とうとう光球面のグルグルが映りました!

前回のノーマル40mmP.S.T.でやっと細かい模様が出たのですが、単にモジャモジャだけでした。口径10cmの改造P.S.T.でやっとHαの構造らしきものが映りました。真ん中右らへんにグルグルが出ています。 

2018-04-18-2220_0_lapl6_a_red_imppg_ps
102mm achromat P.S.T. + ASI178MC+ Advanced VX赤道儀
富山県富山市 2018/4/19 7時19分 Shutter 10ms, gain 210, 400/500 frames
Autostakkert3 + ImPPG + Photoshop CCで画像処理


次の写真も真ん中左に構造が見えています。

2018-04-18-2221_7_lapl6_a_red_imppg_ps
102mm achromat P.S.T. + ASI178MC+ Advanced VX赤道儀
富山県富山市 2018/4/19 7時21分 Shutter 10ms, gain 210, 400/500 frames
Autostakkert3 + ImPPG + Photoshop CCで画像処理


最近本業が忙しくてなかなか星に割く時間がないので、欲求不満を解消すべく朝早く起きて太陽撮影に踏み切りました。太陽は短時間で撮影が終わるのでいいですね。

とにかく試したかったのは、前回の記事でなんとか合焦させようと魔改造に踏み切った10cmのアクロマート。P.S.T.のペンタプリズムボックス部分をかなり対物レンズ側に寄せた結果、今回は見事に合焦しました。


問題点もかなりあります。
  1. エタロンの平行度がおそらく出ていないので、全面でHαが見えず、一部に偏ってしまう。
  2. BF(ブロックフィルター)がφ5mmと小さいので、周辺減光が激しい。もっと大きいのが欲しくなりますが、今の所予算オーバーです。
  3. ニュートンリングがまだ出ます。バローレンズなしでも出ます。ティルトマウントの傾きはすでに最大です。同じF10でも焦点距離が長い方がニュートンリングが出やすいのでしょうか?ちょっと疑問です。
  4. どうも全面で焦点が合わないみたいです。中央を合わせると端はピントがずれてしまうようです。鏡筒のせいなのか、エタロンのせいなのかはまだ不明です。もしかしたら新たに入れたUV/IRフィルターのせいかもしれません。
  5. 3倍バローを入れたら、ゴミが目立ちすぎたのはまだいいとして、解像度が全く生きてきません。さすがに過剰倍率のようです。
朝の出勤前なので、時間も限られているためそれほどきちんと調整できたわけではなく、まだまだ問題が山積みで対処しきれていません。そんなわけで今回の写真はとりあえずうまく出ているところ以外はトリミングしてあります。トリミングしてもそこまで破綻しないくらい分解能が上がっているのが実感できます。ちなみに、トリミング前の画像が下になります。見てわかる通り半分以上捨ててます。

2018-04-18-2220_0_lapl6_a_red_imppg


それにしても口径10cmの威力はすごいと言わざるを得ません。これまで全然出なかった細かい構造がいとも簡単に出てしまいます。まだまだ活発期には程遠いみたいです。早く大きな黒点とか出ないかなあ。

続き P.S.T. (その17): 念願の黒点が見えた!