福島県田村市で行われた星の村スターライトフェスティバルにいってきました。


3年ぶりの開催

前回福島のスターライトフェスティバルに行ったのは前回福島のスターライトフェスティバルに行ったのはもう3年前のことになります。

 

一昨年、昨年と台風でいずれも中止で、とても残念でした。今年はコロナ禍でほぼ全ての星まつりが中止、胎内がオンラインで開催したくらいだったので、今回のスターライトフェスティバルが今年初の星まつりとなるそうで、言ってみれば運営側の大英断だと思います。

開催日は10月9日夕方から10月11日までの3日間。前週までの長期天気予報では晴れの予定でした。でも直前になって台風14号がちょうどこの日に来るという予報が出てしまい、また中止か?と心配しました。確か一昨年は、台風の予報だったのが当日開けてみたらは快晴、でもステージとかが壊れてしまっていたとかでやはり開催不可。昨年は当日近くの中止のアナウンスだったので何人かの人は現地に集まってきて、土砂崩れで孤立するるとかのアクシデントもあったとか。今回は台風がどうも直撃にはならなさそうなことと、直前の変更は多分大変なのでしょう「中止にしない」というアナウンスがあり、これを見て私も行くことを決めました。


福島へ向けて出発

今回は今年唯一の星まつりとなるので、気合をいれて金曜から休みをとって初日からの参加です。出発は朝10時頃。

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途中、新潟手前の黒崎で休憩、スターバックスでキャラメルフラペチーノを買います。旅だとちょっと贅沢をできていい気分です。

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新潟から福島までの区間で、ものすごい風が強いところがあり、ハンドルを取られそうになりました。台風の影響か?と思ったのですが、むしろ風は新潟に近いほうが強く、福島県に入る頃にはたいしたことなかったです。台風もだんだん皆にに逸れていく予報。天気はなんとかなるかもしれません。

高速はこれまでは会場を少し通り越した小野ICを利用してましたが、今回ETC専用の少し手前の田村ICから出たので、高速の距離も下道での移動も計10kmくら短くなり、ちょっと楽でした。こんなインター、前はなかった気がします。しかも最後の山を登る直前にセブンイレブンがあったので、ここで少し食料を買い出し。このセブンイレブンも3年前にあったかどうか、全く記憶にありません。とにかく会場から3kmくらいのところなので、気楽に来れます。


会場到着

会場に着いたのは16時くらいだったでしょうか。駐車場はまだ十分空いています。タープを持ってきていて出すか迷ったのですが、風が心配でとりあえず様子を見ることにしました。

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今回はブースの配置がこれまでと異なり、全てのブースが建物側に寄っていました。聞いたらやはり台風対策とのこと。直前の開催決定だったのでブースの数もこれまでの半分程度だったことも全部寄せられたことに関係するのかもしれません。

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でもこれが意外に快適で、スタッフの方達がテントとテントの間もうまくシートなどで覆ってくれて、まるで一つの巨大なブースのような形になっていて、一旦この中に入ると傘も要らずにかなり快適でした。というのも、台風で個人のタープを出すことを控えたのと、期間中雨の降る時間帯も多かったので、なかなか居場所がないのです。せいぜい車の中くらい。なので、この巨大ブース化は結構よかったです。


スターライトフェスティバル2020開始!

午後4時の時点で既に何軒かのブースは販売をはじめています。 午後5時からはテントの外で開会式です。初日はほとんど曇りで、雨は遅い時間に霧雨程度でたいしたことなかったです。

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初日の様子

開会式が終わると、もうほとんどのブースがオープンしてました。ブースの入り口を挟んで、左右に一本の通路が走っていて、その通路にも屋根がついている様な状態で、なんかどこかの国のお祭りの露天商の様な雰囲気でした。星まつりでこんなのははじめてです。

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この時間にメインの買い物は済ませてしまいました。特価でASI120MM miniとEAFが買えたのが良かったです。現在ガイド用のカメラにASI290MMを使っているのですが、撮影するときにはいちいち取り外したりしています。ガイド用にはオーバースペックでちょっともったいないので、今回のASI120MMをガイド専用にしようと思っています。EAFはどこに使うのか迷っているのですが、TSA-120かFS-60Qか、はたまた惑星様のシュミカセでしょうか。おいおい考えていきます。

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今回買った大物はこれくらい。最近物欲は結構抑えられていて、今回もなんとかコントロールできました。

今回も1日目と2日目通して、色々な方と会うことができました。コロナ禍でなかなか人に会うこともできなかったので、懐かしさもあり話が盛り上がります。Twitterで当日の状況を随時つぶやいてたのですが、コメントに「会場で会いましょう」と書き込んでくれた方にも何人か会うことができました。星仲間の仙台のKさんと、先月遠征に行くはずだったIさんとも会うことが出来ました。その先月の遠征に行けなかった代わりに行った、名古屋のスコーピオでたまたまお会いしたお二方とも再会しました。

こちらもTwitterで連絡をくれたたつさわさん経由で、飛び込みで顔を出したにもかかわらず大歓迎して頂いた栃木のグループの方々、本当にありがとうございました。宇都宮餃子美味しかったです。秋田のきりたんぽ鍋とかもありました。実は2017年もこのグループになんと子供と一緒にアヒージョをご馳走になっていたのを思いだしました。その時も美味しくいただいて、このグループの食のレベルは相変わらずすごいかったです。富山から遠いので、こういった星まつりでしか会えませんが、何度か来ているとどんどんつながりができてくるのも星まつりの魅力の一つでしょう。

今回はおそらくコロナ禍のことも考えてでしょうか、食べもの系のブースがあまりなかったのですが、唯一あった店の名物の椎茸の串刺が、かなりボリュームがあり、お腹を満たしてくれました。それでも椎茸だけだとさすがに食事にはならないので、コンビニであらかじめ軽食を買っておいたので、それを夕食としました。

そのうち初日の夜も更けてきて、店もほとんど閉まり、ブース入り口近くの炭火で暖を取っていました。もう23時頃だったでしょうか、その時にお話しさせて頂いた福島の方たちには驚かされました。皆さんマニアの極みみたいな方ばかりで、例えばその中の一人は昔、三鷹光器に1年ほどアルバイトをしていたとのことで、自分の持ってる赤道儀はそこで自ら組み立てたものらしいです。私が生まれる前から長いことやられている方たちばかりで、話していても新参者の私なんかは本当に足元にも及びません。福島は、この星の村もそうなのですが、全国レベルの熱心な方がたくさんいて、層の厚さがすごいです。私の地元の富山にも、熱心な方もいるかもしれませんが、少なくともつながりを持ってここまで活動できてはいないので、純粋に尊敬できました。

この炭火のまわりは暖かくて、入れ替わり立ち替わりで人が集まってきます。途中、スタッフの方から豚汁の差し入れがあり、ぜひおかわりをというので3杯も食べてしまいました。寒い中体が温まって、とても美味しかったです。この場所で、最後某ショップの店長さんと二人になり、午前2時半頃まで話し込んでいました。さすがに眠くなってきたので車に戻り、この日は車中泊で、そのまますぐに寝てしまいました。


2日目

朝起きるともう午前9時を過ぎてました。車の中から外を見ると雨がそこそこ降っています。でも台風は相当南にずれていったので、風はそこまでなさそうです。

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一応車のところに看板を見えるようにしておきましたが、雨なのでほとんど気付いてくれなかったと思います。実際私も車のところには食事と荷物置きで戻るくらいでした。やはり雨だと辛いですね。

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2日目の朝の9時過ぎのようすです。そこそこ店は開いてます。

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迷人会微動雲台を見てもらう

午前中は、ブース入り口のところに大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会の自由雲台をおいて、その場の人たちに見てもらいました。ブログを見てきてくれた人もいますし、その場の何人かの方が興味を持って触ってくれました。そのなかには昨晩炭火のところで話した方もいて、いろいろ材料や工作のことを教えて下さいました。やはり自分で機械工作まで本格的にやる方の意見はありがたいです。

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ブースなど

このまま置いておくだけだと私もこの場所から離れられないので、午後からは外山電子さんのところに微動雲台を置かせていただきました。と言っても私自身は他の場所をふらついていたので、ほぼ自由に見てもらっただけのような状態なので、もしいない時に来て頂いた方がいたら解説できなくて申し訳なかったです。

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今回一番お世話になったのが、外山電子さんと陣場写真工業さんのブースです。微動雲台を置かせてもらったのもありますが、実は陣場写真工業さんは古くからの知り合いで、今回いろいろ見せていただきました。中でも、ピリオディックモーションを測定できる装置をかなり詳しく解説してくれて、そのアイデアには驚かされました。赤道儀にのせた一眼レフカメラの動画で黒い丸を映し、赤経体を回転させその黒丸のうごきからピリオディックモーションを読み取るのですが、レンズの歪みや黒丸が動く時に変化しながら出てくる収差なども全てうまくキャンセルして、ピリオディックモーションのみを取り出します。かなり面白いアイデアをふんだんに盛り込んであり、地味なソフトですが、ソフト的にかなり高度なことをしています。赤道儀をたくさん扱うメーカーはもちろん、ユーザーも中古で手に入れた赤道儀などを気軽に、晴れの日の夜を待たずに評価できるので、かなり便利な測定システムなのかと思います。

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更にここでは、微動雲台についてもかなりのアイデアをもらいました。その中で面白かったものの一つが、GITZOのシステマティックマウントに直接取り付けができないかと言うこと。実際取り付けようとしてみたら、わずかに雲台の方の径が大きかったです。頑丈な微動雲台を考える時、頑丈な三脚にしないといみがなくなってしまうので、こう言った方向もありなのではないかというのは賛成できます。

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例えばモノタロウにオイルレスのブッシュというのがあり、グリスとか無しで滑らかに回転するそうです。あとはコストと、汎用性との天秤かと思います。

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この写真に写っている雲台も秀逸です。ピッチだけですが、引き引きネジでロック無しでも頑丈な構造になっています。

あと出店ブース関連では、アストロアーツに顔を出し、星ナビの「ネットよ今夜もありがとう」でこのブログを取り上げてもらった際に担当して頂いた方にやっと直接お会いしてお礼を言うことができました。この方、福島の時にしか星まつり会場には来ないようで、原村、胎内など毎回アストロアーツのブースに顔を出しては「今回は来てません」と言われて、結局お会いするのに2年半位かかってしまいました。

星見屋さんが面白い機材を展示ました。以前このブログでも評価したZEROの自動導入装置です。

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なんでも、傾けて赤道儀にして自動導入することできるはずとのことです。他に星見屋で面白かったのが、折りたたみタイプのピラー付きの三脚です。ガチガチでほとんど揺れなさそうでした。ピラーだと鏡筒が当たらなくていいのと、さらに足の部分を折り返してたためるのこと、足の根本に引きネジが付いていてかなり強固に足が固定できそうです。頑張って揺らしたり捻ったりしましたが、ピクリともしませんでした。

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Vixenブースはセレストロンのスターセンスエクスプローラがやはり注目を浴びていました。

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細かい買い物

この日は細かい買い物もしました。一眼レフカメラ用の水準器を2軸と3軸の2種、

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同じ店で、紫外線ライトを2本と買いました。紫外線ライトは普通は395nmなのですが、レジン用は365nmが良いとのことで、2種買っておきました。蓄光リングは機材につけておくと暗いところで見やすいとのことで、緑と青の2種類がありましたが、明る過ぎずに良いとのことで青色をにしました。

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2日目のイベント

午後は15時から抽選会がありました。番号が呼ばれると好きなものを持っていって良いという形式です。160人くらいなので、なにかしらよばれるはずです。当たったのは下なり後の方で、残念ながら大物はほとんどなく、雨でちょうど良いかと思いヤッケをいただきました。抽選が終わっても最後まだ余っていたので、欲しい人が持っていくということになり、太陽グラスをいただきました。

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下に引いてある写真は外山電子さんから帰り際にいただいたもので、アタカマでとった天の川中心、中判のGFX100で30秒1枚のjpeg撮って出し無加工だそうです。恐ろしく細かくて、これだけ引き延ばしても破綻してません。撮って出しでここまで出るとそうとう楽しいのかと思います。


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あらかた抽選が終わった後に、星見屋さんがとびこみで写真に写っている大きな箱の望遠鏡をていきょうしてくれました。じゃんけん大会になって最後の4人まで残ったのですが、残念ながらやぶれてしまいました。

午後5時からは福島出身の国立天文台の渡部潤一先生のお話がありました。福島ならではの裏話もあり、とてもおもしろかったです。子供が一番前に3人熱心に聞いていましたが、先生自身子供に聞かせられない話だとか言ってました(笑)。飛び入りで重力波の話や、NHKで昔福島で撮影し方の話もあり、かなり盛り上がった1時間だったと思います。

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講演後、この日の夜はさすがに天気は期待できなかったために、夜中に帰ることを考えて、この時点で一度山を降りて、ガソリンを入れ、食事をしてきました。ガソリンスタンドが19時までらしいですが、山を降りたすぐのセブンイレブンの向かいにあったのでたすかりました。

そして再び戻ると、何故かオークションが始まります。結局落としたのは実体顕微鏡のヘッドの千円のみでした。

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目玉でC11がかなり格安で出ていて散々迷ったのですが、MEADEの25cmとかぶるので泣く泣く諦めました。

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楽しかったー!

 これで2日目のプログラムも全て終了です。最後ぐるっと回って、挨拶できる人に「また次回の星まつりで」と挨拶をして、22時頃でしょうか、帰路につきました。今回のスターライトフェスティバルは久しぶりの星まつりということもあり、とても楽しかったです。開催を英断してくれたスタッフの皆様、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。

帰り道、福島を抜けるあたりから星が見えてきて、新潟県に入ったくらいで全面晴れていました。あと少し東に来てくれたらもっと楽しかったはずなのですが、天気に文句を言っても仕方ありませんね。途中柏崎のあたりで眠くなったので仮眠をとり、自宅に到着したのが午前4時半頃でした。

来年はコロナも落ち着いて、普通にこういったイベントができるようになって欲しいものです。