今朝の晴れ間にかろうじてワンショットのみ太陽を撮影したのですが、撮影方法と画像処理に迷走しています。色々調べたりしているのですが、Facebookで雑誌記事に目を通すといいとのアドバイスがあったので、手持ちの雑誌のいくつかを当たってみました。

Hαをターゲットとしていることと、デジカメでの画像処理になるので、あまり古い記事は参考になりません。意外なことに、天文ガイドにあからさまに太陽撮影としている号は数少なく、星ナビの方に一時期特集がありました。天文ガイドは日食に多くの記事を割いているため、通常の太陽の撮影記事が少ない印象を受けました。調べた号を羅列しておきます。持っていない号、特に星ナビはごっそり抜けている号もありますのでこれが全部とは限りませんことをご承知ください。


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星ナビ:
2014年3月号: 「極大期に向かう太陽を撮る」と題して、この号から連続で太陽記事の特集があります。この号はまだNDフィルターを用いた撮影にとどまっています。
2014年4月号: 「Hαの激しい太陽」と題して、Hα撮影用の機器の選択やエタロンのことなどの解説があります。カラーセンサーの場合、RだけでなくGやB、特に二つあるGを使うといいということも書いてあります。
2014年5月号: この号はカメラの選択、撮影方法、スタックまでの画像処理が書いてあります。ただ、進化が早いこの業界の機器とソフトのこと、すでに内容は少し古いですが、それでも基本的な流れは知ることはできます。スタックソフトはRegistaxとAviStack2が紹介されていて、AviStack2の方が主です。AviStackはあまり使われなくなってしまいましたが、Registaxは未だに現役ですね。
2014年6月号: 画像処理の細かい話からタイムラプスまで扱っています。ここら辺の記事がもとで、今でもWebで見ることができる画像処理の源流になっている気がします。それにしてもWebでも太陽の画像処理に関して書いているところはとても少ないので、この号は貴重な情報源です。
2014年8月号: 前号を所有していないのですが、「極大期に入った太陽を知る」という連載が前号から始まっているようで、今号で2回目になります。撮影に直接は参考になりませんが、太陽のことを理解するのにすごくわかりやすくまとめてくれています。面白いのは、波長ごとの偏光分光観測の結果が示してあって、なぜHαを見ると面白いのかよく理解できます。
2014年10月号: 9月号を持っていないので、一回飛んで4回目の連載記事です。リオ・フィルターの解説とエタロンの比較写真(シミュレーション)が参考になります。ダブルスタックの威力がすごいことがわかります。


天文ガイド: 
2008年4月号: この号が唯一と言っていい日食などではない、通常の太陽観測の特集記事でした。背表紙にも「新しい周期に入った太陽を観測してみよう」とあります。ただ、内容はそれほど深いわけではなく、簡単な紹介記事くらいにとどまっています。P.S.T.も紹介されています。ジズコ提供のP.S.T.とソーラーマックス40のダブルスタックの画像も紹介されています。でもこの後の号にも続くような記事はなく、この号一回限りのようです。
2012年4月号: ずっと飛んでしまいます。この号はP.S.T.が表紙を飾っているので期待したのですが、日食関連とNDフィルター関連で、Hαのことはほとんど書かれていません。この号以前も、中身を全部見たわけではないのですが、少なくともタイトルには太陽撮影をあからさまに扱っているのは見つかりませんでした。あ、日食の記事はたくさんありましたよ。
2012年6月号: 日食写真の撮り方の記事の中にHαの記事がありました。機器の選び方や画像処理の話も少しだけ載っていますが、星ナビの連載にはかないません。関連記事ではないようですが、60Daを使った太陽撮影の記事がカメラ紹介の方でありました。フィルムとデジカメでのプロミネンスの比較写真もあります。


ざっと探しても、たかだかこれくらいです。他の号や、他の雑誌の情報などお持ちの方がいたら教えていただけるとありがたいです。

やはり情報の少なさは太陽撮影のネックです。まあ、その分、海外の記事を見たり、色々工夫したりという余地があるのですが。