フリマでの初めての天文道具の販売

多分売る方としては初めてのフリーマーケットになります。妻の友人がフリマスペースを申し込んでいて、場所が少しあるので妻も絵本を売ると言っています。いい機会なので、ついでに私もあまり使わない天文機材などを売ることにしました。値段的には星まつりで購入したものをさらに安くしているので、相当格安だと思います。それでも妻の扱う絵本とかに比べたら結構高いので、妻は「そんなの売れるわけない」と言います。

妻が先に家を出て、友人と一緒にすでに販売を始めます。私とNatsuは会場の様子を聞いて、1時間ほど後から到着したのですが、着いた途端にすごい雨。大きめの望遠鏡カバーをすぐに出して、絵本とかが濡れるのを防ぎ、珍しく妻に感謝されました。雨が上がると、私も商品を出すことにしました。

fleamarket
もういくつか売れてしまった後の写真です。

今回出したものは入門用の望遠鏡セットが一つ、三脚が5つ、雲台が4つ、双眼鏡が2台、雑誌が4年分48冊です。とにかく今回学んだのは、やはりわかりやすいのでしょうか、双眼鏡が大人気。なんでか聞いてみたのですが、買った人はそろって鳥を見たいそうです。出したのは7倍と12倍なのですが、まずは倍率を聞かれます。低倍率の方が使いやすいと力説したのですが、やはりなかなか理解してくれません。低倍率の方は一緒にいた友人家族が買ってくれました。後から妻が聞いたら、よく見えると喜んでいるとのことです。

望遠鏡ももう一組の別の友人家族(友人同士は親戚)が買ってくれました。子供と一緒に見たいそうです。本当は「一緒に星を見る券」をつけて興味のありそうな人に売ろうと思っていました。どうせなら説明しながら一緒に見て興味を持ってもらおうと思っていたのです。でも結局売れたのが知り合いなので、今度自宅に遊びにきてもらうことにしました。

三脚も意外に人気があります。ほとんど9割5分位の人が興味を示しませんが、それでもカメラやビデオを持っている人が少なからず興味を持って購入してくれます。結局5本中3本が売れました。一方雲台は更に興味がある人が少なくなります。結局売れたのは一つだけでした。

まったくの誤算は天文雑誌です。1年分そろっているものを持ってきたのに、売れるどころか、誰一人として興味を持ってくれませんでした。重かったのに結局全部持って帰りました。でも冷静に考えたら当たり前ですね。富山の天文好きの人なんて知り合いの人ばかりだし、他に昔の天文雑誌に興味があるなんて、多分数えれるくらいの人数なのかと思います。

でも単価はそれなりなので、数は少なくても思ったより売上にはなったんです。妻が値段を聞いたら信じられないというような顔をしていました。最初「絶対売れない」とか馬鹿にされていたので、ちょっと見返してやった気分です。多分なんですが、こういった地元のフリーマーケットに出るのは女の人向けの商品が多いので、男性対象の商品が珍しくて目立ったのではないかと思います。実際に興味を持ってくれたのは男の人ばかりで、女の人で興味を持ってくれたのは母娘の親子二人組だけで、しかも弟がカメラをやっているからという理由だそうです。


お通夜で星見

次は多分珍しい、なぜかお通夜での星見会です。

平日に母から珍しく電話がかかってきました。北陸にいる母の兄、私から見て叔父が亡くなったと。母は叔父から見たら妹にあたるので、小さい頃から可愛がられていて、ずっと仲がいいのです。母は長時間の移動が大変なので、もう葬儀に出るのも諦めていたらしいのですが、平日私も忌引きを取って付き合うからと、無理やり母に富山まで来てもらい、車で母を乗せて石川の端の方まで移動しました。

叔父はずっと密葬でいいと言っていたらしく、今時流行りの家族葬で、3人の子供とその家族、別れた奥さんとその妹さん、うちの母と私だけの、本当に身内だけの葬儀です。私から見たら、十何年ぶりかに会えた従兄弟もいて、悲しいどころか昔話と今何やってるかとかで大盛り上がり。もともと叔父は超自由人で、人生好き勝手に楽しんできて、商売も古道具屋と、かなり面白い人です。みんなに迷惑をかけまくったり、でも人がいいのでなかなか憎めなくて、私も性格とかは全然違うのになぜか気があいます。みんな同じような印象なのでしょう、本人の前で平気で悪口も言いますし、小さい頃みんなで能登半島を一周した話とか、学生時代に叔父に古物商の仕入れの席に連れて行ってもらった話とか、全然悲しい雰囲気になりません。

17時からのお通夜は30分くらいで終わっって、着替えるために車のところに戻ってみると、月がすごく綺麗です。これは意外にいい機会だと、ぱっとFS-60CBとAZ-GTiを出し、私としては珍しく8-24mmのセレストロンのズームアイピースをつけて眼視で月を見ました。

すると従兄弟と、その子供たちもでてきて、さらに大人も全員参加で月見です。みんな望遠鏡なんかほとんどを覗いたことがないらしく、セレモニー会場の駐車場でキャーキャーいいながら月を見ていました。月の模様自体もあまりじっくり見たことがないので、ウサギの頭の部分が出ているよとか、親子ですごく楽しそうに話しています。倍率は低いのですが、ついでに土星も木星も見えて大満足。小さくても土星の輪もはっきり見えますし、木星の衛星とかもみんな初めて見るものばかりです。最後は星座ビノを出して星座教室にまでなりました。宇宙の話になったり、宇宙人はいるかいないかとか、身内ならではの全く遠慮もなにもない星見会で、私にとっても新鮮でした。1時間も見ていたでしょうか、その後、仕出しでそのままみんなで夕食となったのですが、その流れのせいか本当にあっという間に時間が経ったほど、話に花が咲きました。母も無理してでも来てよかったと言っていました。私は次の日仕事なので名残惜しくもその晩で帰りましたが、母はそのまま泊まって葬儀にも参加したとのことです。

でも何でこんなことをしたかというと、家族葬だったことと、他の葬儀が入っていなくて我々だけだったことなどいろいろ理由はありましたが、一番の理由は多分10年とか経って、会うたびにそういえばあの時星見たよねという話になると思ったからです。久しぶりに集まって、湿った話だけでなく、兄弟同士、従兄弟同士仲良く時間を過ごせたなら、叔父も天国から喜んでいることでしょう。


東京天文ショップ巡り、初ケンコートキナーサービスショップ

最後は東京でショップ巡り。まずは秋葉ヨドバシで最近恒例となってきた双眼鏡見比べ。フリーマーケットで売った機種も現役でおいてあったのと、自宅にある別の機種もたまたまあったので、ともに安いものですが比べてみます。

ここで少し後悔。フリーマーケットで売ったやつのほうがかなり見やすいです。もちろん高級機には太刀打ちできませんが、収差もそれほど悪くないですし、視野も広いですし、ひずみもほとんど感じられません。星まつりでの価格しか知らなかったのですが、定価は意外に高かったと知りました。

次は道路を渡ったすぐのキタムラで物色。NIKKOR-Qの135mm、F2.8のオールドレンズを購入しました。ジャンクなので格安です。隣に同じ135mmのSIGMAのF1.8 artが置いてありました。でも値段は30倍以上、まずは安い方で楽しみむことにします。

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次にスターベース に移動。特に購入するものはなかったですが、いつものように邪魔にならない程度に店員さんとおしゃべり。この日はS君と、アルバイトのK君もいました。S君は福島のスターライトフェステバルはお店でお留守番になるそうですが、スターベース は台風の中頑張って土曜から行くそうです。たくさん掘り出し物があるそうなので、楽しみです。

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最後は中野に移動して、ケンコートキナーのサービスショップに行ってきました。ここを訪れるのは初めてです。中野駅北口からブロードウェイを抜けて、すぐ左の角にあるビルの2Fです。

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ビルに入ってエレベーターで2Fにいくと、さっそくMEADE製品がずらり。

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もっと驚いたのが、奥にあるSolarMaxの90mmです。ぼかしておきましたが、値段もすごいです。

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ここの隣にはこれまで販売されてきたレンズの資料室のようなところがありましたが、レンズの価値が全然わかっていない私は結局スルーしてしまいました。昔のことを知っている方ならすごく面白いのかと思います。ショップに入ると、まず特価品のコーナーに目がいきました。SAMYANGのレンズが格安でしたが、オリンパス用とEF-Mマウントに気づき断念。気を取り直して、お目当のACクローズアップレンズのコーナーへ。さすがに品揃え抜群です。

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隣にMCももっとたくさんずらっと並んでましたが、おめあてはあくまでACです。

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これを見たら何をしたいか、多分わかる人はわかりますね。あ、あぷらなーとさんみたいに変なことではないですよ(笑)。もう一つの別の目的です。

店内には望遠鏡コーナーもあります。こちらは主にケンコーブランドの望遠鏡のようです。

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今回は駆け足でしたが、ここ一週間の間にあった星関連のことです。でも全然撮影できてません。
週末の福島は、台風の後に晴れてくれると嬉しいのですが。