値段ではなかったことです。星まつり会場で購入するにはちょっと勇気のいる値段です。とりあえず手持ちの簡易な回折格子と、fitsデータに限られてしまうかもしれませんがirafやMakaliなどでも同様の事が出来ないかとか試してみたくなりました。

この講演ですが、Natsuも聞いておけばよかったと思ったのですが、子供二人はその頃温泉へ。講演が終わってもまだ温泉から出てきません。アイスを食べながらテレビを見てるので遅くなると電話がありました。


この日は途中から霧が出てきて天気が良くなかったので、子供たちが温泉から出る頃、21時半頃でしょうか、メイン会場にはほとんど人も少なくなり、ブースもほぼ全部閉まっていました。実は少しだけASI294MCと広角レンズで電視で少しでも星が見えないかと試したのですが、さすがに雲が厚すぎて無理でした。

今回の星フェスですが、天気があまり良くないのと、とてもレアなアイテムを手に入れることができたのと、講演が面白かったので、もう十分満足がでました。それでもかなり迷ったのですが、まだ22時と中途半端に早い時間なのと、車中で寒い中寝るより走ってしまった方が楽な気がして、子供とも相談してこの時点で帰宅することを決めました。途中サービスエリアで30分くらい仮眠をとり、午前3時ちょうどくらいに自宅に到着することができました。今朝10時過ぎに起きて、あ、やっぱり残ってた方が良かったかなとも少し思いましたが、今週もまた忙しそうなので、せっかくの日曜日あまり無理をせずに少しのんびりすることにしました。

これで今シーズンの星まつりも終わりでしょうか。全日程いけなかったり、流れてしまったものもありましたが、とにかく楽しかったです。また来年もできるかぎり参加したいです。子供はいつまでついてきてくれるか?妻は来年はついてくるのか?そこらへんがポイントでしょうか。


 

京都南丹市のるり渓温泉で行われた「星をもとめて」の戦利品の数々です。

三大星まつりに比べて少し規模が小さいせいか、掘り出し物に巡り会えるチャンスも多いので、多分購入点数としては一番多いかもしれません。でもさすがは星まつり価格、全部安かったです。

大物からいきましょう。今回はオークションも充実していました。K-ASTECのポタ赤とレボリング装置と三脚のセットが目玉、CD-1と微動雲台のセットなどもあり、せり上がっていく値段を見ているだけでも楽しめました。私は最後に出たVimbleというスマホ用のジンバルマウントを落札することができました。調べたら最新のVimble2というのが新製品として出ているらしいのですが、値段はそれの5分の1以下なのでお試しで遊ぶだけでも楽しめそうです。

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次は着いてすぐに会場を回って手に入れたものが中心です。
目玉はスタッフが販売していたVixenのハーフピラーでしょうか。手持ちのAZ-GTiですが、私はハーフピラーなしの経緯台のみ買ったので、教頭が三脚に当たってしまうことがあります。このハーフピラーをうまく接続できるように改造して使ってみようと思っています。
同じくスタッフ販売のところで手に入れた鍵の3個セットです。値段はなんと100円。なぜかというと一つが番号がわからなくて開かないからです。パズルがてら買ったらNatsuが1時間くらいかけて1000通りを全て試して開けてしまいました。実際には1000回で開かなかったので、合計1600通りくらい試したみたいです。
宇治天体正規で買ったアイピースのキャップが10個。これまでいくつも無くしてますし、キャップ無しの特価アイピースもいくつか手持ちであるので、重宝します。というか、実はこれなかなか見つからず星まつりでもいつも売り切れで、今回やっと手に入れることができました。
あと、欲しかった天文ガイドの臨時増刊と昔のフィルム写真の時代の技術本です。フィルムカメラは今とは全く違う技術で、なかなか試すことはできませんが、知識としてだけでも楽しいです。


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今回、KYOEIさんではかなりいろいろ買いました。試してみたかったファインダーアイピース。焦点距離100mmということで、結構な大きさになっています。 ファインダーとしてよりも、低倍率のアイピースとして使えるかどうかも興味があります。

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KYOEIでは時間をおいて掘り出し物市をやっています。私は500円の回と300円の会に参加しました。数千円の回もあったのですが、逃してしまいました。来年は参加して見たいと思います。そんな中で、二千円の回の残り物でCelestronの40mmのアイピースを買いました。長焦点のアイピースは格安で出ることがあまりないので手に入れておきました。 

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500円の回でも結構な数を買いました。
お買い得はVelbonのビデオ雲台でしょうか。現役のものではないですが、定価を調べたらすごいことになっていました。
格安アイピースをたくさん買えたのがラッキーでした。格安天頂プリズムも今回合わせて2個手に入れることができました。これらは天文っ子に譲る望遠鏡で役に立ちます。
他にもオフアキマウントをプリズムもきちんと入った状態で手にいれることができました。
あとは、Natsu用にEOS X7に使える(この手のものとしては珍しく)Canon純正のレリーズです。

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300円の回は双眼鏡マウントが一番の掘り出し物でした。あまり双眼鏡は詳しくないのですが、この手のマウントをまだ持っていないので、入門用としては申し分ないです。
あと、コンデジ用のコリメート撮影などで使えるマウントも手にれることができました。観望会とかで自分のカメラで撮影したいというような場合に使えそうです。
アイピースはBORGのプラスチック製のものです。昔のBORGのプラスチックの鏡筒を持っているのですが、そこに付いて来たアイピースと同等のものです。手持ちのものが劣化しているので、その代わりに使えそうです。
他にもコリメートアイピースとか、フレキシブルハンドルとか、アイピース延長等とか、持っていても困らないものばかりです。

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購入品の最後は、二日目の朝にほとんどのお店が閉まっている中、ふらっと寄った星見屋さんでのことです。珍しいT2のキャップを店長さんが売れないかなあといった雰囲気で触っていたものです。オスメスがセットになっていました。ZWOのカメラとEOSレンズを接続するアダプターを使っているのですが、それを外したときにするふたをずっと探していました。格安だったので即買いでした。

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あとは恒例の貰い物の品々です。ビンゴで当てたタカハシの非常袋とカレンダーも含まれています。非常袋は天文用具を入れようと思っていたのですが、Sukeが災害対策用に持っていってしまいました。早速非常品を入れて我が家の2袋目の非常袋が出来上がっていました。「望遠鏡より役立つでしょ!」とのことです。

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そうそう、関西天文同好会の冊子もいただいたのですが、そこに座っていた方がなんとCMOSカメラの掲示板とか開設しているYAMASHITAさんでした。最初冊子の記事を読んでいて、記事の内容と名前から「あれっ、もしかして」と思って尋ねてみるとご本人様でした。ラッキーイメージなどで優れた結果を出している方で、笑顔がとても印象的でした。また掲示板でも書き込みさせていただこうと思います。


こうやって振り返ってみると今回は思ったよりたくさんの物を買ってしまいました。最近星まつりで欲しいものが少なくなってきたと書いたことがありますが、あれは何だったんだという感じです。なんかまだまだ欲しいものだらけですね。特にジャンクはまだまだ知らない世界がありそうで怖いです。こうやってどんどんものが増えていってそのうち怒られるのかと思いますが、しばらくはこの調子が続きそうです。



今回、9月23、24日に行われた「星をもとめて」に参加してきました。星を始めた一昨年はまだこの星まつり自身認識できていなくて、昨年やっとこんなのもあるのかと思っていたら台風で中止。なので今回が晴れて初参加となりました。

23日の朝早く起きてみると富山は一面の青空。これは期待できそうと荷物を詰め込み出発です。今回は中二の娘のNatsuと二人での参加。小六の息子のSukeは直前まで行くと言っていたのですが、風邪気味だったのと宿題が残っているとのことで、前日に「行かない」と言い出しました。妻は行きたいのか行きたくないのか、興味はありそうでしたが、現地の勝手もよくわからないので、今年私が下見をしてから、もしよければ来年行くということになりました。 富山方面からは、敦賀で「舞鶴若狭道」に入り舞鶴方面に抜けて、舞鶴から少し行って「京都縦貫道」に入るとほとんど渋滞なくたどり着くことができました。それでも4時間くらいのドライブです。ただし、最寄りの園部ICで下道に降りた後が結構道幅が狭くて、途中すれ違うのが大変なところも何箇所かありました。おそらく日本海側から来る人はあまり想定していなくて、大阪、京都市内からのお客さんがメインなのかと思います。

富山であれだけ晴れていたのに、会場に近づくにつれだんだん雲が多くなってきました。会場到着後、案内のスタッフの方に望遠鏡を持って来たことを伝えると、望遠鏡エリア駐車場に案内されます。 お昼の12時過ぎ頃に到着だったでしょうか、まだ車も5-6台ほどで場所も選びたい放題です。例年この時間帯だと結構混んでいるはずで、昨年が台風で中止だったことと、当日の天気が曇りでよくなかったこと、あとおそらく同日に同じ京都で開催された「宙フェス」にも一部流れたのではというので、お客さんの出足が遅かったのではないかと聞きました。

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到着直後、昼の12時過ぎくらいのの会場。まだ人も少ないです。

会場は、京都府立るり渓自然公園の中にある「るり渓温泉」というリゾート施設の奥の駐車場と敷地を使っているようです。施設の方は随分と立派で、宿泊はもちろん日帰り入浴もあるため、他の星まつり会場と比べても圧倒的に便利です。周りにコンビニなどの店はないのですが、レストランもあり食べるのに困ることもありません。キャンプ場もありますし、最近はやりのグランピングや、屋外バーベキューレストランもあります。温泉とプールだけなら非常にリーゾナブルな値段ですが、そこに少し料金を追加すると館内の例えばマンガを読んだりできる休憩所なども利用できるようになるみたいです。実際に入っていないのでよくわからないのですが、これなら家族で来ても充分楽しめそうですし、いっそのこと星まつりに合わせて、キャンプ場や豪華に宿の方に泊まってしまってもいいかもしれません。Natsuは温泉だけは次の日の朝に入って、かなり良かったと言っていました。レストランも普通に食べれる良心的な値段で、とても美味しかったです。

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親子丼とカツカレーうどん。うどんはすごい大きな器です。

星まつり会場は胎内、原村、福島と比べると少しこじんまりしています。ブースの数もちょっと少ないでしょうか。お客さんの数もそこまで多くないので、そのぶ分各ブースもじっくり見えて、掘り出し物に出会う確率も増えます。私も到着して早速のお買い物です。スタッフが販売しているところでいくつか買い物をしましたが、販売担当の方がこのブログを見てくれているとのことで少し話しました。スタッフは学生が多く、阪大と府大の天文部の方達がメインで、他の関西の大学の天文サークルの方達も手伝ってくれているそうで、よく見ると確かに非常に数多くの学生らしき若い顔が見えます。学生の活気ある雰囲気は、これからのアマチュア天文界を担っていく若手が育っているという意味で、ものすごく期待が持てます。

そんな中、光害のレポートを発表している学部2年生の女の子がいたのですが、Natsuが今年の自由研究で光害について書いていたので、二人で結構ずっと、多分30分くらい話し込んでいたみたいです。いろいろ刺激を受けたみたいで「大学はうちに来ないか」とか誘われていました。Natsuは「えー、楽しそう、行きたい!」とか気楽に答えていましたが、国立大で入学するだけでも大変だということはまだ頭にはないみたいです。私も後で少し話させてもらったのですが、その子はなんと高校の時に自分で天文部を作ったとのことなのです。詳しく聞いて見ると、親がやはり星好きで、小さい頃から星を見につれて行ってもらっていて、小学生の時にVixenのポルタの反射型をお小遣いを貯めて購入、そのままずっと星好きが続いているとのことです。高校も私立ではなくて県立高校だというので、天文部があること自体非常に珍しいです。ちなみに富山県では県立高校では天文部はもう存在していないと聞いています。高校で天文部が難しい理由はいろいろあると思いますが、最近はやはり夜間に活動すること自体がなかなか認められないようです。その子もまずは星が(自分で撮影するくらい)好きな先生と仲良くなって、信頼関係を作ってから顧問になってもらったというようなことを言っていました。とにかく星が大好きで、送り夜でもめんどうを見るのが苦でなく、責任を持ってくれる先生がたまたまいたのがとてもラッキーだったと言っていました。しかも創設時には25人も一度に部員が集まったとのことで、まるで「宙のまにまに」の世界のような楽しそうな高校生活かと、ものすごく羨ましくなってしまいました。でもやはり一番熱心なその子が卒業して、最近は活動が停滞してしまってきていると、とても残念そうに話していました。熱心な生徒の入学とともに盛り上がり、卒業とともに停滞してしまうというのはどうも天文部あるあるの一つのようです。

昼間のうちは途中太陽が少し見える時があったので、改造10cm PSTを出したのですが、結局雲が切れることはほとんどなく観測は諦めました。それでも機材を出しているだけで興味を持ってくれた方が何人も声をかけてくれました。中にはこのブログを読んでくれていると言ってくれる方もいて、とても嬉しかったです。

そんな中、会場に出ていた機材はとてもユニークなものがありました。まずはあのダウエルの反射型です。口径は10cmで、F8くらいではとのことでした。ダウエルはその性能のせいか、残っていても相当改造されてしまっているものばかりとのことなのですが、ここにあるのはほとんどオリジナルに近いもので、非常に貴重なものだそうです。集まって来た方たちの間で、高橋製作所と日野金属工業とダウエルの値段の話題になって、その当時は同じクラスでそこまで値段の差はなかったのではないかという話になりました。全部5-6万円台、高橋が少し高かったが一番正解だっと言っていました。でも今となってはダウエルが一番貴重ではと大盛り上がりに。私は結局夜に覗くことができなくて残念だったのですが、いつか旧御三家の鏡筒で星像を現在のものと見比べてみたいです。ちなみにオーナーさんによると「意外にも普通に見えてある意味がっかりかも」とのことでした。うーん見てみたいです。

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今回の大目玉は口径55cmの双眼鏡でしょう。なんと口径が55cmですよ。きちんとそれが二つあるわけです。写真を見てもらった方が早いですね。もう、すごいインパクトです。これがなんと軽のワゴンに入って運ばれて来たというのだから、みんなそのことにも驚いていました。ここではコーヒーもいただいてしまいました。夜覗いて見たかったのですが、タイミングが合わずにこれも結局叶わずで非常に残念でした。

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もう一つ面白かったのが、たまたま隣にいた方で、ニコンの対物レンズを多分塩ビのパイプにつけているだけの焦点距離360mmの手作り鏡筒なのですが、とにかくこの対物レンズがものすごかったです。最初のぞいた時、私の目では全く収差がわかりませんでした。詳しく聞いたところ、もともとLSIの設計の写真製版などで使われていたもので、ものすごく細かい配線を映し出す機器が解体される時に引き取ったとのことです。収差も歪みもあってはならない状況下で使われていたレンズとのことで、オーナーは無収差と自信を持って言っていました。型番のW.A.というのがポイントとのことです。

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夕方、少し空がひらけてきていたので電視観望の準備をしました。最近定番のセットアップのFS-60CBにAZ-GTi、カメラはASI294MCです。最初の頃はまだ雲も多かったのですが、途中一部雲がないところも出て来て、その隙をねらい定番のM57、M27などを映し出しました。満月前日の非常に明るい月夜でしたが、それでも輝度の高い星雲などは余裕で見ることができます。言葉では聞いたことがあったが、初めて実際に電視観望を見たという方も大勢いて、結構ひっきりなしにお客さんが来ていて、皆さん驚いているようでした。

いくつか興味深い情報があります。以前電視観望のページでコメントをいただいた方で、SVBONYのSV105という格安のカメラを買ったのだが、電視観望で使えないかというものでした。たまたま会場に同じカメラを持っている方がいて、惑星を見ていたのでSharpCap上で少し設定を触らせてもらいました。すると以前まさかとコメントを返した通り、最大露光時間が500msで本当に制限されてしまうことがわかりました。なので惑星にはいいかもしれませんが、星雲星団には露光時間が少し短いかもしれません。値段が相当魅力だったのですが、少し残念です。

もう一つが、これも以前の記事でケンコー・トキナーのスカイエクスプローラー SE-AT100NでCMOSカメラで焦点がでないというコメントがあったのですが、以前八ヶ岳でうまく焦点が出ていたはずだと記憶していたので、会場のショップで本人に直接聞いてみたところ、やはり少しトリックがあって、下の写真にあるようなZWO社のロープロファイルのアダプターを使っているとのことでした。カメラ側の赤い蓋の部分から外して交換してしまうことにより、1cm近く内側に持ってこられるようになり、その結果焦点を合わせることができるようになります。

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今回は知り合いの方にたくさん会うことができました。最近は星まつりに行ってももう寂しいことはありません。特に、以前志摩でご一緒したKさんがお子さんを連れて来ていて再会できたのが嬉しかったです。男の子は小学3年生とのことで、下のSukeがまだ小さかった頃のことを思い出しました。Natsuと二人で、Sukeも昔はこんなに可愛かったのになあと、しみじみ言っていました。でも3年生の子に星で興味をずっと持ってもらうのは難しくて、なぜだかしきりに帰りのことを心配していてましたが、そこがまた可愛かったです。あと、以前名古屋のSCOPIOでブログを見てくれているとお会いした方とも再会することができました。暗い中なので顔を認識することができませんでしたが、電視観望続けていらっしゃるのでしょうか。

他にもたくさんの方、特に学生さんと話すことができたのが嬉しかったです。4月に富山に来たY君も会場に来ていて、知り合いの学生同士で話していたので混ぜてもらいました。最初にスタッフ販売で対応してくれた学生さんと、もう一人他大学でしたが後輩にあたるのでしょうか、4人で0時前くらいまで話し続けていました。機材ネタが多くて、もう話が全然つきません。その後、車に戻って寝る前に少しだけアンドロメダでもと思ってみようとすると、ちょうどまた阪大のスタッフでない天文部の人たちが5人で来てくれて、そこからアンドロメダとスバル、馬頭星雲に燃える木、最後はオリオン大星雲と、午前1時半頃までずっと電視観望でした。みんなで盛り上がりながら見えるのがよっぽど面白かったみたいで「CMOSカメラ、部で買いたいな」というようなことを言っていました。

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今シーズン初のM42です。ついこの前まで夏だったのに。

結局寝たのは午前2時頃。朝8時までぐっすり寝てしまいました。聞いたら明け方6時頃は太陽が出ていたらしいのですが、私が起きた頃にはもう雲が多くなってしまっていました。それでも改造PSTだけは出しておいて、興味がある方とはいろいろお話しすることができました。晴れたら太陽を見せると約束した昨晩の天文部の子達に、結局太陽は見せることはできませんでしたが機材だけは見てもらいました。結局雲のせいでメイン会場の朝の太陽観望の時間もあまり盛り上がらなかったのが残念でしたが、ついに最後のビンゴ大会に突入です。もう店舗もかなり閉まっていて、残っている人もあまり多くなく、スタッフの人数の方が多いくらいだったので、何かは当たりそうです。私は結局6リーチまで行った後にやっとビンゴになり、タカハシの非常袋をいただきました。Natsuも最後の最後でビンゴになり、カレンダーをいただきました。

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帰りは寝不足だったので仮眠をとりながら運転し、夕飯に間に合うくらいに自宅に到着しました。非常に濃い内容で、充実した二日間でした。スタッフの皆様、素晴らしい星まつりを本当にありがとうございました。とても楽しい時間を過ごすことができました。今回だいぶん様子もわかったので、できれば来年は家族全員で参加したいと思います。でも来年まだ子供はついて来てくれるかな?

続きは戦利品の記事です。

 
 

今回の胎内星まつりの戦利品です。雨のせいもあり、特売品もあまりなかった気がします。今回はカメラ関連がほとんどです。

唯一興味が惹かれたのが、国際光器に置いてあったファミスコ60Sです。ハレー彗星の時のトミーの製品で、当時ものすごい数が出たとかの話には聞いていましたが見るのは初めてでした。しかも赤色なので珍しいそうです。レンズに少しカビがあるそうですが、掃除したら十分使えそうです。電視観望とかにもいいかも。今回はこれが唯一のジャンクです。

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あとは大物から挙げていくと、2年前のX7に引き続きNatsuがまたしてもお小遣いとお年玉をほとんどつぎ込んで買ったRICHOの360度カメラのTHETAです。所有権はNatsuにあるのでピンク色になりました。私も頼んで貸してもらいたいのですが、ピンク色が...。

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自撮り棒と三脚になる足が星まつりサービスでついて来ました。値段もネットで調べたものよりやは安かったので十分お得です。早速帰ってNatsuと自宅で撮ってみましたが、これ面白そうですね。Facebookとかだと360度表示できるみたいですが、ブログでも360度表示にできないのでしょうか?

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でもこの自撮り棒の下部の部分の固定が弱くて、部品ごと簡単にもげてしまいます。昨日カメラをつけたまま石畳に倒れこんでいって、外のガワ部分がパカッと外れてしまい、天頂部が何処かに飛んでいってしまいました。さっそく壊れたかと思いましたが、飛んでった部品を暗い中見つけて、気をつけながら横の細いカバーもパチンパチンとはめていったら、なんとか問題なく使えるまで戻りました。それにしても本体ちょっと弱すぎます。


カメラ関連で、三脚をたくさんです。まずはVANGUARDで、少し昔のもので在庫品だと思いますが、まあ安いです。自由雲台の単体のものは、スイッチを入れると水平を自動で取れる優れものだそうです。三脚はエレベーターの棒が外に出て斜めとかに伸ばせます。これも欲しいと思っていたものでした。

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同じくVelbon。小型の物はわずか800gできちんと目の高さまで持ってこられるくらい足が伸びる優れものです。Natsuが中学生ということでさらに値引きしてもらいました。あと特筆すべきはポールで、キャンプとかのタープを作るときに役立ちそうです。伸ばすと2.3mほどになり、先端にブルーシートの端の穴に入れることができるように細い棒になっていて、キャップもついています。キャップには紐をかけることができるようにもなっていて、電源ケーブルとかを這わすこともできそうです。三脚を作っているような工場で製作したものらしく、かなり頑丈とか。ちょうど去年も買った人が、今年は友人に頼まれたと大量購入していました。私も6本買いました。

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Kenko Tokinaブースではカメラバッグを買いました。

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ピンク二つはNatsuが買いました。値段の割にかなり丈夫で使い勝手が良さそうなのでずいぶんお得です。色的に私はあまり使いたくないですが、多分ピンクなので安いのでしょう。カメラバッグであえてピンクを使うユーザーは普通に考えたらあまりいないのかと思います。

私は短焦点の鏡筒と三脚を入れるつもりで、背負うタイプのカメラバッグを買いました。登山でこれを持っていって、夜に電視観望セットを取り出してみんなで見るというのをやってみたいです。でも多分山歩きはしないだろうなあ。

あとは各種フィルターとカメラ2台用のアダプターマウント、望遠鏡を三脚に固定するアダプターです。

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激落ちくんのレンズクリーナが大量に入った袋です。でもこれカバン買ったらおまけになりました。一生分とは言わないですが、10年分くらいありそうです。アルコールが入っているタイプらしく、iPadとかに使ったら一発でものすごく綺麗になりました。かなり便利そうです。

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細かいもので、中古のフィルターセットと、アイピースキャップです。キャップはすぐになくなるのですが、なかなかぴったりのサイズが売っていなくて、今回も見つけたのはこの2つだけです。

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書籍関連。ノートと便箋は抽選会の全員プレゼントで選んだものです。あと、原村でNatsuが作ったブレスレットが、数珠と言われてずいぶんご立腹だったのでしょうか、同じようなものですが今度はきちんとブレスレットに見えます。星空風景の本ですが、執筆したカメラマンにサインをしてもらいました。技術的なことよりも、作例に対してどうアプローチしたかとか書いてあるので、今の私にちょうどいいかもしれません。

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野鳥の会のところで、本はこれがいいと進められて買いました。妻へのお土産です。でもそれよりももっとインパクトがあるものを見つけました。今回買わなかったですが、ものすごくコンパクトにたためる長靴です。

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あまりに生地が薄いので、クルクル巻くことができます。また、生地の薄さを利用して下の写真のように長さを調節することもできます。ズボンをかぶせているわけでなく、長靴側を短くして履いています。

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長靴は雪国には必需品ですが、都会との行き来にどうしても困るときがあります。そんな時は持ち運びできる長靴として重宝しそうです。むしろ、都会の人が雪国に行くときに持っていくという使い方のほうがいいのかと思います。

頂き物です。Tさんありがとうございました。

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その他、ステッカー、冊子などです。全部貰い物です。

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今回いろいろ安くしてもらいましたが、Natsuのおかげというところが大きいです。やはり女の子は得ですね。そのかわりでもないのですが、抽選会は何も当たらず、オークションでも特に手に入れたものはありませんでした。

帰りの車では雷の中帰ってきました。あとで聞いたら会場も雨がすごかったようです。

 

 

今年は忙しくてなかなか時間が取れないのですが、それでも胎内星まつりに少しだけ顔を出してきました。

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会場は雨が降ったり止んだり。土砂降りの時も何度かありました。例年よりお客さんが少なくて、一時はお客さんより店員さんの方が多い時もあったくらいです。その代わりにショップの方とはゆっくり話すことができました。昨年の福島以来のHBさんとも会うことができました。雨の中、昔話に花を咲かせましたが、娘のNatusも我々の学生時代の話に興味深げでした。あ、今回はNatsuと二人での参加で、Sukeは自由研究が終わらないため留守番となりました。

HBさんの紹介でもないですが、ものすごいベテランのプロのような方達とマニアックな会話を楽しむことができました。中でも印象的だったのが、CelestronとMEADEシュミカセの比較です。どちらがよく見えるかという話になり私はこれまでの自分の経験から「Celestron」と即答したのですが、実はMEADEではないかというのです。簡単に光軸調整できるのはCelestron。でもシュミット補正板から主鏡までの距離を設計値通りに最適化する自由度が残っていて、MEADEの場合それを合わせてやらなければ見え味はCelestronより悪くなってしまうとのことです。そこの距離が適当でも、接眼レンズ側の位置でピントは合ってしまうが、それは最適解ではないという至極真っ当な意見です。MEADEに手こずっていた私は完全にこのことまで考えが及びませんでした。ただ、その最適解は実際は描像を見て決めるしかないとのことなので、調整は簡単ではないのかもしれません。それでも実際試して見て、25cmの性能を引き出したいと思いました。この方達は京都の「星を求めて」にも行くとのことなので、私は初めてになるのですが、できたら行こうと思います。また会うことができそうなので楽しみです。

星まつりでもう何度もお会いし、Natsuが本当にお世話になったオオザカレンヂKeisukeさんの歌をまた聴くことができました。雨の中のコンサートでしたが、歌の間に一瞬月を見ることができました。コンサートの中で、小さいころワゴンで父親に連れられて流星群を見たという思い出を歌にしたという曲がありました。天文台の方から1991年のペルセウス座流星群に間違いないということを教えてもらって、何十年ぶりかになってやっとに日にちまでわかったと語ってくれていました。子供の頃の忘れられない思い出が歌になっているそうですが、私も子供たちにそんな思い出を与えてあげることができているかどうか。大きくなって星まつりに一緒に行ったことも思い出してくれたら嬉しいです。

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コンサートが終わって挨拶に行きましたが、Natsuのことも覚えていてくれて、嬉しい限りでした。NatsuはオオザカレンヂKeisukeさんのファンの方にTシャツを頂いて、さらにオオザカレンヂKeisukeさんのサインまで頂いていました。今回Natsuはギターも持って行ったのですが、その日のうちに帰らなければならなかったので、次回の再開時にギターを披露することを約束してその場を去ることになりました。

それはそうとNatsuは今回ずいぶん得をしている気がします。小学生くらいの子はまだ会場にいるのですが、そもそも中高生はあまり参加していなくて、しかも女の子でこういった星まつりに毎回参加しているのは多分珍しがられてか、いろいろおまけとかしてもらったりしています。特に、去年の胎内で赤道儀のモーターをいただいたTさんとはずっとしゃべっていたみたいで、Tさんの紹介で何人かの方とも知り合いになったみたいです。Tさんにはものすごい強力なモーターを使ったファンをいただいたり、知り合いの方にはお札のお菓子とかももらっていたみたいです。また、三脚関連の店に行ったら「中学生にこそ、この三脚を使って欲しい」と、軽量の三脚をさらに値引きしてもらっていました。他にも、カメラカバンが欲しかったみたいで、ちょうど手頃な特価のピンクのカメラカバンが2種類あり本人は迷っていたのですが、あまりに安かったので2つとも買ってしまいました。そもそもピンクのカメラカバンはユーザー層から考えてもあまり売れるはずもなく、そのピンクのカバン2種だけ他の同じ値段で売られていたものよりも格段に高級なのです。私もピンクでなかったら自分で使いたいくらいです。あとでマニュアルを見たら、黒と黄色があったらしいのですが、それらは星まつりにくるまでに普通に売れてしまったのかと思います。

もう一つ思い出しました。今回、星空風景写真家の講演があったのですが、これもNatsuが誰かから50人限定の整理券をもらってきました。しかもショップのMさんからつきたてのお餅をいただいたとのことで、お餅とチケットを手に、講演開始直前に私のところへ来たのです。最初整理券は一枚だったのですが、さらにその方がもう一枚手に入れてきてくれました。その方にお礼を言い、結局私も講演を聞くことができました。そのおかげで迷っていた天の川の画像処理に少し光明が差し込んだのが前回の記事になります。

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この講演ではLOWAの12mmがすごくいいという情報を得たことと、メタボーンズのSpeed BoosterがAPS-Cサイズになってしまうが、1段階明るく撮れて画質も劣化しなくていいとの情報を得ました。ただしBoosterは本体側の接続が私が持っているCANONの対応ではないので、もう少しCanonレンズがたまり、いつかSONYのα7Sなどに乗り換えたときに考えることになると思います。講演は総じてマニア向けというよりは初心者向けの基本的なことが多く、SONYカメラの解説が中心だったのですが、それでもさすがにプロの言うことは迫力があります。実際の経験と自信に裏打ちされたものなのでしょう。心意気というか、信念みたいなものを垣間見た気がして、ものすごく参考になりました。

Natsuがだんだん親の手を離れて勝手に知り合いを作り出していきます。女の子なのでいつまで星に興味があるかはわかりませんが、今のところ楽しそうについて来ます。ホントにいつまでついて来ることやら。

今回行けないと思って諦めていた胎内ですが、少しだけ顔を出すことができました。逆に行けると思っていた福島のスターライトフェスティバルが少し怪しくなってきています。行けても2日目の日曜の夕方くらいからになりそうです。NatsuがオオザカレンヂKeisukeさんのコンサートに行く約束をしていたので、それには間に合うといいのですが。

その2: 戦利品」へ続きます。



 


過去の胎内星まつりの記事もどうぞ。

 

昨晩に引き続き、原村星まつり二日目。昨日午前3時頃寝たはずなのに、朝7時にはもう目が覚めてしまいました。夜の機材の後片付けの残りを終え、太陽用の10cm PSTを再びセットアップし、子供を起こし、店を回るなどして時間があっという間に過ぎていきます。

昨日遅かったせいか、子供はのんびり9時前くらいに起き出して、起きた途端にSukeは紙飛行機大会へ。あとで聞いたら入賞したみたいで、下位の方でも結構豪華な賞品が出たとのことです。

朝の9時からタカハシブースで大売り出しが始まります。ですが今年は写真のように長蛇の列。

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ブース前だけでなく、道を挟んだ反対側にも並んでいます。5人づつの入場で、すし桶を持ってその中に商品を入れて行き、一人抜けたらそのすし桶を次の人に渡して一人入るとかみたいでした。でも写真からもわかるように、さすがにこの人数を見て今回は参戦を諦めました。昨年の福島くらいからおぼろげながら感じていたのですが、星を始めてから2年くらい経って、(安いものばかりですが、相当数買い込んでしまっているので)やっとだんだん買いたいものが少なくなってきて落ち着いて来ました。あとで戦利品のページにまとめますが、今回は大したもは購入していません。細かいものがほんの少しと、気になった物の中でお小遣いで買える程度のものが数点とかです。今後は気に入ったものを厳選していくのでしょうか。新たな沼の始まりの予感が...。

タカハシに参戦せず朝ぷらぷらと歩いていているときにとった、観望会エリアの朝の写真です。

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カバーがかけられていてよくわからないかもしれませんが、奥の方にもものすごい鏡筒がズラーっと並んでいます。


そうそう、太陽でじろーさんのことを書くのを忘れてました。以前ブログにコメントをくれた方で、タカハシのμ180をPSTにくっつけた方です。初日の結構最初の方に来て頂いて、今回の魔改造10cm PSTを見ていただきました。日本では反射型をPSTに取り付けた方はこの方だけで、いろいろ話していると、以前挑戦したC8 PST計画をまた復活させたくなってしまいました。じろーさんから双望会つながりの方達を紹介していただきました。じろーさんともう一人関西の方のノリツッコミがすごくて、皆さんとても仲が良さそうで羨ましい限りでした。もう双望会は終わってしまったとのことですが、できるなら一度行ってみたかったです。

太陽でもうおひとかた、面白い機材がありました。PSTのHα版に加え、CaK版を持っている方です。しかも太陽からの電波をパラボラアンテナで受け取ることができ、フレアが発生した時に起こる電波を見ることですぐに観測を始めることができるというものです。

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実はこの機材の持ち主は、福島のスターライトフェスティバルでもお会いした方で、その時ASI224MCを取り付けさせてもらって太陽電視観望を少しだけ試させてもらったことを、お話しさせて頂いてお互い認識することができました。動いているところを見せてもらおうと思っていたのですが、その後お会いすることができなくて残念でしたが、またいつかの星まつり出会うことができるはずです。

午前中も何人かの人に太陽を見せることができました。富山のY君も昨日から会場に来ていて、昨日から何度か太陽を見てくれました。KYOEIのMさんも来ていて、AZ-GTiの精度の話などで盛り上がりました。ブースを出している店員の方の中にも知り合いが増えて来ました。2年前に初めて原村に来て、誰も知り合いがいなかったことを思うと雲泥の差です。まだまだ書ききれませんが、本当にたくさんの星仲間と会うことができ、また再会の約束をします。星を続ける限りいつかどこかで必ず会えるはずです。

うちの子二人も、仲良くなった滋賀のY君と来年の再会を約束し、紙飛行機ブースの方達にお礼を言い、私も皆さんとの別れを惜しみながら、13時半頃でしょうか、会場を後にしました。


次の目的地は、木曽観測所です。原村からは車で2時間くらいでしょうか。伊那インターでおりて山越えですが、ちょっと前にいい道ができたらしく、木曽福島に抜けるのはかなり楽になったとのことです。ちょうどそこらへんでは妻が運転していて私は眠っていたのですが、気づくと車一台しか通れないような山道に。どうやら古いカーナビに従って旧道の方に来てしまったようです。すぐに運転を交代して引き返し、Google mapで道を確認しながら正しい道に入りました。でも土砂降りの雨で、あー観望会中止かなと思いながらの移動でした。

木曽観測所は原村星まつりに合わせたかのように、ちょうど同じ週の土日で一般公開をしています。実はここには去年も原村の帰りに訪れて観望会に飛び入り参加したのですが、いろいろとお誘いを受けてまた今年も参加することになりました。

木曽観測所に到着するほんの少し手前に、大きなアンテナが見えます。名古屋大学の太陽風を観測する施設です。ここも同じ日に共同で一般公開をしていて、車を降りて歩いて行くとテントが見えて来て、係りの方が施設の案内をしてくれます。雨はほとんど上がっていましたが、案内してもらっている最中にすごい雷がすぐ近くに落ちて、アンテナから少し離れました。下の写真を見ると人との大きさを比べることができるので、相当大きなものだということがわかると思います。

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車に再度乗り、そこからもう少しだけ進むと、道路に沿ってすでにたくさんの車が停まっています。大きなドームが見えてきます。ドームの周りにタープが張ってあって、そこで受付を済ませます。Igua(イグア)さんという、長野出身のシンガーソングライターがきていて、星をテーマにした歌を引き語りで聞かせてくれたりします。私は流れてくる曲を聴いていただけでしたが、娘のNatusは結構聴いていたみたいで、いい歌だったと後でイグアさんに伝えていました。


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土曜日は夜の観望会があるので、たくさんのお客さんが来ているようです。でも写真にあるように結構曇っています。車を降りた途端ずいぶん涼しく感じたのですが、聞いて見ると昼間はすごく暑かったのに、やはりここら辺も一度スコールのような雨がどっと降り、そのあと涼しくなったとのことです。その残りの雲が南の空一面に覆いかぶさっています。それでも北のほうは多少晴れて来ているので、何か見ることはできるでしょうというような雰囲気でした。

会場ではなんと、いつも仲の良いご近所のMさん一家が富山から来ていました。明日までいるとのことで、子供たちは早速大盛り上がりです。さらに、去年お会いした松本から来ている一家にも無事に再開することができました。6年生の女の子と、3年生の男の子がいる4人家族です。子供達もお互いよく覚えていて、再会をうれしそうにしていました。お姉ちゃんはさすがにしっかりしていて、うちのSukeと一緒の年とは思えずに、中学生くらいに見えました。やはり上の子は下の子の面倒を見るのでしっかりするのでしょうか。逆に下の子をみているとSukeが小さかった時のことを思い出しました。

さて私はというと子供達のことは放っておいて、観望会の準備です。去年と同じ場所に陣取って、電視観望です。昨晩の原村の時と同じセットアップで、口径6cmのタカハシのFS-60CBをSky-Watcherの自動導入経緯台AZ-GTiに載せて、CMOSカメラはZWOのASI294MCとなります。暗くなる頃には、多少雲も残っていましたが、天頂付近もそこそこ晴れてきていて、定番のM57、M27、M13に加え、お客さんからのリクエストできれいに晴れている北の空のM81とM82を入れました。観望会終了間際の21時頃になって、南の方も全面晴れてきました。惑星は早いうちから見えていたのですが、サソリの全景がみえてきて、程なく天の川がきれに見えてきました。それではと早速、昨日試したSAMYANG 14mm + ASI294MCで天の川を試しました。もちろん綺麗に見えるのですが、この日は電視なんかよりも目で見た方がはるかに天の川の迫力があったと思います。天の川の2本の流れが目で見てはっきりわかります。

残念ながら、この時の電視観望の写真を一枚も撮っていないことに気づきました。どなたかこのブログを見て、その当時の写真など送ってくださる方がいましたら、コメントにメールアドレス込みでお書きください。私の方から連絡させていただきます。もしくはほしそloveログのTwitter宛にダイレクトメッセージで入れてもらえれば、こちらから連絡いたします。

観望会の時間も21時で終了。徐々にお客さんも少なくなっていきました。私も機材を片付け始め、一通り片付いたところで、少しだけ天の川を撮影しました。かなりの枚数を撮ったので、ここでは撮って出し(サイズが大きすぎたので一辺を半分の大きさにだけしました)JPEGだけ載せておきます。きちんと画像処理したものは、また後日まとめてアップすることにします。

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実はこの日は泊まり込みで、次の日も木曽観測所に朝から参加。太陽観測のセットアップで来ているお客さんに披露しました。ダンボールで囲んでPCの画面を見やすくしています。

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その時の見ていた太陽のを写真に撮っています。原村初日の繰り返しになりますが、

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というように、プロミネンスやプラージュをみんなで見ることができます。実はこの日もIgua(イグア)さんのコンサートがあるようで、準備の時に楽器を演奏している男の方の方に太陽を見てもらいました。ところがなぜかすごい興味を持ったみたいで、赤道儀とSharpCapの操作方法を伝えたら、私がいない時も自分でずっと太陽を見たようです。私の代わりにお客さんの対応もしてくれていたみたいです。どうもありがとうございました。

今日は朝からの参加で、昨日も来ていたM一家と、再会できた4人家族もまたきていて、子供達はそれぞれ楽しんでいたみたいです。本当に一日中いたので、あとで「飽きないの?」とか聞いてみたのですが、友達といるせいかNatsuもSukeも「めっちゃおもしろかった」だそうです。その時にやっていたパズルだそうですが、

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写真はM一家提供

かなり難しかったそうで、みんな夢中でやっていたそうです。こんなちょっとしたイベントもやっていますし、メインの木曽シュミットはドームに入って見学することができます。運がいいと動くところも見えるはずです。口径1mの望遠鏡が動く様子は圧巻です。30分おきにツアー形式で解説してくれるので、細かいところもよくわかります。


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ドームの他にも小惑星を探すゲームが面白かったです。2枚の写真から動いている天体を見つけ出します。19個あるそうですが、7個以上見つけるとクリアファイルがもらえます。私は11個でした。Natsuはなぜか22個もみつけたのですが、半分以上間違いで正解は10個だけでした。

この日は講演会もありました。香川の天体望遠鏡博物館に引き続きなぜかまた重力波の話だったのですが、立ち見席が出るほど盛況でした。昨日は間に合わなかったのですが、土曜、日曜と二つの講演があり、毎年楽しみにしている人もたくさんいるとのことで、今回も二日連続で講演を聞きにきたという方も何人もいらっしゃいました。

講演会が終わると太陽が大きな雲に隠れ始めていて、ちょっと待ったのですがもう厳しそうだったので、機材を片付け始めました。この日もものすごく天気が良く、天の川の写真もたくさん取れたので、こちらも前日の分と合わせて、後日アップしたいと思います。

観光も少ししてきました。木曽観測所から降りた上松(あげまつ)といところの、寝覚めの床。浦島太郎が玉手箱を開けた場所という伝説が残っているそうです。

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木曽福島では蕎麦をいただきました。美味しかったです。

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今回も星度満点の夏の家族旅行となりました。なんと妻は来年も行きたいと言っています。何が楽しかったのか謎ですが、まあいい傾向でしょう。


最後は、今回の戦利品のページです。

 

原村星まつり初日の前半に引き続き、今回の記事は初日の後半です。

そういえば昼間のことでひとつ書き忘れていたことがありました。6月に韓国に行った時EXO SKYという天文ショップに行きました。日本ではタイムラプス撮影のためのSKYPIXという機器を製作しているメーカーとして知られています。その際日本SKYPIXのOさんという方にわざわざ電話をかけていただいて色々助けてもらったのですが、今回の星まつりでやっとOさんにお会いすることができて、お礼を言うことができました。さらにそのつながりで、忙しくしている中の星まつり実行委員の方々にも紹介していただきました。何気ない人のつながりがどんどんつながりを呼んでいくのだなと、改めて思いました。


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だんだん暗くなってくるので、太陽から星雲星団モードへの切り替えです。つい先週購入し、まだテストしたばかりのSky-Watcherの自動導入経緯台AZ-TGiに、いつものタカハシの口径6cm、FS-60CBにフラットナーをつけ、焦点距離374mmにしたものです。そこにZWO製ASI294MCを取り付けています。ただしPCの画面が明るいので、観望エリアの中でもできるだけ端の方の車と車の間の少し奥まったところに陣取り、あまり目の順応の邪魔にならないように気をつけました。

電視観望を始めて、何か星雲や星団が入るたびに周りにいる人たちに、「〜が入りましたよー、電視観望で星雲に色がついて見えますよー」などと呼びかけると、お客さんが来てくれます。よく見たのはやはり定番のM57、M27、M13、M8、M20くらいでしょうか。色がつく星雲にはみなさん驚くようで、ちょうど眼視でM57やM27、M13を見せてもらって来たと言う方も何人もいて、眼視と電視で見比べるのが楽しかったようです。電視観望は列に並ぶ必要がなく、画面の周りに集まってみんなで見ることができるので、「何々が見たい」とお客さんからリクエストがあることもあります。

意外に惑星を見てみたいと言う声が多く、やはり今年は火星大接近もあり人気なようです。ただし残念ながら、口径が6cmと小さいことと、焦点距離が短すぎるのて、カメラの解像度で制限されてしまい、ドットが目立って見えてしまいます。それでも土星の輪っかや木星の縞もかろうじて認識はできる(バローを入れると多少マシですが)ので、お客さんのリクエストに応じて何度か入れたりはしましたが、やはり原村ではもっと大口径のいい機材が並んでいるので、そちらでシャープな惑星を楽しんでいただけたらと思いました。

電視観望の間は、ほぼずっとかんたろうさんと一緒にいました。妻がホテルでの食事を終えて、途中からやって来ました。真っ暗な道なので自転車は危ないと、ホテルの方が送ってくれたそうです。私の星の話は普段聞きもしないのですが、かんたろうさんが丁寧に解説してくれる星の話は面白そうに聞いていたようです。せっかくなのでとドブソニアンなどの大口径も覗いて回ったみたいで、みんな親切だったと喜んでいました。それでも結局会場にいたのはせいぜい1時間位でしょうか。疲れたから帰ると言って、ホテルの方に電話をかけて迎えに来てもらっていました。

後で聞いた妻の話にはインパクトがありました。「解説がすごくわかりやすくてよかった。みんなすごく親切だった。こんなに綺麗に見えるならお金取ればいいのに。木星一回200円とか、土星300円とか。これだけ見るのにものすごくお金かけているのだから、別にいいんじゃない?」えっ、私はそんなこと考えもしなかったです。まあ機材にお金をかけすぎだという私に対する警告とも取れなくはないですが、もしかしたら天文マニアと一般の人の考え方には思っている以上の乖離があるのかもしれません。でもやはりアマチュアで趣味として楽しくやっているので、お金なんか取れないと思います。Natsuの一言「お金なんかとったら誰も見に来なくなるよ。」私もこの意見が正しいのかと思います。

夜22時を過ぎても続々とお客さんが来てくれて、最近このほしぞloveログにコメントをよく頂くせろおさんが来てくれました。Sukeの話が途中出たので、「そういえばせろおさんという方がコメントくれるんですよね」とか話したら、その方がせろおさん本人でした。Sukeのことをすごく褒めてくれていたので、Sukeにお礼を言わせたかったのですが、あいにく全然観望エリアに現れず。確かSukeは22時頃に一度眠いから寝るとテントの方に行ったはずです。ところが実際は、Natsuと昼間一緒にいたY君と遊びまわっていて、0時半頃になってやっと戻って来て、そのまま椅子に座って毛布で包まって眠るという、超自由人状態でした。せろおさんはかんたろうさんと結構話し込んでいたようで、私もいろいろお話ししたかったのですが、お客さんの相手もありあまり話すことができずに申し訳なかったです。

もう一つ面白い実験として、かんたろうさんが持っていたTAMRONのF2.8 70-200mmのカメラレンズにASI183MCをつけたものをAZ-GTiに載せて電視観望を試しました。さすがに明るいレンズなので、北アメリカ星雲などもよく見えます。ASI183MCは1インチサイズとかなり広く、2000万画素とものすごい高解像度のCMOSカメラです。視野的にも70-200mmだと範囲を変えながら、ちょうどいいところを探すことができるのでかなり便利です。ただし高解像度の分だけ、SNR1sが少し落ちるのですが、これだけ解像度に余裕があるとビニングして感度を稼いでも、まだ十分な分解能があります。かんたろうさんオススメは3x3のビニングでした。明るいレンズと相まって、相当感度良く見ることができます。北アメリカや、登って来たアンドロメダなど、比較的大きな星雲を見る場合にはビニングした方がよく見えます。逆に、M57のような小さな星雲を見るときは分解能が問題になるので、ビニングを外した方が細かく見えます。ただ、ここまで一部を拡大して見るとレンズの分解能の限界が見えてくるようで、FS-60CBと比べると微恒星がどうしても大きく見えてしまうようです。さすがに使ってるいるレンズの枚数が全然違うので、ある意味当たり前でしょうという結論になりました。ここまで細かいものを見ずに、大きな星雲を見るならばこれで十分で、むしろズームとか持っているので、好きなように大きさを合わせることができ便利な印象でした。

そんなテストをしている最中、多分夜中の0時頃でしょうか、Y君がご両親を連れて遊びに来ました。もう10年もこの星まつりに来ているそうです。ついでに電視観望も見てもらいました。でもその頃にはかなりガスってきていて、明るい月もかなり高く登っていました。そんな中でもう顔を出し始めているアンドロメダ銀河を映し出しました。その時の画面の様子です。

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雲越しで条件があまり良くないのですが、それでも腕の構造もなんとか見えています。ある方から「今日見た中で、一番いいものを見せてもらった。」と言われた時はうれしかったです。

その後も薄曇りの中、もう一つかんたろうさんのアイデアで、ASI294MCにこの間買ったSAMYANGの14mm F2.8をつけて広角で天の川なんか見えないか?というのを試してみました。アダプターはZWO社のCanonレンズ用アダプターでASIカメラシリーズにレンズを直接つけることができます。かんたろうさんのTAMRONも同じアダプターを使っているのかと思います。この天の川も楽しかったです。その時の画面をiphoneで撮った写真を見てください。

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時間はすでに0時半すぎ。これ月齢21日の、半分より大きな月の明かりがある、しかも薄曇りですよ。こんな環境でも見えてしまうので、明るい広角レンズとASI294MCの威力が伝わるかと思います。観望会で天の川がこれだけ見えるとかなり楽しいのではないかと。広角も電視観望の可能性の一つかと思います。残っていたお客さんも少なくなってきていましたが、この天の川を見ていたお客さんはさすがにびっくりしていました。

結局午前1時すぎくらいまで見ていたでしょうか。片付けをしながら、途中FさんやHさんらドブ仲間自慢の大口径を覗かせてもらいました。彗星の尾っぽも見えたり、明るすぎるアルビレオなど、私の機材ではなかなか見ることのできないものも多く、とても楽しかったです。片付けも終わり、椅子で寝ているSukeを車の中に入れ、さて寝ようかなと思っていたら、確か午前2時くらいでしょう、かんたろうさんに誘われ、思いっきり濃そうなメンバーの夜の座談会の中に入れてもらいました。7ー8人はいましたでしょうか。ドブのFさんや、顕微鏡を買った店のSさんもいましたが、ほとんどの方は初めて話す方ばかりでした。星景写真家の方もいて、その方のとったタイムラプス映像が素晴らしく、ずっと繰り返し流されていました。カメラの話が中心で、6Dと6D Mark IIの比較だとかレンズの設計だとかいろいろ意見が飛び交い、カメラにあまり詳しくない私はただただ聞いているばかりでしたが、みなさん熱い思いを語るのは趣味の世界ならではだと思います。寒い中頂いた温かいコーヒーがとても美味しかったです。

午前3時前くらいに、さすがに眠くなって来たのと、明日は車で移動があるのでもう寝ることにしました。原村星まつり初日、この日はとても充実した1日でした。 


次の日に続きます。







昨年に引きつづ、2018年の今年も8月3日金曜日の朝、自宅を出発し、長野県の原村の星まつり会場になっている八ヶ岳自然文化園に向かいました。早いものでもう3度目の参加になりますが、今年は珍しく妻もついてくるというので、初の家族4人での星まつり参加になります。


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いつもは食事はほとんどコンビニ弁当なのですが、妻もいることですし、最初の食事はちょっと豪華に諏訪湖SAで取ってからいきました。そんなこともあり、昨年は午前9時頃会場に着いてガラガラだったのですが、今年はある意味完全に油断していて12時半頃に着いたらもうすでに駐車場は満車でした。

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係員によると、満車になったばかりだからそのうち空くので待っているといいと言われ、一番下の観望エリアの手前くらいまで移動。しばらく待っていたのですが全然開く様子がありません。ちょうどそこに、昨年ドブつながりでお会いしたYさん達の姿が見えたので車の窓を開けて挨拶すると、「観望エリアに入って下さいよ」とのお誘いが。今回は昼間は太陽電視観望と夜間も電視観望を披露しようと思っていたのですが、それでも観望エリアのマニア度は相当でかなり敷居が高く、少し戸惑ってしまいました。それでも誘われるがままに、一番階下の観望エリアの奥の方に車いれさせてもらい、なんとか場所を確保することができました。車を降りて、早速観望エリアに行くと何人かの顔見知りの方と早速会うことができました。このブログが縁でお会いしたドブ使いのHさん、昨年の原村の夜に議論したFさん、またたくさんの星仲間とうれしい再会です。特にFさんのMarkXはエンコーダーを自分で改造して取り付けたというものを早速見せていただきました。相変わらずMarkXの青はカッコいいです。

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旧タカハシ色の円盤がエンコーダだそうです。
赤緯の方は自作のアルミアダプターで
少し浮かして鏡筒を固定しているとのことです。

その足で少しだけ会場を回ると、まだ空いているお店は準備を始めているところを含めても半分くらいでしょうか。ひとつ面白いものがありました。昨年目玉商品で出たPENTAXの150mmの超重量級鏡筒が、なんとカーボン鏡筒になり重さ10kg台になったそうです。昨年持ち帰る時は何人もの人で運んでいたのですが、改造後のものは一人で持ち運びが可能だそうです。当時のPENTAXの設計図を入手して、遮光板も元と同じ位置にしたそうなので、見え味も保たれているとのことです。

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PENTAXの文字が見えます。

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こちらにもPENTAXの文字が。
これは元の鏡筒から読み取ってステッカー化したものだそうです。


その後すぐに車のところに戻りましたが、せっかくの観望エリア、張り切ってセットアップを始めました。まずは昼間なので、太陽用のセットアップです。今年は太陽を2月くらいから始めていて、PSTをジャンクで購入、分解能を求めて魔改造、最後は口径10cmのPSTとなったので、星まつりで披露する機材としても面白いものかと思っていました。さらにこのセットアップで太陽で電視観望を試みて、興味がある方に見てもらおうと思いました。

機材ですが、PSTの対物レンズ側を外したもので、エタロン部と焦点合わせ用のペンタプリズム部接眼部のみを使います。鏡筒は元の40mmだと分解能が口径で制限されてしまうので、国際光器の口径100mm、焦点距離1000mmのアクロマート、マゼラン102Mを無理やり取り付けています。赤道儀はAdvanced VX。昼は真極軸が取れないので、三脚の水平をできるだけとってソーラーシステムアラインメントで太陽を初期導入すると、そこそこの精度で追尾してくれます。

セットアップは特に問題なく完了。でも暑い暑い。標高1300mくらいらしいのですが、とてつもなく暑いです。炎天下では明るすぎてPCの画面が見えないので、布を車のトランクのドアのところに取り付けカーテン状にして影を作ります。日陰にさえなってしまえば意外なほど暑さが和らぐのはやはり高原のせいなのでしょうか。

セットアップをしている最中から太陽Hαに興味のある方が次々やって来ました。普段からブログを見ていただいている方でこの魔改造器を知っている方もいましたし、20cmでフィルターを割った話をしてほしぞloveログだと認識された方もいました。でも基本的にPSTを大口径に改造したものを見るのは初めてで、話してみるとやはり太陽をやっている方が多く、PSTのオリジナルの口径の4cmでの分解能不足で満足していない方も多いみたいでした。

皆さんやはり、どうやって10cmにしたのか興味津々で、私の超適当な隙間が空いている接続部を見せると、むしろ「あ、こんな方法もあるのか」と驚かれているようでした。とにかくポイントは、エタロンで平行光を作るためのレンズがF10の鏡筒を要求するので、口径を大きくしてもF10を保つのが必要なこと。もう一つはエタロンが焦点位置より10数cm前に来なくてはいけないので、元から付いていたフォーカサーを外したこと、の2点です。あと、私と同様にPSTのオリジナルの鏡筒を外すのにものすごく苦労して、結局外せなかったという方が何人かいました。おそらく接着剤のせいかと思われます。

もう一つ、何人かの方から同じ話が出たのが、PSTの対物レンズが赤く錆びたようになってしまったという件です。これはPSTの初期の頃のバージョンのも問題点の一つで、対物レンズにERFのコーティングを施していて、それが劣化したものです。これを回復するのは難しいと思われるのですが「あきらめて大口径化してしまえば元の対物レンズは使わなくて済みますよ」とか話していました。その代わりERFに相当するものが必要になります。現行のPSTは接眼部にφ10mm程度のERFが入っていますが、これの代替品と思われるものが入手できますので、それを使えば問題なくなります。PSTをかなり初期の頃に手に入れた方も結構いたそうで、値段も今よりだいぶん安かったとのこと。当時7-8万円くらいだったそうです。

鏡筒はアポクロマートのような高価なものは必要なく、アクロマートクラスで十分です。それよりも普通はエタロンの平行度の悪さで性能が制限されるので、中心とかのいい部分だけ見えればよく、安い鏡筒でも十分な分解能向上の恩恵を得ることができます。と、こんなことも話したりして、やはり同じ太陽趣味の方達、会話がすごく盛り上がりました。

さて、太陽の電視観望ですが、おそらく観望会を想定して太陽のHαをPC状で見せるというようなことをやった例はあまりないのかと思われます。下の写真は次の日の午前に撮ったものですが、プロミネンスやプラージュが見えているPCの画面をiphoneで写してみました。

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周りが明るく、反射光がPCの画面に写り込んで多少わかりにくいのですが、実際には太陽Hαがこれだけ分解能よく鮮明に、リアルタイム(露光時間が20msとかなので、星雲との時とは違い完全にリアルタイムです。)で見えるのは、皆さん一様に感心されたようで、昼間の観望会などのネタに十分なりそうな感触でした。

途中から、志摩でお会い(正確には過去に会っていたけれど、この時初めてお互い認識したという意味)して、自宅にまで来てくれたAさんが仕事を終えて到着しました。Aさんは昨年の原村星祭りで、私とFさんと議論になった時に助け舟を出してくれていて、その時はまだ誰か認識できずに、しかも暗いので顔もわからなかったのですが、あとで聞いたらAさんだったという経緯があります。なので、Aさんとは原村つながりで、それ以降何度かご一緒し、一年経ったということになります。Aさんと一緒に夜の電視観望を試したのですが、そのことは後半の記事に書きたいと思います。

そういえばセットアップと太陽電視観望に夢中で子供達のことを全く気にしていませんでしたが、二人とも紙飛行機ブースに入り浸っていたみたいです。おととし初めて原村星まつりに参加した時に、子供がすごくお世話になって、また今年もお会いすることができました。ずっと放っておいしまったので大丈夫かと思ったのですが、二人ともものすごく楽しかったということで、まあいいでしょう。さらに、昨年もこの会場で会ったという、Natsuと同じ中2の滋賀から来たY君という子と、紙飛行機も含めてずっと3人で行動していたみたいです。夕食は売店で売っていたカレーを私とAさん、NatsuとSuke、あとY君で一緒に食べました。あとからY君一家が夜の電視観望のところに遊びに来てくれました。この話も後半で。

そうそう、初参加の妻のことを書き忘れていました。昼間は暑さで木陰の椅子に座ってグデーっとしていたみたいですが、今回は妻のみホテルをとってあります。折りたたみ自転車を持って来ているので、車を出さなくていいので便利です。ホテルは歩くと大変ですが、自転車の距離圏内。夕食の時間になる前に早々と会場を去っていきました。ちなみに残された3人は車中泊です。


続きはこちらの後半になります。



スターライトフェスティバル2日目の記事に続き、星まつり恒例の戦利品です。今回は安いものばかりです。


まずは初日一番最初に開いていたミザールテッック。今回はここに何度も寄って色々買いあさりました。

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  • 写真左は微動付きの経緯台2つ。一部プラスチックですが、値段には代えられません。カメラ三脚と小さいジャンククラスの安価な望遠鏡の微動に使おうと思っています。
  • 大きなルーペ100円、子供用です。
  • ファインダーが足つきで新品で激安でした。隣に高いファインダーがあったのですが良さがわからなくて、買っていった人と話したら、タカハシ製で全部金属で出ていて精度があるらしいです。タカハシなんて書いてないからわからないです。でも形は覚えたので今度あったら狙ってみます。
  • あとはアリミゾとアリガタ。アリミゾはよくありますがアリガタの安いのは珍しいです。
  • 最後は右上のSukeの買った100円の双眼鏡。ケースまでついています。
  • あと写っていないですが、ZWOのカメラについている31.7mmに変換するリングにはめるレンズキャップも買いました。散々あさっても合うサイズは一つしか見つかりませんでした。

大物の一つは学研の望遠鏡です。コスモ工房のお隣のブースで皆さんお仲間みたいでした。どうもコスモ工房の酒盛りスペースみたいです。間違っていたらごめんなさい。ここでは初めて念願のスリービーチの望遠鏡を覗かせてもらいました。昼間だったのが残念。是非とも夜に見てみたかったです。

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学研といっても製作はVixen。ニューポラリスの時代のものです。名古屋で手に入れた赤道儀を改造したりして中学生の元に巣立って行ったのが初代のポラリスなので、違いを比べることができます。大きな違いはYaw方向の極軸の調整ができる押しネジが付いているところでしょうか。この時代のものは作りもしっかりしていて、まだまだ十分に使えそうです。25.4mmサイズですが、アイピースもたくさん付いていました。欠点は三脚の真ん中の金具が付いていないので、適当な鎖などをつないでストッパーにしようと思います。程度はいいので未来の天文っ子に格安で譲ろうと思っています。でも娘のNatsuもまた狙っているみたいです。


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スターバードではVixenの三脚ベースと足りなくなっていた9mmのアイピース。面白いのはCelestronの変わったアダプターで、MEADのETXの天頂プリズムを付けない方の直線側に取り付けることができる特殊サイズだそうです。ETX-70ATを持っていて、以前0.5倍のレデューサーがうまく取り付けられないことがあって、後少し縮ませることができなかったので、これはいいと思い購入しました。

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あと、アルミ三脚も安かったのでスターバードで買いました。お皿もきちんとついていました。ただ、どこのメーカーかはよくわかりません。



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Vixenブースではアリミゾの安いプレートがあったので、加工用に2本買いました。一緒に見ていたHBさんはインチネジを大量に買い占めてました。



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その他、4mmのアイピースとファインダーの足です。ファインダーの足ってなかなか無いので重宝しそうです。古いけれど金属製です。アイピースは確かコスモ工房で買ったのだと思います。ファインダーの足はお店の名前をメモるのを忘れてしまいました。ここではさらにVelbonのカメラ三角

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を買いました。古いけれど物は良さそうです。





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オークションで落としたものです。Suke用にプリズムが二つと、ロードに載っているNatsu用に自転車用のバッグです。今回は電視で忙しかったのと、それほど欲しいものもなかったのでオークションでは大したものは落としていません。



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2日目のところにも書きましたが、オークションのじゃんけんでSukeが勝ち取った望遠鏡です。やはりKENKOみたいですが、昔の補助棒みたいなのが付いている構造で、そこにつまみネジがついていて微動もできます。HBさんに聞いて私も初めて使い方がわかりました。

最後は抽選での景品やもらいものです。ポップコーン3つももらったことを付け加えておきます。

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戦利品はものだけではないですね。今回もまた多くの方と知り合いになることができました。人との繋がりが、星まつりで得ることのできる一番の宝物かと思います。

星の村天文台長始め、運営の方々、楽しい時間を本当にありがとうございました。







 

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