毎度恒例の戦利品のコーナーです。今回の星をもとめは関西系のショップやグループのブースが多いので、ちょっと変わったものが色々ありました。その中で実際に購入したものが以下になります。
まずは前回の記事でも少し紹介した、50年前のレストア双眼鏡。
メーカー名はJason。ネットで検索してみると、同年代のJasonというメーカーの双眼鏡が数例引っかかります。どうも板橋界隈で作られていたようです。今でも板橋は光学メーカーがたくさんあるとか。もしくはワラビ光器ではというような情報もあります。双眼鏡は全く詳しくないのですが、どの会社の名前も全然聞いたことがありません。おそらくブランド名として出てこない、一連の双眼鏡を作る会社群があるのかと想像できます。今、こういった会社群はどれくらい残っているのでしょうか?一応、Jasonという名前は今でも残っているようです。でもロゴとかは全然違うので、関係があるのかどうかわかりません。もしかしたら別メーカーなのかもしれません。
これ実際に覗いてみるととても見やすいです。まず、私的には目の幅がきちんと合うので全然疲れません。収差は昼間に電線などコントラストのあるところを見たのですが、ほとんど気になりません。7x50だと通常は実視界6.8度とかが典型みたいですが、それに比べてこの双眼鏡は11度と相当視野が広いです。実際に見てみると、こと座がちょうどすっぽり入るくらいでした。Stellariumでシミュレートしてみると、ほとんど合っているので、実際に11度くらい出ているのでしょう。レンズは時代的にはモノコートだと思いますが、綺麗に清掃されていて、特に不具合はありません。本当に50年前のものかと思うくらい、よく見えます。
こうやって調べながら手がかりが出てきて、当時の状況に想いを馳せ、さらに実際に覗いてみるとどんどん愛着が湧いてきます。これで5000円なら格安です。
もう一つ手に入れた双眼鏡は、Celestron製のSkyMasterの15x70です。KYOEIのジャンクでゲットしたものです。
ジャンク品なのでレンズが汚れているなどの問題はありますが、きちんと清掃すれば特に問題なく使えます。倍率が15倍と高いのと、物理的に多少大きいので、手で持ちながら星を見るとどうしても震えてしまいます。三脚に取り付けるアダプターもついているので、三脚に取り付けて使うのが正しいのかと思います。
でも、これだけの口径のものが定価ベースでさえも相当安価で、しかも今回はジャンク価格です。多少の不満には全然目をつぶります。自宅にある中では最大口径の双眼鏡になります。
ただ、先の双眼鏡の扱いやすさに慣れてしまうと、たとえ高倍率というのを差っ引いたとしても、どうしても魅力が薄れてしまうのが残念なところか。今回は相手が悪かったです。これだけ手に入れてたら大喜びだったかもしれません。
こちらもKYOEIのジャンクコーナーで手に入れました。SBIG製のフィルターホイールFW5-8300というものです。
調べてみるとST-8300というCCDカメラ専用のものです。定価を見てびっくり。154000円だったそうです。メーカー製造は中止と書いてましたが、一部ページではまだ販売しているようです。
シリアル接続はUSBに変換してやればなんとかなりそうです。ASCOMドライバーとかで動くのかどうか?使えたらラッキーくらいで手に入れたはいいけど、手に負えないかも。まあ、気長に試してみます。
あとは8mmの安いアイピースと、バーダーのHαフィルターです。ちなみに、この2点は争奪戦で手に入れたものではなく、最後まで売れ残っていたものでした。
あれ、Hαフィルターこの間の胎内で買ったのでは?と思ったのですが、値段がその時の4分の1以下というあまりの安さなのでつい買ってしまいました。でも安いけど36mmで使いにくいんですよね。あ、そういえば今回買ったフィルターホイールが36mmに対応だったのに気づきました。他のナローバンドフィルターも36mmのジャンクをゆっくり探しますか。
最後は頂き物。YAMASHITAさんのいる関西天文同好会の会報誌です。昨年に引き続き、また今年もいただいてしまいました。コンスタントにこんな会報誌を発行できるとはすごいです。
今回は数的にも金額的にも大したことありません。合計1万何千円かなので、まあお小遣いの範囲内でしょう。最近ものが溢れているのですが、それでもやっぱりジャンク漁りはやめられません。
ああ、双眼鏡の数がどんどん増えていく...。
50年ものの双眼鏡: jason 7X35 11°
まずは前回の記事でも少し紹介した、50年前のレストア双眼鏡。
メーカー名はJason。ネットで検索してみると、同年代のJasonというメーカーの双眼鏡が数例引っかかります。どうも板橋界隈で作られていたようです。今でも板橋は光学メーカーがたくさんあるとか。もしくはワラビ光器ではというような情報もあります。双眼鏡は全く詳しくないのですが、どの会社の名前も全然聞いたことがありません。おそらくブランド名として出てこない、一連の双眼鏡を作る会社群があるのかと想像できます。今、こういった会社群はどれくらい残っているのでしょうか?一応、Jasonという名前は今でも残っているようです。でもロゴとかは全然違うので、関係があるのかどうかわかりません。もしかしたら別メーカーなのかもしれません。
これ実際に覗いてみるととても見やすいです。まず、私的には目の幅がきちんと合うので全然疲れません。収差は昼間に電線などコントラストのあるところを見たのですが、ほとんど気になりません。7x50だと通常は実視界6.8度とかが典型みたいですが、それに比べてこの双眼鏡は11度と相当視野が広いです。実際に見てみると、こと座がちょうどすっぽり入るくらいでした。Stellariumでシミュレートしてみると、ほとんど合っているので、実際に11度くらい出ているのでしょう。レンズは時代的にはモノコートだと思いますが、綺麗に清掃されていて、特に不具合はありません。本当に50年前のものかと思うくらい、よく見えます。
こうやって調べながら手がかりが出てきて、当時の状況に想いを馳せ、さらに実際に覗いてみるとどんどん愛着が湧いてきます。これで5000円なら格安です。
SkyMaster 15x70
もう一つ手に入れた双眼鏡は、Celestron製のSkyMasterの15x70です。KYOEIのジャンクでゲットしたものです。
ジャンク品なのでレンズが汚れているなどの問題はありますが、きちんと清掃すれば特に問題なく使えます。倍率が15倍と高いのと、物理的に多少大きいので、手で持ちながら星を見るとどうしても震えてしまいます。三脚に取り付けるアダプターもついているので、三脚に取り付けて使うのが正しいのかと思います。
でも、これだけの口径のものが定価ベースでさえも相当安価で、しかも今回はジャンク価格です。多少の不満には全然目をつぶります。自宅にある中では最大口径の双眼鏡になります。
ただ、先の双眼鏡の扱いやすさに慣れてしまうと、たとえ高倍率というのを差っ引いたとしても、どうしても魅力が薄れてしまうのが残念なところか。今回は相手が悪かったです。これだけ手に入れてたら大喜びだったかもしれません。
フィルターホイール
こちらもKYOEIのジャンクコーナーで手に入れました。SBIG製のフィルターホイールFW5-8300というものです。
調べてみるとST-8300というCCDカメラ専用のものです。定価を見てびっくり。154000円だったそうです。メーカー製造は中止と書いてましたが、一部ページではまだ販売しているようです。
シリアル接続はUSBに変換してやればなんとかなりそうです。ASCOMドライバーとかで動くのかどうか?使えたらラッキーくらいで手に入れたはいいけど、手に負えないかも。まあ、気長に試してみます。
その他、および頂き物など
あとは8mmの安いアイピースと、バーダーのHαフィルターです。ちなみに、この2点は争奪戦で手に入れたものではなく、最後まで売れ残っていたものでした。
あれ、Hαフィルターこの間の胎内で買ったのでは?と思ったのですが、値段がその時の4分の1以下というあまりの安さなのでつい買ってしまいました。でも安いけど36mmで使いにくいんですよね。あ、そういえば今回買ったフィルターホイールが36mmに対応だったのに気づきました。他のナローバンドフィルターも36mmのジャンクをゆっくり探しますか。
最後は頂き物。YAMASHITAさんのいる関西天文同好会の会報誌です。昨年に引き続き、また今年もいただいてしまいました。コンスタントにこんな会報誌を発行できるとはすごいです。
まとめ
今回は数的にも金額的にも大したことありません。合計1万何千円かなので、まあお小遣いの範囲内でしょう。最近ものが溢れているのですが、それでもやっぱりジャンク漁りはやめられません。
ああ、双眼鏡の数がどんどん増えていく...。
コメント
コメント一覧 (8)
双眼鏡いいですね〜。
よろしければ来月のスターライトフェスティバルで覗かせてくださいm(_ _)m
了解です。忘れないように持っていきます。
それよりも無事にスターライトフェスティバル行けるといいのですが。
仕事が...。
私も7nHα迷ってたのですよ。今から思えばおしかったかな? でもSamさんが捕獲された方が、色々有益なはずなので良かったです。(^o^)
こういった星まつりには財布のひもが緩む・・って聞いてますがこういうことですね(笑)
ある意味ブースの仕事があってよかったかも・・一般でいってたら私もつい・・・(-_-)
でも、その双眼鏡はいいなあ・・・今年うちのキャンプのじゃんけん大会でTSUBAKIさんに決勝で負けてGETしそこなってるんですよね・・
多分有名メーカーの双眼鏡というわけではないと思うので、当時でも高級機ではないと思いますが、50年前のがいまでも普通に使えると思うと、なんかワクワクしてきます。
PSTお買い得だったと思いますよ。
私はすでに2台持っています。
両方ともジャンク品で買いましたが、少し掃除をするだけ絵十分使えています。
星まつりではいつもウハウハ状態で買いまくってます。星を始めたばかりの時、原村でなんでこんなに安いんだ!という思いがいまだに続いています。
今回みたいに掘り出し物が見つかった時は、それだけで来た甲斐があったというものです。
そういえば確かに姿が見えなくなってしまっていました。でもあの天気だとしょうがないですね。観望エリアの駐車場も夜にはガラガラでした。
福島も行こうと思っていますが、なかなか遠くて大変です。名古屋からも遠いですよね。またお会いしたらよろしくお願いします。