ペルセウス座流星群も星を始めてはや3回目。最初は能登の満天星でキャンプの最中に。二度目は飛騨コスモス天文台のお祭りでした。今回も子供達が喜ぶので飛騨コスモス天文台のお祭りに参加予定です。
月は新月期で最高の条件。でも天気予報は最悪でした。予報は夕方くらいからずっと雨、夜遅くにやっと曇りくらいです。
飛騨コスモス天文台はとても相性が良く、参加した回は最初雲って言いようがたとえ雨が降っていようが、必ず素晴らし空に会え今の所勝率100%なのですが、さすがに今回はダメだろうと思っていました。それでもお祭りなので会場にだけは行こうと思い、早めの夕食をとり17時半頃に富山を出発。富山を出たときにはまだほんの一部青い空も見えていましたが、近づくにつれどんどん曇りだし、途中雨がひどくなりしかも気がものすごく揺れていて嵐のようです。この時点でさすがに今日はダメだと諦めました。19時ころ、まだ明るい中会場についてもポツポツ雨が降っていて、鏡筒や赤道儀にはカバーがかかっていて、荷物も全てテントの下。
外には誰の姿も見えないのでドームに顔を出すと、いつものメンバーよりも多くの人がひしめき合っていました。6ー7人でしょうか。さらに我々3人が入ったらもう一杯です。しかも雨脚がどんどん激しくなり、ドームの丸天井を叩く音がうるさいくらいに響きます。途中代表のYさんの息子さんや、前回愛知の一宮から来てくれた方とそのつれのかたあわせて3人も入って来てすし詰め状態。
20時すぎ頃でしょうか、 雨音がだいぶん静かになって来て外に出れそうだと言うので、出て見ましたが。まだポツリポツリと雨は降っていて、厚い雲がかかっています。この時点で中止の判断をしたようで、というかお客さんが誰も来ていなかったので、片付け始めました。でもせっかく一宮からきたお客さんもいるのでと思い、ASI294MCにSAMYANGの14mmをつけて高感度で見てみると、南東くらいでしょうか、ごく一部の領域で星が見え始めています。そのうちにアークトゥルスも目で見え始めました。木星も見え、火星もおぼろげながら見え、天頂方向もだんだん晴れて来ています。もしかしたらまた曇るかもと思い、電視で白鳥座付近の天の川を見てもらおうと少しだけ披露したのですが、その間にもどんどん晴れて来ていて目で見ても天の川が見えるようになって来ました。
こうなったらカメラなんかよりも直接目で見た方が楽しいに決まっています。早速大きなゴザと銀マットがが引かれて、皆でねっ転びながらペルセウス座流星群の観察です。みんな口々に「今日は残っていた人の勝ちだね」とか「来た人へのご褒美だね」とか嬉しさが隠しきれない様子で、もう満天の星空を満喫しています。さすがに今日の天気じゃダメだと思っていましたが、晴れ男の面目が奇跡的に保たれ、少しホッとしていました。星空はさっきまでの雨が信じられないくらい素晴らしいものでした。天の川がくっきりと2本見えます。
一宮から来ていた方は、前回の7月の観望会の時にYさんのお誘いで来てくれた方だそうです。私はその回は参加できなかったのですが、妻に連れて来てもらったSukeがその時にその一宮の方にずいぶん仲良くなったようです。その時の空が忘れられずに、今回のペルセウス座流星群の観察にもわざわざ遠くから来てくれたとのことでした。しかも会社の同僚を誘って来てくれたようで、3人での参加です。Sukeは今回もその3人にべったりで、間に挟まれて寝っ転びながら流星を数えていました。
ところどころ一部下の方が曇っていた時もありましたが、天頂付近はほぼ全ての時間帯晴れ。22時頃に一旦全面が薄曇りになり、「あーもうダメか」と言っていたのですがこれも15分くらいですぐにまた全面晴れ。その後も解散する23時半頃までほぼ全面晴れが続きました。
途中、地元のメンバーの一人が叫んだ「はんちくたい」というのが、飛騨弁で「くやしい」とかいう意味らしく、他の人が流れ星を見えたのに自分だけ見えないと「はんちくたい」と言うのが流行っりました。どこかしこで「はんちくたい」が聞こえて来ます。Sukeは30個見たそうで、一番数が多かったそうです。Natsuが20個、私が21個。他の方もそれくらいだったみたいです。2時間半くらいでそれくらいの数だったので、流れた数は少し少ないかもしれませんが、時折大きな長い流星もいくつか見えて、その度に大きな歓声が湧き、もう期待していなかったこともあり大満足のペルセウス座流星群でした。
下の写真はなんとか一枚だけ写っていた流星。前後の写真をみると、残念ながらレンズが少し曇っていたようで、画像処理はめちゃくちゃで変な色がついてしまっています。ヒーターを持っていかなかったことが敗因でした。
探していたらもう一枚ありました。でもはじの方で途切れています。
ついでに、タイムラプス映像です。残念ながら流星は上にあげたもの一つだけだったようです。
お祭り行事は残念ながら中止でしたが、一番肝心な流星群はこれまででベストの環境でした。子供達も今回もものすごく楽しかったみたいで、また来年も参加することになりそうです。自宅に着いたら0時半過ぎ、富山は星が一つか二つ見えるか見えないかのドン曇りでした。疲れ果てて寝てしまい、朝誰も起きることができなくて、朝早くから行こうとしていたプールは明日に延期となってしまいました。
月は新月期で最高の条件。でも天気予報は最悪でした。予報は夕方くらいからずっと雨、夜遅くにやっと曇りくらいです。
飛騨コスモス天文台はとても相性が良く、参加した回は最初雲って言いようがたとえ雨が降っていようが、必ず素晴らし空に会え今の所勝率100%なのですが、さすがに今回はダメだろうと思っていました。それでもお祭りなので会場にだけは行こうと思い、早めの夕食をとり17時半頃に富山を出発。富山を出たときにはまだほんの一部青い空も見えていましたが、近づくにつれどんどん曇りだし、途中雨がひどくなりしかも気がものすごく揺れていて嵐のようです。この時点でさすがに今日はダメだと諦めました。19時ころ、まだ明るい中会場についてもポツポツ雨が降っていて、鏡筒や赤道儀にはカバーがかかっていて、荷物も全てテントの下。
外には誰の姿も見えないのでドームに顔を出すと、いつものメンバーよりも多くの人がひしめき合っていました。6ー7人でしょうか。さらに我々3人が入ったらもう一杯です。しかも雨脚がどんどん激しくなり、ドームの丸天井を叩く音がうるさいくらいに響きます。途中代表のYさんの息子さんや、前回愛知の一宮から来てくれた方とそのつれのかたあわせて3人も入って来てすし詰め状態。
ドームの中の赤道儀の周りにすし詰め状態ですわって
みんなで話し込んでいました。
みんなで話し込んでいました。
20時すぎ頃でしょうか、 雨音がだいぶん静かになって来て外に出れそうだと言うので、出て見ましたが。まだポツリポツリと雨は降っていて、厚い雲がかかっています。この時点で中止の判断をしたようで、というかお客さんが誰も来ていなかったので、片付け始めました。でもせっかく一宮からきたお客さんもいるのでと思い、ASI294MCにSAMYANGの14mmをつけて高感度で見てみると、南東くらいでしょうか、ごく一部の領域で星が見え始めています。そのうちにアークトゥルスも目で見え始めました。木星も見え、火星もおぼろげながら見え、天頂方向もだんだん晴れて来ています。もしかしたらまた曇るかもと思い、電視で白鳥座付近の天の川を見てもらおうと少しだけ披露したのですが、その間にもどんどん晴れて来ていて目で見ても天の川が見えるようになって来ました。
こうなったらカメラなんかよりも直接目で見た方が楽しいに決まっています。早速大きなゴザと銀マットがが引かれて、皆でねっ転びながらペルセウス座流星群の観察です。みんな口々に「今日は残っていた人の勝ちだね」とか「来た人へのご褒美だね」とか嬉しさが隠しきれない様子で、もう満天の星空を満喫しています。さすがに今日の天気じゃダメだと思っていましたが、晴れ男の面目が奇跡的に保たれ、少しホッとしていました。星空はさっきまでの雨が信じられないくらい素晴らしいものでした。天の川がくっきりと2本見えます。
一宮から来ていた方は、前回の7月の観望会の時にYさんのお誘いで来てくれた方だそうです。私はその回は参加できなかったのですが、妻に連れて来てもらったSukeがその時にその一宮の方にずいぶん仲良くなったようです。その時の空が忘れられずに、今回のペルセウス座流星群の観察にもわざわざ遠くから来てくれたとのことでした。しかも会社の同僚を誘って来てくれたようで、3人での参加です。Sukeは今回もその3人にべったりで、間に挟まれて寝っ転びながら流星を数えていました。
ところどころ一部下の方が曇っていた時もありましたが、天頂付近はほぼ全ての時間帯晴れ。22時頃に一旦全面が薄曇りになり、「あーもうダメか」と言っていたのですがこれも15分くらいですぐにまた全面晴れ。その後も解散する23時半頃までほぼ全面晴れが続きました。
途中、地元のメンバーの一人が叫んだ「はんちくたい」というのが、飛騨弁で「くやしい」とかいう意味らしく、他の人が流れ星を見えたのに自分だけ見えないと「はんちくたい」と言うのが流行っりました。どこかしこで「はんちくたい」が聞こえて来ます。Sukeは30個見たそうで、一番数が多かったそうです。Natsuが20個、私が21個。他の方もそれくらいだったみたいです。2時間半くらいでそれくらいの数だったので、流れた数は少し少ないかもしれませんが、時折大きな長い流星もいくつか見えて、その度に大きな歓声が湧き、もう期待していなかったこともあり大満足のペルセウス座流星群でした。
下の写真はなんとか一枚だけ写っていた流星。前後の写真をみると、残念ながらレンズが少し曇っていたようで、画像処理はめちゃくちゃで変な色がついてしまっています。ヒーターを持っていかなかったことが敗因でした。
探していたらもう一枚ありました。でもはじの方で途切れています。
ついでに、タイムラプス映像です。残念ながら流星は上にあげたもの一つだけだったようです。
お祭り行事は残念ながら中止でしたが、一番肝心な流星群はこれまででベストの環境でした。子供達も今回もものすごく楽しかったみたいで、また来年も参加することになりそうです。自宅に着いたら0時半過ぎ、富山は星が一つか二つ見えるか見えないかのドン曇りでした。疲れ果てて寝てしまい、朝誰も起きることができなくて、朝早くから行こうとしていたプールは明日に延期となってしまいました。
コメント
コメント一覧 (4)
今年は雲が多いながらも三晩見られました。
8/12 2:00-3:00 3個
8/13 1:00-2:30 群33個 群以外5個
8/14 0:50-3:50 群52個 群以外4個
GPVでは曇りだったので油断していて準備不足でした。
毎晩慌てて出掛け、子供を誘わなかったので苦情言われてます。
実家に帰省してので写真、動画の整理は盆明けです。
極大の次の日の方がたくさん見えたのですね。私は次の日はノーマークでした。でも確かに極大の何日も前から流星を結構見ていたので、それも数えておけばよかったかもしれません。なんたって、200枚以上撮って流星が写ったのがたった2枚ですよ。来年は2台体制にして範囲を広げるかもしれません。
家族で流れ星を見るのも楽しいですよね。私は2年前の能登半島のキャンプの時に、満天星にいって家族4人で初めて流星群を見ました。夜中くらいから月も隠れて、天の川も綺麗に見えたのを覚えています。もっとも子供達はすぐに寝てしまいましたが。
まぁそんなもんですねぇ
こちらはフルサイズ24mmで放射点を中心に
ISO3200 f2.2 30秒で撮影して、
ペルセウス座流星群が写っているのは
8/13はだいたい200コマ中12コマ
8/14はだいたい150コマ中15コマでした。
8/14は予備のSDカードを忘れ、1時間弱しか撮れなかったのが悔やまれます。
α7sの動画チェックはめんどくさくてやっていません。
超広角だと広範囲が写りますが、流星が小さくしか写らないので、
見栄えがイマイチです。
広角~標準レンズ×複数台で撮るのが理想ですが、
セッティングに手間がかかるのでやる気になりません。
何より自分の処理能力が足りないので、3台が限界です。