久しぶりの休日の昼間、晴れていたので太陽撮影です。前回あった黒点は位置が変化し、昨日あたりから消失したようです。でもその痕跡はまだ撮影できました。

鏡筒は前回までと同じ口径10cmアクロマートのP.S.T.改造機ですが、これまでにない解像度になっています。何が変わったかというとCMOSカメラで、ASI178MCからASI294MCに変えたことです。ヒントはあぷらなーとさんの「モノクロにしたら4倍の感度のはずなのでどれほど変わるのか」という一言で、じゃあとりあえずカラーだけど感度4倍のASI294MCで試してみようと思ったのです。結果は想像以上で、

2018-04-28-0630_8_lapl6_a_red_ip_cut2
102mm achromat P.S.T. + ASI294MC + CGEM II
富山県富山市 2018/4/28 15時31分 Shutter 10ms, gain 240, 320/400 frames
Autostakkert3 + ImPPG + Photoshop CCで画像処理


これまでよりはるかに細かく出ています。ちなみにASI178MCで同じような場所を撮ったのが次の画像です。こちらの方が撮影枚数は多いのに分解能は負けてしまいます。

2018-04-28-0601_5_lapl6_a_red_ip_cut
102mm achromat P.S.T. + ASI178MC + CGEM II
富山県富山市 2018/4/28 15時1分 Shutter 10ms, gain 200, 400/500 frames
Autostakkert3 + ImPPG + Photoshop CCで画像処理

これまでと比べても決して悪いわけではないですが、細部はASI294MCの方が圧倒的です。


もう少しネタばらしをすると、ASI294MCを持ち出したもう一つの理由が、1000mmの焦点距離でセンサー面積の大きいカメラで全体像を一度に取れるかどうか試したかったのです。実際に撮影した画像が以下になります。

2018-04-28-0630_8_lapl6_a_red_cut11


一応なんとか入りました。ただし、見ただけではわからないですが、BFの直径がわずか5mmで、全体を入れるにはかなりギリギリでした。太陽の直径の1.2-1.3倍ほどしか余裕がなく、それ以上ずれると縁がぼやけて使い物にならなくなります。まあ、そもそも全体が入ったことが驚きなのですが。また、エタロンがやはり全体をカバーするほど精度が出ていないのはこれまで通りです。一番上の画像はここからトリミングしただけです。


あ、赤道儀は昨晩テストした新しいCGEM IIを使っていますが、これはあまり分解能には関係ないかも。でも動画を見比べて改めて実感できたのですが、揺れはAdvanced VXに比べて格段に小さくなっています。シンチレーションによる揺らぎだけが目立って見えてしまうような感じです。

ちなみにCGEM IIですが、一度ホームポジションに戻して、休止状態にして電源を落として、再度電源を入れたら

"Bootloader Invalid Pkg: 0080"

というメッセージとともに全く動かなくなりました。Webで検索してみるとCelestronのホームページに行ってファームウェアをダウンロードして、ハンドコントローラーをアップデートすると直るらしいのですが、販売店に問い合わせるとCelestronからダウンロードすると英語版になるとのことで、日本語版にするのでコントローラーを送って欲しいとのこと。念のため聞いてみたのですが、なんとAdvanced VXのコントローラーがCGEM IIで動くとのことなので、とりあえず代替でAVXのコントローラーを使うとして、CGEM IIのコントローラーは早速送ることにしました。ここら辺がメーカーを統一しておくといいことの一つなのかと思います。

あと、なぜ0080になるのかはあまりはっきりしないとのこと。スタートアップ中に瞬停みたいなことが起きるとダメだとどこかに書いていましたが、販売店によるとやはりあまりはっきりとはしないとのことです。

昨日はオプティカルエンコーダーの勘違いでがっかりしていました(ついでに販売店に一応このことも確認しましたが、やはり結果通りとのことでした)が、今日は太陽撮影が予測よりはるかにうまくいって、なんか元気になりました。