この記事は前記事の続きです。



今記事を書いている今晩、牛岳で試す予定だったのですが、昨晩撮影の合間に時間があったので同じことをもう少し天気がいい中で試してみました。

明るい月が南東にあるため、すばる付近がほぼ全滅。なので天頂から西の空にかけてです。

まずは28mmで白鳥座付近を見ます。

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右上に北アメリカ星雲、右下にサドル付近、左下に網状星雲と、一網打尽の欲張りな構図です。1/1.8インチのNeptune-C IIでもこれ位の広い範囲で見ることができます。ただし、レンズがF3.8とあまり明るくないため、光量不足の感が否めません。

ここで70mmに拡大してみます。まずは北アメリカ星雲。ちょうどいい画角くらいでしょうか。
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形ははっきりでますね。ただ、やはりノイジーです。

少し下がってサドル付近。
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少し左上に移動して網状星雲です。
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淡い網状星雲だとやはりこれくらいでしょうか。

ちなみにこれら、マニュアル導入なのですが、Live Stackのないリアルタイムでも3秒くらいの露光でなんとか星雲もわかるので、比較的簡単に導入できました。

夜も更けてくると、オリオン座が昇りだします。
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電線の間のM42とかろうじて馬頭星雲と燃える木です。焦点距離70mmです。

ズームを28mmに戻すとバーナードループもかろうじて見えます。
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雲もうっすら出てるので透明度がいい日ではなかったですが、とりあえず電視観望で試してみるのでこれくらいまで見えるなら、まあ楽しいのではないでしょうか。でももう少し細かくみたいので、やっぱり200mmくらいの焦点距離がいいのかもしれません。

今晩牛岳で天気が良ければいいのですが。上手く見えたらまた報告します。(追記: 結局曇り空で、このセットアップでは試せませんでした。)