8月2日から4日にかけて開催された原村星まつりに今年も参加しました。もうすでに4回目になります。今年もたくさんの星仲間に会うことができました。


いざ、原村へ向けて出発

富山を朝8時過ぎに家族4人で出発。もっと早く出ようと思っていたのですが、朝の荷物詰め込みに思ったより時間がかかってしまいました。しかも途中で暑さ対策やら日焼け対策やらで、ホームセンター、薬局、コンビニなどに立ち寄り、意外に時間がかかってしまいました。松本インターから高速にのり、それでも結局立ち寄った、諏訪湖SAで飲んだスターバックの抹茶クリームフラペチーノが旅行気分を掻き立て、なぜかとても美味しかったです。

結局昼過ぎに星まつり会場着くと、すでに駐車場はいっぱい。昨年は入れた観望エリアもすでにいっぱいでした。後で聞いたら午前11時にはほとんど満車だったそうです。年々満車になる時間が早くなっている気がしますが、それでも午後遅くにきた人もタイミングによってはそのまま駐車できた人もいるようです。

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星まつりは家族旅行も兼ねています。昨年に引き続き、なんと今年も妻もついてきました。現在中3で受験生のNatsuも、部活で忙しい中1のSukeも一応ついてきましたが、家族で星まつりに行くのももう今年で最後かもしれません。Sukeは部活を休んでの家族旅行、Natsuは暑いのとSukeと喧嘩したので初日は「こんけりゃよかった」とブスッとしていていました。結局、受験勉強をするとか言いながら併設のレストランで涼んでドリンクを飲みながら、初日の午後のほとんどの時間を(勉強はそっちのけで)本を読みながら過ごしていたみたいで、やっとご機嫌になっていました。


星まつり会場での食事事情

ここの併設のレストランは結構おすすめです。なかなか面白そうな本が揃えてあって、星まつり中でもあまり混んでいないので、例えば星に興味がないのにマニアの旦那様に無理やり連れてこられてしまった奥様やお子様はドリンクさえ注文すれば、涼しい中で快適に時間を潰すことができます。

オススメはこのレストランでの朝食です。ドリンクに250円を足すと、ご飯と卵が食べ放題です。2日目朝はNatsuが、最終日朝は私はとSukeがこの朝ごはんにお世話になりました。50食限定なのですが、これがものすごく美味しいのです。なんでも20種類くらい卵とご飯と漬物の組み合わせを試した上で提供しているとか。Sukeは卵かけでご飯4杯、私はなんと5杯も食べてしまいました。

原村星まつりでの食事事情ですが、スーパーやコンビニもありますが、車で10分くらいとソコソコの距離になってしまいます。会場に車を一旦駐車してしまうと、満車になると入れなくなってしまうこともあるので、なかなか気軽には買い出しなどいけません。そのため、あらかじめ簡単に料理できるものを持ってくるか、レストランや会場の販売などで食事を済ますことになってしまいます。

食事が心配なら、周りのペンションに泊まるという手もあります。今回は初日は家族全員テントや車で寝ましたが、2日目は妻とNatsuのみペンションに泊まりました。23時という門限があるということなので、夜まで星を見たい私とSukeは会場泊です。妻が星まつり一週間前にギリギリで選んだオリーブという名前のペンション。

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星まつり会場から歩いて5分くらいのところで、とても女の子受けするような可愛いところとのことです。あまり期待していなかったらしいのですが、ご飯がとても美味しくて、食事目当てで来るリピーターも多いとのこと。大当たりだったらしいです。面白いのは、旦那さんは星まつりで、奥様だけもう10年も連続で泊まっている方がいるとのことです。まるでうちみたいです。


太陽電子観望はイマイチでした

それにしても星まつり会場は暑いです。標高が高いはずなのですが、暑いものは暑い。会場到着後すぐ、太陽が照りつけている中、汗だくになりながら早速太陽電視観望のセットです。先日試したAZ-GTiでの10cm屈折+PSTの駆動は、特に問題もなくセットアップが終わったのですが、相変わらず太陽はのっぺりで面白くありません。極々小さなプロミネンスが2本見えていたのみです。今回、黒い鏡筒で熱吸収が心配だったので、銀色の災害時の防寒フィルムで覆うことにしました。効果は抜群で、シートでほぼ太陽光は反射されるので、シートの下は鏡筒とPSTはほとんど熱くなりませんでした。欠点は薄すぎて破れやすいのとたたんだりするのが大変なので再利用ができなさそうなところです。でも安いので、いくつかストックしておけばいいのかと思います。

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左に見えているのが、銀シートでぐるぐる巻きにした太陽鏡筒です。

でもこの太陽電視観望、今回ほとんど活躍することはありませんでした。初日のセットアップ後、階下の展示ブースを見に行ったあと曇ってきてしまいました。曇ったあとはぐっと温度が下がって涼しくてよかったのですが、結局この日は夕方までほとんど晴れなくて、太陽観望をすることはありませんでした。次の日、朝から晴れていても朝寝坊したり、ブース廻りや人と会っていたりで忙しかったり、さらには途中から曇ったり小雨が降ったりで、何度も機器を出し入れしたのですが、結局まともに見せることができませんでした。


注目機材

会場の展示ブースには、様々なショップ、メーカーなどが機材を販売、展示しています。

今回注目の機材の一つがSCOPTECHの新型の経緯台です。ZEROという名前で、片持ちなのですが相当頑丈に作られています。実際にアイピースを覗きながら鏡筒を揺らしてみましたが、すぐに揺れが減衰して非常に快適です。片持ちフリーストップでこれだけの強度ならばかなり買いだと思います。

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手の太さと比べていました。


もう一つの注目が、GOTOの音声認識での赤道儀です。CANPでのデモされていましたが、導入などの指示は当たり前、「クランプロック」とか「ロック解除」とかも音声で操作できるのはびっくりでした。赤道儀が突然動き出すのでびっくりしたら、遠くで社長さんがiPhoneに向かって話しかけて操作していました。

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タカハシも面白いものを出していました。NEAFで売られていたDAYSTARのダブルスタックSS60-dsのデモです。なんでも近いうちに販売開始するとか。価格もPSTと同クラスで、非常に楽しみです。実際、PSTが置いてあり、直接比較できましたが、私にはSS60-dsの方がより光球面の模様がはっきり見えました。

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手前がSS60-ds、奥がPSTです。Natsuが覗いています。

あと同じタカハシで二枚玉フローライトの完成形と謳っているFC-100DZと、3枚玉のTSA-120で同じ対象を見て比較することができるようになっていました。昼間にアンテナのようなものが導入されていたのですが、私にはどちらがいいかどうしても甲乙つけがたかったです。タカハシの方に聞いたら、なんでもそれが狙いだとか。2枚玉で3枚玉に迫ることができるかを見せたかったとのことです。確かに中心像では見分けはつきませんでしたが、それでもやはり周辺部では差が出るのではないかと思い聞いてみると、おそらくそうだろうとのことです。


屋台カレー

初日の晩は私とSukeはレストラン横で移動屋台で販売されているカレー。去年も食べてとても美味しかった覚えがあります。2種類のルーがあって、両方とも楽しめるあいがけというのもあります。Sukeは足りないと言ってなんと2杯も食べていました。最近食べ盛りです。妻がココナッツが大の苦手で、ここのカレーは2種類ともココナッツが入っていて少し味見をしたのですがやはりダメで、仕方ないのでNatsuが妻に付き合う形でレストランで食べていました。なぜかせっかく家族4人で来ているのに、一緒に食事を取れない悲劇です。カレーこんなに美味しいのに。

結局Natsuは夕食後もレストランにいて、ずっと本を読んでいたみたいです。


初日の電視観望は曇りの合間に

夜の電視観望はかなり盛り上がりました。集まってきた人はブログを見てくれている方や、Twitterでフォローされている方たちです。その場は5人くらいは集まっていたでしょうか、初日は曇り空の隙間を狙っての短時間でしたが、M57がかなりはっきりと、M13がほんの一瞬だけ見えました。特にM57はリアルタイムでこんなに色がついて見えるのは、相当驚かれたようです。

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たとえ曇っている間も話は尽きません。電視観望の技術などじっくり話すことができます。1時間くらいは話し込んでいたでしょうか、ふと声をかけてくる人がいたと思ったら、大学時代の先輩のHBさんです。これまでも星まつりで何度か会うことができたのですが、聞いてみると原村は20年ぶりだそうです。なんでも八ヶ岳のドームの整備の途中で立ち寄ったみたいで、東京から125ccのスクーターで下道で来たとか。

この日は天気の回復が見込めなかったので、21時過ぎに一旦解散。

HBさんとはその後、少しだけブースを巡ったりした後、22時頃からレストランでうちの家族4人と一緒に、閉店までしゃべっていました。下のSukeがドリンクをご馳走になってしまいました。Sukeは悪びれることなく、全く遠慮なしで高いジュースを頼んでいました。HBさん相変わらず面白い人で、夕食後から受験勉強そっちのけでレストランでずっと本を読んでいた娘のNatsuにわざと「受験勉強お疲れ」と声をかけてくれて、Natsuはばつが悪そうに苦笑いしていました。

レストラン閉店後、HBさんは八ヶ岳の観測所に移動。星が少し見える時があったので、電視観望を再びと思いましたが、午前1時頃まで待ってもあまり晴れることはなく、諦めて眠ってしまいました。でも次の日聞いてみると、午前2時頃から薄明まで晴れ渡ったとのこと。無念。


2日目に続きます。