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天体観測始めました。

カテゴリ: イベント

2018年11月10日の土曜日、今年最後の飛騨コスモス天文台の観望会へNatsuとSukeをつれて3人で参加しました。9月、10月の観望会は雨やらなんやらで行けなかったので、ペルセウス座流星群の8月11日以来になり、約3ヶ月ぶりです。

数河高原はスキー場が近くにあるくらいなので、11月終わりには例年雪が降り、12月なかばには雪が積もってしまうために、今月で最後になります。実際11月半ばの昨晩でもすでに寒くて寒くて、この日はお客さんもあまりいなかったのと、きてもらっても結構早くに帰ってしまうくらいでした。

ちょっと時間を戻して、夕方5時前、 いつまでたっても遊びに行ったSukeが戻ってきません。「遅くても5時には出るよ」と散々言っておいたのになんの連絡もありません。座席を作るのか、機材を運ぶのかで荷物の詰め込み方がだいぶん違います。やきもきしながら、夕方5時の時点で戻ってこないので諦めて、座席を潰して機材を入れ出発しました。

途中夕ご飯がわりにちょうどいい機会なので、100円でパティが倍になるという夜マックへ初めて立ち寄ろうと駐車場へ入ったところで、電話がかかってきました。なんでもSukeが絶対行きたいと泣き叫んでいるらしいのです。どうやら遊びに夢中ですっかり忘れていたとのこと。忘れていたのは自分の責任なので諦めればいいものを、やはりそこは諦めきれないらしく、まだまだ子供です。まあ仕方ないので自宅に一旦戻り、大型機材を諦めて外に出し座席を作って、半分べそをかいているSukeを乗せて再出発です。

夕食を食べる時間がなくなってしまったので、楽しみだった夜マックを諦めてコンビニでお弁当やおにぎりを買い、飛騨コスモス天文台へと向かいます。もうこの時点で18時前くらい。Natsuが「もー、暗いよー」と文句を言うので、私も「もう真っ暗だよ、だから早く出たかったのに」と言ったら、どうも雰囲気が暗いのが嫌だと言う意味だったらしく、みんなで大笑いです。

結局現地へ到着したのは19時くらいでしょうか。すでにいつものメンバーは揃っていて、その後続けざまに何人かのお客さんも到着しました。名古屋からこのために来てくれた方もいました。とりあえず双眼鏡で簡単にスバルとアンドロメダ銀河をみて、その間に電視観望の準備をしました。最近の電視観望はすっかりSki-WatcherのAZ-GTiの経緯台モードが定番です。これにタカハシのFS-60CBを載せてZWOのASI294MCをつけるのが、大きなアンドロメダ銀河から小さなM57まで機材を変えずに見ることができるので、楽でいいです。操作はiPhoneでAZ-GTiのアクセスポイントモードに接続です。導入はほとんどが1スターアラインメント、水平があまりあっていないときは2スターアラインメントにする時もあります。

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最初に導入したのは双眼鏡で見ていたM31アンドロメダ銀河です。双眼鏡ではほんのボワーット見えているだけなのですが、電視観望では腕の構造まではっきり分かるので、その比較が楽しいです。

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電視観望でのM31アンドロメダ銀河。
電視観望の時に自動保存で残っていたファイルから再生。
STFでオートストレッチ後、STFで少しだけ調整。
観望会中の実際の画面で見えているくらいです。 

その後、M45スバルも双眼鏡と比較しました。すばるは双眼鏡でも十分迫力はあるのですが、電視観望だと、これくらい空のいい環境だと青い星間ガスも十分見えてしまいます。今見ているものが、機器を変えると色々な表情で見えてくると言うのも、天体観測の魅力かと思います。


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電視観望でのM45すばる(プレアデス星団)。
星間ガスも見えています。
空が暗いと、電視観望でも実際の画面でこれくらいは余裕で見えます。

他にもいつものM57惑星状星雲やM27亜鈴状星雲をみてみました。(画像が残っていませんでした。)後は、北アメリカ星雲ですが、暗い空でもこれくらいなので、電視観望の限界くらいと言えるでしょうか。もっと一回の露光時間を伸ばせばいいのかもしれませんが、流石にそれだとリアルタイムとはだんだんいい難くなってきます。

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北アメリカ星雲。残っていたファイルを多少加工しています。
電視観望でその場で見ると多分ここまでは見えません。もう少し粗いです。
短時間露光ではこれくらいが限界でしょうか。


今まで電視ではあまりみたことのないM33も見てみました。ただしこの時に失敗したのが、天頂付近を見ようとしてカメラのケーブルが三脚に引っかかってスリップしてしまい、アラインメントがずれてしまったことでした。でもこれ、暗いとずれたのに気付きませんね。導入に失敗し、マニュアルで合わせようとして周囲を探っても全く導入できなくて、そこで初めてライトで鏡筒周りをよくみてやっと気付きました。初期アラインメントを再度取り直しようやく導入することができました。

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電視観望中の画面をiPhoneで撮影したもの。
M33を見ています。
結構形がはっきり分かるのでその場で見ても迫力があります。


この日のお客さんですが、まずは名古屋からの方が一人。この方は近くに宿をとったのですが、宿の確認をしに行ってからは、もう退散ということでした。まだまだ夜は長いので、ちょっと残念だったのですが、普段名古屋からは絶対見えない空です。秋の天の川に、目でもはっきり見えるすばる、アンドロメダ銀河など、十分満足されたようです。他にも、近くの古川からのグループが1組、親子連れの3人が1組と、何組かきていましたが、やはり寒さでみなさん早々と退散です。結局残ったのはいつものメンバーだけでした。その後、遅くから今日の観望会のことをすっかり忘れていたという、近所のS君とYちゃんがきました。

途中、ドームの中で高1のS君と中2のNatsuと小6のSukeとS君の妹の小3のYちゃんの4人で望遠鏡を操作しようとしていたみたいなのですが、たまたまそこに覗きに行ったら現場は大騒ぎ。どうやら飲もうとしていたココアをこぼしてしまったらしいです。最初に一杯床にこぼして、さらに片付けている間にテーブルのところにもう一杯。テーブルにはPCもあって、結構浸ってしまったらしいです。そもそも電気系とかあるところに置いておくのがダメなのですが、子供どうして誰が置いただの誰がこぼしただの、醜い責任のなすりつけ合いをしていました。ああ情けない。トイレットペーバー一個でも拭き足りなかった、丸々コップ2杯分のココアの掃除は大変でした。靴下を濡らしてしまったYちゃんはこの時点でお母さんに連れられて帰宅。S君は最後後片付けまで残っていました。

そんなことをしている間に、その後、時間がたってきてから上ってきたオリオン座。オリオン座は何度見ても迫力があります。明るいので電視観望でもとても受けがいい星雲の一つです。オリオン座が見えるのは冬だけなのですが、冬に観望会があまりないのがとても残念です。M42を電視観望で見てその日は終了となりました。

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片付けの間、会話をしながらYさんはカメラと三脚ででオリオン座付近を撮影していたみたいです。私もその後撮影しようかどうか迷ったのですが、あまりに寒いのと、PCのバッテリーが心もとなかったので、少し後ろ髪を引かれましたが、23時半頃退散しました。

自宅に着いてからも冬の星座がすごく綺麗でしたが、ちょっと疲れていたので気力が持たずに、この日は寝ることにしてしまいました。

恒例の戦利品です。

小海町の星と空のフェスティバルは結局日帰りで帰ってきてしまったのですが、いろいろ手に入れてきました。と言っても品数があるわけではなく、今回はインパクトです。

まずはとにかくスリービーチのスーパーチビテレ。アマチュア天文界の過去を調べている際に知った旧御三家の存在と、天文界の一大事件。あの実物を思う存分触ることができます。


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見よこの勇士。電視観望も対応可能。

Vixenの31.7mmアダプターが取り付けられるので、ASIカメラもそのまま取り付けられます。焦点距離が260mmと短いのでASI224MCが良さそうです。カメラレンズでいいじゃないかという声が聞こえてきそうですが、スーパーチビテレだから面白いのです。

一つわからない部品があったので説明書(説明書も当時のものがきちんと付属です)によると地上プリズムだそうです。説明書には地上プリズムがつかないモデルもあるとのことで、これは最初からついてきているもののようです。

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他にも長さ8cmくらいの金属筒のみのレンズも何もない等倍ファインダー。これは現在の入門機の2つ穴ファインダーに繋がるところがあります。なんかもう涙が出てきます。

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中にネジが縦横についていて、十字の代わりになります。

微動経緯台は押し引きネジのコンパクトなもの。頑丈そうではありませんが、この軽さの鏡筒なら十分な気もします。これは実際に使ってみないとわからないですね。

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アイピースは12mmと5mmが付属。前オーナーによると、少し曇りがあるかもとのことですが問題なさそうです。それよりも5mmのアイピースのレンズ径の小さいこと小さいこと。覗くのが厳しそうですが、現在の31.7mmアイピースが使えるなら問題ないでしょう。

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もちろん天頂プリズムも2倍バローレンズも付属で、とても綺麗です。

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むしろ気になったのは、ケースの発泡スチロールにまだ2箇所の、物が入っていたような穴があることです。何だったんでしょうか。検索して画像を比べてみると、それぞれリング上の部品があったようです。一つはカメラアダプターのようなものなのでしょうか?

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あ、三脚もついてきましたが、これは純正のものなのかどうかはよくわかりません。ただ、今でも千円くらいで売ってそうなあまりに弱そうなものなのでこれは使わないと思います。とにかくスーパーチビテレは数少ない貴重品。見えても見えなくても大事にしたいと思います。


次のアイテムは手作りの星座Bino。cokin製のレンズを二つ使っています。枠は3Dぷりんたでつくったとのことです。ところで倍率はどうやって考えればいいのでしょうか?レンズには200-52mmと書いてあります。製作者の方は1.なん倍とか言っていたので、見た目にも多分2倍以下かと思います。これのいいとことろは接眼側のレンズの径がものすごく大きくて視野が広いこと。多少主軸をずらしても余裕で見えます。一方欠点はピントが固定なこと。うまく無限遠で焦点が出るかどうか一度試す必要があります。

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同じ店で実はNIKONのレンズを使った星座Binoも置いてました。こちらは他のと比べて全然歪みがないのがよくわかる素晴らしい逸品です。ただし値段も結構したので今回は見送りました。でも欲しかったかも。もうひとつCarl Zeissのレンズを使った星座Binoも置いてました。こちらは売り物ではないということ。かなり貴重なものらしいです。でも実際にはNIKONの方が見えはいいとのこと。私も両方とものぞかせていただいてそう思いました。

とにかくこれで星座Bino系は5個目。観望会で活躍してくれそうですが、流石に数が多すぎでしょうか。


もうひとつの大物はVixenのポルタです。ユーザー同士の交換会の場所で、赤道儀と共闘セットを買っていかれた方が、逆に引き取ってくれないかと持ちかけて来られたものでした。ポルタは丁度欲しかったのですぐさま手を上げて直接交渉と相成りました。アイピースとかの付属品も全てあるようです。微動ハンドルもフレキシブルに交換してあったのですが、一方のフレキシブルハンドルが嵌め込みのところで入り込んでしまっていて、抜き取ることができませんでした。あと、ピッチ方向のフリーストップがゆるすぎて鏡筒の自重でお辞儀してしまいます。バランス調整はもちろんですが、もう少し硬めの設定にする必要がありそうです。いずれも道具を使って調整します。

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あとは細かいものばかりです。ユーシートレードで格安アイピース。
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スリービーチと同じ方からファインダー台と1インチのアイピース用のカメラアダプター。拡大撮影用みたいです。
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最後は貰い物です。

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また今回も散財してしまいました。いずれもお小遣いの範囲内くらいのもですが、今年は星まつりが4回と数も多かったのでちょっと控えないと。

あと、皆さんとの楽しい会話はプライスレスでした。

 

小海の「星と空のフェスティバル」に参加してきました。色々迷った末、結局日帰りになったのですが、とても充実していました。

今回のメンバーは私Samと中2の娘Natsu、小6の息子Sukeの3人。妻も誘ったのですが、寒い、暗い、眠いと言ってついてきませんでした。でも場所は小海リエックスホテルというリゾート。一応妻も調べたみたいで、どんなところかは聞いてみたらいつの間にか知っていて、どうやら今回も我々に偵察をさせて、よかったら来年行くかもということみたいです。

金曜の夕方に無理して出発しようかどうか迷っていました。現地の天気予報を見ると晴れと出ています。でもNatsuの帰りが思ったより遅くて到着が夜中近くになりそうなので、結局その日の出発は諦め、土曜日の朝早くに出ることにしました(後で聞いたら金曜夜は現地は結局霧雨だったようです)。朝4時過ぎに起き、最後の積み込みをして、5時過ぎには出発です。富山からだと上信越道を使う上周りと、下道で松本に抜ける下回りがありますが、会場近くの道が上周りだと佐久ジャンクションからさらに無料の中部縦貫道が下に伸びていて、下道は20分くらいで済みますが、下回りだと最後のメルヘン街道が地図で見ると山越えのような感じで、ぐねぐね道が長く続きます。上周りの方が20分くらい早いとのことなので、高速代がかかりますが疲れない方を選んで上周りを選択しました。でも会場であった富山勢に聞くと、下回りできた人がほとんどで、道も問題なかったとか。それでもなぜか皆さん帰りは上周りで行くと言っていたので、やはりちょっと大変な道なのかもしれません。

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会場到着は丁度午前9時頃。今回のイベントの一つ、紅葉ツアーの方達がたくさんいましたが、会場はまだ人も少なく、出展しているお店もほとんど空いていません。開店の準備をしているのがミザールさんとケンコートキナーさん、今回星まつり自体に初参加というユーシートレードさんくらいだったでしょうか。ユーシートレードには丁度先週顔を出したので、挨拶だけしておきました。どうも開店は10時からと決まっているようです。9時半近くになるとほとんどの店が開き出して、一部では販売も始めていたみたいです。

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9時半からは開会式でしょうか、舞台の上で中学生の演奏など始まっています。この頃には人もたくさん集まってくるようになりました。

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会場は小海リエックス ホテルというシャトレーゼ系列のリゾートホテルで、屋外の会場と、ホテルの一室が講演会場になっています。屋外は、天文関連のお店や地元の食材や軽食などのブースがあるメイン会場と、その上のユーザー同士の交換会のエリアがあります。他に観望エリアがあったらしいのですが、天気が良くなかったのと、どうやら車で移動しなければならないようで、徒歩で途中まで行ってみたのですが場所がわからなくて結局諦めてしまいました。施設としてはこのあいだの京都の星をもとめて同様、リゾート地なので、星まつりとしてはかなり豪華な部類に入ると思います。特筆すべきは温泉で、ホテル宿泊者以外でも普通の日帰り温泉くらいの値段で利用することができます。入浴可能時間が朝6時から23時までと長いのもありがたいです。さらにシャトレーゼ系列の特典で、入浴するとなんとシャトレーゼのアイスが無料で食べられるということらしいです。らしいというのは、結局私は温泉に入らずに済ませてしまって、子供二人が入ったのですが、下のSukeが何本もアイスを食べてお腹を壊したとか。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。


食事の状況ですが、消防団など地元の方達が力を入れてくれています。まずは振舞いそば。なんと一人一杯無料でいただけます。この日は結構気温が低かったので、暖かくてとても美味しかったです。

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同じブースで天然きのこ汁が一杯200円でした。本当に採ってきたきのことのことで、信州味噌と合わさって絶品でした。

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チキンカレーはホテルの調理場で作っているもので味は抜群。野菜ごろごろで一杯500円、夕食でいただきました。実は3人が一致して意外なほど美味しいと言ったのが消防団の唐揚げ。見かけは普通の唐揚げです。値段も300円と特に安いわけでもありません。でも味はコンビニなんかで売っているものとは雲泥の差です。モモ肉がいいのでしょうか、あまりの美味しさにおかわりを重ねて結局4回も買ってしまいました。夜にはラーメン屋さんが来たのですが、開店の時点でお腹がいっぱいだったのと、21時頃にまだやってるかと思って行ってみたらもう終わってしまっていました。残念でしたが、来年も来るなら寒い中でのラーメンをぜひ味わってみたいです。

ホテル内のレストランは利用しませんでしたが、夕食のバフェがあったようです。ただ家族3人だと少し値が張るので今回は見送り、本当は泊まって贅沢に朝のバフェに行こうと計画していたのですが、結局朝までいなかったのでこれも見送り。来年は妻も来るなら予算を見込んでホテル泊でもいいかもしれません。

他にも地元のお店なのでしょうか、カフェや雑貨、アクセサリーなどのテント会場もあり、うちの子も木にハンダコテのような物を使って絵を描いていました。Sukeはタカハシの望遠鏡の絵を描いていて、あとでタカハシの方に絵を見せてどの機種か聞いてみると、少し迷っていましたが、「鏡筒が長すぎて入らなかったので少し短くした」というSukeのセリフでスターベースの80とすぐに判明してしまいました。経緯台なのが決め手だったようです。

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ただ、Sukeがぼやいていて思ったのですが、子供向けのイベントが少し少ない気がしました。地元の家族で来る方もいらっしゃると思うので、もう少しそういったイベントがあると良かったかもしれません。このことは不思議と京都の星をもとめてでは感じなかったのですが、Sukeがいなかったせいもあるのかもしれませんが、前回は学生スタッフが多かったからかもしれません。星をもとめてでは若い学生が子供たちの相手になっていたのでは、というのを改めて気づかされました。


今回の星フェスでの新しい試みの一つが、ユーザー同士の交換会です。品物を広げていた方の数は4-5組ほどとそれほど多くはなかったですが、かなりのお買い得品と、そしてかなりのコアアイテムがありました。その中で今回ゲットした一番の大物が、なんとあのスリービーチの「スーバーチビテレ」です。天文マニアの間では有名なあの事件のものです。スリービーチのものは機材は見たことはありますが夜に実際に鏡筒を覗いたことはまだないのでものすごく楽しみです。しかも、ほぼ新品に近いような状態の良さ!これはユーザー同士の交換会ならではのアイテムでしょう。1980年の天ガの評価記事に出ていた内容と比べて、じっくり確かめたいと思います。

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前回の胎内ではファミスコを手に入れたので、そのうちにフルスコ電視観望会でもやりたくなってきました。電視観望なら撮影ほどの精度を求めることはないので、意外に使えそうな気がしています。

あとで戦利品のページに詳しく書きますが、この交換会ではcokinのレンズを使った星座Binoとか、お買い得な品を手に入れました。買えなかったですがミザールのカイザーやCX150など、お金と車のトランクに余裕があれば、手に入れておきたいものが目白押しでした。

15時頃から車の中で少し昼寝をして、16時からはいよいよ大抽選大会。天文ショップからの提供品や、地元の野菜などの特産品など、ものすごい数の景品が用意されていました。3人いるので期待大です。すでに会場を後にした方も多かったようで、確率で言ったらその場にいた半分近くの人には何か行き渡っていた印象です。でもなぜでしょう、日頃の行いが悪いのでしょうか、我が家は3人ともカスリもせず。最後に何も当たらなかった人に配っていたタカハシのクリアファイルだけいただきました。

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大抽選会の様子。


会場ではたくさんの方たちと会うことができました。
  • 天リフ編集長のYさんはご無沙汰していましたが、天リフをいつもみているので全然久しぶりという気がしません。いつもブログを載せていただいてありがとうございます。
  • 天体望遠鏡博物館のブースもあって、遠く香川からHさんとTさんが来られていました。以前、望遠鏡博物館で子供達がさんざんお世話になったTさんと会えて、子供達も大喜びでした。
  • 富山勢では以前大量の天文ガイドをいただいたIさん、最近イベントごとに会うY君、県天のKさんにも会うことができました。特にIさんは今年も星まつりで会えると思っていたのですが、原村も胎内もお会いできなかったのでちょっと心配していました。お借りしていたVixenのギヤを返し、また天文ガイドをいただく話をしました。Iさんはものすごい古スココレクターかつ機材屋さんなので、一緒に回っていると色々教えてもらえて嬉しいです。
  • 「ネットよ今夜もありがとう」でお世話になったAstro Artsの編集のFさんには結局今年会うことができませんでした。本当は福島でお会いできると思っていたのですが、福島が流れてしまい、もしかして小海でと思っていたのですが、残念です。
  • 改造PSTの元になったジャンクPSTを購入さていただいた、テレスコ工房の店長さんにもお会いすることができました。会場すぐ近くに店舗がオープンしつつあって、今回の星フェスの開催にずいぶんご尽力されたと、他の何人もの方からお聞きしました。どうもありがとうございました。びっくりしたのは、全然天文マニアらしくない、長髪とメキシカンハットがバッチリ似合っている、とてもかっこいい方だったことです。
  • 夕食時にカレーを食べる時、一緒のテーブルにお邪魔させてもらったら、何と今回講師も務められたあの田中千秋さんとお仲間の方達でした。ご挨拶して少しお話しさせていただいたのですが、車中泊だという話になって夜寝るときのために3人分のカイロをいただいてしまいました。結局日帰りになってしまったので今回使うことができなくて申し訳なかったのですが、これから寒くなる夜の星見で使わせていただきます。いろいろ気を使っていただきありがとうございました。
  • 書ききれませんが他にもたくさんの方にお会いしました。顔なじみのショップの方たちや、新たにお会いした方ともたくさん話をすることができました。同じ趣味で色々話せたり、情報交換できるのは星まつりの醍醐味の一つだと思います。

この星フェスの特徴の一つが、ホテル内の会場で土曜日の朝から晩までずーっと講演会があることです。本当は全部聞きたいくらいなのですが、お店も回りたいし、人とも話したいしで、結局聞けたのはタカハシの講演と回折格子のお話でした。タカハシの講演が18時過ぎくらいからで、外がかなり冷えてきたのでホテル内の暖かさが嬉しかったです。

タカハシの講演はショップのS君が担当です。比較的焦点距離の短い鏡筒で新発売のフラットナーなどを使って四隅までどれくらい星像が出るかという話です。S君の友人でもあるY君と、うちの子供も一緒に最前列を陣取ってしまったのですが、とてもわかりやすくかったです。Sukeもほんとかどうかはわかりませんが「よくわかった」と言っていました。下の写真にあるように、講演後実際の鏡筒を触れることができるので、購入を考えている方にとっては非常に参考になったのではと思います。

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興味深かったのは、最後にCMOSカメラなどでの短時間撮影でラッキーイメージを使った撮影方法に言及していたことと、なんと電視観望にも言及していたことでした。タカハシというと、やはり眼視と、撮影にも耐えうる造り込みの素晴らしさがイメージなのですが、電視観望にも触れてもらえるような時代になったというのは驚きとともに、とてもうれしく頼もしい気がしました。かくいう私も、電視観望ではFS-60CBが主役です。

もう一つ、今回の星と空のフェスティバルのなかで、予想に反して一番面白かったのが、五島光学さんの回折格子の分光測定講演でした。その直前まで講演の終わったタカハシのS君と天リフ編集長のYさんと話していたのですが、Yさんが分光の講演に行くというので、私もご一緒させていただきました。半分ついていくような状態で、最初はそこまで期待していたわけではないのですが、話を聞いているうちに分光測定はアマチュア天文家でも手に入れられる一つの強力な武器だと思うようになりました。海王星がなぜ青いかという説明をメタンガスの吸収線の実測とともに示したり、ドップラーシフトの効果をグラフとともに示して、ハッブル定数の話まで絡めてくるなど、写真撮影だけにとどまらない、本格的な天文学みたいなことが自宅でできてしまうことになります。太陽のフラウンフォーファー線なんかと、PSTで撮っている画像なんかが比べられたら面白いかもしれません。

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最近、高校生向けの泊まり込みでの研究室レベルでの天文学体験がいくつかの大学で行われています。先日も娘のNatsuと一緒に「もし天」のまとめ映像を見ていたのですが、あれに近いことが自宅でもできそうです。これは楽しそうだと思ったのですが、惜しむらくはキットがパッとは手の出る値段ではなかったことです。星まつり会場で購入するにはちょっと勇気のいる値段です。とりあえず手持ちの簡易な回折格子と、fitsデータに限られてしまうかもしれませんがirafやMakaliなどでも同様の事が出来ないかとか試してみたくなりました。

この講演ですが、Natsuも聞いておけばよかったと思ったのですが、子供二人はその頃温泉へ。講演が終わってもまだ温泉から出てきません。アイスを食べながらテレビを見てるので遅くなると電話がありました。


この日は途中から霧が出てきて天気が良くなかったので、子供たちが温泉から出る頃、21時半頃でしょうか、メイン会場にはほとんど人も少なくなり、ブースもほぼ全部閉まっていました。実は少しだけASI294MCと広角レンズで電視で少しでも星が見えないかと試したのですが、さすがに雲が厚すぎて無理でした。

今回の星フェスですが、天気があまり良くないのと、とてもレアなアイテムを手に入れることができたのと、講演が面白かったので、もう十分満足がでました。それでもかなり迷ったのですが、まだ22時と中途半端に早い時間なのと、車中で寒い中寝るより走ってしまった方が楽な気がして、子供とも相談してこの時点で帰宅することを決めました。途中サービスエリアで30分くらい仮眠をとり、午前3時ちょうどくらいに自宅に到着することができました。今朝10時過ぎに起きて、あ、やっぱり残ってた方が良かったかなとも少し思いましたが、今週もまた忙しそうなので、せっかくの日曜日あまり無理をせずに少しのんびりすることにしました。

これで今シーズンの星まつりも終わりでしょうか。全日程いけなかったり、流れてしまったものもありましたが、とにかく楽しかったです。また来年もできるかぎり参加したいです。子供はいつまでついてきてくれるか?妻は来年はついてくるのか?そこらへんがポイントでしょうか。


 

京都南丹市のるり渓温泉で行われた「星をもとめて」の戦利品の数々です。

三大星まつりに比べて少し規模が小さいせいか、掘り出し物に巡り会えるチャンスも多いので、多分購入点数としては一番多いかもしれません。でもさすがは星まつり価格、全部安かったです。

大物からいきましょう。今回はオークションも充実していました。K-ASTECのポタ赤とレボリング装置と三脚のセットが目玉、CD-1と微動雲台のセットなどもあり、せり上がっていく値段を見ているだけでも楽しめました。私は最後に出たVimbleというスマホ用のジンバルマウントを落札することができました。調べたら最新のVimble2というのが新製品として出ているらしいのですが、値段はそれの5分の1以下なのでお試しで遊ぶだけでも楽しめそうです。

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次は着いてすぐに会場を回って手に入れたものが中心です。
目玉はスタッフが販売していたVixenのハーフピラーでしょうか。手持ちのAZ-GTiですが、私はハーフピラーなしの経緯台のみ買ったので、教頭が三脚に当たってしまうことがあります。このハーフピラーをうまく接続できるように改造して使ってみようと思っています。
同じくスタッフ販売のところで手に入れた鍵の3個セットです。値段はなんと100円。なぜかというと一つが番号がわからなくて開かないからです。パズルがてら買ったらNatsuが1時間くらいかけて1000通りを全て試して開けてしまいました。実際には1000回で開かなかったので、合計1600通りくらい試したみたいです。
宇治天体正規で買ったアイピースのキャップが10個。これまでいくつも無くしてますし、キャップ無しの特価アイピースもいくつか手持ちであるので、重宝します。というか、実はこれなかなか見つからず星まつりでもいつも売り切れで、今回やっと手に入れることができました。
あと、欲しかった天文ガイドの臨時増刊と昔のフィルム写真の時代の技術本です。フィルムカメラは今とは全く違う技術で、なかなか試すことはできませんが、知識としてだけでも楽しいです。


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今回、KYOEIさんではかなりいろいろ買いました。試してみたかったファインダーアイピース。焦点距離100mmということで、結構な大きさになっています。 ファインダーとしてよりも、低倍率のアイピースとして使えるかどうかも興味があります。

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KYOEIでは時間をおいて掘り出し物市をやっています。私は500円の回と300円の会に参加しました。数千円の回もあったのですが、逃してしまいました。来年は参加して見たいと思います。そんな中で、二千円の回の残り物でCelestronの40mmのアイピースを買いました。長焦点のアイピースは格安で出ることがあまりないので手に入れておきました。 

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500円の回でも結構な数を買いました。
お買い得はVelbonのビデオ雲台でしょうか。現役のものではないですが、定価を調べたらすごいことになっていました。
格安アイピースをたくさん買えたのがラッキーでした。格安天頂プリズムも今回合わせて2個手に入れることができました。これらは天文っ子に譲る望遠鏡で役に立ちます。
他にもオフアキマウントをプリズムもきちんと入った状態で手にいれることができました。
あとは、Natsu用にEOS X7に使える(この手のものとしては珍しく)Canon純正のレリーズです。

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300円の回は双眼鏡マウントが一番の掘り出し物でした。あまり双眼鏡は詳しくないのですが、この手のマウントをまだ持っていないので、入門用としては申し分ないです。
あと、コンデジ用のコリメート撮影などで使えるマウントも手にれることができました。観望会とかで自分のカメラで撮影したいというような場合に使えそうです。
アイピースはBORGのプラスチック製のものです。昔のBORGのプラスチックの鏡筒を持っているのですが、そこに付いて来たアイピースと同等のものです。手持ちのものが劣化しているので、その代わりに使えそうです。
他にもコリメートアイピースとか、フレキシブルハンドルとか、アイピース延長等とか、持っていても困らないものばかりです。

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購入品の最後は、二日目の朝にほとんどのお店が閉まっている中、ふらっと寄った星見屋さんでのことです。珍しいT2のキャップを店長さんが売れないかなあといった雰囲気で触っていたものです。オスメスがセットになっていました。ZWOのカメラとEOSレンズを接続するアダプターを使っているのですが、それを外したときにするふたをずっと探していました。格安だったので即買いでした。

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あとは恒例の貰い物の品々です。ビンゴで当てたタカハシの非常袋とカレンダーも含まれています。非常袋は天文用具を入れようと思っていたのですが、Sukeが災害対策用に持っていってしまいました。早速非常品を入れて我が家の2袋目の非常袋が出来上がっていました。「望遠鏡より役立つでしょ!」とのことです。

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そうそう、関西天文同好会の冊子もいただいたのですが、そこに座っていた方がなんとCMOSカメラの掲示板とか開設しているYAMASHITAさんでした。最初冊子の記事を読んでいて、記事の内容と名前から「あれっ、もしかして」と思って尋ねてみるとご本人様でした。ラッキーイメージなどで優れた結果を出している方で、笑顔がとても印象的でした。また掲示板でも書き込みさせていただこうと思います。


こうやって振り返ってみると今回は思ったよりたくさんの物を買ってしまいました。最近星まつりで欲しいものが少なくなってきたと書いたことがありますが、あれは何だったんだという感じです。なんかまだまだ欲しいものだらけですね。特にジャンクはまだまだ知らない世界がありそうで怖いです。こうやってどんどんものが増えていってそのうち怒られるのかと思いますが、しばらくはこの調子が続きそうです。



今回、9月23、24日に行われた「星をもとめて」に参加してきました。星を始めた一昨年はまだこの星まつり自身認識できていなくて、昨年やっとこんなのもあるのかと思っていたら台風で中止。なので今回が晴れて初参加となりました。

23日の朝早く起きてみると富山は一面の青空。これは期待できそうと荷物を詰め込み出発です。今回は中二の娘のNatsuと二人での参加。小六の息子のSukeは直前まで行くと言っていたのですが、風邪気味だったのと宿題が残っているとのことで、前日に「行かない」と言い出しました。妻は行きたいのか行きたくないのか、興味はありそうでしたが、現地の勝手もよくわからないので、今年私が下見をしてから、もしよければ来年行くということになりました。 富山方面からは、敦賀で「舞鶴若狭道」に入り舞鶴方面に抜けて、舞鶴から少し行って「京都縦貫道」に入るとほとんど渋滞なくたどり着くことができました。それでも4時間くらいのドライブです。ただし、最寄りの園部ICで下道に降りた後が結構道幅が狭くて、途中すれ違うのが大変なところも何箇所かありました。おそらく日本海側から来る人はあまり想定していなくて、大阪、京都市内からのお客さんがメインなのかと思います。

富山であれだけ晴れていたのに、会場に近づくにつれだんだん雲が多くなってきました。会場到着後、案内のスタッフの方に望遠鏡を持って来たことを伝えると、望遠鏡エリア駐車場に案内されます。 お昼の12時過ぎ頃に到着だったでしょうか、まだ車も5-6台ほどで場所も選びたい放題です。例年この時間帯だと結構混んでいるはずで、昨年が台風で中止だったことと、当日の天気が曇りでよくなかったこと、あとおそらく同日に同じ京都で開催された「宙フェス」にも一部流れたのではというので、お客さんの出足が遅かったのではないかと聞きました。

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到着直後、昼の12時過ぎくらいのの会場。まだ人も少ないです。

会場は、京都府立るり渓自然公園の中にある「るり渓温泉」というリゾート施設の奥の駐車場と敷地を使っているようです。施設の方は随分と立派で、宿泊はもちろん日帰り入浴もあるため、他の星まつり会場と比べても圧倒的に便利です。周りにコンビニなどの店はないのですが、レストランもあり食べるのに困ることもありません。キャンプ場もありますし、最近はやりのグランピングや、屋外バーベキューレストランもあります。温泉とプールだけなら非常にリーゾナブルな値段ですが、そこに少し料金を追加すると館内の例えばマンガを読んだりできる休憩所なども利用できるようになるみたいです。実際に入っていないのでよくわからないのですが、これなら家族で来ても充分楽しめそうですし、いっそのこと星まつりに合わせて、キャンプ場や豪華に宿の方に泊まってしまってもいいかもしれません。Natsuは温泉だけは次の日の朝に入って、かなり良かったと言っていました。レストランも普通に食べれる良心的な値段で、とても美味しかったです。

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親子丼とカツカレーうどん。うどんはすごい大きな器です。

星まつり会場は胎内、原村、福島と比べると少しこじんまりしています。ブースの数もちょっと少ないでしょうか。お客さんの数もそこまで多くないので、そのぶ分各ブースもじっくり見えて、掘り出し物に出会う確率も増えます。私も到着して早速のお買い物です。スタッフが販売しているところでいくつか買い物をしましたが、販売担当の方がこのブログを見てくれているとのことで少し話しました。スタッフは学生が多く、阪大と府大の天文部の方達がメインで、他の関西の大学の天文サークルの方達も手伝ってくれているそうで、よく見ると確かに非常に数多くの学生らしき若い顔が見えます。学生の活気ある雰囲気は、これからのアマチュア天文界を担っていく若手が育っているという意味で、ものすごく期待が持てます。

そんな中、光害のレポートを発表している学部2年生の女の子がいたのですが、Natsuが今年の自由研究で光害について書いていたので、二人で結構ずっと、多分30分くらい話し込んでいたみたいです。いろいろ刺激を受けたみたいで「大学はうちに来ないか」とか誘われていました。Natsuは「えー、楽しそう、行きたい!」とか気楽に答えていましたが、国立大で入学するだけでも大変だということはまだ頭にはないみたいです。私も後で少し話させてもらったのですが、その子はなんと高校の時に自分で天文部を作ったとのことなのです。詳しく聞いて見ると、親がやはり星好きで、小さい頃から星を見につれて行ってもらっていて、小学生の時にVixenのポルタの反射型をお小遣いを貯めて購入、そのままずっと星好きが続いているとのことです。高校も私立ではなくて県立高校だというので、天文部があること自体非常に珍しいです。ちなみに富山県では県立高校では天文部はもう存在していないと聞いています。高校で天文部が難しい理由はいろいろあると思いますが、最近はやはり夜間に活動すること自体がなかなか認められないようです。その子もまずは星が(自分で撮影するくらい)好きな先生と仲良くなって、信頼関係を作ってから顧問になってもらったというようなことを言っていました。とにかく星が大好きで、送り夜でもめんどうを見るのが苦でなく、責任を持ってくれる先生がたまたまいたのがとてもラッキーだったと言っていました。しかも創設時には25人も一度に部員が集まったとのことで、まるで「宙のまにまに」の世界のような楽しそうな高校生活かと、ものすごく羨ましくなってしまいました。でもやはり一番熱心なその子が卒業して、最近は活動が停滞してしまってきていると、とても残念そうに話していました。熱心な生徒の入学とともに盛り上がり、卒業とともに停滞してしまうというのはどうも天文部あるあるの一つのようです。

昼間のうちは途中太陽が少し見える時があったので、改造10cm PSTを出したのですが、結局雲が切れることはほとんどなく観測は諦めました。それでも機材を出しているだけで興味を持ってくれた方が何人も声をかけてくれました。中にはこのブログを読んでくれていると言ってくれる方もいて、とても嬉しかったです。

そんな中、会場に出ていた機材はとてもユニークなものがありました。まずはあのダウエルの反射型です。口径は10cmで、F8くらいではとのことでした。ダウエルはその性能のせいか、残っていても相当改造されてしまっているものばかりとのことなのですが、ここにあるのはほとんどオリジナルに近いもので、非常に貴重なものだそうです。集まって来た方たちの間で、高橋製作所と日野金属工業とダウエルの値段の話題になって、その当時は同じクラスでそこまで値段の差はなかったのではないかという話になりました。全部5-6万円台、高橋が少し高かったが一番正解だっと言っていました。でも今となってはダウエルが一番貴重ではと大盛り上がりに。私は結局夜に覗くことができなくて残念だったのですが、いつか旧御三家の鏡筒で星像を現在のものと見比べてみたいです。ちなみにオーナーさんによると「意外にも普通に見えてある意味がっかりかも」とのことでした。うーん見てみたいです。

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今回の大目玉は口径55cmの双眼鏡でしょう。なんと口径が55cmですよ。きちんとそれが二つあるわけです。写真を見てもらった方が早いですね。もう、すごいインパクトです。これがなんと軽のワゴンに入って運ばれて来たというのだから、みんなそのことにも驚いていました。ここではコーヒーもいただいてしまいました。夜覗いて見たかったのですが、タイミングが合わずにこれも結局叶わずで非常に残念でした。

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もう一つ面白かったのが、たまたま隣にいた方で、ニコンの対物レンズを多分塩ビのパイプにつけているだけの焦点距離360mmの手作り鏡筒なのですが、とにかくこの対物レンズがものすごかったです。最初のぞいた時、私の目では全く収差がわかりませんでした。詳しく聞いたところ、もともとLSIの設計の写真製版などで使われていたもので、ものすごく細かい配線を映し出す機器が解体される時に引き取ったとのことです。収差も歪みもあってはならない状況下で使われていたレンズとのことで、オーナーは無収差と自信を持って言っていました。型番のW.A.というのがポイントとのことです。

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夕方、少し空がひらけてきていたので電視観望の準備をしました。最近定番のセットアップのFS-60CBにAZ-GTi、カメラはASI294MCです。最初の頃はまだ雲も多かったのですが、途中一部雲がないところも出て来て、その隙をねらい定番のM57、M27などを映し出しました。満月前日の非常に明るい月夜でしたが、それでも輝度の高い星雲などは余裕で見ることができます。言葉では聞いたことがあったが、初めて実際に電視観望を見たという方も大勢いて、結構ひっきりなしにお客さんが来ていて、皆さん驚いているようでした。

いくつか興味深い情報があります。以前電視観望のページでコメントをいただいた方で、SVBONYのSV105という格安のカメラを買ったのだが、電視観望で使えないかというものでした。たまたま会場に同じカメラを持っている方がいて、惑星を見ていたのでSharpCap上で少し設定を触らせてもらいました。すると以前まさかとコメントを返した通り、最大露光時間が500msで本当に制限されてしまうことがわかりました。なので惑星にはいいかもしれませんが、星雲星団には露光時間が少し短いかもしれません。値段が相当魅力だったのですが、少し残念です。

もう一つが、これも以前の記事でケンコー・トキナーのスカイエクスプローラー SE-AT100NでCMOSカメラで焦点がでないというコメントがあったのですが、以前八ヶ岳でうまく焦点が出ていたはずだと記憶していたので、会場のショップで本人に直接聞いてみたところ、やはり少しトリックがあって、下の写真にあるようなZWO社のロープロファイルのアダプターを使っているとのことでした。カメラ側の赤い蓋の部分から外して交換してしまうことにより、1cm近く内側に持ってこられるようになり、その結果焦点を合わせることができるようになります。

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今回は知り合いの方にたくさん会うことができました。最近は星まつりに行ってももう寂しいことはありません。特に、以前志摩でご一緒したKさんがお子さんを連れて来ていて再会できたのが嬉しかったです。男の子は小学3年生とのことで、下のSukeがまだ小さかった頃のことを思い出しました。Natsuと二人で、Sukeも昔はこんなに可愛かったのになあと、しみじみ言っていました。でも3年生の子に星で興味をずっと持ってもらうのは難しくて、なぜだかしきりに帰りのことを心配していてましたが、そこがまた可愛かったです。あと、以前名古屋のSCOPIOでブログを見てくれているとお会いした方とも再会することができました。暗い中なので顔を認識することができませんでしたが、電視観望続けていらっしゃるのでしょうか。

他にもたくさんの方、特に学生さんと話すことができたのが嬉しかったです。4月に富山に来たY君も会場に来ていて、知り合いの学生同士で話していたので混ぜてもらいました。最初にスタッフ販売で対応してくれた学生さんと、もう一人他大学でしたが後輩にあたるのでしょうか、4人で0時前くらいまで話し続けていました。機材ネタが多くて、もう話が全然つきません。その後、車に戻って寝る前に少しだけアンドロメダでもと思ってみようとすると、ちょうどまた阪大のスタッフでない天文部の人たちが5人で来てくれて、そこからアンドロメダとスバル、馬頭星雲に燃える木、最後はオリオン大星雲と、午前1時半頃までずっと電視観望でした。みんなで盛り上がりながら見えるのがよっぽど面白かったみたいで「CMOSカメラ、部で買いたいな」というようなことを言っていました。

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今シーズン初のM42です。ついこの前まで夏だったのに。

結局寝たのは午前2時頃。朝8時までぐっすり寝てしまいました。聞いたら明け方6時頃は太陽が出ていたらしいのですが、私が起きた頃にはもう雲が多くなってしまっていました。それでも改造PSTだけは出しておいて、興味がある方とはいろいろお話しすることができました。晴れたら太陽を見せると約束した昨晩の天文部の子達に、結局太陽は見せることはできませんでしたが機材だけは見てもらいました。結局雲のせいでメイン会場の朝の太陽観望の時間もあまり盛り上がらなかったのが残念でしたが、ついに最後のビンゴ大会に突入です。もう店舗もかなり閉まっていて、残っている人もあまり多くなく、スタッフの人数の方が多いくらいだったので、何かは当たりそうです。私は結局6リーチまで行った後にやっとビンゴになり、タカハシの非常袋をいただきました。Natsuも最後の最後でビンゴになり、カレンダーをいただきました。

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帰りは寝不足だったので仮眠をとりながら運転し、夕飯に間に合うくらいに自宅に到着しました。非常に濃い内容で、充実した二日間でした。スタッフの皆様、素晴らしい星まつりを本当にありがとうございました。とても楽しい時間を過ごすことができました。今回だいぶん様子もわかったので、できれば来年は家族全員で参加したいと思います。でも来年まだ子供はついて来てくれるかな?

続きは戦利品の記事です。

 
 

少し前に県天のOさんから電話がかかってきて、このまえ見た望遠鏡だけど引き取ってもらえないかという話をもらいました。

このまえというのは今年の4月21日のことで、元富山市天文台長のKさんの自宅へ遊びに行くのでこないかとOさんから誘われた時のことです。Kさんの自宅は街から外れた高台にあり、そこで観望会をした時にOさんが持ってきていた望遠鏡を引き取って欲しいということでした。Oさんによると、なんでも自宅がいっぱいでもう置き場所も無くなってきたのでということです。私も古い望遠鏡は大好きなので、二つ返事で引き取りますと言ってしまいました。それでも、自分で扱うことのできる望遠鏡は一度に1台か、頑張ってもせいぜい2台ということはよくわかっています。用途別ということももちろんあるのですが、古い望遠鏡であまり時間をかけてあげられないものが待機してしまっているのも事実です。今回のものは手動式の赤道儀です。できれば星好きな中高生くらいの子に譲ってあげるのでもいいでしょうかとお聞きしたら、やはり使ってもらうのが一番ということなので、一旦引き取らせていただいて、きちんと整備して、誰か熱意のある天文っ子に譲ろうと思いました。

そんなこんなで先週「週末にでもOさんのところに引き取りに行きます」と電話をしたところ、たまたま土曜日にまた元天文台長のKさんのところへ行くというので、結局引き取りついでに、私もKさん宅へお邪魔することになってしまいました。今回は昼間の訪問です。

土曜日、道に迷いながらまずはOさんの自宅にたどり着き、望遠鏡を引き取りました。手動式といっても、タカハシのTS式の65mmV-1で、焦点距離800mmと手ごろです。木製三脚ですが木箱に三脚も赤道儀も鏡筒も一箱に収まる、非常にコンパクトに収納できるものです。かなり使い込んであるのがわかりますし、綺麗に木箱にしまわれていてとても大事にされていたこともわかります。年数は経っていますが、この間見せてもらった時もミザールABを見分けるなど、まだまだ十分に見ることができます。アイピースも1インチ(25.4mm)径ですが18mmから6mmまで4本あるので、基本的に困ることはないでしょう。レンズに少し汚れがあるかもといっていたので、できるだけ綺麗にして、大事にに使ってくれそうな子に渡したいと思います。

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午後2時前くらいにそろそろとKさん宅へ向かいました。ほかのメンバーもちょうど同じ頃に到着です。奇しくもメンバーは前回と全く同じ県天のYさんと天文台のNさんです。今回は太陽望遠鏡を何台か持ってくると聞いていたので、私も10cmの改造PSTを持っていきました。天気はあいにくの雨で、太陽を見ることはできません。普通のPSTが一台あったので、私の改造版PSTのエタロン部を外して見たり、ペンタプリズムを端から覗いたりして見比べるのは興味を引いたみたいです。他にもLUNTの60mmもありましたが、「改造しちゃダメだよ」と言われてしまいました。

面白かったのはKさんの話です。昔、木辺鏡で有名な木辺成麿氏を富山に呼んで、鏡づくりをしたらしいのですが、その際は7-80人集まったとのことです。富山の人だけではないかもしれませんが、これだけの天文マニアが富山に集まったのは時代のせいなのか、木辺氏だからなのか、いずれにせよすごいことです。最初用意した材料の数が全然足りなくて、急遽ガラス屋さんに行って多少薄くても仕方ないと言って追加基材を頼んだそうです。Kさんによると、とにかく当時は大型の部類だった15cmの望遠鏡が欲しくて欲しくて、多分みんなそんな気持ちだったのかと。コーティングのことも聞いたのですが、銀コーティングで、硝酸銀を使って全部自分でやったそうです。結局望遠鏡として完成したのは3年後だったとのことです。大変そうですが、一度くらいは鏡づくりもやって見たい気がします。

他にも、富山の奥地にクレーターの形のような大きな穴があり、みんなで探検に行ったことがあると。30度くらいの斜度の坂を登り、穴の内側部分にたどりついてよく見ると、地面にいくつも穴が空いている。おそらく地殻変動からできたもので、隕石などではないだろうという結論だったとのことですが、その後もいくつかの大学も調査に来たとのことです。

今のSWATと元県天会長さんの関係の話とか、他にもいろいろ興味深い話を聞くことができました。

自宅はカナダから取り寄せた木材をふんだんに使ったログハウス風で、とてもお洒落です。奥様に出していただいた紅茶が、すごくいい香りで美味しかったです。ちょうどその日が娘のNatsuの誕生日だったので私だけ先においとましましたが、雨のなかK夫妻に見送っていただいて申し訳なかったくらいです。2時間ちょっとの短い時間でしたが、非常に楽しく優雅な時間を過ごすことができました。自宅から意外に近くなので、また遊びにいけたらと思います。

2018年9月1日、富山市天文台で天文台まつりがありました。昨年に引き続き、私も富山県県天学会のメンバーとして家族を引き連れてお手伝いに参加しました。

2部構成になっていて、14時から16時までと、19時から21時までです。お手伝い組は昼すぎの13時半前に集合。天気が良かったら電視観望で太陽観測をしようとも思っていたのですが、あいにくのドン曇り。うっすらと青いところがかろうじてあるかないかで、太陽さえも全く見えません。なので、SukeのSCOPETECHをもっていって、室内から外のパネルに貼り付けた惑星や星雲星団を望遠鏡を操作して見てもらうことくらいです。しかも今年は天文台の方でもいくつか操作してもいい望遠鏡を用意してくれていました。タカハシの経緯台タイプのTeegal60や、同じくタカハシのマニュアル赤道儀で65mmのV-1、Vixenのオレンジ色のニュートン反射のおそらくスーパーハレー SR1000です。その他、コルキットや、星の手帖社の35mmなどの組み立て望遠鏡も出ていましたが、こちらの方が三脚も貧弱なのでむしろ難易度が高いです。

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窓の外の地面にパネルが立ててあって、そこに天体の写真が貼ってあります。

他にも紙飛行機を宇宙船に見立てて惑星に見立てた輪っかを通すゲームや、土星模型の製作など、小さい子がきても楽しめるように色々工夫が凝らされていました。プラネタリウムでの上映会もありましたが、私は残念ながら時間がなくてみることができませんでした。

時間がなかった理由の一つが、去年に引き続き、2畳のゴザをひいて絵本の読み聞かせをしたことです。天文台にも星に関する絵本は何冊も置いてあります。今回持っていったのは、昨年に引き続き「ホシオ君天文台へゆく」と、今年新たに「かがくのとも」の1999年12月号の「おそらに はては あるの?」を加えた2冊です。

「おそらにはてはあるの?」ですが、一見何でもないような絵本なのですが、オルバースのパラドックのことを示唆している本で、実はものすごく深い本です。対象は幼児もしくはせいぜい小学校の1-2年生までですが、さすが天文台に来るような家族です。お父さんの中に確実に気づいていそうな人がいました。望遠鏡で拡大していくとどんどん星が見えてくるので、限りなく拡大していくと宇宙は星で埋まっているはずで、夜はもっと明るくてもいいはずなのではという疑問です。これは深い森の中で見渡すと、木で視界が遮られてしまい、外界が見えなくなるようなことからの類推です。1700年くらいからこの疑問はあったようですが、近年やっと宇宙を光で満たすには星の数が全然足りないと定量的に示されたくらいで、まだまだ研究の余地があるテーマです。こういった話を小さい頃に聞いて、おそらく全然意図は理解できなくても、もう少し大きくなって宇宙に興味が出た頃、オルバースのパラドックスの話を絵本で聞いたことを思い出す子がいたらすごいことだと思うのですが、どうでしょうか?

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結局16時半頃までお客さんがいて色々対応していましたが、それから休憩でコンビニに少し買い出しに行き、18時頃からまた準備が始まります。夕方は夕焼けも見え、うっすら青空らしきものも見えたので少し期待が持てました。AZ-GTiとFS-60CBにASI294MCでいつもの電視観望と、何も見えなかった時のためにASI294MCとSAMYANG14mmを三脚に載せるも一応用意しておきました。暗くなってきたのですが、結局はほぼどん曇り。仕方ないので14mm広角レンズで見てみるとベガがなんとか見えます。もっとよくみると、アルタイルとデネブも見えるので夏の大三角がかろうじてわかりました。あ、これはもちろん電視観望で見えたという話です。肉眼だと全くかすりもしないくらい何も見えません。逆にお客さんは、目で見えないものが超高感度カメラで見えることに驚いていました。

途中火星が肉眼でも見える時が少しだけありました。天文台の1m望遠鏡でも火星を入れていたりしたので、全く星がゼロというわけでもありませんでした。それでもこの天気のせいか、お客さんの数は昨年と比べても全然少なく、後の集計で昼の部130人、夜の部100人とのことでした。でもせいぜい50人くらいかとも予測していたので、それよりは多かったということで、この天気としては上出来だったのかもしれません。

NatsuとSukeはカメラ記録係を頼まれたらしいのですが、実際には少し撮っただけで途中からカメラを放り出して遊んでいたみたいで、ほとんど役に立っていなかったみたいです。夜の部はお弁当を届けがてら妻も来てくれて、室内で先の「おそらに はては あるの?」の読み聞かせをしてくれていたみたいです。

一人面白い女の子がいて、電視で広角で見えた星の情報をドームに知らせに行って「今〜が見えているよ」とか言って1mの反射型で導入してもらうというのを何度も往復して繰り返している子です。まだ中1とのことで、外国人ぽく見えたので聞いてみたらロシア人とのハーフで、富山生まれ富山育ちで、日本語は普通の日本人とまったく聞き分けがつかず、ロシア語も話せるとのことです。宇宙のことにすごく興味があるそうで、最後ギリギリまで粘っていて、電視で火星をバローで拡大して模様を見ようと思ったのですが、さすがに口径60mmと雲を通してなので厳しく、模様が見えたか見えないかどうかというところで時間切れでした。最後はお父さんに「みんな待ってるからいい加減にしなさい!」とか怒られて帰って行きました。面白そうな子なので、また会ってみたいです。

ちょと時間オーバーになってしまいましたが、片付けを早々にすませまた。AZ-GTiにしてから片付けの時間も短くなってずいぶん楽になっています。終了後、事務室でみんなで話している時に、科学博物館の女性の学芸員の方が持っているフィルムカメラを見せてもらいました。最近フィルムカメラに目覚めたとのことで、ミノルタ製のものだそうです。私はフィルム時代のカメラはコンパクトカメラを持っていただけで、ほとんどよくわからないのですが、父がカメラが好きでPentaxとか持っていたことが話題になりました。その頃全くカメラに興味がなかったので全て処分してしまったのですが、とっておけばよかったかなと思います。Natsuがフィルムカメラに異常に興味を示して、NatsuとSukeでシャッターを押させてもらっていました。36枚どりなので、シャッター1回ぶんの価値が全く違うことは一応理解していたみたいです。

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天気はイマイチでしたが、ほんの少しだけ星も見えて、お客さんの反応も意外にもよかったです。今年も楽しい天文台まつりとなりました。また来年も参加したいと思います。


今回の胎内星まつりの戦利品です。雨のせいもあり、特売品もあまりなかった気がします。今回はカメラ関連がほとんどです。

唯一興味が惹かれたのが、国際光器に置いてあったファミスコ60Sです。ハレー彗星の時のトミーの製品で、当時ものすごい数が出たとかの話には聞いていましたが見るのは初めてでした。しかも赤色なので珍しいそうです。レンズに少しカビがあるそうですが、掃除したら十分使えそうです。電視観望とかにもいいかも。今回はこれが唯一のジャンクです。

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あとは大物から挙げていくと、2年前のX7に引き続きNatsuがまたしてもお小遣いとお年玉をほとんどつぎ込んで買ったRICHOの360度カメラのTHETAです。所有権はNatsuにあるのでピンク色になりました。私も頼んで貸してもらいたいのですが、ピンク色が...。

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自撮り棒と三脚になる足が星まつりサービスでついて来ました。値段もネットで調べたものよりやは安かったので十分お得です。早速帰ってNatsuと自宅で撮ってみましたが、これ面白そうですね。Facebookとかだと360度表示できるみたいですが、ブログでも360度表示にできないのでしょうか?

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でもこの自撮り棒の下部の部分の固定が弱くて、部品ごと簡単にもげてしまいます。昨日カメラをつけたまま石畳に倒れこんでいって、外のガワ部分がパカッと外れてしまい、天頂部が何処かに飛んでいってしまいました。さっそく壊れたかと思いましたが、飛んでった部品を暗い中見つけて、気をつけながら横の細いカバーもパチンパチンとはめていったら、なんとか問題なく使えるまで戻りました。それにしても本体ちょっと弱すぎます。


カメラ関連で、三脚をたくさんです。まずはVANGUARDで、少し昔のもので在庫品だと思いますが、まあ安いです。自由雲台の単体のものは、スイッチを入れると水平を自動で取れる優れものだそうです。三脚はエレベーターの棒が外に出て斜めとかに伸ばせます。これも欲しいと思っていたものでした。

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同じくVelbon。小型の物はわずか800gできちんと目の高さまで持ってこられるくらい足が伸びる優れものです。Natsuが中学生ということでさらに値引きしてもらいました。あと特筆すべきはポールで、キャンプとかのタープを作るときに役立ちそうです。伸ばすと2.3mほどになり、先端にブルーシートの端の穴に入れることができるように細い棒になっていて、キャップもついています。キャップには紐をかけることができるようにもなっていて、電源ケーブルとかを這わすこともできそうです。三脚を作っているような工場で製作したものらしく、かなり頑丈とか。ちょうど去年も買った人が、今年は友人に頼まれたと大量購入していました。私も6本買いました。

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Kenko Tokinaブースではカメラバッグを買いました。

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ピンク二つはNatsuが買いました。値段の割にかなり丈夫で使い勝手が良さそうなのでずいぶんお得です。色的に私はあまり使いたくないですが、多分ピンクなので安いのでしょう。カメラバッグであえてピンクを使うユーザーは普通に考えたらあまりいないのかと思います。

私は短焦点の鏡筒と三脚を入れるつもりで、背負うタイプのカメラバッグを買いました。登山でこれを持っていって、夜に電視観望セットを取り出してみんなで見るというのをやってみたいです。でも多分山歩きはしないだろうなあ。

あとは各種フィルターとカメラ2台用のアダプターマウント、望遠鏡を三脚に固定するアダプターです。

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激落ちくんのレンズクリーナが大量に入った袋です。でもこれカバン買ったらおまけになりました。一生分とは言わないですが、10年分くらいありそうです。アルコールが入っているタイプらしく、iPadとかに使ったら一発でものすごく綺麗になりました。かなり便利そうです。

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細かいもので、中古のフィルターセットと、アイピースキャップです。キャップはすぐになくなるのですが、なかなかぴったりのサイズが売っていなくて、今回も見つけたのはこの2つだけです。

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書籍関連。ノートと便箋は抽選会の全員プレゼントで選んだものです。あと、原村でNatsuが作ったブレスレットが、数珠と言われてずいぶんご立腹だったのでしょうか、同じようなものですが今度はきちんとブレスレットに見えます。星空風景の本ですが、執筆したカメラマンにサインをしてもらいました。技術的なことよりも、作例に対してどうアプローチしたかとか書いてあるので、今の私にちょうどいいかもしれません。

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野鳥の会のところで、本はこれがいいと進められて買いました。妻へのお土産です。でもそれよりももっとインパクトがあるものを見つけました。今回買わなかったですが、ものすごくコンパクトにたためる長靴です。

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あまりに生地が薄いので、クルクル巻くことができます。また、生地の薄さを利用して下の写真のように長さを調節することもできます。ズボンをかぶせているわけでなく、長靴側を短くして履いています。

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長靴は雪国には必需品ですが、都会との行き来にどうしても困るときがあります。そんな時は持ち運びできる長靴として重宝しそうです。むしろ、都会の人が雪国に行くときに持っていくという使い方のほうがいいのかと思います。

頂き物です。Tさんありがとうございました。

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その他、ステッカー、冊子などです。全部貰い物です。

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今回いろいろ安くしてもらいましたが、Natsuのおかげというところが大きいです。やはり女の子は得ですね。そのかわりでもないのですが、抽選会は何も当たらず、オークションでも特に手に入れたものはありませんでした。

帰りの車では雷の中帰ってきました。あとで聞いたら会場も雨がすごかったようです。

 

 

今年は忙しくてなかなか時間が取れないのですが、それでも胎内星まつりに少しだけ顔を出してきました。

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会場は雨が降ったり止んだり。土砂降りの時も何度かありました。例年よりお客さんが少なくて、一時はお客さんより店員さんの方が多い時もあったくらいです。その代わりにショップの方とはゆっくり話すことができました。昨年の福島以来のHBさんとも会うことができました。雨の中、昔話に花を咲かせましたが、娘のNatusも我々の学生時代の話に興味深げでした。あ、今回はNatsuと二人での参加で、Sukeは自由研究が終わらないため留守番となりました。

HBさんの紹介でもないですが、ものすごいベテランのプロのような方達とマニアックな会話を楽しむことができました。中でも印象的だったのが、CelestronとMEADEシュミカセの比較です。どちらがよく見えるかという話になり私はこれまでの自分の経験から「Celestron」と即答したのですが、実はMEADEではないかというのです。簡単に光軸調整できるのはCelestron。でもシュミット補正板から主鏡までの距離を設計値通りに最適化する自由度が残っていて、MEADEの場合それを合わせてやらなければ見え味はCelestronより悪くなってしまうとのことです。そこの距離が適当でも、接眼レンズ側の位置でピントは合ってしまうが、それは最適解ではないという至極真っ当な意見です。MEADEに手こずっていた私は完全にこのことまで考えが及びませんでした。ただ、その最適解は実際は描像を見て決めるしかないとのことなので、調整は簡単ではないのかもしれません。それでも実際試して見て、25cmの性能を引き出したいと思いました。この方達は京都の「星を求めて」にも行くとのことなので、私は初めてになるのですが、できたら行こうと思います。また会うことができそうなので楽しみです。

星まつりでもう何度もお会いし、Natsuが本当にお世話になったオオザカレンヂKeisukeさんの歌をまた聴くことができました。雨の中のコンサートでしたが、歌の間に一瞬月を見ることができました。コンサートの中で、小さいころワゴンで父親に連れられて流星群を見たという思い出を歌にしたという曲がありました。天文台の方から1991年のペルセウス座流星群に間違いないということを教えてもらって、何十年ぶりかになってやっとに日にちまでわかったと語ってくれていました。子供の頃の忘れられない思い出が歌になっているそうですが、私も子供たちにそんな思い出を与えてあげることができているかどうか。大きくなって星まつりに一緒に行ったことも思い出してくれたら嬉しいです。

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コンサートが終わって挨拶に行きましたが、Natsuのことも覚えていてくれて、嬉しい限りでした。NatsuはオオザカレンヂKeisukeさんのファンの方にTシャツを頂いて、さらにオオザカレンヂKeisukeさんのサインまで頂いていました。今回Natsuはギターも持って行ったのですが、その日のうちに帰らなければならなかったので、次回の再開時にギターを披露することを約束してその場を去ることになりました。

それはそうとNatsuは今回ずいぶん得をしている気がします。小学生くらいの子はまだ会場にいるのですが、そもそも中高生はあまり参加していなくて、しかも女の子でこういった星まつりに毎回参加しているのは多分珍しがられてか、いろいろおまけとかしてもらったりしています。特に、去年の胎内で赤道儀のモーターをいただいたTさんとはずっとしゃべっていたみたいで、Tさんの紹介で何人かの方とも知り合いになったみたいです。Tさんにはものすごい強力なモーターを使ったファンをいただいたり、知り合いの方にはお札のお菓子とかももらっていたみたいです。また、三脚関連の店に行ったら「中学生にこそ、この三脚を使って欲しい」と、軽量の三脚をさらに値引きしてもらっていました。他にも、カメラカバンが欲しかったみたいで、ちょうど手頃な特価のピンクのカメラカバンが2種類あり本人は迷っていたのですが、あまりに安かったので2つとも買ってしまいました。そもそもピンクのカメラカバンはユーザー層から考えてもあまり売れるはずもなく、そのピンクのカバン2種だけ他の同じ値段で売られていたものよりも格段に高級なのです。私もピンクでなかったら自分で使いたいくらいです。あとでマニュアルを見たら、黒と黄色があったらしいのですが、それらは星まつりにくるまでに普通に売れてしまったのかと思います。

もう一つ思い出しました。今回、星空風景写真家の講演があったのですが、これもNatsuが誰かから50人限定の整理券をもらってきました。しかもショップのMさんからつきたてのお餅をいただいたとのことで、お餅とチケットを手に、講演開始直前に私のところへ来たのです。最初整理券は一枚だったのですが、さらにその方がもう一枚手に入れてきてくれました。その方にお礼を言い、結局私も講演を聞くことができました。そのおかげで迷っていた天の川の画像処理に少し光明が差し込んだのが前回の記事になります。

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この講演ではLOWAの12mmがすごくいいという情報を得たことと、メタボーンズのSpeed BoosterがAPS-Cサイズになってしまうが、1段階明るく撮れて画質も劣化しなくていいとの情報を得ました。ただしBoosterは本体側の接続が私が持っているCANONの対応ではないので、もう少しCanonレンズがたまり、いつかSONYのα7Sなどに乗り換えたときに考えることになると思います。講演は総じてマニア向けというよりは初心者向けの基本的なことが多く、SONYカメラの解説が中心だったのですが、それでもさすがにプロの言うことは迫力があります。実際の経験と自信に裏打ちされたものなのでしょう。心意気というか、信念みたいなものを垣間見た気がして、ものすごく参考になりました。

Natsuがだんだん親の手を離れて勝手に知り合いを作り出していきます。女の子なのでいつまで星に興味があるかはわかりませんが、今のところ楽しそうについて来ます。ホントにいつまでついて来ることやら。

今回行けないと思って諦めていた胎内ですが、少しだけ顔を出すことができました。逆に行けると思っていた福島のスターライトフェスティバルが少し怪しくなってきています。行けても2日目の日曜の夕方くらいからになりそうです。NatsuがオオザカレンヂKeisukeさんのコンサートに行く約束をしていたので、それには間に合うといいのですが。

その2: 戦利品」へ続きます。



 


過去の胎内星まつりの記事もどうぞ。

 

一昨年の自宅での「お化け屋敷観望会」昨年のお寺での「きもだめし観望会」に引き続き、今年も下のSukeが計画した恒例の夏のきもだめし。場所は去年と同じ近所のお寺。先週地域観望会をやったのと同じお寺です。Sukeに「きもだめしなのに...」とブツブツ言われながらも、私はついでに観望会を敢行。


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数日前の準備の時に「パパ、スピーカーある?」とかいうので、PCにつなげるスピーカを渡したのですが、どうやらそれをきもだめしで使うようです。去年くらいからSukeがSCRATCHに相当凝っています。今回はPCのカメラで見て画面に反応があったらいろんな音をランダムで出すプログラムを組んでいて、結構複雑なことをやるみたいです。私も今日準備中のテストの時に見てみたのですが、きちんと動いているようでした。私も誰も一切手伝っていませんが、SCRATCHを使って実用上で動くものにまで仕上げているので、まあ大したものです。昔からそうでしたが、やりたいことがあると周りから何をどう言われてもやり通す子で、今回も全部一人で準備からセットまで、脅かし役は友達まで巻き込んでやっていました。きもだめしのお客さんは学区内の子たちで、学校に頼んで全校生徒にチラシを配っています。最終的には30-40人は来ていたでしょうか。

19時にきもだめしのはじまりでみんなお堂に集まります。簡単な経路の説明の後に、妻のつながりでお話専門の方が何人か来て、怖い話を聞かせてくれます。当然本を読むとかではなく、全て覚えていて何度も繰り返しているプロのような方達なので、多分小さい子は相当怖かったのかと思います。

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そのあとはお待ちかねのきもだめし。コースはお寺をぐるっと裏まで周り、裏のお墓の前を通り抜け、お堂の中に入りお札をとって、お寺の廊下をお堂まで歩きゴールです。


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お札をとっていきます。日本人形が本気で不気味です。
この人形は私が生まれた時に親が買ったものらしいで、もう40年以上前のものです。
ちなみにお札の中身は飴とかお菓子です。


途中何体かのおばけがいて、子供達のきゃーという声が響いてきます。私も最後に回らせてもらいましたが、暗い中懐中電灯の光だけを頼りにかなり長いコースを歩くので大人でも結構怖いです。SCRATCHの仕掛けもうまく動いていて、音も20種類くらいあり、どれも不気味で、小さい子は本気で怖がっていたようです。

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きもだめしの順番が来るまで待っている子、きもだめしが終わった子から順に望遠鏡をのぞきます。今日は午後くらいから天気も良く、月齢5日の月も少し残っているので、月と惑星の絶好の観望会日和です。

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きもだめしが終わった後に望遠鏡をのぞきに来た子たちに感想を聞いて見たら「めっちゃ怖かった」とのこと。中には大したことなかったと強がりを言っていた子もいましたが、大半の子が相当怖かったみたいで、中には泣き出した子もいたとのことです。去年あまり怖くないと言われたのが悔しかったのか、今年は相当怖くしたみたいです。

今日は月と木星、土星、火星とC8で見てもらいました。やはり月と土星の反応が良く、木星も縞と衛星に驚き、火星はまあ予測通りの反応でした。電視観望でM57とM27も見せたのですが、今回一つ気づいたことがあります。

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さて、M57はどこにあるでしょーか?


M57
コッコでーす!ココ、ココ、ココでございまーす。

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M27はどこにあるでしょーか?ってさすがにこれはわかりますね。


M27
コッコでーす。

少しでも星のことを知っている人は、星雲を見るとかなりいい反応をしてくれるのですが、今回のようにきもだめしに興味を持ってきている、星は特にそれほど興味がないというような本当に一般の人には、星雲を見せてもあまり反応がありません。どうも星雲というもの自体がよくわからないみたいです。それよりも月や土星の方がはるかに反応がいいです。実はそもそも観望会にわざわざ来るような人たちは、一般の人といってもそれなりに星に興味がある人なので、これまでも星雲に対する反応がよかったのかと思います。この違いは意識しておくべきかと思いました。なので今日はC8での眼視が中心となりました。

そのなかで、電視で見た天の川だけは、うっすらと見えたにすぎませんが反応がよかったです。天の川を見たことがないという人も多く、やはり街中で、街灯の明かりも眩しく、目でどうやって見ても何も見えない天の川が、高感度カメラを使うと簡単に見えるというのは多少インパクトがあったようです。

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そんな中、一人だけ異常に反応がいい子がいました。小学校4年生だそうですが、宇宙のことが大好きで、将来は研究者になりたいのだそうです。小学校1年生の時のお寺の観望会(3年前で、この時まだ私は星を始めていませんでした)で目覚めたそうです。こんな子がいると嬉しくなるので私も張り切ってしまい、C8を導入やらピント合わせやらいろいろ操作せてあげたりしました。

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4年生の子に赤道儀とか色々触ってもらいました。

いろいろ聞いていると、家には望遠鏡は教材の付録についてきたものがあるだけというので、きもだめしが終わってから自宅に寄ってもらい、昨年の福島のスターライトフェスティバルのジャンケン争奪戦でいただいた入門用の屈折を持っていってもらうことにしました。少しだけ自宅の庭でうまく見えるか確認して、簡単な操作方法だけ説明しました。まずは自分で月から入れてみてくださいといって渡しました。これがきっかけでもないですが、このまま興味が続いて将来天文ファンになってくれると嬉しいです。

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あとで聞いたら、きもだめしも観望会もとても好評だったようです。今日は大成功でした!Sukeはまたもや疲れ果てて自由研究できず。大丈夫か?


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