昨晩からの大雪で何もできそうにありません。いい時期なので今年の撮影記録をまとめておきます。
長くなってしまったので、月と太陽は別ページの記事にしました。
並べてみると色々わかります。
例えば、カリフォルニア星雲は先に撮った方は星が滲んでますが、後の方が星像は小さく出ています。その一方、細部に関しては先の方が良かったようです。淡い分子雲に関してはISOの高い後の方が出ているので、少し不思議です。画像処理を見直しても良いかもしれません。
青い馬やSh2-240など、自宅での青はやはりなかなか難しいことがわかります。網状星雲などDBPが貢献しています。必要ならOIIIのみで撮ったものを追加するとかが手かもしれません。
銀河は今後SCA260の分解能に期待しています。それでもFS-60CBで撮影したおとめ座銀河団は小口径ながらとても楽しかったです。
星景は1枚だけでした。真脇遺跡も夏に行きたかったですが、結局天気と時間が合わなくてダメでした。来年はもう少し力を入れたいです。
今年はなかなか時間が取れなかったと思っていましたが、それでもこうしてみると、特に星雲はそこそこ撮影できている気がします。細かい反省はまた1月末くらいに記事にしたいと思います。
長くなってしまったので、月と太陽は別ページの記事にしました。
星景
「真脇遺跡」
- 撮影日: 2021年2月13日5時39分
星雲
「半月期にノーフィルターで撮影したM78」
- 撮影日: 2021年1月20日21時51分-1月21日1時12分、1月21日18時12分-21時20分
「Sh2-240」
- 撮影日: 2021年2月6日21時22分-2月7日1時30分、2月11日19時19分-2月12日0時25分、2月13日19時10分-2月14日0時47分
「NGC1499カリフォルニア星雲」
- 撮影日: 2021年3月3日20時26分-22時29分
「NGC1499カリフォルニア星雲(その2:高ISO)」
- 撮影日: 2021年3月3日20時23分-22時15分
「IC4592: 青い馬星雲」
- 撮影日: 2021年4月11日2時34分-4時27分、4月12日0時35分-4時8分
「FMA135で撮影した北アメリカ星雲からサドル付近」
- 撮影日: 2021年日5月4日2時35分-3時48分
「自宅から撮影したアンタレス付近」
- 撮影日: 2021年日5月9日22時37分-5月10日2時7分
「M57: 惑星状星雲」
- 撮影日: 2021年日7月17日1時16分-2時51分
「初めてのナローバンド撮影: M27」
- 撮影日: 2021年9月6日21時14分-23時23分(OIII)、9月24日22時13分-9月24日0時12分(Hα)
「アイリス星雲」
- 撮影日: 2021年10月2日23時21分-10月3日0時31分
「NGC6960, 6979, 6992, 6995: 網状星雲」
- 撮影日: 2021年10月30日18時26分-19時10分、10月31日20時6分-21時20分、11月2日19時48分-23時37分
「IC1805: ハート星雲とIC1848: 胎児星雲」
- 撮影日: 2021年10月30日1時15分-5時2分、10月31日0時57分-5時2分
銀河
「おとめ座銀河団」
- 撮影日: 2021年3月19日22時44分-3月20日4時27分
「マルカリアンの鎖付近」
「M99とNGC4216」
「M87からM91一を網打尽」
「M99とM100」
「M99」
「M100」
「M88とM91」
「NGC4216まわり」
「VISACで撮影したNGC4216、NGC4206、NGC4222」
- 撮影日: 2021年4月5日20時12分-4月6日4時14分
「M104: ソンブレロ銀河」
- 撮影日: 2021年4月7日22時4分-4月8日3時28分
「M87」
- 撮影日: 2021年4月11日0時49分-4月8日1時45分
「TSA120で撮影したM33:さんかく座銀河」
- 撮影日: 2021年10月10日1時41分-4時37分、2021年10月10日20時34分-10月11日0時47分
「SCA260で撮影したM33: さんかく座銀河」
- 撮影日: L: 2021年11月2日23時51分-11月3日1時6分、11月6日0時58分-2時10分、R: 2021年11月5日23時43分-23時59分、G: 2021年11月6日0時1分-0時43分、B: 2021年11月6日2時21分-3時33分、
「M33さんかく座銀河のHα領域」
「ちょうこくしつ座: NGC253」
- 撮影日: L: 2021年11月3日19時53分-21時38分、11月4日0時25分-1時5分、R: 2021年11月3日22時21分-22時54分、G: 2021年11月3日22時55分-23時28分、B: 2021年11月3日21時47分-22時20分
まとめと反省
並べてみると色々わかります。
例えば、カリフォルニア星雲は先に撮った方は星が滲んでますが、後の方が星像は小さく出ています。その一方、細部に関しては先の方が良かったようです。淡い分子雲に関してはISOの高い後の方が出ているので、少し不思議です。画像処理を見直しても良いかもしれません。
青い馬やSh2-240など、自宅での青はやはりなかなか難しいことがわかります。網状星雲などDBPが貢献しています。必要ならOIIIのみで撮ったものを追加するとかが手かもしれません。
銀河は今後SCA260の分解能に期待しています。それでもFS-60CBで撮影したおとめ座銀河団は小口径ながらとても楽しかったです。
星景は1枚だけでした。真脇遺跡も夏に行きたかったですが、結局天気と時間が合わなくてダメでした。来年はもう少し力を入れたいです。
今年はなかなか時間が取れなかったと思っていましたが、それでもこうしてみると、特に星雲はそこそこ撮影できている気がします。細かい反省はまた1月末くらいに記事にしたいと思います。
後半の月、太陽もご覧ください。
コメント
コメント一覧 (2)
改めてありがとうございました、そして来年もよろしくお願いします。
私も少しずつ星を見て楽しんでいきたいと思います。
こんばんは。この間の天リフ忘年会ではどうもでした。
電視観望はまだまだ色々な楽しみ方があると思います。初心者の方にも、ベテランの方にも色々試していただきたいです。何か面白い知見などありましたら、また教えてください。
来年もよろしくお願いいたします。良いお年を。