ほしぞloveログ

天体観測始めました。

2017年10月

スターライトフェスティバル、初日に続き、2日目は朝から天気も良く、今日は本格的な電視観望が期待ができそうです。

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ASI224MCを使った電視の様子。M57が見えています。FS-60CBをAdvanced VXに載せてます。奥に見えるのがKYOEIブースの大画面モニターで、そこにPCの画面を映させてもらっています。


朝起きたら、お隣の栃木のグループが朝食に誘ってくれて、なんと3人で押しかけてしまってアヒージョ、サーモン、おでん、うどんと、ご馳走になりました。とても美味しくて、特にアヒージョは絶品でした。カップラーメンの予定がすごい豪華な朝食になりました。ありがとうございました。さらにここのメンバーにお風呂情報を教えてもらいました。

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星の村ふれあい館というところで、車で5分くらいでしょうか。綺麗なところで大人400円、子供200円とリーズナブルでした。朝から営業してくれているのですごく助かります。その後、高速インター方面のショッピンエリアで買い出し。お昼の弁当と、夕食の足りない分を補充しました。スーパーはヨークベニマルという、多分イトーヨーカドーと同じ系列で、セブンイレブンの商品も扱っていました。結構便利です。

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会場に戻ると、井上あずみさんのコンサートが始まるところでした。トトロとラピュタの主題歌はもちろん、トークを交えてのコンサートは会場に来ていたたくさんの小さな子供たちも大喜びでした。

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初日のところに書き損ねてしまったのですが、このブログのコメントなどでもちょくちょく登場してもらっている大学学部時代の先輩のHBさんと十数年ぶりに会うことができました。学生の時からすごく気の合う人で、天文歴も子供の頃からなので相当長く、むちゃくちゃ凝り性の人なので、思いもつかないような面白いことをする人です。今回も皆既日食でアメリカに持っていったカメラを見せてもらったのですが、バッテリーグリップを改造してPICマイコンでスイッチオンでISOを変えながら連続で250枚とるとか、2分間の一発勝負では不安定なコンピューターを使わないというコンセプトは大きく賛同できます。頂いた日食の写真も、地球照ならぬ月照が写っているそれはそれは素晴らしいものでした。




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太陽観測の機器も見せてもらいました。太陽は普通ファブリペローエタロンを使ってHαの波長帯を、出来るだけ線幅を小さくして見るのですが、CORONADOやLUNTといったところがメジャーです。天邪鬼のHBさんオススメはDAYSTARで、接眼部に取り付けることができるために、8cmの口径まで対応できる汎用的なところと、比較的安価で線幅が狭くできるところがいいとのことです。このあと4機種で見比べしたのですが、見え味は全く他に見劣りしないどころか、値段逆転現象が起きていたように思えます。逆に欠点は接眼部のところで平行光にするために4倍の付属のバローが必須で、拡大しすぎてしまうために広角で太陽の全体が一度に見えないところのようです。今では日本の代理店もあるみたいですが、個人輸入して手に入れたそうです。

抽選会の前あたりから太陽祭りが始まり、最初HBさんのDAYSTARと、HBさんの知り合いの方が持っていたLUNTのダブルスタックで見え方比較をしていたら、途中からCORONADO SOLARMAX Ⅱが参加し、さらにCORONADO PSTとCORONAD PSTのカルシウム線を見るタイプCaKも参加して、なんと太陽を4機種5台をその場で見比べることができました。なかなかこんな状況は無く、細かく特徴などを比較でき、とても貴重な機会でした。

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SOLARMAX Ⅱでは私が持っていたASI178MCで電視もやってみたのですが、SharpCap上で拡大できたり、画像処理もある程度できるので、プロミネンスなどかなりの迫力ある太陽が楽しめます。多人数で見える利点もそのままです。その代わりに欠点も露呈しました。昼間は明るすぎて、モニターの画面が見にくのです。モニターを暗く覆っても、周りが明るすぎて自分の姿とかがモニターに映ってしまいます。モニターがグレアタイプだったのですが、ノングレアの方がまだマシそうです。

またCORONADO PST CaKではこれも電視でカルシウム線を見ることもできました。画像処理をすることで結構見ることができますが、少し試しただけなので、まだまだ調整の余地はありそうです。。ただ、PSTの持ち主の方も言っていましたが、やはりカルシウムの青よりはHαの赤の方が電視では見応えがあるかもとのことです。

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モニターに映る太陽。プロミネンスもはっきり見ることができました。


抽選会では家族の中ではNatsuだけが当たって、メシエポスターをいただきました。ハズレの人がもらえるポップコーンもすごく美味しかったです。その後、100円豚汁を食べてから(Natsuは一人で2杯も食べました)電視の準備を始め、この日もKYOEIさんの大画面モニターに映させていただきました。

この日は最初から晴れていたので、本格的にFS-60CBをAdvanced VXに載せて、Sharpcapできちんと極軸も出して、自動導入の精度を上げることにしました。以外にもSharpcapで電子極軸が取れることを知らない方が多いみたいで、かなりの精度で出るのを、これも大型モニターでデモすることができました。

自動導入のおかげで次々と見たい天体を変えることができ、見に来てくれた人を飽きさせることなく、ライブビューの様子を見せることができたと思います。月明かりが明るい中、M57とM27、二重星団などを楽しみました。途中何人もの方が興味を示してくれて、いろいろお話しさせていただきました。柏から来た天文台併設の学習塾の先生、昼間SOLARMAXに繋いでくれた方、原村や胎内で知り合った方達など、初心者からベテランの方まで何十人もの人たちがかなりじっくり見ていってくれたと思います。やはり、その場で星雲に色がついているということは相当インパクトがあったようです。しかもほとんどの方が、わずか口径60mmでこんなに見えるんだと驚いてくれました。中にはASI224MCを使っていること聞いて、その場でカメラを買っていく方もいたほどです。実際にSharpcapでスタックしているところや、画像の調整しているところまで含めて、大画面モニターに映し出していたのも臨場感があったようです。

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電視でのNGC6888:三日月星雲

途中、HBさんの提案でNGC6888、三日月星雲を入れてみようということになったのですが、満月後2日目の大きな月もあるのと、淡い天体なのであまり期待していなかったのですが、露出時間を3.6秒と少し長めにとるとなんとか見える程度までにはなるではないですか!これには相当ベテランの方達も驚かれていたようでした。もちろん電視の画像は写真撮影には負けるのですが、今鏡筒が向いている先の淡い三日月星雲をわずか60mmでここまで見ることができるのはすごい!というような感想が多かったです。

その中で、これもHBさんのアイデアなのですが、Sharpcapの赤色の設定をオートにすることでホワイトバランスをとることにより、三日月星雲の画像がはるかにマシな画像になりました。これは私は思いつかなくて、短時間で欠点を見抜くHBさんの画像処理の知識はやはりプロレベルです。

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電視でのM33

その後M33も入れましたが、これもなんとか渦巻銀河の腕の構造も見え、これも驚かれた方が多かったようです。


オークションは電視の方が忙しくてあまり真面目に参加しなかったのですが、子供がいくつか欲しいものがあり、バッグなどあまり天文と関係ないものを手に入れました。目玉は、最後の最後に寄付で古い望遠鏡セットが出たのですが、欲しい人10人くらいがじゃんけんをして勝った人がもらうことになりました。じゃんけんはなんと一発目でうちのNatsuとSukeだけが残り、親として申し訳なくなってしまいました。結局Sukeが勝って望遠鏡を頂いたのですが、後から元の持ち主の方に子供と一緒にきちんとお礼を言って、さらにアイピースなども頂いてしまいました。先輩のHBさんが色々Sukeに古い時代の望遠鏡の使い方を教えてくれて、しかも思ったよりものすごくよく見える鏡筒で、Sukeがすごく喜んでいました。三脚と経緯台が少し弱いので、補強して大事に使おうと思います。最初どこのメーカーのものかわからなかったのですが、この間大量の雑誌をくれたIさんがKENKOじゃないかと教えてくれました。



今回のもう一つの目玉は、Natsuがなんとゲスト歌手のオオザカレンヂKeisukeさんにギターの演奏を聞いてもらえたことです。去年のスターライトフェスティバルで生まれて初めて歌手のコンサートというものを体験して、その歌っている本人に直接会えて話すことができてとても喜んでいたのですが、その影響かどうかわかりませんが、今年の5月くらいからギターを始めました。胎内の星まつりでオオザカレンヂKeisukeさんとは会う機会があったのですが、その頃はまだまだ演奏を聞いてもらうまでに至りませんでした。今回もまた会えるので、ギターを持っていって、「もし聞いてもらえたらいいなあ」とか言っていたのが、なんと本当に実現してしました。もちろんまだまだ始めたばかりで大した腕ではないのですが、それでも褒めていただいて、しかもリズムとかのアドバイスももらっていて、Natsuは相当舞い上がっていたみたいです。さらにその場にいた方から鹿の骨で作ったというピックを頂き、さらにはオオザカレンヂKeisukeさんから虹色のピックも頂いたとかで、普通では絶対ありえないくらい良くして頂きました。冗談かとは思いますが来年一緒の舞台に立てたらいいねとか声をかけてもらって、娘はますますギターにのめり込みそうです。

結局、そのあとも0時頃まで会場で一人で練習がてら演奏していて、RASAのIさんが演奏に合わせて踊ってくれていました。

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Natsuの演奏に合わせて踊るIさん


この日は結局午前2時頃まで起きていて、次の日は朝7時頃から撤収。手に入れた機材とテントとタープをしまうのが大変で、結局閉会式と記念撮影を逃してしまいました。撤収の途中、双眼鏡の見比べ会が始まってしまい、Canonの手ぶれ補正とLEICA、スワロフスキーと、高性能のものを見ることができました。息子のSukeがスワロフスキーを見て一言、「これすごいよく見える!」、次にLEICAをみて「さっきの方がいい」と生意気なことを。私はどっちがいいか判断できませんでした。持ち主のFさんがスワロフスキーが一番いいとのことなので、案外Sukeは見る目を持っているのかもしれません。

と、そこになぜかWideBino28のマスクが出て来て、

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手がフリーになって便利なのですが、どう見ても怪しい人です。

片付けもなんとか終わり、来年また会いましょうと、みなさんと約束して10時頃に会場を後にしました。とても楽しかったスターライトフェスティバル、今回もたくさんの方と知り合いになりました。子供二人もものすごく楽しかったみたいで、また来年も絶対行くと、帰りの車の中で早々と宣言してました。

私の知らないところで子供が食べ物をもらったりなど、ご迷惑をおかけしていたようです。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。


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帰りはサービスエリアで食べたブリカツ丼が絶品でした。食べてしまっていますが、4つも大きなぶりのフライがのっていました。


この次の記事は恒例の戦利品コーナーです。 

福島県田村市の星の村スターライトフェスティバルに参加してきました。これまで色々試してきた電視観望のデモをしたのですが、満月の直後という厳しい環境の中、電視の底力を示したような感じで、ある意味集大成のような感じになりました。興味を示してくれた方がたくさんいたので、観望会でこの方式が広まってくれると嬉しいです。

今回のメンバーは私Samと中一の娘Natsu、小5の息子Sukeの3人です。2017年10月7日朝3時半頃起きて、最終荷物積み込みを終えて、4時半頃に出発しました。妻は日曜日に用事があるためお留守番ですが、用事がなくても来なかったと思います。星が好きでないと多分面白くないですよね。

移動は昨年一度行っているので特に困ることもなく、一度磐梯山のサービスエリアで休憩しただけで、特に問題はありません。インターを降りてからコンビニに寄って昼の弁当を買っていきました。会場まで10kmくらいのところですが、ここにはコンビニだけでなくスーパーやホームセンターなどもあり、ここら辺では一番大きなショッピンエリアとのことです。会場は余り食べるものは売っていないので、ここら辺で買い出しすることになると思います。


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結局朝10時前くらいには会場に着きました。この頃は小雨が降っていてほとんどまだ人はいませんでした。ブースの方はまだどこも空いていませんでしたが、あぶくま洞の駐車場の方ではミニSLや移動動物園がすでに始まっていて、子供が来ても楽しめるようになっていました。今年は初のあぶくま洞と星の村天文台のコラボ企画ということで、かなり豪華なブログラムになっていて、2日目にはトトロやラピュタで有名な井上あずみさんのコンサートなどもあります。

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ミニSL。なんと本物そっくりで、石炭を燃やし水蒸気で動きます。

昼12時頃になると少しずつ店も開いてきて、掘り出し物探しが始まります。去年はチャリティーオークションなどもあり、結構高価なものも手を出したのですが、今年はどちらかというと安いものばかりを数多く手に入れました。次の記事の戦利品で紹介します。

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開会式の様子。

午後くらいになると雨も上がって来て、駐車場の車の横にテントとタープを張って設営に入りました。その後、午後3時から開会式が始まり、その後太極拳の演舞など、いろいろイベントも行われています。午後はブースを回りながら、知り合いに会うと話し込むということを繰り返していました。その中で面白かったのがシーフシュピグラー式と言う珍しい望遠鏡。世界で唯一スイスのメーカーが作っているそうです。収差が相当少ないとのこと。こういった面白い機器に出会えるのもスターライトフェスティバルのいいところです。

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シーフシュピグラー鏡筒。


夕方の楽しみの一つが、名物の豚汁。一杯100円で、たっぷり具が入って美味しいです。

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午後6時からは国立天文台の渡辺潤一氏の講演もありました。トラックを改造したステージで色々講演やコンサートなどがあります。

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初日の天気はあまり良くなかったのですが、途中から一部では星も見え始め、一瞬ですがかなり晴れ渡り天の川も見えたので、電視の準備を始めました。でも準備の途中でまたかなり曇ってしまったので、その日は結局Celestron Nexterの架台とiOptronで月くらい見えればいいかと簡単な方のセットアップにしました。雲はずっとあったのですが月は時折姿を見せ、ASI178MCを使った電視でも十分見ることができました。雲が多いと光量の変化が相当激しいため、付きっきりでゲインを調整してやる必要があります。今回途中から露出時間をSharpCap上でオートにして試してみたのですが、このオート機能がかなり頑張ってくれて、余り付きっきりで面倒を見る必要がなくなりました。電視の様子をKYOEIさんの大型モニターで映させてもらいましたが、やはり大型モニターでみると迫力があります。かなりの注目を浴びていたようでした。

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手前が実際に月に向いている鏡筒です。手前にCMOSカメラが見えます。
奥に見える大型モニターに映しています。


一時は夏の大三角方向が晴れた時もあり、M57やM27も電視することができました。ただ、やはりNexterの架台の簡易アラインメント(課題の水平を出したのちの太陽系アラインメントで月だけ、のちにベガでさらにアラインメント星を追加)なのと、架台がどうしても頑丈でないため、月での追尾くらいは問題ないのですが、星雲を一発で入れるのはちょっと難しくて、少し探さなければならないのでどうしても時間がかかってしまいました。それでも口径80mmの格安のアクロマート鏡筒ではっきり星雲が色付きで見えるのは相当インパクトがあったようです。ただ、それ以上は月が明るかったのと、導入制度のせいで北アメリカ星雲やアンドロメダ銀河などはイマイチな見え方で、この日は諦めました。

この日、もう一つ面白かったのが、このブログでも登場するSWAT使いのIさんがRASAで電視をデモしたことです。車の免許を持っていないIさんは電車移動のためにコンパクトな機材を使って来たとのことなのですが、今回C14クラスの大きさのRASAをなんと電車で運んで来たとのことです。しかも移動当日まで自作のハーモニクスドライブの赤道儀を組み立てるなど、かなりとんでもないです。この星まつり以前から話題にはなっていたのですが、実際のものを見てみると、さらにSONY α7sを2台つけていて、そのうち一台をファインダーに使っているではありませんか。本人曰く「世界一贅沢なファインダー」だそうです。動機は光害の中でも明るい光学系で反応の早いリアルタイム電視を楽しむとのことですが、さすがに星雲もよく見えていました。ちなみに来年はドブソニアンだそうです。

夜はテントで宿泊です。子供達もキャンプ気分で楽しんでいるみたいです。でもこの日は朝が早かったせいか、下のSukeが午後7時頃に、上のNatsuも午後9時頃には限界で眠ってしまいました。


2日目に続きます。


娘のNatsuです。今回の飛騨コスモス天文台の観望会は9月29日の、珍しく金曜日にありました。この日はパパが出張でいなかったので、弟のSukeと一緒に、ママに連れていってもらいました。中学で合唱コンクールの練習があったのですが、観望会の方が大事なのでサボってしまいました。

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夕食を流葉温泉のMプラザですませてから、19時くらいに現地に到着しました。着いたら私たちが一番で、まだ誰もいませんでした。代表のYさんはちょうど案内の看板を立てていました。

しばらくしたら何人か来て、子供はこの間原村の星まつりに一緒に行ったS君と、S君の妹のYちゃん、私と弟のSukeの4人でした。ママは寒いと言って、私たちを置いてすぐに温泉に行ってしまいました。なんでママは星を見ないのか不思議でたまりません。

最初晴れていて月も結構明るかったのですが、それでも天の川が見えました。一部にすごくはっきり見える天の川があるなあと思っていたら、ちょうどうっすらかかっている雲で、それがまるで天の川に見えるのが面白かったです。途中雲がかかったりしましたが、さそり座が見えたり、持っていったSCOPETECH望遠鏡で月や土星を見たりできちんと天体観測もしていました。S君も望遠鏡を出していました。いつも見ている星座用の双眼鏡があると良かったです。

すごく寒くて、ご馳走になったスープが温かくてとても美味しかったです。弟のSukeはなぜか半袖半ズボンで、風邪をひいてしまいました。パパが直したドームの天井も無事に開きました。でも後半は子供組は将棋とか輪ゴムで遊んでいて、あまり星に夢中にはなれませんでした。Yさんの話してくれた幽霊の話がすごく怖かったです。

S君が「マンガで読む星座物語」という本を貸してくれました。星座の話だけでなく、観測の話や、結構くだらない話もあるので、面白いです。パパもこの本は知らなかったそうです。

21時頃にママが温泉から帰って来て、しばらくYさんと話していました。個人でこの天体ドームを持っている経緯を聞いていたそうです。

帰ってからSukeが幽霊が怖くて一人で眠れないと言って、私の布団に入って来ました。追い出したら、ママの布団に入ってきたそうで、朝起きたらママが全然寝れなかったと文句を言っていました。

 

やっと秋らしくなってきて天気がいいので、もう先週になりますが、2017/9/24に撮影を敢行しました。

この日は外でバーベキューをしていて、実は途中結構雲があったので、次の日が仕事なこともあり、雲の間に電視でも気楽に思っていたのですが、どんどん雲がなくなってきてあわてて21時頃から準備を始めました。ターゲットもあまり決めていなかったのですが、ギャラリーに飾りたいこともあり、もう少し星雲の種類を増やしたくて、これまで撮ったことのない白鳥座の三日月星雲に決めました。


今回の反省です。
  • ガイド用のカメラを普段使っているASI224MCからピクセルサイズが小さいASI178MCに変えてみました。224MCの方を電視に使いたかったのもあるのですが、もちろん精度が良くなると思ってピクセルサイズが小さい方にしてみたのです。ですが、やはりパラメーターの合わせこみが十分でなく、おそらく感度不足によるターゲット星の位置精度が悪いこと、フィードバックゲインの調整が不十分で、ややオーバーダンピング気味になっていたことなどで、結局精度は悪化しました。次の極軸も原因ですが、丁寧な合わせこみが必須と実感しました。
  • ガイドがあるからいいやと思って、極軸は極軸望遠鏡のみで結構適当に撮ったのですが、これが原因で赤経の一方向のみにずっと星が移動し続けていて、ピリオディックモーションと相まって、ちょうど同位相で動くときにすごく動き、ガイドが追いつけなくて星像が流れるということが起きました。逆位相の時はうまく打ち消しあってまともな星像になります。結局半分くらいが流れて使えなかったので、極軸はやはりきちんと取るべきだと反省しました。普段Sharpcapで1分くらいまで合わせ込むのが結構重要だったようです。
  • 時間がなかったので、構図が少し甘かったです。三日月星雲が少し左に寄ってしまいました。

いかに準備を手際よく済ませて、かつ精度を出すというのが今後の課題になってくる気がしました。この観点から考えて、今回良かった点は、
  • FS-60Qに変更してEOS 60Dを取り付けてピントを合わせてから、一度も外していないためピントが固定されていていちいち合わせ直す必要がないことです。これは時間短縮に大きく繋がるので、カメラを装着したまましまえて、なおかつ車のトランクにもコンパクトに入るケースが欲しくなってきました。
  • 撮影中に眠っておいて、目が覚めた際にその都度切り替えたので、ダークやフラットもフルで撮ることができ、かつ十分な睡眠時間が確保できました。フラットは今回も
  • 自宅の庭の場合、FS-60QだとISO3200で120秒でヒストグラムのピークがほぼ半分くらいまできます。ここを標準にするとダークフレームや上手く行くとフラットフレームも溜め込んで使い回すことができるかもしれません。自宅撮影の場合は撮影場所もマーカーを置いて固定してしまう方がいいのかもしれません。

実際に画像処理をしてみると、2分間露光をわずか19枚しか使うことができず、細部も出ずにノイジーと厳しい結果となりました。ほとんど価値なしです。一応反省の意味を込めて載せておきます。

「NGC6888 三日月星雲」

NGC6888_120s_3200iso_+23c_20170924-22h11m_x20_di_ps_a

富山県富山市, 2017年9月24日22時14分
FS-60Q + Advanced VX赤道儀
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出2分x20枚 総露出40分, dark, flat処理
f50mm+ASI224MC +PHD2による自動ガイド
Steller Image 8、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


やはりこのような淡い天体は、自宅のような光害の酷いところでは難しいようです。少なくとももっと時間をかける必要がありそうです。この日のいろいろな反省点もあり、次の日はもう少し撮影に時間をかけることができました。これは次の記事に書きます。

バーベキューの時の写真と、電視でのM27の画像をそのまま撮影したものも載せておきます。

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昨晩は自宅での観望会でした。参加者は天文台まつりで知り合ったMさん一家4人(3兄弟)とSさん一家5人(4姉妹)の2家族と、うちが4人(2姉弟)の計3家族、13人。コストコで大量の食料を買い込んできてもらって、夕方からみんな集まって、外にタープを張ってのまるでキャンプ状態での観望会です。

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今回の機材群は、星座用に
  1. 笠井トレーディングのWideBino28
  2. 原村星まつりで手に入れたスコープテックの星座望遠鏡
  3. 同じく原村星まつりで手に入れたミザールテックの4倍の双眼鏡
  4. 胎内星まつりで手に入れた7倍のKenkoの双眼鏡。
月や惑星、星見用に、
  1. 電視で口径80mm、焦点距離400mmのiOptron、月が明るいですが星雲星団をみて見ます。
  2. 下の子Sukeがいつも使っている口径60mm、焦点距離800mmのScopetech。
  3. 小学生の組み立て用に、これも胎内で格安で手に入れた、箱に入って組み立て前の状態のKenkoのおもちゃクラスの口径50mmのSW-0。
  4. 今回持って行ってもらうために試しに見てもらう、以前頂いたVixenの口径60mm、焦点距離400mm。
  5. 今回巣立って行ったPolaris 80L
  6. さらに前回Sさん姉妹に譲ったMini PORTA
  7. Mさんのところが持ってきたホームセンターで買ったという口径50?mmのおもちゃクラス。
と、鏡筒だけで7つ、双眼鏡も入れたら11種の、数だけ見たらすごい豪華な観望会です。これだけあると、特に簡単なものも多いので、小さな子でも気軽に機材に触ることができます。

夕方4時半くらいでしょうか、2家族が到着し、早速昼間に見える月の観察です。子供達はすぐに望遠鏡に飛びつきます。月を見ながら、今日譲る予定の望遠鏡を見てもらいました。

ちょっと話は飛びますが、一つの候補のVixenの400mmの小さい方は実は光軸がずれているみたいで、譲ってくれたIさんと相談したのですが、以前対物レンズを清掃で開けたことがあるので、事前に再度バラして調整してみました。対物レンズは3分割構造で、少しわかりにくかったのですが、Iさんのアドバイスで無事に外すことができました。内部はネジなどの調整機構がないのであまり大したことはできなかったのですが、レンズを反転したり、いろいろずらしたりして、少なくともレンズの向きはあっていること、回転の位置もしくは微妙なずれ(多分角度)によって星像の真円具合がかなり変わることがわかりました。これは結構いい経験でした。そこそこ合わせると、少なくとも青ハロっぽいのや赤と緑の収差もかなり改善されました。恒星も土星もかなりマシになりました。それでもやはり400mmという単焦点の限界はあるようで、土星の強拡大はかなり厳しかったです。

実際に使用する予定のK君に見てもらって、結局Polaris 80Lでいいとうことになりました。これは実は娘のNatsuの愛機で、自由研究で赤道儀をモーター化したもので、Natsuに惜しくはないのか聞いてみたとこと、「せっかく譲るのなら、惑星がきちんと見えた方が絶対嬉しいはず。私はパパがこんなんだから(パパの声: えっ?)、そのうちまた見える望遠鏡を手に入れるチャンスがあるからいい。」とのことでした。実はPolarisにはもう一つ心配事があって、以前胎内の星まつりで、モータとドライバーを自作している外山電子さんに「Polaris用に一式送りますよ」と言われて、偶然にもNatsuの誕生日にちょうど届いて娘はすごく喜んでいたのですが、それをまだ付ける前に渡してしまうことになって、外山電子さんに申し訳ないと思ったことです。このモーターとドライバーはVixenなら昔のものから現行機種にも使えますし、しかも速度も変えることができる優れものなので、いずれ近いうちに必ず別の赤道儀に搭載したいと思っています。

Polaris 80Lに決まると、K君は喜んでいる様で、少し使い方を説明して、あとは自分でどんどん触ってもらいました。Polaris 80Lは赤道儀にも経緯台にもなるので、最初は経緯台で試してもらいました。1200mmの長焦点ということもあり、導入に手こずっている様でしたが、すぐに慣れてくれるでしょう。もっと慣れてきたら赤道儀モードに戻すのもいいと思います。

昼間の月の観察に満足してくるとお腹がすいてきます。食事の用意もコストコで買ってきたものを広げるのが大半なので、それほど手間ではありません。Sさん一家のお母さんと、Mさん一家のお母さんとうちの奥さんの3人でほとんどやってくれたので、助かりました。メニューはピザ2枚に、寿司2桶、チキン2羽、サラダ2パック、あとはうちで作った豚汁とアップルクランブルパイで、超豪華です。

結局5時半頃から食べ始め、天文好きな家族のためか天文談義にも花が咲き、子供達も大騒ぎの夕食でした。だんだん暗くなってきて月が明るくなり始めると、食べ終えた子から月の観測です。

上限すぎの月でちょうど南中している頃で、とても綺麗に見えます。小さい子も空いている望遠鏡や双眼鏡で好き勝手に導入しています。中学生以上の子が4人いるので、お兄ちゃんお姉ちゃんに教わりながら見ている子もいました。月と同時に、まだ土星が見頃です。月では感じなかった望遠鏡の性能の差が土星ではかなりでてきます。Mini PORTA、Scopetech、そして今日の主役のPolaris 80Lクラスだと、土星も十分に楽しむことができます。カッシーニの間隙が何とか見えるか見えないかくらいでした。

定番の星座教室も開きました。普通と違うところは少人数制で、WideBino28スコープテックの星座望遠鏡ミザールテックの4倍の双眼鏡を使って、街中でも星座の形をはっきり追えるところです。北斗七星に始まって、カシオペア座、白鳥座、こと座、わし座を実際に形で見てもらいます。最後はおおぐまではなく「こぐま」座の逆ひしゃくの7つの星を追いましたが、ひしゃくの先から3つ目の暗い星がなかなか見えなくて手こずっているようでした。

夜も更けてくると、みんな思い思いの楽しみ方をしています。お母さんたちは子育て談義です。子供達はゴザの上に寝っ転がって星を見たり、怖い話で盛り上がったり、オセロをしたりしています。ちょうど昨日買ってきた新刊の「メシエ天体&NGC天体」を灯りのもとで読んでいる子もいます。たまに望遠鏡の方で「面白いのが見えるよー」とかいうとワーッと集まってきます。

せっかく集まったので、星雲や星団を見せてあげたくて、電視のセットアップもしました。まだ時間が早かったので月明かりがあるのですが、輝度の高いものなら十分に見ることができます。M57の惑星状星雲に始まって、M27の亜鈴状星雲、球状星団のM13、M31アンドロメダ銀河と、電視でも定番の星雲星団を見て回りました。特に、今回望遠鏡を引き取った中2のK君は大喜びで、導入の間もずっと付き合って一緒にあーだこーだ言いながら楽しむことができました。他の子達も星雲をその場で見たことがない子がほとんどで、色付きの星雲に「オー」と声を上げていました。

午後10時頃の帰る間際になると、M45「すばる」が上り始めました。すばるは双眼鏡が一番綺麗に見えます。すばるも名前は知っているけれどもきちんと見たことがない子も多かったのと、肉眼でも十分に見えるので、導入が自分でできて楽しかったみたいです。

途中うちの妻が風邪気味でダウン、下のSukeが寝袋で熟睡、小学生組が眠くなってきた夜10時頃が限界でした。月が沈む午前1時以降がオリオンも上がってきてかなり見ごたえがあるのですが、今度は夜中に特化して大きい子だけで集まるのもいいのかもしれません。最後はみんなであと片付けして解散となりました。

望遠鏡を譲ったK君と、今度は撮影レベルの本格的な機材を出して一緒に見ようと約束しました。


 

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