ほしぞloveログ

天体観測始めました。

2018年07月

天の川の撮影記事を書いていますが、星が好きな天文っ子が天の川を撮影をしたい場合、初めて購入するカメラはどのようなものがオススメかという観点でメモしておこうと思います。

まず、お小遣いやお年玉などをやりくりして買うことになるので、高級機というわけにはいきません。だからと言ってコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)クラスだと、できることがかなり限られてきてしまいます。やはりここは一眼レフカメラで、入門機クラスを狙うのがいいのかと思います。今の日本で入門機クラスの一眼レフを選ぶとなると、ほぼCanonとNikonのどちらかからになるかと思います。他にミラーレス機も選択肢に入るかもしれませんが、あまり詳しくないので今回は考えないことにします。

一般的な写真を撮る場合Nikonに人気があったりしますが、星の撮影に限って最初に買うカメラと考えると、Canonの方が有利なように感じます。入門機から中級機までは長くCanon人気が続き、ハイエンド機では最近はNikonのD810Aが人気があるようです。CanonはEOS kissシリーズ、60D、6Dと比較的低ノイズのカメラがランクに応じて手の届く価格で販売されているのが嬉しいです。と言ってもkissシリーズはモデルチェンジを繰り返していますし、60Dもまだ現役ですが発売開始からはだいぶん立っています。6Dは後継のMark IIが発売されました。



おそらく今回最初のカメラということで、ターゲットとなるのはセンサーがフルサイズよりも少し小さいAPS-Cサイズの、比較的購入しやすいものになるかと思います。子供が新品で買うには60Dでもかなり高額な部類になるのかと思いますので、ここはkissシリーズ一択になるかと思います。

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娘のNatsuがこれまでためたお年玉を全部合わせて購入した、
我が家初の一眼レフEOS kiss X7。
当時お年玉残額残額2000円だとか。 


ではkissシリーズのどれを狙えばいいのか?普通は現行機種のX9かX9iになりますが、X9かX9iの違いはオートフォーカスについてが主なので、マニュアル操作がメインの星撮りにはあまり関係ないとすると安価な方のX9で十分かと思います。ひと世代前のX8iやX7iもまだ新品で手に入れることはできるようなので、こちらも候補になると思います。今あげた4機種はどれもバリアングル液晶付きです。液晶モニターをカメラ本体とは独立に傾けることができるので、撮影時カメラを大きく傾ける場合がある星の場合にはかなり便利な機構です。娘のNatusはそれでも予算が足りなかったのと、バリアングルの価値もあまりわかっていなかったので、バリアングルなしのX7にしましたが、今の所不満なく使っているようです。

結局のところ、天文っ子が最初に選ぶ「新品の」一眼レフというとEOS kissシリーズがおすすめということになります。

さて問題はここからです。天の川などの星景写真だけならいいのですが、星雲を撮影しようとすると上のカメラではどうしても不満が出てしまうかもしれません。理由は、星雲の赤い色をカットする赤外線カットフィルターというのがあらかじめどのカメラにも取り付けられてしまっているからです。そのため、星雲を撮影してもどうしても色が薄いということになりかねません。これを解決するためには、カメラに取り付けられている赤外線カットフィルターを取り外す必要があります。これを天体改造とか天体改造カメラにするとか言います。これは素人になかなかできるものではなく、普通は専門の改造業者にお願いすることになり、3万円!ほどの作業費が発生します。

さらに、天体改造をしたカメラはホワイトバランスが崩れてしまうので、星以外の通常の撮影をするのが大変になります。例えばホワイトバランスを無理やしずらしたり、外付けの赤外線カットフィルターをつけたりと、一工夫する必要がありあます。どうしてもバランスが取れなくて不満が残る場合もあります。天の川などの星景写真までで抑える自信のある場合は天体改造は無理にする必要はありません。星雲などのHα線という赤い色を鮮やかに出したい場合に必要になるだけです。また中には星雲を色が薄いながらも楽しんでいる人たちもいるということも事実です。

なけなしの全財産でカメラ本体を購入して、さらに改造にというわけにはなかなかいかないと思うので、ここで出てくる手段が、ヤフオク専門店などであらかじめ天体改造されているカメラを探すというものです。ただし、この場合はほとんど中古になります。初めて購入するカメラで中古を勧めていいものなのか?しかも改造済みカメラの場合にはレンズもついていない場合がほとんどです。実際にはレンズどころか、電池や充電器などの周辺機器が全くついていないケースも多々あります。周りに詳しい人がいればなんとかなるのですが、カメラが初めてで周りに聞く人がいない場合には、中古はなかなかオススメすることはできません

中古でもいいのでどうしても安く仕上げたいという天文っ子は、まずはカメラに詳しい人と仲良くなるのが先かもしれません。仲良くなると意外に入門クラスのレンズとかは余っていることも多いので、もしかしたら格安で譲ってくれるかもしれません。

それでも値段的には相当の魅力があります。中古の天体改造カメラまで視野に入れると、実はなんと低ノイズで一時期名を馳せた60Dが手に届く範囲に入ってきます。ネット上を丹念に調べると、たまに60Dの天体改造カメラが出ています。これは新品のEOS kissシリーズの本体価格とほぼ同じか、少し高いくらいです。こういったものを気長に出るのを待つという手もあります。kissシリーズの天体改造済みのカメラも比較的出回っていて、こちらを最初から狙うのも十分ありかと思います。


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我が家2台目の一眼レフEOS X7。バリアングルで便利です。
こちらは天体改造済みの中古で購入。



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上のX5と大して違わない値段で購入したEOS 60D。これもバリアングルです。 


最後に蒸し返すようですが、新品のもう一つの利点はレンズ付きがセットで買えるということです。標準レンズは使いやすいものが選ばれていますし、値段の割に性能もいいので、最初はレンズ付きの新品のほうがいいと考えるのも一理アリです。実際娘のNatusもダブルズームキットを買って、最初からレンズが2本あったのでかなり活用することができました。


まとめると、
  • 星を撮るカメラを考える場合、天体改造まで視野に入れて考えたほうがいい
  • そうすると新品だけでなく、中古も最初から考えたほうがいい
  • レンズも含めて考えると新品ならkissシリーズがお手軽で狙い目
  • 天体改造まで考慮して中古も考えたら中級機の60Dクラスも視野に入ってくる
と言ったところでしょうか。


でもこうやって考えると、値段のことといい、中古を考えなければならないことといい、なかなか中高生には厳しい趣味なのかもしれません。高校生ならアルバイトを頑張って、いい機材を最初から手に入れるというのもアリかと思います。私も十分な大人ですが、望遠鏡だけでなく、カメラの沼でもいつも苦労しています。それでも綺麗な天体を撮りたいと思うのは何故なのでしょう?業(ごう)なのですかね?


  1. EOS kissで天の川を撮ろう (その1): 撮影の準備  
  2. EOS kissで天の川を撮ろう (その2): 実際の撮影  
  3. EOS kissで天の川を撮ろう (その3): 画像処理  
  4. 番外編: 天文っ子のためのカメラ選択 
  5. 番外編: EOS 6Dで天の川を撮ろう

 

一眼レフカメラを持っていて、星を撮ることに興味があるけど、かなり難しいんじゃないかと思われていませんか?

今回は中2の娘のNatsuが持っている機材で実際に撮影をしてもらいます。挑戦してみるのは天の川です。天の川なんて敷居が高いと感じるかもしれませんが、星雲や星団に比べたら望遠鏡なども必要なく、初めての夜空の写真としてはちょうど手頃なターゲットで、満足感も得られます。マニアが「うーん」と唸るような写真を撮るのは簡単ではないですが、天の川を写してみるだけなら意外なほど綺麗に、しかも入門用の機材でも十分に写ります。自分で撮った天の川の写真は格別ですよ。

というわけで今回は入門記事。一眼レフカメラに興味を持っている方、一眼レフカメラを買って星の写真を撮ってみたいという方が対象です。レンズも標準セットについてくるものを使います。


機材

まずカメラ本体ですが、ここではNatsuが愛用しているCanonのEOS kiss X7で試すことにします。一眼レフとしては一番買いやす部類の入門機です。軽量で女の子が持っても全然楽に扱えそうです。レンズはダブルズームキットについてきた二つのレンズのうち、より広い範囲を写すことができる焦点距離18-55mm 、絞りF3.5-5.6の方を使います。

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Natsuの愛機EOS kiss X7

もちろん一眼レフカメラならNikonなど他のメーカーでも構いませんし、レンズも焦点距離が短めのものなら入門用のもので構いません。もっというと、一眼レフカメラでなくても構わないのですが、「シャッター速度(露光時間)」と「ISO」と呼ばれる感度を調整できるカメラなら試してみる価値はあるかもしれません。最近のスマホのカメラは意外なほど感度がいいものも多いので、新しい機種なら天の川を写すことも可能かもしれません。一応ここでは、EOS kiss X7相当の入門クラスの一眼レフカメラで試していくことにします。

そのほかにもう一つ、どうしても必要なものがあります。三脚です。あまり軽くてグラグラしたものはブレてしまうかもしれませんが、普通にカメラ屋さんで売っているものなら十分かと思います。ものすごく頑張れば、うまくカメラの下に何かを入れて多少傾けることで三脚なしで撮影することも不可能ではないですが、逆に大変になるばかりなので、三脚は一つは持つことをお勧めします。ちなみにうちの娘は中国製の無名ブランドの三脚を中古で格安で手に入れたもの使っていますが、とりあえず最初はこんなのでも大丈夫です。

あと少し、無くてもいいのですがあると便利なものを書いておきましょう。一つはレリーズ。リモートシャッターでもいいです。シャッターを手で押すとどうしてもブレてしまいます。レリーズやリモートシャッターがあればぶれずにとることができます。まあ、最初は気をつけて手で押すのもいいでしょう。でもブレが気になるようになったら少し考えた方がいいです。

もう一つがレンズヒーターです。天の川が良く見える夏といえども、長時間撮影していると湿気でレンズが曇ることがあります。ヒーターは曇りを抑えてくれますが、これも最初はなくても構いません。しばらくの間は曇らないでしょうし、もし曇ったラレンズペーバーなどで拭き取れば大抵は大丈夫です。拭き取るのが面倒と感じてきたらレンズヒーターを探してみてください。



光害のない場所を探す

天の川を撮影するときにとにかく一番重要なことは、暗い場所を探すことです。どれだけいい機材を持っていても、都会の真ん中で天の川を写すことは至難の技です。逆に、ものすごく光害の少ない場所で撮影したら、入門用の機材でも驚くほど綺麗に天の川を写すことができます。街から離れた場所、例えば夏のキャンプなんかに行ったときに、空を見上げたらものすごい星が見えたという経験は一度くらいはあることかと思います。そのような場所なら天の川撮影は十分できるはずです。

暗いところに行って車から降りて、あれ?何も見えないと思っても諦めないでください。車のライトで、目が明るいところになれしまっている状態では天の川は見えません。少なくとも暗い状態で何分か待って、改めて天の川が目で見えるか確かめて見てください。空にうっすらと白いモヤモヤしたものが天の川です。人間の目は光を溜め込むことができないので、写真ほどはっきりとは見えないことも覚えておくべきでしょう。うっすら見えるくらいならカメラで撮れば十分に見えてきます。


季節と時間も大事です

場所と同じくらいに必要なのが、季節と時間です。夏の方が濃い天の川を楽しむことができます。冬も天の川は出ていますが、夏に比べたらとても薄いです。そもそも天の川とは地球から見た銀河の断面方向を見ていて、夏の南の方角が銀河の中心方向を見ることになるからです。基本的には春先なら夜中以降の遅い時間、夏なら一晩中、秋なら日没からしばらくの間と思えばいいでしょうか。どの時期でどの時間に見るといいかもっと調べたい場合はプラネタリウムソフト、例えば無料のStellariumなどを使うといいでしょう。




もう一つ見栄えに大きく関係するのが月です。月は天の川に比べてものすごく明るいので、基本的に月が出ているときは天の川撮影には向きません。月が邪魔するかどうかも先ほどのStellariumで調べることもできますが、月の満ち欠け月の出入りの時間がわかるサイトもありますので、利用するといいでしょう。私はiPhoneで「Diana」というアプリを使って調べています。アンドロイド用もあるみたいです。


透明度

さらにもう一つ重要なことがあります。もちろん天気は重要で雲が出ていたらダメなのですが、それだけではなくて「透明度」というのが天の川の見え方にかなり効いてきます。これはなかなかわからないかもしれませんが、昼間に遠くの山がはっきり見えるなんていう日は透明度が高い日が多いです。富山では立山の見え方が日によって大きく違い、たまに驚くほどはっきり見えます。こんな日は天の川日和です。


実際の遠征

こうやって見ると、実は天の川を撮影できる日は思ったより少ないことがわかります。夏前後で、暗い場所に遠出ができる休日前とかで、新月期に近くて、天気が良くて、かつ透明度が高い。都会に住んでいてい忙しい人だと、年に何日チャンスがあるかわからないくらいかもしれません。それにもめげずに撮影に行くわけですから、チャンスだと思った日にすぐに出発できるように事前準備をきちんとしておく必要があります。

まず忘れ物はないか?メインの機材は
  • カメラ本体、レンズ、三脚、レリーズ、ヒーター
などです。でもそれだけではありません。例えば
  • メモリーカードは入っていますか?十分な空き容量はありますか?
  • カメラの電池は充電されていますか?予備の電池もあった方がいいかもしれません。
  • 小さなライトがあった方がいいかもしれません。スマホのライトなどでもいいですが、他の人の迷惑にならないように、あまり明るくないもの、できれば赤いライトが望ましいです。赤いライトがなければ、赤い透明のフィルムをライトのところに貼っておくだけでもいいです。赤いフィルムがなければ、サランラップに赤いペンで色をつけて貼っておくだけでもいいです。
夏だからよっぽど大丈夫かと思いますが、山の上などは思ったより寒いかもしれません。
  • 防寒対策
もしておいた方がいいともいます。また、虫刺されに悩まされることも多いので、
  • 虫除け
もあった方がいいでしょう。あとはお腹が空いたときの夜食とかでしょうか。

あと、安全にも気をつけてください。暗いところなのでなかなか見通しがききません。できるなら昼間に一度下見に行っておいた方がいいかもしれません。山の中だと熊が出ることもあります。音楽を鳴らすなど、音を出していた方が動物たちも寄ってこないので安心です。最初はできるなら一人よりも、複数人で行く方がいいと思います。天の川の絶景ポイントには天文を趣味とする先客がいるかもしれません。話しかけてみると色々教えてくれるかもしれませんし、何より仲間がいた方が何かあったときも安心です。



撮影練習

さて、実際の撮影に入りますが、以下で説明することを時間のある昼間のうちに練習しておいた方が絶対にいいと思います。昼間の明るいうちに色々なスイッチを確認しながら、それこそカメラを見なくても手で触るだけでどこにどのスイッチがあるかを知っておくと、当日の暗い中での撮影がものすごくスムーズになります。星の撮影は基本的に全てマニュアルモードで行います。
  1. カメラの上部右のダイアルを回してMのところに合わてマニュアルモードにします。もしレリーズを使う場合は、自動的に外部からコントロールできるバルブモードにしておきます。
  2. 実際によく忘れるのが、レンズ本体の設定です。レンズのところに切り替えスイッチがありますが、マニュアルフォーカスモード(MF)、手振れ補正(STABILIZER)はオフにします。
  3. カメラの背面のメニュー(MENU)ボタンで色々設定します。まず、撮った画像の保存ファイル形式はできるだけいいものを選びましょう。JPGなら一番圧縮率が低くファイルサイズが大きいもの。できるなら後で色々加工しやすいようにRAWで残しておいた方がいいです。私はファイルサイズは大きくなりますが、基本的にRAW+JPGで両方とも残すようにしています。
  4. ホワイトバランスは白色蛍光灯か白熱電球のほうが夜空の色に近く見えます。本当はきちんとホワイトバランスを合わせた方がいいのですが、RAWで撮っておけば後から変更できるのでそれほど気にしなくてもいいです。オートホワイトバランスは何枚も撮影していると途中で色温度が変わることがあり、統一処理ができなくなるため、やめておいたほうがいいと思います。
  5. 絞りはレンズの一番明るいところに合わせます。Fの値を一番小さくするという意味です。今回の標準レンズの場合F3.5にします。星像が変な形になる、周辺減光がひどいなどという場合は少しFの値を大きくして絞ります。注意することは、あえてきちんとF値を設定しないとFが勝手に大きくなったままになってしまって撮影してしまうことがあるので、必ず確認したほうがいいです。
  6. ノイズリダクションなどの機能は基本的に全てオフの方がいいと思います。ただし、後で画像処理をすることが前提です。画像処理をしない場合は長時間ノイズキャンセル機能はオンにしてもいいかもしれませんが、撮影できる時間が半分になってしまうので時間がもったいないです。
  7. 液晶画面の明るさは普通の設定だと明るすぎるののと、暗さに慣れた目を戻さないように一番暗くします。
  8. ピントを星に合わせるのは意外に難しいです。できるならば昼間に(距離はレンズによりますが)数キロメートルと十分離れたところを見ながらピントを合わせて、その位置でピント調節リングをテープなどで固定してしまいます。ちょっと高いですが、パーマセルテープが便利です。レンズによりますが、必ずしも無限遠の設定で本当にピントが合うというわけでもないので、きちんと確かめたほうがいいです。
  9. シャッターを押す際の星像のズレを防ぐために、レリーズやリモートシャッターを使うなら、昼間のうちに操作に十分に慣れておいて下さい。
  10. 一度、三脚に乗せてカメラがきちんと固定できているか、ガタがないか、方向を変えることができるかなどもチェックします。暗闇で三脚に固定するのも、カメラの向きを変えるのも、明るいところとは勝手が違います。
  11. 意外にも、レンズキャップや、レンズの付け替えなども暗闇では大変です。外したレンズキャップをしまう場所もあらかじめ決めておいた方がいいでしょう。
  12. 小さなライトを用意しておくといざという時に楽です。ライトには赤いフィルムを貼るなどして、暗闇に慣れた目を戻さないようにする工夫などが必要です。
  13. ISOや露光時間、F(絞り)を変える場合のスイッチの位置を改めて確認しておくといいでしょう。これらは暗闇で何度もいじる必要があるので、手探りだけでスイッチの位置がわかるようにしておく必要があります。
  14. 撮影した後に、何秒間画像を表示するかの設定も見直しておきましょう。4秒くらいが適当でしょうか。また、撮影画像を後から見る方法もきちんと確認しおきましょう。青い三角マークのプレイボタンですね。撮影画像を表示した状態で、拡大する方法も練習しておきましょう。撮影した画像のピントが合っているかどうか、その場で確認したくなるものです。

ここまでをとにかく昼間のうちに準備してしまいます。できるならば、これらのことは真っ暗なところでもできるように、暗い場所で何度も練習しておくことをオススメします。

さて実際の撮影ですが、本番当日の撮影をする前に余裕があるなら、別の日に事前に夜の星の撮影を試すといいです。多少周りが明るい自宅からとかでもいいので、夜空を写してみてください。意外に星が写ることにびっくりすると思います。十分な練習をしてから、本番の当日の撮影に向かいます。



実際の撮影

さて、いよいよ本番です。練習も繰り返して準備は万端なはずです。臆せずに撮影開始といきましょう。
  1. もし昼間にピントを合わせ忘れていた場合は、Live viewで明るい星を映してから、それを5倍か10倍で拡大して、一番小さく見えるところにフォーカスリングを合わせます。パーマセルテープなどで固定したほうがいいでしょう。慣れないとこれが一番難しいかもしれません。後から画像を見て、ああピントがずれてたと後悔することがないようにきちんと合わせましょう。
  2. ライブビューモードは楽ですが、カメラの温度が上がりすぎてノイズが出やすくなります。基本的にライブビューは切って撮影します。
  3. さて、天の川にカメラを向けます。方角ですが、天の川は東の空から出始め、時間とともに徐々に立ち上がってきます。夏だと南側にそびえ立つ雄大な天の川が楽しめることでしょう。目で天の川が見えるくらいならそちらにカメラを向けてください。
  4. 画角はこんなサイトや、Stellariumでも手持ちの機材を登録すれば(実はこの機能結構便利です。)計算できたりしますが、まずは実際に撮ってみた方が早いでしょう。18mmでも天の川の濃い部分なら結構な範囲が入るはずです。
  5. その際、水平度はきちんと取るといいでしょう。X7は水平出しの機能がないので、三脚についている水準器があればそれを利用するといいでしょう。
  6. ここから最後のパラメータ選びになってきます。ISO感度とシャッター速度です。ISO感度をいくつにするかは周りの明るさによるので、何枚か試し撮りをして決定します。感度はノイズに直結するので、ノイズが目立たない程度の最大のISOを探します。機種やレンズにもよりますが、ISO1600か3200くらいが適当かと思います。最初あまりノイズを気にしないのなら6400とかでもいいと思います。今回の撮影ではこれまでの経験上ISO3200に統一しようと思います。
  7. シャッター速度(露光時間)ですが、レンズの焦点距離や方角にもよりますが、30秒くらいまでだと拡大しなければなんとか星が流れずに見えます。余裕を持って20秒くらいまでが適当かもしれません。今回はの撮影では多少拡大してもいいように20秒にしようと思います。
  8. 実際にシャッタを切って(レリーズがあれば露光時間を設定してからレリーズのスタートボタンを押して)しばらく待ちます。一番ドキドキする瞬間です。露光時間の20秒がすぎて画面が液晶モニターに映し出されると思います。天の川は写りましたか?目で見るよりはるかに濃い天の川が見えているのに驚くことと思います。もしここでまだ、天の川としては大したことないなとか思ってもがっかりしないでください。画像処理でもう少しあぶり出して見栄え良くすることができます。
  9. その後、画角などを合わせ直して、何度か撮り直します。明るすぎたり暗すぎたりしたら、ISOを小さくしたり大きくしたりしてちょうどいい明るさになるように変更します。
  10. レリーズなどでずっと連続して撮影すれば、後からタイムラプス映像などもできますね。

とにかく、事前の練習がすごく有効だと思います。暗い中で、手だけでボタンの位置を覚えてしまうくらいにしておかないと、実際の撮影ではなかなか上手くいかないでしょう。

とりあえず今日はここまで。明日から3連休。高気圧で全国的に天気もいいようです。カメラを持って出かけましょう。私もこれから娘と一緒に実際の撮影に行ってきます。


次回は「その2」実際の撮影の様子です。
さらにその後、撮ってきた画像の処理を予定しています。できるだけ無料のソフトで済ませたいと思います。




七夕は全国的に大雨でしたが、次の日の8日は午前半ばから晴れ、夜には透明度の高い素晴らしい空を見ることができました。一日遅れましたが、この天の川を見る限り織姫、彦星も無事に会うことができたのかなと思います。


さて、先日購入したSAMYANG 14mm, F2.8  IF ED UMCの絶好のテスト日和です。始めた時間が遅くて、次の日も仕事なのでほとんど時間をかけることができませんでしたが、とにかくファーストライトです。

IMG_0634
撮影地: 富山県富山市自宅庭から, 2018年7月9日0時3分
EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, JPG), 露出20秒、固定撮影
SAMYANG 14mm, F2.8  IF ED UMC
画像処理なし


これ信じられますか?自宅からの天の川です。RAWも撮りましたが、これはJPGの撮って出しで何の加工もしていません。この日は普通に目で見てもはっきり天の川が見える珍しい日でした。これまでも天の川が見えたことはちょくちょくありますが、自宅でこれほどはっきり見えたことはありません。富山なので確かに田舎ですが、それでも国道沿いの町で、周りは普通の住宅街です。この日は南の低い空まではっきり見えました。連日の雨がチリとかも洗い流してくれたのかもしれません。その代わり星は瞬いていて、シンチレーションは良くなかったのかと思います。

この日はたまたまホタルが庭に一匹迷い込んでいて、この写真に写り込んでしまいました。写真をクリックして拡大するとわかりますが、3つくらい光の筋が見えると思います。

20秒露光なので、拡大すると星が流れているのが見えますが、片ボケなどは見られないと思います。いや、フル開放2.8でこれなら十分すぎるかと思います。とりあえず何の不満もありません。でも高級レンズとか触ったことがないので、もしかしたら見る目が甘いだけなのかもしれません。周辺減光は噂通り激しいですが、私的には許容範囲です。下部の景色を見るとわかりますが、歪みはやはりひどいですね。でもこれはレンズ補正で緩和されるらしいので、これもあまり心配していません。うーんこの値段でこの写りなら十分満足です。


次は上空の天の川です。これもJPG撮って出しです。右が南側、左が北側です。

IMG_0642
撮影地: 富山県富山市自宅庭から, 2018年7月9日0時25分
EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, JPG), 露出20秒、固定撮影
SAMYANG 14mm, F2.8  IF ED UMC
画像処理なし



上下左右と四隅を拡大してみます。

IMG_0642_four


真ん中と上はほぼ点像。右はまあ許容範囲、下は少し上下に流れています。左は下方向に少し残像みたいにずれています。四隅は左下が一番マシで、右上と左上が少し三角形になっています。右下は斜めに流れてしまっています。これも他のレンズの経験がないので何とも言えないですが、星像の乱れは微々たるものかと思われます。

実際、手持ちの誠文堂新光社の西條善弘氏著の「星空撮影&夜景撮影のための写真レンズ星空実写カタログ」の写真と比べると、SIGMAの14mm F1.8 DG HSMと比べても、F1.8なら圧勝、F2.8と比べても等価かむしろいいくらいです。書籍の中ではF2.8で「すばらしいと画面」評価されているので、少なくともこの個体の画像は悪い星像ではないと思われます。もう一つの候補だった、TAMRONのSP15-30mm F/2.8 Di VC USDとの15mm側で比較しても、F2.8では明らかに勝っているように見えます。CANON純正のEF14mm F2.8L II USMとは比較にならなくて、NIKONのAF-S IKKOR 14-24mm f/2.8G EDと比べても圧勝です。

書籍の方はどうやら周辺減光を補正してあるものを掲載しているらしいので単純な比較はできないかもしれません。うーん、それでもなんか良すぎる気がします。何か間違っているのか、ひいき目で見ているだけなのか?

でもまあ、不満がないということは精神衛生上いいことなので、たとえ将来後悔するかもしれませんが、今回は大当たりだったと思うことにします。


最後に上記画像を加工したものを載せておきます。以前自宅で撮った天の川がここにあります。リンク先の日も透明度は決して悪くないですが、かなり炙り出してこれなので、いかに昨晩の透明度が良かったかがわかると思います。

IMG_0642_RGB_VNG_DBE_cut
撮影地: 富山県富山市自宅庭から, 2018年7月9日0時25分
EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, RAW), 露出20秒、固定撮影
SAMYANG 14mm, F2.8  IF ED UMC
Pixinsight, Photoshop CCで画像処理 


自宅からコンスタントにこれくらい天の川が撮れればいうことないのですが、やはり昨晩の透明度は七夕の贈り物なのでしょう。

大雨もやっと去り、日曜の午後くらいから晴れてきました。久しぶりの太陽です。


今日は少し大きめのフレアが北西と南西に出ていました。

2018-07-08-0453_7_lapl6_ap1069_IP_cut
富山県富山市, 102mm, F10 achromat + P.S.T. + ASI290MM + CGEM II
プロミネンス: 2018/7/8 13時52分 Shutter 40ms, 25FPS, gain 300, 400/500 frames
光球面: 2018/7/8 13時53分 Shutter 20ms, 50FPS, gain 150, 400/500 frames
Autostakkert3 + ImPPG + Photoshop CCで画像処理



2018-07-08-0503_5_lapl6_ap2222_IP_cut
富山県富山市, 102mm, F10 achromat + P.S.T. + ASI290MM + CGEM II
プロミネンス: 2018/7/8 14時4分 Shutter 20ms, 50FPS, gain 280, 400/500 frames
光球面: 2018/7/8 14時3分 Shutter 20ms, 50FPS, gain 130, 400/500 frames
Autostakkert3 + ImPPG + Photoshop CCで画像処理


南西の方はプラージュでしょうか、少し温度の低い帯が何本か見えているようです。

プロミネンスのアニメを連続して取ろうとしているのですが、まだまだ機材不足と、今日は雲がちょくちょく太陽を遮るので諦めました。オートガイド用と撮影用で2つのカメラが必要なのですが、ガイド用のカメラでうまく太陽を見る手段を持っていません。以前いただいた太陽シートをどうにか使えないか考えています。

APT(Astro Photography Tool)を試してみました。動機はCMOSカメラで長時間撮影をすると縞ノイズが発生してしまうので、それを防ぐためにデザリングをしたかったからです。

まずAPTのインストールでカメラを認識するまでにものすごく戸惑いました。いくつかのページで説明はされているのですが、とにかくはまった点を書いておきます。

今回使うカメラはZWO社のASIシリーズです。まず、ZWOのサイト

https://astronomy-imaging-camera.com/software-drivers

に行ってカメラ自身のドライバーをダウンロードしてインストールします。Native Driversと書いてあるものがそうです。これまでほかのソフトなどですでにCMOSカメラを使ってきたならば、ドライバーは既にインストールされているのでここのところはスキップできます。

ここから少し意識しておかなければならないことは、すべてのCCDカメラやCMOSカメラはAPT上ではASCOMのカメラとして認識されます。このことを意識せずにSharpCapやFireCaptureの感覚でカメラのドライバーだけインストールしてもダメです。そのためASCOMのサイトに行ってASCOM Platformをダウンロードしてインストールします。新しいカメラを持っている場合、例えばASI294MCは最新の6.4ではうまく動きましたが、一つ前の6.3では認識できませんでした。

これだけでもダメで、さらに再び上記のZWOのダウンロードサイトに行って「ASCOM Drivers (optional)」の中の「ASI Cameras」をダウンロードしてインストールします。これがASIカメラとASCOMを実質的につなぐドライバーに相当します。

これで準備はできましたが、カメラがASCOMでうまく認識されるかどうかは、ASCOM Platformをインストールすると出てくる「ASCOM Diagnostics」を使うといいでしょう。ASCOM Diagnosticsを立ち上げてメニューの「Choose Device」を選び「Choose and Connect to CDevice」で出てきた画面で「Select Device Type」で「Camera」を選んですぐ横の「Choose」を選びます。出てきた「ASCOM Camera Chooser」で少し文句を言われていますがとりあえず無視をして、ちょっと押しにくいですがカメラ選択の下矢印を押して「ASI Camera(1)」を選択します。

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次にすぐ横の「Properties」を押して、ZWOのロゴが入っている設定画面が出てくれば認識と接続はうまくいっています。出てこなければ何かがうまくいっていないということです。

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さて、ようやくAPTの出番です。APTをサイトからダウンロード、インストールします。インストール完了後早速立ち上げますが、カメラの接続でまたもや困りました。右の上の「Camera」タブを押して、そこで出てくる「Connect」を最初はShift+Controlキーを押しながらクリックしますが、そこで「CCD:ASCOM Camera」を選んでOKを押すと、APTの反応がなくなってしまいます。しかもAPTのどこかをクリックすると落ちてしまいます。てっきりバグか何か足りないのかと、ここでものすごく悩みました。答えは、先ほどの「ASCOM Camera Chooser」がAPTの画面の下に隠れて出てきていて、これが設定されるのを待っているのです。これはさすがにわかりにくいです。

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Alt+Tabキーなどで画面を切り替えて、先ほどと同じように「ASCOM Camera Chooser」で「ASI Camera(1)」を選択すればOKです。上記トラブルが絡み合い、実際ここまで来るのに数時間を要しました。


あとは普通に使うことができると思います。というか、雨でまだ実践では試せていないので今日はここまでで終わりです。

実は大昔にもAPTを使おうとして、同じところであきらめたことが2度ほどあります。今回やっと解決できました。知っていればどうってことないことなのですが、知らないと結構戸惑ってハマるとすごい時間を費やすことになります。

雨で何もできない時間があるのはこういったことが解決するのでいいですね。


アンタレス付近を撮影した時に気になっていたAdvanced VXのガタつきですが、やっと原因がわかって修理が完了しました。気づいてしまえば簡単で、結構一般的に有用なことだと思うのですが、多分ほとんどのユーザーは気づいていないと思うので情報をシェアしておきます。

まず問題点の確認ですが、赤経の回転体がガタつきます。0.1度もないくらいでしょうか。ほんの少しのガタつきですが、撮影時に強い風が吹いていたりすると星像が一方向にブレてしまいます。ガタつく方向は回転方向のみ。軸方向に引き抜こうとしても、軸方向から傾けようとしてもピクリともしないくらい全く問題はありません。このことから、回転体と枠との間に隙間があるとか、何か詰まっているようなことではないことが推測されます。

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上の写真に写っている金色の二つのギヤに遊びはありますが、手でこのギヤを回してみると、回転体自身はきちんとギヤの回転に応じて素直に回転します。このギヤによる回転とは独立に回転方向にガタがあることが問題なようです。

以前シャフトが折れた時にウォームホイールからはずれてしまって、それを無理やりネジで止めているだけなので、今でも簡単に取り外して内部を見ることができます。

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色々いじくり回していて気づいたのですが、ウォームホイール部のねじ止めを完全にせず少し緩んでいる時に、ウォームホイールをウォームギヤ側に押し付けるとガタが小さくなり、ウォームホイールをウォームギヤから離す方向に傾けるとガタが大きくなることがわかりました。これは大きなヒントでした。ということは、きちんとネジを締めた状態でウォームホイールとウォームギヤの相対位置が近づく方向になるようになんとか設定してやればいいということになります。

ところがここから少し苦労しました。全然調整機構が見つからないのです。無理やり曲げたりするのは流石におかしいと思い、外れるカバーは外し、外せるネジは外していくと、奥の方の非常に見にくところにネジがあるのを見つけました。

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写真の真ん中に見えるのがネジですが、素直にアクセスできなさそうです。

最初、このネジにアクセスするのに写真に写っているオレンジ色の回転部分を外す必要があるかと思ったのですが、よくよく見ると、このネジにアクセスする通り道が反対側にあることに気づきました。ただしちょっと長めのレンチが必要になります。また、このネジがかなり固く締めてあるので、私はL字型のレンチをペンチで挟んでトルクを大きくしてやっと緩めることができました。

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先ほどのネジにアクセスできるように裏側に切り欠きがあります。

ネジが緩んだのを確認して、モーター側(ものすごく外しにくいですが、コの字型のプラスチックのカバーもあらかじめ外しておいた方が力が入りやすいかもしれません。)を押してウォームギヤをウォームホイールに押し付けるようにします。ある程度押さえてガタがなくなったことを確認してからネジを締めます。ネジを締めた後に再びガタがないことを確認してやっと完了です。

このガタつきのためだけに今回も合わせて多分もう5回くらい分解しています。なかなか原因までたどり着けなかったのですが直って良かったです。まだまだ現役で使えそうです。


梅雨明けしたはずなのに台風が来て、さらに台風が過ぎてからもずっと大雨が続いています。今シーズンは感染しないように耐えていたのですが、とうとうポチリヌス菌の症状が出始めてしまいました。

今回の症状はSAMYANGの14mm F2.8 IF ED UMCなのでまだ軽めです。EOS 6Dにつけることのできるまともなフルサイズ用のレンズとしては初めてのレンズになります。

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写真に写っていないですが、レンズカバーと、
レンズを入れる巾着が付いてきます。

正確にいうとフルサイズレンズは初めてではないのですが、持っているものはキタムラ秋葉原店で中古で買った1980円のCanon EF 28-80mm F3.5-5.6 USMというのと、60Dで望遠用にとアマゾンで中古で4760円で買ったCanon EF 55-200mm F4.5-5.6II USMという、ともにごくごく一般的なものだけです。昼間の普段使用ではあまりこだわりはないのでこれで十分なのですが、星を撮るのにはさすがにきつそうで、広角のフルサイズ用のものをとりあえず欲しいと思っていました。

シグマのArtシリーズの14mmや、同じSAMYANGでもXP 14mm F2.4なども考えましたが、値段が全然違うので今回は諦めて、まずはとりあえずの安価な一本です。ただこのレンズ、片ボケだとか光軸ずれの報告が結構あります。最近のものは品質管理もしっかりしてきてだいぶんましになってきたようなのですが、それでも心配だったので中古とかには手を出さずに、交換対応もしてくれるというので今回は馴染みのSCOPIOさんで購入することにしました。どこの店でも一時期の底値の時より1万円近く上がっているのですが、それでも十分安価です。

とにかくこのレンズの魅力はと言いますと、各所にすでに散々書かれていますが、フルサイズ対応の超広角レンズでF2.8とそこそこ明るく、他のレンズと比べて圧倒的に手が出しやすい価格に抑えられていることに尽きると思います。もちろん短所もたくさんあり、オートフォーカスもないのはおろか、絞りもマニュアルです。なので昼間の普段使いには全く向きませんが、基本全てマニュアル操作になってしまう星景写真には十分です。品質にばらつきがあるという噂もあるので、このことも短所になるでしょう。もしダメだった場合の交換も視野に入れた購入店を選ぶということも、選択時に考えておく重要なことかと思います。

今回購入時にSCOPIOさんから「Canonとかの純正やシグマのレンズとはシャープさも違うのでご了承ください」という親切?な助言をメールでいただいています。もちろん納得済みでの購入ですし、そもそもまだカメラのレンズに対して全然肥えた目は持っていないので、全く不満に思わないかもしれないですし、もしかしたら、あ、やっぱり全然ダメだとなってレンズ沼にはまり始めるのかもしれません。でも、どういう結果になってもいいくらい気楽に試せる値段というのが、やはり一番の魅力かと思います。

初のフルサイズ広角レンズ、さて撮れ味はどうなのか?ニュースによると日本全国かなりの範囲で、しばらくの間、大雨が続きそうです。晴れたら早速試して見たいと思います。もし日曜に晴れたらヒメホタルを見に行く予定です。星景と合わせてうまく撮れたらと思っています。

追記: 2018/7/8にファーストライトです。

アストロアーツさんが発行している「月刊星ナビ」の2018年8月号に、な、な、なんとこの「ほしぞloveログ」が掲載されてしまいました!

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わーい、わーい!もうめちゃくちゃ嬉しいです。

掲載されたページは星ナビの名物コーナー「ネットよ今夜もありがとう」、星ナビの説明によると「人から人へのリンクの輪。個人運営のホームページをリレー形式で紹介。」ということだそうで、「笑っていいとも!」のともだちの輪の天文版みたいなものでしょうか。2年前に星を始めて星ナビをずっと買い続けていますが、その後ブログを始めてから、いつかはこのコーナーに掲載されたらなあと、ずーっと夢見ていた憧れのページでした。

前号で紹介してくれたのは明治大学天文部のS君。実は昨年の原村の星まつりでたまたま隣になった学生さんで、その後このブログも見ていてくれたそうです。どこで繋がるかわかりませんね。S君、改めて紹介してくれてありがとうございました。

実は昨年の福島のスターライトフェスティバルで星ナビの編集のKさんとお話をしたことがあります。娘のNatsuがテントのところでギターを弾いていたのですが、写真を撮っている人に気づいて、あ、変な人かもとか一瞬思ったら(すみません)、なんと星ナビの方でした。ほしぞloveログというブログを書いていること、いつかネットよ今夜もありがとうで紹介されたいとか話していたのですが、まさかこんなに早く実現されてしまうとは。天文趣味関連で実現したい夢の一つを叶えることができました。その後、なぜかちょくちょくKさんとは会う機会があり、「星ナビGallay」の写真も是非とも投稿してくださいとか言われました。いつか撮影した天体の雑誌掲載のほうも目指したいと思います。

今回雑誌掲載と同時に、Web版の「ネットよ今夜もありがとう」にも掲載されているので、こちらからのリンクでこのブログまで辿り着けます。過去に紹介されたページも載って入るので、よろしければこちらも御覧ください。


さて、私もどこかのページを紹介しなくてはいけません。どこにしましょうか。
結果は9月号をお楽しみに。


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