小海の「星と自然のフェスタ2022」の2日目後半の記事から続いて、3日目の様子です。
昨日の2日目が一日中盛り上がっていてさすがに疲れてきたのか、朝はのんびり寝ていた私。その一方、早くから寝ていた妻は朝6時過ぎには起きて探鳥会に参加していました。集合場所にほぼ一番乗りだったようで、ほとんど人がいなくて本当に開催されるか心配だったとのことです。「早い時間は山がきれいで、そこで鳥を探すのは朝からすごく気分がよかった」とのこと。遅くまで一緒にいたかんたろうさんも探鳥会に参加していたそうで、そんなに早く起きることができるかんたろうさん尊敬です。そういえば、去年TANKOさんがご夫婦で探鳥会に参加していて、それを見て今回小海に妻を誘ったので、もしかしたら私も頑張って参加すれば良かったかもしれません。
その後は、かんたろうさんを交えて朝食は3人で。ずっと食べ過ぎなので、この日の朝はかなり控えます。それでもフレンチトースト状のバームクーヘンは美味しいので2つは食べたいです。シリアルに牛乳とシャトレーゼヨーグルトをかけてブルーベリージャムをかけるとこれまた絶品です。
毎食こんなに食べてるからでしょう、今回はキッチンカーを全然利用できませんでした。2日目もそうだったのですが、お昼になっても全然お腹が空かないのです。ホテルの特製カレーもそうなのですが、美味しそうなメニューはたくさんあっても全然食べられません。その一方、ホテルのサービスのウェルカムスイーツを夫婦そろって食べ逃しました。時間的な問題だったのですが、14時半からウェルカムスイーツが始まるそうで、初日到着は15時半くらい。2日目は講演でちょうどその時間は行けませんでした。でも妻はその時間空いていたのですが、チェックインでの説明もなかったので結局逃してしまいました。これがあったら、お菓子の城のイメージに近づいたのかもしれません。あ、でも2日目はウェルカムでもないから、そもそもだめなのでしょうか?
そうそう、朝のレストランでやっとRamb君と会うことができました。確か2日目午後だったでしょうか、薜さん、だぼさんなど、若手の方5人くらいとお会いすることができました。その際に「Ramb君が会場に来ている」と聞きました。Ramb君とは何度かコンタクトしているのですが、未だに直接は会ったことがありません。会場を探したのですが、顔も分からないので結局2日目にには会えず。ところが、朝食の時にレストランでRamb君のほうからから声をかけてくれて、とうとう会うことができました。2月にうちの近くに来ることになるかもしれないので、また会えますね。今回会場には若い天文ファンの姿もたくさん見かけました。若い方が元気なのはいいことです。どんどんこの界隈を引っ張っていってくれればと思います。
朝食を食べ終わって部屋に戻ると、もう午前9時を回っています。キリがいいので、ここでチェックアウトして、最後に会場を一回りすることにしました。
3日目は少し余裕があったので、太陽望遠鏡でも出そうかと思いましたが、あいにく朝起きて外を見ると曇っていました。風も強く、ときおりブースのテントが飛ばされたりしていたので、諦めることにしました。
残った時間は、まだ回りきれていなかったブースで少しお買い物です。今回はあまり大したものは買っていなかったので、最後に国際光器で48mmのナローバンドフィルターを買いました。6.5nmのHαフィルターと、眼視用と書いてある8nmのOIIIフィルターを購入しました。でも多分撮影にも使えると思うので、とりあえず買って試してみることにしました。ちょっと前にスターベースで買ったホイールに入れるフィルターを少しづつ集めていこうと思っています。今回はこれが一番大きな買い物になります。
他にも、今年も星の手帳社の日めくりを小海で買うことになりました。でも昨年はあった星の手帳社のブーは今年はなく、シュミットに置いてあったものを購入しました。
最後にブラックパンダさんのブースに立ち寄って、AZ-GTiの小型版とも言えるACUTERの経緯台を手に入れました。手に入れたと言っても、実はテスト用にお借りしたものです。去年の星フェスから注目していたものなので、超小型機材運用とかできそうでとても楽しみです。またテストしてレポートします。
帰り際に、昨日の講演にもきてくれたという、石川から来たという5年生の男の子とご両親とお話ししました。宇宙にすごく興味があるみたいで、重力波のこととかも説明してくれました。前回の番外編の記事で書いた、後日自宅に遊びにきてくれたご家族になります。
そろそろお昼前の11時頃になり、夕方から用事があることもありここら辺で小海を出発します。最後に講演に呼んで頂いたテレスコ工房のおやじねこさんに挨拶しまた。ちょうど妻もいたので、一緒にお礼を言いました。そもそもおやじねこさんが声を上げなければ、この小海の星フェス自体存在さえしなかったはずです。本当にありがとうございました。
以前小海の星フェスのことで妻の意見を書いたのですが、今回はリアルについてきているので、その評価を色々聞くことが出来ました。そもそもリゾートホテルということで、基本的にかなり満足していたようです。所々発言するので、覚えていた限りを箇条書きにしてみます。
まずは参加前に言っていたこと。
参加した後に言っていたこと。
続いて私からの感想です。
今回はものすごく雰囲気が良かった気がします。天気にも恵まれ、昨年まで問題とされていたところも大幅に改善しているのを実感できます。写真は土曜日昼過ぎ頃の様子ですが、会場にはたくさんの人が来ていて盛り上がっているのがわかります。
天文ファン同士の交流がすごいです。SNSで見てるだけでも、数多くのリアル対面での挨拶があったのがわかります。こういった場を提供してもらえるのは感謝でしかありません。
望遠鏡エリアをメイン会場も真ん中に持ってきたのも良かったです。中央に来れば、一般の人でもより気軽に見せてもらえるとわかります。
今回の星フェスは夫婦とか、家族とかで参加されている方を多く見ました。京都の「星もと」でも同じようなことを思ったのですが、今回はさらに輪をかけてです。かくいう私も、今回は妻同伴です。星まつりは基本屋外会場が前提なので、宿など周りになく、車中泊や贅沢してテント泊とかも珍しくありません。今回の「星と自然のフェスタ」は、星まつりの中ではかなり贅沢な部類で、ホテルが併設された会場、かつ講演会などもきちんと会議室で開かれます。こういった環境の良さがあると、無理をしなくてもよくなるので、家族も参加しやすいのかと思います。
自分的にはやはり今回の目的であった電視観望の講演と、夜の実演が大きかったです。両方ともかなり盛り上がったのはうれしかったです。初心者の方もたくさんきてくれたようで、電視観望が広がっていっているのを実感できます。
最後に、書ききれなかった戦利品です。まず一つ目は、2日目にフリマスペースで購入したラベンデュラの、おそらく試作品のアイピースです。一つ同じようなものを持っているのですが、40mmで使い勝手が良かったので購入しました。でもこのアイピース焦点距離が何mmかわからないそうです。
マリーチさんとM87JETさんからお土産を頂きました。とてもおいしかったです。どうもありがとうございました。白い写真たてはスワロフスキーのブースで頂きました。
今回の星フェスでとても多くの方に会いました。会った人の数が多すぎなので個別の名前を挙げることは控えますが、また来年の星まつりで全国の星友と会えたらと思います。
今年の「星と自然のフェスタ」はとても素晴らしかったです。二晩とも晴れという天候にも恵まれたこともあるのでしょうか、会場の雰囲気自体がすごく良かった気がします。去年までの問題もかなりのレベルで解決していたと実感することができました。おやじねこさんはじめ、関係者、スタッフ、ボランティアの皆様の努力のおかげかと思います。私は講演で大変お世話になりましたし、妻共々夫婦で3日間楽しませて頂きました。本当にありがとうございました。
これだけの規模のイベントになると、相当大変なのかと思いますが、来年以降の小海での星フェスもどうしても期待してしまいます。ぜひ次回も参加したいと思うような、本当に素晴らしい星フェスでした。
3日目朝
昨日の2日目が一日中盛り上がっていてさすがに疲れてきたのか、朝はのんびり寝ていた私。その一方、早くから寝ていた妻は朝6時過ぎには起きて探鳥会に参加していました。集合場所にほぼ一番乗りだったようで、ほとんど人がいなくて本当に開催されるか心配だったとのことです。「早い時間は山がきれいで、そこで鳥を探すのは朝からすごく気分がよかった」とのこと。遅くまで一緒にいたかんたろうさんも探鳥会に参加していたそうで、そんなに早く起きることができるかんたろうさん尊敬です。そういえば、去年TANKOさんがご夫婦で探鳥会に参加していて、それを見て今回小海に妻を誘ったので、もしかしたら私も頑張って参加すれば良かったかもしれません。
その後は、かんたろうさんを交えて朝食は3人で。ずっと食べ過ぎなので、この日の朝はかなり控えます。それでもフレンチトースト状のバームクーヘンは美味しいので2つは食べたいです。シリアルに牛乳とシャトレーゼヨーグルトをかけてブルーベリージャムをかけるとこれまた絶品です。
毎食こんなに食べてるからでしょう、今回はキッチンカーを全然利用できませんでした。2日目もそうだったのですが、お昼になっても全然お腹が空かないのです。ホテルの特製カレーもそうなのですが、美味しそうなメニューはたくさんあっても全然食べられません。その一方、ホテルのサービスのウェルカムスイーツを夫婦そろって食べ逃しました。時間的な問題だったのですが、14時半からウェルカムスイーツが始まるそうで、初日到着は15時半くらい。2日目は講演でちょうどその時間は行けませんでした。でも妻はその時間空いていたのですが、チェックインでの説明もなかったので結局逃してしまいました。これがあったら、お菓子の城のイメージに近づいたのかもしれません。あ、でも2日目はウェルカムでもないから、そもそもだめなのでしょうか?
そうそう、朝のレストランでやっとRamb君と会うことができました。確か2日目午後だったでしょうか、薜さん、だぼさんなど、若手の方5人くらいとお会いすることができました。その際に「Ramb君が会場に来ている」と聞きました。Ramb君とは何度かコンタクトしているのですが、未だに直接は会ったことがありません。会場を探したのですが、顔も分からないので結局2日目にには会えず。ところが、朝食の時にレストランでRamb君のほうからから声をかけてくれて、とうとう会うことができました。2月にうちの近くに来ることになるかもしれないので、また会えますね。今回会場には若い天文ファンの姿もたくさん見かけました。若い方が元気なのはいいことです。どんどんこの界隈を引っ張っていってくれればと思います。
最後に少しお買い物
朝食を食べ終わって部屋に戻ると、もう午前9時を回っています。キリがいいので、ここでチェックアウトして、最後に会場を一回りすることにしました。
3日目は少し余裕があったので、太陽望遠鏡でも出そうかと思いましたが、あいにく朝起きて外を見ると曇っていました。風も強く、ときおりブースのテントが飛ばされたりしていたので、諦めることにしました。
残った時間は、まだ回りきれていなかったブースで少しお買い物です。今回はあまり大したものは買っていなかったので、最後に国際光器で48mmのナローバンドフィルターを買いました。6.5nmのHαフィルターと、眼視用と書いてある8nmのOIIIフィルターを購入しました。でも多分撮影にも使えると思うので、とりあえず買って試してみることにしました。ちょっと前にスターベースで買ったホイールに入れるフィルターを少しづつ集めていこうと思っています。今回はこれが一番大きな買い物になります。
他にも、今年も星の手帳社の日めくりを小海で買うことになりました。でも昨年はあった星の手帳社のブーは今年はなく、シュミットに置いてあったものを購入しました。
最後にブラックパンダさんのブースに立ち寄って、AZ-GTiの小型版とも言えるACUTERの経緯台を手に入れました。手に入れたと言っても、実はテスト用にお借りしたものです。去年の星フェスから注目していたものなので、超小型機材運用とかできそうでとても楽しみです。またテストしてレポートします。
帰り際に、昨日の講演にもきてくれたという、石川から来たという5年生の男の子とご両親とお話ししました。宇宙にすごく興味があるみたいで、重力波のこととかも説明してくれました。前回の番外編の記事で書いた、後日自宅に遊びにきてくれたご家族になります。
そろそろお昼前の11時頃になり、夕方から用事があることもありここら辺で小海を出発します。最後に講演に呼んで頂いたテレスコ工房のおやじねこさんに挨拶しまた。ちょうど妻もいたので、一緒にお礼を言いました。そもそもおやじねこさんが声を上げなければ、この小海の星フェス自体存在さえしなかったはずです。本当にありがとうございました。
夫婦で参加
以前小海の星フェスのことで妻の意見を書いたのですが、今回はリアルについてきているので、その評価を色々聞くことが出来ました。そもそもリゾートホテルということで、基本的にかなり満足していたようです。所々発言するので、覚えていた限りを箇条書きにしてみます。
まずは参加前に言っていたこと。
- アウトドアサウナがあるので、水着を持っていく。-> 結局入らず。
- プールはやってるかな?-> やってなかった。
- シャトレーゼなので、お菓子の城みたいなのを想像している。->ウェルカムスイーツも逃してしまい、お菓子の城にはならなかったらしい。
- 温泉のアイス食べ放題が楽しみ。-> 「おひとついかが」とか書いてあったので、遠慮して一回の入浴につき一本しか食べなかったそうです。
参加した後に言っていたこと。
- 食事がとてもおいしい。夜も朝もビュッフェ形式で食べ過ぎてしまい、会場のキッチンカーなどのメニューをあまり食べることができなかった。
- 夜のビュッフェのケーキがとても美味しかったが、大きすぎて一人だと(初日はSamは懇親会に出ていたので、一人でビュッフェで食べてもらいました)種類が食べられない。
- 会場で試食した豆が美味しかったので、いくつか購入した。町としてああいったものを扱うのはとてもいい。
- 探鳥会のようなプログラムがあるのはものすごくいい。案内してくれた方が持っていた本の著者だったのでサインしてもらって嬉しかった。星に興味がなくてもこういったものが一つでもあるだけで、かなり楽しむことが出来た。
- 家族連れも多く、女性もたくさんいたので、たくさん話すことができた。
- ホテルの部屋でも、とてものんびりできて快適だった。余裕があってとてもリラックスできた。
- 周りを散歩したが、自然を利用した遊具などがあり、子供たちが遊んでいるのが良かった。
- アクセサリなどのテントは可愛いものがたくさんあったが、旅行としてきているので何かお土産っぽいものが選べると嬉しい。
- 山歩きの格好をしてクラフトブースへ行っても全然声をかけられなかったが、スカートを履いて街中の格好にすると盛んに声をかけられた。格好は大事だ。
- ホテルの一部スタッフ、忙しそうなのは仕方ないが、対応が少し気になった。
- 清掃の方達は全員ものすごく丁寧な対応だった。
続いて私からの感想です。
今回はものすごく雰囲気が良かった気がします。天気にも恵まれ、昨年まで問題とされていたところも大幅に改善しているのを実感できます。写真は土曜日昼過ぎ頃の様子ですが、会場にはたくさんの人が来ていて盛り上がっているのがわかります。
天文ファン同士の交流がすごいです。SNSで見てるだけでも、数多くのリアル対面での挨拶があったのがわかります。こういった場を提供してもらえるのは感謝でしかありません。
望遠鏡エリアをメイン会場も真ん中に持ってきたのも良かったです。中央に来れば、一般の人でもより気軽に見せてもらえるとわかります。
今回の星フェスは夫婦とか、家族とかで参加されている方を多く見ました。京都の「星もと」でも同じようなことを思ったのですが、今回はさらに輪をかけてです。かくいう私も、今回は妻同伴です。星まつりは基本屋外会場が前提なので、宿など周りになく、車中泊や贅沢してテント泊とかも珍しくありません。今回の「星と自然のフェスタ」は、星まつりの中ではかなり贅沢な部類で、ホテルが併設された会場、かつ講演会などもきちんと会議室で開かれます。こういった環境の良さがあると、無理をしなくてもよくなるので、家族も参加しやすいのかと思います。
自分的にはやはり今回の目的であった電視観望の講演と、夜の実演が大きかったです。両方ともかなり盛り上がったのはうれしかったです。初心者の方もたくさんきてくれたようで、電視観望が広がっていっているのを実感できます。
戦利品
最後に、書ききれなかった戦利品です。まず一つ目は、2日目にフリマスペースで購入したラベンデュラの、おそらく試作品のアイピースです。一つ同じようなものを持っているのですが、40mmで使い勝手が良かったので購入しました。でもこのアイピース焦点距離が何mmかわからないそうです。
マリーチさんとM87JETさんからお土産を頂きました。とてもおいしかったです。どうもありがとうございました。白い写真たてはスワロフスキーのブースで頂きました。
シャインマスカット入りのソーダですが、美味しいのと少ないので家族で取り合いになりました(笑)。
最後に
今回の星フェスでとても多くの方に会いました。会った人の数が多すぎなので個別の名前を挙げることは控えますが、また来年の星まつりで全国の星友と会えたらと思います。
今年の「星と自然のフェスタ」はとても素晴らしかったです。二晩とも晴れという天候にも恵まれたこともあるのでしょうか、会場の雰囲気自体がすごく良かった気がします。去年までの問題もかなりのレベルで解決していたと実感することができました。おやじねこさんはじめ、関係者、スタッフ、ボランティアの皆様の努力のおかげかと思います。私は講演で大変お世話になりましたし、妻共々夫婦で3日間楽しませて頂きました。本当にありがとうございました。
これだけの規模のイベントになると、相当大変なのかと思いますが、来年以降の小海での星フェスもどうしても期待してしまいます。ぜひ次回も参加したいと思うような、本当に素晴らしい星フェスでした。