ほしぞloveログ

天体観測始めました。

カテゴリ: イベント

台風19号が過ぎた日の夜、少しだけ晴れ間がありました。ほぼ満月だっとことと、雲も多かったので、何か簡単にできることと思い、10月26日、27日に開かれる長野県小海の「星と自然のフェスタ」の準備をすることにしました。

それはそうと今回の台風19号、私がいる富山はそれほどでもなかったですが、日本全国で見ると被害は甚大でした。特に長野は堤防が決壊し、よく使う北陸新幹線の車両が水に浸った映像は、かなりショックでした。スターライトフェルティバルに行こうとしていた福島も阿武隈川の堤防が決壊し多数の犠牲者が出たようです。小海でも数日間の間停電が続いたと聞いています。まだまだ生活を立て直すことができない方も大勢いらっしゃると思います。一日も早く復旧できるよう願っています。

さて、来たる 「星と自然のフェスタ」で、なんと電視観望について講演をすることになりました。講演プログラムはこちらになります。私の講演の時間は26日の土曜日午後15時30分からで、KYOEIの方と時間を分け合って話します。以前原村で、のんたさんから言われた「電視観望の話をどこかの星まつりでしたら、ものすごく受けるのではないか」という助言が早くも実現する形になります。さらっと記事を書いているように見えるかもしれませんが、内心ものすごく嬉しくて、できる限りわかりやすく、私が持っている電視観望の経験を惜しむことなく伝えることができたらと思っています。

伝えたいことは「なぜ小口径の鏡筒で電視観望が成り立つのか?」ということです。具体的な機器や操作法はもちろんですが、一番伝えたいのは「なぜ?」という理由の部分です。このブログをよく読んでくれている方にとっては新しいことではないかもしれません。でも最近「なんで小口径で見えるのかよくわからない」とか「暗くてよく見えない」とか、実際に困っている人が結構いることを知りました。わけもわからずやるより、絶対に背景にある理屈を理解して試した方がはるかに面白いだろうし、次のことを試す場合にもいろいろ応用が効くはずです。そんな思いで、講演用のスライドを作っています。

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その一つとして、SharpCapでの画像調整の動画を撮影しました。宣伝も兼ねてここに掲載しておきます。


もう一つ、スライドの中から実際の画面での説明のページも掲載しておきます。

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でもあくまで講演のメインは「なぜ?」の部分です。講演当日は「なぜ」このようなSharpCapの設定になるのかを理解してもらえるように話したいと思っています。そしてもし天気が良ければ、夜はそのまま電視観望の実演をしたいと思います。当日の講演でも、夜の実演のときにもできる限り質問にも答えたいと思います。

もし興味がある方がいましたら、ぜひ「星と自然のフェスタ」にいらして下さい。電視観望の話以外にも他の方のたくさんの面白そうな話があります。昨年は個人的には五藤テレスコープの分光の話がすごく面白かったです。今年は日曜日の昼前の重力波の話も面白いかもしれません。なんでも研究者が子供の頃どんなだったかとか、地元の子供達に向けてこんな世界もあるんだよ、というような話も交えてしてくれるそうです。



フリマでの初めての天文道具の販売

多分売る方としては初めてのフリーマーケットになります。妻の友人がフリマスペースを申し込んでいて、場所が少しあるので妻も絵本を売ると言っています。いい機会なので、ついでに私もあまり使わない天文機材などを売ることにしました。値段的には星まつりで購入したものをさらに安くしているので、相当格安だと思います。それでも妻の扱う絵本とかに比べたら結構高いので、妻は「そんなの売れるわけない」と言います。

妻が先に家を出て、友人と一緒にすでに販売を始めます。私とNatsuは会場の様子を聞いて、1時間ほど後から到着したのですが、着いた途端にすごい雨。大きめの望遠鏡カバーをすぐに出して、絵本とかが濡れるのを防ぎ、珍しく妻に感謝されました。雨が上がると、私も商品を出すことにしました。

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もういくつか売れてしまった後の写真です。

今回出したものは入門用の望遠鏡セットが一つ、三脚が5つ、雲台が4つ、双眼鏡が2台、雑誌が4年分48冊です。とにかく今回学んだのは、やはりわかりやすいのでしょうか、双眼鏡が大人気。なんでか聞いてみたのですが、買った人はそろって鳥を見たいそうです。出したのは7倍と12倍なのですが、まずは倍率を聞かれます。低倍率の方が使いやすいと力説したのですが、やはりなかなか理解してくれません。低倍率の方は一緒にいた友人家族が買ってくれました。後から妻が聞いたら、よく見えると喜んでいるとのことです。

望遠鏡ももう一組の別の友人家族(友人同士は親戚)が買ってくれました。子供と一緒に見たいそうです。本当は「一緒に星を見る券」をつけて興味のありそうな人に売ろうと思っていました。どうせなら説明しながら一緒に見て興味を持ってもらおうと思っていたのです。でも結局売れたのが知り合いなので、今度自宅に遊びにきてもらうことにしました。

三脚も意外に人気があります。ほとんど9割5分位の人が興味を示しませんが、それでもカメラやビデオを持っている人が少なからず興味を持って購入してくれます。結局5本中3本が売れました。一方雲台は更に興味がある人が少なくなります。結局売れたのは一つだけでした。

まったくの誤算は天文雑誌です。1年分そろっているものを持ってきたのに、売れるどころか、誰一人として興味を持ってくれませんでした。重かったのに結局全部持って帰りました。でも冷静に考えたら当たり前ですね。富山の天文好きの人なんて知り合いの人ばかりだし、他に昔の天文雑誌に興味があるなんて、多分数えれるくらいの人数なのかと思います。

でも単価はそれなりなので、数は少なくても思ったより売上にはなったんです。妻が値段を聞いたら信じられないというような顔をしていました。最初「絶対売れない」とか馬鹿にされていたので、ちょっと見返してやった気分です。多分なんですが、こういった地元のフリーマーケットに出るのは女の人向けの商品が多いので、男性対象の商品が珍しくて目立ったのではないかと思います。実際に興味を持ってくれたのは男の人ばかりで、女の人で興味を持ってくれたのは母娘の親子二人組だけで、しかも弟がカメラをやっているからという理由だそうです。


お通夜で星見

次は多分珍しい、なぜかお通夜での星見会です。

平日に母から珍しく電話がかかってきました。北陸にいる母の兄、私から見て叔父が亡くなったと。母は叔父から見たら妹にあたるので、小さい頃から可愛がられていて、ずっと仲がいいのです。母は長時間の移動が大変なので、もう葬儀に出るのも諦めていたらしいのですが、平日私も忌引きを取って付き合うからと、無理やり母に富山まで来てもらい、車で母を乗せて石川の端の方まで移動しました。

叔父はずっと密葬でいいと言っていたらしく、今時流行りの家族葬で、3人の子供とその家族、別れた奥さんとその妹さん、うちの母と私だけの、本当に身内だけの葬儀です。私から見たら、十何年ぶりかに会えた従兄弟もいて、悲しいどころか昔話と今何やってるかとかで大盛り上がり。もともと叔父は超自由人で、人生好き勝手に楽しんできて、商売も古道具屋と、かなり面白い人です。みんなに迷惑をかけまくったり、でも人がいいのでなかなか憎めなくて、私も性格とかは全然違うのになぜか気があいます。みんな同じような印象なのでしょう、本人の前で平気で悪口も言いますし、小さい頃みんなで能登半島を一周した話とか、学生時代に叔父に古物商の仕入れの席に連れて行ってもらった話とか、全然悲しい雰囲気になりません。

17時からのお通夜は30分くらいで終わっって、着替えるために車のところに戻ってみると、月がすごく綺麗です。これは意外にいい機会だと、ぱっとFS-60CBとAZ-GTiを出し、私としては珍しく8-24mmのセレストロンのズームアイピースをつけて眼視で月を見ました。

すると従兄弟と、その子供たちもでてきて、さらに大人も全員参加で月見です。みんな望遠鏡なんかほとんどを覗いたことがないらしく、セレモニー会場の駐車場でキャーキャーいいながら月を見ていました。月の模様自体もあまりじっくり見たことがないので、ウサギの頭の部分が出ているよとか、親子ですごく楽しそうに話しています。倍率は低いのですが、ついでに土星も木星も見えて大満足。小さくても土星の輪もはっきり見えますし、木星の衛星とかもみんな初めて見るものばかりです。最後は星座ビノを出して星座教室にまでなりました。宇宙の話になったり、宇宙人はいるかいないかとか、身内ならではの全く遠慮もなにもない星見会で、私にとっても新鮮でした。1時間も見ていたでしょうか、その後、仕出しでそのままみんなで夕食となったのですが、その流れのせいか本当にあっという間に時間が経ったほど、話に花が咲きました。母も無理してでも来てよかったと言っていました。私は次の日仕事なので名残惜しくもその晩で帰りましたが、母はそのまま泊まって葬儀にも参加したとのことです。

でも何でこんなことをしたかというと、家族葬だったことと、他の葬儀が入っていなくて我々だけだったことなどいろいろ理由はありましたが、一番の理由は多分10年とか経って、会うたびにそういえばあの時星見たよねという話になると思ったからです。久しぶりに集まって、湿った話だけでなく、兄弟同士、従兄弟同士仲良く時間を過ごせたなら、叔父も天国から喜んでいることでしょう。


東京天文ショップ巡り、初ケンコートキナーサービスショップ

最後は東京でショップ巡り。まずは秋葉ヨドバシで最近恒例となってきた双眼鏡見比べ。フリーマーケットで売った機種も現役でおいてあったのと、自宅にある別の機種もたまたまあったので、ともに安いものですが比べてみます。

ここで少し後悔。フリーマーケットで売ったやつのほうがかなり見やすいです。もちろん高級機には太刀打ちできませんが、収差もそれほど悪くないですし、視野も広いですし、ひずみもほとんど感じられません。星まつりでの価格しか知らなかったのですが、定価は意外に高かったと知りました。

次は道路を渡ったすぐのキタムラで物色。NIKKOR-Qの135mm、F2.8のオールドレンズを購入しました。ジャンクなので格安です。隣に同じ135mmのSIGMAのF1.8 artが置いてありました。でも値段は30倍以上、まずは安い方で楽しみむことにします。

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次にスターベース に移動。特に購入するものはなかったですが、いつものように邪魔にならない程度に店員さんとおしゃべり。この日はS君と、アルバイトのK君もいました。S君は福島のスターライトフェステバルはお店でお留守番になるそうですが、スターベース は台風の中頑張って土曜から行くそうです。たくさん掘り出し物があるそうなので、楽しみです。

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最後は中野に移動して、ケンコートキナーのサービスショップに行ってきました。ここを訪れるのは初めてです。中野駅北口からブロードウェイを抜けて、すぐ左の角にあるビルの2Fです。

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ビルに入ってエレベーターで2Fにいくと、さっそくMEADE製品がずらり。

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もっと驚いたのが、奥にあるSolarMaxの90mmです。ぼかしておきましたが、値段もすごいです。

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ここの隣にはこれまで販売されてきたレンズの資料室のようなところがありましたが、レンズの価値が全然わかっていない私は結局スルーしてしまいました。昔のことを知っている方ならすごく面白いのかと思います。ショップに入ると、まず特価品のコーナーに目がいきました。SAMYANGのレンズが格安でしたが、オリンパス用とEF-Mマウントに気づき断念。気を取り直して、お目当のACクローズアップレンズのコーナーへ。さすがに品揃え抜群です。

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隣にMCももっとたくさんずらっと並んでましたが、おめあてはあくまでACです。

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これを見たら何をしたいか、多分わかる人はわかりますね。あ、あぷらなーとさんみたいに変なことではないですよ(笑)。もう一つの別の目的です。

店内には望遠鏡コーナーもあります。こちらは主にケンコーブランドの望遠鏡のようです。

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今回は駆け足でしたが、ここ一週間の間にあった星関連のことです。でも全然撮影できてません。
週末の福島は、台風の後に晴れてくれると嬉しいのですが。

 

10月5日、飛騨コスモス天文台での観望会がいつもの数河高原でありました。代表のYさんが亡くなってから、初の観望会になります。残ったメンバーで、少なくとも今年は今回と合わせて残り2回、なんとか意志を継いでやってみようということになりました。

とはいっても、出発地の富山はこの日も朝だけ晴れて、午後くらいからずっとドン曇り。星は見えなくても今後の打ち合わせくらいできればいいかと思い、夕方から出発です。今日は娘と二人だけなので、豪華に回転寿司。回転寿司といっても、富山の回転寿司は基本的にどこで食べても美味しいです。おなかいっぱい食べても二人なので大した値段にはなりません。早めの食事を終え、17時頃に店を出て再び出発。

でも神岡エリアに入ってもずっと曇りで、さすがにダメかと思っていたのですが、神岡町の中心を抜けたくらいから少しづつ青空が見え始めます。18時頃に現地に着いたら空一面ほとんど雲がありません。これはラッキーと、準備をしががてら少しだけ月と景色を撮影。でも、暗くなるにつれてまた雲が出てきてしまいました。 

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最初にKさんという方が到着。代表のYさんとは、天文台ができる以前に一緒に活動していて、天文台が出来てからも何度か観望会に参加していたとのことです。飛騨市の地元のローカル新聞での呼びかけを見てまた参加してくれたそうです。そうこうしているうちに星の会のメンバーも到着。いつものSDさんと、STさん、Mさん、Kさんです。

今日の目的は、Yさんが個人で運営していたドームがきちんと動くかどうかを、今一度確認すること。去年子供達がコーヒーをこぼしたPCが動くかとか、きちんとPCと赤道儀が接続できるかなどです。とりあえずPCはバッテリーの充電がされていませんでしたが、無事に起動し問題無さなさそう。ステラナビゲーターの動作に少し戸惑いましたが、接続も問題なく、無事に鏡筒も制御できました。最初クランプを緩めて月をマニュアルで導入。月を同期し、その後適当な天体を導入。でもなぜか明後日の方向に鏡筒が向いて行きます。月に導入するときちんと元の位置に戻ってきます。なんでかと思ったら、ステラナビゲーターの時刻が数ヶ月前の状態で止まってしまっています。確かに土星も木星も変な位置にあったわけがやっとわかりました。時刻をきちんと合わせて、再び月を同期したら、きちんと土星など他の星も導入することができました。多分この時刻を自動で更新しないというのはステラナビゲーターの仕様なのですかね。とにかく、我々だけでとりあえずドームを操作するということは、なんとかなりそうです。

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ドーム動作確認後は一旦外に出て、電視観望の準備をはじめました。すると小学校の先生という方と、いつものO一家が到着しました。O一家は子供だけが残って、高2のS君と、小4のYちゃんは早速うちの娘と一緒に、子供だけでドームでいろいろ身始めます。S君はドームの操作もよく知っているので頼りになります。

ドームの方では月や土星、木星などを見ます。アイピースの種類があまりなかったので、倍率を変えることができませんでした。もともと焦点距離が3000mmもある鏡筒なので、その時あったアイピースの焦点距離が40mmと多少長くても、そこそこの倍率にはなって、惑星を見るのにもそれほど困ることはありません。

電視観望の方は、雲間を狙ってM57とM27、北アメリカ星雲、天頂が曇ると月などです。

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途中少し空が開けた時に、天の川のを撮影しました。今年はずっと天気が悪かったので、よく考えたらこれが今年初の天の川かもしれません。少し雲がかかっていますが、なんとか天の川も写っています。

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この日は天気もはっきりしなかったためか、お客さんも少なくまったりモードでした。そんな時間を利用してみんなで相談です。Yさんがいなくなった今、観望会をどうやって進めていくかとか、Yさんの旦那さんに聞いてみたら、このドームもぜひお使いくださいと言ってもらったなど、今後のことを少し話しました。今年は来月11月2日が最後のコスモス天文台での観望会になります。12月から春までは雪のために、ここにたどり着くことも困難になるため、観望会を開催することはできません。来年はいつから始めるか、どんな日程にするかなど、まだまだ決めなければならないこともたくさんあります。それでもYさんが立ち上げて、せっかく根付いた地域の観望会の文化を、できる限り来年以降も続けていきたいと思います。

そんな話をしていたら、Yちゃんがハチに刺されたと大騒ぎに!

ドームの中の座布団のところにいたアシナガバチっぽい小ぶりのハチにさされたみたいです。すぐに水で洗って、毒を絞り出し、ヒスタミン系の薬があったので塗ります。お兄ちゃんのS君が親に電話して、15分くらいですぐにお母さんが来ました。聞いたらYちゃんハチに刺されたのがこれで3回目らしいです。アレルギーショックなども少し心配なので、アレルギーを抑える薬を飲んで、この日はおとなしく帰って行きました。特に痛そうにしていたわけでもないので大丈夫かと思いますが、ドームが暖かいのでハチの巣があるのかもしれません。

21時半くらいだったでしょうか、この頃には空もすっかり曇って、月もほとんど見えなくなっていました。来月、今年最後の観望会を頑張りましょうと、この日はこれで解散となりました。それにしても相変わらず飛騨コスモスだけはとても相性がよく、たとえ最初雨が降っていたとかでも、結局星が見えなかったことは一度もありません。今のところ100%の確率です。


毎度恒例の戦利品のコーナーです。今回の星をもとめは関西系のショップやグループのブースが多いので、ちょっと変わったものが色々ありました。その中で実際に購入したものが以下になります。


50年ものの双眼鏡: jason 7X35 11°

まずは前回の記事でも少し紹介した、50年前のレストア双眼鏡。

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メーカー名はJason。ネットで検索してみると、同年代のJasonというメーカーの双眼鏡が数例引っかかります。どうも板橋界隈で作られていたようです。今でも板橋は光学メーカーがたくさんあるとか。もしくはワラビ光器ではというような情報もあります。双眼鏡は全く詳しくないのですが、どの会社の名前も全然聞いたことがありません。おそらくブランド名として出てこない、一連の双眼鏡を作る会社群があるのかと想像できます。今、こういった会社群はどれくらい残っているのでしょうか?一応、Jasonという名前は今でも残っているようです。でもロゴとかは全然違うので、関係があるのかどうかわかりません。もしかしたら別メーカーなのかもしれません。

これ実際に覗いてみるととても見やすいです。まず、私的には目の幅がきちんと合うので全然疲れません。収差は昼間に電線などコントラストのあるところを見たのですが、ほとんど気になりません。7x50だと通常は実視界6.8度とかが典型みたいですが、それに比べてこの双眼鏡は11度と相当視野が広いです。実際に見てみると、こと座がちょうどすっぽり入るくらいでした。Stellariumでシミュレートしてみると、ほとんど合っているので、実際に11度くらい出ているのでしょう。レンズは時代的にはモノコートだと思いますが、綺麗に清掃されていて、特に不具合はありません。本当に50年前のものかと思うくらい、よく見えます。

こうやって調べながら手がかりが出てきて、当時の状況に想いを馳せ、さらに実際に覗いてみるとどんどん愛着が湧いてきます。これで5000円なら格安です。


SkyMaster 15x70

もう一つ手に入れた双眼鏡は、Celestron製のSkyMasterの15x70です。KYOEIのジャンクでゲットしたものです。

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ジャンク品なのでレンズが汚れているなどの問題はありますが、きちんと清掃すれば特に問題なく使えます。倍率が15倍と高いのと、物理的に多少大きいので、手で持ちながら星を見るとどうしても震えてしまいます。三脚に取り付けるアダプターもついているので、三脚に取り付けて使うのが正しいのかと思います。

でも、これだけの口径のものが定価ベースでさえも相当安価で、しかも今回はジャンク価格です。多少の不満には全然目をつぶります。自宅にある中では最大口径の双眼鏡になります。

ただ、先の双眼鏡の扱いやすさに慣れてしまうと、たとえ高倍率というのを差っ引いたとしても、どうしても魅力が薄れてしまうのが残念なところか。今回は相手が悪かったです。これだけ手に入れてたら大喜びだったかもしれません。


フィルターホイール

こちらもKYOEIのジャンクコーナーで手に入れました。SBIG製のフィルターホイールFW5-8300というものです。

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調べてみるとST-8300というCCDカメラ専用のものです。定価を見てびっくり。154000円だったそうです。メーカー製造は中止と書いてましたが、一部ページではまだ販売しているようです。

シリアル接続はUSBに変換してやればなんとかなりそうです。ASCOMドライバーとかで動くのかどうか?使えたらラッキーくらいで手に入れたはいいけど、手に負えないかも。まあ、気長に試してみます。


その他、および頂き物など

あとは8mmの安いアイピースと、バーダーのHαフィルターです。ちなみに、この2点は争奪戦で手に入れたものではなく、最後まで売れ残っていたものでした。

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あれ、Hαフィルターこの間の胎内で買ったのでは?と思ったのですが、値段がその時の4分の1以下というあまりの安さなのでつい買ってしまいました。でも安いけど36mmで使いにくいんですよね。あ、そういえば今回買ったフィルターホイールが36mmに対応だったのに気づきました。他のナローバンドフィルターも36mmのジャンクをゆっくり探しますか。

最後は頂き物。YAMASHITAさんのいる関西天文同好会の会報誌です。昨年に引き続き、また今年もいただいてしまいました。コンスタントにこんな会報誌を発行できるとはすごいです。

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まとめ

今回は数的にも金額的にも大したことありません。合計1万何千円かなので、まあお小遣いの範囲内でしょう。最近ものが溢れているのですが、それでもやっぱりジャンク漁りはやめられません。

ああ、双眼鏡の数がどんどん増えていく...。


「星をもとめて」は昨年に引き続き、2度目の参加になります。ただし、大型台風の予報が...。心配です。


出発

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 9月22日、朝の8時頃に京都の南丹市に向けて出発です。今回は一人での参加。Sukeは部活でもともと行く気なし。Natsuは最後まで迷っていましたが、台風で星は見えなささうなので諦めたみたいです。受験生だからとかも言っていましたが、どうせ勉強なんかしないので全然関係ないと思います。(後で聞いたら、一応行かなかった甲斐はあったらしいのですが、どうもたいした時間はかけていないようです。)

富山から現場までは約4時間。特に渋滞などもなく、順調に高速を走らせます。ちょうど半分くらいいったところで立ち寄ったサービスエリアに、なんと世界で2番目に美味しいメロンパンが。ほかほかメロンパンと冷や冷やアイスのコントラストでうまうまです。隣にスターバックスもありましたが、スターバックスはいつでも行けると、迷うことなくメロンパンでした。

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富山側から行く場合は、北陸道から舞鶴若狭自動車道にはいり、舞鶴を超えたくらいの綾部ジャンクションで京都縦貫自動車道にはいり、最後は園部インターで高速を降りるのが便利です。京都縦貫自動車道は新しい道で、古いカーナビには情報が入っていないことがあるので、注意が必要です。私は事前にiPhoneのGoogle Mapで経路を調べておきました。

園部インターを降りたあと、途中のスーパーにあるマックで昼食です。高速を降りた後は、街らしいのはここしかないので、何か買ったり食べたりするのはこれで最後です。コンビニもここを過ぎるともうありません。

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星もと会場到着

現場の「るり渓」についたのは12時45分くらいでしょうか。13時からの開会式にはなんとか間に合いました。それでもさすがに台風が近づいている情報からか、会場にいる人数はそれほど多くなかったです。心なしか、去年たくさんいた学生スタッフの数も少ない気が。これは後で聞いたのですが、やはり今年は数が少なかったようです。それでも学生だけで15人くらいいたでしょうか。この手の星まつりとしては、依然学生スタッフの率が高いのが特徴です。

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現場に着いて早々ショップブースを回るのですが、欲しいものだらけで全く予算がついていきません。特に星見屋さんはカメラとかフォーカサーとか、いくつか特価の品を出していたのですが、「手持ちの現金じゃ足りない」と言うと、すかさず「カードもOKですよ」とのこと。かなり惹かれましたが、ここはグッとガマンです。でも狙っていたASI120MMは、ちょっと迷っている間に早速売れてしまっていました。

KYOEIブース前にはRASA8の恒例の電視観望セットが。他にも赤猫さんとかがいくつか出ていますが、最近赤色ブームなんですかね。

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夕方、親子連れがRASAを操作させてもらってました。
この子も将来天文ファンになるのでしょうか?

赤猫ととともに、見慣れない赤い赤道儀がと思ったら、なんと手作り。

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大阪アストログラフィー迷人会のメンバーの中の機械屋さんの方の作で、ハーモニクスドライブだそうです。三脚まで手作り。今の値段はハーモニクスドライブが支配的で、特許が切れるともっと安くなるのではとのことでした。ここら辺の話は胎内で聞いたTさんの話と一致します。エンジンはほんまかさんのSS-oneとのことです。自分で赤道儀まで作ってしまうなんてすごいです。

そうこうしていると開会式が始まります。開会式は人はまだ少なかったものの、ブラバンの演奏などがあり、そこそこ盛り上がっていました。

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開会式の最中にも、いろんな人との会話が。大阪アストログラフィー迷人会のブースでは、こたろうさんはじめメンバーの方々とあいさつしました。こたろうさんとは、最近機材系のブログを立ち上げたnabeさんの赤道儀について話しました。やはりこたろうさんと私の意見は一致で、隙間が大きい個体なのではという結論でした。それよりもnabeさんのことを知っている人が誰もいなくて、どんな人だろうと話題になっていました。

迷人会のメンバーのみなさん、このほしぞloveログを読んでいてくれているようで、すぐに認識してくれてとてもありがたいです。たぶん今回の星まつりは、台風の予測の中くるような人たちなので、一般の人よりもマニアの方の率が高いのかと思います。ここ以外でも、「ほしぞloveログ」のSamですというと、ほとんどの方が認識してくれたので、とても楽でした。

迷人会ブースにはひっそりとあのザリガニさんの姿が。流石にこの日は装着してませんでしたが、ご本人にもお会いすることができました。少しお話しすると、原村でも私のことを認識していてくれてたとのことです。原村での講演のこととか少し聞くことができました。

迷人会はみんな楽しそうな方ばかりで、合宿とかでは真面目に画像処理とかやっているそうです。羨ましい限りです。

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会場では他にもいろんな方と会うことができました。特に、原村でFS-60用のバーティノフマスクをいただいたkaienさんは、この日いろいろ一緒に回りました。昨年この場所で初めてお会いしたラッキーイメージングで有名なYAMASHITAさんともまたお会いすることができました。

そうこうしているうちに、あぷらなーとさんが到着しました。あぷらなーとさんは、実はこういった星まつりが初めてということで、会ってみたいという方が大勢いて大人気でした。なぜか駐車場ではあぷらなーとさんと隣同士になってしまい、結局夜は一緒に観望会をする羽目になってしまうのでした。

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会場を回っていると、50年前の双眼鏡をレストアしたというブースがありました。全部分解して、掃除して、コバを色ぬりして、さらに光軸調整と、かなりの手間をかけているようです。この時代のものは今のものよりかなりしっかり作っているとのことです。コストをしっかりかけて作っているので、プリズムも十分な大きさがあり、7倍x50mmでなんと視野11度が実現されているとのことです。もう即買いです。

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その際、いろいろ話を聞くことができました。私が買ったものはJASONというメーカー名でしたが、メーカー名はブランド名みたいなもので、あまり意味がないとのことです。この時代は250くらいの双眼鏡メーカーが下町にあったそうで、もう今ではほとんど残っていないとのことです。

実は上に書いたこと以外に、この双眼鏡を気に入った理由が一つありました。私は目幅がかなり広いので、普通に売っている双眼鏡だとどれも合わないのです。この双眼鏡は調整幅に全然余裕があり、普通に合わせることができました。7倍という低倍率で、とても見やすそうです。レストアの具合もよくて、今でも十分に使うことができそうで、とてもじゃないですが、50年前のものとは思えません。これだけでも来た甲斐があるほど、とてもいい買い物ができました。

もう一つ、面白いものがありました。超ヘビー級の経緯台です。ヘビー級といっても、重いものを載せることができる経緯台という意味で、本体自身は信じられないくらいコンパクトです。

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写真だとわかりにくいかもしれませんが、ついているのはC14です。C8でも、C11でもなくC14ですよ。20kgがこんな小さい経緯台で支えられるのです。ウェイトついていますが、なくても大丈夫とのことでした。しかも、分解してその秘密を惜しげも無く見せてくれました。テーバーがキーということで、「公開して大丈夫なのか?」と聞いたら、精度の点で真似できないそうです。

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微動はついていなくても、フリーストップとガタの少なさから、普通の微動よりも簡単に思ったところに持っていけるとショップの方は言っていました。


イベントなど

星もとのもう一つの名物は、大阪KYOEIさんのジャンク品でしょうか。すごい争奪戦になりますが、それでも胎内とか原村よりは人が少ないので、なんとかものにはありつけます。値段ごとに時間をおいて箱に入って品物が運ばれてきます。カバーをかけてあって、カウントダウンで0になると一斉に手が伸びます。

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でもなんででしょうか?どこかの星まつりでもいつも見る人ばかりの気がします。こんな台風の日なので、あまり集まらないかと思っていたのですが、考えていることはみんな同じようで、こんな時こそあえて参加する人たちばかりです。私は3000円と1000円と、300円の会に参戦しました。とりあえずなんだかわからないけど、掴んで欲しかったら買う、ほしくなかったら戻すとかで、じっくり選ぶ余裕なんかは当然ありません。でも、思ったより良いものを手に入れることができました。戦利品のところで紹介します。

今回は台風が接近しているとのことで、販売をかなり前倒しして進めている感がありました。多分雨が降ると販売もままならないのかと思います。途中一度、雨が結構降ったのですが、傘が必要なくらい降ったのはこの一回きり。時間も10分くらいでしょうか。あとは曇りか、せいぜい小雨だったので、一度しまった機材も再び外に出すブースがほとんどでした。夕方になってくると、結構な人が集まってきました。ただし、残念ながら観望エリアには望遠鏡は全く出てません。

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オークションは5点ほどと品数は多くありませんでしたが、面白かったのはKENKOのアクロマート共闘です。宣伝文句で「最近アクロマートにクローズアップレンズをつけるのを試している人がいる」とか言っていたのですが、落札したのがその本人のあぷらなーとさんだったという、笑うに笑えない結果に。でもあぷらなーとさん本人は「誘惑に勝てなかった」とケロッとおっしゃっていました(笑)。

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一番右の大きな箱はあぷらなーとさんの元へ。

夕方、迷人会のところで、最近すごい写真を量産しているタカsiさんに会うことができました。小さいお子さんを連れているまだ若い方です。初めて話すことができたと思っていたら、実は去年の星もとで観望エリアの電視観望に来てくれていたとか。Twin RASAとか、もうすごいです。私ももう少し撮影の方頑張らないとと思いました。会場ではあまり長く話せなかったのが残念でしたが、後からTwitterで挨拶までしていただいて、とても丁寧な方だとの印象を受けました。

18時30分からは講演会です。kaienさんとあぷらなーとさんと一緒に聞きました。タイトルは「意外と知らない星座の話」。講師は阪大の天文部の女の子。実はこの子、昨年の星もとで光害のレポートを発表していて、うちの娘のNatsuが同じような自由研究のテーマだったので、ずっと話をさせてもらったという経緯があります。話しかけると覚えていてくれました。星座も神話も大好きみたいで、このままずっと星を続けていってほしい逸材だと思います。

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内容も面白くて、話もとてもうまく、普段あまり話題に上らない星座を扱うとか、着眼点もバッチリです。講演後、質問させてもらって、丁寧に答えてくれました。

もう一つの話も面白くて、こちらは物理の研究を発表しているような形でした。それでもとてもわかりやすくまとめていて、地表に特徴的なパターンや模様ができるわけを、丁寧に説明してくれていました。


レストランで夕食

講演会が終わってから、あぷらなーとさんと、原村でご一緒した愛知のいのさんと一緒に食事へ。併設のレストランがあるので、ずいぶん便利です。私は再び大きなどんぶりでのうどんに挑戦。器は大きかったですが、中身のうどんは普通の量なので、大盛りとかにできればそちらの方が良かったかもしれません。

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そのあと話していると、店員さんに勧められた残り4皿という豆腐を、なぜか3人全員注文するはめに。でも、さすがにオススメ。とても美味しかったです。


夕食後の会場でM27が! 

夕食後、まだメイン会場に誰かいるのかと行ってみました。さすがに天気が悪く、お客さんも少なくなっていて、もういくつかのブースは片付けてしまっています。そんな中、KYOEIブース前に何人かの人がRASA電視観望の説明を聞いていました。すこし晴れ間が見えそうなので、「なんか見えるかもしれませんよ」と声をかけると、早速RASAで導入。ほんの一瞬の間でしょうか、ASIAirを使った電視観望でM27を入れることができ、その場にいたみんなは大興奮。

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なんでも北アメリカをみようと1時間粘ったそうで、もう諦めていたとか。結構大満足で、大盛り上がりでした。


結局観望エリアにて

それでももう何も見えなくなってきて、KYOEIさんの後片付けが始まってしまいました。そんな時に、誰かが「あぷらなーとさんのクローズアップレンズを見たかった」と呟いたので、じゃあなんか見てみようと、そこにいた人たちと観望エリアに移動!

メンバーはたまたまKYOEIブースで説明を聞いていた地元京都からのお客さん夫婦二人と、ちょうど落ち合った富山のY君とGuttiさん、あぷらなーとさんといのさん、kaienさんくらいでしょうか。

観望エリアはガラーンとしていて、車の数も数えることができるくらい。なんか出しているのはあぷらなーとさんと私のところだけです。途中、何人他の方も訪れて、本当にここの一角だけ結構な賑わいでした。

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あぷらなーとさんのクローズアップレンズの見比べはかなり面白くて、No.4がいいだとか、No.3はダメだとか、実際に見比べることができます。なんでも眼視と、撮影でまたシャープさも違ってくるとか。あと、うまくナローバンドフィルターを入れると途端にシャープになるとかも面白いです。

私の方は電視観望で、M27が本当に一瞬雲越しに淡く一度だけ出たのが一つと、唯一少しだけ開けていた方向の二重星団が綺麗に入りました。

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これが限界でしたが、今回はさすがに台風ということで、何か見えただけでもよしというところでしょうか。途中、13mmの広角レンズをつけて星が出ているところを探したり、夜間でもまるで昼間のように景色が見えるのをデモしたのですが、kaienさんがかなり気に入ったみたいで、観望会で使いたいとのことでした。

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下の方に見えているのは木と車のトランクのドアです。

結局0時過ぎまでやってて、最後は雲が厚くなってきて風も強くなってきたので、ここら辺で解散。あぷらなーとさんと後片付けをして、少し早く片付いた私もちょっと迷って、台風も心配なのでその場で帰ることを決断しました。

お疲れ様

わずか半日ほどの滞在でしたが、超盛りだくさんの内容。皆さんとはお別れなのですが、この趣味を続ける限りまたそのうち会えるので、全然寂しくありません。夜中のドライブなので、仮眠をとりながらゆっくりと帰りました。途中風が強かったですが、無事に自宅までたどり着くことができました。

皆さんお疲れ様でした。こんな楽しい星まつりを開催してくれた実行委員の皆様、本当にありがとうございます。はーっ、今回もとても面白かったです。


このあと、戦利品のページに続きます。
 

先週末の土曜日、先日亡くなられた星仲間のYさんが生前に企画していた催しが開催されました。飛騨市のとあるお寺で開かれた、お堂での演奏会と境内での観望会です。
 
夕方、公共の駐車場に車を止め、会場近くまで歩いて行くと、途中ちょうどお祭りの最中。小さな田舎町で地元の人のために行われているような、こぢんまりとしたとても雰囲気のいい、日本らしいお祭りです。

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聞いてみると盆踊りがあるらしく、浴衣姿の方がたくさんいました。地元の子供達や、外国の観光客も結構いました。そういえばここは某アニメ映画の有名な聖地です。

お祭り会場で飛騨名物の「えごま」の五平餅を食べつつ、お寺まで移動すると、機材を入れるのに車を境内まで入れていいというので、一旦車まで戻りそのままお寺まで機材を運びます。

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この日望遠鏡を出すのは飛騨コスモス天文台のSさんと私だけ。もっといるかと思っていたのですが、私が持ってきたのがあいにくFS-60CBのみ。まだ明るかったですがすでに小さい子がいたので、とりあえず手持ちの双眼鏡を出して月を見てもらいました。Sさんが屈折と、惑星用に反射を出してくれたので、鏡筒の数もなんとかなり、助かりました。この日は半月過ぎの月が綺麗なのと、木星、土星が見頃です。

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二胡の演奏会が始まるまで、お客さんに電視観望で月と木星と土星を見てもらいました。FS-60CBだと惑星を見るには焦点距離が短すぎるので、3倍バローを入れてみました。これだけでも分解能はかなり改善しますが、やはりバローの入れ替えと、その後のピンドだしなどで時間を食うので、たくさんお客さんがいるときには少し辛いです。そのままバローをつけたままで星雲を見ようと思いましたが、視野が狭くなって自動導入で入りにくいことがあるのと、やはり暗いのが致命的で、元のバロー無しに戻しました。

ほどなくして二胡の演奏会が始まります。Yさんが演奏家の方達に話を持ちかけて実現した会です。「癒しの夕べ、二胡と星のコラボ」とという題名からもわかるように、たくさんの人に星と音楽を一緒に楽しんでもらいたいという願いが込められているのかと思います。全部で10曲くらいはあったでしょうか。グループでの演奏、ペアでの演奏、単独での演奏など充実していました。お客さんは100人くらいは余裕でいたでしょうか。お堂がいっぱいでした。

演奏が終わって、飛騨コスモス天文の会のTさんのスライドでの星の説明があり、その際代表のYさんのことについて触れられました。と、話を聞こうと思っていたら、外から呼び出しが。電視観望で何か見たい人がすでに集まっているとのことで境内から呼び出しが。外に向かいます。

この時致命的な失敗に気づきました。電源をオンにして演奏会に行ってしまったので、PCのバッテリーがすでに切れかけていたのです。すぐに外部バッテリーを接続しましたが、さらに少しお客さんを待たせてしまいました。

まずは簡単に月から。結構周りに人だかりができていて、ウォーっと声が上がります。その後はM57とM27などの定番の明るい天体を入れていきます。

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飛騨コスモス天文の会の方なのでしょうか、一人詳しい人がいて、いろいろ解説してくれたり、次はどれを見たいとリクエストをくれたので、いくつか見てみました。今回電視観望で初めて見たのはペリカン星雲です。

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光害防止でQBP入れてありますが、まだ月が出ている中結構良く見えました。ペリカンさんの形も一応わかります。その前に北アメリカも見たのですが、写真に残すのを忘れてました。こちらもよく見えました。

最後まで残っていた人のリクエストで、アンドロメダ銀河を見ようということになりました。見るともうペガススも登っているので十分な高度です。でも残念なことに東側が少し薄雲がかかっています。雲の中なので肝心のM31はイマイチはっきりせず。しかもカメラの埃が目立ってちょっと情けなかったです。

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観望会が終わってから、飛騨コスモス天文の会の人たちと少し話しました。と言ってもメインでやっている人はせいぜい5-6人くらいで、ほとんどのことは代表のYさんがやってくれていたようです。いなくなった今になって、Yさんがいかに貴重な存在だったかを知ることができます。今後どうするかと、一度落ち着いて話をしようという流れになりました。私も参加させてもらうことになりました。Yさんがせっかくこの地に築きあげてきた、子供達も交えて星を見るという活動の火を、なんとか絶やさずに続けていけたらと思います。


県天初の試みとして、富山駅前南口でゲリラ観望会を決行しました。。

ゲリラと名がつくからには突然ウォーッと望遠鏡を持ち込んで、一気に駅前を占拠して、そこらにいる人たちを囲い込んで望遠鏡に送り込む...

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とかそんなことは全くなくて、きちんと許可を取って、場所も決められていて、会場に到着した人から順に落ち着いて準備をはじめます。8月からずーっと天気が悪く、この日も天気が心配だったのですが、最近では珍しいくらいの快晴。気合が入ります。暗くなるちょっと前くらいから月が輝き出し、木星も見え始めると早速導入です。望遠鏡の数としては10台くらいは出ていたでしょうか?

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路面電車が走っているのが見えます。
富山では「地鉄」と呼んでいます。富山地方鉄道の略ですね。

この日は半月で、月のすぐ下に木星があり、土星も見えるなど、駅前の明るい場所でも見せるネタには困りません。C8、C9.25、EDGE800など惑星をターゲットにしたシュミカセが多かったです。双眼装置を取り付けて見せている方もいました。あと、FS-128とか、FSQ-85とか屈折でコントラストよくクッキリ惑星を見せていた方も何人か。

私はいつもの電視観望です。田舎の富山とはいえ曲がりなりにも新幹線が発着する駅前の超光害地で、星雲を見ることができるかどうかの挑戦です。いつものFS-60CBにASI294MCをつけて、AZ-GTiでの導入と追尾です。光害地なのでQBPフィルターを入れておきました。

と言ってもまずは人気のお月様から。PCの画面上なので拡大も縮小も自由自在。クレーターを拡大して見せたり、大気ゆらぎを見てもらったりで喜んでもらいます。

今回普通の観望会と一番違ったところが、見てくれる人の層でした。駅前を歩いている、あえて星を見に来るとかではないごくごく一般の人たちです。サラリーマンなどの仕事帰りの人も多く、女性のグループも目立ちました。さらに普段観望会にはあまり来ることのない高校生も多かったです。どちらかというと見ていってくれるのは男子よりも女子の方が多かったでしょうか。ふーんという感じでそっけない子もいれば、友達同士でキャーキャー言いながら楽しそうに見ている子もいました。普通の観望会では主役の小学生の姿はほとんどなく、一風変わったお客さんたちの反応を楽しむことができました。

月のクレーターを見たことがない人も多いようで、拡大した月を見せるとかなり喜んでくれます。半月だったので、カメラのゲインを上げるとなんとかギリギリ地球照も見えます。地球照と言っても、半月の大きさだと明るすぎるので、影の部分が円になっていることがやっとわかるくらいで、模様とかは全く見えません。それでも月が丸いということがわかるので、みなさんビックリしていました。

電視観望で土星も入れたのですが、流石に口径6cmの焦点距離355mmでは解像度不足。かなり拡大して見せるのですが、CMOSカメラの素子でガタガタに近い土星になってしまいます。それでも輪っかの存在はわかるので、それだけでも喜んでくれます。大口径のシュミカセで土星を入れているメンバーもいたので、是非とも目でシャープな土星を見てくださいと、他の鏡筒を案内します。

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ビルの間に土星があるみたいですが、
これは駅前の灯りが反射でPCの画面に映り込んでいるためです。

結局、人はバラバラとくるので、来ていただいた人数をきちんと数えるのはなかなか難しいのですが、2-300人は見ていってくれたのかと思います。外国の方が多かったのも特徴でしょうか。明らかに日本人でない方が2ー30人位はいたと思います。

肝心の電視観望での星雲ですが、これだけの明るさの中、テストがてら「まあなんか見えたらラッキー」くらいに思っていましたが、いざM57を導入してみたらあっけないくらいにものすごく綺麗に見えます。どうやらこの日の透明度はかなり良かったみたいです。

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M57が綺麗に見えています。

ついで、M27も入れてみました。こちらもすんなり見えます。透明度とQBPのおかげでしょうか。これだけ見えるのなら、もうどんなところでも電視観望で星雲を見せることができるのかもしれません。一度東京のど真ん中の駅前とかでやってみたい気もします。

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M27です。画面真ん中らへんに水平に点在するいくつかの光は、
駅周りのお店とかの光が画面に反射しているものです。
こんな光が見えてしまうくらい明るい場所での観望会です。

ただし、星雲に関しては意外なほど反応が薄いです。以前も同様のことを書いたと思うのですが、今回の駅前のお客さんはあえて星を見にくるような人ではない、本当に普通の人が大半です。そもそも星雲というものをあまり認識していないだろうし(「青雲〜それは〜」とか歌っている人がいました。)、星雲が街中で見えるということに価値を見出してくれるかが、そもその難しいです。ここは説明に工夫が必要だと痛感しました。もったいぶって「すごいんです」と言っても嫌味だろうし、何かいい説明の仕方はないかいまだに悩んでいます。

結局、今回電視観望は街灯りの中星雲がよく見えたので、まあ普通によかったのですが、これよりはるかに面白かったことがあります。それは月の明るい部分がビルの陰に隠れた時です。月の影の部分はまだ望遠鏡の視野に入っています。この状態でカメラのゲインを上げると、半月の明るさに影響されることなく、地球照がはっきりと見えるのです。その時のモニターに映る映像を写真に残すことができました。

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月の模様も余裕で見えています。初めてのことだったので、かなり面白かったです。他の県天のメンバーにも見せたのですが、結構うけていました。

最近ずーっと星不足だったので、久しぶりに満足しました。しかも今回は、かなりの数の人が喜んでくれました。帰りの車の中でここ数ヶ月のことを考えていてしみじみ思ったのですが、CANPで電視観望に興味を持ってくれる人がいたり、星まつりで星仲間と語ったり、亡くなった星仲間のことを思い返したり、観望会で全く知らない人から喜ばれたり、星という趣味を続けているのは実はかなり幸せなことではないのかと。星をやっている人に変な人は多いけど、悪い人はほとんどいません。観望会で星を見せると、感動してくれることはあっても、悪くいう人は皆無です。たとえ悪く言われても、その時は逆にその人の心がすさんでいるのかなあと思えてしまうことでしょう。こんなことを妻に話していたら「心がすさんでいる人ほど逆に星を見て感動するんじゃない?」と。あ、確かにもっともだと思いました。星は人生をとても豊かにしてくれます。


星まつり恒例の戦利品コーナーです。

原村星まつり前はVISAC、胎内星まつり前は(まだ記事にしてませんが)2本目のPSTと、なぜか星まつり前に散在しているので、今回は大したものはありません。

まずはBLACK PANDAさんでガイド鏡です。これまでガイド鏡はCマウントのノーブランドの50mmのレンズをASIカメラに付けていました。周りが歪むとかはあまり気にしないのですが、DSOなどの撮影で長焦点になっていくと、レンズの50mmという短い焦点距離でガイドの性能が制限されることがあります。今回のものはカーボン製でコンパクトで軽くて128mm、F4と良さげで、値段も星まつり価格。即買いでした。

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次は小物ですが、値段的には一番高いです。これまで持っていなかったHαフィルターです。国際光器さんで、バーダー製の物を特価で手に入れました。前回の原村であえて買わなかったのですが、今回の胎内では負けてしまいました。同じバーダーの3.5nmのフィルターの話も聞けたのがよかったです。3.5nmはちょっと特殊用途で使うことを考えています。どう使うかはまだ秘密です。

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あとはケンコートキナーさんで格安双眼鏡。7倍という低倍率がポイントです。星まつりらしくなく、きちんと箱に入っていて、キャップなども全て揃っていました。星まつりで双眼鏡を買うと安いのですが、キャップなどがついていないことがよくあります。キャップだけ見つけるのは結構大変で、双眼鏡本体の値段が安かったりするので、後から買ったキャップの方がずいぶん割高になってしまったりします。今回はきちんとキャップがついていることも確かめて買いました。

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同じくケンコートキナーで数百円の小物ばかり。去年買った1000個入りのレンズクリーナーの話を店員のお姉さんにしたら、今年は大量の布製のレンズワイパーを出してくれました。こちらも即買いです。

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今回三脚は一つに押さえました。カバンの中に入るものが欲しかったので、コンパクトで安価なものです。VANGURDのカーボンの特価品は最後まで迷いましたが、去年もVANGURDでアルミ製のよく似たやつを買ったので「ガマン、ガマン」と呟きながらあきらめました。

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今年はこんなもんです。シュミットさんでウェイトを買いたかったのですが、重いから後にしようと思っていたら、気づいたらもうお店が閉まっていました。車を駐めたところが遠かったので、ついつい躊躇してしまったのです。


最後は頂き物です。まずは外山電子さんから、超強力ブロワーと、今日強力ファンです。特にファンはシュミカセ用にぴったりです。2時間かかるレベルの平衡状態がわずか20分でできるくらいの能力だとか。

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次は、新潟天文研究会でWさんから特大の月のポスターです。すごい解像度です。ポスターもありがたかったですが、お話がとても参考になりました。もう50年以上天文を続けているそうで、流石に話に深みがあります。

さらにもう一つは、観望エリアで挨拶したたつさわさんから、胎内より少しいったところの村上と言うところの名物、鮭の酒浸しです。実際にお酒に浸ったものを勧められたのですが、その日に帰る予定だったのでお酒を飲むことができず、パックのまま頂いてしまいました。

どちらのグループも突然の訪問にもかかわらず、暖かく迎え入れてくれてものすごく嬉しかったです。お土産までいただいて、本当にありがとうございました。

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さて、今年の胎内星まつりも終わりです。夏が終わった気がします。今年の星まつり、残りは京都の星もと、小海の星フェス、福島のスターライトフェスの予定です。


今年もなんとか参加

今年の胎内星まつりは、昨年に引き続き時間的に参加が厳しくあきらめていたのですが、土曜日の最後だけでも参加しようと車を走らせ、なんとか明るいうちに会場に辿り着くことができました。

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今回は私一人での参加で、中3の上のでNatsuは模試があるとか、中一の下のSukeは部活とかで忙しくてついてきてくれません。よく考えたら、星まつりに一人で参加するのは初めてのことになります。一人で好きな所を回ることも出来るので気楽な反面、少し淋しい気もします。


星まつり会場到着

会場について受付を済ませたのですが、 抽選番号を貰えなかったのであれっと思い聞いてみたら、もう抽選もとっくに終わったとのこと。まあ、当たり前ですね。抽選会もオークションも逃してしまったのですが、短時間でもたくさんの人と会うことができたのがよかったです。


8インチRASAによる電視観望セット

会場に着いてすぐに、KYOEIさんの8インチRASAでの電視観望セットアップを見ました。カメラはASI294MC Pro、コントローラーはASIAir。ASIAirのPlateSolvinがあるおかげで、極軸が適当でも観望会で自動導入が実用になり、お客さんを待たせることがないそうです。原村でも展示されていたものですが、やっと写真を撮ることができました。原村でも胎内でも、ある意味明るさを極める電視観望セットとして、かなり注目を集めているみたいです。晴れてくれたらデモがあったはずなのですが、結局この日はほとんど曇りと小雨。ほんの短時間、木星や夏の大三角が薄雲越しに見えていた時もありましたが、基本的にダメでした。お客さんも少ないとのこと。1日目は土砂降りの時もあったとのことなので、この日はまだマシなのかもしれません。あ、今年の胎内は暑くなかったのが本当に救いでした。

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KYOEIにはRASAの11インチ版が特価で出てました。欲しかったのですが、流石に最近買いすぎているのと、赤道儀が耐えられなさそうなので今回は諦めました。でも結局最後売れたとのことで、実はこのページの中に出てくる誰かが購入したとかいう噂です。


外山電子のクレージーモーター群

娘共々、いつも良くしていただく外山電子さんには、今回もいろいろデモをしてもらいました。特に面白いのが、SWATの1万倍速。動画を見てもらえばわかりますが、グルングルン回っています。


実はこれすごいことで、普通はこんな安定なスピードにはなりません。必要トルクによって流す電流を制御しているためここまでの一定の速度にできるそうです。使用している電流の時間的な差分を見てフィードバックしているそうです。そんなチップが少し前に開発され、それを使用することでやっと実現できたそうです。

でもそれを隣で見ていたUNITEKの方は「発売はありません、さすがに危なすぎます。」とキッパリ。「いつ発売か聞かれるので困るんですよー。」と笑いながらおっしゃっていました。外山電子さんはSWATの2軸の可能性も見せてくれていたので、自動導入SWATを垣間見た気がして、どうしても期待してしまいます。

他にもモーターのトルクの測定方法とか、ハーモニックドライブがもっと広まるのではという話をしてもらえました。実は外山電子さんにはNatsuが去年随分お世話になって、入り浸っていました。今回Natsuが来ていないことを伝えると随分残念がってくれていました。受験が終わったらまた連れてこようかなと思います。


巨大ハーモニックドライブ赤道儀

他にすごかったのが、なんと180kg搭載可能のハーモニックドライブのCRUXです。馬鹿でかい鏡筒が2本載っていましたが、全然余裕そうです。ウェイトは安全のために付けてありますが、なくても駆動可能とか。見ているだけでもすごいですが、値段もすごそうです。

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超小型、一体型電子極軸望遠鏡

小物で面白そうだったのが、ほんまかさんのところの電子極望でしょうか。私はSharpCapで極軸を合わせるのですが、当然PCが必要になります。PCいらずの単体での電子極望は精度と手間を解決した、ある意味究極の形なのかもしれません。

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ここには他にも100円ステッピングモーター(すぐに売り切れた)とか、40円レンズとかジャンクマニアが喜びそうなものが色々ありました。


新規業者?

面白かったお店がBLACK PANDAさん。中国の面白い製品を探してくれています。例えば最近話題の経緯台が大中小で3種です。

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私も実物を見たのは初めてで、一番右の小さいのでもC8をマウント可能だそうです。もちろんカウンターウェイトは必要とのこと。作りもしっかりしていますし、このサイズですごいです。ちなみに右上に見えている円筒は中身が見える教育用の反射型だそうです。実際に使えるとのこと。こんな面白いもの、会場では気づかずスルーしていました。

他にも特価のガイド鏡とか。下のガイド鏡私も買いました。今50mmのノーブランドCマウントレンズをASI178MCにつけているのですが、もう少し精度を上げたくて、この128mmのを使ってみることにしました。

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実はこのお店、てっきり中国の方がやっているのかと思いきや、日本のある会社のかなり上の方が好きでやっているとか。だからやたら面白いものがラインナップされてるわけです。今後も期待します。

(脱線です。ちょうどこの記事のここらへんを書いている途中、あぷらなーとさんからTwitterのダイレクトメッセージで議論が始まりました。議題はレイリー限界を計算するときに2つの光源は干渉するかどうか。1時間ほど議論と計算が続き、その間記事書きは完全ストップ。いやー面白い議論でした。議論の過程をそのままアップしたいくらいです。結果は多分あぷらなーとさんがまとめてくれると思います。)


たくさんの人との出会い

今回、原村に引き続き、今回の星まつりでも大学時代の先輩のHBさんに会うことができました。ちょうど三基光学のM店長と大学時代の若い頃の同キャンパスでの話で盛り上がりました。

他にもいつも仲のいいかんたろうさんと、CAMPでお会いした仙台のKさんと一緒に会場を回ったりしていました。かんたろうさんに誘われて、新潟天文研究会に少しだけお邪魔しました。月や惑星で素晴らしい成果を出しているWさんやKさんと話すことができました。特にWさんのいう、「撮影のいろいろ複雑な過程を難しいと考えるのではなく、面白いと考えることが大事だ」という考えは、私も大いに同意できました。「そういった面白さを知っていると、なかなかやめることができなくて長続きするのだ」とのことでした。私もどこまで長続きできるのでしょうか?Twitterで連絡を取っていた考太郎@前カメラ屋さんとは会うことはできませんでしたが、ここの所属の方というのが確認できてました。いつか会えたらと思います。帰りには月のポスターもいただいてしまいました。どうもありがとうございました。

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今回はツイッターなどで連絡を取りながら会場で初めてお会いできた方が何人かいました。話していても、ブログを読んでくれていると言ってくれる方もたくさんいてとてもうれしかったです。

特に、去年からTwitterでダイレクトメッセージをいただいていた某天文台でボランティアをしている「たつさわ」さんにやっと会うことができました。胎内で出会ったドブ使いのヒロノさんたちと一緒にいるとのことなので、観望エリアまで足を伸ばしました。きちんとした場所を聞いていなかったので、本当に会えるかどうかわからなかったのですが、暗がりの中ヒロノさんの人影ですぐに場所がわかりました。たつさわさんに実際に会って年齢を聞いたら、なんと20代前半。とても若いのでびっくりしました。もっと落ち着いた年配の方だと思っていました。

このグループには他にも私のブログを読んでくれて、AX-GTiの赤道儀化とかまでしてくれたIさんという方がいました。IさんがAZ-GTiを使って撮影したM87のジェットを見せていただきました。「うまくいったらまたブログにでもコメントください」とお願いしたのですが、「敷居が高くて」とか言われてしまいました。記事では小難しいこと書くときもありますが、基本的にお気楽なコメント超ウエルカムです。あまり多いと返事できるかわかりませんが、どっかで会った誰々ですとか書いてもらえれば、あ、あの人だとかわかるので、すぐに思い出せます。でも問題は暗がりだと顔がいつもわからないんですよね。もし認識できなかったらごめんなさい。それでもホント、気楽にコメントください。

たくさんの人たちと話していると、時間もあっという間に経ってしまいます。
  • スコープテックのOさんとは新開発のZEROの振動について少し議論をすることができました。Oさんの並々ならぬ熱意を感じることができました。
  • KYOEIのMさんとは電視観望の展望について語りました。
  • 五藤光学のKさんとはCAMP以来何度か話す機会があり、HBさんとも昔から知り合いだということもわかりました。
  • シュミットさんでもう少しものを漁りたかったのですが時間不足でした。H店長に挨拶できただけでした。
  • スターベース のS君が今回はボランティアで参加していました。少し話したら、なんでもこのブログで見た電視観望セットが欲しいという問い合わせがあるそうです。もし本当だとしたらとても嬉しいことです。このブログから大いに技術を盗んでいただいて、わからなかったらコメント欄でもいいのでなんでも聞いてください。


夜も更けて

夜も更けてくると、次第にお客さんも少なくなり、お店のブースも後片付けが始まります。63cmのドブの片付けに立ち会うことができました。主鏡の調整とか全部自分で考えたとのことで、押しネジと重力のバランスで位置が決まり、手で触ると簡単に動くほどスムーズで、かつ平面方向にはずれないように精度が出るとのこと。アルミとかの溶接も自分でやってしまうそうです。すごいです。

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0時頃には、ほとんどの店が片付けを終えていて、人影もまばらになってきます。今回あまり散財しなかったので、最後の最後で国際光器さんでHαフィルターを買いました。7nmの特価品です。本当は天リフで紹介されていた3.5nmが欲しかったのですが、まだ値段が出ていないとか。次のロットで回してくれるそうです。

結局この日は天気も良くないので、電視観望機材を出すこともあきらめ、午前0時過ぎに会場を後にし、富山への帰路につきました。途中長岡を過ぎたたりで仮眠をとり、朝の5時くらいに無事に自宅に到着しました。短い滞在でしたが、非常に中身の濃い星まつりになりました。また来年会える方との再会を楽しみにしています。


 


過去の胎内星まつりの記事もどうぞ。

昨晩は名古屋からお客さんが来ていて、自宅でまったりと観望会です。

今日のメニュー

出した機材は
  1. VISACをCGEM IIに載せて眼視で惑星や月など
  2. FS-60CBをAZ-GTiに載せて、ASI294MC Proで電視観望で星雲、星団や月など
  3. SIGMAの10-20mmの広角ズームレンズにASI294MC Proをつけて天の川など
  4. SCOPTECH 60mmで眼視でSukeのおもむくままに
といったところです。

ゲストの方はGoProを持ってきていました。タイムラプスで撮ってみるとか。この日はめずらしく、妻もNatsuもSukeも庭に出てきて、みんなで観望会でした。

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ゲストの方が奥でGoProを設定しています。


自宅観望会開始、はずは惑星から

まだ薄明の頃、木星が輝き始めたので最初は眼視で木星です。VISACで惑星を見るのは多分この日が初めてです。縞も綺麗に見え、衛星も3つ見えました。更に土星です。カッシーニの間隙も余裕で見えるほどこの日はシンチレーションも良かったのかと思います。

SukeのSCOPETECHでもカッシーニの間隙までよく見えます。シーイングが良ければSCOPETECHは良心的な値段からは信じられないくらい綺麗な像を見せてくれます。あ、あいかわらずSukeの二つ穴ファインダーを使っての導入スピードは天下一品で、CGEM IIの自動導入より速かったです。まだウィーンとか言っている間に、すでに「木星入りましたー!」とか言っていました。


続いて電視観望で星雲など

暗くなってから月が出るまでの時間に、電視観望で星雲星団です。電視観望でQBPを入れているので、かなり綺麗に見えます。この日見たのは定番のM57とM27、

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次にM13、
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最後は北アメリカ星雲です。QBPを入れてあるからでしょうか、自宅からでも結構見えます。

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月が少し見えてきました。そろそろ星雲は終わりです。

暑い、暑い

月がもう少し上りきるまで自宅に入って休憩。みんなでスイカを食べました。暑かったので涼しい部屋に戻ってのスイカは格別でした。

その間、昔Sukeが作ったScratchのゲームで大盛り上がり。ものすごい嫌味な言い方で、間違えた時バカにされる「掛け算ムカつくバージョン3.0」とか、なぜか「まじゅつししゅじゅつちゅう」とか早口言葉を入力させられるタイピング訓練ソフト「宇宙タイピング」とか、私が撮ったM33を背景になぜか巨大バチと戦う「宇宙戦争」。どれもみなシュールです。でも去年お化け屋敷でつかった、提灯の明かりを動画検出して怖い音を出すプログラムは、お客さんも感心していました。

しばらくたって、月も登りきった頃、再び外に出ました。月の前に残っていたSharpCapの画面を見ると、北アメリカ星雲がすごい枚数スタックされていたのが残っていました。上の画像に比べて、ものすごく滑らかになっています。右側と上側が黒くおかしくなっているのは、AZ-GTiが経緯台のために画面が回転していった残骸です。電視観望なので、ゲインはノイズをあまり考えずにほぼ最大にしてあるのですが、それでも長時間スタックするとノイズも滑らかになって、そこそこ見える画像になってくるみたいです。多分下の画像は回転している角度が15度はありそうなので、角度から言って1時間以上はスタックしてほっぽっておいたのかと思います。休憩していた時間がそれくらいと言うことですね。

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月でおしまい

そのあと、みんなで満月2日後のまだまだ明るい月を見て、この日は終了です。これから名古屋まで帰ると言うので、安全運転をということで解散となりました。

お客さんが来ると、家の掃除も気合が入って綺麗になるし、家族みんなで星見となるので、たまにはこういうのもいいですね。


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