電視観望についてトークのオファーが

以前CANPで知り合った方から、日本天文教育普及研究会の関東部会で電視観望について話してくれないかというオファーがあり、昨晩話させていただきました。クローズドな会合で、会員以外の方の参加も可能でしたが、Youtubeなどの配信と違いZoomでの双方向の会議ということもあり、私からは宣伝は控えていました。それでも100名以上、多くの分野からの参加者があり、Zoom会議としてはかなり大型のものとなったようです。


会議の様子

内容はというと、基本的にはこれまでの講演などで話してきた事のまとめのような形にしました。ただ天文教育と普及いう事なので、機材などの説明は少し簡略化し、むしろ今後電視観望を使うとどのように普及に貢献できるかということを主に置きました。あと、電視観望の理論というか技術的背景のようなこともせっかくなので最後の方に少し加えておきました。天文っぽいことはあまり入れなかったので、そこらへんのことを期待していた方には少し物足りなかったかもしれませんが、そちら方面は私なんかよりはるかに詳しい方も多いと思うので、今回は電視観望に特化したような話にしました。

参加者は研究者、学校などの教育関係者、もちろん趣味として天文をされている方もいました。今回は会員と会員外が半々くらいだったとのことです。サイエンスに興味がある方も多いと思うので、電視観望のような見る手段だけの話がどれだけ通じるか少し心配だったのですが、興味がある方が集まっていることもあり、かなり好意的に受けとられたのかと思っています。

トークの最後にはFMA135とASI294MCをAZ-GTiにのせてリモートで自宅の庭からの空を見てもらいました。北陸としては奇跡的に全面快晴で、月は出ていましたが短時間のうちにオリオン大星雲、馬頭星雲、バラ星雲、かもめ星雲を見てもらいました。ライブスタックの時間も十分に取れなかったのでまだノイジーでしたが、かなり実際の雰囲気は伝わったのかと思います。

他の講演もすごく楽しみで、一人は大阪市立科学館の方で、eVscopeを使ってマニュアルまで書いてくれていた方で、天文学会の機関紙の「天文月報」にも電視観望で記事を書かれた方です。実はその天文月報の記事が出る直前にやりとりをしたことがあり、今回直接顔を見てお話が聞けたのが嬉しかったです。



もうお一方が、電視観望について論文を書かれた方です。教材開発というものとプレートソルブというテーマで教育の範囲で2本書かれています。




この方は本当に名前だけしか知らなくて、これまでやりとりしたことがなかったので、実際にお話しできて嬉しかったです。

天文月報も論文の方もいずれもアマチュア天文で広まっているとの記述があり、この「ほしぞloveログ」も見てくれていたようなので、とてもありがたいです。

トークについてはチャット欄に質問もたくさんきていて、いくつかはチャットで、いくつかは口頭で答えました。でも実際の会話はその後の22時から続いた懇親会のほうがいろいろ込み入ったことも話せました。

懇親会

懇親会はまずはAtom camを用いた流星観測の話がありました。1時間弱くらいこの話で盛り上がったでしょうか。その後話題はeVscopeに移り、その後ブレイクアウトルームに移りそこで電視観望を含んだ雑談に近いような話をずっとしていました。このブログにコメントをよくいただけるRainyさんもいて、今後電視観望を盛り上げていく話をしていました。0時半ころでしょうか、主催者からメインルームに戻るように促され、そこからもずっと電視観望に関する話をしていました。徐々に人数が少なくなってくると、いろいろオフレコの話も飛び出し、とても楽しかったです。結局午前2時前くらいまで続いたでしょうか。さすがに平日の夜なので、そこで私は退散。もう終わりそうな雰囲気でしたが、さらに残った方もいるのかもしれません。


まとめ

今回、星好きの方たちといろいろつながりもできました。非常に有意義な会合で、トーク、懇親会共に参加してとてもよかったです。

実際の教育や普及に関わる方たちの集まりなので、実際に電視観望の普及にもつながりそうで期待しています。トークの中でも話したのですが、やはり天文人口の裾野を広げるのが大切なのかと思います。どなたかも言っていましたが、電視観望がその一翼を担うことができると嬉しいです。