お寺観望会のあと、思ったより天気が良かったのでと、夏休みでは貴重な新月期なので、前回の月食に引き続き、娘のNatsuの自由研究のお手伝いで、国道沿いの光街調査をしました。お手伝いといっても私は車を出すだけ。基本的には自分で全てやっているみたいです。やっていることは単純で、カメラを同じ設定にして決まった領域を、車で移動しながら撮影し続けるだけです。でもこれ、手伝うだけにしてはものすごく面白い結果になりそうです。

機材はNatsuの愛機EOS Kiss X7。三脚に乗せるだけです。設定は焦点距離18mmでF3.5、ISO3200で20秒露光。自宅を含む、明るい北の街側、暗い南の山側の計5カ所で、天の川近辺を撮影します。Natsuが頑張って解析していますが、駅からの距離と明るさ(今回はたて座とわし座の間のCの字の中の星がない部分をPSで測光)の関係をグラフにすると、物の見事に比例関係が出るようです。しかもこんなに明るさが変わるのかと、ある意味私も衝撃でした。まだ結果をまとめている最中のようなので、写真だけちょっと載せておきます。JPEG撮って出しをくっつけただけです。意外なほどの明るさの違いに、多分天文をやっている方でも驚くかもしれません。私はちょっと驚きました。

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直線距離で20kmくらいの違い、車で走ったら30分くらいの距離の間にこれくらいの明るさが変わります。最初はカメラだとサチルくらい明るく天の川が全く見えないところから、撮影にはちょっと暗すぎるくらい、目で直接余裕で天の川が見えるレベルにまでなります。



実はこの一週間くらい前に、自宅庭で月明かりと天の川の見え方の関係を比べるために、30分おきに20時くらいから午前3時半くらいまでずっと南の空を同じ設定で撮り続けていたみたいです。私はすぐに寝てしまったのですが、最後は妻がうるさいと怒り出して撮影はストップさせられたらしいのです。この結果と比べていると、もっと面白いことがわかりました。

まず、この日の月の出が23時くらいなのですが、それまでは街の明かりが徐々に暗くなるのでしょう。画面の明るさも時間と共に徐々に暗くなります。その後、月が出るとおそらく月の明かりが支配的になり、時間が変わっても明るさは一定になります。その後、Cの字が徐々に西の方に行くと、西側にある街灯の明るさが支配的になるためでしょうか、時間と共にまた徐々に明るくなります。明るさの変化が3つの直線で説明できそうです。おそらく月が出ていない場合は2本の直線で説明できるのかと思います。

何故こんなことをわざわざ書いたかというと、今回場所を変えて測定するときに、一番最初に自宅を撮影しておいて、2時間くらいしてから自宅に戻って来たときに比較のために再度撮影しておいたのですが、その2枚に優位な差があり、後から取った方が明らかに暗かったからです。そこで、その前に撮影していた時間変化のデータを改めて見てみると、時間差で変わる明るさで、その2枚の明るさの差が説明できそうなのです。

今回の光害測定の結果が面白そうなので、出張帰宅後に無理やり付き合わされた皆既月食の観察はボツになりそうですが「あれは予備だからいい」とのことです。自由研究がまとまったらまた娘に昨年のようにレポートを書いてもらおうかと思います。

今年も娘に色々引っ張り出されましたが、自分で色々面白そうなことを考えているみたいです。お年玉で買ったカメラもちょっと贅沢かと思っていましたが、十分使いこなしています。少なくともX7の使い方は私よりもNatsuの方がボタンの位置とかはるかによく知っていて、たまに触らせてもらうときは私の方が大抵使い方を聞いています。

Natusの自由研究の方は見通しも立っているようなのですが、問題は小6のSukeです。此の期に及んでまだテーマが確定していません。今日半べそをかきながら「どうしたらいいかわからん」と悩んでいました。いったん決めた植物の成長をやめてSCRATCHをすると決めたのに、普段遊びまくっているSCRATCHではなかなか研究にならないというのが悩みみたいです。なのでとりあえずインゲンのタネだけ買って来て、育つ間にSCRATCHで自由研究をやっておいて、うまくインゲンが育って成長の差を見ることができたらそちらにすればと言って、やっと落ち着いたみたいです。でも明日は朝から北陸最大のプールに行きます。疲れ果ててまた何もできないでしょう。