先日名古屋に行った時にスコーピオで購入したVixenのPolaris 80L (最初80Mかと思っていました)。口径80mm、焦点距離1200mm、木製の三脚にマニュアルの赤道儀が載っています。

店で見た時はそうも思わなかったですが、自宅で組み上げると思ったより大きいです。さすが1200mmだけあります。重さは大したことないのですが、三脚も大きく、持ち運びは思ったより大変です。

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大きく写っているのがPolaris 80Lです。これで三脚も一番短い状態です。すぐ左の小さく見えるのが胎内でジャンクで手に入れたMINI PORTA A70Lfですが、これも決して小さいわけではありません。

もともと誰か天文好きの子で望遠鏡が欲しい子に、格安で譲ろうと思っていたのですが、娘のNatsuが興味を持ったようで、名古屋の帰りの車の中で自由研究は赤道儀のモーター化にしようと話していました。それでもモーター化はドライバーの開発など中学生には難しいので、胎内星まつりでモーター専門のブースで相談して、余り物で作ったドライバーをいただけることになったのですが、到着は9月で自由研究には間に合いそうにありません。

今朝仕事に出る前に、娘と色々話していて、娘が突然重さで回したらどうかと言い出しました。そこでテーマが決まりました。「重りを利用した恒星自動追尾システムの開発」です。モーターの代わりに、何らかの重りを使って回転軸を回すというものです。これなら中学生でも挑戦できそうです。

と、ここまではよかったのですが、朝仕事に出る時「パパ、赤道儀分解して調べていい?」とかなんとか言っていたので、適当に「勝手にやり!」と答えておいたのですが、夜帰宅したら「今日赤道儀2回分解した。部品が余った。」とか、わけのわからないことを言っています。どうやら本当に全てのネジを一旦外して完全にバラバラに分解し、きちんと組み立て順序をメモしておかなかったので、組み上げる時に部品が残ったらしいのです。数えてみるとなんと6個も余り部品がありました。これでは分解ではなくて破壊です。

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私もまだきちんと見ていなかったので、余っている部品がどこに入るのかまったく見当もつきません。しかも微動ネジは赤緯軸は回転しますが赤径軸は空回り、目盛環はガタガタ、赤緯のクランプを締めても全く固定できず、赤経のクランプを緩めても半回転くらいすると硬くて回らなくなります。格闘すること2時間以上、パズルを解くような気分でやっと全ての部品がおそらく正しいところに戻りました。ガタもキツイところもかなり直りました。娘も赤道儀の仕組みを身をもって理解したようなので、まあ良しとします。

その後、21時過ぎから薄曇りでしたが月が出ていたので、庭から見える朧月をこの望遠鏡のファーストライトとしました。そこらへんにあった10mmのアイピースで見て見たのですが、見え味は決して悪くありません。F15なので多少暗いですが、月くらいだとちょうどいい明るさになります。収差もほとんど気になりません。

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問題は赤道儀がまだガタガタなこと、微動ハンドルが鏡筒の先側についてしまい、手が届かないなどです。破壊された赤道儀をまだとりあえず組み立てたレベルで、赤径、赤緯とも数度程度のブレがあります。月がなんとか導入できるくらいで、頑張って土星を入れようとしましたが、一瞬見えただけでガタのために通り過ぎて行ってしまい、二度と戻ってきませんでした。そうこうしているうちに雲に覆われて撤収しましたが、まだまだ調整が必要です。

こんな調子で本当に自由研究になるのでしょうか?

20178/2 追記: 次の日、再度間違ったネジの見直しとネジの増し締めなどしてほとんどガタガタもなくなりました。二日かかってやっと調整の仕方まで把握できました。全バラは機構の理解にすごく役立ちますが、やはり外したネジをきちんと覚えていないとダメです。

その2に続く