ほしぞloveログ

天体観測始めました。

2017年09月

今年はあまりに天気が悪く、天気がいいときに限って月が明るいので、先月の月の時期にとうとうあきらめて月の撮影をはじめました。思ったより面白くて、途中拡大撮影にも挑戦したのですが、困ったことが起きました。その時撮れたクレーターの名前を調べるのに、エライ苦労をしたのです。

そんな話をFacebookでしていたら、以前ドームを見せてもらった小松のOさんが普段使いで勉強している本ということで紹介してくれたのが地人書館のA. ルークル 著 / 山田 卓 訳「月面ウォッチング」です。

この本は大判の科学書の類に入る本で値段も定価6000円とそこそこします。私は古本で旧版の方を手に入れたのですが、それでも定価ほどではないにしろ結構な値段でした。新版の方ももう絶版のようで中古のみあって、こちらはもう少し高かったです。 
  • 中身は最初の15ページほどに、月の特徴を簡潔に必要十分に書いてあり、ページ数も少ないので、すぐに読むことができます。 
  • 次の10ピージほどを使って、全体の写真と、地形の大まかな特徴などを書いています。
  • そのあとの160ページほどがこの本のメインで、月を76に分割して、240万分の一の詳細な手書きの絵で地形が描かれていて、分かり得るクレーターなどの地形に名前が書いてあって、その名前の由来が書いてあります。
  • 名前にはカタカナもふってあるので、日本語で表記するときの基準になるでしょう。
  • 一枚一枚の絵に縮尺が載っているので実感としてクレーターの大きさが分かります。
  • 160ページのうちの最後の10ページは秤動(ひょうどう)で見え隠れする部分を描いています。月はいつも同じ面を向けていると思いがちですが、多少左右に動いていて、その動きを秤動といいます。地球からはトータルで月面の59%の面が見えていて、41%が常に見えている面、18%が秤動で見え隠れする部分ということです。
  • 最後の「月50景」という写真ページや、観測のしかたなどの解説もあり、ここも簡潔で読みやすいです。
  • この本には命名方の解説も少し書いてあります。大元は1645年のラングレヌスの月面図だそうですが、現在の命名方の基礎は1651年のリッチョーリの月面図だそうです。クレーターについては功績のあった学者の名前をつけるという方法で統一し、月面の北から南に向かって歴史的な順序で配置されているそうです。実際に命名は長く複雑な歴史を繰り返しているので、簡単ではないようですが、この本(旧版)の発行された1996年で6233のクレーターに命名され、そのうち807が名前を持っているそうです。残りの5426は近くのクレーターの名前に文字をつけることで表現しているそうです。
  • 定価は旧版6000円、新刊4800円で新刊の方が値下げしたようです。原書は1989年初版で、翻訳に際し1992年を英語版を元に、日本語版を出した際に一部改訂をしているとのことでした。日本語版の旧版の方は1997年8月5日初版発行で、1996年の命名まで入っているようですが、新刊の方はもう少し新しいデータまで入っているのだと思います。
  • 訳者の山田卓氏は名古屋市科学館に勤務されていた方で、2004年に亡くなられているようです。サンフランシスコの書店で初めて原著を手にとったときの話、原作者とのやりとりのことなども書かれて、読んでいて訳者の思いが伝わってきます。謝辞の中にはこの間お会いした名古屋市科学館の職員さんの名前もありました。


せっかくなので、試しに以前撮影したアペニン山脈周りで、本を見ながら名前を振ってみました。この写真だけでも図5、6、11、12、13、14、20、21、22、23、24、25、31、32、33、34、35と見なくてはならず結構大変でしたが、時間を忘れてのめりこんでしまいました。

2017-08-31-1213_7-RGB-Moon_lapl5_ap6619_w_sharp_named



この写真の中だけでも教科書に出てくるような科学者の名前が目白押しです。図と、撮った写真とを比較してみるとかなり面白いです。かなり小さなクレーターまで名前がついていて、他にも何か大きなクレータの名前+アルファベットで表しているクレーターもあるのですが、それらは今回省きました。クレーターが黄色、山や谷がオレンジ、平地が緑です。
  • 例えばコーカサス山脈の上の方のカリッポスの下にカリッポス谷というのが絵には載っているのですが、写真では判別できませんでした。
  • また、アリスティルスの右側にテアエテトス谷というのがあるはずなのですが、こちらも写真では判別できません。
  • 左上のヒガツィー尾根の上にあるはずのシュティレ尾根、右にあるはずのグレボーボー尾根は暗すぎて見えていません。
  • 腐敗の海の上の部分にスパーという溶岩に満たされた直径13Kmのクレーターの跡があるはずなのですが、やはり明確には確認できません。(追記: なんとか場所が特定できました。かなり薄いですが一応名前を書いておきました。)
  • アルキメデス谷も一応書いておきましたがはっきりしません。一方すぐ下の横に走っているブラッドリー谷は綺麗に見えます。
  • 左上のティモカリスの下の、直径7.4kmのハインリヒと7.5kmマクミランはなんとか見えますが、その間にあるはずの2kmのプーピンは見えません。
  • 信頼の入江の奥にあるコノン谷も全く見えません。
  • 右上ビュルグ横のビュルグ谷、その下のダニエル谷も見えません。
  • 真ん中少し右にある小さなガスト尾根とホーンスビーの間にクリシュナという直径2.8kmのクレータがあるはずなのですが、全く分かりません。そこに続くオーエン尾根も不明です。
  • 一番下のマーチスンは周囲が崩壊してはっきりしない直径58kmのクレーターとのことですが、結構見えます。
こうやってみると、谷は写真には写りにくく、クレーターは5kmより小さくなるとほとんど写っていなことがわかります。見えていないものはもう少し拡大撮影を試みて、いつかリベンジしたいです。結構月は面白いです。



月の名前はWeb場でも詳しく記しているページがあります。このページの名前もほとんどこの本の日本語表記と一致します。このページは新たに追加されたクレーターや除外されたものも更新しているので、合わせて参考にするといいのでしょう。

 

台風一過の2017/9/18、透明度に期待して撮影を始めました。次の日仕事なので、遠出はせずに自宅での撮影です。途中までは良かったのですが、結局雲が出て来てあえなく断念。撮影時間は2分x12枚のわずか24分。そのため頑張って処理をしてもさすがにこれくらいが限界です。


「網状星雲」

VELI_120s_3200iso_+25c_20170918203232_x12_digi_ps_level_photo

富山県富山市, 2017年9月18日20時34分
FS-60Q + Advanced VX赤道儀
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出2分x12枚 総露出24分
f50mm+ASI224MC +PHD2による自動ガイド
Steller Image 8、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


輝度の高いところは出ていますが、淡いところはほとんど出ていません。またノイジーなのも否めません。

先日の北アメリカ星雲はFS-60CBにフラットナーをつけてf=370mmの広角で撮ったのですが、どうしても周辺が流れてしまいました。そのため今回はFS-60Qに戻してf=600mmの多少狭い範囲で撮影しているのですが、やはり周辺は流れません。やはりFS-60Qにするためのエクステンダーの性能がいいのでしょう。実質3枚玉になるようなものです。この結果は「デジタル点写真のための天体望遠鏡ガイド」のスポットダイヤグラムで見比べたとおりなのかと思います。

でも網状星雲は全体像を見るためにも、もう少し広角で撮りたいというのもまた事実です。FacebookでHUQさんからモザイクを勧められました。もう少しいろんなものを撮ってからと思っていますが、少しモザイクにも手を出したくなってきました。

さすがに今回の写真は撮影時間が足りていないので、そのうちにリベンジしたいと思います。
 

先日撮った北アメリカ星雲が、なんと天文リフレクションズ今日の一枚に選ばれました!

pickupcut


日々の天文趣味を日記がてらブログに書き始めたのが元で、最近はFacebookやtwitterにも投稿したりしています。Facebookのグループの一つに天文リフレクションズのギャラリーという投稿先があったので、今回そこに投稿したのがきっかけです。

天文リフレクションズは天文ガイド、星ナビに次ぐ第3の天文メディアと呼び声も高く、このブログも紹介されていますし、私も普段から情報源として活用させていただいています。

雑誌とかへの投稿はまだしたことがないので、実質これが初めての何かへの採用ということになります。撮影時間も短く、まだまだ不満なところもあったのですが、それでも選ばれるということはとても嬉しいものです。 

しばらく節約していたのですが、最近また物を増やし始めています。

今回購入したものは、ずっと懸案事項だったGitzo GT3840Cのシステマティック化に必要な、D801.20という三脚のトップです。トップのエレベーターがどうしても弱いことがわかっていたので、これでSWATでの撮影もかなり揺れが少なくなるはずです。フラットプレートは以前三脚と一緒に買ったものをつけています。ちょっと心配でしたが、サイズもぴったりでした。取り付け部のデザインも秀逸です。締め付けるネジにつまみがついていて、道具なしでもプレートブを取り替えられるようになっています。

Gitzoのスペアページはすごくよく整備されていて、細かいオプションも海外からでも簡単に発注できます。日本円でいくらかもすぐに確定するので便利です。Paypalでの支払いでしたが、何の問題もなかったです。送付にFedexのオプションがあったので、2千円程度追加してこれを選びました。追跡ができることと、多分早く来るのでしょう。実際に発注してから3日後には手元に届いていました。素晴らしいスピードです。

IMG_2767


実際に付け替えて見た写真が上です。左側に残っているのが、これまで付いていたエレベーターになります。トップの付け替えで相当頑丈になった感じです。

SWATでの撮影をもう少し充実させようと思っています。当面の残っている課題は
  • 極軸調整の手軽な方法
  • 赤緯方向の2軸目の制御
でしょうか。 

ついに念願の自宅ギャラリーができました。といっても家の奥の方の、トイレの隣の寝室手前の廊下です。誰かお客さんが来たときに、トイレに行くついでに気づいてもらえると嬉しいです。

IMG_2765


最近富山市天文台で行われた県天の写真展のために提出していた4枚の写真と額がやっと返ってきました。この写真は天文台での写真展の後、富山市ガラス美術館、黒部市科学館イオンモール砺波店などでも展示されました。まだまだ満足のいくものからは程遠いので、恥ずかしいこともあるのですが、それでもこの趣味を続けていく上でとても大きな励みになりました。

昔買ったピクチャーレールを頑張って廊下の上の方に取り付けて、ピクチャーワイヤーで吊るしたので、結構というか、思った以上に様(さま)になっています。この4枚をとりあえず自宅ギャラリーに飾ってみたわけですが、こうやって飾ると写真の出来以上にかっこよく見えてしまいます。やっとできた自分のスペースですが、早速妻が自分のものも飾りたいと言い出しました。でもこの場所は死守するつもりです。
 
スペースは限られているので、写真は時々入れ替えて楽しみます。またキタムラに行って印刷してこようっと。 



「柳田でのペルセウス座流星群観察」

IMG_4380c

2016/8/12 23:09:38 石川県能登町柳田
EOS X7, 18mm, F3.5, ISO12800, 20秒固定撮影 RAW
Photoshopで加工



「初めての天の川」 
 
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2016/5/8, 01:49 富山県富山市楡原
EOS X7, 18mm, F3.5, ISO1600, 30秒固定撮影 x 4枚
DeepSkyStackerでスタック、DPP4、GIMP2.9で加工


「初めての天の川2」

IMG_0157


2016/5/8 02:19 富山県富山市楡原
EOS X7, 18mm, F3.5, ISO6400, 30秒固定撮影
一枚撮りをDPP4、GIMP2.9で加工



「夏の天の川 in 牛岳」

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2016/8/10 23:08 富山県富山市牛岳
EOS X7, 18mm, F3.5, ISO12800, 20秒固定撮影
3枚をDPP4、GIMP2.9で加工、合成




 「雪の立山にかかる天の川とこと座流星群」

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撮影地: 富山県立山室堂, 2017年4月24日2時52分
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出30秒、固定撮影
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用
Photoshop CC + Nik collectionで画像処理




「流れる星空」 

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撮影地: 富山県立山室堂, 2017年4月24日2時6分から4時13分
キヤノンEOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出30秒、固定撮影
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用
JPEG無加工217枚をSiriusCompで比較明合成




「大気光」

 

富山県立山室堂, 2017年4月24日2時6分から4時13分
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出30秒、固定撮影
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用
JPEG217枚を画像をPhotoshop+Nik collectionで加工後SiriusCompでタイムラプス化 



「M1:カニ星雲」
integration_average_DBE_CC_morph_cut2
  • 岐阜県飛騨市数河高原2019年11月23日
  • 飛騨コスモス天文台3000mm鏡筒+タカハシJP系赤道儀
  • ASI294MC、ゲイン470、露光時間60秒 x 106/121frames =106分

「M8:干潟星雲とM20:三裂星雲」
integration_DBE_PCC_stretched3
  • 富山県富山市下大久保 2019/6/25 22:02-23:21
  • FC-76 + QBP + 新フラットナー+ CGEM II + EOS 6D(HKIR改造)
  • f=624mm, F8.2, ISO3200, 露出180秒x10枚 + 露出300秒x6枚, 総露出60分



「M17:オメガ星雲」
IMG_0027_DPP
  • 富山県富山市牛岳 2016年6月10日23時48分,
  • BKP200 + Advanced VX
  • キヤノンEOS X5(新改造, ISO3200, RAW)
  • 2分間露光で何枚か撮り、一番流れていないものをGIMP2.9で修正。



「M27:亜鈴状星雲」
integration_DBE_DBE_PCC_st4_cut
  • 岐阜県飛騨市数河高原 2018/11/3 20:05-22:17
  • LX200-25 + CGEM II + ASI294MC
  • f=1600mm, F6.3, gain 370/570, 20sec x 140frames、総露出時間1時間8分、中心部をトリミング 




「M31:アンドロメダ銀河」
M31up
  • 岐阜県飛騨市・数河高原 2016年11月24日20時10分,
  • FS-60Q + Advanced VX
  • EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出5分x9枚 総露出45分
  • f50mm Cマウントレンズ + ASI224MC + PHD2による自動ガイド

「オリオン座全景: バーナードループ とエンゼルフィッシュ」
light_BINNING_1_integration_DBE_DBE3_PCC_stretch_s5_brighter_cut
  • カメラ: Canon EOS 6D HIKIR改造
  • レンズ: ASAHI PENTAX Super-Muti-Coated TAKUMAR/6x7 75mm f4.5
  • 撮影条件: ISO1600、露光時間90秒 x 99枚、総露光時間2時間28分30秒
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • 富山県富山市下大久保自宅、2019年11月9日午前2時43 - 5時14分

「オリオン座三つ星」
light_BINNING_1_integration_DBE_DBE_noise_PS3_cut

  • 鏡筒: タカハシ FS-60CB (口径60mm, 焦点距離355mm) + 0.72倍レデューサーで255mm + QBP
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • センサー: Canon EOS 6D(HKIR改造)、ISO800、露光時間5分x18枚 + HDR合成のためISO800、3秒 x 20枚を追加、計1時間31分
  • ガイド: ASI178MC + 50mm Cマウントレンズ、PHD2 + BackyardEOSでガイド+ディザー撮影
  • 富山県富山市下大久保自宅、2019年1月14日、22時31分から
  • 月齢: 8.5(上弦)


「M42 オリオン大星雲」
light_M42_PCC_maskstretched_ok_HDR_dark
  • 富山県富山市下大久保 2019/3/6 21:23-23:04
  • f=600mm, F10 + AZ-GTi(赤道儀モード)
  • EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, RAW)
  • 300sec x 11frames 総露出時間55分 + HDRのため3sec x 12





「馬頭星雲と燃える木」
HORSE_7c_20171128-00h09m_x34_kb_masked_PS_photo_ps
  • 富山県富山市, 2017年11月28日0時12分
  • FS-60Q + Advanced VX赤道儀
  • EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, RAW), 露出3分x34枚 総露出1時間42分
  • f50mm+ASI178MC +PHD2による自動ガイド
記事

「IC2118 魔女の横顔」
integration_DBE_DBE1_PCC_AS_SNP_mask_all2a_cut
  • 富山県富山市自宅, 2019年12月1日0時27分-4時13分
  • FS-60CB + FC/FSマルチフラットナー + CGEM II赤道儀
  • EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, RAW), 露出90秒x58枚 総露出1時間27分
  • f50mm+ASI178MC +PHD2による自動ガイド


「M45:プレアデス星団」
M45up
  • 岐阜県飛騨市・数河高原 2016年11月24日21時19分
  • FS-60Q + Advanced VX赤道儀
  • EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出5分x8枚 総露出40分
  • f50mm Cマウントレンズ+ASI224MC +PHD2による自動ガイド



「M57 :惑星状星雲」
integration_DBE_PS2
  • 富山県富山市下大久保2019年8月12日
  • VC-200L(焦点距離2000mm)+ CGEM II 
  • ASI178MC: Gain470, 10秒 x 6(Live stack) x 45枚 = 45分

「Markarian's chain」
MARKARIAN_edit2
  •  M84 (NGC 4374), M86 (NGC 4406), NGC 4477, NGC 4473, NGC 4461, NGC 4458, NGC 4438, NGC 4435
  • 富山県富山市, 2017年3月4日1時16分から23枚に2017年3月5日0時0分から14枚を追加
  • FS-60Q + Advanced VX赤道儀
  • EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出4分x37枚 総露出2時間28分
  • f200mmCanonレンズ+ASI224MC +PHD2による自動ガイド





「C49:バラ星雲」
masterLight_integration_DBE1_PCC_AS_all2 
  • 富山県富山市下大久保 2019年12月29日0時52分-44時17分
  • FC-76 (口径76mm, 焦点距離600mm) + FC/FSマルチフラットナー(x1.04) 、CGEMII
  • EOS 6D HKIRI改造 + QBP filter, 露光時間: 300秒 x 32枚 = 2時間40分
  • f50mm Cマウントレンズ+ASI178MC +PHD2による自動ガイド


「NGC292:小マゼラン星雲」
New5
  • オーストラリア、ハミルトン島 2017年5月11日4時1分(現地時間)
  • NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 + EOS 60D(新改造, ISO1600, RAW)
  • 露出10秒x44枚 総露出7分20秒



「NGC1499:カリフォルニア星雲」
NGC1499_CUT
  • 岐阜県飛騨市数河高原 2018/11/3 23:06 - 11/4 00:29
  • FS-60Q(f=600mm, F10) + AZ-GTi(赤道儀モード)
  • EOS 6D(HKIR改造, ISO6400, RAW), 60sec x 28frames、総露出時間28分
  • PixInsight , Photoshop CCで画像処理


「NGC2174:モンキー星雲」
light_BINNING_1_integration_DBE_PCC_AS_PS5
  • 鏡筒: タカハシ FS-60Q (口径60mm, 焦点距離600mm) + QBP filter
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • センサー: Canon EOS 6D(HKIR改造)、ISO3200、露光時間5分x25枚、計2時間5分
  • ガイド: ASI178MC + 50mm Cマウントレンズ、PHD2 + BackyardEOSでガイド+ディザー撮影
  • 富山県富山市下大久保自宅、2019年1月9日、21時半頃から

「NGC6992:網状星雲」
VELI_120s_3200iso_+25c_20170918203232_x12_digi_ps_level_photo
  • 富山県富山市, 2017年9月18日20時34分
  • FS-60Q + Advanced VX赤道儀
  • EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出2分x12枚 総露出24分
  • f50mm+ASI224MC +PHD2による自動ガイド



「北アメリカ星雲からサドル付近」
masterLight_integration_DBE_DBE_DBE_CC_STR_SNP2_cut
  • カメラ: Canon EOS 6D HIKIR改造
  • レンズ: ASAHI PENTAX Super TAKUMAR/6x7 105mm f/2.4 (アトムレンズ)
  • 撮影条件: ISO1600、露光時間90秒 x 36枚、総露光時間54分
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • 撮影場所: 岐阜県飛騨市数河高原
  • 撮影日時: 2019年11月23日21時19分 - 22時14分
  • 画像処理: PixInsiteとStarnet++、Photoshop CC



「NGC7000:北アメリカ星雲」
NORTH_60s_3200iso_+27c_20170913-20h36m_x55_digital_ps_HDR3
  • 富山県富山市, 2017年9月13日20時38分
  • FS-60CB+flattener + Advanced VX赤道儀
  • EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出1分x57枚+露出3秒x30枚 総露出58分30秒
  • f50mm+ASI224MC +PHD2による自動ガイド




「しし座の三つ子銀河」
light_BINNING_1_Maximum_No_normalization_DBE_PCC
  • M65、M66、NGC 3628
  • 富山県富山市, 2018年1月20日0時19分
  • FS-60Q + ASI294MC+ Advanced VX赤道儀
  • f50mm + ASI178MC +PHD2による自動ガイド, 露出3分x60枚 総露出3時間0分


「IC2117 かもめ星雲」
light_PCC_stretched_morfing_satiration_DBE_morph_ps2a
  • 鏡筒: タカハシ FS-60CB (口径60mm, 焦点距離355mm) + FC/FSマルチフラットナー1.04で焦点距離370mm + QBP filter
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • センサー: Canon EOS 6D(HKIR改造)、ISO800、露光時間5分x41枚 、計3時間25分
  • ガイド: ASI178MC + 50mm Cマウントレンズ、PHD2 + BackyardEOSでガイド+ディザー撮影
  • 富山県富山市下大久保自宅、2019年2月5日、19時22分から


「IC405 勾玉星雲とIC410」
light_BINNING_1_integration1_AS_DBE_cut
  • 鏡筒: タカハシ FS-60Q (口径60mm, 焦点距離600mm) + QBP filter
  • 赤道儀: Celestron CGEM II
  • センサー: Canon EOS 6D(HKIR改造)、ISO3200、露光時間3分x10枚、2分x11枚の計52分
  • ガイド: ASI178MC + 50mm Cマウントレンズ、PHD2 + BackyardEOSでガイド+ディザー撮影
  • 富山県富山市下大久保自宅、2018年12月24日、22時頃から

「アンタレス付近」
light_BINNING_1_integration_DBE_ABE_color_cut
  • 富山県富山市伏木, 2018年5月15日22時28分-5月16日1時52分
  • FS-60CB + flattner + CGEM II赤道儀
  • EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, RAW), 露出3分x60枚 総露出180分


「初めての月撮影」

IMG_0304

富山県富山市下大久保 2016/5/17 20:28 月齢10.3日
BKP200, EOS X7による直焦点撮影 ISO100, 1/400秒, JPEG無加工




「月齢13.7日」

IMG_0059


富山県富山市下大久保 2016/10/14 21:15 月齢13.7日
FS-60Q , EOS 60Dによる直焦点撮影 ISO400 1/800秒, JPEG無加工



「三日月」

PREVIEW_20170529-19h31m13s936ms

富山県富山市下大久保 2017/5/25 19:31:33 月齢3.3日
FS-60Q , EOS 60Dによる直焦点撮影 ISO100 1/10秒, JPEG無加工




「地球照」

MOON_LIGHT_Tv10s_100iso_+32c_20170529-19h35m10s790ms_cut

富山県富山市下大久保 2017/5/25 19:35:37 月齢3.3日
FS-60Q , EOS 60Dによる直焦点撮影 ISO100 10秒, RAW画像をPhotoshopで加工




「満月」

2017-06-09-1258_5-RGB-Moon_lapl3_ap2252_Drizzle15_w_view

富山県富山市 2017/6/9 21:58
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 2ms, 21fps, gain 110, 950/1000 frames




「夕方の月」

2017-08-30-0904_7-RGB-Moon_lapl5_ap7907_r_mod


富山県富山市 2017/8/30 18:05
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10.0ms, 28fps, gain 0, 200/1000 frames  



「月齢8.7日の月」

2017-08-30-0940_5-RGB-Moon_lapl5_ap920_Drizzle15_w2_ps


富山県富山市 2017/8/30 18:40
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10.0ms, 28fps, gain 50, 200/1000 frames 




「アペニン山脈」

2017-08-31-1213_7-RGB-Moon_lapl5_ap6619_w_sharp


富山県富山市 2017/8/31 21:14
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 12.5ms, 27fps, gain 150, 200/1000 frames 




「C8での初めての拡大撮影」

test_moon_20170831

富山県富山市 2017/8/31 21:41 
C8 + Celestron3倍バロー + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 25ms, 29fps, gain 300, 200/1000 frames




「月齢13.7日の月」

2017-09-04-1131_2-RGB-Moon_lapl6_ap1821_w_ps

富山県富山市 2017/9/4 20:31
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 4.0ms, 28fps, gain 50, 200/1000 frames




「湿りの海付近」
 
2017-09-04-1150_5-RGB-Moon_lapl5_ap6181_w_cut

富山県富山市 2017/9/4 20:50
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10.0ms, 27fps, gain 100, 200/1000 frames 



「ティコ」

2017-09-04-1152_0-RGB-Moon_lapl5_ap7347_w

富山県富山市 2017/9/4 20:51
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10ms, 30fps, gain 100, 200/1000 frames 



「シッカルド」

2017-09-04-1218_6-RGB-Moon_lapl4_ap6466_w_cut


富山県富山市 2017/9/4 21:19
C8 + Celestron3倍バロー + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 7.5ms, 27fps, gain 300, 200/1000 frames 




「コペルニクス、ケプラー、アリスタルコス」

2017-09-04-1229_9-RGB-Moon_lapl5_ap6609_w

富山県富山市 2017/9/4 21:30
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 5.0ms, 18fps, gain 150, 200/1000 frames 




「雨の海と氷の海」

2017-09-04-1235_4-RGB-Moon_lapl5_ap5446_w


富山県富山市 2017/9/4 21:35
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 5ms, 28fps, gain 150, 200/1000 frames 


「雲の中での皆既月食」

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富山の自宅での撮影。全て雲間の悪条件から苦労して炙り出した画像です。
上から右回りで、19時57分、20時55分、21時22分、
皆既に入って22時04分、22時35分、22時53分、
皆既から出て23時58分、0時07分です。 



先日天文ガイドを大量にいただいた方から、さらに昔の1976年から1980年の天文ガイド70冊を追加でいただきました。まだ創刊してから10年くらいの時代のものです。しかも専用バインダーに綴じられています。まだ前の280冊が読めていないのですが、先に一番古い1976年から読み込んでみることにしました。

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そもそも1970年代の天文雑誌は友人の家や店などで何冊かをちらっと見たことはあったのですが、じっくり読むのは初めてです。富田弘一郎氏、宮本正太郎氏など大先生クラスの方々が普通に記事を書いています。ダウエル、スリービーチ、パノップの御三家が全盛期で、もう広告を見るだけで大興奮です。

どれだけ探してもほとんど資料が出てこなかった、この間手にいれたVIxenのポラリス 80Lが普通に広告に載っていて値段まで書いてあります。口径80mm、焦点距離1200mmで、名前が1976年4月号はポラリス3で7万5千円、5月号はポラリス8Lとなっていて8万円(2017/9/21 追記: 6月号で8万2千円と訂正記事があり、その後8万2千円が続いているので、正しくは8万2千円のようです)。焦点距離と光景だけで判断したので、うちにあるのはもしかしたら勝手にポラリス80Lと思っているだけで、ポラリス3とか8Lというのが正しいのかもしれません。

カートンやEIKOWなんかはたまにヤフオクにも出るのでまだ調べたことはありますが、全然知らない望遠鏡もたくさんあります。日本精光研究所のUNITRON、キング商会のコル天体望遠鏡、ニコーギ研のニコルス、山本製作所のヤマモトなど、今ではほとんど名前を聞くことがありません。性能はどのくらいだったのか、いろいろ想像してしまいます。 GOTOのMARK-Xはこの時代のデビューなのですね。写真が白黒なのでわからないのですが、このころからあの綺麗なブルーだったのでしょうか?

昨晩自宅で撮影(網状星雲を狙っていたのですが結局途中で曇ってきて諦めました)をしていたら近所のKさんがやってきて、大きな赤道儀として旭精光の物を現役で使っていると聞きました。旭精光の名を聞いたのは昨晩が初めてだったのですが、それも普通に広告に載っています。

ミザールは1976年には名器と言われるH-100やCX-150をもう広告に乗せているのですが、CX-150の定価18万円には驚かされます。タカハシのTS100mmの反射が定価8万5千円なので、CX-150がいかに口径が大きいとはいえ、かなりの値段だったという印象です。

雑誌の広告を見ていると、自分が小さいころコンピューター雑誌の広告を食い入るほど見ていたのを思い出しました。コンピューターを手にするのがどれだけ夢だったか。分野は違えど、あの頃の天文少年達も多分一台の望遠鏡にものすごい想いを馳せていたのでしょう。


お便りコーナーはまだ僅か2ページほどと少ないのですが、相変わらず年齢層がものすごく若いです。10代後半が中心、20代前半までがほとんどです。


面白い記事をピックアップしていきます。
  • 1976年4月号に「先生はアストロカップル」という天文クラブの紹介記事があります。なんと小学校の天文クラブです。最近は高校の天文クラブでさえも珍しいのですが、この当時は小学校にも普通に天文クラブがあった時代なのかもしれません。先生夫婦の自宅のコタツに小学生が集まっている写真が載っているのですが、見ていて微笑ましいです。「生徒が帰ったあとは二人だけの...」と続いていて一瞬天文雑誌らしからぬと思ったのですが、「二人だけの星の時間が始まります。」とのことで、やはり天文雑誌です。
  • 1976年7月号に本名「すぴか」という仙台の女子高生が取り上げられています。今だったら考えられませんが、なんと住所付きで。名前の通り星が大好きな女の子のようです。今でも星を見ているのでしょうか?当時としてはとても珍しい名前のはずなので、星を続けていればどなたか知っている方もいるのかと思います。
  • 1976年9月号に「切り抜くたのしい天体観察用具」という本広告がありました。子供の科学の別冊みたいですが、「北斗七星で時刻を知る<星時計>」「昼間に金星を見る<三角木>」「ベガ星で緯度を測る<観測台>」など、とても気になるふれこみの観察用具が20種もできる本だそうです。子どもの観測用具のヒントになりそうなのでぜひ見てみたいですが、さすがに40年以上経っているので現物はもう残っていないでしょう。
  • 1976年11月号に「星空への招待」という題で福島の天文イベントの紹介がありました。スラーライトフェスティバルの前身でしょうか。このころからこういったイベントは盛んに行われていたようで、当時の様子がよくわかります。写真に写っている人みんな若いですが、とても楽しそうです。

とりあえず1年分を読んで見ました。まだまだたくさん残っています。Iさん貴重な雑誌をどうもありがとうございました。大切に読まさせていただきます。

先週本当に久しぶりに月のない時に晴れていたので、撮影をしました。と言っても平日なので、自宅での撮影です。ターゲットは北アメリカ星雲。FS-60CB+flattenerで少し広角を狙いました。

19時頃から月が23時頃に出るまでの4時間が勝負だと思ったのですが、撮影を始めたのが20時半頃、22時半前には雲が出て来てしまい、結局約1時間分しか撮影できませんでした。

ひとつめのポイントは6月に参加したCANPでの講演での話を参考に、フラット画像をその場で鏡筒にコンビニ袋を被せて取るようにしてみました。以前フラットの検証をした際に、どうしても4隅で一致しない部分があり謎でした。CANPの講演の中に一緒の場所で撮るのが一番いいとあったので、そうか!周りの光源の影響があると、iPadとかのLED光ではズレは残ってしまう可能性があるにかと納得できたからです。実際の撮影では、雲が明るいせいか、フラット用なのになぜかすごく赤側に寄るのでうまく補正できるか心配だったのですが、フラット補正の後必ず行なっていたステライメージでのカブリと周辺減光の微調整をほとんどする必要がなかったので、うまくいったような気がします。また、フラットが一致すればするほどあぶり出しを攻めることができるはずで、下に示す仕上がり具合を見ても、撮影時間の割に結構色も出ているので、このその場でフラットを取るという方向が正しそうだということがわかります。

2つめのポイントは、今回画像処理に初めてSteller Image 8(SI8)を使いました。これもCANPでデモを見てそれほど悪くないと思ってバージョンアップしたのですが、今回やっとインストールして使ってみました。SI8では処理の自動化が売りなのですが、これだとやはりやれることが制限されてしまうようで、結局従来の詳細モードで処理しました。詳細モードでやっているぶんにはSI7とほとんど変わりはない印象です。彗星とかを処理するときは結構すごいらしいので、将来彗星に手を出した時の楽しみにしておきます。

他はこれまでの撮影方法、画像処理方法とほぼ同じで、HDRのために3秒の画像も撮っています。できあがった画像です。

「北アメリカ星雲」

NORTH_60s_3200iso_+27c_20170913-20h36m_x55_digital_ps_HDR3


富山県富山市, 2017年9月13日20時38分
FS-60CB+flattener + Advanced VX赤道儀
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出1分x57枚+露出3秒x30枚 総露出58分30秒
f50mm+ASI224MC +PHD2による自動ガイド
Steller Image 8、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


  • よく考えたらHα系の星雲はバラ星雲以来で、前は色を出すのに苦労したのを思い出しました。なので今回少し色を強調してみました。ちょっとどぎつくなり過ぎかもしれませんが、色が出るのが面白くて少し調子に乗ってしまいました。
  • 周辺が少し流れています。やはりFS-60Qのエクステンダー付きで撮ったものよりも、FS-60CB+flattenerの方がどうしもて光学設計上見劣りするのは、以前本で読んだ通りみたいです。
  • 所詮1時間分の短時間撮影なので、ノイズ分が消しきれていなくて、特に右半分の淡い赤色のところに粒状感が残ってしまっています。もう少し長い時間をかけて撮りたいといつも思うのですが、準備に時間がかかったりでなかなか難しいです。一枚に10時間以上撮っている方もいらっしゃるのですが、単純にすごいと思ってしまいます。
  • こもれ同様ですが、所詮富山の自宅の庭で、都会よりはマシとはいえ、ベストの場所からは程遠く、どちらかといえば光害地と言ってもいいくらいです。今回も60DのISO3200で1分間でヒストグラムのピークが半分くらいまで来てしまうくらいです。

いろいろ反省点はありますが、逆にいえば自宅という手軽な環境で、わずか1時間でこれだけ色が出たのは、元々の「星雲とかも撮ってみたい」というお気楽な希望から考えたら、ある意味満足です。


  

 

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