もう十日ほど前のことになりますが、とても透明度のいい日がありました。大雨の後でした。撮影だけして処理する時間が取れなかったのですが、やっと記事にまですることができました。
梅雨時なのであまりはっきり晴れることはないのですが、夜に自宅の外に出てみると天頂部だけぽかっと穴が開いたように晴れていて、周りが雲に覆われて街の光が遮られているせいか、そこだけ物凄い数の星が見えました。 昼間、庭から立山がきれいに見えていたので、相当透明度がいいのかと思いました。ものの5分もするとその天頂部も雲に覆われてしまい、カメラに収めることはできなかったのですが、その後しばらくして、夜中近くにまた外に出ると、結構晴れていてしかも天の川も見えています。自宅から天の川が見えるのは珍しいので、何枚か南方向を写してみました。その中の一枚です。
雲が残っていたので、少し硬めにあまり色を出さずに仕上げてみました。透明度がいいと自宅からでもこれくらい撮ることができます。次の日は朝から仕事なので、これくらいで無理をせずにこの日は寝てしまいました。
次の日もう一枚。昨日より少し透明度は落ちていましたが、まだいつもよりはマシそうだったので、少し早い時間に前回ホタルを撮影した場所まで行き、再び天の川と合わせて撮影してみました。時期的にはホタルは多分ギリギリでしょう。
前回から1週間ほど過ぎているため、やはりホタルの数はだいぶ減っていましたが、それでも前より少しだけ早い時間だったせいかまだ少し飛んでいます。天の川はというと、時間が早くて低いにもかかわらず、モニターでも少し見えるくらいだったので、前回よりは透明度は良かったのかと思います。
今回も20秒露光ですが、使ったのは6枚だけで、その6枚でホタルを比較明合成、天の川を同じ6枚でスタックしてみました。天の川は前回より少しマシになっていますが、やはり梅雨時で雲が残っていてスタックで流れてしまっています。
梅雨時なのでなかなか晴れませんが、また雨の後には今回のように透明度のいいチャンスがあるかもしれません。
これまでいくつか撮影したものも溜まっています。せっかくの梅雨時なので時間を見つけて、随時処理して記事にしていきたいと思います。
自宅での天の川撮影
梅雨時なのであまりはっきり晴れることはないのですが、夜に自宅の外に出てみると天頂部だけぽかっと穴が開いたように晴れていて、周りが雲に覆われて街の光が遮られているせいか、そこだけ物凄い数の星が見えました。 昼間、庭から立山がきれいに見えていたので、相当透明度がいいのかと思いました。ものの5分もするとその天頂部も雲に覆われてしまい、カメラに収めることはできなかったのですが、その後しばらくして、夜中近くにまた外に出ると、結構晴れていてしかも天の川も見えています。自宅から天の川が見えるのは珍しいので、何枚か南方向を写してみました。その中の一枚です。
「透明度のいい日の自宅からの天の川」
- 撮影日: 2020年6月16日23時36分
- 撮影場所: 富山県富山市自宅
- カメラ: Canon EOS 6D (HKIR改造)
- レンズ: Samyang 14mm F2.8
- 撮影: ISO1600, 露光時間20秒
- 画像処理: Photoshop CC
ホタルと天の川、再び
次の日もう一枚。昨日より少し透明度は落ちていましたが、まだいつもよりはマシそうだったので、少し早い時間に前回ホタルを撮影した場所まで行き、再び天の川と合わせて撮影してみました。時期的にはホタルは多分ギリギリでしょう。
前回から1週間ほど過ぎているため、やはりホタルの数はだいぶ減っていましたが、それでも前より少しだけ早い時間だったせいかまだ少し飛んでいます。天の川はというと、時間が早くて低いにもかかわらず、モニターでも少し見えるくらいだったので、前回よりは透明度は良かったのかと思います。
- 富山県射水市, 2020年6月17日21時9分から21時11分
- Canon EOS 60D(ISO3200), 露出20秒
- Samyang 14mm F2.8
- ホタル: 露出20秒 x 6枚をPixInsightで比較明合成
- 星: 6枚をPixInsightとPhotoshopで処理
今回も20秒露光ですが、使ったのは6枚だけで、その6枚でホタルを比較明合成、天の川を同じ6枚でスタックしてみました。天の川は前回より少しマシになっていますが、やはり梅雨時で雲が残っていてスタックで流れてしまっています。
梅雨
梅雨時なのでなかなか晴れませんが、また雨の後には今回のように透明度のいいチャンスがあるかもしれません。
これまでいくつか撮影したものも溜まっています。せっかくの梅雨時なので時間を見つけて、随時処理して記事にしていきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (4)
近くの蛍の名所はコロナ禍で全面立入禁止のため、
他の場所を探して行ってみました。
しかし、20匹ほどしかおらず、周りの木も高くて星とのコラボは難しそうな場所でした。
まぁ名所の方も有名観光地なので、人出が多くて蛍と星と一緒に撮るのは厳しい場所なのですが。
せろおさん、こんばんは。こちらももうゲンジボタルは終わりに近いです。でも昨日庭で一匹だけ迷いボタルが飛んでました。今年は庭で見たホタルは2匹です。少しでも増えているのかと思ってます。
年何回かですが、庭で天の川が見える日はテンションが上がります。
普段でも都会ほど条件が悪いわけでもないので、フィルターをうまく使うと撮影もそこそこたのしめます。
ホントに暗い空が欲しければ車を少し走らせればいいので、星好きにとっては十分恵まれた場所だと思います。
都会と比べると便利ではないですが、この環境を活かして楽しんでいければと思っています。
気象条件と透明度の関係についてはかなり興味があり、いろいろと調べたこともあります。
おそらくは地域によってかなり違いがあるものとは思いますが、一応の結論は
・雨は直接関係はない
・風の状態がかなり効く
といったところです。大雨のあと透明度が良くなることが多いのは荒天による空気の入れ替えによるものではないかと考えています。昨日当地では昼にざっと雨が降りましたが、湿気が残って宵の口は空が濁っていて、雨の後に乾いたきれいな風が入らないとダメなようです。当地では今の季節は北風が吹くと透明度が良くなるケースが多いです。
もう9年前ですがURL先は夏の透明度について調べた結果です。
http://yamachan.la.coocan.jp/Toumeido.html
日本各地で透明度が良くなる条件がわかればいいなと思っています。
YAMASHITAさん、こんばんは。
素晴らしい検証です。確かに今回も雨だけでなく、風も強かったと思います。天気図からもこういったことをしらべられるのですね。
私の予報は、自宅から昼間に見る立山です。昼間にきれいに見えた日は、大抵夜も透明度が高いです。立山が一番きれいに見えたのは富山に来て2ー3年経ったときで、まだ星に興味が出る前でした。今でも覚えてますが、まるで絵に書いたみたいにあまりにはっきり見える立山に家族みんなでビックリしてました。あの時星を見ていればと、今でも悔やんでいます。