もうずーっと天気が悪くてネタが全然ないので、しばらくブログ更新していなかったのですが、原村の星まつりがもう今週末になってきて、ぼちぼち準備を始めることにしました。

原村星まつりは、長野県の八ヶ岳山麓の「八ヶ岳自然文化園」で毎年開催される、アマチュア天文家にとっては最も大きなイベントの一つです。今年は今週末の8月2日(金)から8月4日(月)まで開催されます。実際には金曜の午後くらいから、土曜の夜にかけてがメインの時間で、夜の大観望会では全国から集まる天文マニアが自慢の望遠鏡を持ち寄って、一般の方にもみてもらう、一大観望会になります。

今回の原村で私が計画しているのは
  1. 昼の太陽電視観望
  2. 夜の電視観望
です。

夜の電視観望はいつも通りなので、それほど心配してはいません。唯一心配なのはPCのバッテリーの持ちでしょうか。昼も太陽を見るとすると、多分全然持ちません。一応1回分くらいは再充電できる外部バッテリーを用意をして置こうと思っています。どこかで充電できればいいのですが。

太陽電視観望はこれまで開発してきた魔改造10cmアクロマート屈折+P.S.T.になります。これをAdvance VXに載せてきたのですが、重量的には撮影をしないならAZ-GTiでも行けそうです。昨日、休日に本当に久しぶりに晴れたので、AZ-GTiに実際に10cm屈折にPSTを合わせて載せてみました。とりあえずの導入と稼働は大丈夫そうです。ただ、この日はすぐに曇ってしまいPSTで合焦できなかったので、少し不安でしたが、日曜の今日少しだけ晴れ間が見えたので、今一度チェックして、PSTできちんとHαも見えることを確認しました。さすがに、鏡筒が長いので慣性モーメントが大きくて、ピント合わせだけで結構揺れてしまうのですが、一旦ピントが合って揺れさえ治ってしまえば電視観望程度なら問題なさそうです。

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それよりも昨日から暑い暑い。機材の暑さ対策の方が大変かもしれません。鏡筒もそうですが、AZ-GTiもPCもかなり熱くなっています。一応、災害時用の薄手のアルミ蒸着のシートを日よけ目的で注文しました。これを機材にかぶせれば直接の太陽は避けられるので多少マシかもしれません。それだけでなく、自分たちの日よけも必要になりそうです。


これまでの過去3回の原村星まつりのレポート(2016, 2017, 2018)を書いています。もしよかったらお読みください。過去レポートを読んで気分が盛り上がったら、是非今年の星まつりに参加してみてください。

今年もこの看板出しますので、現地で気づいた方は声をかけてくださると嬉しいです。

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ところで、原村星まつりの情報があまり出回っていない気がします。プログラムはこのページの真ん中らへんにリンクが張ってあって、pdf版をダウンロードできます。天リフさんとかでも告知ページでお知らせがあればいいのにと思います。

実際にプログラムを落として2ページ目を見てみると、今年もイベント目白押しです。なんでも土曜夜の星空講演会は重力波の話とのこと。私が行くイベントはなぜか重力波の話が多かったりするのですが、ホントなぜなのでしょうか(笑)。今回の講演では、重力波検出の技術の一部をアマチュア天文に応用できないかという話があるのだとか、ないのだとか...。

それではまた当日になりましたら、現地の様子をTwitterやブログなどで報告していきたいと思います。