前々回の記事のプロミネンスですが、結構な分解能で撮れていたのでどれくらいのスケールで形が変わっていくかを知りたくて、2018年6月17日午前11時30分からほぼ10分間隔で3時間ちょっと撮影を続けました。合計24ショット撮りそれをGIFアニメーションにしたものが以下の映像です。

pronimence_position_background_color3_cut01

動画にするにしてはコマ数が少なすぎるので、GIFアニメにしてみました。ただ、変化部分が小さいのでトリミングしてサイズを1024x576にしています。途中止まってしまうことがあるようなので、その際はページを再読み込みしてみてください。

細かい写り具合は撮影状況や画像処理によって大きく変わるのですが、大まかな動きを見ると最初小さめの三角型だったのが、少しづつ広がって釣鐘型のように形が変わっていくのがわかると思います。

撮影と画像処理は結構大変で、基本的にエタロンもCMOSカメラの位置もPSTでのピントも変えないようにと思っていたのですが、赤道儀が回転することによる重力のかかりたの変化なのか、それとも温度の変化なのかわかりませんが、何十分かに一回はピントを合わせる必要があるくらい、なぜか焦点がずれ続けました。また、プロミネンスの写り具合が画像処理に大きく依存します。画像処理もできるだけ同じような工程で進めましたが、やはりなかなか同じにはならないようです。

それぞれの動画は500フレームで撮影し、保存した.serファイルからAutoStakkert!3でスタックします。ファイル選択時に、複数本最初に選ぶことで、一回の設定で一度に選んだぶんだけの動画を処理できます。その時にSharpendオプションを選んで、Registaxなどの後処理を簡略化しました。光球面や惑星などに比べて、プロミネンスの場合Registaxの効果は限定的なのでこれでも十分との判断です。

PhotoShopもアクションで擬似色化の処理を自動化しています。その後、PhotoShop上でレイヤーを利用して一枚一枚手合わせで位置とカラーバランスを調整していきますが、これが一番大変でした。最後はPhotoShopのタイムラン機能を使いgifアニメ化しています。

時間も手間もかかりますが、出来上がったものを見るとこれはなかなか面白いです。もう少し安定に写し出せるように経験を積んで、フレアクラスの大きなものが刻一刻と変わっていくのをいつか撮影出来たらと思っています。